JP6926950B2 - 栓部材、液体収容ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、栓部材および液体収容ユニットに関する。
例えば特許文献1には、用紙等のターゲットに対して液体を噴射する液体噴射部を有する液体噴射装置(液体消費装置)が開示されている。この液体噴射装置は、液体噴射部に供給するインク(液体の一例)が収容されるタンク(液体収容部の一例)と、タンクの注入口を開閉するキャップ(栓部材の一例)と、タンクが配置される空間の開口を開閉するカバーとを有する液体収容ユニットを備える。カバーの内側には、カバーが開位置にある状態で、ユーザーが外したキャップを保持する保持部が設けられている。保持部にキャップが保持された状態で、キャップがカバーの開位置から閉位置への移動領域(移動経路)上に位置することによって、カバーの閉位置への移動が阻害される。このため、ユーザーが外したキャップを注入口に閉栓し忘れることを回避できる。
特開2016−504号公報
ところで、特許文献1に記載の液体噴射装置では、ユーザーがキャップを指で摘んで外す構成なので、キャップのインクが指に付着しユーザーの手がインクで汚れ易いという課題がある。
そこで、キャップを取り付け可能な保持部材にキャップを取り付け、手が直接キャップに触れないように構成することも考えられる。なお、この場合には、キャップと保持部材とが外れにくい構成にする必要がある。
上記の課題は、液体噴射部に供給する液体がインク以外である液体収容ユニットであっても概ね共通する。
本発明の目的は、ユーザーが栓部材を開閉操作する際に、栓部材の液体が指等に付着する頻度を低減できるとともに、キャップ(栓部材の一例)と保持部材とが外れにくい栓部材および栓部材を備えた液体収容ユニットを提供することにある。
[適用例1]本適用例にかかる栓部材は、液体噴射装置の液体収容部に液体を注入するための液体注入口を覆う栓部材であって、前記栓部材は、弾性変形可能な栓本体と、前記栓本体よりも剛性が高く、前記栓本体を保持するための保持部材と、を有し、前記栓本体は、前記液体注入口を覆うための蓋部分と、前記蓋部分から前記液体収容部に向かって延びる胴部分と、を含み、前記胴部分は、前記蓋部分の反対側に開口を形成する端部を有し、前記保持部材は、前記保持部材を回動させるための軸部に係合可能な係合部と、前記端部の前記係合部側に設けられて前記端部を支持するための支持部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、栓本体の端部が支持部によって支持されるため、保持部材から栓本体を外れにくくすることができる。また、栓部材を直接手指で掴む必要がなくなるため、手指が液体で汚れることを抑制できる。
[適用例2]上記適用例にかかる栓部材は、前記支持部を第1支持部とすると、前記端部の前記係合部側と反対側に、前記端部を支持するための第2支持部を更に有することを特徴とする。
この構成によれば、栓部材の端部が第1支持部と第2支持部とで支持される。従って、保持部材から栓本体を更に外れにくくすることができる。
[適用例3]本適用例にかかる液体収容ユニットは、上記の栓部材を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ユーザーにとって扱いやすい液体収容ユニットを提供することができる。
第1実施形態における液体噴射装置を備える複合機を示す斜視図。 画像読取装置およびカバーを開けた状態の複合機を示す斜視図。 カバーを開けた状態にある液体収容ユニットを示す斜視図。 アッパハウジングを外した状態にある液体収容ユニットを示す斜視図。 液体収容部を示す部分斜視図。 栓部材が取り付けられたハウジングの一部を示す斜視図。 液体収容部と栓部材とを示す要部斜視図。 注入口を封止した状態にある栓部材を示す部分断面図。 注入口を封止した状態にある栓部材を示す部分断面図。 保持部材と栓本体との連結構造を説明する斜視図。 保持部材と栓本体との連結構造を説明する斜視図。 保持部材と栓本体との連結構造を説明する斜視図。 覆い部材が取り付けられた複数の栓部材を示す斜視図。 覆い部材の取り付け構造を示す分解斜視図。 覆い部材の構成を示す斜視図。 覆い部材が取り付けられた栓部材を示す部分断面図。 栓部材の開位置における規制構造を示す側断面図。 カバーがない構成で栓部材の開位置における規制構造を示す側断面図。 第2実施形態における栓部材の構成を示す部分側断面図。 第3実施形態における栓部材の構成を示す外観図。 第4実施形態における栓部材の構成を示す部分側断面図。
以下、液体噴射装置(例えば印刷装置)を含む複合機について図面を参照して説明する。なお、本実施形態の液体噴射装置は、例えばインク等からなる液体を用紙等からなる媒体に噴射することにより印刷を行うインクジェット式のプリンターで構成されている。また、液体噴射装置は、印刷方式が媒体の搬送方向Yと交差する走査方向X(以下、幅方向Xともいう。)に液体噴射部を移動させて印刷を行うシリアルプリンターの例で説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、複合機11は、液体を噴射する液体噴射装置12と、読取機能を有する画像読取装置13とを備える。液体噴射装置12は、直方体形状の筐体14を有し、その筐体14の上側に画像読取装置13が配置されている。
筐体14には、操作パネル部15が設けられている。操作パネル部15は、例えば電源ボタン16aおよび操作ボタン16b等を含む操作部16と、タッチパネル方式の液晶表示画面等からなる表示部17とを有している。
また、筐体14においてその前面下部に下端を中心に開閉可能に設けられた前面カバー18の奥側には、媒体収容カセット19と、印刷された媒体Mを排出する排出口20とが設けられている。媒体収容カセット19から給送された媒体Mは奥側位置で反転してから所定の搬送経路に沿って搬送方向Yに搬送される。
