JP2017104993A - 液体供給ユニット及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液面が視認し易い液体供給ユニット及びそのような液体供給ユニットを備える記録装置を提供する。【解決手段】液体供給ユニットは、液体を収容可能な液体収容室及び液体収容室に液体を注入可能な注入口42を有する液体収容体40と、液体収容体が装着される筐体30とを備える。液体収容体は、液体収容体の側面部に設けられた第1透明部40cと、注入口42の周囲部に設けられた第2透明部40dとを有し、筐体30は、第1透明部40cを視認可能とする窓部31wと、第2透明部40dに光を入射させる採光部32aとを有する。【選択図】図5
Description
本発明は、液体を蓄える液体供給ユニット及びそのような液体供給ユニットを備える記録装置に関する。
記録装置の一例として、媒体に記録部からインク等の液体を噴射することにより印刷を行うインクジェット式のプリンターが知られている。また、こうした記録装置として、記録部が設けられたプリンター本体と、記録部に補充するためのインクを貯留する液体供給ユニットとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、液体供給ユニットは、例えば、インク等の液体を注入可能である液体収容体と、液体収容体が装着される装着部とにより構成される。そして、装着部には、液体収容体内の液面の位置を視認するための窓部が設けられている。
ところで、こうした記録装置においては、液体収容体の液面が見え難い場合がある。例えば、液体収容体に液体を注入するとき、液面が上がるにつれて液面の位置が視認し難くなることがある。本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液面が視認し易い液体供給ユニット及びそのような液体供給ユニットを備える記録装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体供給ユニットは、液体を収容可能な液体収容室及び当該液体収容室に前記液体を注入可能な注入口を有する液体収容体と、前記液体収容体が装着される筐体とを備え、前記液体収容体は、前記液体収容体の側面部に設けられた第1透明部と、前記注入口の周囲部に設けられた第2透明部とを有し、前記筐体は、前記第1透明部を視認可能とする窓部と、前記第2透明部に光を入射させる採光部とを有する。この構成によれば、筐体の採光部を介して光が液体収容体内に入射するため、液面で反射する光の量が増大し、液面が外部から視認し易くなる。
上記課題を解決する液体供給ユニットは、液体を収容可能な液体収容室及び当該液体収容室に前記液体を注入可能な注入口を有する液体収容体と、前記液体収容体が装着される筐体とを備え、前記液体収容体は、前記液体収容体の側面部に設けられた第1透明部と、前記注入口の周囲部に設けられた第2透明部とを有し、前記筐体は、前記第1透明部を視認可能とする窓部と、前記第2透明部に光を入射させる採光部とを有する。この構成によれば、筐体の採光部を介して光が液体収容体内に入射するため、液面で反射する光の量が増大し、液面が外部から視認し易くなる。
上記液体供給ユニットにおいて、前記採光部は、前記液体収容体の前記第2透明部を露出させる開口部であることが好ましい。この構成によれば、液体収容体の第2透明部に開口部を介して光が直接入射するため、液面の視認性が高くなる。
上記液体供給ユニットにおいて、前記採光部は、前記液体収容体の前記第2透明部を覆う表面が平坦な透明部材により構成されていることが好ましい。この構成によれば、採光部に付着したインクを拭い易くなる。
上記液体供給ユニットにおいて、前記窓部は、前記液体収容体の前記第1透明部を露出させる開口部であることが好ましい。この構成によれば、液体収容体の第1透明部に開口部を介して光が入射するため、液面の視認性が高くなる。
上記液体供給ユニットにおいて、前記窓部は、前記液体収容体の前記第1透明部を覆う表面が平坦な透明部材により構成されていることが好ましい。この構成によれば、窓部に付着したインクを拭い易くなる。
上記液体供給ユニットにおいては、前記採光部と前記窓部とが連結されていることが好ましい。
この構成によれば、筐体の採光部と窓部との間を仕切る部材がないことから、採光部と窓部とを合わせた部分の面積が大きくなり、液体収容体に入射する光の量が増大する。このため、液面の視認性が向上する。
この構成によれば、筐体の採光部と窓部との間を仕切る部材がないことから、採光部と窓部とを合わせた部分の面積が大きくなり、液体収容体に入射する光の量が増大する。このため、液面の視認性が向上する。
上記液体供給ユニットにおいて、前記注入口は、前記注入口が配置されている前記液体収容体の上部において前記側面部に寄るように配置されていることが好ましい。
