JP3132898U - 押入収納ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】押入内の空間を有効に活用して体裁良く設置でき、且つ、収納物品の出し入れも効率良く行える使い勝手の良い押入収納ユニットを提供する。
【解決手段】押入10内の空間を利用して設置される押入収納ユニットであって、押入10内の左右側壁10b間の任意の位置に設置される収納箱1と、この収納箱1の側部1bと押入10の側壁10bとの間の高さ方向の任意の位置に架設されるハンガーパイプ2と、収納箱1の上面1aに配置され、長さ寸法が側壁間寸法の天板3とを備えている。
【選択図】図1
Description
本考案は、押入内の空間を効率良く利用して設置される押入収納ユニッに関するものである。
従来、押入を衣類等の収納用に使用する場合、押入の側壁間にハンガーパイプを取り付けて、衣類を引っ掛けたハンガーを吊下げておくと共に、吊り下げた衣類と床面との間の空間、或いは衣類と押入の背壁との間の空間を利用し、これらの空間に見合った小形整理ダンスや収納箱等の収納用家具類を適宜設置して、小物衣類等を収納するようにしていた。また、これら小形家具類に収納しきれない衣類等が、直接家具の上に積み重ねられていることも多かった。
従って、このような押入収納は、整頓が不十分で見た目の体裁も悪く、また、ハンガーに吊り下げた衣類が邪魔となって衣類の出し入れが容易でない等、使い勝手の面でも問題があった。
従って、このような押入収納は、整頓が不十分で見た目の体裁も悪く、また、ハンガーに吊り下げた衣類が邪魔となって衣類の出し入れが容易でない等、使い勝手の面でも問題があった。
本考案は、上記実情に鑑み成されたもので、押入内の空間を有効に活用して体裁良く設置でき、且つ、収納物品の出し入れしも容易に行える使い勝手の良い押入収納ユニットを提供することを目的としている。
すなわち、請求項1に記載の考案は、押入内の空間を利用して設置される押入用収納家具であって、前記押入内の左右側壁間の任意の位置に設置される少なくとも1台以上の収納家具と、当該収納家具の側部と前記押入の側壁との間、および/または前記収納家具の側部間の高さ方向の任意の位置に架設されるハンガーパイプと、前記収納家具の上面に配置され、長さ寸法が側壁間寸法に設定された天板とを備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の押入収納ユニットにおいて、前記押入の背壁に固定され、前記天板の後部をその下面側より支持する後部受桟と、前記押入の両側壁に固定され、前記天板の側部をその下面側より支持する横部受桟とを備えることを特徴としている。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載の押入収納ユニットにおいて、前記収納家具の下部両側部を前記押入の床面に固定する固定金具を備えることを特徴としている。
本考案によれば、収納家具と収納家具の間や収納家具と押入の側壁間にハンガーパイプが配設されるため、収納家具に物品(例えば、小物衣料)を収納したり、取り出したりする時に、ハンガーパイプに吊り下げた衣類が邪魔になることはない。また、天板を収納棚として使用し、箱物等の大きな物品を収納しておくこともできる。このように、押入内の限られた空間を有効に活用して様々な物品を効率良く収納することができ、かつ、見た目の体裁も極めて良いものである。
また、収納家具の上面は天板により押入の側壁に固定され、側部がハンガーパイプにより押入の側壁に固定されると共に、その下部が固定金具により床面に固定されるため、地震等、震動に対する安定性にも優れている。
以下、図1〜図4に基づいて本考案による押入収納ユニットの実施形態を説明する。
本実施形態の押入収納ユニットは、上下左右を壁面材で囲まれた押入10内の空間を利用して設置されるものであり、図1に示すように、押入10の左右側壁10b間の任意の位置において床面10aに設置された収納箱1と、この収納箱1の側部1bと押入10の側壁10bとの間に架設されたハンガーパイプ2と、収納箱1の上面1aに配置された天板3と、この天板3を下面側より支持する後部受桟4および横部受桟5、5等で基本構成されている。
収納箱1は、複数の引出11、スライド式のワイヤーバスケット12、収納棚13等を高さ方向一列に備えた縦長の収納家具であり、その両側部1b、1bがそれぞれ下方部においてL型の固定金具6により床面10aに固定されている。
