JP7135397B2 - インクジェットプリンター - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンターに関する。
従来、メインタンクを有する画像形成部と、原稿の画像を読み取る画像読取部と、メインタンクにインクを補充するための補充口が設けられた補充部と、を備えるインクジェットプリンターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-296508号公報
上記のインクジェットプリンターでは、メインタンクにインクを補充する際、補充口を露出させるために、画像読取部を回転移動させる必要がある。しかしながら、インクの補充を行う際、画像読取部(スキャナー部)等、プリンター上部の筐体カバー部を開けるという動作は、ユーザーにとって分かり難く、また、筐体カバー部は比較的大きいので開閉操作が面倒である等、使い勝手の点で改善の余地があった。
本願のインクジェットプリンターは、互いに直交する3軸をX軸、Y軸、Z軸とし、X軸を左右方向、Y軸を前後方向、Z軸を上下方向に沿わせ、前方向を+Y方向、後ろ方向を-Y方向、上方向を+Z方向、下方向を-Z方向としたとき、前記X軸に沿って移動し印刷を行うインク噴射ヘッドと、前記インク噴射ヘッドを含む印刷機構部と、前記印刷機構部の+Z方向側に位置する筐体カバー部と、前記インク噴射ヘッドに供給するインクを収容可能なインクタンクと、前記インクタンクが備え、前記インクタンク内に前記インクを導入するためのインク入口導管と、前記インク入口導管のインク入口開口を閉塞または開放するキャップを備え、第1回動軸を中心として、少なくとも、前記キャップの前記閉塞状態と前記開放状態との間で回動するキャップレバーと、前記閉塞状態にある前記キャップの+Z方向側をカバーするカバー状態と、非カバー状態との間で、第2回動軸を中心として回動するタンクカバーと、を備え、前記インク入口開口と前記第1回動軸と前記第2回動軸とは、前記筐体カバー部の+Y方向側の端の少なくとも一部より+Y方向側に位置することを特徴とする。
上記インクジェットプリンターは、前記キャップレバーの前記第1回動軸と前記タンクカバーの前記第2回動軸とは、前記インク入口開口より+Y方向側に位置し、前記タンクカバーと前記キャップレバーとは+Y方向側に回動して前記インク入口開口が開放されることが好ましい。
上記インクジェットプリンターは、前記キャップの前記開放状態は、前記キャップの前記閉塞状態から前記キャップレバーが90度以上回動した状態であることが好ましい。
上記インクジェットプリンターの前記タンクカバーは、前記キャップレバーの回動を前記開放状態で規制する規制部(リブや当接面)を備えることが好ましい。
上記インクジェットプリンターの前記タンクカバーは、前記カバー状態において、前記キャップを前記閉塞状態となるように押圧するリブを備えることが好ましい。
上記インクジェットプリンターの前記リブは、前記規制部を兼ねることが好ましい。
第1実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す斜視図。 第1実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す斜視図。 第1実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す斜視図。 第1実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す斜視図。 第1実施形態にかかるインク供給部の構成を示す平面図。 第1実施形態にかかるキャップレバーの構成を示す斜視図。 第1実施形態にかかるインク供給部の構成及び動作方法を示す断面図。 第1実施形態にかかるインク供給部の構成及び動作方法を示す断面図。 第1実施形態にかかるインク供給部の構成及び動作方法を示す断面図。 第2実施形態にかかるインク供給部の構成及び動作方法を示す断面図。 第2実施形態にかかるインク供給部の構成及び動作方法を示す断面図。 第2実施形態にかかるインク供給部の構成及び動作方法を示す断面図。 第3実施形態にかかるインク供給部の構成を示す断面図。
(第1実施形態)
まず、インクジェットプリンター10の構成について説明する。
図1から図4は、インクジェットプリンター10の構成を示す斜視図である。具体的には、図1はインクジェットプリンター10の外観を示し、図2はインクジェットプリンター10において筐体カバー部としての原稿カバー16の開き状態を示し、図3はインクジェットプリンター10において前面カバー24の開き状態を示し、図4はインクジェットプリンター10においてタンクカバー26の開き状態を示す。
図1に示すように、インクジェットプリンター10は、例えば用紙等の媒体Pに液体の一例であるインクを噴射して記録を行うプリンターである。
