JP7128079B2 - 型材除去補助具 - Google Patents

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本発明は、新規な型材除去補助具に関するものである。
建築物や土木構造物の壁面等の塗装仕上げにおいて、タイル調やレンガ調模様等の目地模様を設ける手法が行われている。このような手法によれば、デザイン性の高い模様面を形成することができる。
目地模様を形成する方法としては、棒状または板状の目地材や、目地模様形成用型材を下地に貼り、仕上塗装を行った後に目地材、型材等を除去する方法があり、例えば、特開平2-292450号公報、特開2003-161031号公報等に記載されている。これら特許文献に記載された方法によれば、目地部と模様部とのコントラスト、段差等によって、デザイン性に溢れる模様面が得られるものと期待される。
特開平2-292450号公報 特開2003-161031号公報
しかし、上述の特許文献のような方法における目地材や型材の除去工程では、目地材や型材の除去する際に、仕上げ塗膜の欠損や剥離等が生じるおそれがある。特に、目地模様が打ち抜きされたステンシルシートのような型材の場合には、仕上げ塗膜の剥離がいっそう生じやすいため、作業者の熟練度によっては、作業に時間を要するおそれがあった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、目地模様が打ち抜きされた型材を容易に除去することができる型材除去補助具を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、このような課題を解決するために鋭意検討した結果、本体部に、特定の位置に押さえ板を配置した型材除去補助具を見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記の特徴を有するものである。
1.目地模様が打ち抜きされた型材が貼着された部分を含む全面に対して仕上げ材を塗装して仕上げ塗膜を形成後、該型材を除去するための型材除去補助具であり、
上記型材除去補助具は、本体部と取手部を有し
上記本体部は、押さえ部を有し、
上記押さえ部は、上記型材を除去する際に仕上げ塗膜面を押さえるものであり、上記型材の打ち抜き部の輪郭に沿うように押さえ板が配置され
上記押さえ板は、上記打ち抜き部の少なくとも角部の形状に沿う形状であり、打ち抜き部の角部に密接又は近接して配置されるものであることを特徴とする型材除去補助具。
2.上記押さえ部は、2以上の押さえ板を有し、
上記押さえ部は、2以上の打ち抜き部の輪郭に沿うように上記押さえ板が配置され、
上記押さえ板は、上記打ち抜き部の少なくとも角部の形状に沿う形状であり、打ち抜き部の角部に密接又は近接して配置されるものであることを特徴とする1.に記載の型材除去補助具。
本発明の型材除去補助具を用いることにより、容易に型材を除去することが可能となる。
本発明型材除去補助具の一例を示すモデル図(斜視図)である。 型材の一例を示すモデル図(正面図)である。 型材の一例を示すモデル図(正面図)である。 本発明型材除去補助具の使用時の一例を示すモデル図(正面図)である。 本発明型材除去補助具の一例を示すモデル図(正面図)である。 図4(I)の(拡大図)である。 本発明型材除去補助具の一例を示すモデル図((a)正面図、(b)下側面図)である。 本発明型材除去補助具の一例を示すモデル図((a)正面図、(b)下側面図)である。 本発明型材除去補助具のバリエーションを示したイメージ図である。 本発明型材除去補助具のバリエーションを示したイメージ図である。
1.型材除去補助具
A:本体部
A1:接続部
1a:固定具
A2:押さえ部
2a:押さえ板
B:取手部
2:型材
X:打ち抜き部
Y:網目状部(目地部)
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
