JP7086612B2 - 傾倒規制構造および包装箱 - Google Patents
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Description
図1ないし図3を参照して、第1実施形態に係る包装箱1の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。図3はブランク5の傾倒規制構造14等を拡大して示す平面図である。
図2に示すように、ブランク5は、直交方向に長い略長方形状に形成されている。ブランク5は、底壁10(第2壁)と、一対の側壁11(第1壁)と、4つの内フラップ12(内壁)と、一対の端壁13(外壁)と、を備えている。
一対の傾倒規制構造14は、端壁13の紙目方向両側に形成されている(図2参照)。なお、一対の傾倒規制構造14は、紙目方向に対称となる形状であるため、以下の説明では、一方の傾倒規制構造14について説明する。
次に、図4および図5を参照して、包装箱1の製造工程について説明する。図4は包装箱1を製造する過程を示す斜視図である。図5は包装箱1を折り畳んだ状態を示す斜視図である。なお、包装箱1は、作業者によって手作業で製造されてもよいし、製函機によって自動または半自動で製造されてもよい。ここでは、一例として、作業者が手作業で包装箱1を製造する場合について説明する。また、以降、説明を簡単にするため、1つの傾倒規制構造14の周辺に着目して説明する。
次に、図1、図6ないし図8を参照して、包装箱1の組立工程について説明する。図6は包装箱1を組み立てる過程を示す斜視図である。図7は包装箱1を組み立てる過程において傾倒規制構造14等を包装箱1の外側から見たときの斜視図である。図8は包装箱1を組み立てる過程において傾倒規制構造14等を包装箱1の内側から見たときの斜視図である。
次に、図11および図12を参照して、第2実施形態に係る包装箱2の構成について説明する。図11は包装箱2の底面側を示す斜視図である。図12は包装箱2のブランク6を示す平面図である。なお、以下の説明では、第1実施形態に係る包装箱1と同様または対応する構成については同一の符号を付し、包装箱1と同様または対応する説明は省略する。
包装箱2は、図12に示すブランク6を組み立てることで形成される。なお、図12は、包装箱2の外面(表面)側を示している。ブランク6は、一対の第1側壁30(第1壁)と、一対の第2側壁31(第2壁)と、継代片32と、一対の内フラップ33(内壁)と、一対の外フラップ34(外壁)と、を備えている。
次に、図12を参照して、包装箱2の製造工程について説明する。また、以降、説明を簡単にするため、1つの傾倒規制構造35の周辺に着目して説明する。
次に、図11、図13および図14を参照して、包装箱2の組立工程について説明する。図13は包装箱2を組み立てる過程を示す斜視図である。図14は包装箱2を組み立てる過程において傾倒規制構造35等を包装箱2の内側から見たときの斜視図である。
2A 周壁
10 底壁(第2壁)
11 側壁(第1壁)
12 内フラップ(内壁)
13 端壁(外壁)
14,35 傾倒規制構造
20,40 傾斜折線
21,41 接着片
22A 第1規制突部
22B 第2規制突部
23,43 補助突部
30 第1側壁(第1壁)
31 第2側壁(第2壁)
33 内フラップ(内壁)
34 外フラップ(外壁)
42 規制突部
G 接着部
L1 第1罫線(第1折曲線)
L2 第2罫線(第2折曲線)
L3 第3罫線(第3折曲線)
P 交点
Claims (7)
- 内壁(12,33)に接着された状態で包装箱(1,2)の内側に折込み可能な外壁(13,34)の折り癖による再度の折込みを規制する傾倒規制構造(14,35)であって、
前記内壁に隣接する前記外壁の基端付近から先端に向かって斜めに延びた状態に形成され、前記外壁を前記包装箱の内側に折り込むために前記外壁を谷折りさせる傾斜折線(20,40)と、
前記傾斜折線よりも前記内壁側に位置する前記外壁の一部として形成され、接着部(G)を介して前記内壁の表面に接着される接着片(21,41)と、
前記傾斜折線から前記接着片に向かって突き出すように形成されている規制突部(22A,22B,42)と、を備え、
前記外壁を折込んだ状態で、前記規制突部は前記接着片から切り抜かれ、前記規制突部の表面が前記内壁の表面に対向し、
前記外壁の折込みを解除する過程で、前記規制突部は、前記内壁に交差する姿勢になりつつ前記内壁の非接着部分と前記接着片との隙間(S)を通過し、
