JP7077427B2 - マルチ空調システム - Google Patents
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Description
本発明は、複数の室内機を備えるマルチ空調システムに関する。
従来、異常を報知する機能を有する空気調和装置が知られている。たとえば特開2000-193292号公報(特許文献1)には、空気調和装置に異常が発生した場合に、運転表示ランプを点滅させながらフラップの向きを操作する空気調和装置が開示されている。当該空気調和装置によれば、異常の確認が容易になるとともに、異常に対するメンテナンスを効率よく行なうことができる。
複数の室内機を備えるマルチ空調システムにおいて、特許文献1に開示されている空気調和装置と同様に、各室内機が異常を報知する構成を備える場合、複数の室内機が配置されている空間から異常が発生している室内機を識別することが容易になる。しかし、異常を報知する構成自体が故障等で動作しない場合、当該構成の動作によっては、正常な室内機と異常な室内機とを区別することが困難である。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、マルチ空調システムにおいて、異常が発生している室内機の発見を容易にすることである。
本発明に係るマルチ空調システムは、室外機と、複数の室内機と、制御装置とを備える。室外機は、第1空間に配置されている。複数の室内機は、室外機とともに冷凍サイクルを形成する。複数の室内機は、第1空間とは異なる少なくとも1つの第2空間に送風する。制御装置は、複数の室内機を制御する。複数の室内機の各々は、報知部を含む。複数の室内機の各々は、制御装置からの報知信号に応じて当該室内機の報知部を動作させる。複数の室内機の各々は、当該室内機の識別情報および当該室内機の報知部の動作状態を含む応答信号を制御装置に送信する。報知部の動作は、少なくとも1つの第2空間内のユーザから確認可能である。複数の室内機に含まれる少なくとも1つの室内機に異常が発生した場合、少なくとも1つの室内機の各々は、当該室内機の識別情報を含む異常発生信号を制御装置に送信する。制御装置は、送信済みの報知信号に対応する応答信号によって異常が発生した少なくとも1つの室内機の各々の報知部の動作を確認することができない場合、複数の室内機のうち報知信号が送信されていない室内機に報知信号を送信する。
本発明によれば、送信済みの報知信号に対応する応答信号によって異常が発生した少なくとも1つの室内機の各々の報知部の動作を確認することができない場合、制御装置が複数の室内機のうち報知信号が送信されていない室内機に報知信号を送信して当該室内機の報知部を動作させることにより、異常が発生している室内機の発見を容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るマルチ空調システム100の室内空間の様子を示す図である。図1に示されるように、室内空間(第2空間)には、室内機1A~1Cと、リモートコントローラ2(制御装置)とが配置されている。室内機1A~1Cは、天井Ce1に設置されている。室内機1A~1Cは、図1においては不図示の、室外空間(第1空間)に配置された室外機とともに冷凍サイクルを形成し、室内空間に送風する。なお、図1に示される室内機1A~1Cは、マルチ空調システム100に含まれる複数の室内機の一部である。複数の室内機が配置される空間は、複数であってもよい。
図1は、実施の形態1に係るマルチ空調システム100の室内空間の様子を示す図である。図1に示されるように、室内空間(第2空間)には、室内機1A~1Cと、リモートコントローラ2(制御装置)とが配置されている。室内機1A~1Cは、天井Ce1に設置されている。室内機1A~1Cは、図1においては不図示の、室外空間(第1空間)に配置された室外機とともに冷凍サイクルを形成し、室内空間に送風する。なお、図1に示される室内機1A~1Cは、マルチ空調システム100に含まれる複数の室内機の一部である。複数の室内機が配置される空間は、複数であってもよい。
複数の室内機の各々の吹き出し口には、当該室内機の送風方向を変更するベーン(風向調整板)が設置されている。ベーンは、不図示のモータによって駆動される。室内機1Aは、ベーン11Aおよび12Aを含む。室内機1Bは、ベーン11Bおよび12Bを含む。室内機1Cは、ベーン11Cおよび12Cを含む。各ベーンの動作は、室内空間から視認可能である。