また、図1には、互いに直交するXYZ軸が描かれている。図1のXYZ軸は他の図のXYZ軸に対応している。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸を付している。X軸に沿った方向をX方向とし、Y軸に沿った方向をY方向とし、Z軸に沿った方向をZ方向とする。また、X方向の一方の方向を+X方向とし、X方向の他方の方向を-X方向とする。また、Y方向の一方の方向を+Y方向とし、他方の方向を-Y方向とする。また、Z方向の一方の方向を+Z方向とし、他方の方向を-Z方向とする。インクジェットプリンター10が、X方向とY方向とに平行なXY平面(水平面)に設置された状態において、Z方向は上下方向であり、+Z方向は上方向であり、-Z方向は下方向である。また、インクジェットプリンター10において、Y方向が前後方向であり、+Y方向側が前方向(手前側)であり、-Y方向側が後ろ方向(奥側)である。また、インクジェットプリンター10において、X方向が左右方向(幅方向)である。
本実施形態のインクジェットプリンター10は、インクを噴射するインク噴射ヘッド(図示せず)と、当該インク噴射ヘッドを含む印刷機構部(図示せず)と、を含む。印刷機構部は、キャリッジや媒体Pの搬送するための駆動モーター等を含む機構である。インク噴射ヘッドは、X方向に沿って移動可能なキャリッジに搭載され、X方向を往復移動しながら、Y方向(+Y方向)に搬送される媒体Pに対してインクを噴射し、媒体P上に画像を形成(記録)する。
図1及び図2に示すように、装置本体12は、略直方体状の筐体13と、筐体13上に配置される原稿読取装置14とを備えている。原稿読取装置14は、読取用の原稿が載置される透明なガラス等からなる水平な原稿載置面15と、その原稿載置面15を覆うことが可能な原稿カバー16とを備えている。原稿カバー16は、原稿載置面15を上方から覆う閉じ状態(図1の状態)と、その閉じ状態から開いて原稿載置面15の上方域を開放する開き状態(図2の状態)との間で、幅方向に沿うX軸を回動中心にして開閉動作可能に設けられている。この場合、原稿読取装置14の原稿載置面15は、装置本体12が有する複数(この場合は6つ)の外面のうち鉛直方向の上側を向いた上面(第1面)を構成する。
図1及び図3に示すように、筐体13の外面において、装置本体12の正面となる前面17の下部には、内部から媒体Pを排出するための排出口18が設けられている。排出口18の内部には、筐体13内からY軸に沿う奥行方向の手前側に向けて排出される媒体Pを載置状態にして支持するためのスタッカー19が設けられている。また、筐体13の前面17における上部にはインクジェットプリンター10のユーザーによって操作される操作部20が設けられている。操作部20は、X軸に沿う幅方向が長手方向となる横長のパネルであり、インクジェットプリンター10をオン又はオフする際に操作される電源ボタン21や各種の操作情報を入力する際に操作される操作ボタン22が設けられている。
装置本体12における筐体13の前面17のうち、Z軸に沿う鉛直方向において排出口18と操作部20との間となる位置には、X軸に沿う幅方向の長さが排出口18と略同じの矩形状をなす開口部23が設けられている。そして、筐体13の前面17には、正面形状が開口部23と略同一の矩形の前面カバー24が、開口部23を閉塞する閉じ状態(図1の状態)と開口部23を開放する開き状態(図3の状態)との間で、幅方向に沿うX軸を回動中心にして開閉動作するように設けられている。図3に示すように、前面カバー24が開き状態とされた場合、ユーザーは、メンテナンス等のために、開口部23を介して筐体13内に手を差し入れることが可能となる。
ここで、筐体13の前面17は、装置本体12の外面のうち上面(第1面)を構成する原稿読取装置14の原稿載置面15に対して、その原稿載置面15の前端から下方に屈曲する垂直な面であり、この点で、装置本体12の外面のうちで上面(第1面)に隣接して交差する第2面を構成している。なお、前面カバー24は、その下端部を回動支点として、上端部が前方側に回動することにより、図1に示す閉じ状態から図3に示す開き状態へと開放動作するように構成されている。
図1及び図4に示すように、装置本体12における筐体13の前面17のうち幅方向で前面カバー24と隣り合う位置には、インク供給部100が設けられている。インク供給部100は、インク噴射ヘッドにインクを供給するものである。インク供給部100は、インクタンク25等を含む。インクタンク25は、インクを収容可能な容器である。本実施形態では、インクタンク25は、インクジェットプリンター10を正面から見た場合に前面カバー24に対して幅方向の一方側(図1及び図4においては右側)で隣り合う位置に、インクタンク25が設けられている。この場合、インクタンク25は、筐体13の前面17における前面カバー24よりも前方側に突出するように設けられている。すなわち、インクタンク25は、装置本体12を構成する筐体13の外部領域に液体の収容空間を確保している。
