JP2006057470A - エンジンのシリンダブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】 分割型のシリンダブロックにおいてシリンダボアの変形を極力小さく抑えることのできるエンジンのシリンダブロックを提供する。
【解決手段】 シリンダブロック3は、シリンダ5の周囲に形成されるウォータジャケットとなる部位を境に、そのシリンダ5側を構成するシリンダライナ部20と、同ウォータジャケットの外側壁を構成するシリンダブロック本体30とに分割形成されている。シリンダ連結体21の下端部には、略長四角状に形成された隔壁41がシリンダライナの配列方向に並設されている。各隔壁41は、隣接して配置されるシリンダライナ21a間を仕切るように設けられており、シリンダ連結体21の下端から下方へ垂直に延びるように形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エンジンのシリンダブロックに関するものである。
一般に、エンジンのシリンダブロックは、その上部にシリンダと、下部にクランクケースとを備えている。又、例えば、特許文献1には、こうしたシリンダブロックを、シリンダ周囲に形成されるウォータジャケットとなる部位を境に、シリンダを構成するシリンダライナ部と、同ウォータジャケットの外側壁及びクランクケースを構成するシリンダブロック本体とに分割して形成するものが記載されている。このシリンダライナ部は、円筒状をなす複数個のシリンダライナの外周面同士を繋げるようにして形成されている。
特開2002−97997号公報
ここで、こうして分割形成されるシリンダブロックのシリンダライナ部としては、シリンダを構成する外壁部と、シリンダヘッドが載置されるアッパデッキとを一体形成し、このアッパデッキをシリンダブロック本体に締結固定する構成が考えられる。こうした構成によれば、分割形成されるシリンダブロックにおいて、シリンダライナ部の上方をシリンダブロック本体に強固に固定することができる。
しかしながら、シリンダライナ部の下部については、その上部よりも剛性が低くなり、混合気の燃焼に伴う熱膨張や振動等に起因して、熱歪みや変形等の生じる懸念がある。そして、こうした変形や歪み等が生じると、ピストンの摺動抵抗が増大する等、エンジンの機関性能に悪影響を及ぼす虞がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、分割型のシリンダブロックにおいてシリンダボアの変形を極力小さく抑えることのできるエンジンのシリンダブロックを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数のシリンダ周囲に区画形成されるウォータジャケットとなる部位を境に、シリンダ側を構成するシリンダライナ部と、同ウォータジャケットの外側壁を構成するシリンダブロック本体とに分割形成され、前記シリンダライナ部の上部にはシリンダヘッドが載置されるアッパデッキが一体成形されるとともに、該アッパデッキが前記シリンダブロック本体の頂面に当接支持されるエンジンのシリンダブロックにおいて、前記シリンダライナ部は隣接する各シリンダ間を仕切る隔壁の少なくとも一つが各シリンダの下方に延設されてなることを要旨とする。
この構成によれば、シリンダライナ部に形成された隔壁により、各気筒で発生する振動が隣接する気筒へと伝播するのを抑制することができ、ひいてはそうした振動が伝播することで生じる共振現象を好適に抑制することができるようになる。しかも、この隔壁は各シリンダの下方に延設されているため、シリンダライナ部の下部の熱容量を増大させるとともに放熱性を高めることができ、その熱による変形についてもこれを好適に抑制することができる。これにより、混合気の燃焼に伴う熱膨張や振動等に起因して、シリンダボアに変形や歪み等が生じるのを抑制することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シリンダの下方に延設される隔壁はその下端部が前記シリンダブロック本体に圧接支持されてなることを要旨とする。
