JP7124021B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来、車両に搭載される電装品の配線を接続するカプラを車体側へ支持させた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-068872号公報
しかし、電装品の配線が車体側のカプラまで延びるため、配線を短くする上で改善の余地があった。
そこで本発明は、電装品からカプラまで延びる配線を短くすることを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る鞍乗型車両は、車体(20)に搭載される電装品(101)と、前記電装品(101)から延びる配線(102)と、前記配線(102)が接続されるカプラ(103)と、前記電装品(101)に支持され、前記カプラ(103)を支持するステー(104)と、を備え、前記電装品(101)は、コンビネーションスイッチを備えるハンドルロックモジュールである
(2)本発明の態様に係る鞍乗型車両は、車体(20)に搭載される電装品(101)と、前記電装品(101)から延びる配線(102)と、前記配線(102)が接続されるカプラ(103)と、前記電装品(101)に支持され、前記カプラ(103)を支持するステー(104)と、を備え、前記ステー(104)は、前記電装品(101)に支持される電装支持部(160)を備え、前記電装品(101)は、前記電装支持部(160)に対して第一方向(V1)の両側から当接する一対の当接部(T1,T2)を備え、前記電装品(101)は、前記第一方向(V1)と交差する第二方向に膨らむ膨出部(122)を有し、前記電装支持部(160)は、前記膨出部(122)の少なくとも一部を囲む囲み部(162)を有する。
(3)本発明の態様に係る鞍乗型車両は、車体(20)に搭載される電装品(101)と、前記電装品(101)から延びる配線(102)と、前記配線(102)が接続されるカプラ(103)と、前記電装品(101)に支持され、前記カプラ(103)を支持するステー(104)と、を備え、前記電装品(101)の後方に配置された燃料タンク(12)を更に備え、前記ステー(104)は、前記電装品(101)から前記燃料タンク(12)の前方かつ左方向または右方向に延びており、前記燃料タンク(12)を覆うタンクカバー(70)を更に備え、前記カプラ(103)は、前記タンクカバー(70)により覆われている
)上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両では、前記ステー(104)は、前記電装品(101)と別体に形成されていてもよい。
)上記(2)から(4)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両では、前記電装品(101)は、コンビネーションスイッチを備えるハンドルロックモジュールであってもよい。
)上記(1)から()のいずれか一項に記載の鞍乗型車両では、前記配線(102)は、前記電装品(101)の下方から上方に向かって延びた後に下方に向かって延びて前記カプラ(103)に接続されることにより逆U字形状を有してもよい。
)上記(1)、(3)から()のいずれか一項に記載の鞍乗型車両では、前記ステー(104)は、前記電装品(101)に支持される電装支持部(160)を備え、前記電装品(101)は、前記電装支持部(160)に対して第一方向(V1)の両側から当接する一対の当接部(T1,T2)を備えてもよい。
)上記()に記載の鞍乗型車両では、前記電装品(101)は、前記第一方向(V1)と交差する第二方向に膨らむ膨出部(122)を有し、前記電装支持部(160)は、前記膨出部(122)の少なくとも一部を囲む囲み部(162)を有してもよい。
)上記(2)、)または(8)に記載の鞍乗型車両では、前記電装支持部(160)は、前記第一方向(V1)に延びるリブ(163)を有してもよい。
10)上記(1)から()のいずれか一項に記載の鞍乗型車両では、前記ステー(104)は、前記カプラ(103)を挿入可能な挿入孔(171)を有するカプラ支持部(170)を備え、前記カプラ支持部(170)は、前記カプラ(103)の挿入方向に突出する凸部(173)を有してもよい。
11)上記(1)、(2)、(4)から(10)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両では、前記電装品(101)の後方に配置された燃料タンク(12)を更に備え、前記ステー(104)は、前記電装品(101)から前記燃料タンク(12)の前方かつ左方向または右方向に延びていてもよい。
12)上記(11)に記載の鞍乗型車両では、前記燃料タンク(12)を覆うタンクカバー(70)を更に備え、前記カプラ(103)は、前記タンクカバー(70)により覆われていてもよい。
本発明の上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の鞍乗型車両によれば、車体に搭載される電装品と、電装品から延びる配線と、配線が接続されるカプラと、電装品に支持され、カプラを支持するステーと、を備えることで、以下の効果を奏する。
