JP7111401B1 - 収納の構造 - Google Patents

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【課題】空間、特に収納部の空間をより有効に利用できる収納の構造を提供すること。【解決手段】本発明に係る収納の構造は、住宅内に設けられる収納の構造であって、側周囲三方以上を壁(正面壁W1,側面壁W2(又は側面壁W3),背面壁W4)によって区画される所定の領域からなる第1の収納区画(11)と、1の収納区画の上側に連なって配される第2の収納区画(12)と、第1の収納区画に設けられた第1の収納用部材と、第2の収納区画に設けられた第2の収納用部材と、を備える。【選択図】図1

Description

収納の構造、特に住宅の収納の構造に関する。
近年、不動産価格の上昇により、同じ間取り、例えば、同じ3LDKであっても、従来よりも専有面積が狭くなっている。また、住居の広さは生活の快適性に直結するため、住宅内の空間を有効利用することが求められている。
従来、各種の収納の構造が開示される。例えば特許文献1に記載の収納の構造は、住宅の居室内に建て付けて設けられ、上部棚と天井面との間に位置する上部収納空間と、上部棚よりも下方に位置し、ハンガーポールが設けられた中央収納空間と、床面と中央収納空間との間に位置する下部収納空間とに区画されたクローゼットの構造であって、下部収納空間に設けられ、前方に引き出し可能なキャスター付きの収納ボックスと、収納ボックスの上面開口を開閉可能に設けられた蓋部とを備えたことを特徴としている。
特開2021-147797号公報
しかしながら、上記を含め従来の収納の構造においては、収納空間の上部、特に2段収納とした場合の収納空間の上部を有効に利用することができず、また、収納部へのアクセスが容易ではなかった。
本願発明は、空間、特に収納部の空間をより有効に利用できる収納の構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明に係る収納の構造は、住宅内に設けられる収納の構造であって、収納の構造は、それぞれ床面から天井面まで連なる正面壁(W1)、背面壁(W4)、及び左右の側面壁(W2,W3)によって周囲四方を区画され、面壁の壁内面に接して配置される上部収納庫(31)と、正面壁、背面壁、及び左右の側面壁によって周囲四方を区画される所定の領域からなる第1の収納区画(11)と、第1の収納区画の上側に連なって配される第2の収納区画(12)と、第1の収納区画に設けられた第1の収納用部材と、第2の収納区画に設けられた第2の収納用部材と、を備え、第2の収納区画は、上部収納庫の背部側に隣接して設けられ、上部収納庫は、箱型又は略箱型であり、正面壁、背面壁及び左右の側面壁のいずれかの壁内面から他の壁内面へと棒状又は板状に延在する延在支持部によって支持され、延在支持部は、第2の収納区画内に配設される。
本発明によれば、空間、特に収納部の空間をより有効に利用できる収納の構造を提供することができる。
実施形態1に係る収納の構造及び一部の内部構造を示す左上方透過斜視図。 実施形態1に係る収納の構造及び一部の内部構造を示す右上方透過斜視図。 実施形態1に係る収納の構造の第1の収納区画及び第2の収納区画を抽出して示す左上方透過斜視図。 実施形態1に係る収納の構造の第1の収納区画及び第2の収納区画を抽出して示す右上方透過斜視図。 実施形態1に係る収納の構造を示す正面図、右側面図、左側面図、及び平面図。 図5のB-B断面図。 実施形態1に係る収納の構造を示す背面壁を省略した背面図。 図5のA-A断面図。 実施形態2に係る収納の構造及び一部の内部構造を示す左上方透過斜視図。 実施形態2に係る収納の構造及び一部の内部構造を示す右上方透過斜視図。 実施形態2に係る収納の構造を示す正面図、右側面図、左側面図、及び平面図。 実施形態2に係る収納の構造を示す背面壁を省略した背面図。 図11のC-C断面図。 図11のD-D断面図。 図11のE-E断面図。 実施形態3に係る収納の構造を示す平面図。 実施形態3に係る収納の構造を示す背面図(扉を開いた状態)。 実施形態3に係る収納の構造を示す側面壁を省略した左側面図(扉を開いた状態)。 延在支持部の他の形態例。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