図1に示すように、筐体14内には、搬送方向Yに搬送される媒体Mに対して液体を噴射する液体噴射部21が設けられている。媒体Mの搬送経路の途中位置で液体噴射部21が媒体Mに向けて液体を噴射する液体噴射動作により例えば印刷がなされ、印刷された媒体Mは、図1に二点鎖線で示すように排出口20から排出される。排出された媒体Mは、印刷開始前に筐体14から搬送方向下流側となる前方へ延出した不図示のスライド式のスタッカー(排出トレイ)上に積載される。液体噴射装置12がシリアルプリンターである本例では、液体噴射部21は、搬送方向Yと交差する走査方向Xに往復移動可能なキャリッジ22を備える。液体噴射部21は、媒体Mの搬送経路と対向する部分に液体を噴射可能な不図示のノズルを有する。なお、液体噴射装置12をラインプリンターとした例では、液体噴射部21は、搬送方向Yと交差する幅方向Xに亘る液体被噴射領域の全域に液体を一斉に噴射可能な長さの長尺状を有する。
図1に示すように、液体噴射装置12は、液体噴射部21に液体を供給する液体収容ユニット30を備えている。本例では、液体収容ユニット30は、筐体14の幅方向X両端部のうち一方の端部に配置されている。筐体14の幅方向Xの両端部のうち片方(他方)の端部には通信用接続部23a,23bを有する通信部23が配置され、液体収容ユニット30は通信部23と幅方向Xに反対側となる一方の端部に配置されている。図1に示す例では、液体収容ユニット30は、筐体14(装置外装)の一部を構成するケース部31に側方が覆われた状態にあり、その上側にはケース部31の上部開口を覆うカバー32を備える。なお、この液体収容ユニット30の詳細は後述する。
また、図1に示す画像読取装置13は、その上部に位置する開閉自在な原稿カバー13aと、閉状態の原稿カバー13aによって覆われたガラス板(図示略)からなる原稿台に載置された原稿の画像をガラス板の下方から読み取り可能なイメージスキャナー(いずれも図示略)とを備える。画像読取装置13は、筐体14に対して図1に示す閉じ位置と図2に示す開き位置とに開閉可能となっている。例えば液体噴射装置12の内部を媒体ジャムの解消目的等でメンテナンス等するときは、画像読取装置13を閉じ位置から開き位置に移動させて筐体14内を露出状態とする。また、液体収容ユニット30内に液体を補充等するときは、カバー32を開けて行うが、本例の液体噴射装置12では、閉じ位置にある画像読取装置13がカバー32の開位置と閉位置との間の移動経路上に存在する。そのため、画像読取装置13を開き位置に配置した状態の下で、カバー32を図1に示す閉位置から図2に示す開位置へ移動させる。なお、図2では、画像読取装置13が開き位置に配置されるときに図1に示す待機位置に配置される液体噴射部21を、説明の便宜上、その移動経路の途中の位置に配置している。また、カバー32を廃止し、画像読取装置13の一部が液体収容ユニット30の上部開口を覆う構成、または液体収容ユニット30の上部開口が開放状態にある構成でもよい。
図2に示すように、液体収容ユニット30のカバー32は、閉位置から例えば90〜170度の範囲内の開き角度の開位置まで開くと、それ以上の開き方向への移動が規制される。液体収容ユニット30は、液体を収容する液体収容部40を備えている。ケース部31の内側には、液体噴射部21が噴射可能な液体の種類(例えばインクの色種)の数と同数の液体収容部40が設けられている。本例の液体噴射部21は複数種の液体を噴射可能であるため、それら複数種の液体を供給できるように、液体収容ユニット30には複数の液体収容部40が配されている。
また、液体収容ユニット30は、液体収容部40の液体注入口としての注入口43(図5参照)を開閉する栓部材50を備えている。本例では、栓部材50はハウジング33に配された複数の液体収容部40に個別に設けられている。ユーザーは液体を注入したい液体収容部40に対応する栓部材50を個別に開操作し、液体ボトル(図示略)から液体収容部40へ液体を注入する。なお、液体収容ユニット30は、図1、図2に示す筐体14の一部に配置される構成に限らず、筐体14の外壁(例えば側壁部)に取り付ける構成や、筐体14と液体供給チューブを通じて接続された筐体14とは別体の構成でもよい。要するに、液体収容ユニット30から液体供給路を通じて液体噴射部21に液体を供給可能であれば、液体収容ユニット30の配置位置は筐体14の内部でも外部でもよい。
次に図3〜図5を参照して液体収容ユニットの詳細な構成を説明する。図3は、筐体14からケース部31を取り外した状態かつカバー32を開けた状態を示す。図3に示すように、液体収容ユニット30は、液体収容部40を配するハウジング33を備える。ハウジング33内には複数の液体収容部40が配されている。複数の栓部材50は、複数の液体収容部40の個々に対応する位置でハウジング33の上面部に回動可能に支持されている。
また、図3に示すように、ハウジング33は、有底筒状のロアハウジング34と筒状のアッパハウジング35とを有する。なお、図4はアッパハウジング35を取り外した状態の液体収容ユニット30を示し、図5は液体収容部40の上部を示し、図6はアッパハウジング35および栓部材50を示す。
図4に示すように、ロアハウジング34は、複数の液体収容部40の配置領域を区画する複数の仕切り板36を備える。複数の液体収容部40は、仕切り板36により幅方向Xに区画されたそれぞれの配置領域に収容される。液体収容部40はその側部40aの少なくとも一部、例えば図5に示す周縁部40bを仕切り板36の開口部36aに嵌め込むことで、ハウジング33内で前後・上下方向に位置決めされる。
図3、図4に示すように、本例の液体収容部40は、異なるサイズ(容量)のものが混在する。液体噴射装置12は、例えば第1液体噴射モードでは、液体噴射部21が1つの液体収容部から供給された液体(第1種の液体)を噴射し、第2液体噴射モードでは、液体噴射部21が複数の液体収容部40から供給された液体(第2種の液体)を噴射する。このため、第1種の液体が収容される液体収容部40を相対的に大容量とし、第2種の液体が収容される液体収容部40を相対的に小容量としている。なお、液体噴射動作が印刷動作である例では、第1噴射モードはグレイスケール印刷モードに相当し、第2噴射モードはカラー印刷モードに相当する。例えば黒インクを収容する液体収容部40が、他の複数の液体収容部40よりも幅広になっている。