リモートコントローラ2は、室内空間の壁面に設置されている。リモートコントローラ2は、表示部21と、操作部22とを含む。ユーザUs1は、表示部21において、室内温度、運転モード、ならびに各室内機の送風量および送風方向等を確認することができる。ユーザUs1は、操作部22において、室内温度の設定、運転モード、ならびに各室内機の送風量および送風方向等を変更することが可能である。たとえば、ユーザUs1が操作部22において室内機1Aの送風方向を変更した場合、ベーン11Aおよび12Aの向きが変更される。なお、ユーザUs1は、たとえばマルチ空調システム100の整備を行なう作業者を含む。
マルチ空調システム100に含まれる室外機、複数の室内機、およびリモートコントローラ2は、通信ネットワークによって接続されており、互いに通信が可能である。複数の室内機には、リモートコントローラ2との通信に用いられる固有のアドレス(識別情報)がそれぞれ割り当てられている。室内機1A~1Cには、アドレスAd1~Ad3がそれぞれ割り当てられている。
複数の室内機に含まれる少なくとも1つの室内機に異常が発生した場合、異常が発生した室内機の各々は、当該室内機のアドレスおよび異常コードを含む異常発生信号をリモートコントローラ2に送信する。図1においては、異常が発生した室内機1Cが、アドレスAd3および異常コードを含む異常発生信号Ab3をリモートコントローラ2に送信している様子が示されている。
リモートコントローラ2は、異常発生信号Ab3の受信に応じて、異常発生信号Ab3に含まれるアドレスAd3に自動的に報知信号Cm3を送信する。室内機1Cは、報知信号Cm3に応じてベーン11Cおよび12Cを揺動させるとともに、アドレスAd3ならびにベーン11Cおよび12Cの動作状態を含む応答信号Ac3をリモートコントローラ2に送信する。ユーザUs1は、ベーン11Cおよび12Cの揺動によって、ベーン11A,12Aが停止している正常な室内機1Aおよびベーン11B,12Bが停止している正常な室内機1Bから異常な室内機1Cを識別することができる。
ベーンが正常に動作する場合は、ベーンの動作によって正常な室内機と異常な室内機とを区別することができる。しかし、異常な室内機のベーンが故障等で動作しない場合、ベーンの動作によっては正常な室内機と異常な室内機とを区別することが困難である。また、送信済みの報知信号に対応する応答信号を受信することができない場合、リモートコントローラ2と異常な室内機との間の通信に異常が発生し、リモートコントローラ2からの報知信号が当該室内機に届いておらず、当該室内機のベーンが揺動していない可能性がある。
そこで、マルチ空調システム100においては、送信済みの報知信号に対応する応答信号によって異常な室内機の各々のベーンの揺動を確認することができない場合、すべての正常な室内機に報知信号を送信する。その結果、正常な室内機のベーンが揺動する一方、異常な室内機のベーンが停止しているため、ユーザUs1は、室内空間において複数の室内機から異常な室内機を識別することができる。なお、送信済みの報知信号に対応する応答信号によって異常が発生した室内機の各々のベーンの揺動を確認することができない場合には、応答信号にベーンの故障を示す情報が含まれている場合、および送信済みの報知信号に対応する応答信号を受信することができない場合が含まれる。
図2は、図1のマルチ空調システム100において、室内機1Cのベーン11C,12Cが故障している場合を示す図である。図2に示されるように、異常が発生した室内機1Cは、応答信号Ac3Fにベーンの故障を示す情報を加えて、応答信号Ac3Fをリモートコントローラ2に送信する。リモートコントローラ2は、応答信号Ac3Fに応じて、正常な室内機1A,1Bに報知信号Cm1,Cm2をそれぞれ送信する。室内機1Aは、報知信号Cm1に応じて応答信号Ac1をリモートコントローラ2に送信するとともに、ベーン11A,12Aを揺動させる。室内機1Bは、報知信号Cm2に応じて応答信号Ac2をリモートコントローラ2に送信するとともにベーン11B,12Bを揺動させる。ユーザUs1は、ベーン11Cおよび12Cが停止していることによって、ベーン11A,12Aが揺動している正常な室内機1Aおよびベーン11B,12Bが揺動している室内機1Bから異常な室内機1Cを識別することができる。
図3は、図1および図2のリモートコントローラ2において、室内機から異常発生信号が受信された場合に行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。図3に示される処理は、リモートコントローラ2の統合的な処理を行なうメインルーチンによって呼び出される。以下では、ステップを単にSと記載する。