初めに図1~図8を参照して実施形態1に係る収納の内装について説明する。
実施形態1に係る収納の構造は、住宅内に設けられる収納の構造である。収納の構造は、少なくとも側周囲三方(実施形態1では四方)を壁(正面壁W1(耐力壁であり重量物であるテレビ(TV)などを支持することができることが好ましい),側面壁W2,側面壁W3,背面壁W4)によって区画される所定の領域からなる第1の収納区画11と、第1の収納区画11の上側に連なって配される第2の収納区画12と、第1の収納区画11に設けられた第1の収納用部材であるハンガーパイプ21(第1のハンガー吊支用部材)と、第2の収納区画12に設けられた第2の収納用部材であるハンガーフック22(第2のハンガー吊支用部材)とを備えている。ここで、ハンガーパイプ21の長手方向と、ハンガーフック22の長手方向とは、互いに直交又は略直交する位置関係となるように配置される。
このように、実施形態1に係る収納の構造では下部のハンガーパイプ21と上部のハンガーフック22とが直交又は略直交する位置関係にあることで、ハンガーの収納スペース及びハンガーへの収納作業のためのスペースを効率的に確保することができる。また、第2の収納区画12は第1の収納区画11の一部の領域上に連なって配設され、第1の収納区画11と第2の収納区画12が一体的に収納の構造の内部空間が構成される。また、実施形態1では、第1の収納区画11の側周囲四方が、床から天井まで連なる四面の壁(正面壁W1,左右の側面壁W2,W3,及び背面壁W4)によって、所定の第1の領域に区画される。また、第2の収納区画12の側周囲四方のうち一方以上が、四面の壁のうちいずれか1面の共通の壁を構成し、残りの側周囲三方の壁と共に、所定の第1の領域よりも小さい第2の領域に区画される。実施形態1では、第1の収納区画11を区画する正面壁W1,左右の側面壁W2,W3,及び背面壁W4のうち、左右の側面壁W2,W3の背部側の一部分,並びに背面壁W4によって第2の収納区画12の3方が区画され、上部収納庫31の背部側の区画壁31Wによって第2の収納区画12の残り一方が区画される。
また、実施形態1に係る収納の構造は、天井までの高さを有する正面壁W1、左右の側面壁W2,W3及び背面壁W4によって周囲四方を区画され、天井面から延在する延在部(例えば、区画壁31Wなど)を有した略箱型の上部収納庫31を有する。上部収納庫31は、正面壁W1、左右の側面壁W2,W3及び背面壁W4のうちいずれかの壁内面に接して配置されると共に、他の一つ以上の壁内面から棒状又は板状に延在する延在支持部41Mによって支持され、延在支持部41Mは、第2の収納区画12内に配設されている。
ここで「天井面から延在する延在部」とは、天井面から連続して延伸する面を有した部材を意味する。例えば、天井面に当接固定された上辺、あるいは天井面に係止された上辺を有する区画壁は延在部の一形態である。また、天井面と上端が当接固定された柱又は吊下げ材も、延在部の別の一形態である。
また、「略箱型」とは、直方体の構成辺、或いは、台形又は平行四辺形の構成辺を有した変形直方体の構造格を有する形状のことを言う。なお、一部の面板が塞がれていない場合でも、構造格が直方体又は変形直方体の構成辺に配置されていれば略箱型というものとする(一部の面板が塞がれていない場合を排除するものではない)。
また、上部収納庫31は、天井面から延在する延在部を構成材の少なくとも一部に有した略箱型の収納庫からなる。実施形態1では、側面と収納の構造を区画する正面壁W1側に上部収納庫31の開口と開閉扉31Dを有している。なお他の形態として、正面壁W1側以外の箱面に開口又は開閉扉を有した構造としてもよい。
