JP6960821B2 - 物品収納什器 - Google Patents

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Description

本発明は、物品収納什器に関する。
医療施設や介護施設等では、例えばカテーテル等の長尺の物品を保管するための収納什器が用いられている。このような長尺の物品は、物品の上端部を、フックを介して収納什器に係止させ、物品が上下方向に吊り下げられて収納されることがある。これにより、収納什器内への物品の収納効率を高めるとともに、物品の収納什器に対する取出や収納作業を容易かつ確実に行うことができると考えられる。
このような収納什器において、収納什器の大型化を抑えつつ、収納什器内に収納する物品の数を増やすことが望まれることがある。
このため、例えば特許文献1には、収納什器内に、物品を吊り下げるフックを、左右方向に複数並べて備える構成が開示されている。
特許文献2には、収納什器内に、左右方向に複数のフック列を設け、各フック列においては、物品を吊り下げるフックを、前後方向に複数並べて備える構成が開示されている。
特許第4347167号公報 特開2015−142674号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成においては、物品の収納数を増やそうとすればするほど、収納什器が左右方向に大型化してしまい、コストが増大してしまう。
特許文献2に開示された構成においては、特許文献1に比較すると、左右方向及び前後方向に複数のフックを備えるため、物品の収納数を効率良く増やすことができる。しかし、各フック列において、後方のフックに吊り下げられた物品を、目視により確認したり、収納什器から出し入れしたりしようとしたときに、前方のフックに吊り下げられた他の物品が邪魔になってしまう。
特許文献2に開示された構成においては、フック列が前後方向にスライド移動することで、後方のフックに吊り下げられた物品を出し入れする構成であるため、構成の複雑化やコストアップの要因となる。
そこでなされた本発明の目的は、複数の物品を効率良く収納して収納数を増やすとともに、収納された物品の確認や出し入れ等の作業を容易かつ確実に行うことのできる低コストな物品収納什器を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る物品収納什器は、左右方向に間隔をあけて設けられた一対の側部支持体を有し、一対の前記側部支持体の間に物品収納空間が形成された什器本体と、一対の前記側部支持体の間において、物品を吊下する第一フックを前記左右方向に間隔をあけて複数有し、かつ、前記左右方向に延び、前記第一フックが前記左右方向に移動可能に設けられた第一支持杆を有する第一吊下部と、一対の前記側部支持体の間において、前記第一吊下部に対し前方に配置され、物品を吊下する第二フックを前記左右方向に間隔をあけて複数有し、かつ、前記左右方向に延び、前記第二フックが前記左右方向に移動可能に設けられた第二支持杆を有する第二吊下部と、前記左右方向に間隔をあけて設けられ、前記第一支持杆および前記第二支持杆を支持する複数の支持部材と、を有し、前記第一吊下部は、前記第二吊下部よりも高い位置に配置され、前記支持部材は、前記左右方向に直交する鉛直面内に位置し、前記第一支持杆および前記第二支持杆が取り付けられた支持部を有し、前記什器本体は、一対の前記側部支持体の間に、物品載置面を有した棚板を有し、前記支持部材は、前記棚板に支持されている。
このような構成によれば、第一吊下部の複数の第一フックと、第二吊下部の複数の第二フックと、に物品を吊り下げることができる。第二吊下部は、第一吊下部の前方に設けられているので、第二吊下部の第二フックで吊り下げられた物品は、前方から容易に視認することができる。第二吊下部の後方に位置する第一吊下部は、第二吊下部よりも高い位置に配置されているので、第一吊下部の第一フックで吊り下げられた物品は、その上部の少なくとも一部が、第二吊下部よりも上方に露出する。したがって、第一吊下部に吊下された物品の確認や出し入れ等の作業を、物品を目視しながら容易に行うことができる。
特に、本態様では、前列吊下部が後列吊下部よりも低くなっているため、物品収納空間の前方開口部を通じて後列吊下部に吊り下げられた物品に直接アクセスできる。これにより、例えばフック列を前後方向にスライド移動させて、後方に吊り下げられたカテーテルを出し入れ等する構成に比べて、構成の簡素化や低コスト化を図ることができる。
また、このように構成することで、第一、第二フックに吊り下げた物品を、第一、第二フックとともに第一支持杆、第二支持杆吊下部に沿って左右方向に移動させることができる。これにより、物品の吊り下げ位置を左右方向で容易に調整することができる。
