JP6750350B2 - 計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、計測装置、特に計測対象物の表面の高さを計測する機能を有する計測装置に関する。
特許文献1には、照明参照光をホログラム記録媒体の干渉縞に照射することにより生じる回折光を撮像素子に結像してデータを再生するホログラム再生装置であって、照明参照光をホログラム記録媒体の目標の記録スポットをカバーするように照射した時に、目標の記録スポットから発生する回折光のみが撮像素子に結像するように不用光を除去する不要光除去手段を具備する、ホログラム再生装置が開示されている。特許文献1に開示されたホログラム再生装置は焦点面に開口部を備えているが、該開口部はホログラムの不要光を除去するためのアパーチャであり、高さの計測に供するものではない。
特許文献2には、複数の波長の照明光をホログラムに入射させて、このホログラムから複数の波長の再生光を発生させ、これら複数の波長の再生光により三次元像を表示する装置であって、複数の波長それぞれに応じたホログラムを呈示する離散的画素構造を有する空間光変調素子と、複数の波長の照明光それぞれを平行平面波とし互いに異なる入射方位で空間光変調素子に入射させる照明光学系と、空間光変調素子に呈示されたホログラムから発生した複数の波長の再生像それぞれを波面変換して虚像化もしくは実像化する再生像変換光学系と、再生像変換光学系の焦点面に設けられた開口部を有するマスクと、を備え、複数の波長の再生光それぞれの何れかの次数の回折波が再生像変換光学系により波面変換されて開口部において互いに重なるよう、複数の波長の照明光それぞれの空間光変調素子への入射方位が照明光学系により設定されている、ことを特徴とする三次元像表示装置が開示されている。特許文献2に開示された三次元像表示装置は焦点面に開口部を備えているが、該開口部は回折光と再生光を重ねホログラムを再生するためのものであり、高さの計測に供するものではない。
特開2005−292802号公報 特開2004−102075号公報
本発明の課題は、2枚のレンズ及びレンズ間に配置された絞りを有するテレセントリック光学系を介して対象物に照射光を照射し、対象物からの反射光を受光する方式の計測装置において、高さ計測器を別途設ける場合と比較して、簡易な構成で対象物の表面の高さの計測が可能な計測装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の計測装置は、対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、前記絞り部を通過した前記照射光を集光すると共に第1の方向から前記対象物に照射する第2のレンズと、前記第2のレンズの焦点面内に設けられると共に前記照射光が前記対象物に照射されて反射し前記第2のレンズを透過した前記対象物における高さの違いを反映して異なる光路を進行する反射光の一部を透過する透過部と、前記透過部を透過した前記異なる光路に対応して異なる位置に入射する前記反射光の一部を受光する受光面を有する第1の受光部と、前記反射光の一部の前記受光面上の位置を用いて前記対象物の表面上の高さを計測する計測部と、を含む
ものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記絞り部は前記第2のレンズの焦点面内に設けられると共に前記照射光を絞る第1の開口部を備え、前記透過部は前記絞り部の一部に設けられた第2の開口部であるものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記発光部は前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数の発光素子を備え、前記計測部は、前記複数の発光素子を順次発光させて複数の前記照射光を前記対象物の異なる位置に照射すると共に複数の前記照射光が前記対象物に照射されて反射し前記第2のレンズを透過した複数の前記反射光の前記受光面上の位置を用いて前記対象物の表面の前記第2の方向の高さ分布を計測するものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記透過部と前記第1の受光部との間に前記反射光の一部を前記第2の方向に集光する集光部をさらに含むものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記対象物と前記発光部とを前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する第3の方向に相対的に移動させる移動部をさらに含み、前記計測部は、前記対象物が前記第3の方向に移動されるように前記移動部を制御しつつ前記第2の方向の高さ分布を計測するものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記第1のレンズと前記第2のレンズは共通の光軸を有すると共に共通の焦点面を有し、前記絞り部は前記共通の焦点面内に配置されたものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記絞り部は、前記光軸の位置に設けられると共に前記照射光を絞る第1の開口部を備え、前記透過部と前記第1の受光部との間に前記反射光の一部を前記第1の開口部から遠ざける方向に折り返す反射鏡をさらに含むものである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の発明において、前記透過部と前記第1の受光部との間に前記照射光と前記反射光とを互いに遮光する遮光部をさらに含むものである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記第2のレンズの焦点面内に配置されると共に前記第2のレンズを透過した前記反射光の他の一部を受光する第2の受光部をさらに含み、前記計測部は、前記第2の受光部の受光結果を用いて前記対象物の表面の状態をさらに計測するものである。
請求項1に記載の発明によれば、2枚のレンズ及びレンズ間に配置された絞りを有するテレセントリック光学系を介して対象物に照射光を照射し、対象物からの反射光を受光する方式の計測装置において、高さ計測器を別途設ける場合と比較して、簡易な構成で対象物の表面の高さの計測が可能な計測装置が提供される、という効果が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、絞りの開口部と透過部の開口部とを別の部材上に設ける場合と比較して、絞りの開口部と透過部の開口部との位置関係が容易に設定される、という効果が得られる。