このように、実施形態1に係る収納の構造では、第2の収納区画12が上部収納庫31の背部側に隣接して設けられるため、上部収納庫31の背部側(奥側)の空間を、第1の収納区画11の上部に張出した小区画として有効活用することができる。また、実施形態1では、上部収納庫31の背部側の区画壁31Wが上部収納庫31と第2の収納区画12とを仕切った部分壁となっていて、かつ、天井面から延在する延在部となっている。
また、実施形態1に係る収納の構造では、第2の収納区画12は、上部収納庫31の背部側に延在部である区画壁31Wを区画境界として隣接して設けられている。
このため、延在支持部41Mによって上部収納庫31が支持補強されて剛性が確保されると共に、延在支持部41Mが第2の収納区画12内、すなわち収納空間内の上部寄りに配設されることで、収納の構造内の空間を有効利用することができる。
また、実施形態1に係る収納の構造では、背面壁W4の幅方向中央部から正面壁W1の幅方向中央部までを略水平に延在する棒状の補強材からなり、この棒状の補強材の上下片面が上部収納庫31の底板31Fと接して、延在支持部41Mを構成する。また、収納の構造は、第2の収納区画12内であって第1の収納区画11との隣接境界に水平に設けられる背面壁W4から延在する補強部41を有する。なお、第1の収納区画11内に、下部収納52及び収納棚61,62を有している。
また、実施形態1に係る収納の構造のハンガーフック22は、一端が収納の背面壁W4に係止又は当接固定された固定端であると共に、他端が係止又は当接されさない開放端であり、ハンガーフック22の開放端よりも先側に、第2の収納区画12内の作業空間が確保されるものとなっている。
このように、ハンガーフック22の開放端よりも先側へ、第2の収納区画12内に作業空間が確保されることで、収納の構造(の第1の収納区画11)内に入った人が、開放端方向から手を伸ばしてアクセスし、ハンガーフック22に服等を掛け留めることができる。
実施形態1に係る収納の構造では、「第2の収納区画12内の作業空間」は、第2の収納区画12内の前方寄り空間となる。このように、ハンガーフック22の一端が収納の背面壁W4に係止又は当接固定された固定端である場合、その逆側の開放端よりも先側、つまり第2の収納区画12内の前部寄りに形成された空間が「第2の収納区画12内の作業空間」となる。
なお、「第2の収納区画12内の作業空間」の前後幅(奥行き方向の長さ、すなわち上部収納庫31の背部側の仕切り壁と開放端の間の水平距離)は10cm以上確保されることが望ましい。
また、実施形態1に係る収納の構造は、ハンガーフック22の固定端が係止又は当接される、正面壁W1及び/又は背面壁W4の壁内面には、ハンガーフック22の固定端を係止又は当接させるための2以上の係止部又は2以上の当接部が所定のパターンで配設されており、配設された2以上の係止部又は2以上の当接部のそれぞれに、ハンガーフック22を係止又は当接固定する構造となっている。
このため、所定のパターンで配設された2以上の係止部又は2以上の当接部のいずれか1つ以上または全部を選択して、任意の位置の各係止部又は当接部にハンガーフック22を係止又は当接固定することができる。これにより、第2の収納区画12内を使用者の好みに応じたハンガーフック22の配置にアレンジして、収納区画の利用の自由度を上げることができる。
ここで、「所定のパターン」とは、壁内面への当接部の配設間隔が一定の隣接間隔の組合せであること、あるいは、当接部の配設間隔が一定の隣接間隔の組合せの繰り返しであることを意味している。実施形態1,2に示すように、壁内面への当接部の配設間隔が一定の場合も含まれる。
また、実施形態1に係る収納の構造では、第2の収納区画12内における背面壁W4の壁内面に棒状の第2の補強材22Mが略水平に固定され、この第2の補強材22Mの正面側の側面に、幅方向へ略等間隔に当接部が配設されている。このため、上部収納庫31の底板31Fをしっかりと支持することができる。
[実施形態2]