この構成によれば、仮に、隔壁の肉厚が薄い場合であったとしても、その下端部がシリンダブロック本体により圧接支持されているため、その下端部自身の振動を抑制することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記エンジンのクランクシャフトは、前記延設される隔壁の下端部と前記シリンダブロック本体とにより回転可能に支持されることを要旨とする。
この構成によれば、クランクシャフトはその荷重がシリンダブロック全体により支持されるようになるため、剛性の高いクランクシャフトの軸受構造を実現することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記シリンダブロック本体にクランクケースを一体成形するとともに、前記クランクケースの両側壁には前記クランクシャフトを回転可能に支持する挿通孔が形成されていることを要旨とする。
この構成によれば、クランクシャフトはその両端部においてもその荷重がシリンダブロック全体により支持されるようになることから、同クランクシャフトを安定に支持することができ、その軸受構造をより一層剛性の高いものとすることができるようになる。
尚、このように隔壁の下端部とシリンダブロック本体との間でクランクシャフトを支持する構成としては、請求項5に記載されるように、シリンダの下方に延設される隔壁とシリンダブロック本体とにクランクシャフトの軸受となる半円形の切欠部を設けるといった構成を採用することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、前記延設される隔壁及び前記シリンダブロック本体は前記クランクシャフトの軸受となる半円形の切欠部を有していることを要旨とする。
以下、本発明を直列4気筒水冷式エンジンのシリンダブロックに具体化した一実施形態を、図1〜図8に基づいて詳細に説明する。
図1に示されるように、エンジン1は、シリンダヘッド2及びシリンダブロック3を備えている。シリンダヘッド2の上方にはヘッドカバー(図示略)が、又、シリンダブロック3の下方にはオイルパン(図示略)がそれぞれ取付けられる。
図2はシリンダブロック3を示している。同図3に示されるように、シリンダブロック3の上部には4つのシリンダ5が設けられ、下部にはクランクケース31が設けられている。クランクケース31は、その下方に取付けられるオイルパンと共にクランクケースを形成する。又、シリンダブロック3の頂部には、シリンダヘッド2が載置されてその底面と当接される平板状のアッパデッキ22が設けられている。
図3に示されるように、シリンダブロック3は、シリンダ5の周囲に形成されるウォータジャケットとなる部位を境に、そのシリンダ5側を構成するシリンダライナ部20と、同ウォータジャケットの外側壁を構成するシリンダブロック本体30とに分割形成されている。即ち、シリンダブロック3は、シリンダライナ部20の外周側がウォータジャケットのシリンダ5側の壁面を構成し、かつシリンダブロック本体30の内周側がウォータジャケットの外側壁面を構成している。
図3及び図4に示されるように、シリンダライナ部20は、4つのシリンダライナ21aが一体に連結されたシリンダ連結体21と、その上部に設けられた上記アッパデッキ22と、その下部にて下方に延出された3つの隔壁41とを備え、これらを一体成形することにより形成されている。シリンダライナ部20は、例えばアルミニウム合金やマグネシウム合金からなり、ダイカスト製法等を用いて一体に鋳造されている。シリンダ連結体21は、各気筒となる円筒状のシリンダライナ21aを直線状に配列し、それらの外周面同士を繋げるようにして一体に形成されている。シリンダ連結体21において、ピストンが上下動する際に摺動するシリンダ5の内周面23には、例えば鉄等からなる保護膜が溶射等によって被覆形成されている。
シリンダ連結体21の上端部には、シリンダブロック3の頂面部を構成するアッパデッキ22が一体形成されている。このアッパデッキ22は平板状をなし、その上面にはシリンダヘッド2(図1参照)が載置される。アッパデッキ22には、シリンダライナ部20とシリンダブロック本体30との締結に用いられるボルト挿通孔27aや、シリンダヘッド2とシリンダブロック3との締結に用いられるボルト挿通孔27b等がそれぞれ複数個ずつ形成されている。又、アッパデッキ22には、冷却水孔28やオイル孔29a、ブローバイガス孔29b等の複数の貫通孔が形成されている。