電装品及びカプラが共通のステーにより支持されるため、カプラが車体側に支持される場合と比較して、電装品及びカプラを互いに近接させることができる。したがって、電装品からカプラまで延びる配線を短くすることができる。
本発明の上記()に記載の鞍乗型車両によれば、ステーは、電装品と別体に形成されていることで、以下の効果を奏する。
ステーが電装品と一体に形成されている場合と比較して、車両からカプラに伝わる振動を低減することができる。
本発明の上記(1)、)に記載の鞍乗型車両によれば、電装品は、コンビネーションスイッチを備えるハンドルロックモジュールであることで、以下の効果を奏する。
バッテリからの電流が流れるコンビネーションスイッチを備えた構成において、ハンドルロックモジュールからカプラまで延びる配線を短くすることができる。
本発明の上記()に記載の鞍乗型車両によれば、配線は、電装品の下方から上方に向かって延びた後に下方に向かって延びてカプラに接続されることにより逆U字形状を有することで、以下の効果を奏する。
電装品、配線、カプラ及びステーを含む構造体を上下方向に小型化しつつ、電装品からカプラまで延びる配線をより効果的に短くすることができる。
本発明の上記(2)、)に記載の鞍乗型車両によれば、ステーは、電装品に支持される電装支持部を備え、電装品は、電装支持部に対して第一方向の両側から当接する一対の当接部を備えることで、以下の効果を奏する。
一対の当接部がステーの電装支持部に対して第一方向の両側から当接することにより、第一方向へのステーのがたつきを抑制することができる。
本発明の上記(2)、)に記載の鞍乗型車両によれば、電装品は、第一方向と交差する第二方向に膨らむ膨出部を有し、電装支持部は、膨出部の少なくとも一部を囲む囲み部を有することで、以下の効果を奏する。
電装支持部の囲み部が電装品の膨出部の少なくとも一部を囲むことにより、第一方向を軸とする回転方向へのステーのずれを抑制することができる。
本発明の上記()に記載の鞍乗型車両によれば、電装支持部は、第一方向に延びるリブを有することで、以下の効果を奏する。
リブによりステーの電装支持部の剛性を高めつつ、電装品をより強固に支持することができる。
本発明の上記(10)に記載の鞍乗型車両によれば、ステーは、カプラを挿入可能な挿入孔を有するカプラ支持部を備え、カプラ支持部は、カプラの挿入方向に突出する凸部を有することで、以下の効果を奏する。
挿入孔に対してカプラを挿入することにより、ステーのカプラ支持部に対してカプラを容易に組み付けることができる。加えて、カプラ支持部の凸部により、カプラのぐらつきを抑制することができる。
本発明の上記(3)、11)に記載の鞍乗型車両によれば、電装品の後方に配置された燃料タンクを更に備え、ステーは、電装品から燃料タンクの前方かつ左方向または右方向に延びていることで、以下の効果を奏する。
燃料タンクに干渉することなくカプラをステーに取り付けることができる。
本発明の上記(3)、12)に記載の鞍乗型車両によれば、燃料タンクを覆うタンクカバーを更に備え、カプラは、タンクカバーにより覆われていることで、以下の効果を奏する。
タンクカバーにより、カプラの防水性を高めることができる。
実施形態の自動二輪車の左側面図である。 実施形態のモジュール支持構造の周辺を含む斜視図である。 実施形態のモジュール支持構造の周辺を含む他の斜視図である。 実施形態のモジュール支持構造の斜視図である。 実施形態のモジュール支持構造を斜め下方から見た斜視図であって、カプラの雌型部材を示し且つ雄型部材を省略した図である。 実施形態のモジュール支持構造を斜め下方から見た斜視図であって、カプラの雄型部材の断面を示し且つ雌型部材を省略した図である。 実施形態のステーの平面図である。 実施形態のステーの側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明では、鞍乗型車両の一例である自動二輪車を挙げて説明する。以下の説明に用いる図中適所には、本実施形態の自動二輪車の車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1(鞍乗型車両)は、自動二輪車1は、前輪2と、後輪3と、車体フレーム20(車体)と、エンジン40と、燃料タンク12と、シート13と、車体カバー50と、タンクカバー70と、モジュール支持構造100と、を備える。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
前輪2は、左右のフロントフォーク4の下端部に軸支されている。フロントフォーク4の上部は、ステアリングステム5を介して車体フレーム20の前端に操向可能に支持されている。ステアリングステム5の上部には、操向用のバーハンドル6が取り付けられている。フロントフォーク4は、車体フレーム20の前端の前方でヘッドライト11を支持している。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ21と、メインフレーム22と、ダウンフレーム23と、一対のシートレール26と、サポートパイプ27と、を備える。ヘッドパイプ21は、車体フレーム20の前端に設けられている。ヘッドパイプ21は、ステアリングステム5を支持する。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21の上部から下方かつ後方へ延びた後、屈曲して下方へ延びている。ダウンフレーム23は、ヘッドパイプ21の下部から下方かつ後方へ延びている。ダウンフレーム23の下端部には、ハンガーブラケット24が結合されている。一対のシートレール26は、左右に設けられている。一対のシートレール26は、メインフレーム22の屈曲部から後方へ延びている。サポートパイプ27は、メインフレーム22の下部から左右のシートレール26の前後中間部に向けて、上方かつ後方へ延びている。
