JP2009215813A - 構造体 - Google Patents

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    • E04F15/02044Separate elements for fastening to an underlayer
    • E04F2015/0205Separate elements for fastening to an underlayer with load-supporting elongated furring elements between the flooring elements and the underlayer
    • E04F2015/02066Separate elements for fastening to an underlayer with load-supporting elongated furring elements between the flooring elements and the underlayer with additional fastening elements between furring elements and flooring elements
    • E04F2015/02077Separate elements for fastening to an underlayer with load-supporting elongated furring elements between the flooring elements and the underlayer with additional fastening elements between furring elements and flooring elements the additional fastening elements located in-between two adjacent flooring elements
    • E04F2015/02094Engaging side grooves running along the whole length of the flooring elements

Abstract

【課題】固定金具によって形材が長手方向に動くことがないように支持できる構造体とする。
【解決手段】形材取付部に複数の形材2を配置し、この形材2を固定金具3で支持した構造体にあって、その固定金具3を、取付片30と立上り片31と横向突出片32を備え、その横向突出片32の長手方向両端に一対の係止爪33を有し、この係止爪33の先端部分33aは長手方向、幅方向に鋭利な尖端形状で前記形材2に深く喰い込むようにし、前記一対の係止爪33はハの字形状で長手方向の移動の抵抗力が大きくなるようにして形材2が長手方向に動かないように支持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、住宅のテラスやバルコニーの床等として用いる構造体に関する。
従来、根太上に形材を配置し、この形材を固定金具で根太に固定した構造体が種々提案されている。
例えば、特許文献1に開示したように、根太に固定金具(固定部材)をビスで固着し、その固定金具の係止部を形材に差し込むことで形材を根太に押しつけて固定するようにした構造体が提案されている。
特開2002−206276号公報
前述した従来の構造体は、固定金具の係止部を形材に差し込む(喰い込む)ことで、その形材が長手方向に動かないように支持しているが、その固定金具の係止部は、下向片の下端面が鋸歯状に形成され、複数の係止爪による形材への喰い込み形状が形材の長手方向に沿って一直線状となるように形成されている。
従って、形材に長手方向に向かう大きな力が作用した場合に、形材が長手方向に動くことがある。
本発明の目的は、形材をしっかりと支持することができる構造体とすることである。
本発明は、形材取付部に複数の形材を配置し、この各形材の長手方向複数個所を固定金具で形材取付部に支持する構造体であって、
前記固定金具は、前記形材取付部にビスで固着される取付片と、この取付片に設けた立上り片と、この立上り片の上端部に設けるとともに形材の幅方向又は長手方向に向かう横向突出片を備え、下向きに突出した一対の係止爪が当該横向突出片に設けられ、
前記一対の係止爪は、前記幅方向一方側又は他方側が拡開するようにハの字形状をなしながら形材に喰い込むことを特徴とする構造体である。
ここで、構造体としてはデッキ、床、フェンス、壁、塀、ベンチ、等が挙げられる。又、形材としては木質粉と樹脂とを混ぜ合わせて押出成形した押出材等が挙げられる。
本発明においては、一対の係止爪は、横向突出片の前記幅方向先端角部を折曲して形成することができる。