図3に示されるように、リモートコントローラ2は、S101において、受信した異常発生信号に含まれるアドレスに対応する室内機に報知信号を送信し、処理をS102に進める。リモートコントローラ2は、S102において一定時間待機した後、処理をS103に進める。なお、複数の異常発生信号を同時に受信した場合は、最も小さいアドレスから順番に報知信号を当該アドレスに対応する室内機に送信する。
リモートコントローラ2は、S103においてS101において送信した報知信号に対応する応答信号を受信したか否かを判定する。応答信号を受信した場合(S103においてYES)、リモートコントローラ2は、S104に処理を進める。応答信号を受信していない場合(S103においてNO)、リモートコントローラ2は、処理をS105に進める。
リモートコントローラ2は、S104おいて応答信号にベーンが正常であることを示す情報が含まれている否かを判定する。応答信号にベーンが正常であることを示す情報が含まれている場合(S104においてYES)、リモートコントローラ2は、S106において異常な室内機のベーンが揺動していること、異常な室内機のアドレス、および異常コードを表示部21に表示して処理をメインルーチンに返す。応答信号にベーンが異常であることを示す情報が含まれている場合(S104においてNO)、リモートコントローラ2は、S105に処理を進める。
リモートコントローラ2は、S105において異常な室内機に対してベーン停止信号を送信し、処理をS107に進める。リモートコントローラ2は、S107においてすべての正常な室内機に報知信号を送信し、処理をS108に進める。リモートコントローラ2は、S108において一定時間待機した後、処理をS109に進める。
リモートコントローラ2は、S109において、正常な室内機からの応答信号の各々がベーンが正常であることを示す情報を含むか否かを判定する。正常な室内機からの応答信号の各々がベーンが正常であることを示す情報を含む場合(S109においてYES)、リモートコントローラ2は、S110において正常な室内機のベーンが揺動していること、異常な室内機のアドレス、および異常コードを表示部21に表示して処理をメインルーチンに返す。
正常な室内機からの応答信号の中にベーンが異常であることを示す情報を含む応答信号がある場合(S109においてNO)、リモートコントローラ2は、S111においてベーンが停止している正常な室内機のアドレスおよび異常な室内機のアドレスを表示部21に表示して処理をメインルーチンに返す。
図4は、実施の形態1に係るマルチ空調システム100に含まれる室内機において、報知信号が受信された場合に行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。図4に示される処理は、室内機の統合的な処理を行なうメインルーチンによって呼び出される。
図4に示されるように、室内機は、S121においてモータによるベーンの駆動を開始して、処理をS122に進める。室内機は、S122においてベーンが駆動されているか否かを判定する。ベーンが駆動されているか否かは、センサによって取得されたモータの回転に関する信号を用いて機械的あるいは回路的に判定されてもよいし、カメラによって取得されたベーンあるいはモータの映像を用いて判定されてよい。
ベーンが駆動されていない場合(S122においてNO)、室内機は、S123においてモータを停止して、処理をS124に進める。室内機は、S124においてベーンの故障を示す情報を応答信号に加えて、当該応答信号をリモートコントローラ2に送信して処理をメインルーチンに返す。
ベーンが駆動されている場合(S122においてYES)、室内機は、S125においてベーンが正常であることを示す情報を応答信号に加えてリモートコントローラ2に送信し、処理をS126に進める。室内機は、S126においてベーン停止信号を受信したか否かを判定する。
ベーン停止信号を受信していない場合(S126においてNO)、室内機は、S127において一定時間待機した後、処理をS126に戻す、ベーン停止信号を受信した場合(S126においてYES)、室内機は、S128においてベーンを駆動するモータを停止して処理をメインルーチンに返す。
再び図3を参照して、リモートコントローラ2は、異常発生信号の受信に応じて当該異常発生信号に含まれるアドレスに対応する室内機に自動的に報知信号を送信する。リモートコントローラ2は、リモートコントローラ2の操作部22においてユーザUs1によって選択された室内機にも報知信号を送信する。
