JP2021144147A - 投影装置 - Google Patents

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Yoshiharu Yamada
祥治 山田
俊夫 勝山
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俊夫 勝山
慧 中尾
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慧 中尾
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Abstract

【課題】レーザーディスプレイとして適切に動作する投影装置の提供。【解決手段】波長の異なる複数の光を出射する光出射部11と、一方走査限界角から他方走査限界角まで、走査角を変更することで所定走査範囲Aを所定方向に走査するスキャナ部13であって、出射された光を走査方向Dに順に配置した状態で出力するスキャナ部13と、スキャナ部13の動作を制御するスキャナ制御部171と、光の出力を制御する発光制御部172と、を備え、スキャナ制御部171がスキャナ部13を一方走査限界角から一方走査限界角よりも第1設定角だけ内側の走査角までの範囲に入る制御をする場合、発光制御部172は光の出力を止めるように制御し、スキャナ部13が一方走査限界角よりも第1設定角だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置は、スキャナ部13が一方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側である。【選択図】図1

Description

本発明は、投影装置に関する。
従来、レーザー光を二次元的に走査させることで使用者に画像を視認させるレーザーディスプレイが知られている。レーザーディスプレイにおいては、一般的にR(赤色)光源、G(緑色)光源、及びB(青色)光源から照射される3色の可視光が互いに近接されて、画像表示部に伝送される。画像表示部は、伝送された光を二次元的に走査することで、投影対象に映像を投影する。例えば、特許文献1には、RGBの各色に対応するレーザー光を近接させて投影する光集積回路が開示されている。
特開2019−35876号公報
ところで、特許文献1は、レーザー光を照射する光集積回路を開示しているが、照射された光を走査する投影装置については、開示していない。そのため、引用文献1は、レーザーディスプレイとしての適切な構成を開示していない。そこで、レーザーディスプレイとして適切に動作させることが可能な装置を提供することができれば好適である。
本発明は、レーザーディスプレイとして適切に動作する投影装置を提供することを目的とする。
本発明は、投影対象に向けて投射される光を走査する投影装置であって、波長の異なる複数の光を出射する光出射部と、一方走査限界角から他方走査限界角まで、走査角を変更することで所定走査範囲を所定方向に走査するスキャナ部であって、出射された光を走査方向に順に配置した状態で出力するスキャナ部と、前記スキャナ部の動作を制御するスキャナ制御部と、光の出力を制御する発光制御部と、を備え、前記スキャナ制御部が前記スキャナ部を前記一方走査限界角から前記一方走査限界角よりも第1設定角だけ内側の走査角までの範囲に入る制御をする場合、前記発光制御部は光の出力を止めるように制御し、前記スキャナ部が前記一方走査限界角よりも前記第1設定角だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置は、前記スキャナ部が前記一方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側である投影装置に関する。
また、前記スキャナ制御部が前記スキャナ部を前記他方走査限界角から前記他方走査限界角よりも第2設定角だけ内側の走査角までの範囲に入る制御をする場合、前記発光制御部は、光の出力を止めるように制御し、前記スキャナ部が前記他方走査限界角よりも前記第2設定角だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置は、前記スキャナ部が前記他方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側であってもよい。
また、前記スキャナ制御部は、前記一方走査限界角から前記他方走査限界角に向けて前記スキャナ部の走査方向を反転し、前記発光制御部は、前記第1設定角において、光の出力を開始するように制御してもよい。
また、前記スキャナ制御部は、前記他方走査限界角から前記一方走査限界角に向けて前記スキャナ部の走査方向を反転し、前記発光制御部は、前記第2設定角において、光の出力を開始するように制御してもよい。
