JP2018070298A - フィルム剥離装置及びフィルム剥離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルム本体への損傷を抑えつつ支持フィルムをフィルム本体から確実且つ効率的に剥離することができるフィルム剥離装置及びフィルム剥離方法を提供する。
【解決手段】フィルム剥離方法に用いられるフィルム剥離装置10は、平坦な載置面26を有するフィルム支持部28と、押さえ部材20と、フィルム支持部28と押さえ部材20との相対移動を案内するガイド部36とを備える。押さえ部材20は、支持フィルム14をフィルム本体12から引き剥がす際に、支持フィルム14の接着部分14aのうちフィルム本体12から剥離された部分の近傍箇所を押さえる境界押さえ部56を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルム本体の一方の面に剥離可能に接着された支持フィルムを前記フィルム本体から剥離するためのフィルム剥離装置及びフィルム剥離方法に関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜と、固体高分子電解質膜の一方の面に設けられたアノード電極と、固体高分子電解質膜の他方の面に設けられたカソード電極とを有する。
このような電解質膜・電極構造体は、例えば、次のように製造される。まず、固体高分子電解質膜の一方の面に剥離可能に支持フィルムを接着した後、当該支持フィルムの他方の面にカソード電極を接合する。そして、支持フィルムを固体高分子電解質膜から剥離し、前記固体高分子電解質膜の一方の面にアノード電極を接合する。
特許文献1には、いわゆるロール・ツー・ロール方式により電解質膜・電極構造体を製造する方法が開示されている。この特許文献1では、ウエブ状の固体高分子電解質膜から剥離ローラによってウエブ状の支持フィルムを剥離している。
特開2013−169771号公報
本発明は、このような従来技術に関連してなされたものであり、フィルム本体への損傷を抑えつつ支持フィルムをフィルム本体から確実且つ効率的に剥離することができるフィルム剥離装置及びフィルム剥離方法を提供することを目的とする。
本発明に係るフィルム剥離装置は、フィルム本体の一方の面に剥離可能に接着された支持フィルムをフィルム本体から剥離するためのものである。
そして、このフィルム剥離装置は、フィルム本体の他方の面が載置される平坦な載置面を有するフィルム支持部と、載置面に対して略平行な一方向に相対移動が可能なように設けられ、支持フィルムを押さえる押さえ部材と、フィルム支持部と押さえ部材との相対移動を案内するガイド部と、を備える。
また、押さえ部材は、フィルム本体の他方の面を載置面に載置した状態で押さえ部材とフィルム支持部とを相対移動させながら支持フィルムをフィルム本体から引き剥がす際に、支持フィルムのフィルム本体に対する接着部分のうちフィルム本体から剥離された部分の近傍箇所を押さえる境界押さえ部を有する。
このフィルム剥離装置において、フィルム支持部及び押さえ部材のそれぞれは、平板状に形成され、押さえ部材には、支持フィルムを押さえる平坦な押さえ面が形成されていることが好ましい。
このフィルム剥離装置において、フィルム支持部及び押さえ部材のそれぞれは、平面視で矩形状に形成され、ガイド部は、フィルム支持部の平面視で互いに対向する各辺に沿って設けられ、各ガイド部には、押さえ部材が挿入可能なガイド溝がガイド部の延在方向に沿って形成されていることが好ましい。
このフィルム剥離装置において、境界押さえ部のうち支持フィルムを押える押さえ面とは反対側の外面には、支持フィルムをフィルム本体から剥離する際のフィルム支持部に対する押さえ部材の移動方向とは反対方向に向かって押さえ面側に傾斜した傾斜面が形成されていることが好ましい。
このフィルム剥離装置において、フィルム支持部に隣接して配置され、押さえ部材とフィルム支持部とを相対移動させる際に押さえ部材を支持する支持ローラを備えることが好ましい。
このフィルム剥離装置において、境界押さえ部は、支持フィルムの全幅に亘って延在していることが好ましい。
このフィルム剥離装置において、フィルム支持部は、多孔質材料で構成されており、フィルム剥離装置は、フィルム支持部を介してフィルム本体と載置面との間の空気を吸引する吸引装置を備えることが好ましい。
このフィルム剥離装置において、フィルム本体は、燃料電池の固体高分子電解質膜を含み、支持フィルムは、固体高分子電解質膜の一方の面に剥離可能に接着されていることが好ましい。
本発明に係るフィルム剥離方法は、フィルム本体の一方の面に剥離可能に接着された支持フィルムをフィルム本体から剥離する。