[図1]に、本発明の型材除去補助具の一例を示す。
本発明では[図1]における、型材除去補助具の長手方向(L)、短手方向(W)、高さ方向(H)について、その「サイズ」をそれぞれ次のように表す。
・長手方向(L):「長さ」
・短手方向(W):「幅」
・高さ方向(H):「高さ(厚み)」
本発明の型材除去補助具は、目地模様が打ち抜きされた型材を除去するために用いるものである。具体的に、本体部と取手部を有するものであり、
上記本体部は、接続部、押え部を有し、
上記押さえ部は、上記使用する型材の打ち抜き部の輪郭に沿うように押さえ板が配置されたものであることを特徴とする。
目地模様が打ち抜きされた型材としては、公知のステンシルシート等の型材(型枠)が挙げられる。その材質としては、特に限定されず、例えば、紙製、プラスチック製、発泡樹脂製等が挙げられ、これらは防水処理等の何らかの表面処理が施されたものであってもよい。また、型材は、目地に相当する部分が網目状に形成されており、大半が打ち抜きされたもの(打ち抜き部;透孔)である。その網目パターンは、一般にタイルやレンガ等で形成されるような種々の模様に対応したものが使用できる。特に、本発明は、タイル調模様、格子調模様等の型材において十分な効果を発揮することができる。
まず、本発明の型材除去補助具の一例として、[図1]に示す型材除去補助具について詳細に説明する。
[図1]に示す型材除去補助具(1)は、例えば、[図2:(a)~(h)]に示すような四角形の打ち抜き部を複数有する目地模様の型材(2)を除去する工程において、使用することができる。具体的に、[図2:(a)~(d)]は、長方形の打ち抜き部(X)を複数有する型材である。[図2:(e)]は、正方形の打ち抜き部(X’)を複数有する型材である。[図2:(f)~(h)]は、打ち抜き部(X)と、それとは異なる打ち抜き部(X’’)が複数組み合わされた型材である。特に、本発明の型材除去補助具(1)は、 [図2:(b)]に示すような長方形の打ち抜き部(X)を複数有する破れ目地模様の型材(2)を除去する工程において、好適に使用することができる。(以下、[図2:(b)]の型材を用いて詳細に説明する。)
本発明では、[図3]に示すように、型材(2)において、長方形の打ち抜き部(X)の長手方向の辺を(X)、短手方向の辺を(X)とし、打ち抜き部(X)の角部を(X)と表す。また、目地に相当する網目状部(目地部)を(Y)とし、その幅(目地幅)を(Y)、その厚み(高さ)を(Y)と表す。なお、本発明において、打ち抜き部(X)の輪郭とは、打ち抜き部(X)と網目状部(Y)の境界部のことであり、目地交叉部付近の打ち抜き部(X)のことを打ち抜き部(X)の角部(X)と示す。上記打ち抜き部(X)の長手方向の辺(X)、短手方向の辺を(X)は、所望の模様に応じて適宜設定すればよいが、長手方向の辺(X)は好ましくは30~200mm、短手方向の辺(X)は好ましくは30~200mmである。また、網目状部(Y)の目地幅(Y)は、好ましくは1~20mm、その高さ(厚み)(Y)は、好ましくは0.1~10mm、より好ましくは0.2~3mmである。
なお、正方形の打ち抜き部(X’)の場合、長手方向の辺(X’)と短手方向の辺(X’)は、好ましくは30~200mmである。また、打ち抜き部(X)と異なる大きさの打ち抜き部(X’’)の長辺(X’’)は、打ち抜き部(X)の長辺(X)の1/3~2/3(より好ましくは1/2)が好ましく、短辺(X’’)は、打ち抜き部(X)の短辺(X)と同じであることが好ましい。
