JP6896512B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱に関する。
内容物を収容し、上下に複数積層可能な包装箱が知られている。
例えば、特許文献1に記載の包装箱は、長方形状の底壁と、底壁の短辺に起立姿勢で設けた一対の端壁と、底壁の長辺に起立姿勢で設けた一対の側壁と、を備えている。端壁の両側には一対の縁壁が連設され、端壁の上端には内壁が連設されている。内壁の両側には、一対の補強壁と一対の折返壁とが順番に連設されている。内壁は端壁との境界で折り畳まれて端壁の内面に重畳され、折返壁は縁壁の内面に重畳される。端壁および内壁に対して縁壁および折返壁を内側に折り曲げると、補強壁が内向きに突出する。
特許第5782577号公報
二重構造の壁が折曲した形状である場合、その内周は外周よりも短くなる。上記した包装箱では、二重構造の壁における外周と内周との差によって、補強壁が圧縮力を受けて突出するように構成されていた。
ここで、二重構造の壁における外周と内周との差は2枚の壁の間隔を広げるほど大きくなり、補強壁の突出量はこの差に比例して増加する。しかしながら、上記した包装箱では、内壁と折返壁とが端壁と縁壁との内面に密着しているため、外周と内周との差が小さく、補強壁の突出量を大きくすることができなかった。補強壁の突出量が小さい場合、運搬中に包装箱内の内容物が移動して補強壁に衝突し、補強壁の突出部分を潰してしまう虞があった。
本発明は、上記課題を解決するために、補強壁の突出量を増加させることができる包装箱を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の包装箱は、底壁と、前記底壁の周縁部に起立姿勢で設けられる第1側壁と、前記第1側壁とは周方向にずれて前記第1側壁に隣接する位置で前記底壁の周縁部に起立姿勢で設けられる第2側壁と、を備え、前記第1側壁は、前記底壁の周縁部から上方に延びた状態に設けられる第1外壁と、前記第1外壁の側端部から前記第2側壁に向かって延びた状態に設けられる外折返壁と、前記第1外壁と前記外折返壁のうち少なくとも一方の上端部から内側に向って延びた状態に設けられる第1額縁部と、前記第1外壁の上端部またはこれに連なった前記第1額縁部の先端部から下方に延びた状態に設けられ、隙間を挟んで内側から前記第1外壁に対向する第1内壁と、前記外折返壁の上端部またはこれに連なった前記第1額縁部の先端部から下方に延びた状態に設けられ、隙間を挟んで内側から前記外折返壁に対向する内折返壁と、前記第1内壁に第1折曲線を介して連なった状態、且つ前記内折返壁に第2折曲線を介して連なった状態に設けられ、前記第1折曲線と前記第2折曲線とで谷折れした状態で内側に向かって突出する補強壁と、を含んでいる。
この場合、前記第2側壁は、前記底壁の周縁部から上方に延びた状態に設けられ、外側から前記外折返壁に対向する第2外壁と、前記第2外壁の上端部から内側に向って延びた状態に設けられ、上側から前記外折返壁と前記内折返壁との上端部に対向する第2額縁部と、前記第2額縁部の先端部から下方に延びた状態に設けられ、内側から前記内折返壁に対向する第2内壁と、前記第2内壁の側端部から前記第1内壁に向かって延びた状態に設けられ、内側から前記補強壁を覆う保護壁と、を含んでいることが好ましい。
この場合、前記第1額縁部は、前記第1外壁の上端部から内側に向って延びた状態に設けられる外装額縁部と、前記外折返壁の上端部から内側に向って延びた状態に設けられる内装額縁部と、を含み、前記内装額縁部は、前記外装額縁部よりも長い延出寸法に設定され、前記外装額縁部の高さ以下となる位置に設けられることが好ましい。
この場合、前記補強壁には、前記第1折曲線と前記第2折曲線との間で前記第1折曲線および前記第2折曲線と平行に延びた第3折曲線が形成され、前記補強壁は、前記第1折曲線と前記第2折曲線で谷折れし、且つ前記第3折曲線が内側に突き出されつつ山折れした状態で支柱を形成することが好ましい。
本発明によれば、補強壁の突出量を増加させることができる。
本発明の一実施形態に係るトレイを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイのブランクを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るトレイの側壁の組立工程(前半)を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイであって支柱を形成する前の補強壁等を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るトレイの側壁の組立工程(後半)を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイであって支柱を形成した補強壁等を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレイであって支柱を形成した補強壁等を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るトレイの支柱等を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の第1変形例に係るトレイのブランクの一部を示す平面図である。 