また、インクタンク25には、ユーザーが手を掛けて操作することでインクタンク25を上方から覆う閉じ状態(図1の状態)とインクタンク25の上方を開放する開き状態(図4の状態)とに、幅方向に沿うX軸を回動中心にして開閉動作可能とされるタンクカバー26が設けられている。すなわち、タンクカバー26は、取っ手26aに指をかけ、タンクカバー26の前端側の下部を回動支点として後端部が前方側に回動することにより、図1に示す閉じ状態から図4に示す開き状態へと開放動作するように構成されている。そして、インクタンク25は、タンクカバー26を開き状態にしたとき、図4において二点鎖線で示すように、補充用の液体ボトル27をインク入口導管49(図5参照)に差し込むことにより、インクの補充が可能となる。
尚、図4の25aは、インクタンク25内のインクレベルを外部から視認可能な視認窓である。視認窓25aは、インクの上限レベルと下限レベルおよびその中間のレベルを示す表示部を備えていてもよい。タンクカバー26は、開き状態にしたとき、視認窓25aが見える状態に保持される。また、タンクカバー26が視認窓25aの上方(+Z方向)側に位置するため、インク補充時には、原稿カバー16のような筐体カバー部ではなく、タンクカバーを開ける操作に誘導され易くなる。
なお、インクの補充、インクの充填、インクの注入とは、インクジェットプリンター10のセットアップ時に空のインクタンク25にインクを充填することや、インクタンクのインクレベルにおいてインクの補充が必要となる下限レベルになりインクを再充填することを含む。更には、インクタンク25のインクが下限レベルより上であっても、インクを追加してインクの量を増やすことや、上限レベル(満杯)までインクの量を増やすことのみならず、必ずしも上限レベル(満杯)に至らなくても、インク量を増やすことも含まれる。
次に、インク供給部100の構成について説明する。
図5は、インク供給部100の構成を示す平面図である。図5に示すように、インク供給部100は、インクを収容可能なインクタンク25と、キャップレバー50と、タンクカバー26等を備えている。
インク供給部100は、複数(本実施形態では4つ)のインクタンク25と、アダプター35と、を有している。複数のインクタンク25は、X軸に沿って並んでおり、相互に同一の構造及び形状を有している。インク供給部100では、複数のインクタンク25がアダプター35によって一体に束ねられている。
本実施形態では、複数のインクタンク25のそれぞれに、相互に異なる種類のインクを収容する構成や、相互に同じ種類のインクを収容する構成のいずれも採用され得る。インクの種類としては、例えば、インクの色が挙げられる。よって、本実施形態では、複数のインクタンク25のそれぞれに、相互に異なる色のインクを収容する構成や、相互に同じ色のインクを収容する構成のいずれも採用され得る。インクの色としては、例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンなどが挙げられる。
インクタンク25は、インクを収容可能なインク収容部と、当該インク収容部の上方にはインク入口導管49を有している。インク入口導管49は、インクタンク25(インク収容部)内にインクを導入する管(筒部)であり、インク入口導管49の先端部にはインク入口開口49aが設けられている。
アダプター35は、X軸に沿って並ぶ複数のインクタンク25をまたぐ寸法を有している。アダプター35には、複数のスロット部36(凹部)が形成されている。アダプター35には、X軸に沿って並ぶ複数のインクタンク25のそれぞれに対応してスロット部36が設けられている。
スロット部36は、アダプター35のZ軸方向の上面から-Z方向に向かって凹となる向きに形成されている。スロット部36の底には、貫通孔36aが形成されている。この貫通孔36aは、アダプター35をZ軸に沿って貫通している。
図6は、キャップレバー50の構成を示す斜視図である。
図5及び図6に示すように、キャップレバー50は、インクタンク25のインク入口開口49aを開閉するものである。本実施形態では、キャップレバー50は複数のインクタンク25に個別に設けられている。ユーザーはインクを注入したいインクタンク25に対応するキャップレバー50を個別に開操作し、液体ボトル27からインクタンク25へインクを注入する。複数のキャップレバー50は、複数のインクタンク25の個々に対応する位置でアダプター35の上面部に回動可能に支持されている。詳しくは、アダプター35の上面における手前方向側の端部には、第1回動軸37が設けられている。キャップレバー50は、第1回動軸37を中心として回動する。
各第1回動軸37はインクタンク25のX方向に水平に延びた状態で形成されている。図6に示すように、キャップレバー50は、対応するインクタンク25毎に1つずつの保持部材51とキャップ52とを有している。また、アダプター35の上面部には、キャップ52を挿入可能な広さのスロット部36(凹部)が形成されている。そして、インクタンク25のインク入口導管49が、スロット部36の底部に開口する貫通孔36aから貫通して上方へ突出している。
図6に示すように、キャップレバー50は、インク入口開口49aを閉塞または開放する弾性変形可能なキャップ52と、キャップ52を保持する保持部材51とを有している。保持部材51は一方向に長い長尺な形状を有している。保持部材51は、一端511と他端512と、一端511と他端512とに交差する側端513とを含む。同図の例では、保持部材51は、一方向に長い略矩形の板状をなし、一端511と他端512と、一端511の端面と他端512の端面との両方に交差する端面をもつ2つの側端513とを有する。
