JP6547514B2 - 計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、計測装置に関する。
特許文献1には、光源と、該光源から出射される光束を、その光軸に直交する断面において輪帯状パターンの周方向の一部に輪帯欠損部が形成された断面形状を有する測定光束に整形可能な光束整形部と、輪帯欠損部の形成位置を変更する遮光位置変更部と、測定光束を被測定試料の被測定面上に集光する第1の集光光学系と、測定光束のうち、前記被測定試料によって反射された反射光束を集光する第2の集光光学系と、該第2の集光光学系を挟んで、被測定面と光学的に共役な位置関係に配置された開口絞りと、該開口絞りを通過した光束を測光する測光部と、第2の集光光学系によって、被測定面と光学的に共役とされた像面における第2の集光光学系による投影像が観察可能な観察部と、を備える、測光装置が開示されている。特許文献1に開示された測光装置では、計測する光線の欠損部の対策において、この欠損部の形成位置を変更するために遮光部材を移動させている。
特許文献2には、少なくとも一つの共役面にて対象面を像形成するための受理系と、受理系の開口絞りの面又はこれに共役な面である受理系の少なくとも一つの瞳孔面とを備えた器具において、要素的に互いに無関係にコントロールされる少なくとも一つのビーム操作ユニットEMSが、対象面に対し共役な面にて、そして少なくとも一つのEMSが瞳孔面にて配置され、その際、EMSがそれぞれインターフェイスを介して、プログラミングを通じて異なるビーム路を生じ得るように放射線の特性を操作するために、EMSの要素をコントロールする情報技術システムITSと結合されていることを特徴とする器具が開示されている。特許文献2に開示された器具では、計測する光線の欠損部の対策において、照射するビームを移動させて調整している。
特開2014−092366号公報 特表2004−522488号公報
本発明の課題は、2枚のレンズ及びレンズ間に配置された絞りを有するテレセントリック光学系を介して対象物に照射光を照射し、対象物からの反射光を受光する方式の計測装置において、半透過鏡の位置に配慮しない場合と比較して、小型化を達成しつつ受光出力分布の欠落を抑制することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の計測装置は、対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る開口部を有する絞り部と、前記開口部を通過した前記照射光を集光するとともに予め定められた方向から前記対象物に照射する第2のレンズと、前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置され、前記照射光が前記対象物に照射されて反射し前記第2のレンズを透過した反射光の少なくとも一部を受光する第1の受光部と、前記第1のレンズと前記絞り部との間に配置され、かつ前記第1のレンズから出射された前記照射光を前記絞り部に向けて透過させると共に前記開口部を通過した前記反射光を反射させる半透過鏡と、前記半透過鏡で反射された前記反射光を受光する第2の受光部と、前記第1の受光部の受光結果及び前記第2の受光部の受光結果を用いて前記対象物を計測する計測部と、を含むものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記発光部は、前記予め定められた方向と交差する方向に配列された複数の発光素子を含み、前記第1の受光部は、前記予め定められた方向と交差する面内に配置された複数の第1の受光素子を含み、前記第2の受光部は、少なくとも1つの第2の受光素子を含み、前記複数の発光素子の発光タイミングと、前記複数の第1の受光素子及び前記第2の受光素子の受光タイミングとを制御する制御部をさらに含むものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記制御部は、前記複数の発光素子を順次発光させ、前記複数の発光素子の各々の発光ごとに前記複数の第1の受光素子及び前記第2の受光素子が受光するように制御するものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記半透過鏡は、前記照射光の照射方向に対し、前記複数の発光素子の配列方向に平行な軸を中心として傾けて配置されたものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記複数の第1の受光素子の受光面と前記第2のレンズとの距離は前記第2のレンズの焦点距離と等しくされたものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記半透過鏡と前記第2の受光部との間に、前記半透過鏡で反射された前記反射光を前記第2の受光部に向けて集光する第3のレンズをさらに含むものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記計測部は、前記第1の受