この構成によれば、液体収容体の第1透明部と第2透明部とが近くなり、第2透明部を介して入射した光のうち第1透明部に達する光の量が増大する。このため、液面の視認性が高くなる。
この構成によれば、液体収容体の第1透明部と第2透明部とが近くなり、第2透明部を介して入射した光のうち第1透明部に達する光の量が増大する。このため、液面の視認性が高くなる。
上記液体供給ユニットにおいて、前記筐体には、前記液体収容体の前記注入口を覆うカバーが取り付けられていることが好ましい。この構成によれば、液体収容体の注入口がカバーで隠されるため外観が向上する。
上記液体供給ユニットにおいては、前記カバーの少なくとも一部分が透明または半透明であることが好ましい。この構成によれば、カバーが閉じられた状態で液体収容体内に光が入射する。このため、カバーが閉じられているときでも液面の視認性が高い。
上記課題を解決する記録装置は、上記構成の液体供給ユニットと、媒体に液体を用いて画像を記録する記録部とを備える。この構成によれば、上記液体供給ユニットにおける場合と同様の作用効果を享受できる。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る記録装置を備える複合機について図面を参照して説明する。なお、記録装置は、例えば液体の一例であるインクを媒体の一例である用紙に噴射することにより記録を行うインクジェット式のプリンターで構成されている。また、そのプリンターは、用紙の搬送方向と交差する走査方向に沿うように記録部として機能する記録ヘッド(液体噴射ヘッド)を移動させて記録を行う。なお、以下では、記録装置を使用可能な状態に設置したときの鉛直方向を「上下方向Z」として説明する。
以下、第1実施形態に係る記録装置を備える複合機について図面を参照して説明する。なお、記録装置は、例えば液体の一例であるインクを媒体の一例である用紙に噴射することにより記録を行うインクジェット式のプリンターで構成されている。また、そのプリンターは、用紙の搬送方向と交差する走査方向に沿うように記録部として機能する記録ヘッド(液体噴射ヘッド)を移動させて記録を行う。なお、以下では、記録装置を使用可能な状態に設置したときの鉛直方向を「上下方向Z」として説明する。
図1に示されるように、複合機11は、媒体の一例である用紙Pに記録を行うプリンター12Aと、原稿の画像読取機能を有するスキャナー12Bと、スキャナー12Bに対する原稿給紙機能を有する自動給紙装置12Cとを備える。プリンター12Aは、用紙Pに対して液体の一例であるインクを吐出することで文字や写真等の画像の記録を行う記録部13と、記録部13を収容する本体ケース16とを備える。本体ケース16には、用紙Pを排出する開口部17が設けられている。なお、本体ケース16において開口部17が形成されている側をプリンター12Aの前面側、その反対側を背面側と称する。
記録部13は、本体ケース16の長手方向と一致する走査方向Xに沿って往復移動可能なキャリッジ14と、キャリッジ14の下面に取り付けられた記録ヘッド15とを備えている。すなわち、記録部13は、キャリッジ14によって走査方向Xに沿って移動することで、走査方向Xにおける用紙Pの略全域に亘って記録する。
本体ケース16において開口部17の下側には、用紙Pを収容する用紙カセット18が取り付けられている。開口部17には排出トレイ19が設けられている。プリンター12Aは、用紙カセット18に載置された用紙Pを一枚ずつ搬送し、記録部13により用紙Pに画像を記録し、画像が記録された用紙Pを排出トレイ19に向けて排出する。ここで、用紙Pが搬送される搬送方向Yは、プリンター12Aの背面から前面に向かう方向と一致し、キャリッジ14の移動方向である走査方向Xと交差する。なお、複合機11には、プリンター12Aを操作するために使用される操作部が設けられている。
図2に示されるように、プリンター12Aは、記録部13に供給するためのインクを貯留する液体供給ユニット20を備える。液体供給ユニット20は、走査方向Xにおいてプリンター12Aの本体ケース16の一側面(図1において右側の面)に取り付けられている。液体供給ユニット20は、インクを収容する液体収容体40と、液体収容体40が装着される筐体30とを含めて構成される。筐体30の上部にはカバー33が開閉可能に取り付けられている。カバー33が開けられると、筐体30に装着された液体収容体40の注入口42(後述参照)が現れる。
筐体30には、搬送方向Yに沿って複数の液体収容体40が装着される。本実施形態においては、4つの液体収容体40が筐体30に装着されており、搬送方向Yにおいて最も下流側に位置する液体収容体40は、他の3つと比較して大容量のものとなっている。そして、これらの4つの液体収容体40には、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクが収容されていて、搬送方向Yにおいて最も下流側に位置する大容量の液体収容体40には、使用頻度の高いブラックのインクが収容されている。
