JP2019005963A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デザイン性を向上できる記録装置を提供する。【解決手段】記録装置11は、液体を用いて媒体に記録する記録部と、記録部に供給される液体を収容可能であって且つ収容する液体を視認するための視認面65を有する液体収容部60と、視認面を介して液体を視認可能な第1状態と、第1状態よりも液体の視認性が低い第2状態とに装置の状態を切替可能な切替機構と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの記録装置に関する。
液体収容体から供給された液体を媒体に向けて吐出することによって媒体に記録する記録装置がある。こうした記録装置の一例として、特許文献1には、液体収容体に収容されている液体の残量を視認可能な液体消費装置が記載されている。
近年、こうした記録装置においては、リビングなどに据え置かれることもあるため、機能性だけでなく、デザイン性が求められている。
本発明の目的は、デザイン性を向上できる記録装置を提供することにある。
本発明の目的は、デザイン性を向上できる記録装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する記録装置は、液体を用いて媒体に記録する記録部と、前記記録部に供給される前記液体を収容可能であって且つ収容する前記液体を視認するための視認面を有する液体収容部と、前記視認面を介して前記液体を視認可能な第1状態と、前記第1状態よりも前記液体の視認性が低い第2状態とに装置の状態を切替可能な切替機構と、を備える。
上記課題を解決する記録装置は、液体を用いて媒体に記録する記録部と、前記記録部に供給される前記液体を収容可能であって且つ収容する前記液体を視認するための視認面を有する液体収容部と、前記視認面を介して前記液体を視認可能な第1状態と、前記第1状態よりも前記液体の視認性が低い第2状態とに装置の状態を切替可能な切替機構と、を備える。
例えば、記録装置を使用する場合に第1状態となり、記録装置を使用しない場合に第2状態となるように、記録装置の状態が切り替わるとする。この場合、記録装置を使用するときには第1状態となって液体収容部が収容する液体の残量を視認でき、記録装置を使用しないときには第2状態となって液体収容部が収容する液体の残量を視認し難くできる。すなわち、記録装置を使用しないときなど、ユーザーにとって液体の残量を確認する必要がない場合においては、液体の残量を見えないようにすることができる。この構成によれば、液体収容部が収容する液体をユーザーに視認させるという視認面の機能を、ユーザーにとって必要となる場面においてのみ発揮させることができる。したがって、記録装置のデザイン性を向上できる。
上記記録装置においては、装置本体の電源がオフである場合に、前記切替機構により前記第2状態となるように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、記録装置の電源がオフである場合において液体収容部に収容される液体の残量を見えないようにできるため、デザイン性を向上できる。
この構成によれば、記録装置の電源がオフである場合において液体収容部に収容される液体の残量を見えないようにできるため、デザイン性を向上できる。
上記記録装置においては、前記液体収容部が収容する前記液体の量が予め設定された設定量よりも低い場合に、前記切替機構により前記第1状態となるように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、液体収容部に収容される液体の量が僅少となっている場合に、液体収容部に収容される液体の残量を視認できるように第1状態に切り替わるため、ユーザーに液体の補充を促すことができる。
上記記録装置においては、装置本体が記録動作を実行する場合に、前記切替機構により前記第1状態となるように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、記録装置が記録動作を実行する場合において液体収容部に収容される液体の残量を視認可能となるため、デザイン性を向上できる。
この構成によれば、記録装置が記録動作を実行する場合において液体収容部に収容される液体の残量を視認可能となるため、デザイン性を向上できる。
上記記録装置においては、前記切替機構を操作可能な操作部を備えることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーが操作部を操作することによって、液体収容部に収容される液体の残量をユーザーが所望のタイミングで視認することができる。
この構成によれば、ユーザーが操作部を操作することによって、液体収容部に収容される液体の残量をユーザーが所望のタイミングで視認することができる。
上記記録装置においては、前記切替機構は、前記視認面を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーを備えることが好ましい。
この構成によれば、記録装置は、カバーが視認面を覆う位置に位置する場合に第1状態となり、カバーが視認面を露出させる位置に位置する場合に第2状態となる。すなわち、簡易な構成で記録装置を第1状態と第2状態とに切り替えることができる。
この構成によれば、記録装置は、カバーが視認面を覆う位置に位置する場合に第1状態となり、カバーが視認面を露出させる位置に位置する場合に第2状態となる。すなわち、簡易な構成で記録装置を第1状態と第2状態とに切り替えることができる。
上記記録装置においては、前記切替機構は、前記液体収容部に光を照射可能な光源を備えることが好ましい。
この構成によれば、記録装置は、光源が光を照射する場合に第1状態となり、照射しない場合に第2状態となる。すなわち、簡易な構成で記録装置を第1状態と第2状態とに切り替えることができる。