光部の受光結果と予め定められた係数が乗じられた前記第2の受光部の受光結果とを含めた出力分布を生成し、前記出力分布を用いて前記対象物を計測するものである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の発明において、前記開口部と前記第1のレンズとの距離は前記第1のレンズの焦点距離と等しくされ、かつ前記開口部と前記第2のレンズとの距離は前記第2のレンズの焦点距離と等しくされたものである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記発光部と前記第2の受光部との間に配置され、前記第2の受光部に入射されないように前記照射光を遮光する遮光部材と、前記絞り部の前記発光部側の面上に配置され、前記照射光の反射を防止する反射防止部材と、をさらに含むものである。
請求項1に記載の発明によれば、半透過鏡の位置に配慮しない場合と比較して、小型化を達成しつつ受光出力分布の欠落が抑制される、という効果が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、制御部によって制御しないで発光素子を常時発光させ、受光素子で常時受光される場合と比較して、照射光と反射光とが容易に分離される、という効果が得られる。
請求項3に記載の発明によれば、発光素子を一括して発光させる場合と比較して、発光素子ごとに受光部からの出力分布が取得される、という効果が得られる。
請求項4に記載の発明によれば、半透過鏡が、照射光の照射方向に対し、複数の発光素子の配列方向に垂直な軸を中心として傾けて配置される場合と比較して、半透過鏡を透過させる発光部からの照射光の範囲、あるいは半透過鏡で反射させる反射光の範囲が拡大される、という効果が得られる。
請求項5に記載の発明によれば、第1の受光素子の受光面と第2のレンズとの距離を第2のレンズの焦点距離と異なる長さとした場合と比較して、対象物の位置が上下左右に変動しても、異なる照射光が対象物の同じ位置に照射されて、同じ出力分布が得られる、という効果が得られる。
請求項6に記載の発明によれば、第3のレンズなしで第2の受光部で直接反射光を受光する場合と比較して、第2の受光部が小型化される、という効果が得られる。
請求項7に記載の発明によれば、係数を乗ずることなく第2の受光部の受光結果と第1の受光部の受光結果とを含めた出力分布を生成する場合と比較して、正確な出力分布が取得される、という効果が得られる。
請求項8に記載の発明によれば、開口部と第1のレンズとの距離を第1のレンズの焦点距離と異なる長さとした場合、又は前記開口部と第2のレンズとの距離を第2のレンズの焦点距離と異なる長さとした場合と比較して、テレセントリックレンズが構成される、という効果が得られる。
請求項9に記載の発明によれば、照射光を遮光する遮光部材、あるいは照射光の反射を防止する反射防止部材を有さない場合と比較して、より精度の高い受光出力分布が取得される、という効果が得られる。
第1の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す正面図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す側面図である。 実施の形態に係る受光器の構成の一例を示す平面図である。 実施の形態に係る制御部の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態に係る発光器及び受光器の制御を説明するためのタイムチャートである。 第1の実施の形態に係る計測装置の受光出力分布の計測方法、及び受光出力分布における欠損を説明するための図である。 比較例に係る計測装置の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図である。 第2の実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す正面図である。
[第1の実施の形態]
図1ないし図8を参照して、本実施の形態について詳細に説明する。まず、図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る計測装置10の構成の一例について説明する。
図1に示すように、計測装置10は、発光器14、光学系30、受光器18、集光光学系70、及び制御部20を含んで構成されている。計測装置10は、−X方向に移動する対象物OBの微細領域に、Z軸方向から順次光を照射し、各々の反射光の反射角度分布(光量分布の反射角度依存性)を取得する。取得した反射角度分布を用い、対象物OBの形状の変化や表面状態(シボ、エンボス、表面粗さ、表面欠陥、異物付着等)について、対象物OBとの距離や対象物OBの角度の変動に影響されずに計測がなされる。