そして、このフィルム剥離方法では、支持フィルムが接着された状態のフィルム本体の他方の面をフィルム支持部の平坦な載置面に載置する載置工程と、載置工程の後で、支持フィルムと対向する位置に押さえ部材を装着する装着工程と、装着工程の後で、フィルム支持部と押さえ部材とを載置面と略平行な一方向に相対移動させながら支持フィルムをフィルム本体から引き剥がす剥離工程と、を行う。
また、剥離工程では、押さえ部材の境界押さえ部によって、支持フィルムのフィルム本体に対する接着部分のうちフィルム本体から剥離された部分との近傍箇所を押さえる。
このフィルム剥離方法において、剥離工程では、フィルム本体に対して支持フィルムを折り返しながら引き剥がすことが好ましい。
このフィルム剥離方法において、載置工程と剥離工程との間に、フィルム本体と載置面との間の空気を吸引することによりフィルム本体を載置面に吸着させる吸着工程を行うことが好ましい。
このフィルム剥離方法において、剥離工程では、支持フィルムのうちフィルム本体から剥離された剥離部分を境界押さえ部の傾斜面に接触させながら引っ張ることが好ましい。
このフィルム剥離方法において、剥離工程では、押さえ部材とフィルム支持部とを相対移動させる際に押さえ部材を支持ローラで支持することが好ましい。
本発明によれば、押さえ部材とフィルム支持部とを相対移動させながら支持フィルムをフィルム本体から引き剥がす際に、支持フィルムのフィルム本体に対する接着部分のうちフィルム本体から剥離された部分の近傍箇所を境界押さえ部で押さえることができるため、フィルム本体への損傷を抑えつつ支持フィルムをフィルム本体から確実且つ効率的に剥離することができる。
本発明の一実施形態に係るフィルム剥離装置の一部分解斜視図である。 図2Aは電解質膜・電極構造体の一部省略縦断面図であり、図2Bは図1に示すフィルム部材の一部省略縦断面図である。 フィルム部材がセットされたフィルム剥離装置の斜視図である。 図3のIV−IV線に沿った横断面図である。 図3のV−V線に沿った縦断面図である。 剥離工程の説明斜視図である。 図6の一部省略縦断面図である。
以下、本発明に係るフィルム剥離装置及びフィルム剥離方法について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るフィルム剥離装置10は、フィルム本体12の一方の面に剥離可能に接着された支持フィルム14をフィルム本体12から剥離するためのものである。以下、フィルム本体12の一方の面に支持フィルム14が接着された部材をフィルム部材16と呼ぶ。
フィルム剥離装置10は、フィルム部材16が配置される剥離装置本体18と、剥離装置本体18に移動可能に装着されて支持フィルム14を押さえるための平板状の押さえ部材20とを備える。剥離装置本体18は、複数の脚部22によって支持された平板状のベース部24を有する。ベース部24は、平面視で矩形状に形成されている。
図1、図4及び図5に示すように、ベース部24の長手方向の一方の側(矢印X1方向)には、フィルム本体12の他方の面が載置される平坦な載置面26を有する平板状のフィルム支持部28が配置された凹部30が形成されている。フィルム支持部28は、例えば、セラミックス、多孔質金属、多孔質樹脂等の多孔質材料によって構成されている。凹部30内の空気は、ベース部24に形成された吸入孔32を介して吸引装置34によって吸引可能となっている(図4参照)。すなわち、吸引装置34の作用下にフィルム支持部28を介してフィルム本体12と載置面26との間の空気が吸引されると、載置面26にフィルム本体12の他方の面が吸着される。
ベース部24には、ベース部24の短手方向(矢印Y方向)に載置面26を挟むように互いに対向するように設けられた2つのガイド部36が設けられている。各ガイド部36は、ベース部24の長辺(矢印X方向)に沿って延在したブロック状の部材であって、ボルト等の締結部材38によってベース部24に固定されている。
2つのガイド部36のうち互いに対向する対向面40には、押さえ部材20の側部が挿入可能なガイド溝42がガイド部36の延在方向に沿って形成されている。ガイド溝42は、ガイド部36の一端よりも幾らか他端側にずれた位置からガイド部36の他端まで直線状に延在している。すなわち、ガイド溝42は、ガイド部36の他端面に開口している。
ベース部24の一端部には、フィルム本体12の一端が当接する当接部44が設けられている。当接部44は、2つのガイド部36の一端部同士を連結するように矢印Y方向に延在しており、ねじ等の締結部材46によってベース部24に固定されている。当接部44の厚みは、フィルム本体12の厚みと略同一に設定されている(図5参照)。
ベース部24の長手方向の他方の側(矢印X2方向)には、押さえ部材20をベース部24の一方の側から他方の側に(矢印X2方向に)平行移動させた際に押さえ部材20の下面(後述する押さえ面54)を支持する支持部48が設けられている。支持部48は、ベース部24に形成された開口部50に配設された複数の支持ローラ52を有する。複数の支持ローラ52は、矢印X方向に並べられた状態でベース部24に対して回転可能に支持されている。各支持ローラ52の回転軸は、矢印Y方向に沿って延在している。