この構成によれば、記録装置は、光源が光を照射する場合に第1状態となり、照射しない場合に第2状態となる。すなわち、簡易な構成で記録装置を第1状態と第2状態とに切り替えることができる。
(第1実施形態)
以下、記録装置の第1実施形態について図を参照して説明する。
図1に示すように、記録装置11は、直方体状の筐体12を備えている。記録装置11は、原稿を読取可能な読取部20と、記録装置11を操作するための操作パネル30と、記録装置11に媒体をセット可能な媒体カセット40とを備えている。記録装置11は、文字、写真等の画像を媒体に記録する記録部50と、液体を収容可能な液体収容部60と、液体収容部60を収容する収容部70とを備えている。本実施形態において、操作パネル30が配置されている側の面を記録装置11の前面とし、その反対側の面を記録装置11の背面とする。記録装置11の前面及び背面は、記録装置11の幅方向及び上下方向に広がりを有する面である。そのため、筐体12は、記録装置11の幅方向、上下方向及び奥行方向に広がりを有する。本実施形態においては、説明の便宜のために、図1において、幅方向の右側を第1端側とし、幅方向の左側と第2端側とする。
以下、記録装置の第1実施形態について図を参照して説明する。
図1に示すように、記録装置11は、直方体状の筐体12を備えている。記録装置11は、原稿を読取可能な読取部20と、記録装置11を操作するための操作パネル30と、記録装置11に媒体をセット可能な媒体カセット40とを備えている。記録装置11は、文字、写真等の画像を媒体に記録する記録部50と、液体を収容可能な液体収容部60と、液体収容部60を収容する収容部70とを備えている。本実施形態において、操作パネル30が配置されている側の面を記録装置11の前面とし、その反対側の面を記録装置11の背面とする。記録装置11の前面及び背面は、記録装置11の幅方向及び上下方向に広がりを有する面である。そのため、筐体12は、記録装置11の幅方向、上下方向及び奥行方向に広がりを有する。本実施形態においては、説明の便宜のために、図1において、幅方向の右側を第1端側とし、幅方向の左側と第2端側とする。
読取部20は、筐体12の上部に配置されている。読取部20は、例えばスキャナーとして構成され、原稿をセットするための原稿台21と、原稿カバー22とを有している。原稿カバー22は、記録装置11の背面側となる端部を支点に、原稿台21に対して開閉可能に構成されている。読取部20は、原稿台21と原稿カバー22との間にセットされる原稿に記録されている文字、写真等の画像を読み取る。原稿台21は、記録装置11の背面側となる端部を支点に、筐体12に対して開閉可能に構成されている。原稿台21を含む読取部20が開くと、筐体12の内部が露出する。
操作パネル30は、記録装置11の前面側に配置されている。操作パネル30は、記録装置11の外装の一部を構成している。本実施形態の操作パネル30は、記録装置11を操作するための操作部の一例である。操作パネル30は、電源ボタン31と、表示部32とを有している。電源ボタン31は、操作パネル30において、幅方向の第2端側寄りとなる位置に配置されている。電源ボタン31は、装置本体の電源をオンとオフとに切り替えるためのボタンである。
表示部32は、記録装置11を操作するための各種情報が表示可能に構成されている。表示部32は、幅方向において電源ボタン31と隣り合うように配置されている。表示部32は、操作パネル30において幅方向の中央寄りとなる位置に、矩形状のモニターとして設けられている。本実施形態において、表示部32は、タッチパネルとして構成されている。そのため、ユーザーは、表示部32であるタッチパネルを介して記録装置11を操作する。なお、操作パネル30は、記録装置11を操作するための操作ボタン等を有してもよい。操作パネル30は、その上端を支点に、筐体12に対して開閉可能に構成されている。操作パネル30が開くと、筐体12の内部から外部に向けて媒体を排出するための排出口が露出する。
媒体カセット40は、筐体12の下部に配置されている。媒体カセット40は、筐体12に対して挿抜可能に構成されている。媒体カセット40は、筐体12に対して挿抜する際に、ユーザーが手を掛けるための取っ手41が形成された操作板42を有している。操作板42は、記録装置11の外装の一部を構成している。すなわち、媒体カセット40は、筐体12の前面から挿抜可能とされる。操作板42は、幅方向における長さが操作パネル30と略同一となるように構成されている。媒体カセット40は、例えば用紙などの媒体を積層状態で収容可能に構成されている。媒体カセット40は、筐体12に挿入されることによって、媒体を筐体12の内部にセットする。
記録部50は、筐体12の内部に配置されている。記録部50は、液体を用いて媒体に画像を記録可能に構成されている。記録部50は、キャリッジ51と、ヘッド52とを備えている。キャリッジ51は、筐体12の内部において幅方向に移動可能とされている。ヘッド52は、キャリッジ51に搭載され、媒体に向けて例えばインクなどの液体を吐出可能とされている。すなわち、記録部50は、液体を媒体に吐出することによって記録する。
記録部50は、液体が供給されるためのチューブ53を有している。チューブ53は、記録部50と液体収容部60とに接続されている。チューブ53を介することによって、液体収容部60に収容される液体が記録部50に供給される。
記録部50は、筐体12の内部を搬送される媒体に記録する。記録部50は、例えば、媒体カセット40から搬送される媒体に記録する。この場合、媒体カセット40に収容されている媒体は、記録装置11の背面側からその前面側に向けて、媒体カセット40に収容されているときの状態からその姿勢が反転されるようにして搬送される。
本実施形態の記録装置11は、その背面から媒体を供給可能に構成されている。この場合、記録装置11の背面から供給された媒体は、筐体12の内部においてその背面側から前面側に向けて搬送される。すなわち、本実施形態において、媒体が搬送される搬送方向は、記録装置11の背面側から前面側に向かう方向である。媒体は、記録部50によって記録された後、排出口から排出される。