図4に示す例では、最大容量の液体収容部40を配列方向(幅方向X)の端部位置に配置するとともに最大容量の液体収容部40の筒部42の位置を幅方向Xに他の液体収容部40の配置位置側に偏倚させていることにより、複数の栓部材50は幅方向Xに略等間隔に配置されている。なお、複数の液体収容部40のサイズ(容量)は全て同じでもよいし異なってもよく、異なる場合もサイズの組合せは適宜変更してよい。
また、図4に示すように、液体収容部40は、例えば上部に比べ下部が奥行き方向に長く延出している。このため、液体収容ユニット30は、画像読取装置13等の配置エリアを避けつつも液体収容部40の容量が相対的に多く確保されている。図4、図5に示すように、液体収容部40は、収容部本体41と、その上面と側面とのうち一方の面(同図の例では上面)からその面と交差する方向へ突出する液体注入用の筒部42とを有する。図5に示すように、液体収容部40は、液体収容部40に液体を注入するための注入口43を備えている。図5の例では、筒部42の先端開口が注入口43となっている。また、液体収容部40の前面部は、少なくとも一部が内部の液面の高さを外側から視認可能な透明部(図示略)となっている。なお、液体収容部40の形状は、収容部本体41が上部よりも下部が長い形状に限定されず、幅方向の一部とその他の一部との高さが異なる形状でもよいし、直方体形状やその他の四角柱状、三角柱状、楕円柱状でもよい。
図6に示すように、アッパハウジング35は、四角筒状の筒状ハウジング35Aと、筒状ハウジング35Aの上部開口の少なくとも一部を覆う略板状の蓋部35Bとを有する。複数の栓部材50は、ハウジング33(詳しくはアッパハウジング35)の蓋部35Bの上面に取り付けられている。詳しくは、ハウジング33の上面における奥行き方向側の端部には、複数の軸部37が設けられている。各軸部37は軸方向の両側を軸部37よりも大径の部分を有する支持部37aに挟まれた状態で、液体収容部40の幅方向Xに水平に延びた状態で架設されている。図6に示すように、栓部材50は、対応する液体収容部40ごとに1つずつの保持部材51と栓本体52とを有している。図6に示すハウジング33の上面部には、栓本体52を挿入可能な広さの凹部33aが形成されている。なお、複数の液体収容部40が配されたロアハウジング34に対してアッパハウジング35を組み付けた状態では、液体収容部40の筒部42が、凹部33aの底部に開口する不図示の円孔を貫通して上方へ突出している。
また、図6に示すように、ハウジング33の前面部には、複数の液体収容部40に亘る幅でかつ所定高さを有する窓部33bが設けられている。ケース部31は窓部33bと対向する部分に透明窓部(図示略)を有している。そのため、ユーザーは、ケース部31の透明窓部および窓部33bを通して液体収容部40内の液面の高さ(液位)を視認可能となっている。また、図6に示すように、ハウジング33の奥行き方向の端部には、カバー32に連結される一対のヒンジ部38が突設されている。
図6、図7に示すように、栓部材50は、注入口43(図5参照)を覆う弾性変形可能な前述の栓本体52と、栓本体52を保持する保持部材51とを有している。保持部材51は一方向に長い長尺な形状を有している。図7に示すように、保持部材51は、一端511と他端512と、一端511と他端512とに交差する側端513とを含む。同図の例では、保持部材51は、一方向に長い略矩形の板状をなし、一端511と他端512と、一端511の端面と他端512の端面との両方に交差する端面をもつ2つの側端513とを有する。
図7に示すように、保持部材51の一端511には、ユーザーによって把持される把持部53が設けられている。把持部53は、保持部材51の他端512から一端511に向かう方向(前方向)かつ保持部材51の栓本体52側の面(裏面)からその反対側の面(表面)に向かう方向(同図では上方向)に延びている。図7に示す把持部53は、一例として側断面視でL字状に延びている。また、保持部材51の他端512には、軸部37と係合可能な係合部54が設けられている。係合部54の幅は軸部37の軸長よりも若干短くなっている。また、係合部54は環の一部がカットされた断面C字状を有し、係合部54の開口を軸部37に当てて押し込むと、軸部37と係合される。
図7に示すように、係合部54は軸部37と係合された状態で軸方向の両側を一対の支持部37aに挟まれ、栓部材50の幅方向Xへの位置ずれが規制される。このため、栓部材50を開位置から閉位置へ移動させたときに栓本体52は筒部42に対して幅方向Xに位置決めされる。なお、図7では、説明の便宜上、支持部37aと係合部54との間に隙間があるが、実際は隙間が極めて小さいか、両者のうち少なくとも一方から軸方向へ突出する不図示の軸ずれ防止部が両者の間に介在することで、栓部材50の幅方向Xへの位置ずれが規制されている。この点は、他の実施形態についても同様である。
図7に示すように、栓本体52は、保持部材51において一端の把持部53と他端の係合部54との間の位置に配置されている。ユーザーは、栓本体52よりも保持部材51の一端側に位置する把持部53を指で摘んで栓部材50を開閉操作できるので、栓本体52の液体が指に付着し難くなっている。なお、栓部材50は、保持部材51の長手方向が液体収容部40における注入口43(筒部42)が設けられた面の長手方向(奥行き方向)に一致する向きに配置されている。
図6、図7に示す保持部材51は、栓本体52よりも剛性が高くなっている。保持部材51は非可撓性部材からなり、栓本体52は可撓性部材からなる。非可撓性部材の材料としては、プラスチックや金属等が挙げられる。また、可撓性部材の材料としてはゴムやエラストマー等が挙げられる。また、軸部37、ハウジング33および液体収容部40は非可撓性部材からなる。液体収容部40の材料は、収容される液体(例えばインク)の特性との相性や液体収容部40として要求される機能を発揮できる材料が選択されることが好ましい。なお、保持部材51、軸部37およびハウジング33の材料は同じでも異なってもよい。
