JP7087283B2 - 計測装置および計測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、計測装置および計測方法に関する。
特許文献1には、第1のレーザ光を出射する第1の発光素子、および該第1の発光素子に隣接する位置で第1のレーザ光と波長の異なる第2のレーザ光を出射する第2の発光素子を備えた光源と、第1のレーザ光が光記録媒体で反射した第1の戻り光を受光する第1の受光素子、および第2のレーザ光が光記録媒体で反射した第2の戻り光を第1の受光素子に隣接する位置で受光する第2の受光素子を備えた受光器と、光源および受光器が搭載された装置フレームとを有する光ヘッド装置において、受光器に対しては、該受光器を光軸周りに回転させるときの回転中心軸線を第1の受光素子および第2の受光素子のうちのいずれか一方の受光素子を通る位置に規定する回転中心位置規定手段が構成されていることを特徴とする光ヘッド装置が開示されている。
特許文献2には、移動経路の周囲に配置された設置位置が既知の2個以上の反射手段と、移動体に搭載されて反射手段に対し光あるいは電波もしくは音波を水平方向に投射して、その反射光あるいは反射波により移動体の進行方向と反射光あるいは反射波の入射角度との間の相対角度を計測する計測手段と、移動体に搭載されて該移動体の進行方向に沿った走行距離を計測する計測手段と、移動体に搭載されて該移動体の進行方向を向きとして計測する計測手段と、反射手段の設置位置、移動体から見た反射手段に対する現在およびそれより一定時間前の相対角度、一定時間前から現在に至るまでの移動体の位置の変位量と向きの変位量とから、移動体の絶対位置および向きを演算する演算手段とを備えたことを特徴とする移動体の位置計測装置が開示されている。特許文献2では、計測手段として、回転可能とされた投光器と受光器とを備えたレーザセンサを用いている。
特許文献3には、測定対象物にX線を照射し、測定対象物にて回折したX線を受光面で受光して、受光面に形成される回折環の形状や回折環ごとの強度を測定し、この形状や強度から測定対象物の残留応力や測定対象物の構成物質の特定の相の割合など、測定対象物の特性を評価するX線回折測定装置が開示されている。特許文献3では、中央にX線を通過させる貫通孔が形成されたテーブルを備え、該テーブルを、貫通孔の中心軸回りに回転させている。
特開2004-342186号公報 特開平11-271043号公報 特開2013-015414号公報
本発明の課題は、光源からの照射光を光学系を介して対象物に照射し、対象物からの反射光を用いて対象物を計測する計測装置において、受光部と対象物との相対的な回転機構を有さない場合と比較して、ライン状の受光部を用いた場合の対象物の計測範囲をより拡大することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の計測装置は、対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズと、複数の受光素子が予め定められた方向に配置されかつ前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されるとともに前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部と、前記照射光の前記対象物に対する照射位置を維持したまま前記照射光の照射方向を回転軸として前記受光部の前記対象物に対する相対的な位置を回転させると共に、前記発光部と前記対象物とを一体かつ同心で回転させる回転機構である回転部と、を含むものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記回転部は、前記第1のレンズ、前記絞り部、および前記第2のレンズの少なくとも1つを前記受光部と一体かつ同心でさらに回転させる回転機構であるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記回転部は、前記受光部および前記第2のレンズが一体として収納された鏡筒を含むものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記鏡筒には前記絞り部がさらに一体として収納されているものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記対象物を前記予め定められた方向と交差する方向に移動させる移動部をさらに含むものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記回転部は、前記第1のレンズ、前記絞り部、前記第2のレンズ、前記受光部の各々が一体として収納された