JP6288961B2 - 建具枠接続構造及び該構造の組立方法 - Google Patents
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Description
ところで、前記方法では、矩形枠状の建具枠を工場の倉庫に保管したりトラックの荷台に積んだりするのに、その載置スペースを広く確保する必要がある。また、載置された建具枠の内側のスペースが無駄になってしまう場合もある。
そこで、例えば、特許文献1に記載の発明では、ドア枠(18)の垂直枠材(19,20)と上側の水平枠材(21)とを、結合ボルト(31)によって結合するようにしているため、例えば、垂直枠材(19,20)及び水平枠材(21)を分解状態のまま搬送して、現場にて矩形枠状に組み立てることが可能である。
ここで、前記「戸厚方向」とは、当該建具枠接続構造を適用した建具枠の内部に装着されて閉鎖状態にある戸や、ドア、窓等の厚みの方向を意味する。
前記構成によれば、横枠の端部側と縦枠とを、戸厚方向の中央寄りの嵌合によって位置決めした後に、該嵌合箇所から戸厚方向へ離れた部分で止着具により締め付けることができる。よって、例えば、横枠及び縦枠等を、分解状態のコンパクトな態様で搬送して現場組立することができる上、その組立作業を容易且つ速やかに行うことができる。
この構成によれば、横枠の端部側を持ち上げるようにして該端部側の凹部を、縦枠側の上下方向へ連続する凸部に嵌め合せることができ、例えば凸部が上端側のみに設けられた構成等と比較し、組立時の作業性が良好である。
この構成によれば、横枠の端部側を持ち上げるようにして該端部側の凹部を、縦枠側の凸部に嵌め合せた後、さらに横枠の端部側を持ち上げると、突片部が嵌合孔に嵌り合って、横枠が落下不能に係止される。よって、組立作業をいっそうスムーズに行うことができる。
この構成によれば、凸部と凹部を止着具によって強く締結することができ、ひいては、これら凹凸部間の嵌合時の寸法精度を向上し、この嵌合箇所から戸厚方向へ離れた部分での止着具の装着作業等を容易化することができる。
この構成によれば、横枠とは別体の連結具を止着箇所毎に設けるようにしているため、複数の連結具を容易に共通部品化できる上、戸厚方向寸法や断面形状の異なる横枠への適応も容易である。
この方法によれば、下枠の位置決めが容易になり、組立作業性及び組立後の寸法精度を向上することができる。
なお、より好ましくは、前記凸部を前記縦枠の下端まで連続する長尺状に形成し、前記下枠が、前記受板に載せられるとともに前記凸部の側面に当接した状態で、前記縦枠に止着されるようにする(図1参照)。
この方法によれば、建具枠の組立作業を、容易且つ速やかに行うことができる。
また、さらに好ましくは、前記横枠と前記縦枠と前記下枠を、互いに接続される前の状態で現場へ搬送する工程を含む。
そして、この建具枠Aは、建築物等の躯体開口部に設置され、該枠の内側には、図示しない開戸が開閉可能に設けられる。
また、一方(図1によれば手前側)の平坦部11bの下端側には、止着具3を挿通するための丸孔状の止着孔11b2が設けられる。
このアンカー13は、縦枠本体11の戸厚方向の強度を向上するとともに、当該建具枠Aの設置対象である躯体開口部側の部材に対し接続されて、建具枠Aを不動に固定する。
また、一方(図1によれば手前側)の平坦部21bは、下枠30に対向するとともに、両端部がそれぞれ縦枠本体11の一方の平坦部11bに当接して、図示しない開戸の上端に近接する。
本体部22aの上部側には、止着具1(図示例によればボルト)を螺合するための雌ネジ部22a1が形成される。
また、突片部22bは、略水平な矩形平板状に形成され、図4に示す一例によれば、本体部22aの最下端部から突出するように設けられる。
そして、この連結具22は、横枠本体21に固定された状態で、連結具22の突片部22bを、縦枠本体11側へ突出させている。この突出量xは、図3に示すように、突片部22bの突端が、横枠本体21全長の長手方向の端部よりも凹むように設定される。この構成によれば、横枠20端部の凹部21a1が縦枠10の凸部11aに嵌り合った後で、横枠20側の突片部22bが、縦枠10側の嵌合孔11a1に嵌り合うため、その組み付け作業をスムーズに行うことができる。
そして、この連結具23は、図1に示すように、雌ネジ部23aを縦枠本体11へ向けるようにして、横枠本体21の長手方向の端部側であって、戸厚方向の両端側に、それぞれ溶接固定され、雌ネジ部23aを有する面を、横枠本体21の端部から若干凹ませている。
このアンカー24は、横枠本体21の戸厚方向の強度を向上するとともに、当該建具枠Aの設置対象である躯体開口部側の部材に対し接続されて、建具枠Aを不動に固定する。
この下枠30は、図示例によれば、下方を開口した断面凹状の沓摺部31と、該沓摺部31の内側に重ね合わせられた断面凹状の補強部32、該補強部32の横方向の端部に固定された止着片部33とから一体に構成される。
沓摺部31は、耐候性及び耐久性に優れた金属材料(例えばステンレス等)から形成される。止着片部33には、止着具3をねじ込むための貫通孔が設けられる。