本発明によれば、レーザーディスプレイとして適切に動作する投影装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る投影装置を示す概略図である。 一実施形態の投影装置の走査範囲を示す概略図である。 一実施形態の投影装置の動作の流れを示すフローチャートである。 他の実施形態に係る投影装置の集光レンズ及びスキャナ部を示す概略図である。
以下、本発明の投影装置1に係る一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。
まず、投影装置1の概要について説明する。
投影装置1は、例えば、投影対象T(例えば、スクリーン)に対して所定の像を投影するレーザーディスプレイである。具体的には、投影装置1は、投影対象Tに所定の光を照射するとともに、照射する光を所定の方向に走査することで、投影対象T上に所定の像を描画する。
以下の実施形態において、投影装置1は、走査方向Dに対して並べて配置される複数の光を走査する。また、投影装置1は、所定の角度範囲(例えば、角度2θ、すなわち、+θから−θ)を走査する。投影装置1は、所定の走査角度範囲で光の照射を停止する。これにより、以下の実施形態に係る投影装置1は、レーザーディスプレイとしての適切な動作を図ったものである。ここで、所定の走査角度範囲とは、走査限界角に隣接し、予め定められた角度幅を持つ走査範囲をいう。
投影装置1は、図1に示すように、光出射部11と、集光レンズ12と、スキャナ部13と、描画データ格納部14と、角度情報格納部15と、描画データ取得部16と、動作制御部17と、を備える。投影装置1は、例えば、投影対象Tの走査範囲Aを直線状に往復しながら横断するように光を走査する。また、投影装置1は、走査方向Dに順に配置される複数の光(例えば、B(青色)光、R(赤色)光、及びG(緑色)光)を走査する。
光出射部11は、所定の像を投影するための所定の光を出射する装置である。光出射部11は、波長の異なる複数の光を出射する。本実施形態において、光出射部11は、例えば、R(赤色)光源111、B(青色)光源112、及びG(緑色)光源113として、赤色半導体レーザー、青色半導体レーザー、及び緑色半導体レーザーを有する。また、光出射部11は、それぞれの光源から出射された光を出力ポート117に導く光導波路114,115,116を有する。光出射部11は、R光、B光、及びG光のそれぞれに対応する出力ポート117を有する。すなわち、出力ポート117は、3つ存在する。光導波路114,115,116は、R光、B光、及びG光を対応する出力ポート117に導く。また、R光、B光、及びG光のそれぞれに対応する出力ポート117のうち、隣接する出力ポートは、5〜50μmの間隔で配置される。これにより、光出射部11は、出力ポート117からR光、B光、及びG光を出射する。光出射部11は、R光源111、B光源112、及びG光源113のそれぞれから出射するR光、B光、及びG光を所定の幅(例えば、幅2d)に近接させて出射する。具体的には、光出射部11は、例えば、R光、B光、及びG光の光軸の間隔を5〜200μmの幅に近接させて出射する。また、本実施形態において、光出射部11は、出射方向に交差する幅方向の一方向において、G光、R光、及びB光の順に配置された光を出射する。
集光レンズ12は、例えば、凸レンズである。集光レンズ12は、光出射部11から出射される光の出射方向に配置される。集光レンズ12は、平行な複数の光の光軸の向きを集光する方向に変換する。集光レンズ12は、例えば、平行なR光、B光、及びG光の光軸を後述するスキャナ部13の照射面に集光する方向に変換する。また、集光レンズ12は、入射した複数の光をコリメートビームに変更して出力する。集光レンズ12は、例えば、コーン状に拡がるB光、R光、及びG光をコリメートビームに変更して出力する。
スキャナ部13は、出射した光を投影対象Tに対して走査する装置である。スキャナ部13は、集光レンズ12に対して光の出射方向に重なる位置に配置される。スキャナ部13は、例えば、MEMS走査ミラーを使用することで、集光レンズ12から出射される光の照射方向(走査位置)を変更可能に構成される。すなわち、スキャナ部13は、所定の軸心周りに反射鏡131を往復回転振動させて、投影対象Tに対して出射した光を走査可能に構成される。スキャナ部13は、一方走査限界角(反射鏡131と投影対象Tを結ぶ線であって、走査角の中央を示す線Lから角度−θ)から他方走査限界角(線Lから角度+θ)まで、走査角を変更することで、所定走査範囲Aを所定方向に走査する。
また、スキャナ部13は、出射した光を走査方向Dに順に配置した状態で出力する。スキャナ部13は、例えば、、走査方向Dに沿って光を走査する。本実施形態において、スキャナ部13は、図1に示すように、投影対象Tの平面上の一方向(X軸方向)を走査方向Dとして光を走査する。また、スキャナ部13は、走査方向Dに沿って、B光、R光、及びG光の順に配置した光を出射する。すなわち、スキャナ部13は、入射した光の順序を反転させて出力する。また、本実施形態において、スキャナ部13は、MEMS走査ミラーの走査範囲Aを繰り返し走査する。なお、スキャナ部13は、Y軸方向を走査方向とする他のMEMS走査ミラーを含むが、図1から図3には図示されない。