押さえ部材20は、矩形状のプレート部材であって、押さえ部材20の矢印Y方向の側部のそれぞれは、矢印X方向にガイド部36に対してスライド可能に各ガイド溝42に挿入される。
押さえ部材20は、例えば、透明性を有するアクリル樹脂によって構成されている。このように、押さえ部材20が透明性を有する材料で構成されると、剥離工程中に押さえ部材20を介してフィルム部材16の状態を視認することができるため好ましい。ただし、押さえ部材20は、透明性を有しない材料で構成されていてもよい。また、押さえ部材20は、アクリル樹脂以外の樹脂材料、金属材料等で構成されていてもよい。
押さえ部材20の下面は、支持フィルム14を上方から押さえるための平坦な押さえ面54として機能する。すなわち、押さえ部材20がガイド溝42に挿入された状態で、押さえ面54は、支持フィルム14の上面に対向する。
図7に示すように、押さえ部材20の一端部は、支持フィルム14をフィルム本体12から引き剥がす際に、支持フィルム14の接着部分14aのうちフィルム本体12から剥離された部分(剥離部分14b)の近傍箇所を押さえる境界押さえ部56として機能する。境界押さえ部56の上面には、押さえ部材20の一端(矢印X1方向)に向かって押さえ面54側に傾斜する傾斜面58が形成されている。境界押さえ部56の一端は、矢印Y方向に沿って直線状に延在している。
傾斜面58と押さえ面54とのなす角度(傾斜角θ1)は、例えば、30°以上60°以下に設定するのが好ましく、45°に設定するのがより好ましい。傾斜角θ1を60°以下にすると、支持フィルム14の剥離角度θ2(剥離部分14bの内面とフィルム本体12の一方の面とのなす角度)を比較的大きくすることができ、支持フィルム14をフィルム本体12に対して剥離し易くなる。また、傾斜角θ1を30°以上にすると、境界押さえ部56の先端(押さえ部材20の一端)が破損することを抑えることができるとともに、支持フィルム14を剥離している途中で境界押さえ部56の先端によって支持フィルム14が破れ難くすることができる。傾斜角θ1を45°にすると、フィルム本体12への損傷を一層抑えることができ、支持フィルム14をフィルム本体12からより効率的に剥離することができる。
図1に示すように、押さえ部材20の上面の略中央には、押さえ部材20を操作するための取手60が設けられている。
本実施形態に係るフィルム剥離装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、例えば、図2Aに示す燃料電池の電解質膜・電極構造体70を製造する際のフィルム剥離工程で用いられる。次に、本実施形態のフィルム剥離方法を、電解質膜・電極構造体70の製造を例に説明する。
まず、電解質膜・電極構造体70について説明する。電解質膜・電極構造体70は、図示しないアノード側セパレータ及びカソード側セパレータに挟持されて燃料電池の発電セルを構成する。
図2Aに示すように、電解質膜・電極構造体70は、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である固体高分子電解質膜72と、固体高分子電解質膜72を挟持するアノード電極74及びカソード電極76とを備える。固体高分子電解質膜72は、陽イオン交換膜であり、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質膜を使用してもよい。
アノード電極74は、固体高分子電解質膜72の一方の面72aに設けられ、カソード電極76は、固体高分子電解質膜72の他方の面72bに設けられている。アノード電極74及びカソード電極76は、固体高分子電解質膜72よりも小さな平面寸法(外形寸法)を有する。なお、アノード電極74及びカソード電極76のいずれかは、固体高分子電解質膜72と同一の平面寸法を有していてもよい。
アノード電極74は、固体高分子電解質膜72の一方の面72aに接合された電極触媒層78と、電極触媒層78に積層されたガス拡散層80とを備える。電極触媒層78は、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子がガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成されている。ガス拡散層80は、多孔性と導電性を有するマイクロポーラス層82と、カーボンペーパ又はカーボンクロス等の多孔質カーボン層84とから形成される。