また、このように構成することで、第一支持杆、第二支持杆を、支持部材を介して什器本体に取り付けることができる。これにより、第一、第二吊下部の什器本体への組付性を向上させることができる。しかも、第一支持杆と第二支持杆とが支持部材を介して固定される。このため、第一吊下部と第二吊下部との、前後方向および上下方向における相対位置関係を、容易かつ確実に設定することができる。したがって、特に第一フックに支持された物品へのアクセス性を良好に保つことができる。
また、このように構成することで、支持部材を側部支持体に直接固定することなく、棚板に支持させて設けることができる。したがって、各吊下部、およびこれらに吊下される物品を、安定的かつ強固に支持することができる。
本発明の一態様に係る物品収納什器において、前記支持部が、前記第一支持杆が取り付けられた後部よりも、前記第二支持杆が取り付けられた前部の方が、下方に向かって長く延びているようにしてもよい。
このように構成することで、第一支持杆の前方に位置する第二支持杆を、第一支持杆よりも下方に配置することができる。これにより、第一吊下部を、第二吊下部よりも高い位置に配置することができる。
本発明に係る物品収納什器によれば、複数の物品を効率良く収納して収納数を増やすとともに、収納された物品の確認や出し入れ等の作業を容易かつ確実に行うことができる低コストな物品収納什器を提供できる。
本発明の実施形態に係る物品収納什器の全体構成を示す斜視図である。 上記物品収納什器において、後列支持杆および前列支持杆の取付構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る物品収納什器の変形例の構成を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る物品収納什器の実施形態を説明する。しかし、本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではない。なお、以下の説明において、物品収納什器10が設置された床面の法線方向を上下方向(矢印UPが上方)とし、上下方向に直交する方向をそれぞれ前後方向(矢印FRが前方)及び左右方向(矢印LHが左側)とする。
図1は、本実施形態に係る物品収納什器10の全体構成を示す斜視図である。
図1に示すように、物品収納什器10は、カテーテル100等の長尺な物品を収納する物品収納空間Sが形成された什器本体11を備える。
什器本体11は、底板12と、側部支持体13と、天板14と、棚板15と、を備える。底板12は、平面視長方形状で、床面上に設置される。底板12は、左右方向に長辺12aを沿わせて配置される。
側部支持体13は、長方形状の板状で、左右方向に間隔をあけて、底板12の左右方向両端部にそれぞれ設けられている。側部支持体13は、上下方向に延びている。側部支持体13は、その下端部が底板12に連結されている。
天板14は、平面視長方形状で、一対の側部支持体13,13の上端部間に掛け渡されている。
棚板15は、一対の側部支持体13,13間で、天板14の下方に配置されている。棚板15は、その上面に物品載置面15fを有している。
図2は、物品収納什器10における、後列支持杆21および前列支持杆31の取付構造を示す斜視図である。
図2に示すように、棚板15は、左右方向両端部が、ブラケット16を介して側部支持体13に支持されている。ブラケット16は、断面L字状で、上下方向に延びる固定片16aと、固定片16aの下端から固定片16aの延在方向に直交して延びる支持片16bと、を一体に有している。
ブラケット16は、固定片16aを側部支持体13に固定することで設けられる。側部支持体13には、上下方向に間隔をあけて複数の係止孔13hが形成されている。適宜の高さの係止孔13hに、固定片16aに設けられた図示しないフックを係止させることで、ブラケット16は側部支持体13に係止されている。この状態で、支持片16bは、側部支持体13から水平方向に突出している。棚板15は、左右方向の端部が支持片16b上に載置され、ビス17によってブラケット16の支持片16bに締結されている。
図1に示すように、物品収納空間Sは、上記の底板12と、一対の側部支持体13と、棚板15と、に囲まれて形成されている。また、什器本体11には、棚板15と天板14との間に、他の棚板15Sが設けられている。また、什器本体11には、物品収納空間Sの前方開口部を塞ぐシャッター11Sが設けられている。
什器本体11の物品収納空間Sには、後列吊下部(第一吊下部)20と、前列吊下部(第二吊下部)30と、が設けられている。
後列吊下部20は、後列支持杆(第一支持杆)21と、複数のフック(第一フック)22と、を備える。