請求項3に記載の発明によれば、単一の発光素子を発光させて照射光を対象物に照射すると共に反射光の受光面上の位置を用いて対象物の表面の高さを計測する場合と比較して、第2の方向の高さ分布が計測される、という効果が得られる。
請求項4に記載の発明によれば、透過部と第1の受光部との間に反射光の一部を第2の方向に集光する集光部を含まない場合と比較して、第1の受光部が小型化される、という効果が得られる。
請求項5に記載の発明によれば、対象物と発光部とを第3の方向に相対的に移動させる移動部を含まない場合と比較して、対象物の高さ分布が面状に計測される、という効果が得られる。
請求項6に記載の発明によれば、絞り部が第1のレンズと第2のレンズとの共通の焦点面以外の部分に配置された場合と比較して、対象物の高さがより正確に計測される、という効果が得られる。
請求項7に記載の発明によれば、透過部と第1の受光部との間に反射光の一部を第1の開口部から遠ざける方向に折り返す反射鏡を含まない場合と比較して、照射光と反射光との干渉が抑制される、という効果が得られる。
請求項8に記載の発明によれば、透過部と第1の受光部との間に照射光と反射光とを互いに遮光する遮光部を含まない場合と比較して、互いが迷光となり相手側に漏れこむことが抑制される、という効果が得られる。
請求項9に記載の発明によれば、第2のレンズの焦点面内に配置されると共に第2のレンズを透過した反射光の他の一部を受光する第2の受光部を含まない場合と比較して、対象物の表面の状態がさらに計測される、という効果が得られる。
第1の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る計測装置における反射光を示す図である。 第1の実施の形態に係る受光器の構成の一例を示す平面図である。 実施の形態に係る制御部の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態に係る発光器及び受光器の制御を説明するためのタイムチャートである。 実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図である。 実施の形態に係る計測装置の動作原理を説明するための図の一部である。 実施の形態に係る計測装置の動作原理を説明するための図の一部である。 実施の形態に係る計測装置の動作原理を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図の一部である。 第1の実施の形態に係る計測装置の第2の受光器、及び受光スポットを説明するための図である。 第2の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る受光素子の形状を説明するための図である。 第3の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す図である。 第4の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための形態について詳細について説明する。
[第1の実施の形態]
図1ないし図17を参照して、本実施の形態に係る計測装置について詳細に説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る計測装置10の構成の一例について説明する。図1および図2は、計測装置10によって対象物の計測を行う場合の構成を示している。
図1に示すように、計測装置10は、発光器14、光学系30、受光器18、及び制御部20を含んで構成されている。計測装置10は、−X方向に移動する対象物OBの微細領域にZ軸方向から順次光を照射し、各照射光に対する反射光の反射角度分布(光量分布の反射角度依存性)を取得する。取得した反射角度分布を用い、対象物OBの形状の変化や表面状態(シボ、エンボス、表面粗さ、表面欠陥、異物付着等)について、対象物OBとの距離や対象物OBの角度の変動に影響されずに計測がなされる。
より詳細には、図1に示すように、発光器14は、−X方向に移動する対象物OBが通過する計測領域Tに対して、装置上下方向(Z軸方向)の上方に配置されている。また、発光器14は、基板14A上Y軸方向に並べて実装され、−Z方向を発光方向とする複数の発光素子12を備えている。換言すれば、複数の発光素子12は、対象物OBの移動方向(−X方向)に対して直交(交差)する方向に並べられている。なお、図1では、基板14AのY軸方向の一端部(図中右端)に配置された発光素子12を発光素子12Aと表記し、基板14AのY軸方向他端部(図中左端)に配置された発光素子12を発光素子12Bと表記し、基板14Aの中央に配置された発光素子12を発光素子12Cと表記している。
本実施の形態に係る複数の発光素子12は、発光素子12Aから発光素子12Bまで、時間差を設けて順次発光されるように構成され、各発光素子12からの光が対象物OBの異なる位置に個別照射される。そして、対象物OBが計測領域Tにおいて−X方向に移動する間に、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が複数回繰り返されるように構成されている。図1には、発光素子12Cが発光した場合の照射光IFの光束を、図2には、発光素子12Cから出射された照射光IFが対象物OBの表面200で反射された場合の反射光RFの光束を示している。
発光素子12としては特に限定されないが、一例として、面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等が用いられる。
光学系30は、レンズ32、レンズ34、及びレンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40を含み、いわゆる両側テレセントリックレンズとして構成されている。光学系30は、発光器14と対象物OBとの間に配置され、発光素子12から発光された照射光IFを対象物OBに導くと共に、対象物OBで反射された反射光RFを受光器18に導く。つまり、受光器18は、レンズ34から出射された発光素子12からの照射光IFが対象物OBで反射し、再度レンズ34を透過した光束の少なくとも一部を受光するように構成されている。また、本実施の形態では、レンズ32の光軸とレンズ34の光軸とが共通の光軸Mとされ、この光軸Mが、発光器14の発光素子12Cの中心、および後述する開口部42の中心を通っている。