一方、シリンダ連結体21の下端部には、略長四角状に形成された3つの隔壁41がシリンダライナ21aの配列方向に並設されている。各隔壁41は、隣接して配置されるシリンダライナ21a間を仕切るように設けられており、シリンダ連結体21の下端から下方へ垂直に延びるように形成されている。又、各隔壁41の下端部中央には、半円形状をなす第1切欠部42が形成されている。この第1切欠部42は、シリンダライナ部20とシリンダブロック本体30とが組み付けられた状態で、クランクシャフト6を回転可能に支持するための軸受55を構成する(図6及び図7参照)。
図3及び図5に示されるように、シリンダブロック本体30は、クランクケース31と、シリンダ連結体21の外周を囲むシリンダ外壁部32とを備え、これらを一体成形することにより形成されている。シリンダブロック本体30は、シリンダライナ部20と同様、アルミニウム合金やマグネシウム合金等からなり、ダイカスト製法等を用いて一体に鋳造されている。シリンダブロック本体30は、クランクケース31の上部にシリンダ外壁部32を突出させた形状を有しており、その外周には、複数の補強リブ3aが縦横に延伸されるように形成されている。
シリンダ外壁部32は、その内周面35がシリンダライナ部20のシリンダ連結体21の外周面24と対向するように略環状に成形されている。シリンダ外壁部32の側部には、ウォータジャケットに対する冷却水の流入或いは流出に用いられる冷却水口39が形成されている。シリンダ外壁部32の上端部にはフランジ部36が設けられ、このフランジ部36の上面がシリンダライナ部20のアッパデッキ22を当接支持する上部受け面32aとなっている。
上部受け面32aには、シリンダライナ部20を固定するためのヘッドボルトが締結されるボルト締結穴37aが形成されている。同じく、上部受け面32aには、シリンダヘッド2を固定するためのヘッドボルトが締結されるボルト締結穴37bが形成されている。又、シリンダ外壁部32の内部には、シリンダヘッド2からオイルパンにオイルを戻すためのオイル通路38a、ブローバイガスを通すブローバイガス通路38bが形成されており、各通路38a,38bがシリンダ外壁部32の上部受け面32aに開口している。これらボルト締結穴37a,37b、オイル通路38a及びブローバイガス通路38bの各開口は、アッパデッキ22の各ボルト挿通孔27a,27b、オイル孔29a及びブローバイガス孔29bとそれぞれ同位置に配置されている。
クランクケース31は、その長手方向両端部に配置される両側壁31aが取り外し可能に構成されている。又、両側壁31aの略中央部には挿通孔43が形成され、これら挿通孔43に、クランクシャフト6の両端部が挿通支持されるようになっている。即ち、各挿通孔43は、クランクシャフト6の両端部を回転可能に支持する軸受として構成されている。
クランクケース31の内部において、シリンダ外壁部32の内周面35には支持突部49が設けられている。この支持突部49は、シリンダライナ部20のシリンダ連結体21の外周面24を外側から当接支持するためもので、シリンダ外壁部32の内周面35に沿って周設されている。
又、クランクケース31の内部には、シリンダ連結体21の下端部から延出された各隔壁41と対応するように支持部材45が設けられている。この支持部材45は、シリンダライナ部20の下部をその下方から当接支持するためのもので、シリンダブロック本体30と一体に成形されている。支持部材45はクランクケース31の両側壁31b間を繋ぐ壁材からなり、その中央部には、前記隔壁41とほぼ同一形状をなす支持凹部46が形成されている。このように形成された支持部材45は、その支持凹部46にシリンダ連結体21の隔壁41が係合されるようになっている。この係合状態において、支持部材45は、上部端面45aがシリンダ連結体21の下部端面に圧接され、かつ支持凹部46の下部内周面45bが隔壁41の下部端面に圧接されるようになっている。
支持凹部46の下部中央には、半円形状をなす第2切欠部48が形成されている。この第2切欠部48は、シリンダライナ部20とシリンダブロック本体30とが組み付けられた状態で、クランクシャフト6を回転可能に支持するための軸受55を構成する(図6及び図7参照)。