鏡筒を含むものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の発明において、前記発光部は、複数の発光素子が前記予め定められた方向と交差する方向に配置されているものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記複数の発光素子の各々の発光と、前記複数の受光素子の各々の受光光量の取得とを制御する制御部をさらに含み、前記制御部は前記複数の発光素子の各々を順次発光させ、かつ前記複数の発光素子の発光のつど前記複数の受光素子によって受光光量が取得されるように制御するものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記回転部は、前記回転軸を中心として予め定められた角度ステップで回転し、前記制御部は、前記予め定められた角度ステップごとに受光光量が取得されるように制御するものである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記回転部は、前記回転軸を中心として連続的に回転し、前記制御部は、前記回転部を回転させつつ受光光量が取得されるように制御するものである。
上記目的を達成するために、請求項11に記載の計測方法は、対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズと、複数の受光素子が予め定められた方向に配置されかつ前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されるとともに前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部と、を含む計測装置を用いた計測方法であって、前記照射光の前記対象物に対する照射位置を維持したまま前記照射光の照射方向を回転軸として前記受光部の前記対象物に対する相対的な位置を回転させると共に、前記発光部と前記対象物とを一体かつ同心で回転させつつ前記複数の受光素子によって前記反射光の受光光量を取得するものである。
請求項1および請求項11に記載の発明によれば、光源からの照射光を光学系を介して対象物に照射し、対象物からの反射光を用いて対象物を計測する計測装置において、受光部と対象物との相対的な回転機構を有さない場合と比較して、ライン状の受光部を用いた場合の対象物の計測範囲がより拡大される、という効果が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、回転部が、第1のレンズ、絞り部、および第2のレンズのいずれも受光部と一体かつ同心で回転させない場合と比較して、回転機構の構成がより簡素化される、という効果が得られる。
請求項3に記載の発明によれば、回転部が、受光部および第2のレンズが一体として収納された鏡筒を含まない場合と比較して、回転部の回転がより簡易になる、という効果が得られる。
請求項4に記載の発明によれば、鏡筒に絞り部をさらに一体として収納させない場合と比較して、回転部の回転がさらに簡易になる、という効果が得られる。
請求項5に記載の発明によれば、対象物を予め定められた方向と交差する方向に移動させる移動部をさらに含まない場合と比較して、対象物を走査させつつ計測が行われる、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、発光部と対象物とを一体かつ同心で回転させる回転機構を有さない場合と比較して、設計の自由度が増す、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、回転部が、第1のレンズ、絞り部、第2のレンズ、受光部の各々が一体として収納された鏡筒を含まない場合と比較して、光学系の構成がより簡素化される、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、発光部が、複数の発光素子が面状に配置されている場合と比較して、発光部のコストが低減される、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、すべての回転角で発光素子の発光のつど複数の受光素子によって受光光量が取得されるように制御する場合と比較して、受光光量異常の場合に迅速に計測が停止される、という効果が得られる。
請求項に記載の発明によれば、回転部が連続的に回転する場合と比較して、回転部の回転の制御が行いやすい、という効果が得られる。
請求項10に記載の発明によれば、回転部が予め定められた角度ステップで回転する場合と比較して、より精密な計測結果が取得される、という効果が得られる。