描画データ格納部14は、例えば、ハードディスク又はメモリ等の記憶媒体である。描画データ格納部14は、所定の像を描画するための描画データを格納する。描画データ格納部14は、例えば、所定の像を描画するために出射される光を生成するための各光源の発光データに関する情報を描画データとして格納する。
角度情報格納部15は、例えば、ハードディスク又はメモリ等の記憶媒体である。角度情報格納部15は、所定の角度範囲で走査方向Dに走査される光のうち、中央に配置される光の第1設定角Δθを角度情報として格納する。ここで、第1設定角Δθは、例えば、一方走査限界角−θ及び他方走査限界角+θの間の走査範囲のうち、複数の光の全てを照射可能な角度への走査範囲の限定、又は角度範囲2θを往復する走査によって過密に照射される折り返し範囲を除去する目的等により予め決定される。そして、第1設定角Δθは、後述するように、光出射部11の出力ポートから出射する光束の幅2d(例えば、15μm)を満足する光出射部11の選択に用いられる。
描画データ取得部16は、例えば、CPUが動作することにより実現される。描画データ取得部16は、描画データ格納部14に格納されている描画データを取得する。
動作制御部17は、例えば、CPUが動作することにより実現される。動作制御部17は、光出射部11の動作を制御するとともに、スキャナ部13の動作を制御する。これにより、動作制御部17は、所定走査範囲Aへの光の照射を制御する。本実施形態において、動作制御部17は、スキャナ制御部171と、発光制御部172と、を備える。
スキャナ制御部171は、スキャナ部13の走査角を制御する。スキャナ制御部171は、例えば、MEMS走査ミラーの動作を制御することで、反射鏡131の反射面の向きを制御する。また、スキャナ制御部171は、MEMS走査ミラーの回転位置(回転角度)の情報を出力可能に構成される。
発光制御部172は、取得された描画データに基づいて光出射部11のR光源、G光源、及びB光源の発光を制御する。発光制御部172は、例えば、時系列的に各光源の発光状態を規定する描画データに基づいて、R光源、G光源、及びB光源の発光を制御する。また、発光制御部172は、例えば、スキャナ制御部171から供給されるスキャナ部13の回転位置(回転角度)の情報に基づいて各光源の発光を制御する。光ビーム走査角度が、一方走査限界角(−θ)から一方走査限界角よりも第1設定角(+Δθ)だけ内側の走査角までの範囲に入る期間、発光制御部172は、光の出力を止めるように各光源を制御する。
光出射部11の出力ポートから出射する光束の幅2dは、スキャナ部13が一方走査限界角(−θ)よりも第1設定角(+Δθ)だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側(後ろ)の光の位置が、スキャナ部13が一方走査限界角(−θ)に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側であるように設定される。ここで、第1設定角Δθと、幅dは、集光レンズ12の焦点距離をfとして、
Δθ>2ArcTan(d/f)
の式で設定される。例えば、2d=15μm、f=10mmである場合、Δθ>5°である。
また、光出射部11の出力ポートから出射する光束の幅2dは、スキャナ部13が他方走査限界角(+θ)よりも第2設定角(−Δθ)だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置が、スキャナ部13が他方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側であるように設定される。すなわち、第1設定角及び第2設定角の絶対値は等しい値になる。
次に、投影装置1の動作について図3を参照して説明する。
まず、描画データ取得部16は、描画データ格納部14から描画データを取得する(ステップS1)。発光制御部172は、取得された描画データに基づいて、光出射部11に光を照射させる(ステップS2)。
スキャナ部13は、集光レンズ12を介して照射された光を投影対象Tに向けて反射する。スキャナ制御部171は、MEMS走査ミラーを動作させ、反射鏡131を回動させる。これにより、スキャナ部13は、投影対象Tに向けて像を走査する(ステップS3)。スキャナ部13は、図2に示すように、出射された光を走査方向Dに順に配置した状態で偏向出力する。具体的には、スキャナ部13は、走査方向Dに沿って、B光、R光、及びG光を順に配置した状態で出力する。すなわち、スキャナ部13は、一方の走査方向Dにおいて、所定の投影位置に対して、B光、R光、及びG光を順に照射させる。また、スキャナ部13は、他方の走査方向Dにおいて、所定の投影位置に対して、G光、R光、及びB光の順に照射させる。また、スキャナ制御部171は、反射鏡131の回転位置(回転角度)を発光制御部172に送る(ステップS4)。