収容部70は、記録装置11の前面側であって且つ幅方向において第1端側となる角に配置されている。収容部70は、液体収容部60を収容するためのケース71と、蓋72とを有している。ケース71は、記録装置11の外装の一部を構成している。ケース71は、筐体12の前面からせり出すように設けられている。すなわち、ケース71の前面73は、筐体12の前面を構成する操作パネル30、媒体カセット40の操作板42よりも前方に位置している。
ケース71は、収容する液体収容部60の一部を露出する露出孔74を有している。露出孔74は、ケース71の前面73に開口している。露出孔74は、収容部70が収容する液体収容部60の数に対応して設けられている。露出孔74は、ケース71の前面73において、その下部寄りの位置に幅方向に並んで複数設けられている。本実施形態のケース71は、5つの露出孔74を有している。すなわち、本実施形態の収容部70は、5つの液体収容部60を収容する。
蓋72は、ケース71の上部に配置されている。蓋72は、ケース71の前面73側とは反対側となるその背面側を支点に、ケース71に対して開閉可能に構成されている。蓋72が開くと、ケース71内の液体収容部60が露出する。
収容部70は、蓋72の上方に読取部20の一部が重なるように設けられている。そのため、蓋72は、読取部20が筐体12に対して開いている状態、すなわち筐体12の内部が露出されている状態において開くことが可能となる。そのため、収容部70は、読取部20が筐体12に対して閉じている場合、蓋72がケース71に対して閉じた状態でロックされる。
次に、液体収容部60について説明する。
図2及び図3に示すように、液体収容部60は、幅方向に並んで複数設けられている。液体収容部60は、それぞれ異なる種別の液体を収容する。本実施形態においては、液体収容部60は、それぞれ異なる種類のインクを収容する。
図2及び図3に示すように、液体収容部60は、幅方向に並んで複数設けられている。液体収容部60は、それぞれ異なる種別の液体を収容する。本実施形態においては、液体収容部60は、それぞれ異なる種類のインクを収容する。
5つの液体収容部60のうち、幅方向において最も第2端側に位置する液体収容部60は、他の4つの液体収容部60と比較して幅方向における幅が大きく構成されている。すなわち、幅方向において最も第2端側に位置する液体収容部60は、大容量の液体収容部60とされている。本実施形態において、大容量の液体収容部60は、ブラックの顔料インクを収容する。他の4つの液体収容部60は、幅方向において第2端側から第1端側に向かって順に、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの染料インクを収容する。
液体収容部60は、半透明状若しくは透明状の樹脂を主として形成されている。液体収容部60は、液体を補充可能に構成されている。液体収容部60は、液体を貯留可能な貯留部61と、貯留部61に向けて液体を注入可能な注入部62とを備えている。
貯留部61は、記録装置11の奥行方向に延びるように直方体状に設けられている。貯留部61は、その内部の空間が液体を貯留するための貯留室63として構成されている。貯留室63には、上下方向に延びる複数のリブ64が設けられている。リブ64は、液体収容部60から記録部50に向けて液体を供給する際に、貯留室63に貯留される液体を撹拌させるために設けられている。なお、図3においては、大容量の液体収容部60における貯留室63が露出しているが、この側面には不図示のシートが熱溶着されている。
液体収容部60は、貯留部61の一部がケース71の露出孔74から露出するように収容部70に収容されている。露出孔74から露出する貯留部61の一部は、貯留部61の前面を構成する前壁である。貯留部61は、半透明状若しくは透明状の樹脂によって構成されているため、光を透過可能とされている。
露出孔74から露出する貯留部61の前面は、貯留部61に貯留されている液体を視認するための視認面65とされている。視認面65には、貯留部61に貯留されている液体の残量を示すための目盛66が設けられている。そのため、液体収容部60は、ケース71の露出孔74を通じて視認面65が視認可能となるように収容部70に収容される。ケース71の露出孔74は、ユーザーが液体収容部60に収容される液体の残量を確認するための開口である。ユーザーは、露出孔74を通じて視認面65を視認することによって、液体収容部60に収容されている液体の残量を確認する。
第1実施形態においては、貯留部61の前壁を透明度の低い材料で構成したり、視認面65にスモークフィルムを貼ったりするなどして、視認面65を介した液体の視認性が低くなるように構成されている。第1実施形態における液体収容部60は、記録装置11が一般的に使用される環境下において、ユーザーが視認面65を見た場合に液体収容部60に収容されている液体を視認できない程度にその視認性が低くなるように構成されていることが好ましい。
注入部62は、貯留部61の上部に位置している。注入部62は、貯留部61の上壁から上方に延びるように設けられ、貯留部61と一体的に構成されている。注入部62は、貯留部61の上壁において、視認面65寄りとなる位置に設けられている。注入部62は、その上部に注入口67を有している。注入口67は、上方に向かって延びる円筒状の部材である。注入部62は、注入口67を介して注入された液体を貯留部61に導入するための流路をその内部に有している。収容部70の蓋72が開くと、収容部70に収容される液体収容部60の注入口67が露出する。すなわち、収容部70の蓋72が開くことによって、液体収容部60に液体を注入可能な状態となる。
