JP7092376B2 - デッキ材固定構造及びこれに用いる固定金具 - Google Patents
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Description
前記デッキ材は、前側の端面に、左右方向に延びる第一突条、溝条及び第二突条が、当該デッキ材の表面側から裏面側にかけて順に設けられ、後側の端面に、左右方向に延びる第二突条、溝条及び第一突条が、当該デッキ材の表面側から裏面側にかけて順に設けられ、2つの前記溝条は、当該デッキ材の裏面に近い方の内側面が互いに面一になるように配置されており、
前記固定金具は、平坦な板状本体部と、前記板状本体部の内側の2箇所からほぼ直角方向に延設され、所定の間隔をあけて互いに対向する2つの縦板とを備え、前記板状本体部の、一方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第一領域、他方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第二領域としたとき、前記第一領域に、前記ネジ部材の頭部が通過できない大きさのネジ孔が設けられ、前記第一領域及び前記第二領域に、前記縦板と同じ方向に突出する複数の第一爪部と、前記縦板と反対方向に突出する複数の第二爪部とが各々設けられ、前記縦板の延出長さは、前記デッキ材の裏面側の前記第一突条及び前記第二突条の厚みと同じか又は短く、前記第一爪部の先端から前記第二爪部の先端までの距離は、前記第一領域及び前記第二領域を前記デッキ材の前記溝条の中に各々差し込んで仮固定できるように、前記溝条の幅よりも長くなっており、
前後方向に隣り合う2つの前記デッキ材を前側デッキ材及び後側デッキ材としたとき、当該前側デッキ材及び後側デッキ材が前記下地材の上に固定された状態で、
前記前側デッキ材の後側の前記第一突条及び前記後側デッキ材の前側の前記第二突条は、外側面が前記下地材の上面に各々当接するとともに、互いの端面同士が第一の隙間を空けて対向し、前記前側デッキ材の後側の前記第二突条及び前記後側デッキ材の前側の前記第一突条は、互いの端面同士が第二の隙間を空けて対向し、前記第一の隙間は、上方から見た時に前記後側デッキ材の前記第一突条の下方に隠れ、前記第二の隙間は、前記ネジ部材の頭部が通過できる幅を有しており、
前記固定金具の前記第一領域は、前記前側デッキ材の後側の前記溝条の中に位置し、当該第一領域に設けられた前記第一爪部が、又は前記第一爪部と前記第二爪部の両方が、当該溝条の内面に食い込んで係合しており、前記固定金具の前記第二領域は、前記後側デッキ材の前側の前記溝条の中に位置し、当該第二領域に設けられた前記第一爪部が、又は前記第一爪部と前記第二爪部の両方が、当該溝条の内面に係合しており、前記固定金具の2つの前記縦板は、前記第一の隙間の中に位置し、前記固定金具の前記ネジ孔は、前記第二の隙間の下方に配置され、
前記ネジ部材は、ネジ部が前記ネジ孔の中に下向きに入り、前記固定金具の前記第一領域及び前記前側デッキ材の後側の前記第一突条を貫通して前記下地材にネジ止めされているデッキ材固定構造である。
平坦な板状本体部と、前記板状本体部の内側の2箇所からほぼ直角方向に延設され、所定の間隔をあけて互いに対向する2つの縦板とを備え、前記板状本体部の、一方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第一領域、他方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第二領域としたとき、前記第一領域に、固定用のネジ部材の頭部が通過できない大きさのネジ孔が設けられ、前記第一領域及び前記第二領域に、前記縦板と同じ方向に突出する複数の第一爪部と、前記縦板と反対方向に突出する複数の第二爪部とが各々設けられている固定金具である。
12 下地材
16(16(1)~16(8)) デッキ材
16a 第一突条
16b 第二突条
16c 溝条
20,20x 固定金具
22 ネジ部材
22a 頭部
22b ネジ部
24 板状本体部
24a 第一領域
24b 第二領域
26a,26b 縦板
28 ネジ孔
30 第一爪部
32 第二爪部
34 表板
36a 第一裏板
36b 第二裏板
40 第一の隙間
42 第二の隙間
Claims (7)
- 下地材の上に複数のデッキ材を前後方向に並設し、これらを固定金具及びネジ部材を用いて固定するデッキ材固定構造であって、
前記デッキ材は、前側の端面に、左右方向に延びる第一突条、溝条及び第二突条が、当該デッキ材の表面側から裏面側にかけて順に設けられ、後側の端面に、左右方向に延びる第二突条、溝条及び第一突条が、当該デッキ材の表面側から裏面側にかけて順に設けられ、2つの前記溝条は、当該デッキ材の裏面に近い方の内側面が互いに面一になるように配置されており、