後輪3は、スイングアーム30に軸支されている。スイングアーム30は、車体後部の下方で前後に延びている。スイングアーム30の前端部は、車体フレーム20におけるメインフレーム22の下端部近傍に上下揺動可能に支持されている。スイングアーム30の後端部は、後輪3を軸支している。後輪3は、原動機であるエンジン40に対して、車体後部の左方に配設されたチェーン式の伝動機構を介して連結されている。
エンジン40は、車体フレーム20に固定的に支持されている。エンジン40は、クランクケース41と、シリンダ42と、を備える。クランクケース41は、エンジン40の下部を構成する。クランクケース41の前端部は、ハンガーブラケット24に支持されている。クランクケース41の後端部は、メインフレーム22の下端部に支持されている。
シリンダ42は、クランクケース41の前部から上方に起立している。
燃料タンク12は、シート13の前方かつシリンダ42の上方に配置されている。燃料タンク12は、メインフレーム22の上方において、メインフレーム22を車幅方向に跨ぐように配置されている。
シート13は、一対のシートレール26に支持されている。
車体カバー50は、ヘッドライト11を覆うフロントカウル51と、シート13の前方に位置するシュラウド52(外装カバー)と、シュラウド52の後方でメインフレーム22を車幅方向の外側から覆うサイドカバー53と、サイドカバー53の後方でシートフレームを車幅方向の外側から覆うリアカバー54と、を備える。これらシュラウド52、サイドカバー53およびリアカバー54は、それぞれ左右に配置されている。
図2に示すように、タンクカバー70は、燃料タンク12を上方から覆っている。タンクカバー70は、燃料タンク12の外形に沿う形状を有する。タンクカバー70は、上方に向けて膨らむ湾曲形状を有する。タンクカバー70の前部と燃料タンク12の前部との間には、モジュール支持構造100を収容可能な空間71が設けられている。
<モジュール支持構造>
モジュール支持構造100は、バーハンドル6と燃料タンク12との間に配置されている。モジュール支持構造100は、タンクカバー70により上方から覆われている。モジュール支持構造100は、タンクカバー70の前部と燃料タンク12の前部との間の空間71に配置されている。メインフレーム22の前部かつ上部には、ブラケット80が溶接等で固定されている。モジュール支持構造100は、ブラケット80にボルト等の締結部材で固定されている。
図3に示すように、モジュール支持構造100は、車体フレーム20(車体)に搭載される電装品101と、電装品101から延びる配線102と、配線102が接続されるカプラ103と、電装品101及びカプラ103を支持するステー104と、を備える。
<電装品>
電装品101は、コンビネーションスイッチ(メインスイッチ)を備えるハンドルロックモジュールである。コンビネーションスイッチは、イグニッションスイッチ及びステアリングロックとしての機能を持つ。コンビネーションスイッチには、車体側に設けられた不図示のバッテリからハーネス105を介して電流が供給される。
コンビネーションスイッチの上部には、シリンダ錠110が設けられる。例えば、シリンダ錠110にイグニッションキー115を差し込んだ状態でイグニッションキー115を左右に回動させる。これにより、イグニッションのON/OFFの切り替え、並びに前輪操舵系(前輪、左右のフロントフォーク、ステアリングステム、バーハンドル等)のヘッドパイプ21回りの回動のロック及びアンロックを行うことができる。
図4に示すように、コンビネーションスイッチは、シリンダ錠110のロータ(不図示)に連係するロックピン116を備える。例えば、前輪操舵系をロック位置まで回動させた状態で、シリンダ錠110に差し込んだイグニッションキー115を回動させると、ロックピン116がヘッドパイプ21(図3参照)に対して出没するようになっている。ロックピン116は、ヘッドパイプ21に向けて突出した際に、ヘッドパイプ21の不図示の係合部に係合するようになっている。ロックピン116が係合部に係合することにより、前輪操舵系のヘッドパイプ21に対する回動が規制されるようになっている。
図3に示すように、電装品101は、ヘッドパイプ21に沿うように延びている。電装品101は、上端が後方に配置され且つ下端が前方に配置されるように上下方向に対して傾斜して延びている。以下、電装品101が延びる方向を「第一方向V1」、第一方向V1と直交(交差)する方向を「第二方向」とする。電装品101は、第一方向V1に長手を有する。
図4に示すように、電装品101は、コンビネーションスイッチの上部を構成する円柱状のシリンダ錠110と、コンビネーションスイッチの下部を構成するハウジング120と、を備える。