本発明の一実施形態の第2変形例に係るトレイのブランクの一部を示す平面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書では、方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[トレイの概要]
図1および図2を参照して、包装箱の一例としてのトレイ1について説明する。図1はトレイ1を示す斜視図である。図2はトレイ1のブランク5を示す平面図である。
図1に示すように、トレイ1は、上面に開口部1Aを有し、全体として略直方体状に形成されている。トレイ1は、内容物(図示せず)を収容した状態で上下に複数積層可能に形成されている。トレイ1の内側の四隅部分には、上下方向に延びた4本の支柱25Aが設けられている。支柱25Aは、上方に積載された他のトレイ1の底壁10に突き当たって他のトレイ1を支持する。
トレイ1は、底壁10の周縁部に起立姿勢で設けられる一対の側壁11と一対の端壁12とを備えている。一対の側壁11は底壁10を挟んで幅方向に対向し、一対の端壁12は底壁10を挟んで幅方向に直交する長手方向に対向している。すなわち、端壁12は、側壁11とは周方向に略90度ずれて側壁11に隣接する位置で底壁10の周縁部に起立姿勢で設けられている。
トレイ1は、図2に示すブランク5を組み立てることで形成されている。ブランク5は、1枚の紙製の段ボールシートをダイカッタ等で打ち抜くことで形成されている。段ボールシートは、例えば、波状の中しん9Aの表裏に表ライナ9Bと裏ライナ9C(図3参照)とを貼り合せたものである。なお、図2は、表ライナ9B側を示している。本明細書では、段ボールシートの中しん9Aと平行な方向を「段方向」と呼び、段方向に直交する方向を「流れ方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「段方向」を示し、「Y」は「流れ方向」を示している。
[ブランク]
図2に示すように、ブランク5は、底壁10と、一対の側壁11(第1側壁)と、一対の端壁12(第2側壁)と、を含んでいる。底壁10は、段方向よりも流れ方向に長い略長方形状に形成されている。一対の側壁11は、底壁10の段方向両端部に第1罫線L1を介して連なった状態に設けられている。一対の端壁12は、底壁10の流れ方向両端部に第2罫線L2を介して連なった状態に設けられている。なお、第1罫線L1および第2罫線L2は、それぞれ、段ボールシートを裏ライナ9C側から厚み方向に潰して形成された汎用罫線である。また、一対の側壁11は、底壁10を挟んで段方向に対称に形成されているため、以下、一方(例えば図2で上側)の側壁11について説明する。これと同様の理由で、以下、一対の端壁12のうち一方(例えば図2で右側)の端壁12について説明する。
<底壁>
底壁10には、4つの第1底穴10Aと、2つの第2底穴10Bと、が開口している。4つの第1底穴10Aは、底壁10の段方向両端部において流れ方向両側に離間した位置に形成されている。2つの第2底穴10Bは、底壁10の流れ方向両端部において段方向略中央部に形成されている。第1底穴10Aは第1罫線L1に沿って形成され、第2底穴10Bは第2罫線L2に沿って形成されている。第1底穴10Aは流れ方向に細長い略長方形状に形成され、第2底穴10Bは段方向に細長い略長方形状に形成されている。なお、第2底穴10Bの流れ方向の開口寸法は、第1底穴10Aの段方向の開口寸法よりも大きく設定されている。
<側壁>
側壁11は、全体として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。側壁11は、第1外壁20と、一対の外折返壁21と、第1額縁部22と、第1内壁23と、一対の内折返壁24と、一対の補強壁25と、を含んでいる。第1外壁20は、底壁10の段方向一端部に第1罫線L1を介して連なった状態に設けられている。一対の外折返壁21は、第1外壁20の流れ方向両端部に外側折曲線L10を介して連なった状態に設けられている。第1額縁部22は、外装額縁部22Aと、一対の内装額縁部22Bと、を含んでいる。外装額縁部22Aは、2本の第3罫線L3を介して第1外壁20と第1内壁23との間に設けられている。一対の内装額縁部22Bは、それぞれ、2本の第4罫線L4を介して外折返壁21と内折返壁24との間に設けられている。第1内壁23は、外装額縁部22Aの段方向一端部(先端部)に第3罫線L3を介して連なった状態に設けられている。一対の内折返壁24は、一対の内装額縁部22Bの段方向一端部(先端部)に第4罫線L4を介して連なった状態に設けられている。一対の補強壁25は、第1内壁23と一対の内折返壁24との間に設けられている。なお、外側折曲線L10、第3罫線L3および第4罫線L4は、それぞれ、汎用罫線である。