図3に示すように、記録装置11は、液体収容部60に光を照射するための照射部80を備えている。照射部80は、基板81と、基板81に取り付けられる発光素子82と、発光素子82が発する光をガイドする導光部材83とを有している。基板81は、L字状に屈曲するように設けられ、幅方向に並ぶ複数の液体収容部60に亘って貯留部61の上方を延びるように構成されている。基板81は、それぞれの液体収容部60の貯留部61の前面と、幅方向において第2端側に位置する大容量の液体収容部60の貯留部61の側面とに沿うように延びている。基板81は、大容量の液体収容部60の貯留部61の側面に沿って延びる部分に、発光素子82に電力を供給するための端子84を有している。
発光素子82は、液体収容部60の数に対応して複数設けられている。発光素子82は、それぞれ液体収容部60の貯留部61の上壁と対向する位置に配置されている。本実施形態の発光素子82は、LEDで構成されている。発光素子82は、電圧が印加されることによって発光する。本実施形態において、発光素子82は、光を照射可能な光源の一例である。発光素子82は、下方に向けて、すなわち液体収容部60の貯留部61に向けて光を照射可能な姿勢で基板81に取り付けられている。
導光部材83は、貯留部61の上壁と発光素子82との間に配置されている。導光部材83は、幅方向に並ぶ複数の液体収容部60に亘って貯留部61の上壁と対向するように設けられている。導光部材83は、発光素子82が発する光を液体収容部60の貯留部61に向けてガイドする。
照射部80は、貯留部61の上壁越しに貯留室63を照らすように光を照射する。発光素子82の点灯及び消灯の切り替えは、操作部の一例である操作パネル30を介してユーザーが任意に実行可能とされている。なお、照射部80は、発光素子82が発する光量を調整可能に構成されてもよい。
次に、上記のように構成された記録装置11の第1実施形態における作用について説明する。
液体収容部60は、収容部70に収容されている。すなわち、液体収容部60は、収容部70のケース71及び蓋72に囲まれている。そのため、液体を貯留する貯留部61は、その内部の空間である貯留室63が暗い状態となっている。このとき、記録装置11は、貯留室63が暗いために、液体収容部60に収容される液体の視認性が低い状態となっている。特に、第1実施形態においては、液体収容部60は、視認面65にスモークフィルムが貼られるなどして、視認面65を介した液体の視認性が低くなるように構成されている。そのため、記録装置11が一般的に使用される環境下において、ユーザーが露出孔74を通じて視認面65を見たとしても、液体収容部60に収容される液体を視認し難くなっている。換言すると、記録装置11は、視認面65を介して視認される液体の残量の表示が目立たない状態にある。
液体収容部60は、収容部70に収容されている。すなわち、液体収容部60は、収容部70のケース71及び蓋72に囲まれている。そのため、液体を貯留する貯留部61は、その内部の空間である貯留室63が暗い状態となっている。このとき、記録装置11は、貯留室63が暗いために、液体収容部60に収容される液体の視認性が低い状態となっている。特に、第1実施形態においては、液体収容部60は、視認面65にスモークフィルムが貼られるなどして、視認面65を介した液体の視認性が低くなるように構成されている。そのため、記録装置11が一般的に使用される環境下において、ユーザーが露出孔74を通じて視認面65を見たとしても、液体収容部60に収容される液体を視認し難くなっている。換言すると、記録装置11は、視認面65を介して視認される液体の残量の表示が目立たない状態にある。
一方、発光素子82の点灯によって液体収容部60に光が照射されると、貯留室63が照らされる。このとき、記録装置11は、貯留室63が明るいために、液体収容部60に収容される液体の視認性が高い状態となっている。すなわち、発光素子82が点灯することによって、記録装置11は、視認面65を介して液体を視認可能な状態となる。特に、本実施形態においては、貯留部61の上壁において奥行方向で手前側となる視認面65寄りの位置から貯留室63を照らすため、より液体を視認し易い状態となる。換言すると、記録装置11は、発光素子82が点灯している場合、視認面65を介して視認される液体の残量の表示が目立つ状態にある。
第1実施形態において、記録装置11は、装置本体の電源がオフである場合、発光素子82が消灯するため、液体収容部60に収容される液体を視認し難い状態となる。そのため、装置本体の電源がオフになっている状態など、液体の残量を確認する必要がない場合においては、発光素子82が消灯することによって、視認面65を介しても液体を見えないようにすることができる。一方、媒体に画像を記録するときなど、液体の残量を確認したい場合においては、操作パネル30を介して発光素子82を点灯させることによって、視認面65を介して液体を視認可能とすることができる。
まとめると、第1実施形態において、記録装置11は、発光素子82が点灯することによって、視認面65を介して液体を視認可能な第1状態となる。記録装置11は、発光素子82が消灯することによって、視認面65を介した液体の視認性が第1状態よりも低い第2状態、すなわち液体を視認し難い状態となる。そのため、記録装置11は、発光素子82によって、視認面65を介して液体を視認可能な第1状態と、第1状態よりも液体の視認性が低い第2状態とに切替可能とされている。すなわち、第1実施形態において、発光素子82は、記録装置11の状態を第1状態と第2状態とに切替可能な切替機構として機能する。換言すると、切替機構は、発光素子82を備える。その時々に応じて記録装置11を第1状態と第2状態とに切り替えることによって、液体収容部60に収容される液体の残量を視認させるという視認面65による記録装置11の機能性を保ちつつ、記録装置11のデザイン性が向上される。
