JP2019072303A - 物品収納什器 - Google Patents
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Abstract
Description
このため、例えば特許文献1には、収納什器内に、物品を吊り下げるフックを、左右方向に複数並べて備える構成が開示されている。
特許文献2には、収納什器内に、左右方向に複数のフック列を設け、各フック列においては、物品を吊り下げるフックを、前後方向に複数並べて備える構成が開示されている。
特許文献2に開示された構成においては、フック列が前後方向にスライド移動することで、後方のフックに吊り下げられた物品を出し入れする構成であるため、構成の複雑化やコストアップの要因となる。
特に、本態様では、前列吊下部が後列吊下部よりも低くなっているため、物品収納空間の前方開口部を通じて後列吊下部に吊り下げられた物品に直接アクセスできる。これにより、例えばフック列を前後方向にスライド移動させて、後方に吊り下げられたカテーテルを出し入れ等する構成に比べて、構成の簡素化や低コスト化を図ることができる。
このように構成することで、第一、第二フックに吊り下げた物品を、第一、第二フックとともに第一支持杆、第二支持杆吊下部に沿って左右方向に移動させることができる。これにより、物品の吊り下げ位置を左右方向で容易に調整することができる。
このように構成することで、第一支持杆、第二支持杆を、支持部材を介して什器本体に取り付けることができる。これにより、第一、第二吊下部の什器本体への組付性を向上させることができる。
しかも、第一支持杆と第二支持杆とが支持部材を介して固定される。このため、第一吊下部と第二吊下部との、前後方向および上下方向における相対位置関係を、容易かつ確実に設定することができる。したがって、特に第一フックに支持された物品へのアクセス性を良好に保つことができる。
このように構成することで、第一支持杆の前方に位置する第二支持杆を、第一支持杆よりも下方に配置することができる。これにより、第一吊下部を、第二吊下部よりも高い位置に配置することができる。
このように構成することで、支持部材を側部支持体に直接固定することなく、棚板に支持させて設けることができる。したがって、各吊下部、およびこれらに吊下される物品を、安定的かつ強固に支持することができる。
図1に示すように、物品収納什器10は、カテーテル100等の長尺な物品を収納する物品収納空間Sが形成された什器本体11を備える。
図2に示すように、棚板15は、左右方向両端部が、ブラケット16を介して側部支持体13に支持されている。ブラケット16は、断面L字状で、上下方向に延びる固定片16aと、固定片16aの下端から固定片16aの延在方向に直交して延びる支持片16bと、を一体に有している。
後列支持杆21は、金属製の中空パイプ材等からなり、一対の側部支持体13の間において左右方向に延びている。後列支持杆21の両端部は、後述する支持部材40に支持されている。
このようなフック22は、後列支持杆21に、左右方向に間隔をあけて複数設けられる。各フック22は、後列支持杆21に沿って左右方向の任意の位置にスライド移動可能となっている。
前列吊下部30は、後列吊下部20の前方に配置されている。上記後列吊下部20は、前列吊下部30よりも高い位置に配置されている。
前列支持杆31は、金属製の中空パイプ材等からなり、一対の側部支持体13の間において左右方向に延びている。前列支持杆31の両端部は、後述する支持部材40に支持されている。
このようなフック32は、前列支持杆31に、左右方向に間隔をあけて複数設けられる。各フック32は、前列支持杆31に沿って左右方向の任意の位置にスライド移動可能となっている。
取付部42は、棚板15の下面に、ビス43等によって固定されている。
前列吊下部30は、後列吊下部20の前方に設けられているので、前列吊下部30のフック32で吊り下げられたカテーテル100は、その全体を、前方から視認できる。前列吊下部30の後方に位置する後列吊下部20は、前列吊下部30よりも高い位置に配置されている。すなわち、後列吊下部20におけるカテーテル100の吊り下げ位置(フック22におけるカテーテル100の係止位置)は、前列吊下部30におけるカテーテル100の吊り下げ位置(フック32におけるカテーテル100の係止位置)よりも高くなっている。そのため、後列吊下部20のフック22で吊り下げられたカテーテル100は、その上部が前列吊下部30よりも上方に露出する。したがって、後列吊下部20に吊下されたカテーテル100の上部100tを、前方から視認できる。
このような構成によれば、カテーテル100は、後列吊下部20の複数のフック22と、前列吊下部30の複数のフック32と、に吊り下げることができる。この際、後列吊下部20のフック22で吊り下げられたカテーテル100は、その上部100tが、前列吊下部30よりも上方に露出する。したがって、後列吊下部20に吊り下げられたカテーテル100の確認や出し入れ等の作業を、カテーテル100を目視しながら容易に行うことができる。
その結果、物品収納什器10によれば、複数のカテーテル100を効率良く収納して収納数を増やすとともに、収納されたカテーテル100の確認や出し入れ等の作業を容易かつ確実に行うことができる。
このように構成することで、フック22,32に吊り下げたカテーテル100を、フック22,32ごと後列吊下部20、前列吊下部30に沿って左右方向に移動させることができる。これにより、カテーテル100の吊り下げ位置を容易に調整することができる。