図5は、操作部22においてユーザによって或る室内機が選択された場合に、図1および図2のリモートコントローラ2において行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。図5に示される処理は、リモートコントローラ2の統合的な処理を行なうメインルーチンによって呼び出される。
図5に示されるように、リモートコントローラ2は、S131においてユーザUs1によって選択された室内機に報知信号を送信し、処理をS132に進める。リモートコントローラ2は、S132において一定時間待機した後、処理をS133に進める。
リモートコントローラ2は、S133においてS131において送信した報知信号に対応する応答信号を受信したか否かを判定する。応答信号を受信した場合(S133においてYES)、リモートコントローラ2は、S134に処理を進める。応答信号を受信していない場合(S133においてNO)、リモートコントローラ2は、処理をS135に進める。
リモートコントローラ2は、S134おいて応答信号にベーンが正常であることを示す情報が含まれている否かを判定する。応答信号にベーンが正常であることを示す情報が含まれている場合(S134においてYES)、リモートコントローラ2は、S136において、ユーザによって選択された室内機のベーンが揺動していること、および当該室内機のアドレスを表示部21に表示して処理をメインルーチンに返す。応答信号にベーンが異常であることを示す情報が含まれている場合(S134においてNO)、リモートコントローラ2は、S135に処理を進める。
リモートコントローラ2は、S135において、ユーザによって選択された室内機に対してベーン停止信号を送信し、処理をS137に進める。リモートコントローラ2は、S137においてユーザによって選択された室内機のベーンの揺動が不可能であること、および当該室内機のアドレスを表示部21に表示して処理をメインルーチンに返す。
なお、マルチ空調システム100においては、ベーンを報知部として用いる場合について説明した。報知部の動作が室内空間にいるユーザから確認可能であれば報知部はどのような構成でもよく、たとえば、報知部は、ファン、LED(Light Emitting Diode)、およびスピーカを含んでいてもよい。ファンを報知部として用いる場合、室内のユーザは、ファンからの単位時間当たりの送風量によって、異常な室内機と正常な室内機とを区別することができる。LEDを報知部として用いる場合、室内空間のユーザは、LEDの発光態様によって異常な室内機と正常な室内機とを区別することができる。スピーカを報知部として用いる場合、室内空間のユーザは、スピーカからの音声あるいは音量によって異常な室内機と正常な室内機とを区別することができる。
以上、実施の形態1に係るマルチ空調システムによれば、異常が発生している室内機の発見を容易にすることができる。
実施の形態2.
実施の形態2においては、実施の形態1のリモートコントローラに替えてパーソナルコンピュータが用いられる場合について説明する。
実施の形態2においては、実施の形態1のリモートコントローラに替えてパーソナルコンピュータが用いられる場合について説明する。
図6は、実施の形態2に係るマルチ空調システム200の室内空間の様子を示す図である。マルチ空調システム200と100との違いは、図1のリモートコントローラ2がパーソナルコンピュータ2Bに置き換えられていることと、各室内機が無線通信部を含むことである。これら以外は同様であるため、説明を繰り返さない。
図6に示されるように、室内機1A~1Cは、無線通信部13A~13Cをそれぞれ含む。室内機1A~1Cは、パーソナルコンピュータ2Bと無線通信を行なう。室内機1A~1Cとパーソナルコンピュータ2Bとの間の通信は有線接続を介して行なわれてもよい。
パーソナルコンピュータ2Bは、ディスプレイ21B(表示部)と、操作部22Bとを含む。操作部22Bは、キーボードおよびタッチパッドを有する。パーソナルコンピュータ2Bには、マルチ空調システム200を制御するためのアプリケーションが予めインストールされている。ユーザUs1は、パーソナルコンピュータ2Bにおいて操作部22Bへの入力を介して当該アプリケーションを操作することにより、マルチ空調システム200を制御する。パーソナルコンピュータ2Bにおいては、図3および図5に示される処理が行なわれる。なお、図6においては、パーソナルコンピュータ2Bが室内空間に配置されている様子を示しているが、パーソナルコンピュータ2Bは、室外空間に配置されていてもよい。
以上、実施の形態2に係るマルチ空調システムによれば、異常が発生している室内機の発見を容易にすることができる。
実施の形態3.