上述した第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)例えば、記録装置11を使用する場合に第1状態となり、記録装置11を使用しない場合に第2状態となるように、記録装置11の状態が切り替わるとする。この場合、記録装置11を使用するときには第1状態となって液体収容部60が収容する液体の残量を視認でき、記録装置11を使用しないときには第2状態となって液体収容部60が収容する液体の残量を視認し難くできる。すなわち、記録装置11を使用しないときなど、ユーザーにとって液体の残量を確認する必要がない場合においては、液体の残量を見えないようにすることができる。この構成によれば、液体収容部60が収容する液体をユーザーに視認させるという視認面65の機能を、ユーザーにとって必要となる場面においてのみ発揮させることができる。したがって、記録装置11のデザイン性を向上できる。
(1)例えば、記録装置11を使用する場合に第1状態となり、記録装置11を使用しない場合に第2状態となるように、記録装置11の状態が切り替わるとする。この場合、記録装置11を使用するときには第1状態となって液体収容部60が収容する液体の残量を視認でき、記録装置11を使用しないときには第2状態となって液体収容部60が収容する液体の残量を視認し難くできる。すなわち、記録装置11を使用しないときなど、ユーザーにとって液体の残量を確認する必要がない場合においては、液体の残量を見えないようにすることができる。この構成によれば、液体収容部60が収容する液体をユーザーに視認させるという視認面65の機能を、ユーザーにとって必要となる場面においてのみ発揮させることができる。したがって、記録装置11のデザイン性を向上できる。
(2)記録装置11は、電源がオフである場合に第2状態となるように構成されている。すなわち、記録装置11の電源がオフである場合において液体収容部60に収容される液体の残量を見えないようにできるため、そのデザイン性を向上できる。
(3)記録装置11は、第1状態と第2状態とに切替可能な操作パネル(操作部)30を備える。すなわち、ユーザーが操作パネル(操作部)30を操作することによって、液体収容部60に収容される液体の残量をユーザーが所望のタイミングで視認することができる。
(4)液体収容部60に光を照射可能な発光素子(光源)82を備える。そのため、記録装置11は、発光素子(光源)82が光を照射する場合に第1状態となり、照射しない場合に第2状態となる。すなわち、簡易な構成で記録装置11を第1状態と第2状態とに切り替えることができる。
(第2実施形態)
次に、記録装置11の第2実施形態について図を参照して説明する。なお、第2実施形態においては、主に第1実施形態と異なる点について説明する。
次に、記録装置11の第2実施形態について図を参照して説明する。なお、第2実施形態においては、主に第1実施形態と異なる点について説明する。
図4及び図5に示すように、第2実施形態における記録装置11は、液体収容部60を収容する収容部70のケース71に対して開閉可能な開閉板91を備えている。なお、第2実施形態の記録装置11は照射部80を備えていないが、照射部80を備える構成としてもよい。
開閉板91は、ケース71の前面73に取り付けられている。開閉板91は、ケース71の前面73を覆う位置と露出させる位置との間で開閉可能とされている。開閉板91は、その下端となる端部を支点に回動することで開閉可能とされている。すなわち、開閉板91は、ケース71の前面73に開口する露出孔74を覆う位置と露出させる位置との間で開閉可能に構成されている。開閉板91は、ユーザーが指を掛けて直接操作することによって開閉される。なお、開閉板91は、操作パネル30を介して電子的に開閉される構成でもよい。
図4に示すように、開閉板91が開くと、ケース71の露出孔74が露出される。図5に示すように、開閉板91が閉じると、ケース71の露出孔74が開閉板91により覆われる。そのため、開閉板91が開いている場合、記録装置11は、視認面65を視認可能な状態となる。開閉板91が閉じている場合、記録装置11は、視認面65を視認できない状態となる。すなわち、開閉板91は、視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーとして機能する。
第2実施形態の記録装置11は、第1実施形態と異なり、発光素子82により貯留室63を照らさずとも、視認面65を介して液体を視認可能となるように構成されている。例えば、第2実施形態の液体収容部60は、視認面65にスモークフィルムが貼られることなく構成される。
次に、上記のように構成された第2実施形態の記録装置11の作用について説明する。
ユーザーが開閉板91を開くと、液体収容部60は、開閉板91が視認面65を露出させるため、視認面65を視認可能な状態となる。すなわち、開閉板91が開いている場合、記録装置11は、視認面65を介して液体を視認可能な状態となる。換言すると、記録装置11は、開閉板91が視認面65を露出させることによって、液体収容部60に収容される液体の視認性が高い第1状態となる。
ユーザーが開閉板91を開くと、液体収容部60は、開閉板91が視認面65を露出させるため、視認面65を視認可能な状態となる。すなわち、開閉板91が開いている場合、記録装置11は、視認面65を介して液体を視認可能な状態となる。換言すると、記録装置11は、開閉板91が視認面65を露出させることによって、液体収容部60に収容される液体の視認性が高い第1状態となる。
ユーザーが開閉板91を閉じると、液体収容部60は、開閉板91が視認面65を覆うため、視認面65を視認不可能な状態となる。すなわち、開閉板91が閉じている場合、記録装置11は、液体収容部60に収容される液体を視認できない状態となる。換言すると、記録装置11は、開閉板91が視認面65を覆うことによって、液体収容部60に収容される液体の視認性が低い第2状態となる。