レンズ32は、一例として、平面視で円形状の凸レンズとされ、レンズ32の直径Jは、発光素子12Aから発光素子12BまでのY軸方向の寸法Dより長くされている。そのため、各発光素子12から発光された光のほぼすべてはレンズ32を透過し、レンズ32を透過した光は発散度合を変えられ、平行光とされてレンズ34に向かう。
レンズ34は、一例として、平面視で円形状の凸レンズとされ、本実施の形態では、レンズ34の直径Gは、レンズ32の直径Jより長くされている。そして、レンズ34は、レンズ32から出射されてレンズ34を透過する光束を対象物OBの表面200に向けて集光する。なお、レンズ34の集光点の位置(焦点)を、必ずしも対象物OBの表面200の位置とする必要はない。集光点の位置を表面200の位置からずらし(デフォーカスし)、表面200上における照射光IFの照射径、つまり、対象物OBの照射領域の大きさを調整するようにしてもよい。なお、本実施の形態に係る照射径は、一例として数10μmφである。
絞り40には、略円形状の開口部42が形成されており、この開口部42によって、発光素子12から発光されレンズ32を透過してレンズ34に入射する光束を絞る。より具体的には、絞り40は、板面をX−Y平面に平行とされた板状とされ、絞り40には、光軸Mの周囲でレンズ34側に屈曲して先細りとされた先端部が形成されている。この先端部が、開口部42を構成する開口縁42Aとされており、開口部42によって形成される円形状は光軸Mを中心軸としている。なお、本実施の形態に係る開口部42の直径は、一例として約1mmである。
そして、Z軸方向において、この開口縁42Aとレンズ32との距離F1は、レンズ32の焦点距離f1と略等しくされ、開口縁42Aとレンズ34との距離F2は、レンズ34の焦点距離f2と略等しくされている。
以上のように構成された本実施の形態に係る光学系30は、順次発光された各発光素子12からの光束を、発光素子12の位置によらずに、細く絞られかつ光軸Mに平行な照射光IFとして対象物OBに照射する(図6も参照)。換言すれば、各発光素子12を発光させて走査することにより、細く絞られ互いに平行な略円形の光束(スポット)が対象物OBに個別照射される。さらに、本実施の形態に係る計測装置10では、照射光IFの光束のレンズ34による集光点付近に対象物OBを配置することにより、対象物OBにおける各照射光IFの照射領域がほぼ同径の微細な領域とされている。このことにより、計測装置10では、対象物OBの位置がZ軸方向で上下変動しても、ほぼ同じ照射径で各照射光が照射されるため、対象物OBの像のボケが極めて小さくされる。
受光器18は、複数の受光素子16を含んで構成され、対象物OBで反射され光学系30のレンズ34を透過した反射光RFを受光する。本実施の形態に係る受光器18は、レンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40の、Z軸方向下側に配置されている。
受光素子16としては、特に制限はないが、例えば、フォトダイオード(Photodiode:PD)、電荷結合素子(Charge−Coupled Device:CCD)等が用いられる。
受光器18がレンズ32とレンズ34との間に配置されるため、受光素子16も同様に、レンズ32とレンズ34との間に配置される。ここで、受光素子16がレンズ32とレンズ34との間に配置されるとは、図1に示されるように、レンズ34の外径端(表面R(radius)と裏面Rの仮想接点)を通ってZ軸方向に延びる線Pで構成される円筒面に対し内側に受光素子16が配置されることをいう。
図3(a)に、受光器18の構成の一例を示す。図3(a)は、受光器18を、Z軸方向から見た平面図である。図1に示す受光器18は、図3(a)のX−X’で切断した断面図を表している。図3(a)に示すように、受光器18は、一例として、中央に略円形の開口部18Bを有する略円形の基板18Aの上に、複数の受光素子16(図3(a)では、60個の例が示されている)が面状(アレイ状)に配置されて構成されている。計測装置10では、この複数の受光素子16の全体を受光領域RAとして反射光RFを受光する。受光器18に基板18Aには、反射光RFを透過するための開口部62が設けられている。開口部62の詳細については後述する。
なお、図3(a)では、基板18A上の全面に複数の受光素子16を配置した形態の受光器18を例示しているが、これに限られず、反射光RFの受光範囲等に応じて受光素子16を基板18Aの一部に配置した形態の受光器18としてもよい。
受光領域RAで受光される反射光RFの範囲は、一例として、光軸Mに平行な軸を中心とした角度0°〜40°の範囲の反射光RFである。この反射光RFが受光領域RAで受光されると、各受光素子16の受光光量により立体的な分布が形成される。完全拡散面において反射された場合のように、反射光RFが等方的な場合には、この立体的な分布の、Z軸を含む平面で切断した断面の形状は、図3(b)に示すように略ガウス曲線となる。
なお、図3(b)の横軸の受光素子番号1〜6は、図3(a)に示した受光素子16の番号1〜6に対応している。また、受光領域RAにおける受光素子16と受光素子16との間では反射光RFが受光されないので、実際の出力分布は離散的となるが、図3(b)ではこれを省略して図示している。
さらに、計測装置10では、受光素子16の受光面と開口縁42AとがZ軸方向上同じ位置とされているので、受光素子16の受光面とレンズ34との距離F2は、レンズ34の焦点距離f2と同じ長さとされている。このため、対象物OBの位置がZ軸方向において上下に変動して、あるいは、Y軸方向において左右に変動して、異なる発光素子12からの照射光IFが照射されても、対象物OBへの照射位置が同じである限り、受光領域RAにおける出力分布は常に一定となる。
換言すれば、対象物OBとして照射径程度の大きさの微小な領域を仮定すると、この対象物OBがZ軸方向において上下に、あるいは、Y軸方向において左右に移動した場合、異なる発光素子12による異なる照射光IFで照射され、異なる反射光RFを反射することになるが、本実施の形態に係る計測装置10では、受光領域RAに含まれる受光素子16全体による出力分布は、反射光RFの発生位置によらず常に同じ出力分布となる。
制御部20は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)100、ROM(Read Only Memory)102、およびRAM(Random Access Memory)104を含んで構成されている。CPU100は、計測装置10の全体を統括、制御し、ROM102は、計測装置10の制御プログラム等を予め記憶する記憶手段であり、RAM104は、制御プログラム等のプログラムの実行時のワークエリア等として用いられる記憶手段である。CPU100、ROM102、及びRAM104は、バスBUSによって相互に接続されている。