シリンダ錠110の上端には、イグニッションキー115が上方から差し込まれるキー穴111が設けられている。
ハウジング120には、不図示のステアリングロック機構及びイグニッションスイッチ本体が内蔵されている。
ハウジング120は、第一方向V1に延びる円柱状のハウジング本体121と、ハウジング本体121から径方向外側(第二方向の外側)に膨らむ一対の膨出部122と、を備える。一対の膨出部122は、ハウジング本体121を挟んで互いに反対側に配置されている。一対の膨出部122は、ハウジング本体121に対して互いに反対向きに膨らんでいる。
ハウジング120の下端には、別体の下部カバー125が取り付けられている。下部カバー125は、一対の膨出部122にボルト126等の締結部材で固定されている。例えば、一対のボルト126を第一方向V1に沿う下方から下部カバー125の不図示の貫通孔に挿通し、膨出部122の雌ねじ部に螺合することにより、ハウジング120の下端に下部カバー125を固定することができる。
膨出部122は、第一方向V1に延びる筒状をなす第一ボス123及び第二ボス124を備える。第一ボス123及び第二ボス124は、ハウジング120と同一の部材で一体に形成されている。第一ボス123及び第二ボス124には、第一方向V1に沿う下方からボルト126の軸部が螺合される。
第二ボス124は、第一ボス123の下端に連結されている。第二ボス124は、第一方向V1から見て第一ボス123よりも拡径した外形を有する。
本実施形態の自動二輪車は、イモビライザー非対応であるが、車両の盗難防止装置としてのイモビライザーシステムを備えてもよい。イモビライザーシステムは、ICチップが埋め込まれたイグニッションキー115を、コンビネーションスイッチのシリンダ錠110に差し込んだ際、車体側に搭載された不図示のエンジンコントロールユニット(以下「ECU」という。)とICチップとの間でICコードの照合を行い、ICコードが一致した場合のみエンジンの始動を許可するものである。
具体的に、エンジン始動時には、ECUからのIDコード問合せ信号が、コンビネーションスイッチ内に設けられたイモビライザーレシーバ(不図示)から電波として発信され、この電波を受信したイグニッションキー115のICチップが登録されたIDコードを返信するようになっている。これにより、シリンダ錠110が破壊されたり配線が直結されたりしても、エンジンの始動が防止されるようになっている。
錠カバー130は、シリンダ錠110の上部外周を覆う環状の環状部131と、環状部131の後部からシリンダ錠110に沿って下方に延びる後壁部132と、を備える。
環状部131の前部には、シリンダ錠110の係合爪112が係合可能な矩形状の係合孔133が設けられている。係合爪112は、シリンダ錠110の外周面から環状部131の係合孔133内を前方に突出するように設けられている。
後壁部132は、ロックピン116の突出方向とは反対側から見て(後面視で)、第一方向V1に長手を有する直方体状をなしている。後壁部132は、ロックピン116の突出方向及び第一方向V1のそれぞれと直交する方向から見て(側面視で)、L字状をなしている。
<配線>
配線102の第一端部は、下部カバー125の開口127を通じてハウジング120に内蔵されたスイッチ本体に接続されている。配線102の第二端部は、カプラ103に接続されている。配線102は、電装品101の下方からステー104の側方を通って第一方向V1に沿って上方に向かって延びている。その後、配線102は、カプラ103の上方から下方に向かって延びてカプラ103に接続されることにより逆U字形状をなしている。このように、配線102が電装品101の下方から逆U字形状をなすことにより、配線102及びステー104は、下方に膨出しないため、メインフレーム22及びブラケット80と干渉しない。配線102の一部は、環状のバンド107によってカプラ103の上部に束ねられている。
<カプラ>
図3に示すように、カプラ103は、電装品101の左側方かつ後方に配置されている。カプラ103は、第一方向V1に長手を有する。カプラ103は、電装品101の後壁部132上端よりも下方に配置されている。カプラ103は、タンクカバー70により上方及び側方から覆われている。
カプラ103は、第一端子143を有する雄型部材140(図6参照)と、第一端子143を接続可能な第二端子153を有する雌型部材150(図5参照)と、を備える。雄型部材140及び雌型部材150は、互いに着脱可能に構成されている。
図6に示すように、雄型部材140は、雌型部材150(図5参照)に対して着脱可能に構成されている。雄型部材140は、第一方向V1に沿って延びる上部ホルダ141及び下部ホルダ142と、雄型部材140に内蔵される第一端子143と、下部ホルダ142に連結される延出爪144と、を備える。
上部ホルダ141は、カプラ103の上部を構成している。
下部ホルダ142は、上部ホルダ141の下端に連結されている。下部ホルダ142は、第一方向V1から見て上部ホルダ141よりも大きい外形の筒状を有する。下部ホルダ142は、第一方向V1に沿う下方に開口している。
第一端子143は、第一方向V1に沿う下方に向けて指向している。第一端子143は、上部ホルダ141内から下部ホルダ142内に向けて突出している。