(第1外壁)
第1外壁20は、底壁10の段方向一端部から段方向外側に向かって延びている。第1外壁20は、第1罫線L1を長辺として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。第1外壁20の段方向の寸法(延出寸法)は、底壁10の段方向の寸法よりも短く(例えば1/3程度)設定されている。
(外折返壁)
一対の外折返壁21は、第1外壁20の流れ方向両端部(側端部)から流れ方向外側に向かって延びている。外折返壁21は、外側折曲線L10を短辺とし、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。詳細は後述するが、外折返壁21の流れ方向中間部分には内装額縁部22Bが形成されており、外折返壁21の流れ方向中間部分の延出寸法(段方向の寸法)は、第1外壁20の延出寸法よりも僅かに短く設定されている。外折返壁21の流れ方向外端部には、略半円状の把持凹部21Aが凹む状態に形成されている。また、外折返壁21において把持凹部21Aよりも段方向内側(下側)には、欠損部21Bが外折返壁21の流れ方向外角部を切り欠くように形成されている。
(外装額縁部)
外装額縁部22Aは、第1外壁20の段方向一端部(先端部)から段方向外側に向かって僅かに延びている。外装額縁部22Aは、第3罫線L3を長辺として流れ方向に細長い略長方形状に形成されている。詳細には、外装額縁部22Aは、基端(第1外壁20側)から先端に向かって流れ方向に僅かに幅狭くなる略台形状に形成されている。このため、外装額縁部22Aの流れ方向両端辺は、基端から先端に向かって互いに接近するように傾斜している。外装額縁部22Aの延出寸法は、段ボールシートの厚さよりも僅かに長く設定されている(例えば10mm程度)。
更に詳細に説明すると、外装額縁部22Aは、2つの分断線対26によって流れ方向に3つに分割されている。2つの分断線対26は、流れ方向において2つの第1底穴10Aに対応して配置されている。分断線対26は、刃物を段ボールシートの厚み方向に貫通させた2本の切断線で構成されている。分断線対26を構成する2本の切断線は、2本の第3罫線L3に直交し、互いに流れ方向に離間して平行に並んでいる。分断線対26(切断線)は、2本の第3罫線L3を超えて第1外壁20および第1内壁23まで延びている。また、この2本の切断線の間には、2本の第3罫線L3は形成されておらず、1本の第5罫線L5が形成されている。第5罫線L5は、2本の第3罫線L3の間隔の略中央で第3罫線L3と平行に延びた汎用罫線である。
(内装額縁部)
一対の内装額縁部22Bは、それぞれ、外折返壁21の段方向一端部(先端部)から段方向外側に向かって僅かに延びている。内装額縁部22Bは、第4罫線L4を長辺として流れ方向に細長い略長方形状に形成されている。内装額縁部22Bの延出寸法は、外装額縁部22Aの延出寸法よりも僅かに長く設定されている(例えば15mm程度)。
第4罫線L4は、外折返壁21の流れ方向両端部を除く中間部分に接続されている。したがって、内装額縁部22Bは、外折返壁21の流れ方向中間部分に設けられ、外装額縁部22Aから流れ方向外側に離間している。一対の内装額縁部22Bの流れ方向両外端部には、分断線27(切断線)が形成されている。分断線27は、2本の第4罫線L4に直交し、2本の第4罫線L4を超えて外折返壁21および内折返壁24まで延びている。また、分断線27よりも流れ方向両外側には、2本の第4罫線L4は形成されておらず、1本の第6罫線L6が形成されている。第6罫線L6は、2本の第4罫線L4の間隔の略中央で第4罫線L4と平行に延びた汎用罫線である。
(第1内壁)
第1内壁23は、外装額縁部22Aの先端部から段方向外側に向かって延びている。第1内壁23は、第3罫線L3と第5罫線L5とを合わせた線を長辺として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。詳細には、第1内壁23は、第1外壁20よりも流れ方向に僅かに短く形成されている。第1外壁20の延出寸法は、第1外壁20の延出寸法と略同一に設定されている。第1内壁23の先端部には、2つの第1底穴10A(2つの分断線対26)に対応する位置に2つの係合突起23Aが形成されている。また、第1内壁23には、一対の係合スリット23Bが先端(下端)から基端(上方)に向かって切り込まれている。一対の係合スリット23Bは、2つの係合突起23Aよりも流れ方向両外側に形成されている。
