JP7069701B2 - 吸湿性に優れた繊維構造体およびそれを用いた衣料 - Google Patents
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実施例によって得られた編地から抜き取った海島型複合繊維をエポキシ樹脂で包埋し、Reichert製FC・4E型クライオセクショニングシステムで凍結し、ダイヤモンドナイフを具備したReichert-Nissei ultracut N(ウルトラミクロトーム)で切削した。その後、切削面すなわち繊維横断面を、日立製作所製透過型電子顕微鏡(TEM)H-7100FA型を用いて1000倍で観察し、繊維横断面の顕微鏡写真を撮影した。得られた写真から無作為に単糸10本を抽出し、画像処理ソフト(三谷商事製WINROOF)を用いて、各単糸において島成分の総面積と繊維横断面の面積を求め、下記式によって各単糸の島比率と海比率を算出し、海/島複合比率(面積比)とした。なお、抽出した全ての単糸について海/島複合比率(面積比)を算出し、その平均値を海/島複合比率(面積比)とした。
海比率=100-島比率 。
上記Aに記載の海/島複合比率(面積比)と同様の方法で繊維横断面を観察し、単糸の全体像が観察できる最も高い倍率で顕微鏡写真を撮影した。得られた写真において、画像処理ソフト(三谷商事製WINROOF)を用いて、繊維横断面の輪郭に2点以上で接する真円の半径を繊維の半径として求め、さらに図1中の4のように海島構造の外周に配置された島成分と2個以上接するように外接する真円(外接円)の半径を求めた。得られた写真から無作為に単糸10本を抽出し、繊維の半径および海島構造部分の外接円の半径を同様に求め、それぞれの単糸において繊維の半径と海島構造部分の外接円の半径の差を算出し、その平均値を最外層厚みT(nm)とした。
上記Aに記載の海/島複合比率(面積比)と同様の方法で繊維横断面を観察し、繊維横断面の顕微鏡写真を撮影した。得られた写真から無作為に単糸10本を抽出し、画像処理ソフト(三谷商事製WINROOF)を用いて、抽出した全ての単糸の繊維直径を測定し、その平均値を繊維直径R(μm)とした。繊維横断面は必ずしも真円とは限らないため、真円ではない場合には、繊維横断面の外接円の直径を繊維直径として採用した。
T/Rは、上記Bで算出した最外層厚みT(nm)と、上記Cで算出した繊維直径R(μm)を用いて下記式により算出した。
実施例で用いた海島型複合繊維を試料とし、始めに60℃で30分熱風乾燥した後、温度20℃、湿度65%RHに調湿されたエスペック製恒温恒湿機LHU-123内に24時間静置し、ポリマーの重量W1(g)を測定後、温度30℃、湿度90%RHに調湿された恒温恒湿機内に24時間静置し、ポリマーの重量W2(g)を測定した。その後、105℃で2時間熱風乾燥し、絶乾後のポリマーの重量W3(g)を測定した。ポリマーの重量W1、W3を用いて下記式により絶乾状態から温度20℃、湿度65%RH雰囲気下に24時間静置したときの吸湿率MR1(%)を算出し、ポリマーの重量W2、W3を用いて下記式により絶乾状態から温度30℃、湿度90%RH雰囲気下に24時間静置したときの吸湿率MR2(%)を算出した後、下記式によって吸湿率差(△MR)を算出した。なお、測定は1試料につき5回行い、その平均値を吸湿率差(△MR)とした。
MR2(%)={(W2-W3)/W3}×100
吸湿率差(△MR)(%)=MR2-MR1 。
目付は、実施例によって得られた編地を試料とし、JIS L1096:2010(織物及び編物の生地試験方法)8.3.2(A法)に準じて算出した。なお、測定は1試料につき5回行い、その平均値を目付(g/m2)とした。
厚さは、実施例によって得られた編地を試料とし、JIS L1096:2010(織物及び編物の生地試験方法)8.4(A法)に準じて算出した。なお、測定は1試料につき5回行い、その平均値を厚さ(mm)とした。
通気性は、実施例によって得られた編地を試料とし、JIS L1096:2010(織物及び編物の生地試験方法)8.26.1(A法)に準じて算出した。なお、測定は1試料につき5回行い、その平均値を通気性(cm3/cm2・s)とした。