第1の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための、(a)は断面図、(b)は平面図である。 (a)は実施の形態に係る受光器の構成の一例を示す平面図、(b)は受光 器の光量出力特性を示すグラフである。 実施の形態に係る制御部の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る計測処理プログラムの処理の流れを示すフローチャ ートである。 第2の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す、(a)は断面図、(b)は平面図である。 第3の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す平面図である。 比較例に係る計測装置の構成を示す、(a)は断面図、(b)は平面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1から図5を参照して、本実施の形態に係る計測装置および計測方法について詳細に説明する。まず、図1および図2を参照して、本実施の形態に係る計測装置10の構成の一例について説明する。図1は、計測装置10が対象物の計測を行う場合の構成を示している。
図1に示すように、計測装置10は、発光器14、光学系30、受光器18、および制御部20を含んで構成されている。計測装置10は、-X方向に移動する対象物OBの微細領域にZ軸方向から順次光を照射し、各照射光に対する反射光の反射角度分布(光量分布の反射角度依存性)を取得する。取得した反射角度分布を用い、対象物OBの形状の変化や表面状態(シボ、エンボス、表面粗さ、表面欠陥、異物付着等)について、対象物OBとの距離や対象物OBの角度の変動に影響されずに計測がなされる。
より詳細には、図1に示すように、発光器14は、-X方向に移動する対象物OBが通過する計測領域Tに対して、装置上下方向(Z軸方向)の上方に配置されている。また、発光器14は、基板14A上Y軸方向に並べて実装され、-Z方向を発光方向とする複数の発光素子12を備えている。換言すれば、複数の発光素子12は、対象物OBの移動方向(-X方向)に対して直交(交差)する方向に並べられている。なお、図1では、基板14AのY軸方向の一端部(図中右端)に配置された発光素子12を発光素子12Aと表記し、基板14AのY軸方向他端部(図中左端)に配置された発光素子12を発光素子12Bと表記し、基板14Aの中央に配置された発光素子12を発光素子12Cと表記している。
本実施の形態に係る複数の発光素子12は、発光素子12Aから発光素子12Bまで、時間差を設けて順次発光されるように構成され、各発光素子12からの光が対象物OBの異なる位置に個別照射される。そして、対象物OBが計測領域Tにおいて-X方向に移動する間に、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が複数回繰り返されるように構成されている。
発光素子12としては特に限定されないが、一例として、面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等が用いられる。
光学系30は、レンズ32、レンズ34、およびレンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40を含み、いわゆる両側テレセントリックレンズとして構成されている。光学系30は、発光器14と対象物OBとの間に配置され、発光素子12から発光された照射光を対象物OBに導くとともに、対象物OBで反射された反射光を受光器18に導く。
つまり、受光器18は、レンズ34から出射された発光素子12からの照射光が対象物OBで反射し、再度レンズ34を透過した光束の少なくとも一部を受光するように構成されている。また、本実施の形態では、レンズ32の光軸とレンズ34の光軸とが共通の光軸Mとされ、この光軸Mが、発光器14の発光素子12Cの中心、および後述する絞り40の開口部42の中心を通っている。
レンズ32は、一例として平面視で円形状の平凸レンズとされ、レンズ32の直径は、発光素子12Aから発光素子12BまでのY軸方向の寸法より長くされている。そのため、各発光素子12から発光された光のほぼすべてはレンズ32を透過し、レンズ32を透過した光は発散度合を変えられ、平行光とされてレンズ34に向かう。
レンズ34は、一例として平面視で円形状の平凸レンズとされ、本実施の形態では、レンズ34の直径は、レンズ32の直径より長くされている。そして、レンズ34は、レンズ32から出射されてレンズ34を透過する光束を対象物OBの表面200に向けて集光する。