より詳細には、図1に示すように、発光器14は、−X方向に移動する対象物OBが通過する計測領域Tに対して、装置上下方向(Z軸方向)の上方に配置されている。また、発光器14は、基板14A上Y軸方向に並べて実装され、−Z方向を発光方向とする複数の発光素子12を備えている。換言すれば、複数の発光素子12は、対象物OBの移動方向(−X方向)に対して直交(交差)する方向に並べられている。なお、図1では、基板14AのY軸方向の一端部(図中右端)に配置された発光素子12を発光素子12Aと表記し、基板14AのY軸方向他端部(図中左端)に配置された発光素子12を発光素子12Bと表記し、基板14Aの中央に配置された発光素子12を発光素子12Cと表記している。
本実施の形態に係る複数の発光素子12は、発光素子12Aから発光素子12Bまで、時間差を設けて順次発光されるように構成され、各発光素子12からの光が対象物OBの異なる位置に順次照射される。そして、対象物OBが計測領域Tにおいて−X方向に移動する間に、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が複数回繰り返されるように構成されている。図2には、発光素子12Cから出射される照射光IFの光束が、図1には、照射光IFが対象物OBの表面200で反射された反射光RFが示されている。
発光素子12としては特に限定されないが、一例として、面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等が用いられる。
光学系30は、レンズ32、レンズ34、及びレンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40を含み、いわゆる両側テレセントリックレンズとして構成されている。光学系30は、発光器14と対象物OBとの間に配置され、発光素子12から発光された照射光を対象物OBに導くと共に、対象物OBで反射された反射光を受光器18に導く。本実施の形態では、レンズ32の光軸とレンズ34の光軸とが共通の光軸Mとされ、この光軸Mが、発光器14の発光素子12Cの中心、及び後述する開口部42の中心を通っている。
レンズ32は、一例として、平面視で円形状の凸レンズとされ、レンズ32の直径J(図2参照)は、発光素子12Aから発光素子12BまでのY軸方向の寸法D(図1参照)より長くされている。そのため、各発光素子12から発光された光のほぼすべてはレンズ32を透過し、レンズ32を透過した光は発散度合を変えられ、平行光とされてレンズ34に向かう。
レンズ34は、一例として、平面視で円形状の凸レンズとされ、本実施の形態では、レンズ34の直径Gは、レンズ32の直径Jより長くされている。そして、レンズ34は、レンズ32から出射されてレンズ34を透過する光束を対象物OBの表面200に向けて集光する。なお、レンズ34の集光点の位置(焦点)を、必ずしも対象物OBの表面200の位置とする必要はない。集光点の位置を表面200の位置からずらし(デフォーカスし)、表面200上における照射光IFの照射径、つまり、対象物OBの照射領域の大きさを調整するようにしてもよい。なお、本実施の形態に係る照射径は、一例として数10μmである。
絞り40には、略円形状の開口部42が形成されており、この開口部42によって、発光素子12から発光されレンズ32を透過してレンズ34に入射する光束を絞る。より具体的には、絞り40は、板面をX−Y平面に平行とされた板状とされ、絞り40には、光軸Mの周囲でレンズ34側に屈曲して先細りとされた先端部が形成されている。この先端部が、開口部42を構成する開口縁42Aとされており、開口部42によって形成される円形状は、光軸Mを中心軸としている。なお、本実施の形態に係る開口部42の直径は、一例として約1mmである。
そして、Z軸方向において、この開口縁42Aとレンズ32との距離F1は、レンズ32の焦点距離f1と略等しくされ、開口縁42Aとレンズ34との距離F2は、レンズ34の焦点距離f2と略等しくされている。
以上のように構成された本実施の形態に係る光学系30は、順次発光された各発光素子12からの光束を、発光素子12の位置によらずに、細く絞られかつ光軸Mに平行な照射光IF(図6参照)として対象物OBに照射する。換言すれば、各発光素子12を発光させて走査することにより、細く絞られ互いに平行な略円形断面の光束が対象物OBに順次照射される。さらに、本実施の形態に係る計測装置10では、照射光IFの光束のレンズ34による集光点付近に対象物OBを配置することにより、対象物OBにおける各照射光IFの照射領域がほぼ同径の微細な領域とされている。このことにより、計測装置10では、対象物OBの位置がZ軸方向で上下変動しても、ほぼ同じ照射径で各照射光が照射されるため、対象物OBの像のボケが極めて小さくされる。
受光器18は、複数の受光素子16を含んで構成され、対象物OBで反射され光学系30のレンズ34を透過した反射光RFを受光する。図1、図2に示すように、本実施の形態に係る受光器18は、レンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40の、Z軸方向下側に配置されている。受光素子16としては、特に制限はないが、例えば、フォトダイオード(Photodiode:PD)、電荷結合素子(Charge−Coupled Device:CCD)等が用いられる。