この収納箱1の高さ寸法は、押入10の高さ寸法より低く設定され、収納箱1の上面1aに設けた天板3と押入10の天井板10dとの間に、ある程度の収納空間が確保されるようになっており、且つ、収納箱1の奥行き寸法は、押入10の奥行き寸法より小さく設定され、押入10の床面10a内に収納箱1が確実に収まるようになっている。
この収納箱1の高さ寸法は、押入10の高さ寸法より低く設定され、収納箱1の上面1aに設けた天板3と押入10の天井板10dとの間に、ある程度の収納空間が確保されるようになっており、且つ、収納箱1の奥行き寸法は、押入10の奥行き寸法より小さく設定され、押入10の床面10a内に収納箱1が確実に収まるようになっている。
横部受桟5は、押入の左右側壁10b、10bに配置され、その上面が収納箱1の高さ位置(収納箱1の上面1a)に合わさるように固定されていると共に、後部受桟4は、この横部受桟5と収納箱1の側部1bとの間に配置され、同じように、その上面が収納箱1の高さ位置に合わさるように背壁10cに固定されている。これら横部受桟5と後部受桟4の取り付けには、木ねじ9が使用されている。
そして、これら横部受桟5と後部受桟4の上面、および収納箱1の上面1aに長さ寸法が側壁10b間寸法(有効間口寸法)の天板3が載置され、この天板3が横部受桟5と後部受桟4と収納箱1にそれぞれ上面側より木ねじ9にて数カ所固定されている。
尚、後部受桟4の寸法は、収納箱1の設置位置によって変わるので、長尺の受桟4がその都度、設置位置に応じた最適寸法にカットされて取り付けられる。
また、ハンガーパイプ2は、嵌め込み式のパイプソケット7を用いて取り付けられている。本実施形態では、図1に示すように、収納箱1の上部に左右2本と、左側高さ方向の中間部分に1本が取り付けられている。収納箱1側については、パイプソケット7が直接収納箱1の側部1bにネジ止めされ、側壁10b側については、横部受桟5や側壁10bにネジ止めされた四角形のソケット受板8に取り付けられている。
この場合も、ハンガーパイプ2は、上述した後部受桟4と同様に、収納箱1の設置位置によってその寸法が変わるので、長尺のパイプ2がその都度最適寸法にカットされて取り付けられる。
図2は、上記構成による押入収納ユニットの使用状態を示している。
図2に示すように、収納箱1の複数の引き出し11には、例えば、靴下、ハンカチ、下着類等の小物衣料(図示せず)が収納され、その上段のワイヤーバスケット12には、例えば、畳まれたシャツ類等(図示せず)が収納され、最上段の収納棚13には、例えば、ぬいぐるみ18等がアクセサリー用として収納されている。
図2に示すように、収納箱1の複数の引き出し11には、例えば、靴下、ハンカチ、下着類等の小物衣料(図示せず)が収納され、その上段のワイヤーバスケット12には、例えば、畳まれたシャツ類等(図示せず)が収納され、最上段の収納棚13には、例えば、ぬいぐるみ18等がアクセサリー用として収納されている。
ハンガーパイプ2には、コートやジャケット等の大形衣類15を引っ掛けたハンガー14が吊り下げられており、右隅の床面10a上には、衣類15との間のスペースを利用して大きなバック16が置かれている。
また、天板3を収納棚として使用し、天井板10dとの間のスペースには、帽子ケースや大形バック等の箱物17が収納されている。
以上、本考案の実施形態によれば、収納箱1と押入10の側壁10bとの間にハンガーパイプ2が架設されているため、収納箱1に物品(例えば、小物衣料)を収納したり、取り出したりする時に、ハンガーパイプ2に吊り下げた衣類15等が邪魔になることはない。また、天板3は収納棚として使用され、天井板10dとのスペースに大きな物品を収納しておくことができる。
このように、押入10内の限られた空間を有効に活用して様々な物品を効率良く収納することができ、且つ、見た目も整然としており、極めて体裁の良いものである。
このように、押入10内の限られた空間を有効に活用して様々な物品を効率良く収納することができ、且つ、見た目も整然としており、極めて体裁の良いものである。
また、収納箱1の上面1aは天板3によって押入10の側壁10bに固定され、側部1bはハンガーパイプ2によって押入10の側壁10bに固定されると共に、固定金具6によって床面10aに固定されているため、地震等、震動に対する安定性にも優れている。