(内折返壁)
一対の内折返壁24は、一対の内装額縁部22Bの先端部から段方向外側に向かって延びている。内折返壁24は、第4罫線L4と第6罫線L6とを合わせた線を長辺として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。内折返壁24は、外折返壁21よりも流れ方向に短く形成されている。内折返壁24の先端は第1内壁23の先端と揃えられ、且つ内装額縁部22Bは外装額縁部22Aよりも幅広いため、内折返壁24の延出寸法は第1内壁23の延出寸法よりも僅かに短く設定されている。
(補強壁)
一対の補強壁25は、それぞれ、第1内壁23に第1折曲線L11を介して連なった状態、且つ内折返壁24に第2折曲線L12を介して連なった状態に設けられている。一対の補強壁25は、第1折曲線L11(または第2折曲線L12)を長辺とし、段方向に長い略長方形状に形成されている。補強壁25の先端は第1内壁23等の先端と揃えられている。補強壁25は外折返壁21から段方向外側に離間しているため、外折返壁21、外装額縁部22A、内装額縁部22Bおよび補強壁25で囲まれた領域には略長方形状の開口が形成されている。
第1折曲線L11は、外装額縁部22Aの流れ方向外端辺の先端から段方向外側に向かって延びている。第1折曲線L11は、外側折曲線L10よりも僅かに流れ方向内側にずれた位置に形成されている。第2折曲線L12は、内装額縁部22Bの流れ方向内端辺の先端から段方向外側に向かって延びている。補強壁25には、第1折曲線L11と第2折曲線L12との間で第3折曲線L13が形成されている。第3折曲線L13は、外側折曲線L10よりも流れ方向外側にずれた位置に形成されている。第3折曲線L13は、第1折曲線L11と第2折曲線L12との間隔の略中央で、第1折曲線L11および第2折曲線L12と平行に延びている。なお、第1および第2折曲線L11,L12は、段ボールシートを表面から厚み方向に潰して形成された逆罫線上に所定間隔で複数の切断線を形成したリード罫である。また、第3折曲線L13は、汎用罫線上に所定間隔で複数の切断線を形成したリード罫である。
<端壁>
端壁12は、全体として段方向に長い略長方形状に形成されている。端壁12は、第2外壁30と、第2額縁部31と、第2内壁32と、一対の保護壁33と、を含んでいる。第2外壁30は、底壁10の流れ方向一端部に第2罫線L2を介して連なった状態に設けられている。第2額縁部31は、2本の第7罫線L7を介して第2外壁30と第2内壁32との間に設けられている。第2内壁32は、第2額縁部31の流れ方向一端部(先端部)に第7罫線L7を介して連なった状態に設けられている。一対の保護壁33は、第2内壁32の段方向両端部に内側折曲線L14を介して連なった状態に設けられている。なお、第7罫線L7は、汎用罫線上に所定間隔で複数の切断線を形成したリード罫である。内側折曲線L14は、逆罫線上に所定間隔で複数の切断線を形成したリード罫である。
(第2外壁)
第2外壁30は、底壁10の流れ方向一端部から流れ方向外側に向かって延びている。第2外壁30は、第2罫線L2を長辺として段方向に長い略長方形状に形成されている。第2外壁30の流れ方向の寸法(延出寸法)は、第1外壁20の延出寸法と略同一に設定されている。第2外壁30の略中央部には、略楕円形状の把持穴30Aが開口している。
(第2額縁部)
第2額縁部31は、第2外壁30の先端部から流れ方向外側に向かって僅かに延びている。第2額縁部31は、第7罫線L7を長辺として段方向に細長い略長方形状に形成されている。詳細には、第2額縁部31は、第2外壁30の段方向両側を除く段方向中間部分に接続されている。第2額縁部31の延出寸法は、内装額縁部22Bの延出寸法よりも僅かに長く設定されている(例えば21mm程度)。
更に詳細に説明すると、第2額縁部31は、1つの分断線対34によって段方向に2つに分割されている。分断線対34は、2本の切断線で構成され、段方向において第2底穴10Bに対応して配置されている。分断線対34を構成する2本の切断線は、2本の第7罫線L7に直交し、互いに段方向に離間して平行に並んでいる。分断線対34(切断線)は、2本の第7罫線L7を超えて第2外壁30および第2内壁32まで延びている。また、この2本の切断線の間には、2本の第7罫線L7は形成されておらず、1本の第8罫線L8が形成されている。第8罫線L8は、2本の第7罫線L7の間隔の略中央で第7罫線L7と平行に延びている。また、2本の切断線の間には、この2本の切断線の両端部を接続するように2本の第9罫線L9が形成されている。なお、第8罫線L8は汎用罫線上に所定間隔で複数の切断線を形成したリード罫であり、第9罫線L9は汎用罫線である。
(第2内壁)