バスBUSには、発光器14、受光器18、及び対象物OBを移動させるための移動装置(図示省略)を駆動する駆動部52が接続されており、発光器14、受光器18、及び駆動部52の各々は、バスBUSを介してCPU100の制御を受ける。
図5を参照して、制御部20による発光器14及び受光器18の制御について説明する。図5(a)は、上述したように発光器14の発光素子12を順次発光させる場合において、ある発光素子12を発光させるための発光パルス信号P1を、図5(b)は、次の発光素子12を発光させるための発光パルス信号P2を各々示している。図5(a)、(b)に示すように、本実施の形態に係る発光器14の制御では、発光パルス信号P1と発光パルス信号P2との間に、予め定められた期間の無信号(0レベル)時間が設けられている(図5の時刻t2、t4に対応する部分)。図5(c)は、発光パルス信号P1、P2によって発光素子12から発生した照射光IFによる反射光RFを、受光器18で受光する際の読取パルスを示している。この読取パルスにより、受光器18に含まれる全受光素子16(つまり、受光領域RA内の受光素子16)の受光光量が読み取られ、出力分布を示す信号とされる。
まず、発光パルス信号P1によって発生した照射光IFの反射光RFを、時刻t1において全受光素子16で読み取る。いま、全受光素子16の個数をk個とすると、各受光素子16からk個の受光信号Sr(1)、Sr(2)、・・・、Sr(k)が得られる。次に、時刻t2において、発光パルス信号P1と発光パルス信号P2との間の0レベルの受光光量を全受光素子16によって読み取る。全受光素子16で読み取られたk個の0レベルの受光信号をSr0(1)、Sr0(2)、・・・、Sr0(k)とする。次に、全受光素子16の反射光RFの受光信号と0レベルの受光信号との差分、すなわち、Sr(1)−Sr0(1)、Sr(2)−Sr0(2)、・・・、Sr(k)−Sr0(k)を算出し、このk個の差分値を受光光量の出力分布とする。発光パルス信号P2以降も同様にして出力分布を算出する。算出された出力分布は、RAM104等の記憶手段に一時的に記憶させてもよい。
なお、上記のように、反射光RFの受光信号から無信号時の受光信号を減算して反射光RFによる出力分布を示す信号を生成するのは、外乱光による影響を除くためであり、外乱光の影響が無視できる場合には、反射光RFの受光信号をそのまま出力分布を示す信号としてもよい。また、この場合には、連続する発光パルス信号の間を空ける必要もなく、さらには、受光するタイミングは読取パルスで決まるので、一部が重なっていてもよい。
次に、図6を参照して、対象物OBの反射特性(例えば、表面の凹凸度合)を計測する場合の計測装置10の動作について説明する。図6(a)ないし(c)は、発光器14の発光素子12A、12C、12Bが順次発光した場合の、照射光IFの光束、及び、照射光IFが対象物OBの表面200で反射し、受光器18に導かれる反射光RFの光束を各々示している。
まず、対象物OBが−X方向に移動して、対象物OBの先端が計測領域Tに進入すると、時間差を設けて各発光素子12が順次発光し、対象物OBに向けて照射光IFが個別照射される。そして、対象物OBの後端が計測領域Tを通り抜けるまで、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が繰り返される。先述したように、この発光素子12の発光制御は、制御部20によって実行される。
各発光素子12で発光された照射光IFの光束は、レンズ32によって、レンズ34の方向に向くようにその発散度合が変えられる。レンズ32によって発散度合が変えられた光束は、絞り40によって絞られる(制限される)。絞り40によって絞られた光束はレンズ34によって集光され、Z軸方向(光軸Mに平行な方向)から対象物OBに照射される。換言すれば、対象物OBは、照射光IFのレンズ34による集光点付近に配置される。本実施の形態に係る照射光は、先述したように、対象物OBの表面200において、一例として数10μmφ程度まで集光される。
対象物OBに照射された照射光IFは、対象物OBの表面200で反射し、反射光RF(図6では、矢印付点線で示されている)を生成する。反射光RFの光束は、レンズ34によって、各受光素子16の方向に向かうように方向が変えられる。レンズ34を透過した反射光RFは、各受光素子16によって受光される。
対象物OBの表面200の状態に応じ、照射光IFは様々な方向に反射されるが、本実施の形態では、先述したように、照射光のIFの表面200への入射点を通る、光軸Mに平行な軸を中心として0°〜40°の角度の範囲の反射光RFを受光する。従って、1個の発光素子12から発光される照射光IFに対応する受光器18の受光領域RAは、略円形となる。図3(a)の受光領域RAは、その一例を示したものである。
各受光素子16で受光された受光信号は、先述したように、制御部20の制御によって、予め定められたタイミングで読み取られる。読み取られた受光信号はRAM104等の記憶手段に一時的に記憶させてもよい。制御部20は、各発光素子12に対応する受光信号(輝度信号)を用いて受光領域RAにおける出力分布(受光プロファイル)を生成する。この出力分布には反射光RFの角度情報が含まれるので、例えば対象物OBの凹凸度合が計測される。
以上詳述したように、本実施の形態に係る計測装置10によれば、発光素子12からの光が対象物OBに向けて個別照射され反射した反射光RFを受光素子16で受光することにより、対象物OBの形状の変化や表面状態等が精密に計測される。
以上のような構成、すなわち、発光部側レンズと対象物側レンズ、及び両レンズの間に設けられた絞りを有するテレセントリック光学系を介して発光部からの照射光を対象物に照射し、対象物からの反射光を受光部で受光する方式の計測装置では、対象物の表面の状態のみならず、対象物の表面の高さを測定する機能へのニーズが高まっている。対象物表面の高さの計測においては、すでに専用の高さ計測器があり、通常はこの高さ計測器を用いて対象物の表面の高さを測定することが考えられる。しかしながら、このような方法では、計測装置の他に高さ計測器を準備すると共に、高さ計測後は取り外す必要もあり、計測作業が煩雑になってしまう。
そこで、本実施の形態では、計測装置10における光学系の特徴を生かし、簡易な変更を加えることにより、対象物表面の高さが計測される計測装置を実現した。すなわち、従来の計測装置において焦点面に配置されている、中央に絞りを有する受光器の基板の一部に開口部を設ける。対象物表面で反射した反射光の一部は対象物側レンズを通過した後、さらに該開口部を通過するが、同じ角度で反射した反射光は、反射点の高さの違いに関わらず開口部を通過する。