受光器18がレンズ32とレンズ34との間に配置されるため、受光素子16も同様に、レンズ32とレンズ34との間に配置される。ここで、受光素子16がレンズ32とレンズ34との間に配置されるとは、図2に示されるように、レンズ34の外径端(表面R(radius)と裏面Rの仮想接点)を通ってZ軸方向に延びる線Pで構成される円筒面に対し内側に受光素子16が配置されることをいう。
図3(a)に、受光器18の構成の一例を示す。図3(a)は、受光器18を、Z軸方向から見た平面図である。図1に示す受光器18は、図3(a)のX−X’で切断した断面図を表している。図3(a)に示すように、受光器18は、一例として、中央に略円形の開口部18Bを有する略円形の基板18Aの上に、複数の受光素子16(図3(a)では、60個の例が示されている)が面状(アレイ状)に配置されて構成されている。計測装置10では、この複数の受光素子16の全体を受光領域RAとして反射光RFを受光する。なお、図3(a)では、基板18A上の全面に複数の受光素子16を配置した形態の受光器18を例示しているが、これに限られず、反射光RFの受光範囲等に応じて受光素子16を基板18Aの一部に配置した形態の受光器18としてもよい。
受光領域RAで受光される反射光RFの範囲は、一例として、光軸Mに平行な軸を中心とした角度0°〜40°の範囲の反射光RFである。この反射光RFが受光領域RAで受光されると、各受光素子16の受光光量により立体的な分布が形成される。完全拡散面において反射された場合のように、反射光RFが等方的な場合には、この立体的な分布の、Z軸を含む平面で切断した断面の形状は、図3(b)に示すように略ガウス曲線となる。
なお、図3(b)の横軸の受光素子番号1〜6は、図3(a)に示した受光素子16の番号1〜6である。また、受光領域RAにおける受光素子16と受光素子16との間では反射光RFが受光されないので、実際の出力分布は離散的となるが、図3(b)ではこれを省略して図示している。
さらに、計測装置10では、受光素子16の受光面と開口縁42AとがZ軸方向上同じ位置とされているので、受光素子16の受光面とレンズ34との距離F2は、レンズ34の焦点距離f2と同じ長さとされている。このため、対象物OBの位置がZ軸方向において上下に変動して、あるいは、Y軸方向において左右に変動して、異なる発光素子からの照射光IFが照射されても、対象物OBへの照射位置が同じである限り、受光領域RAにおける出力分布は常に一定となる。
換言すれば、対象物OBとして照射径程度の大きさの微小な領域を仮定すると、この対象物OBがZ軸方向において上下に、あるいは、Y軸方向において左右に移動した場合、異なる発光素子12による異なる照射光IFで照射され、異なる反射光RFを反射することになるが、本実施の形態に係る計測装置10では、受光領域RAに含まれる受光素子16全体による出力分布は、反射光RFの発生位置によらず常に同じ出力分布となる。
制御部20は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)100、ROM(Read Only Memory)102、及びRAM(Random Access Memory)104を含んで構成されている。CPU100は、計測装置10の全体を統括、制御し、ROM102は、計測装置10の制御プログラム等を予め記憶する記憶手段であり、RAM104は、制御プログラム等のプログラムの実行時のワークエリア等として用いられる記憶手段である。CPU100、ROM102、及びRAM104は、バスBUSによって相互に接続されている。
バスBUSには、発光器14、受光器18、及び後述する受光素子54が接続されており、発光器14、受光器18、及び受光素子54の各々は、バスBUSを介してCPU100の制御を受ける。
図5を参照して、制御部20による発光器14、受光器18、及び受光素子54の制御について説明する。図5(a)は、上述したように発光器14の発光素子12を順次発光させる場合において、ある発光素子12を発光させるための発光パルス信号P1を、図5(b)は、次の発光素子12を発光させるための発光パルス信号P2を各々示している。
図5(a)、(b)に示すように、本実施の形態に係る発光器14の制御では、発光パルス信号P1と発光パルス信号P2との間に、予め定められた期間の無信号(0レベル)時間が設けられている(図5の時刻t2、t4に対応する部分)。図5(c)は、発光パルス信号P1、P2によって発光素子12から発生した照射光IFによる反射光RFを、受光器18及び受光素子54(以下、受光器18に含まれる受光素子16の全てと受光素子54とを総称して「全受光素子」という)で受光する際の読取パルスを示している。この読取パルスにより、全受光素子の受光光量が読み取られ、出力分布を示す信号とされる。