図6及び図7に示されるように、シリンダライナ部20は、シリンダ連結体21がシリンダ外壁部32の内部に挿入された状態でシリンダブロック本体30に組み付けられている。この状態で、シリンダライナ部20のシリンダ連結体21は、シリンダ外壁部32の上部受け面32aにアッパデッキ22の下面が当接される位置までシリンダ外壁部32内に挿入されている。又、シリンダ外壁部32の内周面35とシリンダ連結体21の外周面24とが対向して配置されると共に、それらシリンダ外壁部32とシリンダ連結体21との間にウォータジャケット50となる隙間が形成されている。このウォータジャケット50には、アッパデッキ22に設けられた冷却水孔28(図4参照)が連通されている。
シリンダライナ部20は、その上部においてアッパデッキ22とシリンダ外壁部32の上部受け面32aとがヘッドボルト51により締結されている。又、シリンダライナ部20は、その中央部においてシリンダ連結体21の外周面24がシリンダ外壁部32の支持突部49の先端面により当接支持されている。これにより、シリンダライナ部20は、シリンダ連結体21の上下方向の両端部が、シリンダ外壁部32の上部受け面32aと支持突部49の先端面とによって安定に支持されている。
又、アッパデッキ22の下面とシリンダ外壁部32の上部受け面32aとの間、及びシリンダ連結体21の外周面24と支持突部49の先端面との間にはシール部材53が介設されている。これにより、ウォータジャケット50はその上部及び下部が液密に閉塞されるため、ウォータジャケット50内から冷却水が外部に漏れないようになっている。
シリンダライナ部20は、その下部においてシリンダ連結体21の下端部から下方に延出された隔壁41が支持部材45の支持凹部46に係合されている。この係合状態で、シリンダライナ部20は、シリンダ連結体21の下部端面が支持部材45の上部端面45aに圧接され、下方に延出された隔壁41の下部端面が支持凹部46の下部内周面45bに圧接されている。こうして、シリンダライナ部20の下部は、その下方からシリンダブロック本体30の支持部材45により圧接支持されている。
又、隔壁41の下部端面及び支持凹部46の下部内周面45bの当接箇所には、同隔壁41の第1切欠部42と同支持凹部46内の第2切欠部48とから、クランクシャフト6を回転可能に支持する軸受55が形成されている。こうして形成された軸受55には、クランクシャフト6のクランクジャーナル6aが嵌め込まれるようになっている。
次に、シリンダブロック3、及びクランクシャフト6をシリンダブロック3へ組み付ける際の組付け方法について図3及び図8に基づいて説明する。
まず、シリンダブロック本体30において、クランクケース31の長手方向両端部にある開口部分からクランクシャフト6を挿入する。次に、クランクケース31内にある各支持部材45の第2切欠部48にクランクジャーナル6aを嵌め込み、クランクシャフト6を所定位置に配置する。
次に、シリンダブロック本体30に対して、その上方からシリンダライナ部20を組付ける。このとき、シリンダライナ部20のアッパデッキ22がシリンダ外壁部32のフランジ部36に当接されるまで、シリンダ連結体21をシリンダ外壁部32の内周面35に沿って挿入する。すると、シリンダライナ部20は、シリンダ連結体21の下端部から下方に延出された隔壁41が支持部材45の支持凹部46に係合される。こうして、シリンダライナ部20は、その下部が支持部材45により下方から当接支持される。
このとき、クランクシャフト6のクランクジャーナル6aをその上下方向から挟み込むようにして、各隔壁41の下部端面と支持凹部46の下部内周面45bとが当接される。そして、各隔壁41の下部端面及び支持凹部46の下部内周面45bの当接箇所にて、第1切欠部42と第2切欠部48とからクランクシャフト6を回転可能に支持する軸受55が形成される。
続いて、クランクシャフト6を組付ける際に取外されていた両側壁31aを、同クランクケース31の開口部分に取付ける。このとき、挿通孔43にクランクシャフト6の両端部を挿通させると共に、各側壁31aをクランクケース31の開口部分に取付けることにより、同開口部分が閉塞されて、クランクシャフト6の両端部が回転可能に支持される。
