JP7110620B2 - オイルクーラ - Google Patents

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Description

本発明は、オイルクーラに関する。
オイルクーラは、内燃機関にガスケットを介して取り付けられている(例えば特許文献1参照)。こうしたオイルクーラは、内燃機関に対する取付面を有している。取付面は、オイルが通過するための開口と、当該開口を囲み、内燃機関との間をシールするためのガスケットを収容する溝とを備えている。取付面のうち、溝の外周側及び内周側の部分は、内燃機関に対して接触している。
特開2004-346916号公報
ところで、内燃機関の微小振動等に伴い、内燃機関においてオイルクーラと接触する部分には表面損傷、いわゆるフレッティング摩耗が生じることがある。
フレッティング摩耗が生じた部分は、フレッティング摩耗が生じていない部分と比較して表面粗さが大きくなる。このため、内燃機関に対して、オイルクーラを再度取り付ける際に、その取付位置がずれることによってガスケットがフレッティング摩耗した部分に接触した場合、ガスケットが損傷してシール性が低下するおそれがある。
上記課題を解決するためのオイルクーラは、内燃機関にガスケットを介して取り付けられるものであって、前記内燃機関に対する取付面を有し、前記取付面には、オイルが通過する開口と、前記開口を囲み、前記ガスケットを収容する第1の溝と、が設けられ、前記取付面のうち前記内燃機関に対して接触する部分と前記第1の溝との間には、前記第1の溝よりも深さの浅い第2の溝が設けられている。
同構成によれば、内燃機関に対して接触する部分とガスケットを収容する第1の溝との間に第2の溝が設けられるため、フレッティング摩耗による損傷部の発生位置をガスケットから遠ざけることができる。
さらに、上記構成によれば、オイルクーラを内燃機関に再度取り付ける際に、取り付け位置がずれた場合でも、損傷部が第2の溝に収容されることにより、ガスケットが損傷部に接触し難くなる。
したがって、シール性の低下を抑制することができる。
オイルクーラの一実施形態において、オイルクーラが内燃機関に取り付けられた状態を示す側面図。 同実施形態におけるオイルクーラからガスケットを取り外した状態を示す斜視図。 図2の3-3線に沿った断面図。 同実施形態におけるオイルクーラを内燃機関に取り付けた状態を示す図であり、(a)はオイルクーラと内燃機関とが接触する部分においてフレッティング摩耗が発生した状態を示す模式図、(b)はオイルクーラを内燃機関に対して再度取り付けた状態を示す模式図。
以下、オイルクーラの一実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、オイルクーラ10は、板状のベースプレート40と、ベースプレート40に取り付けられた四角柱状の熱交換部30と、熱交換部30に取り付けられた配管部20とを備えている。冷却水は、配管部20を通じて内燃機関の冷却系と熱交換部30との間を循環する。
オイルクーラ10は、ベースプレート40の隅部に設けられたボルト孔43に挿通されたボルト44によって、内燃機関50に対して取り付けられる。
次に、ベースプレート40の構成について詳細に説明する。
ベースプレート40は、内燃機関50に対する取付面40aを有している。
図2~図4に示すように、取付面40aの中央部には、長円形状の溝46が設けられている。取付面40aのうち溝46よりも外周側の部分は、オイルクーラ10を内燃機関50に取り付けたとき、内燃機関50に接触する。なお、以降において、上記溝46よりも外周側の部分を接触部42と称する。
溝46の内周側には、内燃機関50内と熱交換部30内とを連通したオイル通路(図示略)の入口または出口となる開口41が、互いに間隔をおいて二箇所に設けられている。
開口41の外周側であって、かつ溝46の内周側には、各開口41をそれぞれ囲む環状の溝45が設けられている。当該環状の溝45にはガスケット47が収容され、オイルクーラ10と内燃機関50との間がシールされることにより、オイル通路が密封される。
なお、以降において、環状の溝45を第1の溝、長円形状の溝46を第2の溝として説明する。
図3に示すように、第2の溝46の取付面40aからの深さD2は、第1の溝45の取付面40aからの深さD1よりも浅い。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図4(a)に示すように、オイルクーラ10が内燃機関50に取り付けられた状態において、内燃機関50の微小振動等により、接触部42に接する内燃機関50の表面には、フレッティング摩耗による損傷部51が発生する。
従来のオイルクーラのように、ガスケットを収容する溝(第1の溝45に相当)の外周側及び内周側において内燃機関と接触する構成では、損傷部がガスケットと近接した位置に発生する。この場合、オイルクーラを内燃機関に再度取り付ける際に、取り付け位置がずれると、ガスケットが損傷部に接触してシール性が低下するおそれがある。
その点、本実施形態のオイルクーラ10によれば、損傷部51の発生位置を、第2の溝46よりも外周側、すなわち従来よりもガスケット47から遠ざけることができる。
また、上記構成によれば、図4(b)に示すように、オイルクーラ10の取り付け位置が、例えば図4(a)よりも右方向にずれた場合、損傷部51は第2の溝46に収容される。
上述したように、本実施形態によれば、ガスケット47と損傷部51とが接触してガスケット47が損傷することを抑制できる。したがって、シール性の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。
・上記実施形態では、ベースプレート40において開口41の周囲の部分が、内燃機関50に対して接触しない構成について例示したが、開口の周囲の部分が内燃機関に対する接触部となる構成であってもよい。その場合、当該接触部と第1の溝との間に、第2の溝と同様の溝を設けることが好ましい。同構成によれば、再度取り付ける際に、その取り付け位置がずれた場合でも、開口の周囲の部分と内燃機関との間で生じた損傷部を、上記溝が収容することができる。したがって、ガスケットと損傷部とが接触してガスケットが損傷することを抑制できる。そのため、シール性の低下を抑制することができる。
10…オイルクーラ、20…配管部、30…熱交換部、40…ベースプレート、40a…取付面、41…開口、42…接触部、43…ボルト孔、44…ボルト、45…溝(第1の溝)、46…溝(第2の溝)、47…ガスケット、50…内燃機関、51…損傷部。

Claims (1)

  1. 内燃機関にガスケットを介して取り付けられるオイルクーラであって、
    前記内燃機関に対する取付面を有し、
    前記取付面には、オイルが通過する2つの開口と、前記ガスケットを収容する2つの第1の溝と、前記第1の溝よりも深さの浅い第2の溝と、が設けられ、
    前記第2の溝の内周側には、2つの前記開口が設けられており、
    前記開口の外周側であって、かつ前記第2の溝の内周側には、前記各第1の溝が、前記各開口を囲むように設けられている
    オイルクーラ。
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