発光制御部172は、反射鏡131の回転位置に応じて、光出射部11による光の照射を制御する。発光制御部172は、例えば、角度情報格納部15から角度情報を読みだして、光出射部11の照射をオン又はオフする角度(第1設定角)を取得する。発光制御部172は、反射鏡131の回転位置が第1設定角に到達しているか否かを判断する(ステップS5)。反射鏡131の回転位置が第1設定角に到達している場合(ステップS5:YES)、処理は、ステップS6に進む。一方。反射鏡131の回転位置が第1設定角に到達していない場合(ステップS5:NO)、処理は、ステップS1に戻る。
ステップS6において、発光制御部172は、光出射部11による光の出射を停止する。発光制御部172は、例えば、図2に示すように、所定の走査方向Dにおいて中心に位置する光の照射限界(一方走査限界角(−θ)+第1設定角(Δθ))として、照射限界内に光の照射を制限する。
すなわち、発光制御部172は、所定の走査方向Dにおいて中心に位置する光の照射限界となる角度を出射停止角度として、光出射部11を制御する。本実施形態において、走査される光が所定の走査方向Dに沿って、B光、R光、及びG光の順に配置されている場合、発光制御部172は、結果的に、R光の到達限界をB光及びG光の照射限界として光出射部11における光源の発光を制御することになる。すなわち、発光制御部172は、一方走査限界角+第1設定角(−θ+Δθ)の走査角で光出射部11による光の出射を停止することにより、実質的には、一方走査限界角−θにおけるG光よりも内側で光の出射を停止することになる。なお、スキャナ部13が一方走査限界角から他方走査限界角に向けて光を走査する場合、発光制御部172は、他方走査限界角(+θ)と第2設定角(−Δθ)とを用いて、上記と同様に光出射部11による光の出射を停止する。これにより、本フローによる処理は、終了する。
このように出力ポートの間隔2dが設定されることによって、R・G・Bいずれかの光が到達できない領域は、投影装置1では利用されなくなる。R光やG光の到達できない領域が投影装置1として利用された場合、当該領域における描画データの再現性が低下する。一実施形態の投影装置1によれば、この様な領域が利用されないので、描画データの再現性の良好な投影装置1を提供できる。
以上、一実施形態に係る投影装置1によれば、以下の効果を奏する。
(1)投影対象Tに向けて投射される光を走査する投影装置1であって、波長の異なる複数の光を出射する光出射部11と、一方走査限界角から他方走査限界角まで、走査角を変更することで所定走査範囲Aを所定方向に走査するスキャナ部13であって、出射された光を走査方向Dに順に配置した状態で出力するスキャナ部13と、スキャナ部13の動作を制御するスキャナ制御部171と、光の出力を制御する発光制御部172と、を備え、スキャナ制御部171がスキャナ部13を一方走査限界角から一方走査限界角よりも第1設定角だけ内側の走査角までの範囲に入る制御をする場合、発光制御部172は光の出力を止めるように制御し、スキャナ部13が一方走査限界角よりも第1設定角だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置は、スキャナ部13が一方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側である。
これにより、走査方向Dにおいて、最も後方に配置される光の到達限界角度を第1設定角として、第1設定角を超える走査では光出射部11による光の出射を停止することができる。光の出射を停止することで、第1設定角よりも先では投影対象Tに光が照射されない。したがって、全ての光を照射可能な範囲以外では光を照射しないので、レーザーディスプレイとして適切に動作する投影装置1を提供することができる。
(2) スキャナ制御部171がスキャナ部13を他方走査限界角から他方走査限界角よりも第2設定角だけ内側の走査角までの範囲に入る制御をする場合、発光制御部172は、光の出力を止めるように制御し、スキャナ部13が他方走査限界角よりも第2設定角だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置は、スキャナ部13が他方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側である。これにより、走査方向Dが逆の場合であっても、レーザーディスプレイとして適切に動作する投影装置1を提供することができる。
(3) スキャナ制御部171は、一方走査限界角から他方走査限界角に向けてスキャナ部13の走査方向Dを反転し、発光制御部172は、一方走査限界角から第1設定角だけ走査した角度において、光の出力を開始するように制御する。これにより、一方向走査限界角からの走査角が第1設定角以上になった場合、発光制御部172は、再度、光の出力を開始させる。したがって、よりレーザーディスプレイとして適切に動作する投影装置1を提供することができる。