延出爪144は、下部ホルダ142の下端から第一方向V1に沿う下方に向けて延びた後に側方に屈曲するL字形状をなしている。
図5に示すように、雌型部材150は、第一方向V1に沿って延びる雌型部本体151と、雌型部本体151の下端に連結される下部保持部152と、雌型部本体151に内蔵される第二端子153と、を備える。
雌型部本体151は、第一方向V1に沿って延びる矩形筒状を有する。雌型部本体151は、第一方向V1から見て下部ホルダ142(図6参照)の開口よりも小さい外形を有する。
下部保持部152は、第一方向V1から見て雌型部本体151よりも大きい外形を有する。下部保持部152は、雄型部材140の延出爪144(図6参照)が係合可能な取付け孔154を有する。例えば、雄型部材140は、延出爪144の弾性を利用してはめ込むことにより固定する方式(スナップフィット)により、延出爪144が下部保持部152の取付け孔154に係合されることで、雌型部材150に取り付けられる。
<ステー>
図3に示すように、ステー104は、電装品101から燃料タンク12の前方かつ左方向に延びている。ステー104は、電装品101から左方向かつ後方に延びている。ステー104は、電装品101と別体に形成されている。図4に示すように、ステー104は、電装品101に支持される電装支持部160と、カプラ103を支持するカプラ支持部170と、を備える。電装支持部160及びカプラ支持部170は、同一の部材で一体に形成されている。例えば、ステー104は、樹脂製である。
図7の平面視で(第一方向V1に沿う上方から見て)、電装支持部160は、円弧状をなす弧状部161と、弧状部161に連結される一対の囲み部162と、を備える。
図8に示すように、弧状部161の第一方向V1の長さは、囲み部162の第一方向V1の長さよりも大きい。弧状部161の内周は、第一方向V1にわたって一様に湾曲している。弧状部161は、電装品101の下部外周(図4参照)に対して当接可能な大きさを有する。例えば、弧状部161の内周の曲率半径は、電装品101の下部外周の曲率半径と略同じである。
図7に示すように、囲み部162は、弧状部161の周方向の両端に設けられている。一対の囲み部162は、弧状部161の円弧中心C1を挟んで互いに対向している。囲み部162は、第一方向V1から見て弧状部161の円弧中心C1に向けて開口する円弧状をなしている。囲み部162は、電装品101の膨出部122の上部外面(図4参照)に対して当接可能な大きさを有する。例えば、囲み部162の内周の曲率半径は、膨出部122における第一ボス123(図4参照)の外周の曲率半径と略同じである。
以下、一対の囲み部162の一方を「第一囲み部162A」、一対の囲み部162の他方を「第二囲み部162B」ともいう。第一囲み部162Aは、第二囲み部162Bよりもカプラ支持部170の近くに配置されている。
図4に示すように、カプラ支持部170は、カプラ103を挿入可能な挿入孔171を有する。図7の平面視で、挿入孔171は、弧状部161の円弧中心C1に向かう凸型形状を有する。カプラ支持部170は、電装支持部160に対して第二方向の外側(具体的には図3の左方向かつ後方)に向けて延びるカプラ支持本体172と、カプラ支持本体172の延出端上部からカプラ103の挿入方向上方に突出する凸部173と、を備える。本実施形態において、カプラ103の挿入方向は、第一方向V1に沿う方向である。
図7の平面視で、カプラ支持本体172は、弧状部161の円弧中心C1を通る一つの直線L1に沿う方向を長手とする長方形状の外形を有する。カプラ支持本体172は、第一方向V1から見て直線L1を挟んで対向する第一辺S1及び第二辺S2と、第一辺S1及び第二辺S2の端部同士をつなぐ第三辺S3と、を有する。
凸部173は、第三辺S3の中央に一つ設けられている。凸部173は、第一辺S1及び第二辺S2には設けられていない。
電装支持部160は、第一方向V1に延びるリブ163を有する。リブ163は、複数(例えば本実施形態では2つ)設けられている。以下、2つのリブ163の一方を「第一リブ163A」、2つのリブ163の他方を「第二リブ163B」ともいう。第一リブ163A及び第二リブ163Bは、第一方向V1から見て直線L1を挟んで互いに対向している。
第一リブ163Aは、弧状部161に連結されている。第一リブ163Aは、第一方向V1から見て弧状部161からカプラ支持本体172の第一辺S1に沿って直線状に延びている。
第二リブ163Bは、第一囲み部162Aに連結されている。第二リブ163Bは、第一方向V1から見て第一囲み部162Aからカプラ支持本体172の第二辺S2に沿って直線状に延びている。
図8に示すように、第一リブ163A及び第二リブ163B(図8では第二リブ163Bを図示)は、カプラ支持本体172に対して第一方向V1に沿う上方に起立している。第一リブ163Aの第一方向V1の長さ及び第二リブ163Bの第一方向V1の長さは、互いに略同じである。第二リブ163Bの第一方向V1の長さは、凸部173の第一方向V1の長さと略同じである。第二リブ163B及びカプラ支持本体172を合わせた第一方向V1の長さは、第一囲み部162Aの第一方向V1の長さと略同じである。
<当接部>