第2内壁32は、第2額縁部31の先端部から流れ方向外側に向かって延びている。第2内壁32は、第7罫線L7と第8罫線L8(第9罫線L9)とを合わせた線を長辺として段方向に長い略長方形状に形成されている。第2内壁32は、第2外壁30よりも段方向に短く形成されている。第2外壁30の延出寸法は、第2外壁30の延出寸法と略同一に設定されている。
(保護壁)
一対の保護壁33は、第2内壁32の段方向両端部から段方向外側に向かって延びている。保護壁33は、内側折曲線L14を長辺として流れ方向に長い略長方形状に形成されている。保護壁33の段方向外端部には、端折線L15を介して略台形状の摘み片33Aが連続されている。また、摘み片33Aよりも流れ方向外側(下側)となる保護壁33の段方向外端辺は、基端から先端に向かって段方向外側に傾斜した係合凸部33Bを構成している。なお、端折線L15は逆罫線上に所定間隔で複数の切断線を形成したリード罫である。
[組立工程]
次に、図3ないし図8を参照して、トレイ1の組立工程について説明する。図3はトレイ1の側壁11の組立工程(前半)を説明する斜視図である。図4は支柱25Aを形成する前の補強壁25等を示す断面図である。図5はトレイ1の側壁11の組立工程(後半)を説明する斜視図である。図6は支柱25Aを形成した補強壁25等を示す斜視図である。図7は支柱25Aを形成した補強壁25等を示す断面図である。図8は支柱25A等を示す斜視図である。
トレイ1は、裏ライナ9Cを上方に向けたブランク5を適宜折り曲げることで組み立てられる。ここでは、作業者が手作業で組立工程を行う場合について説明する。なお、以下、説明を簡単にするため、1つの側壁11および1つの端壁12の組立工程について説明する。
<側壁の組立工程>
図3に示すように、作業者は、第1外壁20を第1罫線L1に沿って折り曲げ、第1外壁20を底壁10に対して略垂直に立ち上げる。この状態で、第1外壁20は、底壁10の周縁部(長辺)から上方に延びた状態に設けられる。また、一対の外折返壁21も略垂直に起立した姿勢になる。
続いて、作業者は、外装額縁部22Aおよび第1内壁23を第3罫線L3に沿って内側に略直角に折り曲げ、且つ、一対の内装額縁部22Bおよび一対の内折返壁24を第4罫線L4に沿って内側に略直角に折り曲げる。また、作業者は、第1内壁23の2つの係合突起23Aを底壁10の2つの第1底穴10Aに嵌め込む。各額縁部22A,22Bや各壁23,24の折り曲げに伴って、分断線対26の間の第5罫線L5は、相対的に外装額縁部22Aから上方に突き出して第1ガイド突起11Aを構成する。これと同様に、分断線27よりも外側の第6罫線L6は、相対的に内装額縁部22Bから上方に突き出して内包突起11Bを構成する。
この状態で、外装額縁部22Aは第1外壁20の上端部から内側に向って延びた状態に設けられ、内装額縁部22Bは外折返壁21の上端部から内側に向って延びた状態に設けられる。また、第1内壁23は、外装額縁部22A(第1額縁部22)の先端部から下方に延びた状態に設けられる。また、内折返壁24は、内装額縁部22B(第1額縁部22)の先端部から下方に延びた状態に設けられる。
図4に示すように、第1内壁23は隙間G1を挟んで内側から第1外壁20に対向し、内折返壁24は隙間G2を挟んで内側から外折返壁21に対向している。また、補強壁25も隙間を挟んで内側から外折返壁21に対向しているが、補強壁25と外折返壁21との隙間は隙間G1から徐々に隙間G2に広がるように形成されている。なお、内装額縁部22Bは外装額縁部22Aよりも幅広いため、隙間G2は隙間G1よりも大きくなっている。また、各額縁部22A,22Bの幅の違いによって、外折返壁21は第1外壁20よりも僅かに低くなり、内折返壁24は第1内壁23よりも僅かに低くなっている。したがって、内装額縁部22Bは、外装額縁部22Aよりも低い位置(例えば、段ボールシートの厚さだけ低い位置)に設けられている。
次に、図5に示すように、作業者は、一対の外折返壁21を外側折曲線L10に沿って内側に略直角に折り曲げ、且つ、一対の補強壁25(一対の内折返壁24)を第1折曲線L11に沿って内側に略直角に折り曲げる。この状態で、外折返壁21は、第1外壁20の側端部から端壁12に向かって延びた状態に設けられる。また、補強壁25は第1内壁23の側端部から端壁12に向かって延び、内折返壁24は補強壁25の側端部から端壁12に向かって延びた状態に設けられる。なお、この状態で、各折返壁21,24は第2罫線L2上に起立姿勢で配置され、一対の外折返壁21(一対の内折返壁24)の先端部は底壁10の段方向略中央で対向している。
ここで、図4に示すように、第2折曲線L12を基準とすると、外側折曲線L10は間隔D1を隔てて位置し、第1折曲線L11は間隔D2を隔てて位置している。間隔D2は、間隔D1よりも長く設定されている。つまり、第1折曲線L11は、外側折曲線L10から間隔D3(間隔D1と間隔D2の差分)を隔てた位置にオフセットされている。第1外壁20に対して外折返壁21を折り曲げ、且つ第1内壁23に対して補強壁25を折り曲げると、補強壁25は、間隔D1,D2の差(間隔D3)によって圧縮力を受ける。