図7に示す保持部材51に対する栓本体52の連結には、様々な連結構造を使用できるが、本例では、組み立て容易性を考慮した連結機構60を採用している。図7、図8、図9および図10に示すように、保持部材51は、栓本体52の連結箇所に貫通孔51aを有する。本例では、貫通孔51aには、栓本体52の少なくとも一部が嵌入される。
栓本体52は、注入口43を覆うための蓋部分57と当該蓋部分57から液体収容部40に向かって延びる胴部分としての栓部61とを備えている。栓部61は有底円筒状を有している。また、栓部61の径方向両側に突出する一対の突部62(キー部)と、栓部61の開口68と反対側の部分から軸線方向(同図では上方向)に突出する嵌込部63とを有する。さらに、嵌込部63には先端部に突起状の抜止部63aを含む。
保持部材51の裏面における貫通孔51aの周囲には、一対の突部62を差し込み(挿入)可能な一対の溝部64(キー溝部)が設けられている。一対の溝部64は、貫通孔51aと同心の円弧状に延びるとともに一端が開口しかつ他端が閉塞された溝通路を有する。連結機構60は、一対の突部62が一対の溝部64に最後まで差し込まれると、両者を係止する不図示の係止部を有している。突部62を溝部64に差し込むことで、栓部材50を回動させて注入口43から栓本体52を外す際、保持部材51から栓本体52を外れにくくすることができる。
さらに、本実施形態では、栓部材50は支持部100を備えている。支持部100は、保持部材51に形成されている。支持部100は、栓部61の開口68を形成する端部69を支持するものである。
本実施形態の支持部100は、端部69の係合部54側に設けられている。支持部100は、略平坦な支持面110を有し、当該支持面110上で栓部61の端部69に接することで、栓部61の端部69を支持する。従って、栓部材50を回動させて、注入口43から栓本体52を外す際、保持部材51から栓本体52を更に外れにくくすることができる。
次に図10〜図12を参照して、保持部材51に対して栓本体52を連結する組付方法を説明する。まず、図10に示すように、一対の突部62を一対の溝部64に対して軸回転方向にずらした状態で、栓本体52の嵌込部63を、保持部材51の貫通孔51aに嵌め込む。この結果、図11に示すように、栓本体52は、抜止部63aにより貫通孔51aから抜け止めされた状態かつ嵌込部63の基部が貫通孔51aに遊嵌された状態で保持部材51に仮り連結される。次に、栓本体52を反時計回り方向に軸回転させ、一対の突部62を一対の溝部64に挿入させる。そして、図12に示すように、一対の突部62が一対の溝部64の終端まで挿入されると、両者は互いに係止される。こうして、図9に示すように、抜止部63aが貫通孔51a内に形成された凸部51bに保持される。また、図8及び図12に示すように、栓本体52は保持部材51に対してキーとキー溝との係止により固定される。さらに、栓部61の端部69が支持部100の支持面110によって支持される。
図8に示すように、栓本体52は、栓部61が筒部42に外嵌されることにより注入口43を液密状態に封止する。栓部61は先端側ほど拡開する円錐台の周面と同様の内周面形状を有する案内面61aを先端部に備えている。このため、栓本体52は、筒部42に対して互いの軸線が多少ずれていても、筒部42に当たった案内面61aが筒部42に沿って案内されることで互いの軸線ずれが小さくなる方向へ移動し、その移動により位置決めされた栓部61が筒部42に嵌り、注入口43が封止される。
なお、図7〜図12に示す例では、保持部材51の表面における貫通孔51aの開口から栓本体52の一部(嵌込部63等)が露出する。そこで、図13〜図16に示すように、貫通孔51a内の露出した嵌込部63(抜止部63a)を掴むように保持する覆い部材65(キャップ66)を採用してもよい。
図13に示す例では、保持部材51における貫通孔51aの栓本体52側と反対側の開口(以下、「表側の開口」ともいう)が覆い部材65によって覆われている。覆い部材65は、液体収容部40に収容される液体の種類、本例では液体の色に対応して設けられている。つまり、覆い部材65の貫通孔51aと対向する側の面とは反対側の面(表面)の少なくとも一部は、その覆い部材65が設けられた栓部材50によって閉栓される液体収容部40に収容される液体の種類、本例では液体の色を示している。ここで、「色を示す」とは、覆い部材65の一部または全部がその液体の色で呈色されていてもよいし、覆い部材65に色を示す情報(例えば色名称または品番(型番)等)が記されてもよいし、呈色と色を示す情報の記載との両方が採用されてもよい。
図14および図15に示す例では、覆い部材65は、貫通孔51aの表側の開口から嵌入可能な形状のキャップ66からなる。具体的には、キャップ66には栓本体52の嵌込部63及び抜止部63aに対応する溝部66aが形成されている。また、キャップ66は、例えば、対応する液体収容部40に収容される液体の色と同じ色で呈色されている。そして、キャップ66が貫通孔51aの表側の開口から嵌入されることで、その開口がキャップ66で覆われている。このため、図13に示すように、複数の栓部材50が並んでいても、ユーザーは、キャップ66が示す色、つまり呈色と色を示す情報の記載との少なくとも一方から液体の色を認識できるので、液体収容部40に注入する液体の種類(色)を間違えにくくなっている。
また、図16に示すように、キャップ66の溝部66aと嵌込部63及び抜止部63aとが接触する。すなわち、キャップ66の溝部66aで嵌込部63及び抜止部63aを掴むように保持可能となる。これにより、さらに、保持部材51から栓本体52を外れにくくすることができる。