しかしながら、この開口部を通過した反射光は、高さhの違いを反映して異なる光路を進行し、開口部より発光部に近い側の仮想面に対する投影を考えると、高さhに応じて反射光が距離disだけ基準位置から移動する。予め、高さhの違いと該違いに応じた距離disをテーブル化しておき、仮想面に別の受光器を配置して距離disを測定すれば、高さhを求めることができる。以上のような考え方に基づいた本実施の形態に係る計測装置によれば、高さ計測器を別途設ける場合と比較して、簡易な構成で対象物の表面の高さの計測が可能な計測装置が提供される。
次に、図7ないし図9を参照して、上述の本実施の形態に係る計測装置10の計測原理についてより詳細に説明する。上述したように、本実施の形態に係る計測装置10では、レンズ32、34の焦点が位置する面(焦点面)に受光器18を配置し、また該焦点面に開口部42を備えている。図7は、図1、2に示す計測装置10を簡略化した図であり、図7では受光器18を省略し、受光器18が配置される位置を、開口部42及び開口部62を備えた焦点面FPとして表わしている。なお、図7ないし図9では、レンズ32の図示を省略している。
図7は、対象物OBの表面の高さhの違いによる反射光RFの違い、及び該違いに基づく高さの計測原理を示している。上述したように、発光器14の発光素子12から照射光IF(図示省略、図6参照)が対象物OBの表面に照射されると、高さhの違いに応じて異なる経路の反射光RFが発生する。すなわち、図7に示すように、対象物OBの表面上の高さh1の部分において反射して反射光RF1を発生し、高さh2の部分に反射して反射光RF2を発生する。なお、図7では、高さh1における対象物OBと、高さh2における対象物OBとを理解のし易さから分けて示しているが両者は同じ対象物OBの高さの違いを表わしている。また、本実施の形態では、高さhを、Z軸上の予め定められた位置を基準(高さh=0)として+Z方向に測っている。つまり、高さh1のほうが高さh2より高い。
本実施の形態に係る計測装置10では、対象物OBの表面上の高さが異なっても、同一の反射角の反射光RFは、レンズ34の異なる位置を透過した後焦点面FPの同じ部分に集光する。従って、対象物OBで反射した後開口部62を通る反射光RFを考えると、対象物OBの高さh1の部分で反射した反射角θの反射光RF1と、高さh2の部分で同じく反射角θで反射した反射光RF2は、共に開口部62に到達する。
しかしながら、開口部62より発光器14に近い側の、光軸Mに垂直な仮想面Rにおける反射光RF1とRF2の到達位置は、反射光RF1とRF2の反射経路の違いを反映して異なる位置となる。換言すえば、対象物OB上の異なる高さにおいて反射した反射光RFは、開口部62を透過後に異なる位置として検出される。つまり、仮想面R上の反射光RF1の位置と、反射光RF2の仮想面R上の位置との距離Δdは、対象物OBの高さh1と、高さh2との高さ差Δh=h1−h2を反映している。すなわち距離Δdと高さ差Δhとの間には1:1の関係がある。
図8に示すように、計測装置10では、焦点面の一部であって受光素子16が存在しない箇所(図3(a)も参照)に開口部62を設け、反射光RFを透過させると共に、仮想面Rの位置に第2の受光器60を配置して反射光RFを受光する。第2の受光器60としては、PD等の受光素子の他に、PSD(Position Sensitive Detector:光位置センサ)等を用いてもよい。
計測装置10における上記の特徴を考慮すれば、高さ情報を反映した反射光RFの第2の受光器60上の相対的な位置を検出することで距離Δdを測定し、その結果を用いて高さhが計測される。対象物OBの表面上の高さhと、第2の受光器60の受光面上の位置との関係は、例えば予め定められた高さhを基準として予め測定し、テーブル化して、ROM102等の記憶手段に記憶させておいてもよい。なお、発光器14の発光素子12を順次発光させても、図8の方向から見た反射光RFの光路は、発光させる発光素子12の如何を問わず同じ光路となる。
一方、図9は、図8を紙面正面視右側から見た場合の計測装置10を示している。図9では、Y軸方向に並ぶ発光素子12(図示省略)を順次発光させた場合の各々の反射光RFを示している。なお、図9では発光素子12が4個の場合を例示しているので、反射光RFはRF1〜RF4(又は、RF1’〜RF4’)の4本である。
図9(a)は対象物OB上の高さh1の部分において反射した反射光RF1、RF2、RF3、RF4Rを、図9(b)は対象物OB上の高さh2の部分において反射した反射光RF1’、RF2’、RF3’、RF4’を、各々示している。順次発光された発光素子12による対象物OB上の照射点、すなわち反射点はY軸方向に並ぶが、図9(a)、(b)に示すように、反射点の位置は高さh1、h2の違いに関わらず同じである。従って、開口部62を通過後の光路は高さh1、h2の違いに関わらず同じ光路となる。
次に、図10ないし図17を参照して、発光素子12の順次発光と、第2の受光器60の受光面における反射光RFの受光スポットとの関係について、より詳細に説明する。図10(a)は図8と同じ方向から見た計測装置10をより簡略化して示した図であり、図10(c)は図9と同じ方向から見た計測装置10をより簡略化して示した図である。図10(b)は、計測装置10を上方(+Z方向)から見た平面図であり、レンズ34、開口部62、及び第2の受光器60の相対的な位置関係を模式的に表わしている。図10(b)のA−A’線断面が図10(a)に相当し、図10(b)のB−B’線断面が図10(c)に相当している。
図11ないし図16は、6個の発光素子12を順次発光させた場合の、図10に示す各方向からみた場合の反射光RF及び第2の受光器60上の受光スポットSを図示している。図11(b)ないし図16(b)では、第2の受光器60受光面Vを図示しており、受光面Vにおける◎は受光スポットSを、○仮想スポットを各々示している。図11ないし図16では、対象物OB上の高さとして高さh1、h2、h3の3種を仮定しており、仮想スポットはこれらの高さの違いに応じて受光スポットSが配置される可能性のある第2の受光器60の受光面V上の位置を示している。
上述したように、本実施の形態に係る複数の発光素子12は−Y方向に順次発光する。
図11(b)は、このうち1番目の発光素子12が発光し照射光IF1を照射した状態を図示している。図11(a)、(c)に示すように、このときの対象物OBの表面上の高さはh1であり、反射角はθである。対象物OBの表面上で反射した反射光RF1は開口部62を通過し、図11(b)に示すように、第2の受光器60の受光面V上に受光スポットS1を形成する。
