JPS59185279A - 窓枠取付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スチール等の金属製の既設窓枠にアルミ製の
新設窓枠を取付ける方法に関するものである。

旧くなったスチール製の既設窓枠に、新らしいアルミ製
の新設窓枠を取付けるに際しては、既設窓枠の経年変形
に影響でれずに新設窓枠を正しく取付けできること、既
設窓枠を完全に覆うことができること、既設窓枠の内部
木製額縁等を損傷しないこと、既設窓枠よりも見込み寸
法が小さい新設窓枠でも容易に取付けできること、取付
作業を安全に、しかも簡単に行なうことができること等
が要求される。

一方、この種の取付は方法としては種々のものが提案さ
れている。

例えば、実開昭５７−１５８ε８５号公報に示された様
に、既設窓枠に取付基板を取付け、新設窓枠にアンカー
金物を取付け、アンカー金物を取付基板に係合固着して
新設窓枠を既設窓枠に取付けるようにした方法。

特開昭５７−１３７５８６号公報に示された様に既設窓
枠と新設窓枠との間にクサビ状の位置決め具を介在てせ
て位置調整した後に、樹脂を注入して取付けるようにし
た方法。

等が知られているが、両者とも前述の各要求事項を満足
することができない。

本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は、既設窓枠の経年変化に影響されずに正しく取付け
できると共に、既設窓枠を完全に覆うことができ、さら
には、既設窓枠の内部木製額縁等を損傷することがない
と共に、既設窓枠よりも見込み寸法が小きい新設窓枠で
も容易に取付けでき、その上、取付作業を安全にしかも
簡単に行なうことができるようにした窓枠取付方法を提
供することである。

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は新設窓枠を既設窓枠に取付けた状態の概略正面
図でちり、既設サツシＡは既設上枠１、既設下枠２、既
設左右竪枠３，３を方形状に枠組みしたものとなり、各
既設枠１　、２　、３゜３には固定金具４を介して上下
横基台５，６、左右縦基台７．７が固着してちると共に
、各基台５に新設サツシＢの新設上枠１０、新設下枠２
０、新設左右竪枠３０．３０がそれぞれ取付けである。

第２図及び第３図は既設窓枠１．２，３．３に固定金具
４を取付けた状態の縦断面図、横断面図であり、既設上
枠１は室内、外壁１α、Ｉｈと上壁ＩＣとにより下向コ
字状となり、土壁ＩＣには縦片１ｄを介して下壁１ｅが
吊設固定され下壁１ｅと室内、外壁１ａ、Ｊｈの折曲部
１１ａ。

１１ｈとは同一面となり、下壁１ｇの長手方向複数位置
に固定金具４が溶接固定しである。

既設下枠２は、室内、外壁２α、２ｂと傾斜Ｍ２．Ｃと
により略クランク型の形状となり、傾斜壁２Ｃの長手方
向複数位置に固定金具４が溶接固定しであると共に、下
枠２と連続して水切りδが取付けである。

第２図において、９１＋９２は上下膳板である。

既設竪枠３は、室内、外壁３α、３Ａと連結壁３Ｃとを
備え、連結壁３ＣＫは戸当り四部３ｄが形成しであると
共に、連結壁３ｃの長手方向複数位置に固定金具４が溶
接固定しである。９ｓは左右膳板である。

前記固定金具４は、取付片４αと係止片４ｂとによりＬ
字形となり、係止片４ｂの先端側は先細形状となってい
ると共に、中間部には折り曲げし易いように切欠溝４Ｃ
が形成してあり、取付片４ａを各既設上下、竪枠１，２
，３．３に溶接固着しである。

尚、固定金具４は、その取付片４αにビス孔を設け、こ
れにチフスビスをねじ込んで既設窓枠に固定してもよい
。

また、第１０図のように、係止片４ｈを断面円形のくぎ
状としてもよい。この場合、基台を取り付けたときに突
出する部分を任意の方向に曲げることができるし、また
基台を木材とした場合、基台を打ち付けたときに、基台
に割れを生ずることもない。