また、図17に示すように、栓部材50の回動範囲を規制することが好ましい。図17に示す例では、栓部材50が開位置のカバー32に接することで栓部材50の回動範囲を規制している。カバー32の内側には、カバー32が開位置にある状態で、栓部材50を開位置に移動させたときに保持部材51が接することにより保持部材51の回動範囲を規制する規制部39が設けられている。カバー32は、ヒンジ部38との連結部から回動半径方向に向かって近い側に厚さの薄い部分32aと遠い側に厚さの厚い部分32bとを有し、カバー32の内側で薄い部分32aと厚い部分32bとの境界に位置する屈曲部が規制部39として機能する。カバー32は、例えば開位置で筐体14の規制部14aに接することにより回動範囲が規制され、所定の開き角度に保持される。カバー32がこの開位置にある状態で、栓部材50を開操作すると、保持部材51が規制部39に接することにより、栓部材50はそれ以上の開方向への移動が規制され、開位置に保持される。
栓部材50の閉位置を基準(0度)とする開位置における開き角度は、栓部材50が自重で開位置から閉位置へ倒れない最小角度以上かつユーザーが開位置にある栓部材50を閉じるために把持部53の先端部を指で引っ掛けるために必要な隙間(例えば5mm以上)を確保できる最大角度以下の範囲内の所定角度に設定されている。栓部材50の開き角度は、例えば95〜170度の範囲内の所定角度が好ましい。特に開位置にある栓部材50がその自重で閉位置側へ倒れることをより確実に回避するうえで開き角度は100度以上がより好ましい。また、栓部材50の開き角度が大きいほど、栓部材50を閉操作するときに、開位置にある栓部材50の把持部53に運んだ指が栓本体52の底部に触れ易くなる。この点において栓部材50の開き角度は150度以下が好ましい。よって、栓部材50の開き角度は、100〜150度の範囲内の所定角度であることがより好ましい。なお、図17の例では、把持部53が規制部39に接しているが、保持部材51のその他の部分が規制部39に接してもよい。また、カバー32における規制部39の位置も、栓部材50との位置関係において適宜変更できる。
また、図18に示すようにカバー32の無い構成も実施可能である。同図に示すように、ハウジング33には、栓部材50が開操作されたときに保持部材51が接することにより保持部材51の回動範囲を規制する規制部33cが設けられている。栓部材50の開き角度は、例えば95〜170度の範囲が好ましく、100〜150度の範囲がより好ましい。なお、カバー32を備えた構成において、保持部材51が規制部33cに接することにより栓部材50の回動範囲を規制してもよい。
次に液体収容ユニット30および液体噴射装置12の作用を説明する。
液体噴射装置12は、媒体収容カセット19から給送された媒体Mは搬送方向Yに搬送され、その搬送の途中の媒体Mに対して液体噴射部21が液体を噴射することにより、媒体Mに例えば画像等が印刷される。液体噴射装置12の不図示の制御部は、液体収容部40ごとに管理する前回の液量から消費された液量を減算することにより、液体収容部40ごとの現在の液量を管理する。液量が下限(例えばニアエンド)の閾値を下回る液体収容部40があると、表示部17にその旨を表示し、液体を注入する旨の要求をユーザーに通知する。ユーザーは表示部17の表示内容から特定される液体収容部40に液体を注入する液体注入作業を行う。
液体収容部40に液体を注入する場合、ユーザーはまず画像読取装置13を開け、次にカバー32を開けると、液体収容部40ごとの複数の栓部材50が露出する。栓部材50の保持部材51の覆い部材65が液体の色に対応して設けられている例では(図13)、例えば覆い部材65に示された色、つまり液体の色と同色に呈色された色と色を示す情報の記載とのうち少なくとも一方から、液体を注入すべき液体収容部40に対応する栓部材50を特定できる。そのため、ユーザーは複数の栓部材50の中から適切な栓部材50を選択して開操作する。このとき、ユーザーは把持部53を指で摘んで栓部材50を開操作できるので、その開操作が容易であるうえ、把持部53が栓本体52よりも保持部材51の一端側にずれた位置にあるため、把持部53を摘む指に栓本体52の液体が付着しにくい。
さらに、栓本体52は保持部材51の支持部100等によって支持されているため、栓部材50を開操作した際、保持部材51から栓本体52が外れることなく、栓本体52は保持部材51に保持された状態で保持部材51とともに移動する。
そして、適切な栓部材50を注入口43が開く開位置まで移動させたユーザーは、適切な注入先の液体収容部40に注入口43から液体を注入することができる。
この液体注入中、ユーザーは液体収容ユニット30の外側から液体収容部40内の液面の高さ(液位)を視認し、例えば上限位置に達するまで液体を注入する。液体を注入し終わると、栓部材50を閉操作する。このとき、液体注入中に開位置にある栓部材50は規制部39または規制部33cに接してそれ以上の移動が規制された所定の開き角度(例えば90〜170度の範囲内の所定角度)、好ましくは95〜150度の範囲内の所定の開き角度に保持されている(図17、図18参照)。そのため、その開き角度に保持された栓部材50を閉めるときに把持部53へ運んだ指が栓本体52の底部に触れにくく、栓部材50を閉めるときにも栓本体52の液体が指等に付着しにくい。また、栓部材50の保持部材51が所定の開き角度で斜めに立つ状態にあるので、約180度の開き角度で倒れた姿勢にある場合に比べ、ユーザーが誤って栓部材50の上に手を置いて栓部材50を破損させる事態を回避し易い。特に栓部材50がカバー32の内側の規制部39に接してその回動範囲が規制される構成では、開き角度をより好ましい100〜150度の範囲内に設定し易く、栓本体52の液体が指等に一層付着しにくくなるうえ、栓部材50の破損の頻度も一層低減できる。