図6に示すように、保持部材51の一端511には、ユーザーによって把持される把持部53が設けられている。把持部53は、保持部材51の他端512から一端511に向かう方向(前方向)かつ保持部材51のキャップ52側の面(裏面)からその反対側の面(表面)に向かう方向(同図では上方向)に延びている。図6に示す把持部53は、一例として側断面視でL字状に延びている。また、保持部材51の他端512には、第1回動軸37と係合可能な係合部54が設けられている。係合部54の幅は第1回動軸37の軸長よりも若干短くなっている。また、係合部54は環の一部がカットされた断面C字状を有し、係合部54の開口を第1回動軸37に当てて押し込むことで、キャップレバー50が第1回動軸37と係合される。そして、キャップレバー50は、キャップ52の閉塞状態と開放状態との間で回動する。なお、図5の例では、4つのキャップレバー50のうち、1つのキャップレバー50が開放状態であり、残りの3つのキャップレバー50が閉塞状態である。
図6に示すように、キャップ52は、保持部材51において把持部53と係合部54との間の位置に配置されている。ユーザーは、キャップ52よりも保持部材51の一端側に位置する把持部53を指で摘んでキャップレバー50を開閉操作できるので、キャップ52に付着したインクに触れにくくなる。なお、キャップレバー50は、保持部材51の長手方向がY方向に沿って配置されている。
保持部材51は、キャップ52よりも剛性が高くなっている。保持部材51は非可撓性部材からなり、キャップ52は可撓性部材からなる。非可撓性部材の材料としては、プラスチックや金属等が挙げられる。また、可撓性部材の材料としてはゴムやエラストマー等が挙げられる。また、アダプター35及びインクタンク25は非可撓性部材からなる。インクタンク25の材料は、収容されるインクの特性との相性やインクタンク25として要求される機能を発揮できる材料が選択されることが好ましい。なお、保持部材51、第1回動軸37及びアダプター35の材料は同じでも異なってもよい。
保持部材51に対するキャップ52の連結には、様々な連結構造を使用できるが、本例では、組み立て容易性を考慮した連結機構を採用している。図5に示すように、保持部材51は、キャップ52の連結箇所に貫通孔51aを有する。本実施形態では、貫通孔51aにキャップ52の一部が嵌入される。さらに、保持部材51には、キャップ52の一部を支持可能な支持部を備えている。これにより、保持部材51とキャップ52とが確実に連結される。なお、キャップ52は、インク入口開口49aを覆うため、有底円筒状を有している。
また、タンクカバー26は、アダプター35の上面部に回動可能に支持されている。詳しくは、アダプター35の上面におけるX軸方向の両端部であって、アダプター35の手前方向側の端部に第2回動軸38が設けられている。タンクカバー26は、第2回動軸38を中心として回動する。具体的には、タンクカバー26は、閉塞状態にあるキャップ52の+Z方向側をカバーするカバー状態と非カバー状態との間で、第2回動軸38を中心として回動する。
ここで、図5に示すように、インク入口開口49aと第1回動軸37と第2回動軸38とは、原稿カバー16の+Y方向側の端の少なくとも一部16a(図2及び図5)より+Y方向側に位置している。すなわち、タンクカバー26及びキャップレバー50が回動する際、原稿カバー16との干渉しない位置に、タンクカバー26及びキャップレバー50が配置されている。このため、原稿カバー16を開けることなく、タンクカバー26のみを開けることでインクタンク25へのインクの補充に至るアクセスが可能となる。従って、インクの補充に至る操作がわかり易く且つ容易となりユーザーの使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、キャップレバー50の第1回動軸37とタンクカバー26の第2回動軸38とが、インク入口開口49aより+Y方向側に位置し、タンクカバー26とキャップレバー50とは+Y方向側に回動してインク入口開口49aが開放される。すなわち、第1回動軸37と第2回動軸38とがインク入口開口49aより+Y方向側の同じ側に配置される。これにより、キャップレバー50を開ける方向とタンクカバー26を開ける方向とが同じとなるため、ユーザーにとってわかり易く、操作しやすくなる。
図7から図9は、インク供給部100の構成及び動作方法を示す断面図である。具体的には、図7は、キャップレバー50によってインク入口開口49aをキャップ52で閉塞した閉塞状態とタンクカバー26によるカバー状態とを示している。また、図8は、キャップレバー50によってインク入口開口49aをキャップ52で閉塞した閉塞状態とタンクカバー26による非カバー状態とを示している。また、図9は、キャップレバー50のキャップ52によってインク入口開口49aを開放する開放状態とタンクカバー26による非カバー状態とを示している。