このようにすることで、係止爪を簡単に形成することができる。
本発明においては、立上り片は、取付片の少なくとも前記幅方向一方側から立ち上がり、
横向突出片は、立上り片の上端部から前記幅方向一方側に向かって突出して設けることができる。
このようにすることで、形材に対して係止爪を形材の幅方向中心寄りの位置で喰い込ませることができるので、形材をしっかりと支持することができる。
また、取付片の少なくとも前記幅方向一方側から立ち上がった立上り片の上端部から、横向突出片を前記幅方向他方側に向かって突出して設けた場合と比較して、横向突出片の突出方向の長さを短くでき、コストを安くすることができる。
本発明においては、係止爪は、横向突出片の突出方向に面する突出端面と連続した第1端面と、横向突出片の前記長手方向に面する長手方向端面と連続した第2端面と、前記横向突出片の上面と連続した外側面と、前記横向突出片の下面と連続した内側面と、前記第1端面と前記第2端面と前記外側面との境界をなす上端点と、前記第1端面と前記第2端面と前記内側面との境界をなす下端点とを結ぶ稜線を有し、この稜線は外側面の下部が内側面の下部よりも上となるように斜めとすることができる。
従来の構造体では、鋸歯状の係止爪の先端は形材長手方向と直交方向に所定の幅(下向片の厚さ)を有しているため、形材に接する先端部の面積が大きく、形材に喰い込む深さが浅くなるが、このようにすることで、係止爪の先端部分が鋭利な形状となるので、形材に喰い込む深さが深くなる。
本発明においては、形材の幅方向端面が固定金具の立上り片に接するようにできる。
このようにすれば、形材が長手方向に動こうとした時に、喰い込んだ係止爪によって形材はハの字形状に沿う方向に移動方向を規制される。すなわち長手方向に対して斜めに動こうとするが、形材の幅方向端面が固定金具の立上り片に当接して幅方向への移動が規制されるので、形材が長手方向に対して斜めに動くことができなくなる。従って、形材が長手方向に動くことをより一層確実に防止できる。
本発明においては、形材は、前記幅方向両端に被取付片を有し、
固定金具は、取付片の前記幅方向他方側から立ち上がる立上り片と、この他方側の立上り片の上端部から前記幅方向他方側に向かって突出する他方側の横向突出片を備え、
一方側の横向突出片にのみ一対の係止爪を有し、この一方側の横向突出片が隣接した一方側の形材の前記幅方向他方側端部の被取付片の上面に接し、他方側の横向突出片が隣接した他方側の形材の前記幅方向一方側端部の被取付片の上面に接するようにできる。
このようにすれば、隣接する一方側の形材を固定金具で長手方向に動かないように支持した後に、その固定金具の他方側の横向突出片と形材取付部との間に隣接した他方側の形材の幅方向他方側端部の被取付片を押し込んで支持できる。
本発明においては、横向突出片の突出方向に面する突出端面と係止爪の第1端面とが面一に形成され、前記上端点より下端点側において、下端点を角の頂点として、内側面の2辺が成す内角と、第1端面の2辺が成す内角と、第2端面の2辺が成す内角が、それぞれ鋭角となることができる。
このようにすれば、係止爪の先端部分が3つの面で構成されているとともに、この3つの面の先端側が鋭角となるため、係止爪の先端がより鋭利な形状となる。
本発明によれば、固定金具の横向突出片の一対の係止爪が形材に対して平面視ハの字形状に形材に喰い込むから、長手方向の移動の抵抗力が大きい。
従って、形材が長手方向に動くことがないようにしっかりと支持することができる。
図1に示すように、複数の根太1を図示しない固定部に固着して取付けて形材取付部としてある。
前記複数の根太1に亘って複数の形材としてのデッキ材2が配置されている。前記根太1とデッキ材2は直交している。
このデッキ材2は、木質粉と樹脂とを混ぜ合わせて押出成形した押出材であり、このデッキ材2の押出方向がデッキ材2の長手方向となる。尚、デッキ材2の材質はこれに限らず、他の材質を用いてもよい。また、デッキ材2の幅方向とは、複数のデッキ材2の並列方向のことを指す。以降、長手方向とはデッキ材2における長手方向のことを指し、幅方向とはデッキ材2の幅方向のことを指す。
このデッキ材2の長手方向複数個所が固定金具3で根太1に押しつけて支持してデッキとしてある。このデッキが構造体である。
例えば、図2に示すように、各根太1における隣接したデッキ材2間に固定金具3をビス4で固着して取付け、その固定金具3でデッキ材2を根太1に押しつけて固定してある。
前記根太1は、上面板10と下面板11と一対の側面板12を有した断面矩形状の長尺材で、その上面板10にデッキ材2が載置される。
前記デッキ材2は幅方向の両端下部に、幅方向端面よりも幅方向に突出した被取付片20を有し、この被取付片20の下面20aとデッキ材2の下面2aが面一に連続している。
