JP5595937B2 - 錠前用受け部材の構造 - Google Patents

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本発明は、扉や引戸などの開閉体に設けられる錠装置の錠機構部より進出するデッドボルトを受け入れる錠前用受け部材の構造に関するものである。
扉や引戸などの開閉体に設けられる錠装置を構成する錠機構部には、開閉体の木口に対して進退するデッドボルトが備えられており、この木口に対向する建物側の枠体に設けられる受け部材が、進出するデッドボルトを受け入れるようになっている。この受け部材は、一般にトロヨケと称し、一面が開口される略箱状に形成されて、枠体内に納まる構造とされ、また、この受け部材は開口の面積を狭めてデッドボルトの進入口となる開口部を備えたストライク板にて覆われ、このストライク板とともにビス等の固定手段にて固定される構造となっている。
受け部材となるトロヨケは、従来では一枚板を折曲形成加工(特許文献1参照)やプレス加工で箱状に形成して得ていたが、近年では側板とストライク板と共締めされる取付片とで構成される略枠状の部材をトロヨケとし、箱構造の底となる板部材をトロヨケカバーとして組み合わせて構成されている。これらトロヨケとトロヨケカバーとで別体構造とすることで、それぞれの機能を分けて素材を選定することができ、また折曲加工の場合の加工工程を簡素化できることとなった。
特開2000−2025号公報(図3)
しかしながら、上述した従来の受け部材では、トロヨケとトロヨケカバーとをストライク板とともに組み付ける際に、それぞれに形成された貫通穴を連通状態としてビス等を挿通し固定する構成とされ、すなわち別体となったトロヨケとトロヨケカバーとを施工現場にて組み合わせ、これらの各貫通穴を連通状態とする作業を必要とし、すなわち施工工数を増やす欠点を有している。
また、トロヨケとトロヨケカバーとで別体構造としたことで、本来であれば1つの部品の管理であった受け部材を2つ1組として管理しなければならず、また施工現場への搬入も組み合わせた状態としなくてはならないことから、製造時における工数の削減効果があるものの、製造後における管理や施工現場での工程数など煩雑さが増え、改善が求められていた。
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、別体構造のトロヨケとトロヨケカバーとを容易に管理可能とするとともに、施工現場への輸送時や施工現場における組付作業を容易なものとすることができる錠前用受け部材の構造を提供することを目的としている。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の錠前用受け部材の構造は、錠装置13の錠機構部より進出するデッドボルト15を受け入れ、ストライク板23に覆われて、該ストライク板23とともに固定される錠前用受け部材31の構造であって、
前記デッドボルト15の挿入空間69を形成する箱状枠構造とされ、奥行き方向に延び略平行な対向面39bを構成する一対の側板39を具備するとともに、前記ストライク板23に沿う一対の取付片43が外方に延設されるトロヨケ33と、
前記トロヨケ33の側板縁部39aに沿う側縁部53aを備えた板状に形成され、該トロヨケ33の底部を構成し、前記両取付片43に重合する一対の耳部57を備えるトロヨケカバー35と、
を具備し、
前記トロヨケカバー35の前記両耳部53の基端61が、前記トロヨケ33の両側板39,39間に嵌入し、
該両側板39の対向面39bと、該対向面39bに当接する前記両耳部57の基端61における両側縁の4か所には、互いに係合しあう係合部65と被係合部51との組み合わせで構成される係合手段49がそれぞれ設けられることを特徴とする。