カソード電極76は、固体高分子電解質膜72の他方の面72bに接合された電極触媒層86と、電極触媒層86に積層されたガス拡散層88とを備える。電極触媒層86は、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子がガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成されている。ガス拡散層88は、多孔性と導電性を有するマイクロポーラス層90と、カーボンペーパ又はカーボンクロス等の多孔質カーボン層92とから形成される。
マイクロポーラス層82及びマイクロポーラス層90は、必要に応じて設ければよく、不要にすることもできる。
このような電解質膜・電極構造体70を製造する場合、図2Bに示すように、接着工程において、固体高分子電解質膜72の一方の面72aに支持フィルム14(バックフィルム)を剥離可能に接着する。
支持フィルム14は、固体高分子電解質膜72よりも大きな平面形状を有する。すなわち、支持フィルム14は、固体高分子電解質膜72よりも外側にはみ出している。換言すれば、支持フィルム14は、少なくとも固体高分子電解質膜72の長手方向の一端側が固体高分子電解質膜72の外側にはみ出している。支持フィルム14の構成材料としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)等のポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂等が挙げられる。
続いて、第1接合工程において、支持フィルム14付きの固体高分子電解質膜72の他方の面72bにカソード電極76の電極触媒層86をホットプレス処理によって接合する。
以下の説明では、固体高分子電解質膜72とカソード電極76とを併せてフィルム本体12と呼び、フィルム本体12と支持フィルム14とを併せてフィルム部材16と呼ぶことがある。フィルム部材16は、ロール・ツー・ロール方式及び枚葉方式のいずれの方式で作製してもよい。前者の場合、ウエブ状のフィルム部材16を所定の長さに切断する。つまり、以下の工程からは、枚葉のフィルム部材16が用いられる。
その後、載置工程において、フィルム本体12の他方の面(多孔質カーボン層92)をフィルム支持部28の載置面26に載置する。この際、図5に示すように、支持フィルム14のうち固体高分子電解質膜72よりも矢印X1方向にはみ出している部分(はみ出し部)が当接部44の上方に配置され、固体高分子電解質膜72の一端面が当接部44に当接又は近接するとともに固体高分子電解質膜72の側面のそれぞれが各ガイド部36の対向面40に当接又は近接する。
続いて、図3に示すように、装着工程において、押さえ部材20の矢印Y方向の側部のそれぞれを各ガイド溝42に矢印X2方向から挿入し、押さえ部材20の一端をガイド溝42の一端(矢印X1方向の端)に位置させる。このとき、押さえ部材20の一端は、当接部44の矢印X2方向の端に位置する(図5参照)。これにより、押さえ部材20の押さえ面54が支持フィルム14の上面に接触する。そのため、フィルム部材16に巻きぐせが付いている(フィルム部材16がカールしている)場合であっても、フィルム部材16を載置面26に対して平行に伸ばすことができる。
そして、吸着工程において、吸引装置34を作動させてベース部24の凹部30内の空気を吸引する。これにより、多孔質材料で構成されたフィルム支持部28を介して載置面26とフィルム本体12との間の空気が吸引されるため、フィルム本体12の他方の面が載置面26に吸着される。なお、この吸着工程は、載置工程と装着工程との間に行ってもよい。
次いで、剥離工程において、ユーザは、片方の手指によって支持フィルム14のはみ出し部(支持フィルム14の一端部)を摘むとともにもう片方の手で取手60を把持する。そして、図6に示すように、支持フィルム14のはみ出し部を矢印X2方向斜め上方に引っ張りながら押さえ部材20をフィルム部材16に対して矢印X2方向に平行移動させる。
そうすると、図7に示すように、支持フィルム14の接着部分14aのうち剥離部分14bの近傍箇所(隣接箇所)が押さえ面54の一端部(境界押さえ部56)に接触し、支持フィルム14の剥離部分14bが折り返されてその外面が傾斜面58に接触する。これにより、支持フィルム14は、フィルム本体12に対して一定の剥離角度θ2で剥離されることとなる。
また、境界押さえ部56が支持フィルム14の全幅に亘って延在しているため、支持フィルム14の剥離境界は、支持フィルム14の全幅に亘って矢印Y方向に直線状に延在した状態で矢印X2方向に向かって連続的に移動する。これにより、固体高分子電解質膜72の一方の面72aが外部に露出する。
剥離工程が完了すると、第2接合工程において、固体高分子電解質膜72の一方の面72aにアノード電極74の電極触媒層78をホットプレス処理により接合する。これにより、図2Aに示す電解質膜・電極構造体70が製造されるに至る。
