JP2005325481A - 不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維及びそれを用いたカバリング弾性糸、嵩高加工糸 - Google Patents

不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維及びそれを用いたカバリング弾性糸、嵩高加工糸 Download PDF

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Abstract

【課題】不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性及び吸放湿性に優れるとともに、染色した際の発色性の低下が少なく色調にも優れたポリアミド芯鞘複合繊維を提供する。
【解決手段】白色顔料の含有量が6〜30重量%である不透明白色ポリアミドポリマ層と白色顔料の含有量が0〜1重量%、吸湿剤が3〜15重量%である透明ポリアミドポリマ層とからなる複合繊維であって、透明層が不透明白色層によって3層以上に分割されかつ透明層が繊維表面の50%以上を占める繊維横断面複合構造を有するとともに、繊維横断面積全体に対する光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下であるポリアミド芯鞘複合繊維。
【選択図】なし

Description

本発明は、優れた不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性を兼備するポリアミド芯鞘複合繊維に関するものである。
近年、シルエットをきれいに見せてくれる素材が婦人衣料に支持されるようになってきており、白、水色、ピンク、黄色など淡色系カラーがトレンドとなっている。淡色系のカラーをボトム、ブラウスなどに着用すると、アウターウエアの下に着用するインナー色が見える視覚的な問題点と、太陽光を透過しやすいため日焼けや衣服内の温度が上昇して、暑い、蒸れるなど快適性が不十分であるという問題点があった。
合成繊維はそのポリマ基質が本来透明であることから、不透明化のために無機系や有機系の白色顔料を配合して繊維化している。さらに、太陽光等による熱を遮蔽する機能が要求される場合には白色顔料の配合を多くすることも試みられている。
一方、合成繊維は、天然繊維に比べ乾燥速度が速くイージケア性には優れるものの、吸湿性が劣っており、そのため繊維製品は着用により生じた水蒸気は十分吸湿されないので衣服外に放出されず、特に夏の高温多湿時の蒸れ感は大きく不快を感じるものであった。
そこで、先にポリアミド繊維の不透明性、吸放湿性を向上すべく酸化チタン、ポリビニルピロリドンを添加する特許文献1の技術を提案した。
しかし、十分な不透明性や紫外線遮蔽、熱遮蔽性を得ようとすると多量の顔料配合が必要であり、その結果、得られる繊維はチョーク状の艶消し外観となり、これを染色した場合に鮮明な色調が得られ難い。また、配合した高濃度の顔料により、その後の工程通過時に糸条が接触走行する装置部分に磨耗を生じ易いという問題や、繊維本来の機械的特性が低下し易いという問題もあった。
また、この不透明化のために、高濃度に顔料を配合した不透明ポリアミドポリマ層を芯に顔料配合量の少ないポリマ層を鞘にして同心円状芯鞘型複合繊維とする方法も知られているが、十分な不透明性を得るためには、発色性を犠牲にして多量の顔料配合が必要であり、発色性の低下を抑制しつつ不透明性及び紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性を図ることは困難であった。
特開2004−60129号公報
そこで、本発明は、かかる従来の問題を解決し、不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性及び吸放湿性に優れるとともに、染色した際の発色性の低下が少なく色調にも優れたポリアミド芯鞘複合繊維を提供することを課題とするものである。
この課題を解決するために、本発明は、次の構成を採用する。すなわち、
(1)白色顔料の含有量が6〜30重量%(対ポリマ)である不透明白色ポリアミドポリマ層と白色顔料の含有量が0〜1重量%、吸湿剤の含有量が3〜15重量%(対ポリマ)である透明ポリアミドポリマ層とからなる複合繊維であって、前記透明ポリアミドポリマ層が前記不透明白色ポリアミドポリマ層によって3層以上に分割されかつ前記透明ポリアミドポリマ層が繊維表面の50%以上を占める繊維横断面複合構造を有するとともに、繊維横断面積全体に対する光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下の要件を満たす複合構造であることを特徴とする不透明性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維、
(2)前記吸湿剤がポリビニルピロリドンであることを特徴とする(1)記載の不透明性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維、