この錠前用受け部材の構造では、トロヨケ33の両側板39間にトロヨケカバー35の耳部基端61が嵌入すると、両側板39と耳部基端61との間に構成される係合手段49によって、互いが係合状態となり、トロヨケ33とトロヨケカバー35とは仮固定状態となる。これにより、管理時に離散してしまうこともなく、また輸送時に互いを紛失するようなこともなくなり、組立施工時の煩雑さが無くなる。
請求項2記載の錠前用受け部材の構造は、請求項1記載の錠前用受け部材の構造であって、
前記トロヨケカバー35は、弾性を有する素材で構成され、前記両側板39の各対向面39bに対し弾性力にて係合する前記係合手段49とされ該係合状態を維持することを特徴とする。
この錠前用受け部材の構造では、トロヨケ33に対してトロヨケカバー35を組み付けることで、係合手段49の一方であるトロヨケカバー35側が弾性力で係合状態となり、その係合状態が維持される。弾性力とされることで、組み付けが行いやすく、且つ組み付け状態である仮固定状態が維持されることとなる。
請求項3記載の錠前用受け部材の構造は、請求項2記載の錠前用受け部材の構造であって、
前記係合手段49は、
前記両側板39の対向面39bにカシメにて形成する凹部よりなる被係合部51と、
前記両耳部57の基端61に斜め外方に延設され前記両側板39,39間の間隔幅長よりも突出して対となる突片状の係合部65と、
で構成され、該係合部65の弾性力で前記被係合部51に係合することを特徴とする。
この錠前用受け部材の構造では、側板39にはカシメで形成される凹部よりなる被係合部51が設けられ、容易な製造手段及び製造工程で得ることができ、また、突片状の係合部65も、耳部基端61から突設形成した突片を折曲するのみで得られ、それぞれを容易に製作でき、且つ互いを組み付けると確実に仮固定状態を保てる構成とすることができる。
本発明による請求項1記載の錠前用受け部材の構造では、トロヨケの両側板間にトロヨケカバーの耳部基端が嵌入すると、両側板と耳部基端との間に係合部と被係合部とで構成される係合手段によって、互いが係合状態となり、トロヨケとトロヨケカバーとは仮固定状態となる。係合手段は、両側板の対向面と、各対向面に当接する両耳部の基端における両側縁の計4か所とされ、確実に仮固定状態を維持でき、これにより、容易に脱落しあうことがなくなり、製造後の管理時に離散してしまうこともなく、また輸送時における振動などで外れてしまい、互いを紛失するようなこともなくなり、2つの異種素材の部品を1つの部品の状態で扱えることとなって、ストライク板とともに組み立てする際の施工時の煩雑さが低減されるという効果が得られる。
請求項2記載の錠前用受け部材の構造では、トロヨケに対してトロヨケカバーを組み付けることで、係合手段の一方であるトロヨケカバー側が弾性力で係合状態となり、その係合状態が維持される。弾性力とされることで、組み付けが行いやすく、且つ組み付け状態である仮固定状態が維持できるという効果がある。
請求項3記載の錠前用受け部材の構造では、側板にはカシメで形成される凹部よりなる被係合部が設けられ、容易な製造手段及び製造工程で得ることができ、また、突片状の係合部も、耳部基端から突設形成した突片を折曲するのみで得られ、それぞれを容易に製作でき、且つ互いを組み付けると確実に仮固定状態を保てる構成とすることができるという効果がある。
開閉体とともに表した本発明に係る錠前用受け部材の構造の外観斜視図である。 錠前用受け部材の分解斜視図である。 錠前用受け部材の一部断面側面図である。 錠前用受け部材を構成するトロヨケカバーの側面図を(a)に、トロヨケの縦断面図を(b)に示した図である。 トロヨケとトロヨケカバーとの係合前状態を(a)に、係合状態を(b)に示した断面図である。 (a)〜(h)はトロヨケとトロヨケカバーとの係合手段の他の例を示す断面図である。
図1は開閉体とともに表した本発明に係る錠前用受け部材の構造の外観斜視図である。本発明の錠前用受け部材の構造は、扉や引戸などの開閉体11に設けられる錠装置13の錠機構部に進退動作するデッドボルト15が進出した際に受け入れ、扉や引戸11などに対する非開閉体である建物側の枠体17に配設されるものである。本実施の形態では、開閉体としては引戸11とされ、デッドボルトの形状が先端鎌状に屈曲形成されたカマデッド15を具備した構成として以下説明する。