絞り40には、略円形状の開口部42が形成されており、この開口部42によって、発光素子12から発光されレンズ32を透過してレンズ34に入射する光束を絞る(図2も参照)。より具体的には、絞り40は、板面をX-Y平面に平行とされた板状とされ、開口部42によって形成される円形状は光軸Mを中心軸としている。そして、Z軸方向において、この開口部42とレンズ32との距離は、レンズ32の焦点距離と略等しくされ、開口部42とレンズ34との距離は、レンズ34の焦点距離と略等しくされている。
図1に示すように、本実施の形態に係る計測装置10では、光学系30および受光器18を鏡筒60の内部に収納している。すなわち、図1に示すように、鏡筒60は下部鏡筒62、上部鏡筒64から構成され、受光器18およびレンズ34は下部鏡筒62に、絞り40およびレンズ32は上部鏡筒64に各々収納されている。本実施の形態では上部鏡筒64は固定され、下部鏡筒62は、鏡筒回転駆動部54(図4参照)によって光軸Mを中心軸とし固定された上部鏡筒64に対して相対的に回転可能とされている。後述するように、本実施の形態に係る受光器18では複数の受光素子16がX軸方向に1列に配置されているので、下部鏡筒62を光軸Mを中心軸として回転させると、発光器14に対する受光素子16の位置、すなわち対象物OBに対する受光素子16の位置が変わることになる。下部鏡筒62の回転の詳細については後述する。
図2(a)を参照して、計測装置10における発光器14からの照射光IFによる対象物OBへの光の照射について説明する。なお、図2(a)では上部鏡筒64の図示を省略し、受光器18の位置を受光素子16で表している。発光器14に搭載された発光素子12は、一例として-Y方向(図2(a)において符号D2で示された方向)に順次発光する。光学系30は順次発光された各発光素子12からの光束を、発光素子12の位置によらずに、細く絞られかつ光軸Mに平行な照射光IFとして+Y方向(図2(a)において符号D3で示された方向)に順次対象物OBに照射する。
換言すれば、各発光素子12を発光させて走査することにより、レンズ32、絞り40、レンズ34を介して細く絞られ互いに平行な略円形の光束(スポット)が対象物OBに個別照射される。さらに、本実施の形態に係る計測装置10では、照射光IFの光束のレンズ34による集光点付近に対象物OBを配置することにより、対象物OBにおける各照射光IFの照射領域がほぼ同径の微細な領域とされている。このことにより、計測装置10では、対象物OBの位置がZ軸方向で上下変動しても、ほぼ同じ照射径で各照射光が照射されるため、対象物OBの像のボケが極めて小さくされる。
受光器18は、複数の受光素子16を含んで構成され、対象物OBで反射され光学系30のレンズ34を透過した反射光RFを受光する。本実施の形態に係る受光器18は、レンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40の、Z軸方向下側に配置されている。
受光素子16としては、特に制限はないが、例えば、フォトダイオード(Photodiode:PD)、電荷結合素子(Charge-Coupled Device:CCD)等が用いられる。
図3(a)に、受光器18の構成の一例を示す。図3(a)は、受光器18を、Z軸方向から見た平面図である。図3(a)に示すように、本実施の形態に係る受光器18は、一例として、中央に略円形の開口部18Bを有する長方形の基板18Aの上に、複数の受光素子16(図3(a)では、8個の例が示されている)が線状(ライン状)に配置されて構成されている。計測装置10では、この複数の受光素子16の全体を受光領域RAとして反射光RFを受光する。なお、受光器18における複数の受光素子16の配置は面状(2次元状)の配置としてもよいが、本実施の形態では、受光信号の信号処理負荷軽減、コスト低減等の理由から受光素子16の個数を削減するためにライン状としている。
反射光RFが受光領域RAで受光されると、各受光素子16の受光光量により立体的な分布が形成される。完全拡散面において反射された場合のように、反射光RFが等方的な場合には、この立体的な分布の、Z軸を含む平面で切断した断面の形状は、図3(b)に示すように略ガウス曲線となる。なお、図3(b)の横軸の受光素子番号1~8は、図3(a)に示した受光素子16の番号1~8に対応している。また、受光領域RAにおける受光素子16と受光素子16との間では反射光RFが受光されないので、実際の出力分布は離散的となるが、図3(b)ではこれを省略して図示している。
受光素子16の受光面とレンズ34との距離は、レンズ34の焦点距離と略同じ長さとされている。このため、対象物OBの位置がZ軸方向において上下に変動して、あるいは、Y軸方向において左右に変動して、異なる発光素子からの照射光IFが照射されても、対象物OBへの照射位置が同じである限り、受光領域RAにおける出力分布は常に一定となる。