なお、上記実施例は、耐久性及び強度的に好ましい態様を示しているが、他例としては、下枠30を単一の材料から形成することも可能である。
これら止着具1,2,3の他例としては、リベット等とすることも可能である。
先ず、工場での製造段階では、縦枠10と、横枠20と、下枠30とは、それぞれ溶接等によって一体状に制作される。そして、これら縦枠10、横枠20、下枠30は、互いに接続されることなく分離した状態で保管される。
そして、縦枠10に対し枠外側から止着具1が挿通され、該止着具1の前端側が横枠20端部の連結具22にねじ込まれ締め付けられる。
この状態では、縦枠10と横枠20が、凸部11aと凹部21a1によって凹凸状に嵌り合い、嵌合孔11a1と突片部22bによっても嵌り合い、止着具1によって締め付けられる。よって、これらは上下左右にがたつかないように位置決めされ固定される。
しかも、横枠本体21の凹部21a1において凹み方向へわたる略平行な二つの縁と、縦枠本体11の凸部11a両側面との二箇所の接触、及び、横枠20側の突片部22bと縦枠10側の嵌合孔11a1との嵌合等、少なくとも計三箇所以上の当接により、横枠20のねじれ方向のがたつきが効果的に抑制される。
詳細に説明すれば、先ず、左右の縦枠10,10の間において、縦枠本体11下端の受板14の上面に、下枠30の端部側が載置される。そして、縦枠本体11の下端側に止着具3が挿通され、該止着具3が下枠30端部の止着片部33にねじ込まれる。この際、下枠30の端部側は、前記したように受板14に載置される上、図1に示すように、凸部11a側面にも当接するため、止着具3と共に回るようなことがなく、精度よく位置決めされて固定される。
そして、建具枠A内における下枠30上側には、図示しない開戸が開閉可能に装着される。
10:縦枠
11:縦枠本体
11a:凸部
20:横枠
21:横枠本体
21a:凸部
21a1:凹部
30:下枠
A:建具枠
Claims (8)
- 横枠と、該横枠の両端側の縦枠とを凹凸状に嵌合し、この嵌合箇所から戸厚方向へ離れた部分で、これら両部材にわたって挿通される止着具の締め付けによって接続するようにした建具枠接続構造において、
前記縦枠の戸厚方向の中央寄りに上下方向にわたって連続する凸部を設け、
前記横枠の端部側には、連結具を固定するとともに、この連結具よりも前記凸部側に、前記凸部に嵌合して前記嵌合箇所を構成する凹部を設け、
前記連結具は、前記横枠の上面に固定され上方向へ連続する本体部と、該本体部から前記凹部内へ略水平に突出する矩形平板状の突片部とから一体に形成され、
前記凸部には、前記突片部に嵌り合う矩形貫通状の嵌合孔が設けられていることを特徴とする建具枠接続構造。 - 前記連結具の本体部には、前記縦枠に挿通した止着具を螺合させるためのネジ孔が設けられ、このネジ孔を有する面は、前記凹部の底面である前記横枠の端部よりも若干凹むように配置されていることを特徴とする請求項1記載の建具枠接続構造。
- 前記横枠の長手方向の端部側であって戸厚方向の両端側には、前記連結具とは別の連結具が固定され、前記両端側の各連結具は、前記縦枠に挿通した止着具を螺合させるためのネジ孔を有し、このネジ孔を有する面を、前記横枠の端部から若干凹ませていることを特徴とする請求項1又は2記載の建具枠接続構造。
- 前記縦枠は、内部が中空で上下方向へ連続するとともに上端に開口を有する断面略凸字状に形成され、前記縦枠の上端開口は、蓋部材によって塞がれていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の建具枠接続構造。
- 前記横枠は、内部が中空で略水平方向へ連続するように形成され、その内部に該横枠を躯体開口部に固定するためのアンカーを備え、
前記アンカーは、前記横枠の内側に戸厚方向へわたって固定されるとともに、前記横枠の長手方向へ間隔を置いて複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の建具枠接続構造。 - 前記横枠を前記両縦枠の上端側間に接続するとともに、前記両縦枠の下端側間に下枠を接続して矩形状の建具枠を構成した建具枠接続構造であって、
前記縦枠の下端部に前記下枠側へ突出する受板が固定され、
前記下枠は、前記受板に載せられた状態で前記縦枠に止着されていることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の建具枠接続構造。 - 前記下枠の端部側は、前記凸部の側面に当接していることを特徴とする請求項6記載の建具枠接続構造。
- 前記横枠の端部側と前記縦枠とを戸厚方向の中央寄りで凹凸状に嵌合した後、前記横枠の端部側と前記縦枠とを前記嵌合箇所から戸厚方向へ離れた部分で前記止着具によって締め付ける工程と、前記下枠を前記受板に載せた後に前記縦枠に止着する工程とを含むことを特徴とする請求項6又は7記載の建具枠接続構造の組立方法。
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