引戸11の戸先には、錠装置13が内設され、戸の表裏面11aには錠装置13に連動連結され配設される操作部材19が設けられる。この操作部材19は例えばサムターンなどである。錠装置13を構成する錠機構部には、引戸11の木口面11bから進退するデッドボルトとしてのカマデッド15が設けられており、施錠の際には木口面11bに設けられたフロント板21から進出する。
この引戸11が設けられる建物の枠体17には、戸先の木口面11bに対向する面17aに、ストライク板23が設けられる。ストライク板23は、縦長な略短冊状の板材で、略中央に貫通形成された開口部25を有する。本実施の形態では、カマデッド15が進入する開口部25とされることから、板面の下半部側に開口部25が形成され、開口部25から進入するカマデッド15の先端が上半部裏面23aにて係止状態となるよう構成されている。また、ストライク板23の上下両端には固定穴27がそれぞれ穿設されている。
図2は錠前用受け部材の分解斜視図、図3は錠前用受け部材の一部断面側面図、図4は錠前用受け部材を構成するトロヨケカバーの側面図を(a)に、トロヨケの縦断面図を(b)に示した図、図5はトロヨケとトロヨケカバーとの係合前状態を(a)に、係合状態を(b)に示した概略断面図である。
建物枠体17のストライク板23の奥方には、ストライク板23の裏面23aに沿って受け部材31が配設される。受け部材31は、トロヨケ33とトロヨケカバー35とで大略構成される。
トロヨケ33は、所定の厚さの金属板よりなり、ストライク板23の外形と略同形状となる縦長な矩形板状の基板部37と、基板部37の左右側縁に基板部37の板面に直交し折曲形成された一対の側板39とを備える。基板部37には、略中央に貫通した開口41を有する。本実施の形態では、ストライク板23と同様に、下半部側に開口41が形成される。基板部37の上下両端は、側板39よりも長尺となって形成され、それぞれ取付片43とされる。取付片43の略中央には、ストライク板23の固定穴27と連通する取付穴45が穿設されている。一対の側板39は、互いに平行となって形成され、本実施の形態では、略半円状に形成されている。これら側板39は、基板部37に対して奥行き方向に延出することとなり、基板部37の開口41を中心に箱状枠構造となって、デッドボルト15先端の挿入空間69を形成している。また、側板39の湾曲した縁部39aには、中途に凸部47が形成される。
トロヨケ33の両側板39,39の対向する内面39bには、係合手段49を構成する被係合部51が形成される。本実施の形態では、被係合部51は凹溝状に形成され、側板39の上下両端における基板部37に近接した位置とされ、両側板39の上下で計4か所に設けられている。これら被係合部51は、例えばカシメなどの成形手段で形成され、本実施の形態では略矩形状に形成される。なお、この被係合部51を形成するカシメ工程は、トロヨケ33の製造工程において,基板部37に対して両側板39を折曲形成する以前に行われることが好ましく、これにより正確な位置に最適な深さで各被係合部51をそれぞれ配置させることが可能となる。
トロヨケカバー35は、弾性を備えた薄い板材よりなり、底板部53と、底板部53の上下に連結する略水平な壁部55と、上下両壁部55に延設される耳部57とで構成される。本実施の形態では、底板部53は縦長に形成されるとともに湾曲して形成され、トロヨケ33の湾曲した縁部39aに沿う弓状に形成されている。この底板部53は、左右の側縁部53aが、トロヨケ33の側板縁部39aに沿うとともに、この側板縁部39aの凸部47が嵌入可能な凹部59が形成されている。本実施の形態では、このトロヨケカバー35は、上下の壁部55,55間の間隔長さH2が、トロヨケ33の側板39の上下の長さH1よりも短く設定されており、且つ両側板39の間隔幅W1よりもやや短い幅長W2で形成されており、トロヨケ33に対してトロヨケカバー35を組み付けた際に、両壁部55が両側板39間に嵌入するようになっている。壁部55に対して延設される耳部57は、壁部55の板面に対し略直交して延設され、壁部55に連結される基端61は、壁部55の幅長55と略同幅に形成されている。本実施の形態では、耳部57は、壁部55に対してやや鋭角よりに屈曲形成されている。また、耳部57の略中央には、ストライク板23の固定穴27及びトロヨケ33の取付穴45と連通する貫通穴63が穿設されている。