最後に、アッパデッキ22のボルト挿通孔27a及びシリンダ外壁部32のボルト締結穴37aにヘッドボルト51(図7参照)を挿入し、シリンダライナ部20とシリンダブロック本体30とを締結する。これにより、クランクケース31内においては、支持部材45の上部端面45aがシリンダ連結体21の下部端面により圧接され、支持凹部46の下部内周面45bが隔壁41の下部端面により圧接される。それと同時に、クランクシャフト6は、第1切欠部42と第2切欠部48とからなる軸受55によって、所定位置にて回転可能に支持される。こうして、シリンダライナ部20とシリンダブロック本体30とが組み付けられてシリンダブロック3が形成されると同時に、同シリンダブロック3へのクランクシャフト6の組み付けが行われる。
上記実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
・シリンダ連結体21の下端部から延出された各隔壁41は、隣接して配置されるシリンダライナ21a間を仕切るように設けられている。このため、各気筒で発生する振動が隣接する気筒へと伝播するのを抑制することができ、ひいてはそうした振動が伝播することで生じる共振現象を好適に抑制することができるようになる。しかも、シリンダライナ部20の下部の熱容量を増大させることができ、熱による変形についても好適に抑制することができる。これにより、混合気の燃焼に伴う熱膨張や振動等に起因して、シリンダブロック3のシリンダボアに変形や歪み等が生じるのを抑制することができる。よって、シリンダブロック3のボア径の変化を抑制すると共に、ボアの真円度等を良好に保つことができることから、エンジン1の機関性能等を好適に維持することが可能となる。
・クランクケース31の内部には、シリンダ連結体21の下部から下方に延出された各隔壁41と対応するように支持部材45が設けられている。これにより、仮に、隔壁41の肉厚が薄い場合であったとしても、その下端部がシリンダブロック本体30により圧接支持されているため、その下端部自身の振動を抑制することができるようになる。このため、各気筒で発生する振動が隣接する気筒へと伝播するのをより一層抑制することができ、そうした振動が伝播することで生じる共振現象をより一層好適に抑制することができる。
・支持部材45の中央部には、シリンダライナ部20の隔壁41とほぼ同一形状をなす支持凹部46が形成されている。これにより、シリンダライナ部20は、シリンダ連結体21の下端部から下方に延出された隔壁41が支持部材45の支持凹部46に係合されることによって、同シリンダ連結体21の下部端面が支持部材45の上部端面45aに圧接され、隔壁41の下部端面が支持凹部46の下部内周面45bに圧接される。これにより、シリンダライナ部20は、上部がアッパデッキ22により強固に支持されると共に、下部が支持部材45により下方から圧接支持されるようになる。このことから、シリンダブロック本体30に組付けられたシリンダライナ部20の組付け状態を良好に保つことができる。
・各隔壁41の下部端面と各支持部材45の下部内周面45bとには、それぞれ半円形状をなす第1切欠部42、第2切欠部48が形成されている。そして、シリンダライナ部20とシリンダブロック本体30とが組み付けられることによって、各隔壁41の下部端面と各支持部材45の下部内周面45bとが当接する箇所には、第1切欠部42と第2切欠部48とからクランクシャフト6を回転可能に支持する軸受55が形成される。この軸受55を形成する隔壁41及び支持部材45は、それぞれシリンダブロック3を分割してなるシリンダライナ部20と、シリンダブロック本体30とに一体成形されたものである。このため、クランクシャフト6はその荷重がシリンダブロック3の全体により支持されるようになるため、剛性の高いクランクシャフト6の軸受構造を実現することができる。
又、シリンダライナ部20とシリンダブロック本体30とを組み付けてシリンダブロック3を形成すると同時に、クランクケース31内にクランクシャフト6を回転可能に支持する軸受55が形成される。これにより、シリンダブロック3にクランクシャフト6を専用の部品で組み付けるといった方法と比べ、煩雑な作業を伴うことなく、クランクシャフト6の組付けを容易に行うことができる。これにより、エンジンの組み付け工程において、その作業性を向上させることができる。