換言すれば、対象物OBとして照射径程度の大きさの微小な領域を仮定すると、この対象物OBがZ軸方向において上下に、あるいは、Y軸方向において左右に移動した場合、異なる発光素子12による異なる照射光IFで照射され、異なる反射光RFを反射することになるが、本実施の形態に係る計測装置10では、受光領域RAに含まれる受光素子16全体による出力分布は、反射光RFの発生位置によらず常に同じ出力分布となる。
制御部20は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)100、ROM(Read Only Memory)102、およびRAM(Random Access Memory)104を含んで構成されている。CPU100は、計測装置10の全体を統括、制御し、ROM102は、計測装置10の制御プログラム、あるいは後述する計測処理プログラム等を予め記憶する記憶手段であり、RAM104は、制御プログラム等のプログラムの実行時のワークエリア等として用いられる記憶手段である。CPU100、ROM102、およびRAM104は、バスBUSによって相互に接続されている。
バスBUSには、発光器14、受光器18、対象物OBを移動させるための移動装置(図示省略)を駆動する移動装置駆動部52、および下部鏡筒62を回転させるための回転装置(図示省略)を駆動する鏡筒回転駆動部54が接続されており、発光器14、受光器18、移動装置駆動部52、および鏡筒回転駆動部54の各々は、バスBUSを介してCPU100の制御を受ける。
ここで、図8を参照して、鏡筒60を備えていない比較例に係る計測装置90の作用について説明する。計測装置90は鏡筒60を備えていない点以外は計測装置10と同様なので、同様の構成には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図8(a)に示すように、計測装置90は、発光器14と、レンズ32、34、および絞り40を備えた光学系30と、受光器18と、を含んで構成されている。受光器18はX軸方向に沿ってライン状に配置された複数の受光素子16を備えている。図8(a)に示すように、発光器14に含まれる発光素子12の各々からD2の方向に順次照射光IFが照射されると、照射光IFはレンズ32、絞り40、レンズ34を通過してD3の方向に順次対象物OBに照射される。対象物OBの表面で反射した反射光RFはレンズ34を通過し、受光素子16に導かれる。
図8(b)は、Z軸方向上方から見た計測装置90の平面図を示している。図8(b)に示すように、発光器14に含まれる発光素子12はY軸方向に配置され、受光器18に含まれる受光素子16は、発光素子12の配列方向と交差する(直交する)X軸方向に配置されている。対象物OBの表面200で反射した反射光RFは複数の受光素子16の各々に入射されるが、この際、受光素子16がライン状に配置されていることに起因して、対象物OBの表面上において反射光RFが受光素子16に到達しない領域が存在する。図8(b)には、この領域を非受光領域DAで示している。このような非受光領域DAの存在により、対象物OBの精密な測定に限界があった。
そこで本発明では、照射光IFの対象物OBに対する照射位置を維持したまま照射光IFの照射方向を回転軸として受光器18の対象物OBに対する相対的な位置を回転させる回転部を設けた。このことにより、ライン状の受光部を用いた場合の対象物の計測範囲がより拡大された。
再び図2を参照して、図2(b)は、Z軸方向上方から見た計測装置10の平面図を示している。図2(b)に示すように、発光器14に含まれる発光素子12はY軸方向に配置され、受光器18に含まれる受光素子16は、発光素子12の配列方向と交差する(直行する)X軸方向に配置されている。さらに本実施の形態に係る計測装置10では、図2(a)、(b)に示すように、下部鏡筒62はD1方向(図2(b)で紙面正面視時計回り)に回転可能とされている。そのため、受光器18がD1方向に回転され、対象物OBとの相対的な位置が変化するように構成されている。
本実施の形態では、一例として、受光器18が45°ずつ回転可能とされている。すなわち、受光器18の回転位置を受光器18の末端の受光素子16の位置Pで表すと、初期位置P0から、P1、P2、P3と4つの位置とすることが可能となっている。そして、位置P0、P1、P2、P3の各々の位置において、照射光IFの順次照射による受光信号を取得する。そのため、比較例に係る計測装置90において非受光領域DAとなっていた対象物OBの表面200からの反射光RFの少なくとも一部が受光素子16で受光されるので、対象物OBの表面状態がより精密に計測される。換言すれば、非受光領域DAの少なくとも一部を埋めることで、より多くの対象物OBからの反射光RFが受光され、対象物OBがより平均的に計測される。