例えば、デッキ材2は上面板21と下面板22と幅方向両端の端面板23と縦リブ24で中空部25を有した断面略矩形状の長尺材で、その端面板23は上部から下部に向けて幅方向中央に向けて階段状に折曲し、その端面板23よりも下面板22が幅方向に突出して前述の被取付片20としてあると共に、この被取付片20と端面板23の下部寄りとで凹陥部26を形成している。
前記固定金具3は図3、図4に示すように根太1の上面1a(上面板10)にビス4で固着される取付片30と、この取付片30の幅方向一方側端部(根太1の長手方向に向かう端部)に設けた立上り片31(一方側の立上り片)と、この立上り片31の上端部から幅方向一方側に向かって突出して設けられた幅方向に向かう横向突出片32を備え、その横向突出片32の幅方向先端角部のコーナー部分を下向きに折曲した一対の係止爪33を有している。
この一対の係止爪33は、固定金具3を平面から見た時に幅方向他方側の方が末広がりとなるハの字形状となっている。
前記各係止片33の先端部分33aは、鋭利で尖端形状となっている。
このようであるから、固定金具3の取付片30を根太1の上面1aにビス4で固着して取付けることで、一対の係止爪33を一方側のデッキ材2の被取付片20に対して平面視ハの字形状に喰い込ませてデッキ材2が長手方向に動かないように支持できる。
前記一対の係止爪33の先端部分33aは尖端形状であるから、その先端部分33aをデッキ材2の幅方向他方側端部の被取付片20に深く喰い込ませることができる。
また、一対の係止爪33は平面視ハの字形状で、係止爪33はそれぞれデッキ材2の長手方向と平行に喰い込んでいないので、デッキ材2の長手方向移動の抵抗力が大きくなる。
また、デッキ材2の幅方向他方側端面(被取付片20の端面)が固定金具3の立上り片31に接している。
そして、デッキ材2が長手方向に動こうとした時に、喰い込んだ係止爪33によって形材はハの字形状に沿う方向に移動方向を規制される。すなわち長手方向に対して斜めに動こうとするが、デッキ材2の幅方向他方側端面(被取付片20の端面20b)が立上り片31に当接して幅方向(図4の矢印a)への移動が規制されるので、デッキ材2が長手方向に対して斜めに動くことができなくなる。
従って、デッキ材2を根太1に長手方向に動くことがないようにしっかりと支持でき、そのデッキ材2に長手方向に向かう大きな力が作用してもデッキ材2が長手方向に動くことがない。
なお、デッキ材2の幅方向他方側端面と固定金具3の立上り片31を離隔して取付けるようにしてもデッキ材2が長手方向に動かないように支持できる。
また、横向突出片32の幅方向先端角部にのみ係止爪33を有し、その一対の係止爪33間の長手方向の距離が固定金具3の長手方向全長と略同一であるから、デッキ材2における係止爪33が喰い込む部分の長手方向の間隔が広く、係止爪33が喰い込むことによってデッキ材2が損傷等することが低減するとともに、デッキ材2が係止爪33を中心にして回転する現象が起き難くなる。
つまり、係止爪33が喰い込む部分の間隔が狭いと、係止爪33が喰い込むことによって隣接した喰い込み部分に連続して亀裂等が生じて損傷等したり、施工時や施工後等においてデッキ材2が係止爪33を中心にして回転するおそれがある。
次に、前記係止爪33の形状を図3〜図6に基づいて説明する。
前記係止爪33は、横向突出片32の突出方向に面する突出端面32aと連続した第1端面33bと、横向突出片32の長手方向に面する長手方向端面32bと連続した第2端面33cと、横向突出片32の上面32cと連続した三角形状の外側面33dと、横向突出片32の下面32dと連続した三角形状の内側面33e及び、第1端面33bと第2端面33cと外側面33dとの境界をなす上端点33hと、第1端面33bと第2端面33cと内側面33eとの境界をなす下端点33iとを結ぶ稜線33fを有している。
前記第1端面33bと第2端面33cは、V字状に連続する。
前記外側面33d、内側面33eはそれぞれ、第1端面33bとの境界線と、第2端面33cとの境界線と、折曲部分における折れ線とを3辺とした三角形状である。
前記稜線33fは、外側面33dの下部が内側面33eの下部よりも上となるように斜めとなっており、上端点33hが下端点33iよりも上方となる。
そして、横向突出片32の突出端面32aと係止爪33の第1端面33bとが面一に形成され、上端点33hより下端点33i側において、下端点33iを角の頂点として、内側面33eの2辺(内側面33eと第1端面33b、第2端面33cとの境界線)が成す内角と、第1端面33bの2辺(第1端面33bと内側面33e、第2端面33cとの境界線)が成す内角と、第2端面33cの2辺(第2端面33cと内側面33e、第1端面33bとの境界線)が成す内角が、それぞれ鋭角となる。