また、保持部材51は、弾性変形可能な栓本体52よりも剛性が高く、栓部材50を開操作するときに保持部材51が撓みにくいことからも、栓本体52の液体が指等に付着しにくい。例えば保持部材の剛性が、弾性変形可能な栓本体の剛性と同等以下である場合、栓部材50を開閉操作するときに保持部材51が撓んで栓本体52が揺れ動くと、ユーザーの指等に栓本体52の液体が付着し易い。しかし、本実施形態では、栓本体52よりも剛性の高い保持部材51が栓部材50の開閉操作時に撓みにくく、栓本体52が揺れ動きにくいことから、栓本体52の液体が指等に付着しにくいうえ、栓本体52を注入口43に対して位置決めし易い。また、栓本体52が筒部42と対応する先端部に案内面61a(図8参照)を有する構成である場合、栓本体52が筒部42に対して多少ずれてもしっかり閉栓できる。このとき、栓本体52は弾性変形可能な部材からなるため、栓本体52によって注入口43をしっかり封止できる。
さらに、栓部材50は軸部37と係合部54との係合によりハウジング33または液体収容部40に対して回動可能に設けられているため、保持部材51の他端(例えば把持部53)を摘んで栓部材50を開閉操作するときに、梃子の原理によって栓部材50の開閉操作に要する力が小さく済む。よって、比較的小さな力で栓部材50を容易に開閉操作できる。
また、図7〜図12に示す栓部材50では、保持部材51と栓本体52との連結に一対の突部62(キー部)と一対の溝部64(キー溝部)とを係合させる連結機構60を採用している。このため、製造工場で、保持部材51に栓本体52を組み付けるとき、栓本体52の嵌込部63を保持部材51の貫通孔51aに嵌め込んだ後、栓本体52を軸回転させれば、一対の突部62が一対の溝部64に差し込まれた状態で係止される。この結果、剛性の異なる異質の部材からなる保持部材51と栓本体52とを比較的簡単に連結することができる。よって、栓部材50を比較的簡単に製造できる。
この第1実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)液体噴射装置12が備える液体噴射部21に液体を供給する液体収容ユニット30は、液体を収容する液体収容部40と、液体収容部40を配するハウジング33と、液体を液体収容部40に注入するための注入口43と、注入口43を開閉する栓部材50とを備える。栓部材50は、注入口43を覆う弾性変形可能な栓本体52と、栓本体52よりも剛性が高く、栓本体52を保持する保持部材51とを含む。よって、液体収容部40へ液体を注入する液体注入作業を行うときなどユーザーが栓部材50を開閉操作するときに、栓本体52の液体がユーザーの指等に付着する頻度を低減できる。
(2)保持部材51は一端511と他端512と、一端511と他端512とに交差する側端513とを含み、一端511には、注入口43を開閉するための把持部53が設けられている。よって、ユーザーは把持部53を指で把持して栓部材50を開閉操作できるので、栓部材50の開閉作業が容易になるうえ、その開閉時に栓本体52の液体が指等に付着する頻度を一層低減できる。
(3)栓本体52は、保持部材51において把持部53と他端512との間に配されている。よって、ユーザーが栓部材50を開閉操作するときに栓本体52の注入口43を封止する側の部分に誤って指等が触れ、栓本体52の液体がユーザーの指等に付着することを一層回避し易くなる。
(4)液体収容ユニット30は、複数の液体収容部40にそれぞれ対応する複数の栓部材50を備える。複数の栓部材50は、対応する液体収容部40ごとに1つずつの栓本体52を有する。液体収容部40ごとに個別に栓部材50を開閉操作する構成であるため、複数の栓本体を一体に備えた構成に比べ、栓部材50の開閉操作時に、栓本体52の液体がユーザーの指等に付着する頻度を一層低減できるうえ、液体を注入する液体収容部40以外の液体収容部40からの液体の蒸発または揮発を抑制できる。
(5)液体収容ユニット30は、栓部材50を回動させるための軸部37と、軸部37に係合する係合部54とを含む。軸部37と係合部54とのうち一方がハウジング33に設けられ、他方が栓部材50に設けられている。よって、保持部材51の他端を摘んで栓部材50を開閉操作するときに、梃子の原理によって栓部材50の開閉操作に要する力を小さくできる。
(6)カバー32またはハウジング33は、保持部材51が注入口43を開ける方向へ回動した状態で接することにより保持部材51の回動範囲を規制する規制部39または規制部33cを有する。例えば、保持部材51の回動範囲が規制されず栓部材50が約180度回動した倒れた姿勢で開位置に配置される構成に比べ、栓部材50の開閉操作時に栓本体52の液体がユーザーの指等に付着しにくい。よって、栓本体52の液体がユーザーの指等に付着する頻度を一層低減できる。また、栓部材50の開閉操作量が相対的に少なく済み、液体注入作業が容易である。さらに、栓部材が開位置で倒れた姿勢をとる構成であると、ユーザーが栓部材の上に誤って手を置いて栓部材を破損させる心配がある。しかし、本例の栓部材50は開位置で斜めに起きた姿勢(例えば開き角度で95〜170度の範囲内の姿勢)に保持されるため、ユーザーが誤って栓部材50の上に手を置く心配が少ない。よって、ユーザーが誤って栓部材50を破損する事態を低減できる。
(7)保持部材51には、覆い部材65が貫通孔51aの表側の開口を覆うとともに液体収容部40に収容される液体の色に対応して設けられている。よって、覆い部材65が保持部材51の貫通孔51aの目隠しと色表示とを兼ねるため、栓部材50の見栄えが良いうえ、ユーザーは覆い部材65を見て液体の色を確認できるため、液体収容部40に間違った色の液体を注入する注入ミスを低減できる。
また、覆い部材65を構成するキャップ66の溝部66aが嵌込部63及び抜止部63aを掴むように保持する。これにより、保持部材51から栓本体52を外れにくくすることができる。
(8)液体噴射装置12は、液体収容ユニット30と、液体収容ユニット30内の液体収容部40から供給された液体を噴射する液体噴射部21とを備える。そして、この液体噴射装置12によれば、液体噴射部21が液体を消費したために液体収容部40に液体を注入する必要がある場合に、液体収容ユニット30が有する種々の効果を同様に得ることができる。