なお、受光器18の回転機構の具体的な構成においては、位置P0、P1、P2、P3の各位置に凸部を凹部に勘合させて位置を固定させるラッチ機構70等を設け、45°ずつ回転位置が定まる構成を採用してもよい。また、計測時においては、下部鏡筒62の先端を対象物OBに接触させながら回転させることで対象物OBとの距離を一定に保つようにしてもよい。さらに、本実施の形態では、受光器18を45°ずつの4つの位置で移動させ半回転させる構成を例示して説明したが、これに限られず、8つの位置で移動させ1回転させる構成としてもよい。
次に、図5を参照して、鏡筒60を備えた本実施の形態に係る計測装置10によって計測を行う場合の計測処理プログラムについて説明する。図5は、本実施の形態に係る計測処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。図5に示す処理は、例えば、ユーザにより図示しない入力部を介して実行開始の指示がなされると、制御部20のCPU100がROM102等の記憶手段から本計測処理プログラムを読み込み、実行する。
図5に示すように、まずステップS100で下部鏡筒62を初期位置に設定し、受光器18の回転数のカウンタであるiに0を代入する。本実施の形態では、初期位置を一例として図2(b)に示すP0の位置としている。
次のステップS102では、カウンタiの値が最大値imaxを越えたか否か判定する。imaxは、受光器18の回転位置の数であり、本実施の形態では、図2(b)に示すP0、P1、P2、P3の4つの位置の数であるから、imax=4である。なお、受光器18を1回転させる場合は、imax=8である。
ステップS102で肯定判定となり、カウンタiの値がimaxを越えた場合はステップS110に移行し、エラー処理を実行した後、本計測処理プログラムを終了する。すべての回転位置において受光光量が正常でなかったと判断されたためであり、例えば計測装置10の図示しない表示部にエラーが発生した旨のメッセージを表示する。
一方、ステップS102で否定判定となった場合にはステップS104に移行し、発光器14により照射光IFを順次照射し、照射光の照射のつど受光器18により反射光RFの受光光量を取得する。つまり、この照射光順次照射、受光光量順次取得の処理は、発光素子12の数だけ実行する。
次のステップS106では、各受光光量の値が正常であるか否か判定する。ステップS106における判定は、例えば予め受光光量の最小値(受光光量閾値)を設定しておき、受光光量の各々が受光光量閾値以上である場合を正常と判定し、受光光量閾値未満の場合を異常と判定する。
ステップS106で肯定判定となった場合には、本計測処理プログラムを終了する。一方、ステップS106で否定判定となった場合にはステップS108に移行し、下部鏡筒62の位置を次の位置に回転移動させ、カウンタiの値を1だけインクリメントし、ステップS102に戻る。
なお、本実施の形態では対象物OBを固定して計測処理を行う形態を例示して説明したがこれに限られない。例えば、図1に示す計測領域Tにおいて対象物OBを予め定められたステップで-X方向に移動させつつ(走査しつつ)、図5に示す計測処理を行ってもよい。
また、本実施の形態ではステップS102で肯定判定となった場合、すなわち受光器18の回転が一巡してしまった場合はステップS110でエラー処理を行う形態を例示して説明したが、これに限られない。例えば、ステップS102で肯定判定となった場合には、計測領域Tにおいて対象物OBを予め定められたステップで-X方向に移動させ、確認的な計測を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では受光光量が正常になった時点で下部鏡筒62の回転を停止させる形態を例示して説明したがこれに限られない。例えば、すべての回転位置で図5に示す計測処理を実行し、その後ステップS106の受光光量の判定をすべての回転位置の受光光量について行うようにしてもよい。
以上詳述したように、本実施の形態に係る計測装置および計測方法によれば、光源からの照射光を光学系を介して対象物に照射し、対象物からの反射光を用いて対象物を計測する計測装置において、受光部と対象物との相対的な回転機構を有さない場合と比較して、ライン状の受光部を用いた場合の対象物の計測範囲がより拡大される。
[第2の実施の形態]