本実施形態によれば、押さえ部材20をフィルム支持部28に対して矢印X2方向に移動させながら支持フィルム14をフィルム本体12から引き剥がす際に、支持フィルム14のフィルム本体12に対する接着部分14aのうちフィルム本体12から剥離された部分(剥離部分14b)の近傍箇所を境界押さえ部56で押さえている。そのため、フィルム本体12への損傷を抑えつつ支持フィルム14をフィルム本体12から確実且つ効率的に剥離することができる。
また、フィルム支持部28及び押さえ部材20のそれぞれは、平板状に形成されている。そのため、フィルム剥離装置10の構成を簡素化することができるとともに、フィルム部材16に巻きぐせが付いていた場合であっても、平板状の押さえ部材20によってフィルム部材16を載置面26に対して平行な状態に容易に伸ばすことができる。
さらに、フィルム支持部28の平面視で互いに対向する各辺(各長辺)に沿ってガイド部36を設け、各ガイド部36の対向面40には、押さえ部材20の側部が挿入可能なガイド溝42がガイド部36の延在方向に沿って形成されている。これにより、押さえ部材20をフィルム部材16に対して円滑に平行移動させることができる。
本実施形態において、境界押さえ部56のうち押さえ面54とは反対側の外面には、支持フィルム14をフィルム本体12から剥離する際のフィルム支持部28に対する押さえ部材20の移動方向とは反対方向(矢印X1方向)に向かって押さえ面54側に傾斜した傾斜面58が形成されている。そのため、支持フィルム14の剥離部分14bを傾斜面58に接触させながら引っ張ることにより支持フィルム14をフィルム本体12に対して一定の剥離角度θ2で剥離することができる(図7参照)。これにより、フィルム本体12が損傷することを一層抑えることができるとともに支持フィルム14をフィルム本体12から効率的に剥離することができる。また、境界押さえ部56に傾斜面58を形成することによって、押さえ部材20の一端部の上部が切り欠かれるため、支持フィルム14をフィルム本体12から引き剥がす際に押さえ部材20の一端部が邪魔になることを抑えることができる。
さらに、フィルム剥離装置10は、フィルム支持部28の矢印X2方向に隣接して配置された支持ローラ52を備えている。そして、この支持ローラ52は、押さえ部材20を移動させる際に押さえ面54を支持している(図3及び図6等参照)。これにより、押さえ部材20をフィルム支持部28に対して円滑に平行移動させることができる。
さらにまた、図3に示すように、境界押さえ部56が支持フィルム14の全幅に亘って延在しているため、支持フィルム14をフィルム本体12から一層効率的に剥離することができる。
また、フィルム剥離装置10は、多孔質材料で構成されたフィルム支持部28を介してフィルム本体12と載置面26との間の空気を吸引する吸引装置34を備えているため、フィルム本体12を載置面26に吸着させることができる。これにより、支持フィルム14をフィルム本体12から剥離する際にフィルム本体12が載置面26からずれることを抑えることができる。
さらに、本実施形態では、剥離工程において、フィルム本体12に対して支持フィルム14を折り返しながら引き剥がしているため、支持フィルム14をフィルム本体12から効率的に剥離することができる。
本発明に係るフィルム剥離装置及びフィルム剥離方法は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。押さえ部材は、平板状に形成されていなくてもよい。つまり、押さえ部材は、例えば、円柱状、円筒状、又はブロック状に構成されていてもよい。また、フィルム支持部は、平板状ではなくブロック状に構成されていてもよい。フィルム剥離装置及びフィルム剥離方法では、フィルム支持部が押さえ部材に対して載置面に略平行な一方向に移動するようにしてもよい。つまり、フィルム支持部と押さえ部材とは、載置面に略平行な一方向に相対移動可能であればよい。また、フィルム本体は、固体高分子電解質膜にカソード電極が接合されたものに限定されず、固体高分子電解質膜にアノード電極が接合されたものであってもよいし、1枚のフィルム部材であってもよい。
10…フィルム剥離装置 12…フィルム本体
14…支持フィルム 14a…接着部分
14b…剥離部分 16…フィルム部材
20…押さえ部材 26…載置面
28…フィルム支持部 34…吸引装置
36…ガイド部 40…対向面
42…ガイド溝 52…支持ローラ
54…押さえ面 56…境界押さえ部
58…傾斜面 60…取手

Claims (11)

  1. フィルム本体の一方の面に剥離可能に接着された支持フィルムを前記フィルム本体から剥離するためのフィルム剥離装置であって、
    前記フィルム本体の他方の面が載置される平坦な載置面を有するフィルム支持部と、