まとめると、第2実施形態において、記録装置11は、開閉板91が開くことによって、視認面65を介して液体を視認可能な第1状態となる。記録装置11は、開閉板91が閉じることによって、第1状態よりも液体の視認性が低い第2状態、すなわち液体を視認し難い状態となる。そのため、記録装置11は、カバーとして機能する開閉板91によって、視認面65を介して液体を視認可能な第1状態と、第1状態よりも液体の視認性が低い第2状態とに切替可能とされている。すなわち、第2実施形態において、開閉板91は、記録装置11の状態を第1状態と第2状態とに切替可能な切替機構として機能する。換言すると、切替機構は、カバーとして機能する開閉板91を備える。第2実施形態においては、ユーザーが開閉板91を任意に操作することによって、任意のタイミングで視認面65を介して液体の残量を確認したり、視認面65を隠したりできる。すなわち、記録装置11を使用しない場合などにおいて、開閉板91により視認面65を隠すことができる。そのため、視認面65に埃、塵などが付着することを抑制できる。また、記録装置11のデザイン性が向上する。
上述した第2実施形態によれば、上述した第1実施形態における(1)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(5)視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能な開閉板(カバー)91を備える。そのため、記録装置11は、開閉板(カバー)91が視認面65を覆う位置に位置する場合に第1状態となり、開閉板(カバー)91が視認面65を露出させる位置に位置する場合に第2状態となる。すなわち、簡易な構成で記録装置11を第1状態と第2状態とに切り替えることができる。
(5)視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能な開閉板(カバー)91を備える。そのため、記録装置11は、開閉板(カバー)91が視認面65を覆う位置に位置する場合に第1状態となり、開閉板(カバー)91が視認面65を露出させる位置に位置する場合に第2状態となる。すなわち、簡易な構成で記録装置11を第1状態と第2状態とに切り替えることができる。
(6)空気中を漂う埃、塵などが視認面65に付着すると、視認面65を介する液体のへの視認性を損なう虞がある。この点、第2実施形態における記録装置11においては、切替機構として機能するカバーの一例である開閉板91が視認面65を覆うことによって、空気中を漂う埃、塵などが視認面65に付着する虞を低減できる。すなわち、開閉板(カバー)91によって、視認面65を保護でき、視認面65を介した液体の視認性を向上できる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。なお、以下の変更例は適宜組み合わせてもよい。
・図6及び図7に示すように、第2実施形態において、記録装置11は、視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーの一例として、上下にスライド移動可能なスライド板92を備えてもよい。スライド板92は、ケース71の前面73に取り付けられている。スライド板92は、ケース71の前面73に開口する露出孔74を覆う位置と露出させる位置との間でスライド移動可能に構成されている。なお、スライド板92は、ケース71の前面73から着脱可能に設けられていることが好ましい。
・図6及び図7に示すように、第2実施形態において、記録装置11は、視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーの一例として、上下にスライド移動可能なスライド板92を備えてもよい。スライド板92は、ケース71の前面73に取り付けられている。スライド板92は、ケース71の前面73に開口する露出孔74を覆う位置と露出させる位置との間でスライド移動可能に構成されている。なお、スライド板92は、ケース71の前面73から着脱可能に設けられていることが好ましい。
図6に示すように、スライド板92が上方に位置している場合、ケース71の露出孔74が露出される。図7に示すように、スライド板92が下方に位置している場合、ケース71の露出孔74がスライド板92により覆われる。そのため、スライド板92が上方に位置している場合、記録装置11は、視認面65を視認可能な状態となる。スライド板92が下方に位置している場合、記録装置11は、視認面65を視認できない状態となる。すなわち、この変更例における記録装置11は、カバーとして機能するスライド板92によって、視認面65を介して液体を視認可能な第1状態と、第1状態よりも液体の視認性が低い第2状態とに切替可能とされている。すなわち、スライド板92は、記録装置11の状態を第1状態と第2状態とに切替可能な切替機構として機能する。
・図8及び図9に示すように、第2実施形態において、記録装置11は、視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーの一例として、巻き取り及び巻き出しが可能なロール式のシート93を備えてもよい。シート93は、円筒状に巻き重ねられたロール体Rとして収容部70に収容されている。シート93は、ケース71の前面73に設けられるスリット状の開口を介して、収容部70の内部に位置するロール体Rから収容部70の外部に巻き出されている。ロール体Rから巻き出されるシート93は、ケース71の前面73に沿って下方に向けて垂れている。シート93は、ロール体Rの巻き取り及び巻き出しによって、ケース71の前面73に開口する露出孔74を覆う位置と露出させる位置との間で移動可能に構成されている。