(4)スキャナ制御部171は、他方走査限界角から一方走査限界角に向けてスキャナ部13の走査方向Dを反転し、
発光制御部172は、他方走査限界角から第2設定角だけ走査した角度において、光の出力を開始するように制御する。これにより、他方走査限界角からの走査角が第2設定角以上になった場合、発光制御部172は、再度、光の出力を開始させる。したがって、よりレーザーディスプレイとして適切に動作する投影装置1を提供することができる。
以上、本開示の投影装置1の好ましい各実施形態につき説明したが、本開示は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態の他の形態として、図4に示すように、光導波路114,115,116を用いずに、R光源111、B光源112、及びG光源113からの光出力を集光レンズ12に直接結合してもよい。
また、上記実施形態において、複数の光について、R光、B光、及びG光を一例として挙げたが、これに制限されない。光出射部11は、他の複数の可視光を出射してもよい。
また、上記実施形態において、光出射部11は、出射される光を遮蔽する遮蔽部(図示せず)を備えてもよい。遮蔽部は、走査方向Dにおいて、走査範囲Aの外部に対応する光ビームが投射対象に到達しないように構成されている。
また、上記実施形態において、光出射部11は、出射する複数の光の間の幅を適宜異ならせて光を出射する構成であってもよい。光出射部11は、例えば、出射する光の波長に合わせて、隣接する他の光との距離を異ならせて光を出射する構成であってもよい。
また、上記実施形態において、集光レンズは、凸レンズとして説明されたがこれに制限されない。集光レンズは、集光素子(例えば、回折格子)等であってもよい。
また、上記実施形態において、スキャナ部13は、X軸方向に走査する例を説明したがこれに制限されない。スキャナ部13は、投影対象TのY軸方向に走査するようにしてもよい。また、スキャナ部13は、X軸方向に走査する反射鏡131と、Y軸方向に走査する反射鏡(図示せず)とを組み合わせて、X軸及びY軸の双方に走査可能であってもよい。
1 投影装置
11 光出射部
13 スキャナ部
171 スキャナ制御部
172 発光制御部
A 走査範囲
D 走査方向
T 投影対象

Claims (4)

  1. 投影対象に向けて投射される光を走査する投影装置であって、
    波長の異なる複数の光を出射する光出射部と、
    一方走査限界角から他方走査限界角まで、走査角を変更することで所定走査範囲を所定方向に走査するスキャナ部であって、出射された光を走査方向に順に配置した状態で出力するスキャナ部と、
    前記スキャナ部の動作を制御するスキャナ制御部と、
    光の出力を制御する発光制御部と、
    を備え、
    前記スキャナ制御部が前記スキャナ部を前記一方走査限界角から前記一方走査限界角よりも第1設定角だけ内側の走査角までの範囲に入る制御をする場合、前記発光制御部は光の出力を止めるように制御し、
    前記スキャナ部が前記一方走査限界角よりも前記第1設定角だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置は、前記スキャナ部が前記一方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側である投影装置。
  2. 前記スキャナ制御部が前記スキャナ部を前記他方走査限界角から前記他方走査限界角よりも第2設定角だけ内側の走査角までの範囲に入る制御をする場合、前記発光制御部は、光の出力を止めるように制御し、
    前記スキャナ部が前記他方走査限界角よりも前記第2設定角だけ内側の走査角に設定されている場合における最も外側の光の位置は、前記スキャナ部が前記他方走査限界角に設定されている場合における最も内側の光の位置よりも内側である請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記スキャナ制御部は、前記一方走査限界角から前記他方走査限界角に向けて前記スキャナ部の走査方向を反転し、
    前記発光制御部は、前記一方走査限界角から前記第1設定角だけ走査した角度において、光の出力を開始するように制御する請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記スキャナ制御部は、前記他方走査限界角から前記一方走査限界角に向けて前記スキャナ部の走査方向を反転し、
    前記発光制御部は、前記他方走査限界角から前記第2設定角だけ走査した角度において、光の出力を開始するように制御する請求項2又は3に記載の投影装置。
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