(3)前記白色顔料が酸化チタンであることを特徴とする(1)または(2)記載の不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維、
(4)弾性糸を芯糸として、その周囲を一重または二重にポリアミド繊維を巻き付けるカバリング弾性糸において、前記ポリアミド繊維が、白色顔料の含有量が6〜30重量%(対ポリマ)である不透明白色ポリマ層と白色顔料の含有量が0〜1重量%、吸湿剤の含有量が3〜15重量%(対ポリマ)である透明ポリアミドポリマ層とからなる芯鞘複合繊維であって、前記透明ポリマ層が前記不透明白色ポリアミドポリマ層によって3層以上に分割されかつ前記透明ポリアミドポリマ層が繊維表面の50%以上を占める繊維横断面複合構造を有するとともに、繊維横断面積全体に対する光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下の要件を満たす複合構造であることを特徴とする不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維であることを特徴とするカバリング弾性糸、
(5)前記吸湿剤がポリビニルピロリドンであることを特徴とする(4)記載のカバリング弾性糸、
(6)前記白色顔料が酸化チタンであることを特徴とする(4)または(5)記載のカバリング弾性糸、
(7)ポリアミド嵩高加工糸において、白色顔料の含有量が6〜30重量%(対ポリマ)である不透明白色ポリアミドポリマ層と白色顔料の含有量が0〜1重量%、吸湿剤の含有量が3〜15重量%(対ポリマ)である透明ポリアミドポリマ層とからなる芯鞘複合繊維であって、前記透明ポリマ層が前記不透明白色ポリアミドポリマ層によって3層以上に分割されかつ前記透明ポリマ層が繊維表面の50%以上を占める繊維横断面複合構造を有するとともに、繊維横断面積全体に対する光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下の要件を満たす複合構造であることを特徴とする不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維であることを特徴とするポリアミド嵩高加工糸、
(8)前記吸湿剤がポリビニルピロリドンであることを特徴とする(7)記載のポリアミド嵩高加工糸、
(9)前記白色顔料が酸化チタンであることを特徴とする(7)または(8)記載のポリアミド嵩高加工糸、
である。
本発明は、上記の構成を採用することにより、不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維を容易に得ることができる。
例えば、本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を用いて淡色系カラーで染色された布帛製品は、着用したときにその下の肌や着用衣服が透けて見えることが大幅に防止でき、ファッション性、快適性に富む繊維製品を得ることが可能となる。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する2種のポリアミドポリマ組成物は、白色顔料の配合の相違により、一方が不透明性に大幅に高められた不透明白色ポリアミドポリマ組成物で、他方が透明性に優れた透明ポリアミドポリマ組成物(基質ポリマのみで構成された場合も含む)であり、それぞれ、複合繊維における不透明白色ポリアミドポリマ層及び透明ポリアミドポリマ層を構成する。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する不透明白色ポリアミドポリマ組成物は、白色顔料の高濃度配合によって不透明化されたものである。この不透明のために配合する顔料は、十分な不透明性を付与しかつ染料による発色性や溶融紡糸に障害を及ぼさないという点から白色顔料であることが必要であり、例えば、酸化チタン、亜鉛華、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム等が用いられ、特に酸化チタンが好ましい。これに対し、白色以外の有色顔料、例えば、黒色顔料、赤色顔料、青色顔料の配合によっても不透明化することはできるが、この場合、その顔料の色によって色調が大きく影響され、意図する調色を行なうことが困難である。
その不透明白色ポリアミドポリマ組成物中における白色顔料の配合量は、顔料の種類や複合繊維構造等によって最適値はやや異なるが、溶融紡糸性と不透明効果との両方からして一般的に基質ポリアミドポリマに対して6〜30重量%とする必要がある。特に白色顔料が酸化チタンである場合には、6〜25重量%の配合量が好ましい。その白色顔料が6重量%未満だと不透明化効果が不十分であり、25重量%を越えると顔料の均一分散が困難となり曳糸性が悪化して繊維化することが困難となる。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する透明ポリアミドポリマ組成物は、白色顔料を含まないポリアミドポリマあるいは白色顔料を1重量%以下含むポリマ組成物である。勿論、透明なポリマ組成物とするためには白色以外の有色顔料は実質的に含むことができない。染料の発色性を高めるためには、光を散乱させる外部異物となるあらゆる顔料を全く含まないことが好ましいが、繊維のキラツキ感や加工性の低下を抑える必要がある場合には、ポリマに対して1重量%以下の少量、特に不透明効果の高い酸化チタンの場合は0.5重量%以下の少量の白色顔料を含むことが好ましい。