ここで、キャップ52の開放状態(図9)は、キャップ52の閉塞状態(図7及び図8)からキャップレバー50が90度以上回動した状態である。具体的には、図7において、キャップ52の閉塞状態における保持部材51の上面51bを基準として、キャップ52の開放状態における保持部材51の上面51bとの角度が90度以上となる。これにより、インク充填作業のための空間を十分に確保することができる。具体的には、インクの補充用の液体ボトル27をインク入口導管49に差し込む際の空間を確保することができる。なお、キャップ52の開放状態からキャップ52の閉塞状態に至るキャップレバー50が回動する角度は、100度から140度となることが好ましい。これにより、さらに、インク充填作業のための空間を安定して確保することができる。
また、図8及び図9に示すように、タンクカバー26には、キャップレバー50の回動を開放状態で規制する規制部126が設けられている。規制部126は、タンクカバー26の裏面26a側から突出したリブである。そして、タンクカバー26が非カバー状態として、キャップ52を開放状態としたとき、キャップレバー50の保持部材51の上面51bが規制部126の頂部面126aに接触することで、キャップレバー50の回動が規制される。これにより、キャップレバー50の開放位置が位置決めされるので、ユーザーはキャップレバー50を回動させるだけで容易にインク充填の作業空間を確保できる。
また、図9に示すように、キャップレバー50を開放状態にしてキャップレバー50が規制部126によって規制された状態において、キャップレバー50の把持部53の先端部とタンクカバー26の裏面26aとの間にはユーザーの手指が挿入可能程度の空間(隙間)が形成される。これにより、キャップレバー50を開放状態から閉塞状態に移行する際に、ユーザーは把持部53に手指を掛けられやすくなり、取扱いが容易となる。
また、タンクカバー26は、カバー状態において、キャップ52を閉塞状態となるように押圧するリブを備えている。なお、本実施形態では、キャップ52を閉塞状態となるように押圧するリブは、上記規制部126を兼ねるものである。換言すれば、本実施形態の規制部126は、キャップレバー50の回動を開放状態で規制する機能とキャップ52を閉塞状態となるように押圧する機能とを有している。これにより、タンクカバー26の構造を複雑化させずに複数の機能をもたせることが可能である。
タンクカバー26におけるキャップ52を閉塞状態となるように押圧する機能としては、図7に示すように、キャップ52が閉塞状態となるようにキャップレバー50を回動した後に、タンクカバー26を回動させてカバー状態とすると、規制部126の頂部面126aがキャップレバー50の保持部材51の上面51bを-Z方向に押圧する。そうすると、キャップ52が-Z方向に押圧される。これにより、キャップ52が閉塞状態となる。従って、タンクカバー26の規制部126による押圧によりキャップ52を浮き状態から確実に閉塞状態に移行させることができるため、インク入口導管49からのインクの漏れを予防することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
インク入口開口49aと第1回動軸37と第2回動軸38とが、原稿カバー16の前側の端の少なくとも一部より更に前側に位置するため、原稿カバー16を開けることなく、タンクカバー26のみを開けることでインクタンク25へのインクの補充に至るアクセスが可能となる。従って、インクの補充に至る操作が容易となりユーザーの使い勝手を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と異なる構成、すなわち、インク供給部100Aの構成について説明する。なお、インク供給部100A以外の構成は第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
図10から図12は、インク供給部100Aの構成及び動作方法を示す断面図である。具体的には、図10は、キャップレバー50によってインク入口開口49aをキャップ52で閉塞した閉塞状態とタンクカバー260によるカバー状態とを示している。また、図11は、キャップレバー50によってインク入口開口49aをキャップ52で閉塞した閉塞状態とタンクカバー260による非カバー状態とを示している。また、図12は、キャップレバー50によってインク入口開口49aをキャップ52で開放する開放状態とタンクカバー260による非カバー状態とを示している。
ここで、キャップ52の開放状態(図12)は、キャップ52の閉塞状態(図10及び図11)からキャップレバー50が90度以上回動した状態である。具体的には、図10において、キャップ52の閉塞状態における保持部材51の上面51bを基準として、キャップ52の開放状態における保持部材51の上面51bとの角度が90度以上となる。これにより、インク充填作業のための空間を十分に確保することができる。具体的には、インク補充用の液体ボトル27をインク入口導管49に差し込む際の空間を確保することができる。