トロヨケカバー35の上下両耳部57の各基端61には、左右側縁に位置して、係合手段49を構成する係合部65が形成される。本実施の形態では、このトロヨケカバー35をトロヨケ33に組み付けた際に、トロヨケ33の各被係合部51に両耳部57の各基端61の左右側縁が対向し当接するような位置となり、これら基端61の左右側縁の4か所に係合部65が形成される。各係合部65は、耳部57の基端61から外方向に延設された矩形状の突片状に形成され、耳部57の板面に対して略直角に近い外方斜めに折曲形成されている(図5(a)参照)。上下両耳部57の各係合部65、すなわち上部耳部57の左右各係合部65と下部耳部57の左右各係合部65はそれぞれ対となり、左右先端を結ぶ幅長W3がトロヨケ33の両側板39の対向面39bの間隔距離W1よりもやや大きく設定されている。
したがってトロヨケ33にトロヨケカバー35を組み付けると、トロヨケカバー35の上下壁部55と耳部57の基端61が左右両側板39,39間に進入し、そしてトロヨケカバー35の各係合部65が側板39の板面39bにて弾性を抑えられながら、トロヨケ33の各被係合部51に進入して係り、その組み付け状態が維持されることとなる。すなわち、各係合部65の外方に傾斜した先端が、凹部となっている被係合部51に嵌入し、組み付け方向と逆となる逆鉤状となって係合状態となり、弾性力による形状復元力で互いが係合することとなって脱落が不可能な状態となる。これにより、別工程で製作されたトロヨケ33とトロヨケカバー35とが略一体な仮固定状態となる。
またトロヨケ33の側板39の凸部47とトロヨケカバー35の底板部53の凹部59とが三枚組接ぎのように嵌まり合い、受け部材31としての底部外側縁部分の互いのズレを防止するようになっている。このように組み付けられた受け部材31の仮固定状態では、管理時に離散してしまうこともなく、また輸送時に互いを紛失するようなこともなくなる。さらに係合手段49を複数としたことで、組み立ての際の位置決めともなり、トロヨケ33の長手方向に沿ってトロヨケカバー35が正しく納まり、且つ側板39の凸部47と底板部53の凹部59による位置決め状態もあることで、それぞれ別素材の部材同士でありながら、略一体な受け部材31を構成する。
このように仮固定状態となったトロヨケ33とトロヨケカバー35とからなる錠前用受け部材31は、建物枠体17に組み付ける際に、ストライク板23とともにビスなどの固定部材67にて締結固定が行われる。これらトロヨケカバー35の底板部53と側板39の対向面39間と基板部37の裏面側とで略舟形の空間が形成され、カマデッド15先端の受け入れ空間69となる。なお、締結固定以前に、トロヨケカバー35の上下両耳部57が図4(a)に示すようにトロヨケ33の裏面に対してやや反っているが、締結固定することにより各耳部57はトロヨケ33の取付片43に密着することとなる。この耳部57の傾斜はバネ座金と同様の緩み止め効果が得られるものである。また、トロヨケ33の開口41よりもストライク板23の開口部25が小幅に形成されており、デッドボルト15の進入穴として制限が行われている。