実施の形態3においては、制御装置が室外機に設置されている場合について説明する。図7は、実施の形態3に係るマルチ空調システム300を示す図である。マルチ空調システム300と100との違いは、図1のリモートコントローラ2が制御装置2Cに置き換えられていることとである。これ以外の点は同様であるため、説明を繰り返さない。
実施の形態3においては、制御装置が室外機に設置されている場合について説明する。図7は、実施の形態3に係るマルチ空調システム300を示す図である。マルチ空調システム300と100との違いは、図1のリモートコントローラ2が制御装置2Cに置き換えられていることとである。これ以外の点は同様であるため、説明を繰り返さない。
図7に示されるように、室外空間と室内空間とは壁Wa1によって隔てられている。室外機3は、室外空間に配置されている。室外機3には、制御装置2Cが設置されている。制御装置2Cは、ディスプレイ21C(表示部)と、操作部22Cとを含む。制御装置2Cにおいては、図3および図5に示される処理が行なわれる。
室外空間にいるユーザUs2が操作部22Cを介して或る室内機を選択することにより、室内空間にいるユーザUs1は、当該室内機のベーン11C,12Cの揺動を確認することができる。図7においては、ユーザUs2が室内機1Cを選択した場合が示されている。
以上、実施の形態3に係るマルチ空調システムによれば、異常が発生している室内機の発見を容易にすることができる。
実施の形態4.
実施の形態4においては、報知部の動作に加えて、室内機の無線通信強度を異常な室内機と正常な室内機との間で異ならせることにより、異常が発生している室内機の発見を実施の形態1よりもさらに容易にする構成について説明する。
実施の形態4においては、報知部の動作に加えて、室内機の無線通信強度を異常な室内機と正常な室内機との間で異ならせることにより、異常が発生している室内機の発見を実施の形態1よりもさらに容易にする構成について説明する。
図8は、実施の形態4に係るマルチ空調システム400の室内空間の様子を示す図である。マルチ空調システム400と100との違いは、各室内機が無線通信部を含むこと、リモートコントローラ2が2Dに置き換えられていること、およびユーザUs1が携帯端末4を所持していることである。これら以外の点は同様であるため、説明を繰り返さない。
図8に示されるように、室内機1A~1Cは、無線通信部14A~14Cをそれぞれ含む。リモートコントローラ2Dは、報知信号を送信する場合、異常が発生している室内機の無線電波の強度(無線強度)と、正常な室内機の無線強度とが互いに異なるように複数の室内機の各々に当該室内機の状態に応じた無線強度信号を送信する。複数の室内機の各々の無線通信部は、リモートコントローラ2からの無線強度信号に応じて無線通信の強度を変化させる。たとえば、室内機1Cに異常が発生した場合、リモートコントローラ2Dは、室内機1Cには最大の無線強度に対応する無線強度信号を送信し、室内機1A,1Bには最小の無線強度に対応する無線強度信号を送信する。リモートコントローラ2Dは、室内機1Cには最小の無線強度に対応する無線強度信号を送信し、室内機1A,1Bには最大の無線強度に対応する無線強度信号を送信してもよい。報知信号と無線強度信号とは別個の信号としてもよいし、報知信号に無線強度が追加されてもよい。
携帯端末4は、たとえばスマートフォンである。携帯端末4は、ディスプレイ41、操作部42を含む。操作部42は、ボタンおよびタッチパネルを有する。携帯端末4は、無線通信可能な機器から発せられる無線強度をディスプレイ41に表示する。ユーザUs1は、携帯端末4のディスプレイ41に表示された無線強度を確認しながら、異常が発生した室内機に近くにいるか否かを確認することができる。
以上、実施の形態4に係るマルチ空調システムによれば、無線通信強度を確認することにより、異常が発生している室内機の発見を実施の形態1よりもさらに容易にすることができる。