吸湿率(%)は、実施例によって得られた編地を試料とし、JIS L1096:2010(織物及び編物の生地試験方法)8.10の水分率に準じて算出した。始めに、編地を60℃で30分熱風乾燥した後、温度20℃、湿度65%RHに調湿されたエスペック製恒温恒湿機LHU-123内に編地を24時間静置し、編地の重量W1(g)を測定後、温度30℃、湿度90%RHに調湿された恒温恒湿機内に編地を24時間静置し、編地の重量W2(g)を測定した。その後、編地を105℃で2時間熱風乾燥し、絶乾後の編地の重量W3(g)を測定した。編地の重量W1、W3を用いて下記式により絶乾状態から温度20℃、湿度65%RH雰囲気下に24時間静置したときの吸湿率MR1(%)を算出し、編地の重量W2、W3を用いて下記式により絶乾状態から温度30℃、湿度90%RH雰囲気下に24時間静置したときの吸湿率MR2(%)を算出した後、下記式によって吸湿率差(△MR)を算出した。なお、測定は1試料につき5回行い、その平均値を吸湿率差(△MR)とした。
MR2(%)={(W2-W3)/W3}×100
吸湿率差(△MR)(%)=MR2-MR1 。
洗濯は、実施例によって得られた編地を試料とし、JIS L0217:1995(繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法)103法に準じて行い、洗剤として花王製アタック、漂白剤として花王製ハイター(2.3ml/L)を加え、10回洗濯後に60℃のタンブラー乾燥機で30分間乾燥した。洗濯10回とタンブラー乾燥1回を1セットとし、計10セット繰り返して洗濯を行った。この洗濯後の編地を試料とし、上記Iと同様の方法で編地の吸湿率差(△MR)を測定し、洗濯後の吸湿率差(ΔMR)を算出した。上記Iで算出した編地の吸湿率差(△MR)を洗濯前の吸湿率差(ΔMR)とし、下記式によって洗濯前後における吸湿率差(ΔMR)の変化率を算出した。
吸湿速度、放湿速度は、実施例によって得られた編地を試料とし、下記方法に準じて測定した。始めに、編地を約10cm×約10cmに裁断後、温度25℃、湿度40%RHに調湿されたエスペック製恒温恒湿機LHU-123内に編地を24時間静置し、編地の重量W1(g)を測定後、温度25℃、湿度80%RHに調湿された恒温恒湿機内に編地を1分間静置し、編地の重量W2(g)を測定した。続いて、温度25℃、湿度80%RHに調湿された恒温恒湿機内に編地を24時間静置し、編地の重量W3(g)を測定後、温度25℃、湿度40%RHに調湿された恒温恒湿機内に編地を1分間静置し、編地の重量W4(g)を測定した。なお、吸湿速度、放湿速度それぞれについて、測定は1試料につき5回行い、その平均値を吸湿速度、放湿速度とした。
放湿速度(mg/(g・分))={(W3-W4)/W3}×1000 。
蒸れ感の着用試験のため、実施例によって得られた編地を縫製して半袖インナーを作製し、被験者10名に対し、作製した半袖インナーと、その上から綿製の長袖Yシャツを着用させた。続いて、夏の屋外環境を想定した温度30℃、湿度90%RHの室内において、椅子に30分間座って安静に過ごした後の半袖インナー内部の状況を被験者10名の合議によって、「吸湿性に極めて優れ、蒸れを感じない」を◎、「吸湿性に優れ、蒸れをほぼ感じない」を○、「吸湿性に劣り、蒸れを感じる」を△、「吸湿性に極めて劣り、蒸れを強く感じる」を×とし、◎、○を合格とした。
べたつき感の着用試験のため、被験者10名に対し、上記Lで作製した半袖インナーと、その上から綿製の長袖Yシャツを着用させた。続いて、夏の屋外環境を想定した温度30℃、湿度90%RHの室内において、10分間歩行を続けた後の半袖インナー内部の状況を被験者10名の合議によって、「ドライ感に極めて優れ、べたつきを感じない」を◎、「ドライ感に優れ、べたつきをほぼ感じない」を○、「ドライ感に劣り、べたつきを感じる」を△、「ドライ感に極めて劣り、べたつきを強く感じる」を×とし、◎、○を合格とした。
汗冷え感の着用試験のため、被験者10名に対し、上記Lで作製した半袖インナーと、その上から綿製の長袖Yシャツを着用させた。続いて、上記Mと同様に、夏の屋外環境を想定した温度30℃、湿度90%RHの室内において10分間歩行を続けた後、冷房の効いた屋内環境を想定した温度25℃、湿度65%RHの室内へ速やかに移動し、椅子に30分間座って安静に過ごした後の半袖インナー内部の状況を被験者10名の合議によって、「発汗後の乾きが極めて速く、汗冷えを感じない」を◎、「発汗後の乾きが速く、汗冷えをほぼ感じない」を○、「発汗後の乾きが遅く、汗冷えを感じる」を△、「発汗後の乾きが極めて遅く、汗冷えを強く感じる」を×とし、◎、○を合格とした。
着用感については、被験者10名に対し、上記Lで作製した半袖インナーを着用させ、被験者10名の合議によって、「重量感が無く、圧迫感、たるみ感のいずれも無く、着用感に極めて優れる」を◎、「重量感がほぼ無く、圧迫感、たるみ感のいずれもほぼ無く、着用感に優れる」を○、「重量感、圧迫感、たるみ感のいずれかがあり、着用感に劣る」を△、「重量感、圧迫感、たるみ感のいずれかが強くあり、着用感に極めて劣る」を×とし、◎、○を合格とした。