この透明ポリアミドポリマ組成物中に配合できる白色顔料としては、例えば、酸化チタン、亜鉛華、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム等が用いられ、特に酸化チタンが好ましい。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する透明ポリアミドポリマ組成物は、吸湿剤を3〜15重量%含むポリマ組成物であることが、繊維の吸湿性を高めた繊維するために必要である。3重量%未満だと吸湿性が得られない。また、15重量%を越えると繊維化する場合、巻き取り等が困難となり生産性が極端に低下する。
この透明ポリアミドポリマ組成中に配合できる吸湿剤としては、ポリビニルピロリドン、ポリエーテルアミド、ポリアルキレングリコール、ポリエーテルエステルアミド等が用いられ、特にポリビニルピロリドンが好ましい。
染色性を高めるために、ポリビニルピロリドンの場合、ピロリドン含有量が0.1重量%以下、さらには0.05重量%以下であることが好ましい。このピロリドン含有率が好ましい範囲にある場合は、未染色状態での黄色度を10以下とすることができ、衣料用に適した色調良好な繊維が得られるのである。即ち、未染色状態でのポリアミド複合繊維の黄色度が10を越えないと、染色した後の色調にくすみ感がなく、色調が良好で高級感のある繊維製品が得られるのである。
また、ポリビニルピロリドンは極めて水溶性が高いので、ポリマ中に含有させた後でも、ポリマ表面へブリードアウトし易い性質を持っている。また、副生成物のピロリドンもきわめて水溶性が高く、同様にポリマ表面へブリードアウトし易い。そのため、ポリアミド複合繊維の水溶性成分の溶出率が5重量%以下、さらには3重量%以下であることが好ましい。この溶出率は、本発明のポリアミド複合繊維を沸騰中で30分間処理した際の重量変化率から求めた水溶性成分溶出率の値である。即ち、ポリビニルピロリドンやピロリドンの溶出を抑えることが、吸湿性の保持、及び、繊維表面に実質的に析出せず良好な風合や感触の保持することができるのである。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する基質ポリアミドポリマは、同一でもよいし異なっていても良い。ポリアミドポリマは、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン4、ナイロン610、ナイロン612等が用いられ、特にナイロン6,ナイロン66が好ましい。
また、これらポリアミドポリマは共重合可能なモノマ成分を共重合させた共重合体であってもよいし、あるいはこれらのポリマを混合したポリマブレンドやポリマアロイであってもよい。 さらにまた、これら基質ポリアミドポリマには、顔料以外に、制電性、耐光性、耐熱性を付与する薬剤を含んでいてもよい。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する繊維横断面複合構造は、透明ポリアミドポリマ層が不透明白色ポリアミドポリマ層によって3層以上に分割されていること、かつ透明ポリアミドポリマ層が繊維表面の50%以上を占めることが、不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性及び発色性を共に高めた繊維とするために必要である。
図1 (a) 〜(d) 及び図2に示す繊維横断面複合構造は本発明に係るものであり、また、図3 (a) 、(b) 及び図4 (a) 、(b) は本発明外のものである。
図1 (a) 〜(d) 及び図2のように、透明ポリアミドポリマ層(2)が不透明白色ポリアミドポリマ層(1)によって3層以上に分割された複合構造とすることによって、目的とする不透明性、紫外線遮蔽性及び熱遮蔽性を得ることができる。
これに対し、透明ポリアミドポリマ層が繊維表面の50%以上を占める複合繊維であっても図3 (a) 、(b) のように透明ポリアミドポリマ層(2)が1層や2層のみの場合は、十分な不透明性、紫外線遮蔽性及び熱遮蔽性を得ることが困難である。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する繊維横断面複合構造は、透明ポリアミドポリマ層と不透明白色ポリアミドポリマ層との分割構造を、光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下、好ましくは30%以下という条件によって特定される複合構造とするものである。ここで、光通過透明層部分の割合(χ)とは、次のようにして求めた値である。