[図4]に、本発明型材除去補助具の使用時の一例を示す。本発明の型材除去補助具は、[図4:(I)]に示すように、押さえ部(A2)を、除去する型材(2)の打ち抜き部(X)の輪郭に沿うように押し当てて使用するものである。本発明において、打ち抜き部(X)の輪郭に沿うように押し当てて使用する場合、打ち抜き部(X)の少なくとも一部または全部の輪郭に沿うようにすればよいが、打ち抜き部の少なくとも角部(X)の形状に沿うように押し当てて使用することが好ましい。具体的には、[図4:(I)1段目除去工程→(II)2段目除去工程→(III)3段目除去工程]のように、型材除去補助具(1)を移動させながら打ち抜き部(X)の輪郭に沿うように押さえ部(A2)を押し当て、型材(2)を1段ずつ除去して使用することができる。これにより、型材を容易に除去することができるとともに、仕上がり性を高めることができる。
型材除去補助具(1)の各構成部材について具体的に説明する。
[図5]は、本発明型材除去補助具の正面図である。本発明の型材除去補助具(1)は、本体部(A)と取手部(B)を有し、本体部(A)は、少なくとも連結部(A1)、押さえ部(A2)を有することを特徴とする。
連結部(A1)は、取手部(B)との連結部分であり、取手部(B)を保持できるものであれはよい。その材質としては、例えば、金属製(アルミニウム、ステンレス等)、合成樹脂製(プラスチック製)、発泡樹脂製(硬質発泡樹脂製等)、ゴム製、木製、セラミック製、等が使用できる。
また、連結部(A1)の形状は、特に限定されないが、例えば、[図5]に示すような長方形(板状)のものが好適である。この連結部(A1)の長さ(A1)は、型材(2)の大きさ等に応じて適宜設定すればよいが、好ましくは打ち抜き部(X)1つ分以上の長さ(より好ましくは2つ分以上の長さ、さらに好ましくは3つ分以上の長さ)であり、かつ1m以下(より好ましくは50cm以下)程度であることが好ましい。このような場合、本発明の効果が得られやすく、作業効率が向上する。一方、連結部(A1)の幅(A1)は、適宜設定すればよく、好ましくは3~30cm(より好ましくは5~15cm)である。また、その厚み(A1)は、好ましくは0.1~5mm(より好ましくは0.5~3mm)である。
押さえ部(A2)は、型材(2)を除去する際に仕上げ塗膜面を軽く押さえ、打ち抜き部(X)に塗付された仕上げ塗膜の欠損や剥離等を抑制する役割を担うものである。押さえ部(A2)は、塗膜面と接触した際に荷重を付加できる程度に剛性を有するものであればよい。その材質としては、例えば、金属製、合成樹脂製(プラスチック製)、木製、セラミック製、等が使用できる。また、その厚みは、好ましくは0.1~5mm(より好ましくは0.5~3mm)である。
押さえ部(A2)には、型材(2)の打ち抜き部(X)の輪郭に沿うように(少なくとも角部(X)形状に沿うように)押さえ板(2a)が配置される。押さえ板(2a)の形状(正面形状)は、打ち抜き部(X)の角部(X)形状に沿うものであれば特に限定されず、例えば、三角形、四角形、円形、楕円形、等が挙げられるが、四角形が好適である。
また、押さえ部(A2)は、少なくとも2枚以上の押さえ板(2a)を有することが好ましい。また、この2枚以上の押さえ板(2a)は、2つ以上の打ち抜き部(X)の輪郭に沿うように配置されることが好ましい。これにより、型材の除去性を高め、作業性を高めることができる。
具体的に、[図5]の型材除去補助具は、押さえ部(A2)に四角形の押さえ板(2a)を6枚有し、それぞれが間隔(Z)を介して配置されている。[図4]のように押さえ板(2a)2枚が、打ち抜き部(X)1つ分に相当するように配置(好ましくは等間隔で配置)、すなわち押さえ板(2a)6枚で、打ち抜き部(X)3つ分に相当するように配置されている。[図6]に、[図4:(I)]点線部の拡大図を示す。押さえ板(2a)が、打ち抜き部(X)の輪郭(角部(X)形状)に沿うように配置される態様としては、[図6:(a)]のように、打ち抜き部(X)の角部(X)に押さえ板(2a)が密接するように配置される態様、あるいは、[図6:(b)]のように、打ち抜き部(X)の角部(X)に押さえ板(2a)が近接するように配置される態様等が挙げられる。本発明では打ち抜き部(X)の角部(X)に押さえ板(2a)が近接するように配置される態様が好ましく、打ち抜き部(X)の輪郭(角部(X)形状)よりも好ましくは0.5~5mm(より好ましくは1~3mm)内側に沿うように押さえ板(2a)が配置される。