まず、発光パルス信号P1によって発生した照射光IFの反射光RFを、時刻t1において全受光素子で読み取る。いま、全受光素子の個数をk個とすると、各受光素子からk個の受光信号Sr(1)、Sr(2)、・・・、Sr(k)が得られる。次に、時刻t2において、発光パルス信号P1と発光パルス信号P2との間の0レベルの受光光量を全受光素子によって読み取る。全受光素子で読み取られたk個の受光信号をSr0(1)、Sr0(2)、・・・、Sr0(k)とする。次に、全受光素子の反射光RFの受光信号と0レベルの受光信号との差分、すなわち、Sr(1)−Sr0(1)、Sr(2)−Sr0(2)、・・・、Sr(k)−Sr0(k)を算出し、このk個の差分値を受光光量の出力分布とする。発光パルス信号P2以降も同様にして出力分布を算出する。なお、本実施の形態では、受光素子54の受光信号に補正係数を乗じ、受光素子16の受光信号と合成するが、この補正の詳細については後述する。
なお、上記のように、反射光RFの受光信号から無信号時の受光信号を減算して反射光RFによる出力分布を示す信号を生成するのは外乱光による影響を除くためであり、外乱光の影響が無視できる場合には、反射光RFの受光信号をそのまま出力分布を示す信号としてもよい。また、この場合には、連続する発光パルス信号の間を空ける必要もなく、さらには、受光するタイミングは読取パルスで決まるので、一部が重なっていてもよい。
一方、集光光学系70は、ハーフミラー50、レンズ52、及び受光素子54を含んで構成され、絞り40の開口部42を透過した反射光RFを集光させる機能を有している。
図6を参照して、対象物OBの反射特性(例えば、表面の凹凸度合)を計測する場合の計測装置10の動作及び集光光学系70の機能について、より詳細に説明する。図6(a)ないし(c)は、集光光学系70が無い状態において、発光器14の発光素子12A、12C、12Bが順次発光した場合の、照射光IF光束、及び、照射光IFが対象物OBの表面200で反射し、受光器18に導かれる反射光RFの光束を各々示している。
まず、対象物OBが−X方向に移動して、対象物OBの先端が計測領域Tに進入すると、時間差を設けて各発光素子12が順次発光し、対象物OBに向けて照射光IFが順次照射される。そして、対象物OBの後端が計測領域Tを通り抜けるまで、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が繰り返される。先述したように、この発光素子12の発光制御は、制御部20によって実行される。
各発光素子12で発光された照射光IFの光束は、レンズ32によって、レンズ34の方向に向くようにその発散度合が変えられる。レンズ32によって発散度合が変えられた光束は、絞り40によって絞られる(制限される)。絞り40によって絞られた光束はレンズ34によって集光され、Z軸方向から対象物OBに照射される。換言すれば、対象物OBは、照射光IFのレンズ34による集光点付近に配置される。本実施の形態に係る照射光は、先述したように、対象物OBの表面200において、一例として数10μmφ程度まで集光される。
対象物OBに照射された照射光IFは、対象物OBの表面200で反射し、反射光RF(図6では、矢印付点線で示されている)を生成する。反射光RFの光束は、レンズ34によって、各受光素子16の方向に向かうように方向が変えられる。レンズ34を透過した反射光RFは、各受光素子16によって受光される。
対象物OBの表面200の状態に応じ、照射光IFは様々な方向に反射されるが、本実施の形態では、先述したように、照射光のIFの表面200への入射点を通る、光軸Mに平行な軸を中心として0°〜40°の角度の範囲の反射光RFを受光する。従って、1個の発光素子12から発光される照射光IFに対応する受光器18の受光領域RAは、略円形となる。図3(a)の受光領域RAは、その一例を示したものである。
各受光素子16で受光された受光信号は、先述したように、制御部20の制御によって、予め定められたタイミングで読み取られる。読み取られた受光信号はRAM等の記憶手段に一時的に記憶されてもよい。制御部20は、各発光素子12に対応する受光信号(輝度信号)を用いて受光領域RAごとの出力分布(受光プロファイル)を生成する。この出力分布には反射光RFの角度情報が含まれるので、例えば対象物OBの凹凸度合が計測される。
ここで、先述したように、本実施の形態に係る受光器18は、基板18Aの中央に、絞り40の開口部42に対応する開口部18Bを有するため、図6の各図のいずれの状態においても、反射光RFの一部である反射光RFd、すなわち、光軸Mに平行な照射光IFに対する反射光及びその周囲の一定範囲の反射光からなる反射光RFdが、この開口部18B及び開口部42を通過してしまう。従って、受光器18の出力分布にはこの反射光RFdに起因する欠損(欠落)が発生し、さらにこの欠損は、多くの場合出力分布(例えば、ガウス分布)の頂点付近に発生する。従って、この反射光RFdを受光する何らかの対策を施すことが望ましい。
上記の、反射光RFdに起因する出力分布欠損を発生させないように構成された比較例に係る計測装置として、図7に示す計測装置90がある。図7を参照し、計測装置90について説明する。なお、図7には、発光素子12Cから発光された照射光IF、及び照射光IFが対象物OBの表面200で反射された反射光RFが示されている。