また、上記したように、第1内壁23は隙間G1を隔てて第1外壁20の内側に位置し、内折返壁24(補強壁25)は隙間G2を隔てて外折返壁21の内側に位置している。さらに、外装額縁部22Aは第1外壁20と第1内壁23とを接続し、内装額縁部22Bは外折返壁21と内折返壁24とを接続している。このため、外折返壁21や補強壁25等を折り曲げたとしても、二重壁構造の側壁11の流れ方向両端はずれることなく揃えられた状態になる。したがって、二重壁構造の側壁11が略U字形状を成すと、その側壁11の内周はその外周よりも短くなる。この結果、図6および図7に示すように、補強壁25は、上記した間隔D1,D2の差の他に、外周と内周との差によっても圧縮力を受け(図6および図7の破線矢印参照)、強度の弱くなった各折曲線L11,L12,L13で折れ曲がる。詳細には、補強壁25は、第1折曲線L11と第2折曲線L12で谷折れし、且つ第3折曲線L13が内側に突き出されつつ山折れした状態で略三角柱状の支柱25Aを形成する。この支柱25Aの上端面は、外装額縁部22Aの上面と略同一平面を形成している。このように、補強壁25は、第3折曲線L13を内向きに突出させることで(図6および図7の実線矢印参照)、側壁11の外周と内周との差を吸収している。
<端壁の組立>
次に、図1に示すように、作業者は、第2外壁30を第2罫線L2に沿って折り曲げ、第2外壁30を底壁10に対して略垂直に立ち上げる。この状態で、第2外壁30は、底壁10の周縁部(短辺)から上方に延びた状態に設けられ、外側から一対の外折返壁21に対向している。また、第2外壁30の把持穴30Aは、一対の外折返壁21の把持凹部21A(図5参照)に略一致している。把持穴30A等は、トレイ1を持ち運ぶユーザが手(指)を掛けるために形成されている。
続いて、作業者は、第2額縁部31および第2内壁32を第7罫線L7に沿って内側に略直角に折り曲げる。すると、外折返壁21、内装額縁部22Bおよび内折返壁24が端壁12によって包み込まれた状態になる。また、分断線対34の間の第8罫線L8は、相対的に第2額縁部31から上方に突き出して第2ガイド突起12Aを構成する。
この状態で、図1および図8に示すように、第2額縁部31は、第2外壁30の上端部から内側に向って延びた状態に設けられ、上側から各外折返壁21と各内折返壁24との上端部に対向している。詳細には、第2額縁部31は、内装額縁部22Bを覆い、支柱25Aの上端面を露出させている。また、第2額縁部31の上面は、内装額縁部22Bを覆った状態で、支柱25Aの上端面(外装額縁部22Aの上面)と略同一平面を形成している。なお、第6罫線L6を突出させた内包突起11Bは、第2ガイド突起12Aの内側に嵌合している。
また、第2内壁32は、第2額縁部31の先端部から下方に延びた状態に設けられ、内側から一対の内折返壁24に対向している。さらに、保護壁33は、第2内壁32の側端部から第1内壁23に向かって延びた状態に設けられる。保護壁33は、内側折曲線L14で谷折れして内側から補強壁25(支柱25A)を覆っている。保護壁33の側端部から延びた摘み片33Aは、端折線L15で谷折れして第1内壁23に接触している。保護壁33の係合凸部33Bは、第1内壁23の係合スリット23Bに挿し込まれ、第2内壁32および保護壁33を固定している。
以上によって、トレイ1の組立作業が完了する。このトレイ1では、側壁11は、第1外壁20と第1内壁23と対向させ、且つ外折返壁21と内折返壁24等とを対向させた二重壁構造に形成されている。また、端壁12は、外折返壁21および内折返壁24等を挟んで第2外壁30と第2内壁32とを対向させた二重壁構造に形成されている。なお、トレイ1を分解するには、作業者は、摘み片33Aを内側に引っ張って係合凸部33Bを係合スリット23Bから離脱させる。その後、上記した組立工程とは逆工程を行うことによってトレイ1を簡単に分解することができる。
このトレイ1は、複数積み重ねることができるようになっている。例えば、下段のトレイ1に上段のトレイ1を積み重ねると、下段のトレイ1の第1ガイド突起11Aが上段のトレイ1の第1底穴10Aに嵌合し、下段のトレイ1の第2ガイド突起12Aが上段のトレイ1の第2底穴10Bに嵌合する。また、上段のトレイ1の底壁10は、下段のトレイ1の外装額縁部22Aの上面、第2額縁部31の上面および支柱25Aの上端面に載置される。以上によって、2つのトレイ1が積み重なると共に連結された状態になる。なお、第2底穴10Bの内部には一対の外折返壁21の欠損部21Bが位置しているため、下段のトレイ1の第2ガイド突起12Aが上段のトレイ1の外折返壁21に干渉することが防止されている。