図12は、対象物OB上の高さが図11と同じ高さh1である場合に2番目の発光素子12が発光した状態を示している。すなわち、図12(b)に示すように2番目の発光素子12が発光すると、2番目の発光素子12による照射光IF2が照射される。照射光IF2が対象物OBの表面で反射されると、図12(a)、(c)に示すように反射光RF2は開口部62を通過し、図12(b)に示すように、第2の受光器60の受光面V上に受光スポットS2を形成する。
図13は、対象物OB上の高さが高さh2(>h1)に変化した場合に3番目の発光素子12が発光した状態を示している。すなわち、図13(b)に示すように3番目の発光素子12が発光すると、3番目の発光素子12による照射光IF3が照射される。照射光IF3が対象物OBの表面で反射されると、図13(a)、(c)に示すように反射光RF3は開口部62を通過し、図13(b)に示すように、第2の受光器60の受光面V上に受光スポットS3を形成する。図13では、対象物OB上の高さが変わっているので、受光スポットS3の形成位置は受光スポットS1、S2の形成位置と異なる。すなわち、図13では、高さh2が高さh1より高いので、受光スポットS3のX軸方向の形成位置は、受光スポットS1、S2に対し+X方向にずれる。
図14は、対象物OB上の高さが再び図11と同じ高さh1である場合に4番目の発光素子12が発光した状態を示している。すなわち、図14(b)に示すように4番目の発光素子12が発光すると、4番目の発光素子12による照射光IF4が照射される。照射光IF4が対象物OBの表面で反射されると、図14(a)、(c)に示すように反射光RF4は開口部62を通過し、図14(b)に示すように、第2の受光器60の受光面V上に受光スポットS4を形成する。受光スポットS4のX軸方向の位置は、受光スポットS1、S2のX軸方向の形成位置と同じである。
図15は、対象物OB上の高さが高さh3(<h1)に変化した場合に5番目の発光素子12が発光した状態を示している。すなわち、図15(b)に示すように5番目の発光素子12が発光すると、5番目の発光素子12による照射光IF5が照射される。照射光IF5が対象物OBの表面で反射されると、図15(a)、(c)に示すように反射光RF5は開口部62を通過し、図15(b)に示すように、第2の受光器60の受光面V上に受光スポットS5を形成する。図15では、対象物OB上の高さh3が図11、図12と異なるので、受光スポットS5のX軸方向における形成位置は受光スポットS1、S2の形成位置と異なる。すなわち、図15では、高さh3が高さh1より低いので、受光スポットS5のX軸方向の形成位置は、受光スポットS1、S2に対し−X方向にずれる。
図16は、対象物OB上の高さが再び図11と同じ高さh1である場合に6番目の発光素子12が発光した状態を示している。すなわち、図16(b)に示すように6番目の発光素子12が発光すると、6番目の発光素子12による照射光IF6が照射される。照射光IF6が対象物OBの表面で反射されると、図16(a)、(c)に示すように反射光RF6は開口部62を通過し、図16(b)に示すように、第2の受光器60の受光面V上に受光スポットS6を形成する。受光スポットS6のX軸方向の位置は、受光スポットS1、S2のX軸方向の形成位置と同じである。
図17(a)は、図11ないし図16に示す計測装置10の動作の結果取得された第2の受光器60の受光面Vにおける受光スポットS1ないしS6をまとめて表わした図であり、図17(b)は、図17(a)から受光スポットS1ないしS6を抜き出し、第2の受光器60と共に示した図である。図17(b)において、X座標X0は高さh1に対応し、X+は高さh2(>h1)に対応し、X−は高さh3(<h1)に対応している。つまり、発光素子12の順次発光によって受光スポットSが+Y方向に移動しつつ、高さhに応じてX軸上の位置が変化する。発光素子12の順次発光の順番が既知であるので、高さh1、h2、h3を知るためには第2の受光器60に3列の受光素子を配置すればよい。以上の原理によって、本実施の形態に係る計測装置10では高さの計測がなされるように構成されている。
図17(b)は、対象物OBをX軸上のある点で固定し、発光素子12を1回順次発光させた結果である。対象物OBをX軸上で次のステップ位置に移動させ、同様に発光素子12を順次発光させると、当該ステップ位置における対象物OBの表面の高さhの状態に応じて、図17(b)とは異なる、例えば図17(c)に示すような受光スポットS1ないしS6が取得される(むろん、図17(b)と同じ受光スポットS1ないしS6が取得される場合もある)。従って、第2の受光器60に配置する受光素子としては、例えばY軸方向に長い3個の受光素子を用いればよい。
なお、本実施の形態では、理解のし易さから、対象物OBの表面上の高さがh1、h2、h3の3つの場合の離散的な受光スポットSが取得される場合を例示して説明したが、実際には種々の連続的な高さに応じた受光スポットSが連続的に取得される場合もある。
この場合は、受光素子として、例えば2次元型のPSDを用いてもよい。
以上の原理によって、本実施の形態に係る計測装置10では高さの計測がなされるように構成されている。従って、本実施の形態に係る計測装置10によれば、2枚のレンズ及びレンズ間に配置された絞りを有するテレセントリック光学系を介して対象物に照射光を照射し、対象物からの反射光を受光する方式の計測装置において、高さ計測器を別途設ける場合と比較して、簡易な構成で対象物の表面の高さの計測がなされる計測装置が提供される。
[第2の実施の形態]
図18及び図19を参照して、本実施の形態に係る計測装置10aについて説明する。本実施の形態は、上記実施の形態に係る計測装置10において受光スポットSを集光させる集光レンズ66、及び集光レンズ66に対応した第2の受光器64を用いた形態である。従って、計測装置10aは計測装置10に対し集光レンズ66を設け、第2の受光器60を第2の受光器64に置き換えた点が異なるだけなので、同様の構成には同じ符号を付し詳細な説明を省略する。
図18(a)は対象物OBの表面の高さがh1の場合の、図18(b)は高さがh2(<h1)の場合の、図9と同じ方向から見た計測装置10aの側面図を各々示している。
ただし、図18(a)、(b)は発光素子12が4個の場合を例示しており、従って、反射光RFも4本となっている。また、図18(c)は対象物OBの表面の高さがh1の場合の、図18(d)は高さがh2(<h1)の場合の、図7と同じ方向から見た計測装置10aの側面図を各々示している。図18(a)〜(d)に示すように、計測装置10aは反射光RFを第2の受光器64に向けて集光する集光レンズ66を備えている。