図2に示されるように、筐体30は、複数の液体収容体40が装着される装着部31と、装着部31に装着された状態にある複数の液体収容体40の一部を覆う覆い部32とを含めて構成されている。筐体30には、液体収容体40に収容されたインクの残量を確認するための窓部31wと、液体収容体40に光を入射させる採光部32aとが設けられている。
図3に示されるように、装着部31は、底壁31aと、底壁31aの端縁から上方に延びて搬送方向Yに交差する一対の側壁31b,31bと、底壁31aの端縁から上方に延びて走査方向Xに交差する内側壁31c及び外側壁31dと、底壁31aの上方に配置される上壁31eとを備える。上壁31eは、その上方がカバー33により覆われ得る。内側壁31cは、走査方向Xに交差する一対の側壁のうちプリンター12Aの本体ケース16側に配置される側壁であり、外側壁31dは、走査方向Xに交差する一対の側壁のうち外側に配置される側壁である。
上壁31eには、液体収容体40に対応するように上部開口部31xが設けられている。上部開口部31xは、上壁31eにおいて外側壁31d側の端縁から内側壁31cに向かって延びる切欠きとして構成されている。外側壁31dには、上述の窓部31wが液体収容体40の視認面41(図2参照)に対応して設けられている。窓部31wは、外側壁31dにおいて上壁31e側の端縁から底壁31aに向かって延びる切欠きとして構成され、液体収容体40の視認面41(後述参照)を露出させる。
覆い部32は、装着部31の上壁31eと液体収容体40との間に配置される(図2参照)。覆い部32は、上壁31eの上部開口部31xの一部分を封鎖する。覆い部32には、上述の採光部32aが設けられている。採光部32aは、液体収容体40の注入口42及びその周囲部(すなわち後述の第2透明部40d)を露出させる。露出させる部分の面積(注入口42を含む面積)は、例えば、注入口42の開口面積の1.5倍以上の大きさに構成される。露出させる部分の面積が小さいと、その効果が表れにくいからである。具体的には、採光部32aは、覆い部32において外側壁31d側の端縁から内側壁31c側に延びる切欠きとして構成される。装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとは連結して1つの開口部を構成する(図5参照)。
覆い部32には、キャップ45(後述参照)を載置するための載置部32bが設けられている。載置部32bは、覆い部32において、カバー33を開けることにより露出するところに配置されている(図2参照)。
図4に示されるように、液体収容体40は、開口部40bを有する箱形の樹脂製容器40aと、開口部40bを封止するシート部材(図示省略)とを備える。インクは、樹脂製容器40aとシート部材とにより囲まれる液体収容室46に貯留される。
液体収容体40の上部には、液体収容室46にインクを注入するための注入口42が設けられている。注入口42は、液体収容室46の上部において側面部40s寄り(視認面41寄り)に配置され、液体収容体40の上部から上方に向かって突出する筒部として構成されている。液体収容室46と外部(液体収容室46の外側の空間)とは注入口42を介して連通する。
注入口42には、当該注入口42を閉塞するキャップ45が着脱可能に設けられている。キャップ45は、注入口42を上方から覆うようにして装着される。また、液体収容体40の上部には、注入口42とは異なる位置に、大気連通孔49が設けられている。大気連通孔49は、液体収容体40内に設けられた第1空気室50と連通する。第1空気室50は、同じく液体収容体40内に設けられた蛇行経路51の一端と連通し、蛇行経路51の他端は、液体収容体40内に設けられた第2空気室52と連通する。第2空気室52は、液体収容室46と連通する。すなわち、大気連通孔49、第1空気室50、蛇行経路51、及び第2空気室52は、液体収容室46内と液体収容室46外とを連通させる大気連通経路53を構成する。大気連通経路53は、液体収容室46内に収容されたインクが記録部13に供給されることに伴って、液体収容室46内が負圧になることを抑制する。
液体収容体40には、インクが流出する流出口44が設けられている。流出口44には供給チューブ60が接続されている(図1参照)。供給チューブ60の一端は液体収容体40に接続され、その他端は記録部13に接続されている。すなわち、液体収容体40に収容されるインクは、筐体30から供給チューブ60によって記録ヘッド15に供給される。なお、供給チューブ60は、液体収容体40に対してそれぞれ1本ずつ接続されているが、図1においては、図の簡略化のために1本だけ図示している。
図5に示されるように、液体収容体40の側面部40sには、インクの残量を視認させるための視認面41が設けられている。上述したように、視認面41は、筐体30の窓部31wから露出する。視認面41には、液体収容室46に収容可能なインクの上限量を示す上限目盛48が設けられている。