なお、上述した実施の形態では、係合手段49の構成として、係合部65を突片状に形成し、被係合部51をカシメによる凹部とした例について述べたが、これら係合部65と被係合部51との組み合わせは、その他の形状,構造としても良く、例えば図6(a)(b)に示すように、トロヨケカバー35Aの係合部65Aの形状は上記実施の形態と同様に突片状に形成し、トロヨケ33A被係合部51Aの形状としての凹部を矩形ではなく鉤状係止となるような傾斜面よりなる凹部として形成する構成や、図6(c)(d)に示すように、トロヨケカバー35Bの係合部65Bを略半円形若しくは略半球形に形成し、トロヨケ33Bの被係合部51Bを湾曲凹面に形成し組み合わせる例や、さらには、図6(e)(f)に示すようように、トロヨケ33Cに係合部65Cとして略半球状の凸部を形成し、トロヨケカバー35Cに湾曲凹面よりなる被係合部51Cを形成する構成としても良く、図6(g)(h)に示すように、係合部65Dとしてトロヨケ33Dに略半球状の凸部を形成して、トロヨケカバー35Dに貫通穴よりなる被係合部51Dを形成し、それぞれで係合手段49を構成することとしても良い。このように係合部と被係合部とは、トロヨケとトロヨケカバーとにそれぞれ組み合わせて構成されることで、互いの組み付け状態を維持できることとなる。
また、上述した実施の形態では、トロヨケ33の側板39の形状を略半円状に形成し、トロヨケカバー35の底板部53の板面形状を湾曲した弓状に形成した例について述べたが、この例では上記したカマデッド15の進入軌跡に沿う形状とされており、真直に閂状のデッドボルト先端が進入するような場合での受け部材31としては、側板39の形状を矩形状として構成しても良く、トロヨケカバー35の形状を側板39の縁部39aに沿って略コ字状に屈曲形成した構成としても良い。そして、上記同様にトロヨケカバー35との嵌合状態を形成して、互いが係合し合う係合手段49を備えることで上記同様の効果を得られる。
さらに、上述した実施の形態では、引戸11に設けられる錠装置13を例とし、デッドボルトとしてカマデッド15を備えた構成の例を述べたが、開閉体として扉で構成され閂状のデッドボルトを備える錠装置に用いられる受け部材であっても同様であり、上述した効果を得ることができるものである。
13…錠装置
15…デッドボルト(カマデッド)
23…ストライク板
31…受け部材
33…トロヨケ
35…トロヨケカバー
39…側板
39a…縁部
39b…面
43…取付片
49…係合手段
51…被係合部
53a…側縁部
57…耳部
61…基端
65…係合部
69…空間

Claims (3)

  1. 錠装置の錠機構部より進出するデッドボルトを受け入れ、ストライク板に覆われて、該ストライク板とともに固定される錠前用受け部材の構造であって、
    前記デッドボルトの挿入空間を形成する箱状枠構造とされ、奥行き方向に延び略平行な対向面を構成する一対の側板を具備するとともに、前記ストライク板に沿う一対の取付片が外方に延設されるトロヨケと、
    前記トロヨケの側板縁部に沿う側縁部を備えた板状に形成され、該トロヨケの底部を構成し、前記両取付片に重合する一対の耳部を備えるトロヨケカバーと、
    を具備し、
    前記トロヨケカバーの前記両耳部の基端が、前記トロヨケの両側板間に嵌入し、
    該両側板の対向面と、該対向面に当接する前記両耳部の基端における両側縁の4か所には、互いに係合しあう係合部と被係合部との組み合わせで構成される係合手段がそれぞれ設けられることを特徴とする錠前用受け部材の構造。
  2. 前記トロヨケカバーは、弾性を有する素材で構成され、前記両側板の各対向面に対し弾性力にて係合する前記係合手段とされ該係合状態を維持することを特徴とする請求項1記載の錠前用受け部材の構造。
  3. 前記係合手段は、
    前記両側板の対向面にカシメにて形成する凹部よりなる被係合部と、
    前記両耳部の基端に斜め外方に延設され前記両側板間の間隔幅長よりも突出して対となる突片状の係合部と、
    で構成され、該係合部の弾性力で前記被係合部に係合することを特徴とする請求項2記載の錠前用受け部材の構造。
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