第４図、第５図は基台５，６，７．７を取付けた状態の
縦断面図、横断面図であり、上横基台５は木材、プラス
チック、金属等により長尺板状体となっていると共に、
幅Ｌ１は既設上枠１の室内、外方向長さＬ２と同一とな
り、前記各固定金具４と対向する位置には固定金具保合
部４０が形成しである。

該固定金具係合部４０は、上横基台５の両面５α、５ｂ
に貫通しかつ係止片４ｈと同一断面形状の孔４１と、該
孔４１と連続して両面５α。

５ｋに形成した両側凹陥部４２，４３とより成り、−側
口陥部４２に取付片４αが嵌まり込み他側凹陥部４３に
は係止片４ｈの先端折曲部が嵌まり込むようにしである
。

この様であるから、上横基台５を、その孔４１に固定金
具４の係止片４６が嵌まり込むようにして既設上枠１に
取付け、孔４Ｉより突出した係止片４ｈの先端部４１ｂ
を折り曲げて他側凹陥部４３に嵌め込むことで、既設上
枠１に取付けでき、他側面５ｂは水平面となっている。

この時、固定金具４の取付片４αは一側凹陥部４２に嵌
まり込み、上横基台５の一側面５αを既設上枠１に密着
して取付けできると共に、係止片４ｂの折り曲げ部４１
ｈは他側凹陥部４２に嵌まり込み、他側面５ｂより突出
することがない。

下横基台６は上横基台５と同一となり、−側面６αは下
枠傾斜壁２Ｃと同一角度に傾斜し、他側面６ｂが水平面
となるようにしであると共に、固定金具４を介して前述
と同様に既設下枠２に取付けられる。

縦基台７も上横基台５と同一となり、−側面７αが既設
竪枠３の連結Ｗ　３　ｃに密着して取付けられると共に
、他側面７ｂは垂直面となるようにしてあり、固定金具
４を介して前述と同様に既設竪枠３に取付けられる。

以上の様に、各基台５，６，７．７を簡単かつ確実、強
固に既設上、下、竪枠１，２，３゜３に固着できる。

第６図、第７図は新設窓枠を取付けた状態の縦断面図、
横断面図であり、新設上枠１ｏは、室内側上枠１１と室
外側上枠１２とより成り、室内側上枠１１は室内側取付
壁１１αと横壁＋１ｈと係合片１１Ｃとを備え、室外側
上枠１２は室外側取付壁１２αと横壁＋２ｈと被保合溝
１２Ｃとを備えている。

そして、室内側上枠１１と室外側上枠■２とを室内側及
び室外側より上横基台５を跨ぐようにして配設し、室内
側取付壁１１αを既設上枠１の室内壁１αに当接してビ
ス止めすると共に、保合片１１Ｃと被保合溝１２ｃとを
嵌合して室内側上枠１１と室外側上枠１２とを連結し、
室外側上枠１２の横壁＋２ｂをスペーサ１３を介して上
横基台５の他側面５ｂに当接させると共に、横壁＋２Ａ
及び保合片１１０と被係合溝１２ｃとの連結部を、上横
基台５に螺合したビス等の固着具１４で固着して新設上
枠１ｏを既設上枠１に取付ける。

前述と同様に、新設下枠２ｏは、室内側下枠２１と室外
側下枠２２とより成り、室内側下枠２１は室内側取付壁
２１αと横壁２１５と係合片２１？とを備え、室外側下
枠２２Ｆ１室外側取付壁２２ｃＬと横壁２２ｂと被係合
溝２２１？とを備えている。

そして、室内側下枠２１と室外側下枠２２とを室内側及
び室外側より下横基台６を跨ぐようにして配設し、室内
側取付壁２１αを既設下枠２の室内壁２αに当接してビ
ス止めすると共に、係合片２１Ｃと被係合溝２２Ｃとを
嵌合して室内側下枠２１と室外側下枠２２とを連結し、
室外側下枠２２の横壁２２Ａを下横基台６の他側面６ｂ
に当接し、ビス等の固着具２４で下横基台６に固着する
と共に、係合片２ＩＣと桧係合溝２２（？との係合部を
ビス等の固着具２５で連結固定し、室外側下枠２２の室
外側取付壁２２αを水切り２６と共にビス等の固着具２
７で下横基台６の端面に固着する。