一方、集光レンズ66がない場合、第2の受光器60の受光面V上の受光スポットSは、上述したように、対象物OBの表面上の高さに応じて図19(a)、(b)に示すような分布をもつ。図19(a)、(b)では4本の反射光RFに応じて、受光スポットSも受光スポットS1〜S4の4個となっている。ただし、図19(a)は高さがh1の場合の受光スポットS1〜S4を示し、図19(b)は高さがh2の場合の受光スポットS1〜S4を示している。本例ではh1>h2なので、図19(a)に示す受光スポットS1〜S4のX軸上の位置は、図19(b)に示す受光スポットS1〜S4のX軸上の位置よりもX軸方向プラス側にある。また、図19(a)、(b)では、第2の受光器60の受光素子として、Y軸方向に長い受光素子を9個設けた例を示している。
ここで、図9を参照すると、発光素子12による反射光RFはY軸方向に広がりをもつので、図19(a)、(b)に示すように、第2の受光器60にはY軸方向に長い受光素子を配置する必要がある。しかしながら、図9に示すように、発光素子12の順次発光による反射光RF1〜RF4の光路は常に同じであり、従って図9の方向から見た第2の受光器60上の位置も同じである。つまり、図18(a)、(b)に示す方向からみた場合、第2の受光器における受光スポットは高さhの情報をもっていない。しかも、制御部20のCPU100は、どの発光素子12を発光させているか認識しているので、各々の発光素子12の発光と、該発光による第2の受光器60における受光スポットとの関係は予め認識している。従って、反射光RF1〜RF4をY軸方向に集光させて第2の受光器60に入射させてもよい。
図18(a)〜(d)に示すように、計測装置10aは、上記点を勘案して集光レンズ66を設けている。すなわち、図18(a)、(b)に示すように、集光レンズ66として、Y軸方向にパワー(集光作用)を有し、図18(c)、(d)示すようにX軸方向にはパワーを有しないレンズ、いわゆるかまぼこ型のレンズ(シリンドリカルレンズ)を用いている。
図19(c)、(d)は、計測装置10aにおける第2の受光器64、及び受光スポットS1〜S4を示している。ただし、図19(c)は高さがh1の場合の受光スポットS1〜S4を示し、図19(d)は高さがh2の場合の受光スポットS1〜S4を示している。従って、図19(c)に示す受光スポットS1〜S4のX軸上の位置は、図19(d)に示す受光スポットS1〜S4のX軸上の位置よりもX軸方向プラス側にある。図19(c)、(d)に示すように、計測装置10aでは受光スポットS1〜S4がほぼ1点に集光されているので、第2の受光器64は、第2の受光器60に比べてY軸方向の長さが短縮されている。つまり、本実施の形態に係る計測装置10aは、上記実施の形態に係る計測装置10と比較して、より小型の第2の受光器ですむ。
[第3の実施の形態]
図20を参照して、本実施の形態に係る計測装置10bについて説明する。計測装置10bは、上記実施の形態に係る計測装置10aに対して第2の受光器64の位置を変え、第2の受光器64と照射光IFとの干渉、あるいは照射光IFと反射光RFとの干渉を抑制した形態である。図20(a)、(b)は本実施の形態に係る計測装置10bを、図20(c)、(d)は計測装置10bとの比較のために計測装置10aを示している。なお、図20(c)は対象物OBの表面の高さがh1の場合を示しており、図20(d)は高さがh2の場合を示している。
ここで、反射光RFの進行方向に垂直な断面の形状は、一般に中心軸付近で光強度が強く周囲にいくほど弱くなるというガウシアン分布(図3(b)参照)を示すことが多い。
そのため、反射角θが大きいほど、すなわち開口部62が光軸Mに近づくほど反射光RFの光強度は大きくなる。従って、図20(c)、(d)に示すように、開口部62を極力光軸M(つまり、開口部42)に近づけたほうが反射光RFの光強度が大きくなり、従ってノイズの影響を受けにくくなる(S/N比が高くなる)。
しかしながら、開口部62を光軸Mに近づけると、図20(c)、(d)に示すように、集光レンズ66や第2の受光器64が光軸Mやレンズ32に近づくことになり、第2の受光器64の端部(図20(c)、(d)では紙面正面視左側の端部)が光軸M付近の照射光IF(図6も参照)に干渉しやすくなる。対象物OBの表面の高さhでみると、図20(c)と(d)との比較で明らかなように、高さhが低いほどこの干渉の影響を受けやすくなる。つまり、反射光RF2の第2の受光器64への入射位置の方が、反射光RF1の第2の受光器64への入射位置より光軸Mに近づく。
そこで、本実施の形態に係る計測装置10bでは、図20(a)に示すように、反射光RF1を光軸Mから遠ざける方向に折り返すミラー68を設け、第2の受光器64を光軸Mから離間させている。反射光RF1の光路の変更に伴い、第2の受光器64の配置方向はX軸を長手にした方向からZ軸方向を長手方向とした方向に変更されている。図20(a)に示す例では、ミラー68から(図20(a)では、一例としてミラー68の反射光RF1の入射点から)第2の受光器64までの距離をd1としている。このことにより、計測装置10bでは反射光RFと照射光IFとの干渉、あるいは第2の受光器64の端部と照射光IFとの干渉が抑制される。
図20(b)は、ミラー68から第2の受光器64までの距離をd2とし、距離d1より長くした計測装置10bを示している。このように、ミラー68から第2の受光器64までの距離を長くすることにより、対象物OBの表面の高さhの計測精度が向上する。ミラー68から第2の受光器64までの距離を長くすると、高さhの違いによる受光スポットSの間隔が拡大し、受光スポットSの分解能、すなわち高さhの分解能が上がるからである。
なお、本実施の形態ではミラー68を集光レンズ66の上方に設ける形態を例示して説明したが、これに限られず、開口部62と集光レンズ66との間に設ける形態としてもよい。
また、本実施の形態では集光レンズ66とミラー68とを別個に設ける形態を例示して説明したが、これに限られず、例えば反射光RF1を光軸Mから遠ざける方向に集光するようなパワーを集光レンズ66に具備させてもよい。このことにより、部品点数がより削減される。
また、本実施の形態では、上記計測装置10aにミラー68を設ける形態を例示して説明したが、これに限られず、上記計測装置10にミラー68を設ける形態としてもよい。
[第4の実施の形態]