液体収容体40において視認面41を有する側面部40sは、液体収容室46内に収容されているインクの残量を視認することができるように、透明もしくは半透明の樹脂部材で構成されている。すなわち、液体収容体40の側面部40sにおいて視認面41を含む部分は、第1透明部40cとして構成されている。
また、液体収容体40の上部において注入口42の周囲部は、液体収容室46内に光が入射するように、透明もしくは半透明の樹脂部材で構成されている。すなわち、液体収容体40の上部において注入口42の周囲部は第2透明部40dとして構成されている。
次に、液体供給ユニット20の作用を説明する。
従来の液体供給ユニット(図示略)においても本実施形態の液体供給ユニット20における窓部31wに相当する窓部が設けられている。従って、その窓部を介して液体収容体40の液面は視認される。しかし、従来の液体供給ユニットでは、液体収容体40にインクを注入するときにおいて液面が視認し難くなることがある。インクの注入により液面が上限目盛48に近づくと、視認面41を通過して液体収容体40に進入する光のうちその液面で反射する光(特に、空気層側で反射する光)の量が少なくなるからである。
従来の液体供給ユニット(図示略)においても本実施形態の液体供給ユニット20における窓部31wに相当する窓部が設けられている。従って、その窓部を介して液体収容体40の液面は視認される。しかし、従来の液体供給ユニットでは、液体収容体40にインクを注入するときにおいて液面が視認し難くなることがある。インクの注入により液面が上限目盛48に近づくと、視認面41を通過して液体収容体40に進入する光のうちその液面で反射する光(特に、空気層側で反射する光)の量が少なくなるからである。
これに対し、本実施形態の液体供給ユニット20は、その筐体30に光を採り入れる採光部32aを有する。採光部32aは、液体収容体40の注入口42及びその周囲部が露出するように構成されているため、光は、液体収容体40の注入口42及びその周囲部に照射する。また、液体収容体40の注入口42の周囲部は透明または半透明に構成されているため、光は、液体収容体40内に進入し、液面を照らす。このようなことから液面の視認性が高くなる。
また、本実施形態では、注入口42は装着部31の上部において視認面41側に配置されているため、注入口42が視認面41とは反対面側に配置されている構成に比べて、注入口42の周囲部から進入し液面で反射して視認面41から出る光の量が増大する。このため、この構成によれば、液面の視認性が更に高くなる。
本実施形態の液体供給ユニット20及びそれを備えるプリンター12Aによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)液体供給ユニット20においては、筐体30の採光部32aを介して光が液体収容体40内に入射するため、液面で反射する光の量が増大し、液面が外部から視認し易くなる。
(1)液体供給ユニット20においては、筐体30の採光部32aを介して光が液体収容体40内に入射するため、液面で反射する光の量が増大し、液面が外部から視認し易くなる。
(2)また、液体供給ユニット20においては、液体収容体40の第2透明部40dに開口部として機能する採光部32aを介して光が直接入射するため、液面の視認性が高くなる。
(3)また、液体供給ユニット20においては、液体収容体40の第1透明部40cに開口部として機能する窓部31wを介して光が入射するため液面の視認性が高くなる。
(4)また、液体供給ユニット20においては、筐体30の採光部32aと窓部31wとの間を仕切る部材がないことから、採光部32aと窓部31wとを合わせた部分の面積が大きくなり、液体収容体40に入射する光の量が増大する。このため、液面の視認性が向上する。
(4)また、液体供給ユニット20においては、筐体30の採光部32aと窓部31wとの間を仕切る部材がないことから、採光部32aと窓部31wとを合わせた部分の面積が大きくなり、液体収容体40に入射する光の量が増大する。このため、液面の視認性が向上する。
(5)また、液体供給ユニット20においては、液体収容体40の第1透明部40cと第2透明部40dとが近くなり、第2透明部40dを介して入射した光のうち第1透明部40cに達する光の量が増大する。このため、液面の視認性が高くなる。
(6)また、液体供給ユニット20においては、液体収容体40の注入口42がカバー33で隠されるため、液体供給ユニット20の外観が向上する。
(7)そして、プリンター12Aでは、液体供給ユニット20と、用紙Pにインクを用いてが画像を記録する記録部13とを備えるので、液体供給ユニット20における場合と同様の作用効果を享受できる。