以上、本考案の押入収納ユニットは、収納箱1、ハンガーパイプ2、天板3等の基本要素の組み合わせで構成されるものであるから、図1の構成の以外にも、押入10の間口寸法や使用者の使い勝手に応じた様々な使用形態とユニット構成を採ることができる。
図3は、図1とは別の使用形態を示し、押入10の左側壁10bに寄せて収納箱1を配置し、収納箱1の上部と右側壁10bとの間にハンガーパイプ2を取り付けた使用形態である。
また、図4は本発明に係る押入収納ユニットの他の実施形態を示している。
この押入ユニットは、図1と相違し、2台の収納箱1を備えるが、天板3、ハンガーパイプ2、後部受桟4、横部受桟5、固定金具6等、その他のユニット構成部材は図1と同様であり、図1と同一符号を付して、これらの説明は省略している。
図4(a)は、押入10の左右側壁10b間の中央に2台の収納箱1を並べて配置し、ハンガーパイプ2が収納箱1の上部に左右2本、左側の高さ方向の中間部分に1本取り付けられたユニット構成例であり、図4(b)は、図4(a)とは使用形態が異なり、押入10の左右側壁10bに寄せてそれぞれ収納箱1を配置し、収納箱1間の上部にハンガーパイプ2が取り付けられた例である。
この押入ユニットは、図1と相違し、2台の収納箱1を備えるが、天板3、ハンガーパイプ2、後部受桟4、横部受桟5、固定金具6等、その他のユニット構成部材は図1と同様であり、図1と同一符号を付して、これらの説明は省略している。
図4(a)は、押入10の左右側壁10b間の中央に2台の収納箱1を並べて配置し、ハンガーパイプ2が収納箱1の上部に左右2本、左側の高さ方向の中間部分に1本取り付けられたユニット構成例であり、図4(b)は、図4(a)とは使用形態が異なり、押入10の左右側壁10bに寄せてそれぞれ収納箱1を配置し、収納箱1間の上部にハンガーパイプ2が取り付けられた例である。
1 収納家具(収納箱)
2 ハンガーパイプ
3 天板
4 後部受桟
5 横部受桟
6 固定金具
10 押入
10b 側壁
10c 背壁
10a 床面
2 ハンガーパイプ
3 天板
4 後部受桟
5 横部受桟
6 固定金具
10 押入
10b 側壁
10c 背壁
10a 床面
Claims (3)
- 押入内の空間を利用して設置される押入収納ユニットであって、
前記押入内の左右側壁間の任意の位置に設置される少なくとも1台以上の収納家具と、当該収納家具の側部と前記押入の側壁との間、および/または前記収納家具の側部間の高さ向の任意の位置に架設されるハンガーパイプと、前記収納家具の上面に配置され、長さ寸法が側壁間寸法に設定された天板とを備えることを特徴とする押入収納ユニット。 - 前記押入の背壁に固定され、前記天板の後部をその下面側より支持する後部受桟と、前記押入の両側壁に固定され、前記天板の側部をその下面側より支持する横部受桟とを備えることを特徴とする請求項1に記載の押入収納ユニット。
- 前記収納家具の下部両側部を前記押入の床面に固定する固定金具を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の押入収納ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007002623U JP3132898U (ja) | 2007-04-13 | 2007-04-13 | 押入収納ユニット |
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JP2007002623U JP3132898U (ja) | 2007-04-13 | 2007-04-13 | 押入収納ユニット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010116772A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Guo Hua Qiu | ワードローブを備える室内壁 |
JP2013036221A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 押し入れ構造 |
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- 2007-04-13 JP JP2007002623U patent/JP3132898U/ja not_active Expired - Fee Related
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