押さえ板(2a)の長さ(2a)、及び幅(2a)は、型材(2)の打ち抜き部(X)に応じて設定すればよい。例えば、本発明の型材除去補助具(1)では、押さえ板(2a)の長さ(2a)と打ち抜き部(X)の長辺(X)の比が、(2a)/(X)<0.5(より好ましくは0.35<(2a)/(X)<0.5)であることが好ましい。このような場合、打ち抜き部(X)の角部(X)に近接して(やや内側に)押さえ板(2a)が配置されるため、打ち抜き部(X)の角部(X)に沿うように押さえ板(2a)を押し当てることができ、本発明の効果を高めることができる。さらに、[図2:(b)]のような打ち抜き部(X)が半分ずつずらして配置された型材を除去する場合、[図4]のように型材除去補助具を次の段に動かすだけで、打ち抜き部(X)の角部(X)に沿うように押さえ板(2a)を押し当てることができるため、作業性を高めることができる。
また、押さえ板(a2)の幅(a2)は、打ち抜き部(X)の幅(X)と略同じであることが好ましく、押さえ板(a2)の幅(a2)と打ち抜き部(X)の幅(X)の比が、(2a)/(X)≒1(より好ましくは0.7<(2a)/(X)<0.99)であることが好ましい。このような場合、型材(2)を1段ずつ除去することができるため、仕上げ塗膜の欠損や剥離を十分に抑制することができる。
さらに、押さえ板(a2)の間隔(Z)は、型材(2)の目地幅(Y)よりもやや広いことが好ましく、間隔(Z)と目地幅(Y)の比が、1<(Z)/(Y)<1.5であることが好ましい。このような場合、型材(2)によじれ等が生じた場合であっても、スムーズに型材(2)を除去することができ、仕上げ塗膜の欠損や剥離を十分に抑制することができる。
本発明において、接続部(A1)と押さえ部(A2)の連結の態様は、[図7:(a)正面図、(b)下側面図]のように接続部(A1)と押さえ部(A2)が一体的に連結した態様、[図8:(a)正面図、(b)下側面図]のように接続部(A1)と押さえ部(A2)(押さえ板(2a))が固定具(1a)等で固定された態様であってもよい。後者の場合は、使用する型材(2)の打ち抜き部(X)の形状に応じて、押さえ部(A2)(押さえ板(2a))を適宜付け替えて使用することもできる。
また、接続部(A1)と押さえ部(A2)は、[図9]のように、高さや傾斜を適宜設定することができる。傾斜を設定する場合は、好ましくはθ=45°以下である。この場合、本発明の効果が得られやすい。
本発明の取手部(B)は、本体部(A)の接続部(A1)の上面に取り付けられるものであり、その形状は特に限定されない。
本体部Aの上部に取手部Bが取り付けられた型材除去補助具の高さ(H)は、好ましくは3~15cm(より好ましくは5~10cm)である。このような場合、作業性を高め本発明の効果を十分に得ることができる。
本発明の型材除去補助具のその他のバリエーションとして、[図10]に型材(2)と型材除去補助具(1)の組み合わせの例を示す。[図10:(a)(b)]のように、型材(2)の打ち抜き部Xと同じ形状の押さえ板(2a)を複数配置したり、[図10:(c)(d)]のように、型材(2)の打ち抜き部の形状に合わせて、形状の異なる押さえ板(2a)を配置することもできる。
本発明の型材除去補助具は、目地模様を有する模様面の形成に好適である。このような模様面の形成方法としては、例えば、
(1)基材に対し、下塗材を塗装して下塗材層を形成する第1工程、
(2)目地模様が打ち抜きされた型材を、上記下塗材層の表面に貼着する第2工程、
(3)上記第2工程で得られた面に対し、仕上げ材(中塗材、上塗材等)を塗装して仕上げ塗膜を形成する第3工程、
(4)上記型材を除去する第4工程、
を行うものであり、上記(4)工程において、本発明の型材除去補助具を用いることにより、作業者の熟練度に頼ることなく、型材を容易に除去することができ、美観性に優れた模様面を形成することができる。