次に、図9~図15を参照して実施形態2に係る収納の内装について説明する。なお、図1~図8を参照して説明した実施形態1に係る収納の内装と同じ構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施形態2に係る収納の構造は、少なくとも左右の側面壁W2,W3によって周囲四方のうち対向する側部二方を区画されており、ハンガーパイプ21は、両側の端部21Eが側面壁W2,W3に係止又は当接固定されている。
上記構成であれば、ハンガーパイプ21の両端部が対向する側面壁W2,W3に係止又は当接されることで、ハンガーパイプ21が第1の収納区画11内の左右を亘る構成となる。これにより、ハンガーパイプ21が第1の収納区画11内で安定して固定されると共に、左右側面壁間を亘るハンガーパイプ21によって第1の収納区画11の区画壁構造が補強されて区画の剛性が向上する。
また、実施形態2に係る収納の構造は、側面壁W2,W3と正面壁W1と背面壁W4の周囲四方に区画され、正面壁W1の正面視中央下部寄りの位置に出入り用の開口11Eが形成される。実施形態2のハンガーパイプ21は、第1の収納区画11の背面寄りの位置にて、左右の側面壁W2,W3の内面に一端及び他端が当接固定され、第1の収納区画11の左右を亘るように配置されている。
また、実施形態2に係る収納の構造のハンガーフック22は、一端が収納の背面壁W4又は側面壁W2(又は側面壁W3)のいずれかに係止又は当接固定された固定端であると共に、他端が係止又は当接されさない開放端であり、ハンガーフック22の開放端よりも先側に、第2の収納区画12内の作業空間が確保されるものとなっている。
このように、ハンガーフック22の開放端よりも先側へ、第2の収納区画12内に作業空間が確保されることで、収納の構造(の第1の収納区画11)内に入った人が、開放端方向から手を伸ばしてアクセスし、ハンガーフック22に服等を掛け留めることができる。
実施形態2に係る収納の構造では、「第2の収納区画12内の作業空間」は、第2の収納区画12内の前方寄り空間、又は側方寄り空間となる。例えば、ハンガーフック22の一端が収納の背面壁W4に係止又は当接固定された固定端である場合は、その逆側の開放端よりも先側、つまり第2の収納区画12内の前部寄りに形成された空間が「第2の収納区画12内の作業空間」となる。
その他、ハンガーフック22の一端が側面壁(W2/W3)に係止又は当接固定された固定端である場合は、その逆側の開放端よりも先側、つまり第2の収納区画12内の片側部寄りに形成された空間が「第2の収納区画12内の作業空間」となる。なお、「第2の収納区画12内の作業空間」の前後幅(奥行き方向の長さ、すなわち上部収納庫31の背部側/側部側の仕切り壁と開放端の間の水平距離)は10cm以上確保されることが望ましい。
また、実施形態2に係る収納の構造は、ハンガーフック22の固定端が係止又は当接される、正面壁W1、背面壁W4、側面壁W2又は側面壁W3のいずれかの壁内面には、ハンガーフック22の固定端を係止又は当接させるための2以上の係止部又は2以上の当接部が所定のパターンで配設されており、配設された2以上の係止部又は2以上の当接部のそれぞれに、ハンガーフック22を係止又は当接固定する構造となっている。
また、実施形態2に係る収納の構造においても、第2の収納区画12内における背面壁W4の壁内面に棒状の第2の補強材22Mが略水平に固定され、上部収納庫31の底板31Fを支持する構成となっている。
以上のように実施形態1,2に係る収納の構造は、正面壁W1、背面壁W4、及び左右の側面壁W2,W3の4つの壁内面によって第1の収納区画11が区画形成されている。
そして、正面壁W1、背面壁W4、及び左右の側面壁W2,W3のうち1つ以上の壁内面と、上部収納庫31の区画壁の壁外面とによって第2の収納区画12が区画形成され、第1の収納区画11と第2の収納区画12が上下に連なって、収納の構造内に一体的な収納空間を形成し、正面壁W1、背面壁W4、及び左右の側面壁W2,W3のいずれか1つ以上の壁に、収納空間へ出入りするための部分開口が設けられる構成となっている。