前記外壁の折込みを解除した状態で、前記規制突部は前記接着片から切り抜かれる前の状態に戻り、前記規制突部の裏面が前記接着部を避けた位置で前記内壁の表面に突き当たることで、前記規制突部が前記接着片と前記内壁との間につかえる障害物となって前記傾斜折線での前記外壁の谷折れを規制することを特徴とする傾倒規制構造。 - 前記傾斜折線から前記接着片に向かって突き出すように形成されている補助突部(23,43)を備え、
前記外壁を折込んだ状態で、前記補助突部は前記接着片から切り抜かれ、前記補助突部の表面が前記内壁の表面に対向し、
前記外壁の折込みを解除する過程で、前記補助突部は、前記内壁に交差する姿勢になりつつ前記接着部を避けた位置で前記内壁の表面に接触して前記内壁を前記接着片から離間させて前記隙間を広げ、
前記外壁の折込みを解除した状態で、前記補助突部は前記接着片から切り抜かれる前の状態に戻り、前記補助突部の裏面が前記内壁の表面に突き当たることを特徴とする請求項1に記載の傾倒規制構造。 - 前記内壁は、第1壁(11,30)に第1折曲線(L1)を介して連なった状態に設けられ、前記第1折曲線に沿って前記包装箱の内側に折込まれて前記第1壁に重ねられ、
前記外壁は、前記第1折曲線と交差する方向に延びた第2折曲線(L2)を介して前記第1壁に連接された第2壁(10,31)に、前記第1折曲線の延長線に沿って形成された第3折曲線(L3)を介して連なった状態に設けられ、前記傾斜折線で谷折りされながら前記第3折曲線に沿って前記包装箱の内側に折込まれて前記第2壁に重ねられ、
前記内壁の前記第1折曲線からの延出寸法は、前記第3折曲線から前記補助突部と前記傾斜折線との基端側の交点(P)までの最短距離よりも長く設定されていることを特徴とする請求項2に記載の傾倒規制構造。 - 前記規制突部は、前記傾斜折線に沿って複数形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の傾倒規制構造。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の傾倒規制構造(14,35)を備えていることを特徴とする包装箱。
- 前記内壁(12)に第1折曲線(L1)を介して連なった状態に設けられ、前記第1折曲線に沿って前記包装箱の内側に折込まれた前記内壁と重なる第1壁(11)と、
前記第1壁に前記第1折曲線と交差する方向に延びた第2折曲線(L2)を介して連なった状態に設けられ、且つ前記外壁(13)に前記第1折曲線の延長線に沿って形成された第3折曲線(L3)を介して連なった状態に設けられ、前記傾斜折線で谷折りされながら前記第3折曲線に沿って前記包装箱の内側に折込まれた前記外壁と重なる第2壁(10)と、を備え、
前記第1壁、前記内壁および前記外壁は、それぞれ、前記外壁の折込みを解除した状態で、前記第2壁の周縁部に起立姿勢で配置されることを特徴とする請求項5に記載の包装箱(1)。 - 前記内壁(33)に第1折曲線(L1)を介して連なった状態に設けられ、前記第1折曲線に沿って前記包装箱の内側に折込まれた前記内壁と重なる第1壁(30)と、
前記第1壁に前記第1折曲線と交差する方向に延びた第2折曲線(L2)を介して連なった状態に設けられ、且つ前記外壁(34)に前記第1折曲線の延長線に沿って形成された第3折曲線(L3)を介して連なった状態に設けられ、前記傾斜折線で谷折りされながら前記第3折曲線に沿って前記包装箱の内側に折込まれた前記外壁と重なる第2壁(31)と、を備え、
前記第1壁と前記第2壁とは、交互に複数連ねられて周壁(2A)を形成し、
前記内壁と前記外壁とは、前記外壁の折込みを解除した状態で、前記周壁の一端面を閉塞することを特徴とする請求項5に記載の包装箱(2)。
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JP3107170U (ja) | 2004-08-11 | 2005-01-27 | 佐脇紙器株式会社 | ダンボール箱 |
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Family Cites Families (2)
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JPH0242571Y2 (ja) * | 1986-04-18 | 1990-11-14 |
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2018
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