・クランクケース31の長手方向両端部の両側壁31aには、クランクシャフト6の両端部を回転可能に支持するための挿通孔43が形成されている。これにより、クランクシャフト6はその両端部においてもその荷重がシリンダブロック3の全体により支持されるようになるため、同クランクシャフト6を安定に支持することができると共に、より一層剛性の高いクランクシャフト6の軸受構造を実現することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態において、隣接するシリンダライナ21a間の隔壁41に設けられた第1切欠部42、及び支持部材45の支持凹部46内に設けられた第2切欠部48を省略し、クランクシャフト6をクランクケース31とオイルパンとの間で回転可能に支持するようにしてもよい。
・本実施形態において、シリンダライナ21aの配列方向の少なくとも一方の端部に隔壁41を更に設けることで、隔壁41の個数を4又は5に変更してもよい。
・本実施形態において、シリンダ連結体21の下端部から下方に延出された隔壁41の数を、例えばクランクケース31の内部構造等の理由により、1又は2に変更してもよい。
・本実施形態において、クランクケース31の長手方向両端部に配置される両側壁31aを省略してもよい。この場合、隔壁41の第1切欠部42と支持部材45の第2切欠部48とからなる軸受55のみによって、クランクシャフト6を回転可能に支持するようにしてもよい。
・本実施形態において、シリンダライナ部20及びシリンダブロック本体30の締結に用いられるボルト挿通孔27aと、シリンダヘッド2及びシリンダブロック3の締結に用いられるボルト挿通孔27bとを共通化してもよい。同様に、シリンダライナ部20及びシリンダブロック本体30の締結に用いられるボルト締結穴37aと、シリンダヘッド2及びシリンダブロック3の締結に用いられるボルト締結穴37bとを共通化してもよい。
・本実施形態において、直列4気筒の水冷式エンジンのシリンダブロック3として具体化されていたが、任意の数の気筒を備えたエンジンのシリンダブロックに具体化してもよい。
本発明の一実施形態について水冷式エンジンの本体部分の斜視図。 同実施形態のシリンダブロックの斜視図。 同じくシリンダブロックの分解斜視図。 シリンダブロックを構成するシリンダライナ部の斜視図。 シリンダブロックを構成するシリンダブロック本体の斜視図。 図2のA−A断面図。 図2のB−B断面図。 シリンダブロック及びクランクシャフトの組付け方法を説明するための説明図。
符号の説明
1…エンジン、2…シリンダヘッド、3…シリンダブロック、5…シリンダ、6…クランクシャフト、20…シリンダライナ部、22…アッパデッキ、30…シリンダブロック本体、31…クランクケース、31a…側壁、41…隔壁、43…挿通孔、45…支持部材、50…ウォータジャケット、55…軸受。

Claims (5)

  1. 複数のシリンダ周囲に区画形成されるウォータジャケットとなる部位を境に、シリンダ側を構成するシリンダライナ部と、同ウォータジャケットの外側壁を構成するシリンダブロック本体とに分割形成され、前記シリンダライナ部の上部にはシリンダヘッドが載置されるアッパデッキが一体成形されるとともに、該アッパデッキが前記シリンダブロック本体の頂面に当接支持されるエンジンのシリンダブロックにおいて、
    前記シリンダライナ部は隣接する各シリンダ間を仕切る隔壁の少なくとも一つが各シリンダの下方に延設されてなることを特徴とするエンジンのシリンダブロック。
  2. 請求項1記載のエンジンのシリンダブロックにおいて、
    前記シリンダの下方に延設される隔壁はその下端部が前記シリンダブロック本体に圧接支持されてなることを特徴とするエンジンのシリンダブロック。
  3. 請求項2記載のエンジンのシリンダブロックにおいて、
    前記エンジンのクランクシャフトは、前記延設される隔壁の下端部と前記シリンダブロック本体とにより回転可能に支持されることを特徴とするエンジンのシリンダブロック。
  4. 請求項3記載のエンジンのシリンダブロックにおいて、
    前記シリンダブロック本体にクランクケースを一体成形するとともに、前記クランクケースの両側壁には前記クランクシャフトを回転可能に支持する挿通孔が形成されていることを特徴とするエンジンのシリンダブロック。
  5. 請求項3又は4に記載のエンジンのシリンダブロックにおいて、
    前記延設される隔壁及び前記シリンダブロック本体は前記クランクシャフトの軸受となる半円形の切欠部を有していることを特徴とするエンジンのシリンダブロック。
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