このため、部分開口から収納の構造内の第1、第2の収納区画12へ出入り可能となると共に、収納の構造が床から天井まで連なる4面の壁によって区画されることで、収納の構造の剛性を確保することができる。
[実施形態2,3の変形例]
次に、図16~図18を参照して実施形態2,3の変形例(以下、単に変形例という)に係る収納の内装について説明する。なお、図1~図15を参照して説明した実施形態1,実施形態2に係る収納の内装と同じ構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図16に示すように、変形例に係る収納の構造は、収納の構造の背面壁W4が洗面脱衣所R1に隣接して配置される。変形例に係る収納の構造の背面壁W4には、開口W4A(背面壁開口)が設けられ、この開口W4Aを介して洗面脱衣所R1から収納の構造内にアクセスすることができる。
このため、洗面脱衣所R1から収納の構造内にアクセスして第1の収納区画11のハンガーパイプ21及び第2の収納区画12のハンガーフック22にかけられた衣類を収納したり、収納された衣類を取り出したりすることができ利便性が向上する。
また、背面壁W4には、開口W4Aを閉じる扉W4Bが設けられており、通常は扉W4Bにより開口W4Aが閉じられており、洗面脱衣所R1からの湿気が収納の構造内に入りにくい構造となっている。洗面脱衣所R1から収納の構造内にアクセスして第1の収納区画11のハンガーパイプ21及び第2の収納区画12のハンガーフック22にかけられた衣類を収納したり、収納された衣類を取り出す際に扉W4Bが開けられる。なお、扉W4Bを開くとアイロン台となるように構成してもよい。
なお、図16~図18では、実施形態2に係る収納の構造の背面壁W4に開口W4A(背面壁開口)及び扉W4Bが設けられているが、実施形態2に係る収納の構造の側面壁W2又は側面壁W3が洗面脱衣所R1に隣接して配置され、側面壁W2又は側面壁W3に、開口W4A(背面壁開口)及び扉W4Bを設けるようにしてもよい。
また、実施形態1に係る収納の構造を洗面脱衣所R1に隣接して配置し、実施形態1に係る収納の構造の背面壁W4に開口W4A(背面壁開口)及び扉W4Bを設け、この開口W4Aを介して洗面脱衣所R1から収納の構造内にアクセスできるようにしてもよい。
[延在支持部の他の形態例]
図19に、実施形態1,2に係る収納の構造の延在支持部41Mの配置のバリエーションを示す。図19(a)に示すように、2本の延在支持部41Mを平面視にて交差(クロス)するように配置してもよいし、図19(c)に示すように、2本の延在支持部41Mが互いに平行となるように配置してもよいし、図19(b)又は図19(d)に示すように、2本の延在支持部41Mが互いに平行、かつ正面壁W1及び背面壁W4に対して垂直又は平行となるように配置してもよい。
[そのほかの実施形態]
また、上記実施形態1~実施形態3及び変形例では、第1の収納区画11に設けられた第1の収納用部材の実施例としてハンガーパイプ21(第1のハンガー吊支用部材)、第2の収納区画12に設けられた第2の収納用部材の実施例としてハンガーフック22(第2のハンガー吊支用部材)を例に説明したが、第1の収納区画11に設けられた第1の収納用部材及び第2の収納区画12に設けられた第2の収納用部材は、収納として機能すればよく、ハンガーパイプ21やハンガーパイプなどのハンガー吊支用部材以外にも、例えば、第1の収納区画11及び第2の収納区画12に設けられた収納用の棚や容器(例えば、かごなど)のほか、正面壁W1、左右の側面壁W2,W3及び背面壁W4の少なくとも1以上に係止又は当接固定された容器などであってもよい。
11 第1の区画収納
11E 開口
12 第2の区画収納
21 ハンガーパイプ(第1の収納用部材)
21E 端部
22 ハンガーフック(第2の収納用部材)
22M 第2の補強材
31 上部収納庫
31D 開閉扉
31F 底板
31W 区隔壁