後列支持杆21は、金属製の中空パイプ材等からなり、一対の側部支持体13の間において左右方向に延びている。後列支持杆21の両端部は、後述する支持部材40に支持されている。
フック22は、例えばS字状をなし、その上下に湾曲したフック部を有している。フック22は、その上部のフック部が後列支持杆21に係止されている。フック22は、その下部のフック部にカテーテル100の上端部が係止可能に構成されている。これにより、カテーテル100は、上下方向に長尺方向を沿わせて吊下される。
このようなフック22は、後列支持杆21に、左右方向に間隔をあけて複数設けられる。各フック22は、後列支持杆21に沿って左右方向の任意の位置にスライド移動可能となっている。
前列吊下部30は、前列支持杆(第二支持杆)31と、複数のフック(第二フック)32と、を備える。
前列吊下部30は、後列吊下部20の前方に配置されている。上記後列吊下部20は、前列吊下部30よりも高い位置に配置されている。
前列支持杆31は、金属製の中空パイプ材等からなり、一対の側部支持体13の間において左右方向に延びている。前列支持杆31の両端部は、後述する支持部材40に支持されている。
フック32は、上記フック22と同様の構成をなしている。フック32は、その上部のフック部が前列支持杆31に係止されている。フック32は、その下部のフック部にカテーテル100の上端部が係止可能に構成されている。これにより、カテーテル100は、上下方向に長尺方向を沿わせて吊下される。
このようなフック32は、前列支持杆31に、左右方向に間隔をあけて複数設けられる。各フック32は、前列支持杆31に沿って左右方向の任意の位置にスライド移動可能となっている。
後列支持杆21、前列支持杆31を支持する支持部材40は、什器本体11内に、左右方向に間隔をあけて複数が設けられている。本実施形態において、支持部材40は、什器本体11内で、左右方向両端部の側部支持体13,13の内側に配置されている。図2に示すように、支持部材40は、左右方向に直交する鉛直面内に位置する支持プレート(支持部)41と、支持プレート41の上端部に設けられ、棚板15の下面に沿う取付部42と、を一体に備えている。
支持プレート41には、後列支持杆21の端部および前列支持杆31の端部が、ビス等によって取り付けられる。支持プレート41は、左右方向から見た側面視外形が三角形状をなしている。具体的に、支持プレート41は、上下方向の長さが、後列支持杆21の端部が取り付けられた後部41rから前列支持杆31の端部が取り付けられた前部41fに向かって漸次長くなっている。換言すると、支持プレート41は、後列支持杆21の端部が取り付けられた後部41rよりも、前列支持杆31の端部が取り付けられた前部41fの方が、下方に向かって長く延びている。
取付部42は、棚板15の下面に、ビス43等によって固定されている。
このような物品収納什器10において、カテーテル100は、後列吊下部20の複数のフック22と、前列吊下部30の複数のフック32とに、それぞれその上端部を係止させて吊り下げされる。これにより、物品収納什器10には、前後の2列において、それぞれ左右方向に複数個のカテーテル100が収納される。
前列吊下部30は、後列吊下部20の前方に設けられているので、前列吊下部30のフック32で吊り下げられたカテーテル100は、その全体を、前方から視認できる。前列吊下部30の後方に位置する後列吊下部20は、前列吊下部30よりも高い位置に配置されている。すなわち、後列吊下部20におけるカテーテル100の吊り下げ位置(フック22におけるカテーテル100の係止位置)は、前列吊下部30におけるカテーテル100の吊り下げ位置(フック32におけるカテーテル100の係止位置)よりも高くなっている。そのため、後列吊下部20のフック22で吊り下げられたカテーテル100は、その上部が前列吊下部30よりも上方に露出する。したがって、後列吊下部20に吊下されたカテーテル100の上部100tを、前方から視認できる。
なお、後列支持杆21および前列支持杆31の上下方向の間隔は、後列吊下部20のフック22で吊り下げられたカテーテル100の上部の少なくとも一部が前列吊下部30の上方から視認可能であればよい。この場合、例えば後列吊下部20に吊り下げられたカテーテル100の商品表示の少なくとも一部が視認可能な高さに、後列支持杆21および前列支持杆31を配置してもよい。
後列支持杆21および前列支持杆31の前後方向の間隔は、什器本体11の寸法範囲内で適宜変更が可能である。この場合、物品収納空間Sの前方開口部を通じて後列吊下部20にアクセス可能で、かつ後列吊下部20に吊り下げられたカテーテル100と、前列吊下部30に吊り下げられたカテーテル100と、が少なくとも干渉しないような間隔に設定することが好ましい。