図6を参照して、本実施の形態に係る計測装置および計測方法について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態に係る計測装置10の鏡筒部分を変更したものである。従って、同様の構成には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図6(a)は本実施の形態に係る計測装置10Aを示しているが、図6(a)では、鏡筒のうち下部鏡筒62Aのみを示し、上部鏡筒の図示を省略している。計測装置10Aでは、鏡筒のうち上部鏡筒はレンズ32を含んで構成され、下部鏡筒62Aは、受光器18(図6(a)では受光素子16で表している)レンズ34、および絞り40を含んで構成されている。すなわち、下部鏡筒62Aに絞り40が含まれている点が上記実施の形態の計測装置10と異なる点である。
図6(b)に、計測装置10Aの平面図を示す。計測装置10Aも計測装置10と同様受光器18(図では受光素子16で示している)がD1で示す方向に45°ステップで回転するように構成されている。図6(b)は図2(b)と基本的に同じ図であり、計測装置10Aの動作は計測装置10の動作と同じであるが、計測装置10Aでは受光器18とともに絞り40が回転する。なお、計測装置10Aにおける計測処理は、図5に示すフローチャートで実行すればよい。
以上のように、本実施の形態に係る計測装置および計測方法によれば、近接して配置される受光器18と絞り40とが一体に構成され分離させる必要がないので、機構的な構成が計測装置10と比較してより簡略化される。また、受光器18と絞り40とが一緒に回転することにより、常に絞り40の同じ部分を通過した反射光RFが同じ受光素子16に入射されるので、開口部42の縁部分の違いによる微妙な通過特性の違いの影響が軽減される。
[第3の実施の形態]
図7を参照して、本実施の形態に係る計測装置、および計測方法について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態に係る計測装置において、受光器18の回転方法を変更したものである。従って、計測装置の本体は図2(a)に示す計測装置10、または図6(a)に示す計測装置10Aとされているので、必要に応じ同図を参照することとし図示を省略する。
図7は本実施の形態に係る計測装置の平面図を示している。本実施の形態に係る計測装置でも受光器18(図7では受光素子16で示している)がD1で示す方向に回転するが、本実施の形態に係る計測装置では回転が予め定められた角度ごとではなく、任意の角度で回転可能なように構成されている。さらに、回転しながら受光器18による受光光量の取得が可能となっている。すなわち、照射光IFの照射 → 受光光量の取得 →回転の動作を繰り返すように構成されている。回転機構には例えばステッピングモータ等のモータ、あるいは押し込むことによって回転する回転機構等を用いればよい。
本実施の形態に係る計測装置、および計測方法によれば、受光光量を取得する受光器18の位置が任意に設定されるので、非受光領域DAの面積が計測装置10と比較してより減少し、より精密な計測が行われる。さらに、回転しながら受光光量を取得するので計測時間の短縮にも資する。
なお、上記各実施の形態では鏡筒として下部鏡筒、上部鏡筒の2つの部分からなる鏡筒を例示して説明したが、これに限られない。例えば回転の必要のない上部鏡筒を省略し、上部鏡筒に含まれる光学素子を計測装置本体に組み込む形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、発光器14、対象物OBを固定し、受光器18、レンズ34を回転させる形態、あるいは加えて絞り40を回転させる形態を例示して説明したが、これに限られない。対象物OB上の照射光IFの照射位置が固定され、少なくとも受光器18と対象物OBとを相対的に回転させればよいので、例えば、受光器18、レンズ32、34、絞り40を固定し、発光器14、対象物OBを回転させる形態としてもよい。
この場合、レンズ32、受光器18、絞り40、レンズ34を一体として鏡筒に収納してもよい。また、上記各実施の形態では受光器18とレンズ34とを一体に回転させる形態を例示して説明したが、これに限られず、受光器18のみを回転させる形態としてもよい。
また、上記実施の形態では計測装置のシェーディング補正について言及しなかったが、必要なシェーディング補正は、各々の計測装置の回転角度ごとに計測前に予め行っておいてもよい。なお、シェーディング補正とは、光学系や撮像系の特性による輝度ムラに対して、一様な明るさの画像になるように補正する処理をいう。
10、10A 計測装置
12、12A、12B、12C 発光素子
14 発光器
14A 基板
16 受光素子
18 受光器
18A 基板
18B 開口部
20 制御部
30 光学系
32 レンズ
34 レンズ
40 絞り
42 開口部
52 移動装置駆動部
54 鏡筒回転駆動部