41 補強部
41M 延在支持部
51 AVラック
52 下部収納
61,62 収納棚
W4A 背面壁開口
W4B 背面壁開口の扉
W1 正面壁
W2 側面壁
W3 側面壁
W4 背面壁

Claims (7)

  1. 住宅内に設けられる収納の構造であって、
    前記収納の構造は、
    それぞれ床面から天井面まで連なる正面壁、背面壁、及び左右の側面壁によって周囲四方を区画され、
    前記面壁の壁内面に接して配置される上部収納庫と、
    前記正面壁、前記背面壁、及び前記左右の側面壁によって周囲四方を区画される所定の領域からなる第1の収納区画と、
    前記第1の収納区画の上側に連なって配される第2の収納区画と、
    前記第1の収納区画に設けられた第1の収納用部材と、
    前記第2の収納区画に設けられた第2の収納用部材と、を備え、
    前記第2の収納区画は、
    前記上部収納庫の背部側に隣接して設けられ
    前記上部収納庫は、
    箱型又は略箱型であり、前記背面壁及び前記左右の側面壁の少なくとも1以上の壁内面から棒状又は板状に延在する延在支持部によって支持され、
    前記延在支持部は、
    前記第2の収納区画内に配設される、
    ことを特徴とする収納の構造。
  2. 前記第1の収納用部材は、第1のハンガー吊支用部材であり、
    前記第2の収納用部材は、第2のハンガー吊支用部材であり、
    前記第1のハンガー吊支用部材の長手方向と、前記第2のハンガー吊支用部材の長手方向は、互いに直交又は略直交する位置関係にある、
    ことを特徴とする請求項1に記載の収納の構造。
  3. 前記収納の構造は、
    前記天井面から延在し、前記上部収納庫の背部側と前記第2の収納区画とを仕切る部分壁を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項に記載の収納の構造。
  4. 前記第1のハンガー吊支用部材は、
    両側の端部が、前記左右の側面壁に係止又は当接固定されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の収納の構造。
  5. 前記収納の構造は、
    前記第2のハンガー吊支用部材は、一端が前記背面壁、及び前記左右の側面壁のいずれかに係止又は当接固定された固定端であると共に、他端が係止又は当接されい開放端であり、
    前記第2のハンガー吊支用部材の前記開放端よりも先側に、前記第2の収納区画内の作業空間が確保される、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項に記載の収納の構造。
  6. 前記収納の構造は、
    前記第2のハンガー吊支用部材の固定端が係止又は当接される前記背面壁、及び前記左右の側面壁のいずれかの壁内面には、
    前記第2のハンガー吊支用部材の固定端を係止又は当接させるための2以上の係止部又は2以上の当接部が所定のパターンで配設され、
    前記配設された2以上の係止部又は2以上の当接部のそれぞれに、前記第2のハンガー吊支用部材が係止又は当接固定される、
    ことを特徴とする請求項に記載の収納の構造。
  7. 前記収納の構造は、
    前記正面壁、前記背面壁、及び前記左右の側面壁の4つの壁内面によって前記第1の収納区画が区画形成され、
    前記面壁の壁面内又は前記背面壁及び前記左右の側面壁壁内面と、前記上部収納庫の部分壁の壁外面とによって前記第2の収納区画が区画形成され、
    前記第1の収納区画と第2の収納区画が上下に連なって、収納の構造内に一体的な収納空間を形成し、
    前記正面壁、前記背面壁、及び前記左右の側面壁のいずれか1つ以上の壁に、前記収納空間へ出入りするための部分開口が設けられる、
    ことを特徴とする請求項に記載の収納の構造。
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