図4に示すように、電装品101は、電装支持部160に対して第一方向V1の両側から当接する一対の当接部T1,T2を備える。以下、一対の当接部T1,T2の一方を「第一当接部T1」、一対の当接部の他方を「第二当接部T2」ともいう。
第一当接部T1は、電装支持部160の弧状部161の上端に対して第一方向V1に沿う上方から当接する。第一当接部T1は、電装品101における錠カバー130の後壁部132の下端部に相当する。
第二当接部T2は、電装支持部160の囲み部162の下端に対して第一方向V1に沿う下方から当接する。第二当接部T2は、電装品101における膨出部122の第二ボス124の上端部に相当する。
ステー104は、一対の囲み部162の弾性を利用してはめ込むことにより固定する方式(スナップフィット)により、一対の囲み部162が一対の膨出部122の第一ボス123に係合されることで、電装品101に取り付けられる。ステー104が電装品101に取り付けられた状態で、第一当接部T1が弧状部161の上端に当接し且つ一対の第二当接部T2が一対の囲み部162の下端に当接する。これにより、電装品101及びステー104は、第一方向V1において位置決めされる。
<作用効果>
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車1は、車体フレーム20に搭載される電装品101と、電装品101から延びる配線102と、配線102が接続されるカプラ103と、電装品101に支持され、カプラ103を支持するステー104と、を備える。
この構成によれば、電装品101及びカプラ103が共通のステー104により支持されるため、カプラ103が車体側に支持される場合と比較して、電装品101及びカプラ103を互いに近接させることができる。したがって、電装品101からカプラ103まで延びる配線102を短くすることができる。
上記実施形態では、ステー104は、電装品101と別体に形成されていることで、以下の効果を奏する。
ステー104が電装品101と一体に形成されている場合と比較して、車両からカプラ103に伝わる振動を低減することができる。
上記実施形態では、電装品101は、コンビネーションスイッチを備えるハンドルロックモジュールであることで、以下の効果を奏する。
バッテリからの電流が流れるコンビネーションスイッチを備えた構成において、ハンドルロックモジュールからカプラ103まで延びる配線102を短くすることができる。
上記実施形態では、配線102は、電装品101の下方から上方に向かって延びた後に下方に向かって延びてカプラ103に接続されることにより逆U字形状を有することで、以下の効果を奏する。
電装品101、配線102、カプラ103及びステー104を含む構造体(モジュール支持構造100)を上下方向に小型化しつつ、電装品101からカプラ103まで延びる配線102をより効果的に短くすることができる。
上記実施形態では、ステー104は、電装品101に支持される電装支持部160を備え、電装品101は、電装支持部160に対して第一方向V1の両側から当接する一対の当接部T1,T2を備えることで、以下の効果を奏する。
一対の当接部T1,T2がステー104の電装支持部160に対して第一方向V1の両側から当接することにより、第一方向V1へのステー104のがたつきを抑制することができる。
上記実施形態では、電装品101は、第一方向V1と交差する第二方向に膨らむ膨出部122を有し、電装支持部160は、膨出部122の少なくとも一部を囲む囲み部162を有することで、以下の効果を奏する。
電装支持部160の囲み部162が電装品101の膨出部122の少なくとも一部を囲むことにより、第一方向V1を軸とする回転方向へのステー104のずれを抑制することができる。
上記実施形態では、電装支持部160は、第一方向V1に延びるリブ163を有することで、以下の効果を奏する。
リブ163によりステー104の電装支持部160の剛性を高めつつ、電装品101をより強固に支持することができる。
上記実施形態では、ステー104は、カプラ103を挿入可能な挿入孔171を有するカプラ支持部170を備え、カプラ支持部170は、カプラ103の挿入方向に突出する凸部173を有することで、以下の効果を奏する。
挿入孔171に対してカプラ103を挿入することにより、ステー104のカプラ支持部170に対してカプラ103を容易に組み付けることができる。加えて、カプラ支持部170の凸部173により、カプラ103のぐらつきを抑制することができる。
上記実施形態では、車両は、電装品101の後方に配置された燃料タンク12を備え、ステー104は、電装品101から燃料タンク12の前方かつ左方向に延びていることで、以下の効果を奏する。
燃料タンク12に干渉することなくカプラ103をステー104に取り付けることができる。
上記実施形態では、車両は、燃料タンク12を覆うタンクカバー70を備え、カプラ103は、タンクカバー70により覆われていることで、以下の効果を奏する。
タンクカバー70により、カプラ103の防水性を高めることができる。
<変形例>