(9)保持部材51は支持部100を有し、当該支持部100の支持面110で栓本体52の端部69を支持する。このため、保持部材51から栓本体52を外れにくくすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図面を参照して説明する。前記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略し、以下、第2実施形態について、第1実施形態と異なる構成、すなわち、栓部材の構成について説明する。
図19は、本実施形態における栓部材の構成を示す部分側断面図である。
図19に示すように、本実施形態の栓部材50aは、栓本体52の端部69の係合部54側に設けられて端部69を支持する第1支持部100(第1実施形態にかかる支持部100と同様)と、栓本体52の端部69の係合部54側と反対側に設けられて端部69を支持する第2支持部200と、を有している。第2支持部200は、第1支持部100と同様の構成を有し、端部69と接する略平坦な支持面210を有している。
すなわち、本実施形態では、栓本体52の端部69を第1支持部100及び第2支持部200の2か所で支持している。
第1支持部100及び第2支持部200は保持部材51の長手方向に沿って配置されている。従って、栓本体52の端部69に対して第1支持部100と第2支持部200とが対向する位置で端部69を支持するので、重力方向に対して均等に支持する力がかかるため、バランスよく栓本体52を支持することができる。
なお、栓部材50aにかかる上記以外の構成については第1実施形態と同様である。また、本実施形態において、第1実施形態と同様に、貫通孔51aを覆うキャップ66を設けてもよい。
以上、本実施形態によれば、上記実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(1)栓部材50aは、第1支持部100と第2支持部200とを備え、第1支持部100及び第2支持部200のそれぞれで栓本体52の端部69を支持する。従って、栓部材50を回動させて、注入口43から栓本体52を外す際、さらに、保持部材51から栓本体52を外れにくくすることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図面を参照して説明する。前記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略し、以下、第3実施形態について、第1実施形態と異なる構成、すなわち、栓部材の構成について説明する。
図20は、本実施形態における栓部材の構成を示す外観図である。
図20に示すように、本実施形態の栓部材50bは、栓本体52aと栓本体52aを保持する保持部材51とを有する。また、栓部材50bは栓本体52aの端部69を支持する支持部100を備えている。なお、支持部100の構成は、上記実施形態と同様なので説明を省略する。
栓本体52aは、栓部61の径方向側に突出する突部62a(キー部)を有する。当該突部62aは比較的肉厚が厚くなるように形成されている。例えば、第1実施形態にかかる突部62の肉厚の約2倍の厚みを有する。
また、保持部材51の裏面における貫通孔51aの周囲には、突部62aを差し込み(挿入)可能な溝部64a(キー溝部)が設けられている。溝部64aは、貫通孔51aと同心の円弧状に延びるとともに一端が開口しかつ他端が閉塞された溝通路を有する。突部62aが溝部64aに最後まで差し込まれると、両者を係止する不図示の係止部を有している。
なお、栓部材50bにかかる上記以外の構成については第1実施形態と同様である。また、本実施形態において、第1実施形態と同様に、貫通孔51aを覆うキャップ66を設けてもよい。
また、本実施形態では、突部62aの数は一つとしてが、これに限定されず、例えば、突部62aの数は複数(一対)であってもよい。
また、他の実施形態において、突部62の数は、複数(一対)でもよいし、一つ(片方)だけでもよい。
以上、本実施形態によれば、上記実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(1)栓部材50bは、支持部100を有するとともに、突部62aが比較的肉厚が厚いため、突部62a自体の変形が軽減されるとともに、突部62aの表面積が大きくなり溝部64aとの接触面積が増加する。これにより、突部62aと溝部64aとの摩擦力が増加するため保持部材51から栓本体52を外れにくくすることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、図面を参照して説明する。前記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略し、以下、第4実施形態について、第1実施形態と異なる構成、すなわち、栓部材の構成について説明する。
図21は、本実施形態における栓部材の構成を示す部分側断面図である。
図21に示すように、本実施形態の栓部材50cは、栓本体52cと保持部材51cとを有している。そして、本実施形態の栓部材50cは、栓本体52cと保持部材51cとが一体成型されたものである。
具体的には、栓本体52c及び保持部材51cのそれぞれの材料を同時期に射出可能な射出成型装置を用いて成形する。具体的には、可撓性材料を用いて栓本体52cを成形し、非可撓性材料を用いて保持部材51cを成形する。なお、この場合、2色形成を行ってもよい。具体的には、栓本体52cと保持部材51cとで色が異なるように成形する。そして、栓本体52cの色を、例えば、対応する液体収容部40に収容される液体の色と同じ色で形成する。このようにすれば、ユーザーは、栓本体52cが示す色から液体の色を認識できるので、液体収容部40に注入する液体の種類(色)を間違えにくくすることができる。
なお、栓部材50c全体の色を、対応する液体収容部40に収容される液体の色と同じ色で形成してもよい。