60 鏡筒
62、62A 下部鏡筒
64 上部鏡筒
70 ラッチ機構
90 計測装置
100 CPU
102 ROM
104 RAM
200 表面
BUS バス
D1、D2、D3 方向
DA 非受光領域
IF 照射光
M 光軸
RF 反射光
OB 対象物
RA 受光領域
T 計測領域

Claims (11)

  1. 対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、
    前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、
    前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、
    前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズと、
    複数の受光素子が予め定められた方向に配置されかつ前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されるとともに前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部と、
    前記照射光の前記対象物に対する照射位置を維持したまま前記照射光の照射方向を回転軸として前記受光部の前記対象物に対する相対的な位置を回転させると共に、前記発光部と前記対象物とを一体かつ同心で回転させる回転機構である回転部と、
    を含む計測装置。
  2. 前記回転部は、前記第1のレンズ、前記絞り部、および前記第2のレンズの少なくとも1つを前記受光部と一体かつ同心でさらに回転させる回転機構である
    請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記回転部は、前記受光部および前記第2のレンズが一体として収納された鏡筒を含む 請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記鏡筒には前記絞り部がさらに一体として収納されている
    請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記対象物を前記予め定められた方向と交差する方向に移動させる移動部をさらに含む 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の計測装置。
  6. 前記回転部は、前記第1のレンズ、前記絞り部、前記第2のレンズ、前記受光部の各々が一体として収納された鏡筒を含む
    請求項1に記載の計測装置。
  7. 前記発光部は、複数の発光素子が前記予め定められた方向と交差する方向に配置されている
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の計測装置。
  8. 前記複数の発光素子の各々の発光と、前記複数の受光素子の各々の受光光量の取得とを制御する制御部をさらに含み、
    前記制御部は前記複数の発光素子の各々を順次発光させ、かつ前記複数の発光素子の発光のつど前記複数の受光素子によって受光光量が取得されるように制御する
    請求項7に記載の計測装置。
  9. 前記回転部は、前記回転軸を中心として予め定められた角度ステップで回転し、
    前記制御部は、前記予め定められた角度ステップごとに受光光量が取得されるように制御する
    請求項8に記載の計測装置。
  10. 前記回転部は、前記回転軸を中心として連続的に回転し、
    前記制御部は、前記回転部を回転させつつ受光光量が取得されるように制御する
    請求項8に記載の計測装置。
  11. 対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、前記絞り部を通過した前記照射光を前記対象物の予め定められた方向から照射するように集光する第2のレンズと、複数の受光素子が予め定められた方向に配置されかつ前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置されるとともに前記照射光が前記対象物に照射されて反射した反射光を受光する受光部と、を含む計測装置を用いた計測方法であって、
    前記照射光の前記対象物に対する照射位置を維持したまま前記照射光の照射方向を回転軸とし、前記発光部と前記対象物とを一体かつ同心で回転させて前記受光部の前記対象物に対する相対的な位置を回転させつつ前記複数の受光素子によって前記反射光の受光光量を取得する
    計測方法。
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