以上説明した本実施形態に係るトレイ1では、第1内壁23が第1外壁20から内側に離間し、内折返壁24および補強壁25が外折返壁21から内側に離間する構成とした。この構成によれば、第1内壁23等と第1外壁20等とを密着させた場合に比べて、側壁11の外周と内周との差を増加させることができる。これにより、補強壁25が外周と内周との差を吸収するように各折曲線L11,L12,L13で大きく折れ曲がるため、補強壁25の突出量を増加させることができる。この結果、トレイ1内の内容物が衝突する等して補強壁25が潰れることを抑制することができる。
また、本実施形態に係るトレイ1によれば、保護壁33が、突出した補強壁25を覆うため、トレイ1内の内容物が補強壁25に直接衝突することを防止することができる。これにより、補強壁25の潰れを有効に抑制することができる。
また、本実施形態に係るトレイ1では、内装額縁部22Bの延出寸法(隙間G2)を外装額縁部22Aの延出寸法(隙間G1)よりも長くすることによって、組立状態で内装額縁部22Bの位置が外装額縁部22Aの位置よりも低くなる構成とした。この構成によれば、第2額縁部31が上側から内装額縁部22Bを覆った状態において、第2額縁部31と外装額縁部22Aとの段差を少なくすることができる(図8参照)。これにより、外装額縁部22Aの上面と第2額縁部31の上面とを略同一平面上に揃えることができるため、複数のトレイ1を安定して積み重ねることができる。
また、本実施形態に係るトレイ1では、補強壁25が、第1内壁23に対して第1折曲線L11で谷折れすることで、自動的に第2折曲線L12で谷折れし、且つ第3折曲線L13で山折れする構成とした。この構成によれば、略三角柱状の支柱25Aを簡単に形成することができ、トレイ1の圧縮強さを向上させることができる。
なお、本実施形態に係るトレイ1では、内装額縁部22Bの延出寸法(隙間G2)が、外装額縁部22Aの延出寸法(隙間G1)よりも長く(大きく)設定されていたが、これに限らず、外装額縁部22Aの延出寸法と同じであってもよいし、外装額縁部22Aの延出寸法よりも短く(小さく)設定されていてもよい。また、本実施形態に係るトレイ1では、内装額縁部22Bが、外装額縁部22Aよりも低い位置に設けられていたが、これに限らず、外装額縁部22Aと略同一の高さに設けられていてもよい。つまり、内装額縁部22Bは外装額縁部22Aの高さ以下となる位置に設けられていればよい。また、上記した内装額縁部22B、外装額縁部22Aおよび第2額縁部31の各々の延出寸法は一例であって、これに限らず、段ボールシートの厚さや補強壁25の突出量等に応じて適宜変更することができる。
[変形例]
以上説明した本実施形態に係るトレイ1では、外装額縁部22Aが第1外壁20に連続し、内装額縁部22Bが外折返壁21に連続していたが、本発明はこれに限定されない。第1額縁部22は、第1外壁20と外折返壁21のうち少なくとも一方の上端部から内側に向って延びた状態に設けられていればよい。例えば、図9に示すように、第1変形例に係るトレイ1として、内装額縁部22Bを省略してもよい。この場合、内折返壁24は1本の第4罫線L4を介して外折返壁21に接続され、分断線27等は省略されてもよい。また、第1内壁23は第1外壁20に連なった外装額縁部22A(第1額縁部22)の先端部から下方に延び、内折返壁24は外折返壁21の上端部で折り返されて下方に延びた状態に設けられることになる。他にも、例えば、図10に示すように、第2変形例に係るトレイ1として、外装額縁部22Aを省略してもよい。この場合、第1内壁23は1本の第3罫線L3を介して第1外壁20に接続され、分断線対26等は省略されてもよい。また、第1内壁23は第1外壁20の上端部で折り返されて下方に延び、内折返壁24は外折返壁21に連なった内装額縁部22B(第1額縁部22)の先端部から下方に延びた状態に設けられることになる。以上説明した第1および第2変形例に係るトレイ1によれば、補強壁25の突出量を増加させる等の上記したトレイ1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態(第1および第2変形例を含む。以下同じ。)に係るトレイ1では、4本の支柱25A(4つの補強壁25)が形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、支柱25Aは、上方のトレイ1を安定して支持するために、3本以上設けられていることが好ましい。また、支柱25Aは、略三角柱状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、補強壁25が各折曲線L11,L12,L13で略直角に折れ曲がるように各折曲線L11,L12,L13の形成位置を調整し、支柱が略四角柱状に形成されていてもよい(図示せず)。また、他にも、第3折曲線L13を省略し、補強壁25を撓ませることで略半円形断面を有する支柱が形成されていてもよい(図示せず)。さらに、補強壁25には1本の第3折曲線L13が形成されていたが、これに限らず、補強壁25に2本以上の第3折曲線L13を形成してもよい。