また、図11及び図12に示すように、タンクカバー260には、キャップレバー50の回動を開放状態で規制する規制部226が設けられている。規制部226は、タンクカバー260の裏面260a側から突出したリブである。そして、タンクカバー260が非カバー状態とし、キャップ52を開放状態としたとき、図12に示すように、キャップレバー50の把持部53が規制部226の頂部面226aに接触することで、に接触することで、キャップレバー50の回動が規制される。これにより、キャップレバー50の開放位置が位置決めされるので、ユーザーはキャップレバー50を回動させるだけで容易にインク充填の作業空間を確保できる。
また、図12に示すように、キャップレバー50を開放状態にしてキャップレバー50が規制部226によって規制された状態において、キャップレバー50の把持部53の先端部とタンクカバー260の裏面260aとの間にはユーザーの手指が挿入可能程度の空間(隙間)が形成される。これにより、キャップレバー50を開放状態から閉塞状態に移行する際に、ユーザーは把持部53に手指を掛けられやすくなり、取扱いが容易となる。
また、タンクカバー260は、カバー状態において、キャップ52を閉塞状態となるように押圧するリブ227を備えている。図10に示すように、キャップ52が閉塞状態となるようにキャップレバー50を回動した後に、タンクカバー260を回動させてカバー状態とすると、リブ227の頂部面227aがキャップレバー50の保持部材51の上面51bを-Z方向に押圧する。そうすると、キャップ52が-Z方向に押圧される。これにより、キャップ52が閉塞状態となる。従って、タンクカバー260のリブ227による押圧によりキャップ52を浮き状態から確実に閉塞状態に移行させることができるため、インク入口導管49からのインクの漏れを予防することができる。
なお、タンクカバー260以外の構成は、第1実施形態の構成と同様である。
以上、本実施形態によれば、上記効果に加え、以下の効果を得ることができる。
タンクカバー260に、キャップレバー50の回動を開放状態で規制する規制部226とキャップ52を閉塞状態となるように押圧するリブ227とを別個に形成することで、タンクカバー260の小型化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と異なる構成、すなわち、インク供給部100Bの構成について説明する。なお、インク供給部100B以外の構成は第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
図13は、本実施形態にかかるインク供給部100Bの構成を示す断面図である。
ここで、前述した第1実施形態では、図5に示すように、インク入口開口49aと第1回動軸37と第2回動軸38とは、原稿カバー16の+Y方向側の端の少なくとも一部より+Y方向側に位置し、さらに、キャップレバー50の第1回動軸37とタンクカバー26の第2回動軸38とが、インク入口開口49aより+Y方向側に位置し、タンクカバー26とキャップレバー50とは+Y方向側に回動してインク入口開口49aが開放される構成とした。
一方、本実施形態では、インク入口開口49aと第1回動軸37と第2回動軸38とは、原稿カバー16の+Y方向側の端の少なくとも一部より+Y方向側に位置し、タンクカバー26の第2回動軸38は、インク入口開口49aより+Y方向側に位置し、キャップレバー50の第1回動軸37は、インク入口開口49aより-Y方向側に位置し、タンクカバー26は+Y方向側に回動し、キャップレバー50は-Y方向側に回動してインク入口開口49aが開放される構成とした。すなわち、第1回動軸37と第2回動軸38とがインク入口開口49aを挟んで対向する位置に配置し、タンクカバー26を開ける方向とキャップレバー50を開ける方向を逆とした。このようにしても、インク入口開口49aと第1回動軸37と第2回動軸38とが、原稿カバー16の前側の端の少なくとも一部より更に前側に位置するため、原稿カバー16を開けることなく、タンクカバー26のみを開けることでインクタンク25へのインクの補充に至るアクセスが可能となる。
なお、第1回動軸37の位置に関する構成以外は、第1実施形態と同様なので説明を省略する。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良等を加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、筐体カバー部としての原稿カバー16を備えたインクジェットプリンター10の構成について説明したが、これに限定されない。筐体カバー部としては、原稿カバー16の他、スキャナー(原稿読取装置)や各種ドキュメントカバー等であってもよい。さらに、スキャナーを搭載していないインクジェットプリンターにおいては、筐体カバー部がプリンターカバーであってもよい。また、上記いずれかを組合せた構成であってもよい。このようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