なお、上記第3工程では、型材が貼着された部分を含む全面に対して仕上げ材を塗装することができる。この場合、仕上げ塗膜が基材面全体を覆う状態、すなわち型材表面にも仕上げ塗膜が形成された状態となるが、本発明の型材除去補助具を用いることにより、型材とともに型材上の仕上げ塗膜も除去することができる。これにより、打ち抜き部の仕上げ塗膜の欠損や剥がれ等がなく、打ち抜き部の仕上げ塗膜のみを美観性よく残すことができる。
本発明では、上記第4工程の後に、クリアコート材を塗装することも可能である。このようなクリアコート材の塗装は、耐候性、耐水性、耐薬品性、耐久性、耐汚染性等の向上化の点で好適である。クリアコート材の塗装は、目地部及び模様部を含む全面に行うことが望ましい。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
(仕上げ塗材)
褐色ゲル粒子(アクリル樹脂エマルション、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、二酸化チタンを主成分とする着色塗料の粒状ゲル物、粒子径約6mm)と黒色ゲル粒子(アクリル樹脂エマルション、黒色酸化鉄を主成分とする着色塗料の粒状ゲル物、粒子径約4mm)がアクリル樹脂エマルションを含む水性媒体中に分散したコーティング材。褐色粒子:黒色粒子=8:2(重量比率)。
(実施例1)
基材(スレート板)の全面に、下塗材を塗付け量0.3kg/mにて多孔質ローラー(多孔質層の孔径1mm)を用いて塗装し、16時間乾燥後、図2(b)に示す破れ目地模様の型材を貼着した。
次いで、上記方法で得られた下地面に対し、中塗材を塗付け量0.1kg/mにてウールローラーで塗装後、上記仕上げ塗材を塗付け量0.4kg/mにて多孔質ローラー(多孔質層の孔径3mm)を用いて全面に2回塗装し、24時間乾燥させた。
その後、図1(図5)に示す型材除去補助具を図4のように押し当てながら型材を除去した。以上の工程によって得られた模様面は、仕上げ塗材の欠損、剥離等もなく、目地部と模様部との境界を有する美観性に優れた目地模様であった。
なお、使用した型材、型材除去補助具の各構成は以下の通りである。
(型材)
・図2(b)に示す破れ目地模様の型材
・打ち抜き部(X)(長辺(X)=94mm、短辺(X)=43mm)
・目地部(厚み(Y)=0.8mm、目地幅(Y)=6.5mm)
(型材除去補助具)
・接続部(A1):(A1)30cm、(A1)6cm、(A1)3mm、アルミニウム製
・押さえ部(A2):押さえ板(2a)6枚、間隔(Z)9.25mm
押え板(2a):(2a)41mm、(2a)41mm、(2a)3mm、アルミニウム製
・型材除去補助具の高さ(H):6cm

Claims (2)

  1. 目地模様が打ち抜きされた型材が貼着された部分を含む全面に対して仕上げ材を塗装して仕上げ塗膜を形成後、該型材を除去するための型材除去補助具であり、
    上記型材除去補助具は、本体部と取手部を有し
    上記本体部は、押さえ部を有し、
    上記押さえ部は、上記型材を除去する際に仕上げ塗膜面を押さえるものであり、上記型材の打ち抜き部の輪郭に沿うように押さえ板が配置され
    上記押さえ板は、上記打ち抜き部の少なくとも角部の形状に沿う形状であり、打ち抜き部の角部に密接又は近接して配置されるものであることを特徴とする型材除去補助具。
  2. 上記押さえ部は、2以上の押さえ板を有し、
    上記押さえ部は、2以上の打ち抜き部の輪郭に沿うように上記押さえ板が配置され、
    上記押さえ板は、上記打ち抜き部の少なくとも角部の形状に沿う形状であり、打ち抜き部の角部に密接又は近接して配置されるものであることを特徴とする請求項1に記載の型材除去補助具。

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