なお、上記実施形態では、ステー104は、電装品101と別体に形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ステー104は、電装品101と一体に形成されていてもよい。例えば、ステー104の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、電装品101は、コンビネーションスイッチを備えるハンドルロックモジュールである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、電装品101は、ハンドルロックモジュール以外の他の電装品であってもよい。例えば、電装品101の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、配線102は、電装品101の下方から上方に向かって延びた後に下方に向かって延びてカプラ103に接続されることにより逆U字形状を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、配線102は、逆U字形状以外の形状を有していてもよい。例えば、配線102の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、ステー104は、電装品101に支持される電装支持部160を備え、電装品101は、電装支持部160に対して第一方向V1の両側から当接する一対の当接部T1,T2を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、電装品101は、電装支持部160に対して第一方向V1の一方側のみから当接してもよいし、第一方向V1と交差する方向から当接してもよい。例えば、電装品101は、電装支持部160に対して第一方向V1から当接しなくてもよい。例えば、当接部T1,T2の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、電装品101は、第一方向V1と交差する第二方向に膨らむ膨出部122を有し、電装支持部160は、膨出部122の少なくとも一部を囲む囲み部162を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、電装支持部160は、膨出部122を囲んでいなくてもよい。例えば、電装支持部160は、囲み部162を有しなくてもよい。例えば、囲み部162の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、電装支持部160は、第一方向V1に延びるリブ163を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、電装支持部160は、第一方向V1に交差する方向に延びるリブ163を有してもよい。例えば、電装支持部160は、リブ163を有しなくてもよい。例えば、リブ163の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、ステー104は、カプラ103を挿入可能な挿入孔171を有するカプラ支持部170を備え、カプラ支持部170は、カプラ103の挿入方向に突出する凸部173を有する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カプラ支持部170は、複数の凸部173を有してもよい。例えば、凸部173は、挿入孔171の周囲に連続して設けられていてもよい。例えば、カプラ支持部170は、凸部173を有しなくてもよい。例えば、凸部173の態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、車両は、電装品101の後方に配置された燃料タンク12を備え、ステー104は、電装品101から燃料タンク12の前方かつ左方向に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ステー104は、電装品101から燃料タンクの前方かつ右方向に延びていてもよい。例えば、ステー104の延出方向は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、車両は、燃料タンク12を覆うタンクカバー70を備え、カプラ103は、タンクカバー70により覆われている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、カプラ103は、タンクカバー70以外のカバーに覆われていてもよい。例えば、カプラ103は、タンクカバー70に覆われていなくてもよい。例えば、カプラ103の被覆態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、電装品101は、ヘッドパイプ21に沿うように延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、電装品101は、ヘッドパイプ21が延びる方向に対して交差する方向に延びていてもよい。例えば、モジュール支持構造100の構成要素の配置態様は、要求仕様に応じて変更することができる。
上記実施形態では、自動二輪車は、イモビライザー非対応である例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、自動二輪車は、イモビライザー対応であってもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