図21を参照して、本実施の形態に係る計測装置10cについて説明する。計測装置10cは、上記実施の形態に係る計測装置10bに遮光部材70を設けた形態である。従って、遮光部材70以外の構成は計測装置10bと同様なので、同様の構成には同じ番号を付して詳細な説明を省略する。なお、本実施の形態では遮光部材70を計測装置10bに設ける形態を例示して説明するが、むろん上記実施の形態に係る計測装置10あるいは10aに用いてもよい。
図21(a)、(b)に示す計測装置10cは、図20(a)、(b)に示す計測装置10bに遮光部材70を設けたものである。図20(a)、(b)に示す計測装置10bでは、開口部62の位置によっては照射光IF(図6参照)と反射光RF1とが互いに迷光となり、相手側に漏れ込む可能性も想定される。そこで、計測装置10cでは照射光IFによる迷光、あるいは反射光RFによる迷光が懸念される箇所に遮光部材70を設けている。図21(a)、(b)に示す計測装置10cでは、集光レンズ66に遮光部材70を設ける形態を例示しているが、これに限られず、例えば、集光レンズ66及びミラー68で構成される光学系を覆うように遮光部材70を設けてもよい。
なお、上記各実施の形態では受光器18による対象物OBの表面の状態の計測と、第2の受光器60、64による高さの計測との両方を具備する計測装置の形態を例示して説明したが、これに限られず、例えば高さの計測だけを具備する計測装置の形態としてもよい。この場合は、受光器18を設けず第2の受光器60、64のみを設けた計測装置としてもよい。
また、上記各実施の形態では、対象物OBの全体の、あるいは部分の計測に際し対象物OBを移動する形態を例示して説明したが、これに限られない。対象物OBの全体の、あるいは部分の計測に際しては発光器14と対象物OBとが相対的に移動すればよいので、対象物OBを固定し、発光器14を移動させる形態としてもよい。
10、10a、10b、10c 計測装置
12、12A、12B、12C 発光素子
14 発光器
14A 基板
16 受光素子
18 受光器
18A 基板
18B 開口部
20 制御部
30 光学系
32 レンズ
34 レンズ
40 絞り
42 開口部
42A 開口縁
52 駆動部
60 第2の受光器
62 開口部
64 第2の受光器
66 集光レンズ
68 ミラー
70 遮光部材
100 CPU
102 ROM
104 RAM
200 表面
BUS バス
FP 焦点面
h、h1、h2、h3 高さ
Δh 高さ差
IF 照射光
M 光軸
RF、RF1〜RF6、RF1’〜RF4’ 反射光
OB 対象物
P1、P2 発光パルス信号
R 仮想面
RA 受光領域
S、S1〜S6 スポット
T 計測領域
V 受光面
θ 反射角

Claims (9)

  1. 対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、
    前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、
    前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る絞り部と、
    前記絞り部を通過した前記照射光を集光すると共に第1の方向から前記対象物に照射する第2のレンズと、
    前記第2のレンズの焦点面内に設けられると共に前記照射光が前記対象物に照射されて反射し前記第2のレンズを透過した前記対象物における高さの違いを反映して異なる光路を進行する反射光の一部を透過する透過部と、
    前記透過部を透過した前記異なる光路に対応して異なる位置に入射する前記反射光の一部を受光する受光面を有する第1の受光部と、
    前記反射光の一部の前記受光面上の位置を用いて前記対象物の表面上の高さを計測する計測部と、
    を含む計測装置。
  2. 前記絞り部は前記第2のレンズの焦点面内に設けられると共に前記照射光を絞る第1の開口部を備え、前記透過部は前記絞り部の一部に設けられた第2の開口部である
    請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記発光部は前記第1の方向と交差する第2の方向に配列された複数の発光素子を備え、
    前記計測部は、前記複数の発光素子を順次発光させて複数の前記照射光を前記対象物の異なる位置に照射すると共に複数の前記照射光が前記対象物に照射されて反射し前記第2のレンズを透過した複数の前記反射光の前記受光面上の位置を用いて前記対象物の表面の前記第2の方向の高さ分布を計測する
    請求項1又は請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記透過部と前記第1の受光部との間に前記反射光の一部を前記第2の方向に集光する集光部をさらに含む
    請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記対象物と前記発光部とを前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する第3の方向に相対的に移動させる移動部をさらに含み、
    前記計測部は、前記対象物が前記第3の方向に移動されるように前記移動部を制御しつつ前記第2の方向の高さ分布を計測する
    請求項3又は請求項4に記載の計測装置。
  6. 前記第1のレンズと前記第2のレンズは共通の光軸を有すると共に共通の焦点面を有し、
    前記絞り部は前記共通の焦点面内に配置された
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の計測装置。
  7. 前記絞り部は、前記光軸の位置に設けられると共に前記照射光を絞る第1の開口部を備え、
    前記透過部と前記第1の受光部との間に前記反射光の一部を前記第1の開口部から遠ざける方向に折り返す反射鏡をさらに含む
    請求項6に記載の計測装置。
  8. 前記透過部と前記第1の受光部との間に前記照射光と前記反射光とを互いに遮光する遮光部をさらに含む
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の計測装置。
  9. 前記第2のレンズの焦点面内に配置されると共に前記第2のレンズを透過した前記反射光の他の一部を受光する第2の受光部をさらに含み、
    前記計測部は、前記第2の受光部の受光結果を用いて前記対象物の表面の状態をさらに計測する
    請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の計測装置。
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