これによって、係止爪33の先端部分が3つの面(第1端面33b、第2端面33c、内側面33e)で構成されているとともに、この3つの面の先端側(下端点33i側)が鋭角となるため、係止爪33の先端(下端点33i部分)が鋭利な形状となるので、デッキ材2に喰い込む深さが深くなる。
この実施の形態の固定金具3は取付片30の幅方向他方側端部にも立上り片31(他方側の立上り片)が設けてあり、この他方側の立上り片31にも横向突出片32が設けてある。
そして、幅方向一方側の横向突出片32に係止爪33を形成し、幅方向他方側の横向突出片32には係止爪33が形成していない。
このようであるから、図3に示すように幅方向一方側の横向突出片32を隣接した一方側のデッキ材2の幅方向他方側端部の被取付片20の上面に接して係止爪33を喰い込ませて取付けた後に、幅方向他方側の横向突出片32と根太1の上面1aとの間に隣接した他方側のデッキ材2の幅方向一方側端部の被取付片20を押し込んで保持することでデッキ材2を仮取付けできる。
この仮取付けした他方側のデッキ材2は、幅方向他方側端部の被取付片20を前述と同様に固定金具3を用いて長手方向に動かないように保持して取付ける。
なお、幅方向他方側の横向突出片32は、立上り片31と直角に対して先端部が下方となるように斜め下向きとしてある。
次に、固定金具3の製作方法を説明する。
図7(a)に示すように、1枚の板材を折り曲げ加工して取付片30、一対の立上り片31、一対の横向突出片32を有する形状とする。
幅方向一方側の横向突出片32は立上り片31と直角で、他方側の横向突出片32は立上り片31と成す内角が直角よりも小さい角度である。
次に、一方側の横向突出片32の幅方向先端角部であるコーナー部分34、例えば、横向突出片32の突出端面32aと長手方向端面32bにおけるコーナー部32eから等しい距離の位置を結ぶ線32fよりもコーナー部32e寄りの部分を、その線32fから図7(b)に示すように下向きに90度折り曲げて下向片35とする。尚、下向きに折り曲げる角度は90度以外でも良いが、好ましくは90度以下、より好ましくは90度が良い。
この後に、横向突出片32の突出方向中間を、点線で示す切断線32gに沿って長手方向全長に亘って上下面32c,32dと直角(垂直)に切断することで、下向片35を切断する。
詳しくは、幅方向において、切断線32gの位置が、突出端面32aと長手方向端面32bと下面32dとの境界をなす頂点と同位置、もしくはこの頂点の位置よりも幅方向他方側(横向突出片32の突出方向と反対側)の位置となるようにする。
前記切断線32gはデッキ材2の長手方向と平行で、前記下向片35の突出方向中間を横切り、一対の下向片35の突出方向中間が切断して除去され、その一対の下向片35の残存した部分を図6に示すように係止爪33とする。
このようであるから、1枚の板材を折り曲げ加工した後に切断加工することで係止爪33を有した突出横片32を備えた固定金具3を製作でき、その製作が容易である。
また、切断前の横向突出片32は十分な突出長さを有しているから、厚い板材であっても容易に折り曲げて製作可能である。
図1に示すように、デッキ材2は、複数の根太1と対向した長手方向複数個所が固定金具3で支持してある。
そして、長手方向一端の固定金具3が前述した係止爪33を有する横向突出片32を備えた固定金具で、デッキ材2の長手方向一端部を長手方向に動かないように支持している。
前記長手方向一端の固定金具3以外の固定金具3は、前述した係止片33を有しない横向突出片32を備えた固定金具で、デッキ材2の長手方向複数個所を長手方向に動くことが可能に浮き上がることがないように支持している。
例えば、図8に示すように、取付片30と立上り片31と横向突出片32を有し、その取付片30をビス4で根太1に固着して取付けることで、横向突出片32をデッキ材2の被取付片20に押しつけて支持するようにしてある。
このようであるから、デッキ材2が熱伸縮した時に、長手方向一端部を中心に長手方向にスライドして熱伸縮によってデッキ材2が上向きに湾曲したり、亀裂が生じることを防止できると共に、複数のデッキ材2の長手方向の端面2b(小口面)を揃えることができる。
前述の実施の形態では、係止爪33を有した横向突出片32を備えた固定金具3と、係止爪33を有しない横向突出片32を備えた固定金具3を用いてデッキ材を支持したが、係止爪33を有した横向突出片32を備えた固定金具3のみでデッキ材2を支持しても良い。
また、係止爪33を有した横向突出片32と立上り片31と取付片30のみで固定金具3としても良い。この場合には係止爪33を有しない横向突出片32と立上り片31と取付片30のみの固定金具3を用いて他方側のデッキ材2の幅方向一方側端部の被取付片20を支持するようにする。
また、横向突出片32の幅方向先端角部にのみ係止爪33を形成したが、長手方向の中間に補助的な係止爪を形成することも可能である。