(変形例2)第1実施形態及び第2実施形態では、第1回動軸37及び第2回動軸38の軸方向は共にX方向に設定したが、これに限定されない。第1回動軸37及び第2回動軸38のうち、いずれか一方の軸方向がY方向に設定された構成であってもよい。また、第1回動軸37及び第2回動軸38の軸方向は共にY方向に設定された構成であってもよい。なお、この場合にも、インク入口開口49aと第1回動軸37と第2回動軸38とが原稿カバー16の+Y方向側の端の少なくとも一部より+Y方向側に位置する。このようにしても、上記同様の効果をうることができる。
(変形例3)上記実施形態において説明したインクジェットプリンター10及びインクタンク25の構成に限定されない。インク以外の他の液体を噴射する任意の液体噴射装置及びその液体を収容するための液体タンクにも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体噴射装置及びその液体タンクに適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置。
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射装置。
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置。
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置。
(5)精密ピペットとしての試料噴射装置。
(6)潤滑油の噴射装置。
(7)樹脂液の噴射装置。
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置。
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置。
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体噴射装置。
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置。
なお、「液滴」とは、液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
インクジェットプリンターは、互いに直交する3軸をX軸、Y軸、Z軸とし、X軸を左右方向、Y軸を前後方向、Z軸を上下方向に沿わせ、前方向を+Y方向、後ろ方向を-Y方向、上方向を+Z方向、下方向を-Z方向としたとき、前記X軸に沿って移動し印刷を行うインク噴射ヘッドと、前記インク噴射ヘッドを含む印刷機構部と、前記印刷機構部の+Z方向側に位置する筐体カバー部と、前記インク噴射ヘッドに供給するインクを収容可能なインクタンクと、前記インクタンクが備え、前記インクタンク内に前記インクを導入するためのインク入口導管と、前記インク入口導管のインク入口開口を閉塞または開放するキャップを備え、第1回動軸を中心として、少なくとも、前記キャップの前記閉塞状態と前記開放状態との間で回動するキャップレバーと、前記閉塞状態にある前記キャップの+Z方向側をカバーするカバー状態と、非カバー状態との間で、第2回動軸を中心として回動するタンクカバーと、を備え、前記インク入口開口と前記第1回動軸と前記第2回動軸とは、前記筐体カバー部の+Y方向側の端の少なくとも一部より+Y方向側に位置することを特徴とする。
この構成によれば、インク入口開口と第1回動軸と第2回動軸とが、筐体カバー部の前側の端の少なくとも一部より更に前側に位置するため、筐体カバー部を開けることなく、タンクカバーのみを開けることでインクタンクへのインクの補充に至るアクセスが可能となる。従って、インクの補充に至る操作がわかり易く且つ容易となりユーザーの使い勝手を向上させることができる。
上記インクジェットプリンターでは、前記キャップレバーの前記第1回動軸と前記タンクカバーの前記第2回動軸とは、前記インク入口開口より+Y方向側に位置し、前記タンクカバーと前記キャップレバーとは+Y方向側に回動して前記インク入口開口が開放されることが好ましい。
この構成によれば、キャップレバーとタンクカバーとを開ける方向が同じ側となるため、ユーザーにとってわかり易く、操作しやすい。
上記インクジェットプリンターでは、前記キャップの前記開放状態は、前記キャップの前記閉塞状態から前記キャップレバーが90度以上回動した状態であることが好ましい。
この構成によれば、インク充填作業のための空間を十分に確保することができる。
上記インクジェットプリンターの前記タンクカバーは、前記キャップレバーの回動を前記開放状態で規制する規制部を備えることが好ましい。
この構成によれば、キャップレバーの開放位置が位置決めされるので、ユーザーはキャップレバーを回動させるだけで容易にインク充填の作業空間を確保できる。
上記インクジェットプリンターの前記タンクカバーは、前記カバー状態において、前記キャップを前記閉塞状態となるように押圧するリブを備えることが好ましい。
この構成によれば、タンクカバーのリブの押圧によりキャップを浮き状態から閉塞状態に移行させることができるため、インク入口導管からのインクの漏れを予防することができる。