図8に示すように、ロール体Rからのシート93の巻き出し量が小さい場合、ケース71の露出孔74が露出される。図9に示すように、ロール体Rからのシート93の巻き出し量が大きい場合、ケース71の露出孔74がシート93により覆われる。そのため、ロール体Rからのシート93の巻き出し量が小さい場合、記録装置11は、視認面65を視認可能な状態となる。ロール体Rからのシート93の巻き出し量が大きい場合、記録装置11は、視認面65を視認できない状態となる。すなわち、この変更例における記録装置11は、カバーとして機能するシート93によって、視認面65を介して液体を視認可能な第1状態と、第1状態よりも液体の視認性が低い第2状態とに切替可能とされている。すなわち、シート93は、記録装置11の状態を第1状態と第2状態とに切替可能な切替機構として機能する。
・図10及び図11に示すように、第2実施形態において、記録装置11は、第1状態と第2状態とに切替可能な操作部の一例であるレバー94を備えてもよい。レバー94は、ケース71の前面73から露出するように設けられている。レバー94は、カバーとして機能するスライド板92と連動するように構成されている。ユーザーがレバー94を上下に操作することによって、スライド板92が上下に移動する。すなわち、操作部は、切替機構を操作可能とされているといえる。
・図10及び図11に示すように、第2実施形態において、記録装置11は、視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーの一例として、上下に移動可能なスライド板92を収容部70の内部に備えてもよい。スライド板92は、ケース71の前面73を構成する収容部70の前壁と液体収容部60の視認面65との間に位置している。すなわち、スライド板92が下方に位置する場合、露出孔74が見える一方で視認面65は見えない状態となる。
・図12及び図13に示すように、第2実施形態において、記録装置11は、視認面65を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーの一例として、ブラインド95を備えてもよい。ブラインド95は、ケース71の前面73に設けられている。ブラインド95は、幅方向に延びる細い板状のルーバー96を複数有している。複数のルーバー96は、ケース71の前面73において上下に並んでいる。ルーバー96は、ケース71の前面73に設けられたレバー94の操作に連動して、図12に示す開き位置と図13に示す閉じ位置との間で変位可能とされている。そのため、ブラインド95は、ケース71の前面73に開口する露出孔74を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能に構成されている。
図12に示すように、レバー94が上方に位置する場合、すなわちルーバー96が開き位置にある場合、ケース71の露出孔74が露出される。図13に示すように、レバー94が下方に位置する場合、すなわちルーバー96が閉じ位置にある場合、ケース71の露出孔74がブラインド95により覆われる。そのため、ルーバー96が開き位置にある場合、記録装置11は、視認面65を視認可能な状態となる。ルーバー96が閉じ位置にある場合、記録装置11は、視認面65を視認できない状態となる。すなわち、この変更例における記録装置11は、カバーとして機能するブラインド95によって、視認面65を介して液体を視認可能な第1状態と、第1状態よりも液体の視認性が低い第2状態とに切替可能とされている。すなわち、ブラインド95は、記録装置11の状態を第1状態と第2状態とに切替可能な切替機構として機能する。
・上記第2実施形態において、開閉板91が開閉する際の支点は、その上端となる端部でもよいし、幅方向の第1端側又は第2端側となる端部でもよい。
・上記第2実施形態において、記録装置11が照射部80を備える場合、カバーとして機能する開閉板91の開閉動作に連動して発光素子82が点灯及び消灯する構成としてもよい。
・上記第2実施形態において、記録装置11が照射部80を備える場合、カバーとして機能する開閉板91の開閉動作に連動して発光素子82が点灯及び消灯する構成としてもよい。
・上記第1実施形態において、光源の一例である発光素子82は、液体収容部60に対してその背面側から光を照射するように配置されていてもよい。また、発光素子82は、液体を貯留する貯留部61内、すなわち貯留室63に配置されてもよい。
・上記第1実施形態において、発光素子82は、記録装置11の電源がオフであっても点灯可能となるように構成されていてもよい。
・上記各実施形態において、記録装置11は、液体収容部60に収容される液体の量を検出可能なセンサーを備えてもよい。例えば、センサーによって検出される液体の量が、記録装置11の動作を統括的に制御する制御部に予め設定された設定量を下回った場合に、記録装置11が第1状態となるように構成されてもよい。この変更例によれば、上記各実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
・上記各実施形態において、記録装置11は、液体収容部60に収容される液体の量を検出可能なセンサーを備えてもよい。例えば、センサーによって検出される液体の量が、記録装置11の動作を統括的に制御する制御部に予め設定された設定量を下回った場合に、記録装置11が第1状態となるように構成されてもよい。この変更例によれば、上記各実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(7)例えば、液体収容部60に収容される液体の量が僅少となっている場合に、液体収容部60に収容される液体の残量を視認できるように第1状態に切り替わるため、ユーザーに液体の補充を促すことができる。
・上記各実施形態において、記録装置11は、媒体に記録動作を実行する場合に第1状態となるよう構成されてもよい。なお、記録動作とは、例えば、媒体を搬送する動作、記録部50のクリーニング動作、パソコンなどの外部端末から送信された印刷ジョブを処理する動作等が含まれる。この変更例によれば、上記各実施形態の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(8)記録装置11が記録動作を実行する場合において液体収容部60に収容される液体の残量を視認可能となるため、デザイン性を向上できる。