前述と同様に新設竪枠３０も室内側竪枠３１と室外側竪
枠３２とより成り、室内側竪枠３１は室内側取付壁３１
αと横壁３１ｂと保合片３１ｃとを備え、室外側竪枠３
２は室外側取付壁３２αと横壁３２ｈと被係合溝３２Ｃ
とを備えている。

そして、室内側竪枠３１と室外側竪枠３２とを室内側及
び室外側より縦基台７を跨ぐよりにして配設し、室内側
取付壁３Ｉαを既設竪枠３の室内壁３αに当接してビス
止めすると共に、係合片３１Ｃと被保合溝３２ｃとを嵌
合して室内側竪枠３１と室外側竪枠３２とを連結し、室
外側竪枠３２のｔｊｄｌｊｆｔ３２ｂをスペーサ３３を
介して縦基台７の他側面７ｈＫ当接させ、その後に横壁
３２Ａ及び係合片３１Ｃと被係合溝３２Ｃとの連結部を
ビス等の固着具３４で縦基台７に固着する。

この後に、各部をコーキング５ｏする。

不発明に係る取付方法によれば、既設窓枠に複数の固定
金具を固定したので、固定個所が少ないと共に、室内側
より離れた位置で溶接できるから、既設窓枠の内部木製
額縁等に溶接時に発生する熱、火花等が影響することが
少ないので、内部木製額縁等を損傷することがない。

また、既設窓枠に基台を取付け、この基台に新設窓枠を
取付けるようにしたので、既設窓枠の経年変化を基台に
よって補うことができて、新設窓枠を正しく取付けでき
る。

また、室内及び室外側窓枠を室内及び室外側からそれぞ
れ配設し、その対向端部を重ね合せ連結したので、新設
窓枠によって既設窓枠を完全に覆うことができると共に
、既設窓枠よりも見込み寸法が小さい新設窓枠でも容易
に取付けできる。

また、基台は固定金具の係止片？折り曲げて固定される
から、その固定作業が容易であり、新設窓枠は室内、外
側窓枠をそれぞれ別々に取付けて両者を重ね合せ連結し
ているので、室内、外側窓枠の取扱いが簡単であって室
内側より簡単に取付けできるから、両者が相俟って取付
作業を安全に、しかも簡単に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は不発明の実施例を示し、第１図は新設窓枠を取付
けた状態の概略正面図、第２図、第３図は固定金具を取
付けた状態の縦断面図、横断面図、第４図、第５図は基
台を取付けた状態の縦断面図、横断面図、第６図、第７
図は新設窓枠を取付けた状態の縦断面図、横断面図、第
８図は固定金具を取付けた状態の斜視図、第９図は基台
の一部破断劇視図、第１０図は固定金具の他の実施例の
斜視図である。 １は既設上枠、２は既設下枠、３は既設竪枠、４は固定
金具、５，６．７は上横、下横、縦基台、１０は新設上
枠、２０は新設下枠、３０は新設竪枠。 出願人吉田工業株式会社 代理人　弁理士　米　原　正　章 弁理士　浜　不　　　忠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金属製の既設窓枠における長手方向複数位置に係止片４
   ｂを有する固定金具４を固定した後に、前記既設窓枠に
   基台を、前記係止片４　ｈ　−ｂｉ基台を貫通して突出
   するようにして取付け、係止片４ｂの突出部分４１ｈを
   折り曲げて基台を既設窓枠に固定し、この後に新設窓枠
   の室内側窓枠と室外側窓枠とを室内側及び室外側より既
   設窓枠を跨るように配設して室内側窓枠の室内側を既設
   窓枠の室内壁に当接し、かつ室内、外＠１１窓枠の対向
   端部を重ね合せ連結した後に、新設窓枠を前記基台に固
   着するようにしたことを４′＋徴とする窓枠取付方法。