    前記載置面に対して略平行な一方向に相対移動が可能なように設けられ、前記支持フィルムを押さえる押さえ部材と、
    前記フィルム支持部と前記押さえ部材との前記相対移動を案内するガイド部と、を備え、
    前記押さえ部材は、前記フィルム本体の他方の面を前記載置面に載置した状態で当該押さえ部材と前記フィルム支持部とを前記相対移動させながら前記支持フィルムを前記フィルム本体から引き剥がす際に、前記支持フィルムの前記フィルム本体に対する接着部分のうち前記フィルム本体から剥離された部分の近傍箇所を押さえる境界押さえ部を有する、
    ことを特徴とするフィルム剥離装置。
  2. 請求項1記載のフィルム剥離装置において、
    前記フィルム支持部及び前記押さえ部材のそれぞれは、平面視で矩形状に形成され、
    前記ガイド部は、前記フィルム支持部の平面視で互いに対向する各辺に沿って設けられ、
    各前記ガイド部には、前記押さえ部材が挿入可能なガイド溝が前記ガイド部の延在方向に沿って形成されている、
    ことを特徴とするフィルム剥離装置。
  3. 請求項1又は2に記載のフィルム剥離装置において、
    前記境界押さえ部のうち前記支持フィルムを押さえる押さえ面とは反対側の外面には、前記支持フィルムを前記フィルム本体から剥離する際の前記フィルム支持部に対する前記押さえ部材の移動方向とは反対方向に向かって前記押さえ面側に傾斜した傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とするフィルム剥離装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルム剥離装置において、
    前記フィルム支持部に隣接して配置され、前記押さえ部材と前記フィルム支持部とを前記相対移動させる際に前記押さえ部材を支持する支持ローラを備える、
    ことを特徴とするフィルム剥離装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルム剥離装置において、
    前記フィルム支持部は、多孔質材料で構成されており、
    前記フィルム剥離装置は、前記フィルム支持部を介して前記フィルム本体と前記載置面との間の空気を吸引する吸引装置を備える、
    ことを特徴とするフィルム剥離装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィルム剥離装置において、
    前記フィルム本体は、燃料電池の固体高分子電解質膜を含み、
    前記支持フィルムは、前記固体高分子電解質膜の一方の面に剥離可能に接着されている、
    ことを特徴とするフィルム剥離装置。
  7. フィルム本体の一方の面に剥離可能に接着された支持フィルムを前記フィルム本体から剥離するフィルム剥離方法であって、
    前記支持フィルムが接着された状態の前記フィルム本体の他方の面をフィルム支持部の平坦な載置面に載置する載置工程と、
    前記載置工程の後で、前記支持フィルムと対向する位置に押さえ部材を装着する装着工程と、
    前記装着工程の後で、前記フィルム支持部と前記押さえ部材とを前記載置面と略平行な一方向に相対移動させながら前記支持フィルムを前記フィルム本体から引き剥がす剥離工程と、を行い、
    前記剥離工程では、前記押さえ部材の境界押さえ部によって、前記支持フィルムの前記フィルム本体に対する接着部分のうち前記フィルム本体から剥離された部分の近傍箇所を押さえる、
    ことを特徴とするフィルム剥離方法。
  8. 請求項7記載のフィルム剥離方法において、
    前記剥離工程では、前記フィルム本体に対して前記支持フィルムを折り返しながら引き剥がす、
    ことを特徴とするフィルム剥離方法。
  9. 請求項7又は8に記載のフィルム剥離方法において、
    前記載置工程と前記剥離工程との間に、前記フィルム本体と前記載置面との間の空気を吸引することにより前記フィルム本体を前記載置面に吸着させる吸着工程を行う、
    ことを特徴とするフィルム剥離方法。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載のフィルム剥離方法において、
    前記剥離工程では、前記支持フィルムのうち前記フィルム本体から剥離された剥離部分を前記境界押さえ部の傾斜面に接触させながら引っ張る、
    ことを特徴とするフィルム剥離方法。
  11. 請求項7〜10のいずれか1項に記載のフィルム剥離方法において、
    前記剥離工程では、前記押さえ部材と前記フィルム支持部とを前記相対移動させる際に前記押さえ部材を支持ローラで支持する、
    ことを特徴とするフィルム剥離方法。
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