このように構成することで、後列支持杆21および前列支持杆31を、支持部材40を介して什器本体11に取り付けることができる。これにより、後列吊下部20および前列吊下部30の什器本体11への組付性を向上させることができる。
しかも、後列支持杆21と前列支持杆31とが支持部材40を介して固定される。このため、後列吊下部20と前列吊下部30との、前後方向および上下方向における相対位置関係を、容易かつ確実に設定することができる。したがって、特に後列吊下部20のフック22に支持されたカテーテル100へのアクセス性を良好に保つことができる。
このように構成することで、後列支持杆21の前方に位置する前列支持杆31を、後列支持杆21よりも下方に配置することができる。これにより、後列吊下部20を、前列吊下部30よりも高い位置に配置することができる。
このように構成することで、支持部材40を側部支持体13に直接固定することなく、棚板15に支持させて設けることができる。したがって、後列吊下部20、前列吊下部30、およびこれらに吊下されるカテーテル100を、安定的かつ強固に支持することができる。
支持部材40が支持杆21,31の両端部を支持しているため、支持杆21,31の左右方向の全体に亘って複数のカテーテル100を吊り下げることができる。これにより、物品収納什器10における収納効率を高めることができる。
上記実施形態では、什器本体11が、底板12や天板14,板状の側部支持体13を備える箱型に形成したが、これに限らない。
図3は、上記実施形態に係る物品収納什器の変形例の構成を示す斜視図である。
例えば、図3に示す物品収納什器10Bのように、什器本体11Bが、枠状の側部支持体13Bを備える枠型に形成してもよい。
側部支持体13Bは、左右方向に間隔をあけて設けられている。各側部支持体13Bは、上下方向に延びる複数本の支柱13cと、前後方向で隣り合う支柱13cの上下の端部同士を連結する連結部材13d,13eと、を一体に有する。左右方向両側の側部支持体13B同士は、左右方向に延びる上部ビーム材18、および下部ビーム材19によって連結されている。
物品収納什器10は、このような側部支持体13Bの間において、後列吊下部20と、前列吊下部30と、を備えている。
なお、上記実施形態およびその変形例において、物品収納什器10に、後列吊下部20と前列吊下部30とを、前後に2列に設けるようにしたが、前後に3列以上の吊下部を備えるようにしてもよい。その場合、互いに前後に位置する吊下部において、後方に位置する吊下部(第一吊下部に相当)は、前方に位置する吊下部(第二吊下部に相当)よりも高い位置に配置する。
後列吊下部20および前列吊下部30においては、フック22,32を、後列支持杆21,前列支持杆31に沿って移動可能に設けたが、これに限らない。フック22,32を、後列支持杆21,前列支持杆31に固定的に設けてもよい。また、フック22を、後列支持杆21を用いず、棚板15の下面に直接設けるようにしてもよい。この場合には、棚板15およびフック22が本発明に係る後列吊下部を構成する。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
11,11B 什器本体
13,13B 側部支持体
15 棚板
15f 物品載置面
20 後列吊下部(第一吊下部)
21 後列支持杆(第一支持杆)
22 フック(第一フック)
30 前列吊下部(第二吊下部)
31 前列支持杆(第二支持杆)
32 フック(第二フック)
40 支持部材
41 支持プレート(支持部)
42 取付部
100 カテーテル(物品)
S 物品収納空間
Claims (5)
- 左右方向に間隔をあけて設けられた一対の側部支持体を有し、一対の前記側部支持体の間に物品収納空間が形成された什器本体と、
一対の前記側部支持体の間において、物品を吊下する第一フックを前記左右方向に間隔をあけて複数有する第一吊下部と、
一対の前記側部支持体の間において、前記第一吊下部に対し前方に配置され、物品を吊下する第二フックを前記左右方向に間隔をあけて複数有する第二吊下部と、を有し、
前記第一吊下部は、前記第二吊下部よりも高い位置に配置されている物品収納什器。 - 前記第一吊下部は、一対の前記側部支持体の間において前記左右方向に延び、前記第一フックが前記左右方向に移動可能に設けられた第一支持杆を有し、
前記第二吊下部は、一対の前記側部支持体の間において前記左右方向に延び、前記第二フックが前記左右方向に移動可能に設けられた第二支持杆を有する請求項1に記載の物品収納什器。 - 前記左右方向に間隔をあけて設けられ、前記第一支持杆および前記第二支持杆を支持する複数の支持部材を有し、
前記支持部材は、前記左右方向に直交する鉛直面内に位置し、前記第一支持杆および前記第二支持杆が取り付けられた支持部を有する請求項2に記載の物品収納什器。 - 前記支持部は、前記第一支持杆が取り付けられた後部よりも、前記第二支持杆が取り付けられた前部の方が、下方に向かって長く延びている請求項3に記載の物品収納什器。
- 前記什器本体は、一対の前記側部支持体の間に、物品載置面を有した棚板を有し、
前記支持部材は、前記棚板に支持されている請求項3又は請求項4に記載の物品収納什器。
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