前記固定金具は、平坦な板状本体部と、前記板状本体部の内側の2箇所からほぼ直角方向に延設され、所定の間隔をあけて互いに対向する2つの縦板とを備え、前記板状本体部の、一方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第一領域、他方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第二領域としたとき、前記第一領域に、前記ネジ部材の頭部が通過できない大きさのネジ孔が設けられ、前記第一領域及び前記第二領域に、前記縦板と同じ方向に突出する複数の第一爪部と、前記縦板と反対方向に突出する複数の第二爪部とが各々設けられ、前記縦板の延出長さは、前記デッキ材の裏面側の前記第一突条及び前記第二突条の厚みと同じか又は短く、前記第一爪部の先端から前記第二爪部の先端までの距離は、前記第一領域及び前記第二領域を前記デッキ材の前記溝条の中に各々差し込んで仮固定できるように、前記溝条の幅よりも長くなっており、
前後方向に隣り合う2つの前記デッキ材を前側デッキ材及び後側デッキ材としたとき、当該前側デッキ材及び後側デッキ材が前記下地材の上に固定された状態で、
前記前側デッキ材の後側の前記第一突条及び前記後側デッキ材の前側の前記第二突条は、外側面が前記下地材の上面に各々当接するとともに、互いの端面同士が第一の隙間を空けて対向し、前記前側デッキ材の後側の前記第二突条及び前記後側デッキ材の前側の前記第一突条は、互いの端面同士が第二の隙間を空けて対向し、前記第一の隙間は、上方から見た時に前記後側デッキ材の前記第一突条の下方に隠れ、前記第二の隙間は、前記ネジ部材の頭部が通過できる幅を有しており、
前記固定金具の前記第一領域は、前記前側デッキ材の後側の前記溝条の中に位置し、当該第一領域に設けられた前記第一爪部が、又は前記第一爪部と前記第二爪部の両方が、当該溝条の内面に食い込んで係合しており、前記固定金具の前記第二領域は、前記後側デッキ材の前側の前記溝条の中に位置し、当該第二領域に設けられた前記第一爪部が、又は前記第一爪部と前記第二爪部の両方が、当該溝条の内面に係合しており、前記固定金具の2つの前記縦板は、前記第一の隙間の中に位置し、前記固定金具の前記ネジ孔は、前記第二の隙間の下方に配置され、
前記ネジ部材は、ネジ部が前記ネジ孔の中に下向きに入り、前記固定金具の前記第一領域及び前記前側デッキ材の後側の前記第一突条を貫通して前記下地材にネジ止めされていることを特徴とするデッキ材固定構造。 - 前記第一の隙間の間隔は、前記固定金具が有する2つの前記縦板が対向する間隔によって規定される請求項1記載のデッキ材固定構造。
- 前記前側デッキ材の後側の前記第一突条の端面は、前記後側デッキ材の前側の前記第一突条の端面よりも後側の位置又は可及的に面一に近い位置に配される請求項1又は2記載のデッキ材固定構造。
- 前記デッキ材は、左右方向の断面の外形が点対称な形状に形成されている請求項1乃至3のいずれか記載のデッキ材固定構造。
- 下地材の上に複数のデッキ材を前後方向に並設し、これらをネジ固定する時に使用される固定金具であって、
平坦な板状本体部と、前記板状本体部の内側の2箇所からほぼ直角方向に延設され、所定の間隔をあけて互いに対向する2つの縦板とを備え、前記板状本体部の、一方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第一領域、他方の前記縦板の位置から外向きに突出する領域を第二領域としたとき、前記第一領域に、固定用のネジ部材の頭部が通過できない大きさのネジ孔が設けられ、前記第一領域及び前記第二領域に、前記縦板と同じ方向に突出する複数の第一爪部と、前記縦板と反対方向に突出する複数の第二爪部とが各々設けられていることを特徴とする固定金具。 - 前記各部分が1枚の金属板によって一体に形成されている請求項5記載の固定金具。
- 前記板状本体部は、表板と、前記表板の両端部に延設されて前記表板の裏側に各々重なる第一及び第二裏板とで構成され、前記表板及び前記第一裏板が重なる領域が前記第一領域、前記表板及び前記第二裏板が重なる領域が前記第二領域となり、2つの前記縦板は、前記第一及び第二裏板の内側の端部を、前記表板から離れる方向に各々延出させることによって設けられ、前記ネジ孔は、前記表板及び前記第一裏板を厚み方向に連通する透孔により設けられている請求項6記載の固定金具。
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