上記物品収納什器10は、左右方向に間隔をあけて設けられ、それぞれ上下方向に延びる一対の側部支持体13を有し、一対の側部支持体13の間に物品収納空間Sが形成された什器本体11と、一対の側部支持体13の間において、カテーテル100を吊下するフック22を左右方向に間隔をあけて複数有する後列吊下部20と、一対の側部支持体13の間において、後列吊下部20に対し前方に配置され、カテーテル100を吊下するフック32を左右方向に間隔をあけて複数有する前列吊下部30と、を備え、後列吊下部20は、前列吊下部30よりも高い位置に配置されている。
このような構成によれば、カテーテル100は、後列吊下部20の複数のフック22と、前列吊下部30の複数のフック32と、に吊り下げることができる。この際、後列吊下部20のフック22で吊り下げられたカテーテル100は、その上部100tが、前列吊下部30よりも上方に露出する。したがって、後列吊下部20に吊り下げられたカテーテル100の確認や出し入れ等の作業を、カテーテル100を目視しながら容易に行うことができる。
その結果、物品収納什器10によれば、複数のカテーテル100を効率良く収納して収納数を増やすとともに、収納されたカテーテル100の確認や出し入れ等の作業を容易かつ確実に行うことができる。
特に、本実施形態では、前列吊下部30が後列吊下部20よりも低くなっているため、物品収納空間Sの前方開口部を通じて後列吊下部20に吊り下げられたカテーテル100に直接アクセスできる。これにより、例えばフック列を前後方向にスライド移動させて、後方に吊り下げられたカテーテルを出し入れ等する構成に比べて、構成の簡素化や低コスト化を図ることができる。
本実施形態の物品収納什器10は、後列吊下部20が、一対の側部支持体13の間において左右方向に延び、フック22が左右方向に移動可能に設けられた後列支持杆21を有し、前列吊下部30は、一対の側部支持体13の間において左右方向に延び、フック32が左右方向に移動可能に設けられた前列支持杆31を有する。
このように構成することで、フック22,32に吊り下げたカテーテル100を、フック22,32ごと後列吊下部20、前列吊下部30に沿って左右方向に移動させることができる。これにより、カテーテル100の吊り下げ位置を容易に調整することができる。
本実施形態の物品収納什器10は、左右方向に間隔をあけて設けられ、後列支持杆21および前列支持杆31を支持する複数の支持部材40を備え、支持部材40は、左右方向に直交する鉛直面内に位置し、後列支持杆21の端部および前列支持杆31の端部が取り付けられた支持プレート41を有する。
このように構成することで、後列支持杆21および前列支持杆31を、支持部材40を介して什器本体11に取り付けることができる。これにより、後列吊下部20および前列吊下部30の什器本体11への組付性を向上させることができる。
しかも、後列支持杆21と前列支持杆31とが支持部材40を介して固定される。このため、後列吊下部20と前列吊下部30との、前後方向および上下方向における相対位置関係を、容易かつ確実に設定することができる。したがって、特に後列吊下部20のフック22に支持されたカテーテル100へのアクセス性を良好に保つことができる。
本実施形態の物品収納什器10は、支持部材40の支持プレート41が、後列支持杆21の端部が取り付けられた後部41rよりも、前列支持杆31の端部が取り付けられた前部41fの方が、下方に向かって長く延びている。
このように構成することで、後列支持杆21の前方に位置する前列支持杆31を、後列支持杆21よりも下方に配置することができる。これにより、後列吊下部20を、前列吊下部30よりも高い位置に配置することができる。
本実施形態の物品収納什器10は、什器本体11が、一対の側部支持体13の間に、物品載置面15fを有した棚板15を備え、支持部材40は、棚板15に支持されている。
このように構成することで、支持部材40を側部支持体13に直接固定することなく、棚板15に支持させて設けることができる。したがって、後列吊下部20、前列吊下部30、およびこれらに吊下されるカテーテル100を、安定的かつ強固に支持することができる。
支持部材40が支持杆21,31の両端部を支持しているため、支持杆21,31の左右方向の全体に亘って複数のカテーテル100を吊り下げることができる。これにより、物品収納什器10における収納効率を高めることができる。
(実施形態の変形例)
上記実施形態では、什器本体11が、底板12や天板14,板状の側部支持体13を備える箱型に形成したが、これに限らない。
図3は、上記実施形態に係る物品収納什器の変形例の構成を示す斜視図である。