以上、本実施形態によれば、上記実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(1)栓部材50cの栓本体52cと保持部材51cとが一体成型により形成されているため、栓本体52cと保持部材51cとの密着強度を高めることができる。従って、さらに、保持部材51から栓本体52を外れにくくすることができる。
上記実施形態に含まれる構成の少なくとも一部を以下に示す変更例で実施してもよい。また、上記実施形態に含まれる構成と下記変更例に含まれる構成とを任意に組み合わせたり、下記変更例に含まれる構成同士を任意に組み合わせたりしてもよい。
・第1〜第3実施形態では、支持部100(第1支持部100,第2支持部200)は栓部61の端部69の一部を支持する構成であったが、これに限定されない。支持部は、栓部61の端部69全体(全周部分)を支持する構成であってもよい。このようにすれば、栓本体の支持力がさらに高まり、保持部材から栓本体を外れにくくすることができる。
・栓部材を回動させるための軸部と、軸部に係合する係合部とは、一方が液体収容部40またはハウジング33に設けられ、他方が栓部材50に設けられていればよい。また、栓部材50の他端に軸部が設けられ、当該軸部と係合する係合部がハウジング33または液体収容部40に設けられた構成でもよい。
・ハウジングは、液体噴射装置の筐体と一体でもよい。
・保持部材51の貫通孔51aに栓本体52の全部が嵌入されていてもよい。
・第1〜第3実施形態において、保持部材51に接することにより栓本体52,52aの回動範囲を規制する規制部は、筐体14に設けられていてもよい。
・第1〜第4実施形態において、軸部を筒状とし、軸部の両端部の筒内に挿入可能な軸状の係合部としてもよい。また、係合部は、軸部とその両端部で係合可能な凹状また筒状の係合部であってもよい。また、保持部材の係合部を筒部とし、筒部に軸部を挿入することで両者を係合させてもよい。これらの構成でも、保持部材51を回動可能に保持できる。
・保持部材51を注入口43の開口面と平行な面内で回動させる構成としてもよい。
・注入口43は液体収容部40のどの面に設けてもよく、例えば液体収容部40の前面に設けてもよい。この場合、栓部材50は、保持部材51を下端(他端)を中心に回動可能に設けたり、保持部材51を上下方向(長手方向)にスライド可能に保持したりする構成でもよい。
・ハウジング33は、1つまたは複数の液体収容部40を所定の向きに配することが可能であればよい。例えば液体収容部40の下部(例えば高さ方向に半分以下の部分)のみを覆う深さの浅いハウジングでもよいし、前後左右の面部が開口した枠状のハウジングでもよい。また、ハウジング33は窓部33bが無い構成でもよい。
・各実施形態において、カバー32は無くてもよい。また、液体収容部40は1つだけでもよい。
・液体噴射装置12は、複合機11の一部をなす構成に限らず、印刷専用の印刷装置でもよい。
・液体噴射部21が噴射する液体の一例はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイおよび面発光ディスプレイの製造に用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体でもよい。すなわち、液体噴射装置は、上記各種のディスプレイの製造に用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解した液状体を噴射する装置、紫外線硬化樹脂液を噴射する装置、その他、機能材料を含む液体を噴射する装置であってもよい。
・液体噴射装置が液体を噴射する媒体Mの一例は、用紙に限らず、プラスチック製のフィルムやシート、薄い板材、金属箔、ラミネートフィルム、更には配線基板などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛であってもよい。また、媒体MはTシャツ等の任意の形状の衣類等でもよいし、食器または文具のような任意の形状の立体物であってもよい。
・液体噴射装置は、液体噴射方式(例えばインクジェット方式)で樹脂液を噴射して立体物を成形する三次元用の液体噴射装置でもよい。
11…複合機、12…液体噴射装置、21…液体噴射部、22…キャリッジ、30…液体収容ユニット、40…液体収容部、43…注入口(液体注入口)、50,50a,50b,50c…栓部材、51…保持部材、57…蓋部分、61…栓部(胴部分)、61a…案内面、62,62a…突部、63…嵌込部、63a…抜止部、64,64a…溝部、65…覆い部材、66…キャップ、66a…溝部、68…開口、100…第1支持部(支持部)、110…支持面、200…第2支持部(支持部)、210…支持面、511…一端、512…他端、513…側端。

Claims (3)

  1. 液体噴射装置の液体収容部に液体を注入するための液体注入口を覆う栓部材であって、
    前記栓部材は、
    弾性変形可能な栓本体と、
    前記栓本体よりも剛性が高く、前記栓本体を保持するための保持部材と、を有し、
    前記栓本体は、前記液体注入口を覆うための蓋部分と、前記蓋部分から前記液体収容部に向かって延びる胴部分と、を含み、
    前記胴部分は、前記蓋部分の反対側に開口を形成する端部を有し、
    前記保持部材は、前記保持部材を回動させるための軸部に係合可能な係合部と、前記端部の前記係合部側に設けられて前記端部を支持するための支持部と、を有することを特徴とする栓部材。
  2. 請求項1に記載の栓部材において、
    前記支持部を第1支持部とすると、前記端部の前記係合部側と反対側に、前記端部を支持するための第2支持部を更に有することを特徴とする栓部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の栓部材を備えたことを特徴とする液体収容ユニット。
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