図7に示すように、計測装置90は、発光器14と、レンズ32、レンズ34、及び絞り92を備えた光学系60と、ハーフミラー94と、受光器98と、を含んで構成されている。計測装置90は、計測装置10の集光光学系70の代わりに、ハーフミラー94を備え、受光器18が受光器98に変更されている。
計測装置10と同様に、発光器14で順次発光された照射光IFは対象物OBの表面200で反射され、反射光RFを生成する。この際、照射光IFは、レンズ32、ハーフミラー94、及びレンズ34を透過して、対象物OBの表面200に到達する。
一方、反射光RFは、図7に示すようにハーフミラー94で反射され、Z−X平面に平行な面内に配列された複数の受光素子96を備えた受光器98に導かれる。各受光素子96の受光面とレンズ34との距離(光路長)は、レンズ34の焦点距離と等しくされている。受光器98は、この複数の受光素子96で受光された反射光RFの受光信号を、出力分布を示す信号として出力する。計測装置90によれば、反射光RFは開口部42に到達する前に光路を変更され、各受光素子96に導かれるので、出力分布における欠損の発生が抑制される。
しかしながら、計測装置90のハーフミラー94は、全ての受光素子96に向かう反射光RFのほぼ全体を反射させるので、形状を大きくする必要がある。ハーフミラー94の形状が大きくなると、絞り92とレンズ34との距離も長くなり、レンズ34の焦点距離も長くなって、計測装置全体の大きさが大きくなってしまう。また、受光器98で受光する光量も、発光素子12から出射した光がハーフミラー94を透過する際に1/2となり、反射光RFがハーフミラー94で反射される際に1/2となるので、結果的に1/4に減衰する。そのため、出力分布における欠損対策を施さない場合と比較して、受光器98の受光感度が劣化してしまう。
そこで、本発明では、集光光学系70を採用して、出力分布における欠損の発生を抑制することとしている。
再び図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る集光光学系70について説明する。
図1及び図2に示すように、集光光学系70は、ハーフミラー50、レンズ52、及び受光素子54を備えている。図2に示すように、各発光素子12から発光された照射光IFは、ハーフミラー50を透過して、対象物OBの表面200に到達する。反射光RFは表面200で反射され、図1に示すように大部分が受光素子16で受光され、反射光RFの一部は、反射光RFdとして開口部42を通過する。開口部42を通過した反射光RFdは、図2に示すようにハーフミラー50で反射され、レンズ52を透過した後、受光素子54で受光される。
ここで、受光素子54は、受光素子16と同じものであってもよいし、例えば、受光感度等が異なる他の種類の受光素子であってもよい。例えば、受光素子54として、受光感度が受光素子16の2倍であるものを用いれば、後述するハーフミラー50の透過率、反射率に起因する受光素子16と受光素子54の光量出力における補正を行わなくてすむ。
図8を参照し、集光光学系70の動作についてより詳細に説明する。図8(b)は、図1に示す正面図の必要部分を抜き出して表した図、図8(a)は、図8(b)のD方向から見た平面図である。
図8(b)に示すように、発光器14において発光素子12A(図1参照)から発光素子12Bまで照射光IFが順次発光されると、各照射光IFに対する反射光が、反射光RFa(光軸Mに平行な反射光のみ示している)から反射光RFbまで、図中の白抜き矢印Sで示す方向に順次発生する。この反射光RFaからRFbまでの反射光(すなわち、反射光RFのうちの一部)が反射光RFdとして開口部42を通過し、ハーフミラー50で反射される。本実施の形態に係る反射光RFdは、一例として、光軸Mに平行な軸を中心として0°〜5°の範囲(光束のX−Y平面に平行な面における断面積)の光である。本実施の形態に係る反射光RFは、先述したように、光軸Mに平行な軸を中心として0°〜40°の範囲の光であるので、反射光RFdの範囲は、反射光RFの範囲のおよそ1/100(≒(tan(5°)/tan(40°)))である。
ハーフミラー50で反射された反射光RFdは、図8(a)に示すように、レンズ52で集光され、白抜き矢印S方向に反射光RFaからRFbと順次受光素子54で受光される。つまり、発光素子12Aから12Bまで順次発光されると、受光器18の受光素子16で反射光RFの一部が受光され、集光光学系70の受光素子54で、受光素子16で受光された反射光RFを補完する他の一部が受光される。受光素子16で受光された受光信号、及び受光素子54で受光された受光信号は、各々RAM104等の記憶手段に一時的に記憶させてもよい。