例えば、図3に示す物品収納什器10Bのように、什器本体11Bが、枠状の側部支持体13Bを備える枠型に形成してもよい。
側部支持体13Bは、左右方向に間隔をあけて設けられている。各側部支持体13Bは、上下方向に延びる複数本の支柱13cと、前後方向で隣り合う支柱13cの上下の端部同士を連結する連結部材13d,13eと、を一体に有する。左右方向両側の側部支持体13B同士は、左右方向に延びる上部ビーム材18、および下部ビーム材19によって連結されている。
物品収納什器10は、このような側部支持体13Bの間において、後列吊下部20と、前列吊下部30と、を備えている。
また、図3に示すように、支持部材40は、什器本体11内の左右方向の両端部に限らず、左右方向の中間部に設けてもよい。
(実施形態の他の変形例)
なお、上記実施形態およびその変形例において、物品収納什器10に、後列吊下部20と前列吊下部30とを、前後に2列に設けるようにしたが、前後に3列以上の吊下部を備えるようにしてもよい。その場合、互いに前後に位置する吊下部において、後方に位置する吊下部(第一吊下部に相当)は、前方に位置する吊下部(第二吊下部に相当)よりも高い位置に配置する。
上記実施形態およびその変形例では、後列吊下部20の後列支持杆21と、前列吊下部30の前列支持杆31とを、棚板15の下面に設けた支持部材40を介して支持するようにしたが、これに限らない。支持部材40は、棚板15ではなく、側部支持体13に固定するようにしてもよい。その場合、支持部材40を、側部支持体13に形成された係止孔13hに係止させるようにすれば、支持部材40の高さ、すなわち、後列吊下部20、前列吊下部30の高さを適宜選択して設定することもできる。
後列吊下部20の後列支持杆21と、前列吊下部30の前列支持杆31とを、支持部材40を介さずに、側部支持体13に直接係止させるようにしてもよい。
後列吊下部20および前列吊下部30においては、フック22,32を、後列支持杆21,前列支持杆31に沿って移動可能に設けたが、これに限らない。フック22,32を、後列支持杆21,前列支持杆31に固定的に設けてもよい。また、フック22を、後列支持杆21を用いず、棚板15の下面に直接設けるようにしてもよい。この場合には、棚板15およびフック22が本発明に係る後列吊下部を構成する。
さらに、上記実施形態およびその変形例では、物品収納什器10、10Bに収納する物品として、カテーテル100を例に挙げたが、カテーテル100以外の物品、例えば、衣類、マフラー、ベルト、物差し等、上下に長尺のものを収納するようにしてもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
10,10B 物品収納什器
11,11B 什器本体
13,13B 側部支持体
15 棚板
15f 物品載置面
20 後列吊下部(第一吊下部)
21 後列支持杆(第一支持杆)
22 フック(第一フック)
30 前列吊下部(第二吊下部)
31 前列支持杆(第二支持杆)
32 フック(第二フック)
40 支持部材
41 支持プレート(支持部)
42 取付部
100 カテーテル(物品)
S 物品収納空間

Claims (2)

  1. 左右方向に間隔をあけて設けられた一対の側部支持体を有し、一対の前記側部支持体の間に物品収納空間が形成された什器本体と、
    一対の前記側部支持体の間において、物品を吊下する第一フックを前記左右方向に間隔をあけて複数有し、かつ、前記左右方向に延び、前記第一フックが前記左右方向に移動可能に設けられた第一支持杆を有する第一吊下部と、
    一対の前記側部支持体の間において、前記第一吊下部に対し前方に配置され、物品を吊下する第二フックを前記左右方向に間隔をあけて複数有し、かつ、前記左右方向に延び、前記第二フックが前記左右方向に移動可能に設けられた第二支持杆を有する第二吊下部と、
    前記左右方向に間隔をあけて設けられ、前記第一支持杆および前記第二支持杆を支持する複数の支持部材と、を有し、
    前記第一吊下部は、前記第二吊下部よりも高い位置に配置され
    前記支持部材は、前記左右方向に直交する鉛直面内に位置し、前記第一支持杆および前記第二支持杆が取り付けられた支持部を有し、
    前記什器本体は、一対の前記側部支持体の間に、物品載置面を有した棚板を有し、
    前記支持部材は、前記棚板に支持されている物品収納什器。
  2. 前記支持部は、前記第一支持杆が取り付けられた後部よりも、前記第二支持杆が取り付けられた前部の方が、下方に向かって長く延びている請求項に記載の物品収納什器。
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