5-スルホイソフタル酸ナトリウム塩を1.5mol%および数平均分子量1000g/molのポリエチレングリコール(三洋化成工業製PEG1000)1.0重量%を共重合したポリエチレンテレフタレート(IV=0.66)を海成分とし、数平均分子量3400g/molのポリエチレングリコール(三洋化成工業製PEG4000S)を50重量%共重合したポリブチレンテレフタレート100重量部に対し、フェノール系酸化防止剤として、1,3,5-トリス[[4-(1,1-ジメチルエチル)-3-ヒドロキシ-2,6-ジメチルフェニル]メチル]-1,3,5-トリアジン-2,4,6(1H,3H,5H)-トリオン(CYTEC製Cyanox1790)を1.0重量部添加して事前に溶融混練したポリマーを島成分として用いた。海成分、島成分をそれぞれ150℃で12時間真空乾燥した後、島成分を30重量%、海成分を70重量%の配合比でエクストルーダー型複合紡糸機へ供給して別々に溶融させ、紡糸温度285℃において、図2(a)に示した海島複合口金を組み込んだ紡糸パックに流入させ、吐出孔から複合ポリマー流を吐出量25g/分で吐出させて紡出糸条を得た。なお、吐出プレート直上の分配プレートには、島成分用として1つの吐出孔当たり18の分配孔が穿設されており、図3の15に示される海成分用の環状溝には円周方向1°毎に分配孔が穿設されたものを使用した。また、吐出導入孔長は5mm、縮小孔の角度は60°、吐出孔径0.18mm、吐出孔長/吐出孔径は2.2、吐出孔数は72のものである。この紡出糸条を風温20℃、風速20m/分の冷却風で冷却し、給油装置で油剤を付与して収束させ、2700m/分で回転する第1ゴデットローラーで引き取り、第1ゴデットローラーと同じ速度で回転する第2ゴデットローラーを介して、ワインダーで巻き取って92dtex-72fの未延伸糸を得た。その後、延伸仮撚機(加撚部:フリクションディスク式、ヒーター部:接触式)を用いて、得られた未延伸糸をヒーター温度140℃、倍率1.4倍の条件で延伸仮撚し、海島型複合繊維として66dtex-72fの仮撚糸を得た。
実施例1において、海島型複合繊維とポリウレタン系弾性繊維の混率を表1に示すとおり変更した以外は、実施例1と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表1に示す。
実施例3において、海島型複合繊維の最外層厚みTと繊維直径Rの比(T/R)を表2に示すとおり変更した以外は、実施例3と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表2に示す。
実施例3において、特開2007-100243号公報に記載の従来公知のパイプ型海島複合口金(1つの吐出孔当たりの島数18個)を用いて作製した海島型複合繊維を用いた以外は、実施例3と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表2に示す。
実施例3において、海島型複合繊維の代わりに、芯鞘複合口金を用いて作製した芯鞘型複合繊維(66dtex-72fの仮撚糸)を用いた以外は、実施例3と同様に編地を作製した。なお、比較例5においては、表2に記載の海成分、島成分はそれぞれ、鞘成分、芯成分に相当する。得られた編地の布帛特性の評価結果を表2に示す。
実施例3において、海島型複合繊維の海/島複合比率を表3に示すとおり変更し、断面形状を図1(e)に示すとおり変更した以外は、実施例3と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表3に示す。
実施例3における海島型複合繊維を、実施例12では84dtex-24fの仮撚糸、実施例13では84dtex-48fの仮撚糸に変更した以外は、実施例3と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表3に示す。
実施例3における海島型複合繊維の島成分を、実施例14では数平均分子量8300g/molのポリエチレングリコール(三洋化成工業製PEG6000S)を50重量%共重合したポリブチレンテレフタレート、実施例15では数平均分子量8300g/molのポリエチレングリコール(三洋化成工業製PEG6000S)を30重量%共重合したポリエチレンテレフタレート、実施例16では数平均分子量3400g/molのポリエチレングリコール(三洋化成工業製PEG4000S)を30重量%共重合したナイロン6、実施例17ではアルケマ製“PEBAX”(登録商標)MH1657、実施例18では東レ製PAS-40Nに変更し、フェノール系酸化防止剤の量を実施例14、15では4.0重量部に変更し、断面形状を実施例14~18において図1(d)に示すとおり変更した以外は、実施例3と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表4に示す。