制御部20のCPU100は、これらの受光信号を合成することにより、図3(b)に示すような欠損のない出力分布を生成する(ただし、先述したように、受光領域RAにおける受光素子16と受光素子16との間では反射光RFが受光されないので、実際の出力分布は離散的となる)。なお、後述するように、受光素子54で受光する反射光の光量は、受光素子16で受光する反射光の光量の1/2となっているので、合成の際には、受光素子54での受光信号の値を2倍にして合成する必要がある。ただし、この2倍という係数は、ハーフミラー50の透過率、反射率に応じて、必要な場合にはさらに補正される。
このように、本実施の形態に係る計測装置10によれば、ハーフミラー50は、一方向に並んだ発光素子12からの照射光IFを透過し、反射光RFの一部を反射させるだけの大きさですむので、外形が小さくてすむ。その結果、計測装置10が小型化される。
また、受光素子54が受光する反射光RFdは、上記比較例に係る計測装置90と同様に、発光素子12からの光がハーフミラー50を透過し、さらにハーフミラー50で反射されて光量が1/4となっている。しかしながら、反射光RFの大部分は受光素子16で受光され、この受光素子16で受光される反射光RFは、発光素子12からの光がハーフミラー50を透過して光量が1/2となった光である。従って、上記比較例に係る計測装置90と比較して、受光器18における受光感度の劣化も抑制される。なお、上記では、ハーフミラー50の透過率及び反射率を各々50%と仮定しているが、この透過率、反射率が50%でない場合には、各々の値に応じて、受光素子16及び受光素子54で受光される光量は上記とは異なってくる。この場合には、実際の透過率、反射率の値に応じて受光素子54の受光光量に対する補正値を2倍から変更すればよい。
ここで、上記実施の形態では、レンズ52を略円形の凸レンズとした形態を例示して説明したが、これに限られない。レンズ52は、図8(a)に示すように、S方向(−Y方向)に走査される反射光RFaからRFbを集光すればよいので、このY軸方向の幅を確保すれば、Z軸方向の幅の狭いレンズとしてもよい。さらには、Z軸方向に集光機能がない、かまぼこ型のシリンドリカルレンズとしてもよい。また、受光素子54の受光領域が、反射光RFaから反射光RFbの範囲の光束を受光できれば、レンズ52は設けなくともよい。
また、上記実施の形態では、図1に示すように、ハーフミラー50の幅を受光器18の直径とほぼ等しくした形態を例示しているが、これに限られない。ハーフミラー50の幅を、発光素子12から順次照射される照射光IFを透過させられるだけの幅、及び反射光RFdを反射させられるだけの幅のいずれか大きい方の幅に設定することにより、集光光学系70がさらに小型化される。
[第2の実施の形態]
図9を参照して、本実施の形態に係る計測装置10Aについて説明する。
図9に示すように、計測装置10Aは、集光光学系70の周囲に遮光部材80、反射防止部材82A、82B(総称する場合は、「反射防止部材82」)が配置されている点のみが、上述した計測装置10と異なる。図9を参照して明らかなように、遮光部材80がないと、発光素子12から照射された照射光IFが迷光となり、開口部42を通過してくる反射光RFdと干渉したり、あるいは受光素子54に直接入射したりする可能性がある。また、反射防止部材82がないと、絞り40等で反射した反射光が迷光となり、反射光RFdと干渉したり、あるいは受光素子54に直接入射したりする可能性がある。このような光のクロストークが発生すると、照射光IFがノイズとなり、反射光RFdの受光素子54による受光光量が変動して、正しい出力分布が得られなくなる。
そこで、本実施の形態では、集光光学系70の上部に、照射光IFを遮光する遮光部材80を設け、絞り40の発光器14側の面に、照射光IFの反射を防止する反射防止部材82Aを設け、同様に絞り40の周囲に、反射防止部材82Bを設けている。遮光部材80、及び反射防止部材82は、例えば、各々遮光処理、反射防止処理が施されたテープを貼り付けて設けてもよい。このことにより、受光素子54の受光における外乱光の影響が抑制されるので、より精度の向上した出力分布が得られる。
なお、上記各実施の形態では、集光光学系70の光軸(ハーフミラー50から受光素子54に向かう光束の光軸)を、発光器14の発光素子12の配列方向と直交する方向(交差する方向)とする形態を例示して説明したが、これに限られず、発光素子12の配列方向と同じ方向とする形態、すなわち、図1、図2に示す集光光学系70をZ軸を中心として90°回転させた形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、集光光学系70の受光素子54を1個配置する形態を例示して説明したが、これに限られず、受光する光束の大きさ等に応じて複数個配置する形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、発光器14として、一方向に一列だけ発光素子12を配列させた形態を例示して説明したが、これに限られず、複数列配列させた形態としてもよい。また、その際列ごとに発光素子12の発光波長を異ならせてもよい。列ごとに発光素子12の発光波長を異ならせて発光させることにより、例えば、対象物OBの表面200における反射光の波長依存性が計測される。