また、前述の実施形態では、1枚の板材を折り曲げ加工した後に切断加工することで係止爪33を有した横向突出片32を備えた固定金具3としたがこれに限ることがない。
例えば、1枚の板材を叩いて薄く潰した後に折り曲げて切断することで、係止爪の先端を鋭利な形状にしてもよい。
また、図9に示すように、取付片30のデッキ材長手方向一方側と他方側から立上り片31を立ち上げ、横向突出片32を立上り片31の上端部からデッキ材の長手方向一方側および他方側に向かって突出して設け、この横向突出片32をデッキ材の幅方向一方側および他方側に向けて突出させた形状としても良い。
この場合、取付片30のデッキ材長手方向一方側からのみ立上り片31を立ち上げ、横向突出片32を立上り片31の上端部からデッキ材の長手方向一方側に向かって突出して設け、この横向突出片32をデッキ材の幅方向一方側、他方側の両方側(または、デッキ材の幅方向一方側のみ)に向けて突出させた形状としても良い。
なお、上記実施例では構造体としてデッキを挙げたが、これに限ることはなく、床、フェンス、壁、塀、ベンチ、等であっても良い。又、形材としては木質粉と樹脂とを混ぜ合わせて押出成形した押出材を挙げたが、これに限ることはなく、木粉を含有しない樹脂製等の押出形材や、押出成形以外の方法で成形した形材等であっても良い。
本発明の実施の形態を示すデッキ(構造体)の一部平面図である。 図1のA−A拡大断面図である。 図2の固定金具部分の拡大図である。 図3のB−B断面図である。 固定金具の拡大正面図である。 固定金具の斜視図である。 固定金具の製作工程を示す斜視図である。 係止爪を有しない固定金具で支持している状態の断面図である。 固定金具の第2の実施の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1…根太(形材取付部)、2…デッキ材(形材)、2a…下面、2b…長手方向端面、3…固定金具、4…ビス、20…被取付片、30…取付片、31…立上り片、32…横向突出片、32a…突出端面、32b…長手方向端面、32c…上面、32d…下面、33…係止爪、33a…先端部分、33b…第1端面、33c…第2端面、33d…外側面、33e…内側面、33f…稜線。

Claims (7)

  1. 形材取付部に複数の形材を配置し、この各形材の長手方向複数個所を固定金具で形材取付部に支持する構造体であって、
    前記固定金具は、前記形材取付部にビスで固着される取付片と、この取付片に設けた立上り片と、この立上り片の上端部に設けるとともに形材の幅方向又は長手方向に向かう横向突出片を備え、下向きに突出した一対の係止爪が当該横向突出片に設けられ、
    前記一対の係止爪は、前記幅方向一方側又は他方側が拡開するようにハの字形状をなしながら形材に喰い込むことを特徴とする構造体。
  2. 一対の係止爪は、横向突出片の前記幅方向先端角部を折曲して形成されている請求項1記載の構造体。
  3. 立上り片は、取付片の少なくとも前記幅方向一方側から立ち上がり、
    横向突出片は、立上り片の上端部から前記幅方向一方側に向かって突出して設けられている請求項1又は2に記載の構造体。
  4. 係止爪は、横向突出片の突出方向に面する突出端面と連続した第1端面と、横向突出片の前記長手方向に面する長手方向端面と連続した第2端面と、前記横向突出片の上面と連続した外側面と、前記横向突出片の下面と連続した内側面と、前記第1端面と前記第2端面と前記外側面との境界をなす上端点と、前記第1端面と前記第2端面と前記内側面との境界をなす下端点とを結ぶ稜線を有し、この稜線は外側面の下部が内側面の下部よりも上となるように斜めである請求項1乃至3いずれか1項に記載の構造体。
  5. 形材の幅方向端面が固定金具の立上り片に接している請求項1乃至4いずれか1項に記載の構造体。
  6. 形材は、前記幅方向両端に被取付片を有し、
    固定金具は、取付片の前記幅方向他方側から立ち上がる立上り片と、この他方側の立上り片の上端部から前記幅方向他方側に向かって突出する他方側の横向突出片を備え、
    一方側の横向突出片にのみ一対の係止爪を有し、この一方側の横向突出片が隣接した一方側の形材の前記幅方向他方側端部の被取付片の上面に接し、他方側の横向突出片が隣接した他方側の形材の前記幅方向一方側端部の被取付片の上面に接するようにした請求項3乃至5いずれか1項に記載の構造体。
  7. 横向突出片の突出方向に面する突出端面と係止爪の第1端面とが面一に形成され、
    前記上端点より下端点側において、下端点を角の頂点として、内側面の2辺が成す内角と、第1端面の2辺が成す内角と、第2端面の2辺が成す内角が、それぞれ鋭角となる請求項4乃至6いずれか1項に記載の構造体。
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