また、本実施形態に係るトレイ1では、底壁10が略長方形状に形成され、一対の側壁11と一対の端壁12とが互いに周方向に略90度ずれて配置されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、底壁は、三角形、五角形または六角形等、長方形以外の多角形状や円形状(楕円形状)等に形成されていてもよい(図示せず)。この場合でも、側壁11と端壁12とが互いに隣り合うように底壁の周縁部に配置されることが好ましい。
また、本実施形態に係るトレイ1は、いわゆる額縁トレイであったが、これに限らず、本発明の特徴(第1額縁部22等)を、開口部1Aの一部を覆う桟部材を有する桟付きトレイに適用してもよい。また、トレイ1の開口部1Aを閉塞する蓋体(図示せず)が設けられていてもよい。
また、本実施形態に係るトレイ1は、紙製の段ボールシートで形成されていたが、これに限らず、厚紙や樹脂製の板(シート)等で形成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装箱における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 トレイ(包装箱)
10 底壁
11 側壁(第1側壁)
12 端壁(第2側壁)
20 第1外壁
21 外折返壁
22 第1額縁部
22A 外装額縁部
22B 内装額縁部
23 第1内壁
24 内折返壁
25 補強壁
25A 支柱
30 第2外壁
31 第2額縁部
33 保護壁
G1,G2 隙間
L11 第1折曲線
L12 第2折曲線
L13 第3折曲線

Claims (3)

  1. 底壁(10)と、
    前記底壁の周縁部に起立姿勢で設けられる第1側壁(11)と、
    前記第1側壁とは周方向にずれて前記第1側壁に隣接する位置で前記底壁の周縁部に起立姿勢で設けられる第2側壁(12)と、を備え、
    前記第1側壁は、
    前記底壁の周縁部から上方に延びた状態に設けられる第1外壁(20)と、
    前記第1外壁の側端部から前記第2側壁に向かって延びた状態に設けられる外折返壁(21)と、
    前記第1外壁と前記外折返壁のうち少なくとも一方の上端部から内側に向って延びた状態に設けられる第1額縁部(22)と、
    前記第1外壁の上端部またはこれに連なった前記第1額縁部の先端部から下方に延びた状態に設けられ、隙間(G1)を挟んで内側から前記第1外壁に対向する第1内壁(23)と、
    前記外折返壁の上端部またはこれに連なった前記第1額縁部の先端部から下方に延びた状態に設けられ、隙間(G2)を挟んで内側から前記外折返壁に対向する内折返壁(24)と、
    前記第1内壁に第1折曲線(L11)を介して連なった状態、且つ前記内折返壁に第2折曲線(L12)を介して連なった状態に設けられ、前記第1折曲線と前記第2折曲線とで谷折れした状態で内側に向かって突出する補強壁(25)と、を含み、
    前記第2側壁は、
    前記底壁の周縁部から上方に延びた状態に設けられ、外側から前記外折返壁に対向する第2外壁(30)と、
    前記第2外壁の上端部から内側に向って延びた状態に設けられ、上側から前記外折返壁と前記内折返壁との上端部に対向する第2額縁部(31)と、
    前記第2額縁部の先端部から下方に延びた状態に設けられ、内側から前記内折返壁に対向する第2内壁(32)と、
    前記第2内壁の側端部から前記第1内壁に向かって延びた状態に設けられ、内側から前記補強壁を覆う保護壁(33)と、を含んでいることを特徴とする包装箱(1)。
  2. 前記第1額縁部は、
    前記第1外壁の上端部から内側に向って延びた状態に設けられる外装額縁部(22A)と、
    前記外折返壁の上端部から内側に向って延びた状態に設けられる内装額縁部(22B)と、を含み、
    前記内装額縁部は、前記外装額縁部よりも長い延出寸法に設定され、前記外装額縁部の高さ以下となる位置に設けられることを特徴とする請求項に記載の包装箱。
  3. 前記補強壁には、前記第1折曲線と前記第2折曲線との間で前記第1折曲線および前記第2折曲線と平行に延びた第3折曲線(L13)が形成され、
    前記補強壁は、前記第1折曲線と前記第2折曲線で谷折れし、且つ前記第3折曲線が内側に突き出されつつ山折れした状態で支柱(25A)を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
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