実施例14における海島型複合繊維の海成分を、実施例19ではポリエチレンテレフタレート、実施例20ではポリブチレンテレフタレートに変更し、得られた生機編地の精練から仕上げセットまでを下記に示すとおり変更した以外は、実施例14と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表4に示す。
実施例14におけるフェノール系酸化防止剤の種類と量を、実施例21では3,9-ビス[1,1-ジメチル-2-[β-(3-t-ブチル-4-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)プロピオニルオキシ]エチル]-2,4,8,10-テトラオキサスピロ[5,5]-ウンデカン(ADEKA製アデカスタブAO-80)を6.3重量部、実施例22ではペンタエリスリトール-テトラキス(3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェノール)プロピオネート)(BASF製Irganox1010)を5.0重量部、実施例23ではフェノール系酸化防止剤を無添加に変更した以外は、実施例14と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表5に示す。
実施例3の海成分における5-スルホイソフタル酸ナトリウム塩の共重合率を、実施例24では0.5mol%、実施例25では5.0mol%に変更した以外は、実施例3と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表5に示す。
実施例19において海島型複合繊維の代わりに、比較例7ではポリエチレンテレフタレート(66dtex-72fの仮撚糸)、比較例8では綿(英式綿番手60Sの紡績糸)を用いた以外は、実施例19と同様に編地を作製した。得られた編地の布帛特性の評価結果を表5に示す。
2.島成分
3.繊維直径
4.最外周に配置された島成分の頂点を結んだ外接円
5.最外層厚み
6.計量プレート
7.分配プレート
8.吐出プレート
9-(a).計量孔1
9-(b).計量孔2
10-(a).分配溝1
10-(b).分配溝2
11-(a).分配孔1
11-(b).分配孔2
12.吐出導入孔
13.縮小孔
14.吐出孔
15.環状溝
Claims (6)
- 海成分がポリエステル系ポリマー、島成分が吸湿性を有するポリマーであり、前記吸湿性を有するポリマーはフェノール系酸化防止剤を含有するポリエーテルエステルであり、前記フェノール系酸化防止剤の含有量は前記ポリエーテルエステル100重量部に対して1.0~10.0重量部であり、繊維横断面において、最外層厚みTと繊維直径Rの比(T/R)が0.05~0.25である海島型複合繊維と、ポリウレタン系弾性繊維を含む繊維構造体であり、ポリウレタン系弾性繊維を3~20重量%含み、繊維構造体の吸湿率差(ΔMR)が1.5~8.0%であることを特徴とする繊維構造体。
なお、最外層厚みとは、繊維の半径と、最外周に配置された島成分の頂点を結んだ外接円の半径との差であり、最外層に存在する海成分の厚みを表す。 - 繊維構造体の吸湿速度が5~30mg/(g・分)であり、放湿速度が5~30mg/(g・分)であることを特徴とする請求項1項に記載の繊維構造体。
- 洗濯前後における繊維構造体の吸湿率差(ΔMR)の変化率が-15~15%であることを特徴とする請求項1または2に記載の繊維構造体。
- 海島型複合繊維の繊維直径Rが6~15μmであることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の繊維構造体。
- 海島型複合繊維の吸湿率差(ΔMR)が2.0~10.0%であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の繊維構造体。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載の繊維構造体を少なくとも一部に用いることを特徴とする衣料。
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