今回開示された各実施の形態は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施することも予定されている。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A,1B,1C 室内機、2,2D リモートコントローラ、2B パーソナルコンピュータ、2C 制御装置、3 室外機、4 携帯端末、11A~11C,12A~12C ベーン、13A~13C,14A~14C 無線通信部、21 表示部、21B,21C,41 ディスプレイ、22,22B,22C,42 操作部、100,200,300,400 マルチ空調システム、Ce1 天井、Wa1 壁。
Claims (8)
- 第1空間に配置された室外機と、
前記室外機とともに冷凍サイクルを形成し、前記第1空間とは異なる少なくとも1つの第2空間に送風する複数の室内機と、
前記複数の室内機を制御する制御装置とを備え、
前記複数の室内機の各々は、報知部を含み、前記制御装置からの報知信号に応じて当該室内機の報知部を動作させるとともに、当該室内機の識別情報および当該室内機の報知部の動作状態を含む応答信号を前記制御装置に送信し、
前記報知部の動作は、前記少なくとも1つの第2空間内のユーザから確認可能であり、
前記複数の室内機に含まれる少なくとも1つの室内機に異常が発生した場合、前記少なくとも1つの室内機の各々は、当該室内機の識別情報を含む異常発生信号を前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、送信済みの報知信号に対応する応答信号によって前記少なくとも1つの室内機の各々の報知部の動作を確認することができない場合、前記複数の室内機のうち報知信号が送信されていない室内機に報知信号を送信する、マルチ空調システム。 - 前記制御装置は、前記少なくとも1つの第2空間のいずれかに配置され、異常発生信号の受信に応じて当該異常発生信号に含まれる識別情報に対応する室内機に自動的に報知信号を送信する、請求項1に記載のマルチ空調システム。
- 前記制御装置は、前記複数の室内機を選択可能な操作部を含み、前記操作部においてユーザによって選択された室内機に報知信号を送信する、請求項1または2に記載のマルチ空調システム。
- 前記制御装置は、表示部を含み、
前記制御装置は、前記少なくとも1つの室内機の各々の報知部が動作しているか、あるいは前記複数の室内機のうち正常な室内機の報知部が動作しているかを前記表示部に表示する、請求項1~3のいずれか1項に記載のマルチ空調システム。 - 前記制御装置は、前記第1空間に配置されている、請求項3または4に記載のマルチ空調システム。
- 前記制御装置は、前記複数の室内機を制御するためのアプリケーションがインストールされたパーソナルコンピュータであり、前記アプリケーションに対するユーザの入力によって選択された室内機に報知信号を送信する、請求項1~5のいずれか1項に記載のマルチ空調システム。
- 前記複数の室内機の各々は、無線通信部をさらに含み、
前記制御装置は、前記報知信号を送信する場合、異常が発生している室内機の無線強度と、正常な室内機の無線強度とが互いに異なるように前記複数の室内機の各々に当該室内機の状態に応じた無線強度信号を送信し、
前記無線通信部は、前記制御装置からの無線強度信号に応じて無線通信の強度を変化させる、請求項1~6のいずれか1項に記載のマルチ空調システム。 - 前記複数の室内機の各々は、前記報知部として当該室内機の送風方向を変更する風向調整板を含み、前記制御装置からの報知信号に応じて、前記風向調整板を揺動させる、請求項1~7のいずれか1項に記載のマルチ空調システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2019/003398 WO2020157920A1 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | マルチ空調システム |
Publications (2)
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