12 燃料タンク
20 車体フレーム(車体)
70 タンクカバー
101 電装品
102 配線
103 カプラ
104 ステー
122 膨出部
160 電装支持部
162 囲み部
163 リブ
170 カプラ支持部
171 挿入孔
173 凸部
V1 第一方向
T1 第一当接部(当接部)
T2 第二当接部(当接部)

Claims (12)

  1. 車体(20)に搭載される電装品(101)と、
    前記電装品(101)から延びる配線(102)と、
    前記配線(102)が接続されるカプラ(103)と、
    前記電装品(101)に支持され、前記カプラ(103)を支持するステー(104)と、を備え
    前記電装品(101)は、コンビネーションスイッチを備えるハンドルロックモジュールであることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 車体(20)に搭載される電装品(101)と、
    前記電装品(101)から延びる配線(102)と、
    前記配線(102)が接続されるカプラ(103)と、
    前記電装品(101)に支持され、前記カプラ(103)を支持するステー(104)と、を備え
    前記ステー(104)は、前記電装品(101)に支持される電装支持部(160)を備え、
    前記電装品(101)は、前記電装支持部(160)に対して第一方向(V1)の両側から当接する一対の当接部(T1,T2)を備え、
    前記電装品(101)は、前記第一方向(V1)と交差する第二方向に膨らむ膨出部(122)を有し、
    前記電装支持部(160)は、前記膨出部(122)の少なくとも一部を囲む囲み部(162)を有することを特徴とする鞍乗型車両。
  3. 車体(20)に搭載される電装品(101)と、
    前記電装品(101)から延びる配線(102)と、
    前記配線(102)が接続されるカプラ(103)と、
    前記電装品(101)に支持され、前記カプラ(103)を支持するステー(104)と、を備え
    前記電装品(101)の後方に配置された燃料タンク(12)を更に備え、
    前記ステー(104)は、前記電装品(101)から前記燃料タンク(12)の前方かつ左方向または右方向に延びており、
    前記燃料タンク(12)を覆うタンクカバー(70)を更に備え、
    前記カプラ(103)は、前記タンクカバー(70)により覆われていることを特徴とする鞍乗型車両。
  4. 前記ステー(104)は、前記電装品(101)と別体に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記電装品(101)は、コンビネーションスイッチを備えるハンドルロックモジュールであることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記配線(102)は、前記電装品(101)の下方から上方に向かって延びた後に下方に向かって延びて前記カプラ(103)に接続されることにより逆U字形状を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記ステー(104)は、前記電装品(101)に支持される電装支持部(160)を備え、
    前記電装品(101)は、前記電装支持部(160)に対して第一方向(V1)の両側から当接する一対の当接部(T1,T2)を備えることを特徴とする請求項1、3からのいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記電装品(101)は、前記第一方向(V1)と交差する第二方向に膨らむ膨出部(122)を有し、
    前記電装支持部(160)は、前記膨出部(122)の少なくとも一部を囲む囲み部(162)を有することを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  9. 前記電装支持部(160)は、前記第一方向(V1)に延びるリブ(163)を有することを特徴とする請求項2、7またはに記載の鞍乗型車両。
  10. 前記ステー(104)は、前記カプラ(103)を挿入可能な挿入孔(171)を有するカプラ支持部(170)を備え、
    前記カプラ支持部(170)は、前記カプラ(103)の挿入方向に突出する凸部(173)を有することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  11. 前記電装品(101)の後方に配置された燃料タンク(12)を更に備え、
    前記ステー(104)は、前記電装品(101)から前記燃料タンク(12)の前方かつ左方向または右方向に延びていることを特徴とする請求項1、2、4から10のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  12. 前記燃料タンク(12)を覆うタンクカバー(70)を更に備え、
    前記カプラ(103)は、前記タンクカバー(70)により覆われていることを特徴とする請求項11に記載の鞍乗型車両。
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