上記インクジェットプリンターの前記リブは、前記規制部を兼ねることが好ましい。
この構成によれば、タンクカバーの構造を複雑化させずに複数の機能をもたせることが可能である。
10…インクジェットプリンター、16…原稿カバー(筐体カバー部)、25…インクタンク、26…タンクカバー、37…第1回動軸、38…第2回動軸、49…インク入口導管、49a…インク入口開口、50…キャップレバー、52…キャップ、100,100A,100B…インク供給部、126…規制部、260…タンクカバー、226…規制部、227…リブ。

Claims (6)

  1. 互いに直交する3軸をX軸、Y軸、Z軸とし、X軸を左右方向、Y軸を前後方向、Z軸
    を上下方向に沿わせ、前方向を+Y方向、後ろ方向を-Y方向、上方向を+Z方向、下方
    向を-Z方向としたとき、
    前記X軸に沿って移動し印刷を行うインク噴射ヘッドと、
    前記インク噴射ヘッドを含む印刷機構部と、
    前記印刷機構部の+Z方向側に位置する筐体カバー部と、
    前記インク噴射ヘッドに供給するインクを収容可能なインクタンクと、
    前記インクタンクが備え、前記インクタンク内に前記インクを導入するためのインク入
    口導管と、
    前記インク入口導管のインク入口開口を閉塞または開放するキャップを備え、第1回動
    軸を中心として、少なくとも、前記キャップの前記閉塞状態と前記開放状態との間で回動
    するキャップレバーと、
    前記閉塞状態にある前記キャップの+Z方向側をカバーするカバー状態と、非カバー状
    態との間で、第2回動軸を中心として回動するタンクカバーと、を備え、
    前記インクタンクの前記インク入口開口より-Y方向側の一部は、前記筐体カバー部の
    -Z方向側に位置し、
    前記インク入口開口と前記第1回動軸と前記第2回動軸とは、前記筐体カバー部の+Y
    方向側の端の少なくとも一部より+Y方向側に位置し、且つ、前記第1回動軸と前記第2
    回動軸とは、前記インク入口開口より+Y方向側に位置し、
    前記タンクカバーと前記キャップレバーとは、前記筐体カバー部の+Y方向側の端の少
    なくとも一部より+Y方向側に位置し、前記カバー状態及び前記閉塞状態からそれぞれ前
    記非カバー状態及び前記開放状態に向けて+Y方向側に回動可能に構成されたことを特徴
    とするインクジェットプリンター。
  2. 請求項1に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記タンクカバーは、前記キャップレバーの回動を前記開放状態で規制する規制部を備
    えることを特徴とするインクジェットプリンター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記タンクカバーは、前記カバー状態において、前記キャップを前記閉塞状態となるよ
    うに押圧するリブを備えることを特徴とするインクジェットプリンター。
  4. 請求項2を引用する請求項3に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記リブは前記規制部を兼ねることを特徴とするインクジェットプリンター。
  5. 互いに直交する3軸をX軸、Y軸、Z軸とし、X軸を左右方向、Y軸を前後方向、Z軸
    を上下方向に沿わせ、前方向を+Y方向、後ろ方向を-Y方向、上方向を+Z方向、下方
    向を-Z方向としたとき、
    前記X軸に沿って移動し印刷を行うインク噴射ヘッドと、
    前記インク噴射ヘッドを含む印刷機構部と、
    前記印刷機構部の+Z方向側に位置する筐体カバー部と、
    前記インク噴射ヘッドに供給するインクを収容可能なインクタンクと、
    前記インクタンクが備え、前記インクタンク内に前記インクを導入するためのインク入
    口導管と、
    前記インク入口導管のインク入口開口を閉塞または開放するキャップを備え、第1回動
    軸を中心として、少なくとも、前記キャップの前記閉塞状態と前記開放状態との間で回動
    するキャップレバーと、
    前記閉塞状態にある前記キャップの+Z方向側をカバーするカバー状態と、非カバー状
    態との間で、第2回動軸を中心として回動するタンクカバーと、を備え、
    前記インク入口開口と前記第1回動軸と前記第2回動軸とは、前記筐体カバー部の+Y
    方向側の端の少なくとも一部より+Y方向側に位置し、
    前記タンクカバーは、前記カバー状態において、前記キャップを前記閉塞状態となるよ
    うに押圧するリブを備えることを特徴とするインクジェットプリンター。
  6. 請求項5に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記タンクカバーは、前記キャップレバーの回動を前記開放状態で規制する規制部を備
    えることを特徴とするインクジェットプリンター。
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