・上記各実施形態において、記録装置11は、ケース71の前面73に開口する露出孔74に調光ガラスが嵌め込まれている構成としてもよい。調光ガラスは、電圧が印加される場合に透視状態になり、電圧が印加されない場合に不透視状態となる。すなわち、記録装置11は、調光ガラスを備えることによって、第1状態と第2状態とに切替可能となる。この変更例によれば、光源の一例である発光素子82、カバーの一例である開閉板91を備えずとも、第1状態と第2状態とに切替可能となる。
・上記各実施形態において、記録装置11は、ケース71の前面73に開口する露出孔74に調光ガラスが嵌め込まれている構成としてもよい。調光ガラスは、電圧が印加される場合に透視状態になり、電圧が印加されない場合に不透視状態となる。すなわち、記録装置11は、調光ガラスを備えることによって、第1状態と第2状態とに切替可能となる。この変更例によれば、光源の一例である発光素子82、カバーの一例である開閉板91を備えずとも、第1状態と第2状態とに切替可能となる。
・上記各実施形態において、記録装置11は、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体を含む)を噴射したり吐出したりして記録を行う流体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、本明細書において「流体」とは、気体のみからなる流体を含まない概念であり、流体には、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体などが含まれる。
11…記録装置、12…筐体、20…読取部、30…操作パネル(操作部)、40…媒体カセット、50…記録部、60…液体収容部、65…視認面、66…目盛、70…収容部、71…ケース、72…蓋、73…前面、74…露出孔、82…切替機構としての発光素子(光源)、91…切替機構としての開閉板(カバー)92…切替機構としてのスライド板(カバー)、93…切替機構としてのシート(カバー)、94…レバー(操作部)、95…切替機構としてのブラインド(カバー)。
Claims (7)
- 液体を用いて媒体に記録する記録部と、
前記記録部に供給される前記液体を収容可能であって且つ収容する前記液体を視認するための視認面を有する液体収容部と、
前記視認面を介して前記液体を視認可能な第1状態と、前記第1状態よりも前記液体の視認性が低い第2状態とに装置の状態を切替可能な切替機構と、を備えることを特徴とする記録装置。 - 装置本体の電源がオフである場合に、前記切替機構により前記第2状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記液体収容部が収容する前記液体の量が予め設定された設定量よりも低い場合に、前記切替機構により前記第1状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
- 装置本体が記録動作を実行する場合に、前記切替機構により前記第1状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の記録装置。
- 前記切替機構を操作可能な操作部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか一項に記載の記録装置。
- 前記切替機構は、前記視認面を覆う位置と露出させる位置との間で変位可能なカバーを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載の記録装置。
- 前記切替機構は、前記液体収容部に光を照射可能な光源を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち何れか一項に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017122327A JP2019005963A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017122327A JP2019005963A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019005963A true JP2019005963A (ja) | 2019-01-17 |
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ID=65025767
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JP2017122327A Pending JP2019005963A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 記録装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019005963A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7305973B2 (ja) | 2019-02-12 | 2023-07-11 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
US11801686B2 (en) | 2020-03-17 | 2023-10-31 | Seiko Epson Corporation | Printer |
-
2017
- 2017-06-22 JP JP2017122327A patent/JP2019005963A/ja active Pending
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