(7)そして、プリンター12Aでは、液体供給ユニット20と、用紙Pにインクを用いてが画像を記録する記録部13とを備えるので、液体供給ユニット20における場合と同様の作用効果を享受できる。
(第2実施形態)
図6を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
第1実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとが連結されているが、本実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとが連結されず、独立して存在する。すなわち、装着部31の窓部31wは、外側壁31dに設けられた貫通孔として構成されている。覆い部32の採光部32aは貫通孔として構成されている。このような構成によっても、実質的に第1実施形態と同様の効果が得られる。
図6を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
第1実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとが連結されているが、本実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとが連結されず、独立して存在する。すなわち、装着部31の窓部31wは、外側壁31dに設けられた貫通孔として構成されている。覆い部32の採光部32aは貫通孔として構成されている。このような構成によっても、実質的に第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
図7を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
第1実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとが連結されており、液体収容体40の視認面41(後述参照)が露出し、かつ液体収容体40の注入口42及びその周囲部が露出する。この構成に対して、本実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aが連結されており、液体収容体40の視認面41と、液体収容体40の注入口42の周囲部とが、透明または半透明な透明部材34により覆われている。透明部材34の表面は凹凸の少ない平坦面(または凹凸がない平坦面)として構成され、液体収容体40の注入口42を挿通する貫通孔34aを有する。透明部材34は、可撓性フィルム、剛性樹脂板、またはガラス板等で構成される。この構成によっても、実質的に第1実施形態と同様の効果が得られる。更に、液体収容体40の視認面41と液体収容体40の注入口42の周囲部とが、透明部材34により覆われるという構成によれば、注入口42から漏れたインクを拭き易いという効果が得られる。視認面41にインクが付着したり、拭った後のインクが固着したりすると、液体収容体40内に入射する光の量が減少し、液面が視認し難くなる。このようなことから、拭き易いという効果は、液面の視認性を高い状態で維持する点、または、液面の視認性を回復させる点においてメリットがある。
図7を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
第1実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとが連結されており、液体収容体40の視認面41(後述参照)が露出し、かつ液体収容体40の注入口42及びその周囲部が露出する。この構成に対して、本実施形態では、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aが連結されており、液体収容体40の視認面41と、液体収容体40の注入口42の周囲部とが、透明または半透明な透明部材34により覆われている。透明部材34の表面は凹凸の少ない平坦面(または凹凸がない平坦面)として構成され、液体収容体40の注入口42を挿通する貫通孔34aを有する。透明部材34は、可撓性フィルム、剛性樹脂板、またはガラス板等で構成される。この構成によっても、実質的に第1実施形態と同様の効果が得られる。更に、液体収容体40の視認面41と液体収容体40の注入口42の周囲部とが、透明部材34により覆われるという構成によれば、注入口42から漏れたインクを拭き易いという効果が得られる。視認面41にインクが付着したり、拭った後のインクが固着したりすると、液体収容体40内に入射する光の量が減少し、液面が視認し難くなる。このようなことから、拭き易いという効果は、液面の視認性を高い状態で維持する点、または、液面の視認性を回復させる点においてメリットがある。
従って、このような構成によれば、採光部32aは、液体収容体40の第2透明部40dを覆い、表面が平坦な透明部材34により構成されているため、採光部32aに付着したインクが拭い易い。また、窓部31wは、液体収容体40の第1透明部40cを覆い、表面が平坦な透明部材34により構成されているため、窓部31wに付着したインクが拭い易い。