また、上記各実施の形態では、レンズ32、レンズ34、及びレンズ52を略円形の凸レンズとした形態を例示して説明したが、これに限られず、他の形態のレンズ、例えば非球面レンズ等を用いてもよい。さらに、各レンズにおいて、光束が透過されない不要部分を削除してもよい。これにより、計測装置10がさらに小型化される。
10、10A 計測装置
12、12A、12B、12C 発光素子
14 発光器
14A 基板
16 受光素子
18 受光器
18A 基板
18B 開口部
20 制御部
30 光学系
32 レンズ
34 レンズ
40 絞り
42 開口部
42A 開口縁
50 ハーフミラー
52 レンズ
54 受光素子
60 光学系
70 集光光学系
80 遮光部材
82、82A、82B 反射防止部材
90 計測装置
92 絞り
94 ハーフミラー
96 受光素子
98 受光器
100 CPU
102 ROM
104 RAM
200 表面
BUS バス
IF 照射光
M 光軸
OB 対象物
P1〜P4 発光パルス信号
RA 受光領域
RF、RFa、RFb、RFd 反射光
T 計測領域

Claims (9)

  1. 対象物へ照射する照射光を発光する発光部と、
    前記発光部から発光された前記照射光の発散度合いを変える第1のレンズと、
    前記第1のレンズから出射された前記照射光を絞る開口部を有する絞り部と、
    前記開口部を通過した前記照射光を集光するとともに予め定められた方向から前記対象物に照射する第2のレンズと、
    前記絞り部と前記第2のレンズとの間に配置され、前記照射光が前記対象物に照射されて反射し前記第2のレンズを透過した反射光の少なくとも一部を受光する第1の受光部と、
    前記第1のレンズと前記絞り部との間に配置され、かつ前記第1のレンズから出射された前記照射光を前記絞り部に向けて透過させると共に前記開口部を通過した前記反射光を反射させる半透過鏡と、
    前記半透過鏡で反射された前記反射光を受光する第2の受光部と、
    前記第1の受光部の受光結果及び前記第2の受光部の受光結果を用いて前記対象物を計測する計測部と、
    を含む計測装置。
  2. 前記発光部は、前記予め定められた方向と交差する方向に配列された複数の発光素子を含み、
    前記第1の受光部は、前記予め定められた方向と交差する面内に配置された複数の第1の受光素子を含み、
    前記第2の受光部は、少なくとも1つの第2の受光素子を含み、
    前記複数の発光素子の発光タイミングと、前記複数の第1の受光素子及び前記第2の受光素子の受光タイミングとを制御する制御部をさらに含む
    請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記制御部は、前記複数の発光素子を順次発光させ、前記複数の発光素子の各々の発光ごとに前記複数の第1の受光素子及び前記第2の受光素子が受光するように制御する
    請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記半透過鏡は、前記照射光の照射方向に対し、前記複数の発光素子の配列方向に平行な軸を中心として傾けて配置された
    請求項2又は請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記複数の第1の受光素子の受光面と前記第2のレンズとの距離は前記第2のレンズの焦点距離と等しくされた
    請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の計測装置。
  6. 前記半透過鏡と前記第2の受光部との間に、前記半透過鏡で反射された前記反射光を前記第2の受光部に向けて集光する第3のレンズをさらに含む
    請求項1〜請求項5いずれか1項に記載の計測装置。
  7. 前記計測部は、前記第1の受光部の受光結果と予め定められた係数が乗じられた前記第2の受光部の受光結果とを含めた出力分布を生成し、前記出力分布を用いて前記対象物を計測する
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の計測装置。
  8. 前記開口部と前記第1のレンズとの距離は前記第1のレンズの焦点距離と等しくされ、かつ前記開口部と前記第2のレンズとの距離は前記第2のレンズの焦点距離と等しくされた
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の計測装置。
  9. 前記発光部と前記第2の受光部との間に配置され、前記第2の受光部に入射されないように前記照射光を遮光する遮光部材と、
    前記絞り部の前記発光部側の面上に配置され、前記照射光の反射を防止する反射防止部材と、をさらに含む
    請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の計測装置。
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