(第4実施形態)
図8を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
本実施形態に係る液体供給ユニット20は、第3実施形態に係る液体供給ユニット20において、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとを独立させたものである。本実施形態では、第2実施形態と同様の効果に加えて、第3実施形態の効果が得られる。
図8を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
本実施形態に係る液体供給ユニット20は、第3実施形態に係る液体供給ユニット20において、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとを独立させたものである。本実施形態では、第2実施形態と同様の効果に加えて、第3実施形態の効果が得られる。
(第5実施形態)
図9を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
本実施形態に係る液体供給ユニット20は、第3実施形態に係る液体供給ユニット20において、透明部材34の構成が変更されたものである。透明部材34は、液体収容体40の視認面41を露出させ、かつ液体収容体40の注入口42の周囲部を覆う。この構成によれば、上記透明部材34の存在することによる効果(第3実施形態の効果)に加えて、次の効果を奏する。すなわち、視認面41が露出するため、第3実施形態に比べて液面が視認し易くなるという効果がある。
図9を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
本実施形態に係る液体供給ユニット20は、第3実施形態に係る液体供給ユニット20において、透明部材34の構成が変更されたものである。透明部材34は、液体収容体40の視認面41を露出させ、かつ液体収容体40の注入口42の周囲部を覆う。この構成によれば、上記透明部材34の存在することによる効果(第3実施形態の効果)に加えて、次の効果を奏する。すなわち、視認面41が露出するため、第3実施形態に比べて液面が視認し易くなるという効果がある。
(第6実施形態)
図10を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
本実施形態に係る液体供給ユニット20は、第5実施形態に係る液体供給ユニット20において、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとを独立させたものである。本実施形態では、第5実施形態と同様の効果が得られる。
図10を参照して、液体供給ユニット20の他の例を説明する。
本実施形態に係る液体供給ユニット20は、第5実施形態に係る液体供給ユニット20において、装着部31の窓部31wと覆い部32の採光部32aとを独立させたものである。本実施形態では、第5実施形態と同様の効果が得られる。
(その他の実施形態)
各実施態様は上記に示した態様に限られるものではなく、各実施形態は以下に示すように変更され得る。
各実施態様は上記に示した態様に限られるものではなく、各実施形態は以下に示すように変更され得る。
・上記各実施形態では、液体収容体40において側面部40sからなる第1透明部40c及び注入口42の周囲部からなる第2透明部40dが、液体収容体40の透明または半透明の部分として構成されているが、液体収容体40において第1透明部40c及び第2透明部40d以外の部分も透明または半透明に構成され得る。すなわち、液体収容体40の全体が透明部材または半透明部材により構成され得る。なお、液体収容体40の全部が透明または半透明部材により構成される場合、視認面41を有する側面部40s以外の部分かつ注入口42の周囲部以外の部分がシールまたは塗料により遮光されるように構成され得る。
・上記各実施形態において、カバー33の構成は次のように変更され得る。カバー33において、カバー33が閉じられた状態で液体収容体40の注入口42の上方にあたる部分、または当該部分を含む領域は、透明または半透明の部材により構成され得る。この構成によれば、カバー33が閉じられた状態で液体収容体40内に光が入射する。このため、カバー33が閉じられているときでも液面の視認性が高い。
・上記各実施形態において、筐体30は、複数の液体収容体40が装着される装着部31と、複数の液体収容体40の一部を覆う覆い部32とを含めて構成されているが、筐体30の構成はこれに限定されない。筐体30は、液体収容体40を装着し得る構造を有し、かつ、窓部31wと、採光部32aとを有するものであればよい。例えば、筐体30において、覆い部32は省略され得る。この場合、装着部31の上壁31eに採光部32aが構成される。この構成の場合は、液体収容体40が装着部31の下側または横側から差し込むことができるように、底壁31aまたは内側壁31c等が開閉可能または着脱可能に構成される。
12A…プリンター(記録装置)、13…記録部、20…液体供給ユニット、30…筐体、31d…外側壁、31e…上壁、31x…上部開口部、31w…窓部、32…覆い部、32a…採光部、33…カバー、34…透明部材、40…液体収容体、40c…第1透明部、40d…第2透明部、40s…側面部、41…視認面、42…注入口、46…液体収容室、P…用紙(媒体)。
Claims (10)
- 液体を収容可能な液体収容室及び当該液体収容室に前記液体を注入可能な注入口を有する液体収容体と、前記液体収容体が装着される筐体とを備え、
前記液体収容体は、前記液体収容体の側面部に設けられた第1透明部と、前記注入口の周囲部に設けられた第2透明部とを有し、
前記筐体は、前記第1透明部を視認可能とする窓部と、前記第2透明部に光を入射させる採光部とを有することを特徴とする液体供給ユニット。 - 前記採光部は、前記液体収容体の前記第2透明部を露出させる開口部である
請求項1に記載の液体供給ユニット。 - 前記採光部は、前記液体収容体の前記第2透明部を覆う表面が平坦な透明部材により構成されている
請求項1に記載の液体供給ユニット。 - 前記窓部は、前記液体収容体の前記第1透明部を露出させる開口部である
請求項2または請求項3に記載の液体供給ユニット。 - 前記窓部は、前記液体収容体の前記第1透明部を覆う表面が平坦な透明部材により構成されている
請求項2または請求項3に記載の液体供給ユニット。 - 前記採光部と前記窓部とが連結されている
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液体供給ユニット。 - 前記注入口は、前記注入口が配置されている前記液体収容体の上部において前記側面部に寄るように配置されている
請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の液体供給ユニット。 - 前記筐体には、前記液体収容体の前記注入口を覆うカバーが取り付けられている
請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の液体供給ユニット。 - 前記カバーの少なくとも一部分が透明または半透明である
請求項8に記載の液体供給ユニット。 - 請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の液体供給ユニットと、媒体に液体を用いて画像を記録する記録部とを備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2015238495A JP2017104993A (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 液体供給ユニット及び記録装置 |
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JP2015238495A JP2017104993A (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 液体供給ユニット及び記録装置 |
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Family Applications (1)
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CN2562973Y (zh) * | 2002-07-18 | 2003-07-30 | 洪肇荣 | 打印机墨水匣 |
KR200315829Y1 (ko) * | 2003-03-05 | 2003-06-12 | 김규남 | 폐잉크카트리지용 잉크 충진장치 |
EP2883704B1 (en) * | 2012-08-10 | 2018-09-26 | Seiko Epson Corporation | Liquid supply system |
-
2015
- 2015-12-07 JP JP2015238495A patent/JP2017104993A/ja active Pending
-
2016
- 2016-11-21 CN CN201611058901.1A patent/CN106985539B/zh active Active
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Also Published As
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