図2に示す繊維軸に直角に切った時の繊維横断面において、不透明白色ポリアミドポリマ層(1)と交差しないような直線をなるべく繊維外周面近くに引く。この直線A0 、B0 、C0 、D0 のそれぞれと繊維断面外周部とで囲まれた部分3a、3b、3c、3dの透明ポリアミドポリマ層(光通過透明層部分)のそれぞれの面積を測り、その総和(X=3a+3b+3c+3d)を算出する。そして、この光通過透明層部分の総和(X)が繊維横断面全体(S)中に占める割合(光通過透明層部分の割合:χ=(X/S)×100(%))を求める。
繊維への入射角が大きいほど光や熱線は繊維表面で反射されるが、入射角の小さいものは繊維内部に入り込む。しかし、光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下のように不透明白色ポリアミドポリマ層(1)が配された複合構造の場合、繊維内部に入り込んだ光や熱線はその殆どが不透明白色ポリアミドポリマ層(1)にぶつかって遮られ繊維内部を通過することができないので、優れた不透明性、紫外線遮蔽性及び熱遮蔽性とが発揮されるのである。
一方、透明ポリアミドポリマ層(2)が繊維表面の50%以上を占める複合構造とすることによって、不透明化しても、光沢や発色性の低下を十分に抑制することができるのである。
ここで、透明ポリアミドポリマ層が繊維表面に占める割合とは、透明ポリアミドポリマ層の繊維表面長の和(l)の繊維横断面における繊維表面全体周長(L)に対する割合(l/L)×100(%)の値である。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を構成する繊維横断面は、円形断面でもよいし、扁平、三葉、四葉、五葉など非円形断面と特に限定されない。
本発明のポリアミド複合繊維を構成する透明ポリアミドポリマ層と不透明白色ポリマ層との容積比率(繊維横断面積比率)は、不透明白色ポリアミドポリマ層中の白色顔料濃度や複合構造等にも左右されるが、一般に、80/20〜30/70であればよく、さらに70/30〜50/50が好ましい。
例えば、不透明白色ポリアミドポリマ層中の白色顔料の濃度が高い場合や前記光通過透明層部分の割合が小さい場合は、その不透明白色ポリアミドポリマ層の複合比率は少な目でも所期の不透明性、紫外線遮蔽性及び熱遮蔽性を得ることができる。
また、透明ポリアミドポリマ層の比率が多いほど染料による鮮明な発色が得られるが、不透明性は一般に悪化する傾向にある。
本発明における白色顔料のポリアミドポリマ基質への配合は、パウダー状の所定量の白色顔料をポリアミドポリマペレットの表面にまぶし均一混合する方法、ポリアミドポリマ基質の重合時に白色顔料を添加混合し重合する方法等により行なえばよい。特に高濃度の顔料配合を必要とする不透明白色ポリアミドポリマ組成物の場合は、重合時に添加する方法が顔料の均一分散性の点で好ましい。
本発明における不透明白色ポリアミドポリマ組成物と透明ポリアミドポリマ組成物とは、それぞれペレット化された後、通常の方法でもって複合紡糸されて所望の複合構造を有する複合繊維とされる。
本発明におけるポリアミド芯鞘複合繊維を溶融複合紡糸する場合は、上述の2種類のポリマ組成物を別々に溶融し、透明ポリアミドポリマ組成物が不透明白色ポリアミドポリマ組成物によって3以上に分割される複合構造とすることができる通常の複合紡糸口金孔(例えば、特開昭55−80512号公報記載の複合紡糸口金孔が用いられる)から紡出し、冷却、給油の後、必要に応じて延伸する、あるいは高速紡糸するというような通常の製糸方法で繊維化し、所望の繊維複合構造を有するフィラメント糸とすればよい。
本発明のカバリング弾性糸は、弾性糸を芯糸として、その周囲を一重または二重に本発明のポリアミド芯鞘複合繊維を巻き付けるカバリング弾性糸であることが必要である。
本発明のカバリング弾性糸は、シングルカバリング弾性糸であってもよいし、ダブルカバリング弾性糸であってもよい。シングルカバリング弾性糸は、弾性繊維糸の周囲にカバリング用糸を一重に巻付けてなる複合弾性糸である。ダブルカバリング弾性糸は、弾性繊維糸の周囲にカバリング用糸を二重に巻付けてなる複合弾性糸である。
また、カバリング弾性糸の芯糸となる弾性繊維としては、ポリウレタン系弾性繊維、ポリアミド系エラストマー弾性繊維、ポリエステル系エラストマー弾性繊維、天然ゴム系繊維、合成ゴム系繊維、ブタジエン系繊維等が用いられるが、その弾性特性、熱特性、耐久性等から好ましいのは、ポリウレタン系弾性繊維、ポリアミド系エラストマー弾性繊維である。
本発明のカバリング弾性繊維を製造する場合は、常法のカバリング加工を実施すればよい。例えば、繊維の百科事典(丸善株式会社、p439)に記載の加工を実施すればよい。
本発明の嵩高加工糸は、本発明のポリアミド芯鞘複合繊維から得られる、繊維の百科事典(丸善株式会社、p426)記載されているような捲縮加工糸、伸縮性加工糸、旋回性加工糸、仮撚加工糸、非旋回加工糸、ループ加工糸、エアジェット加工糸、毛羽加工糸、複合加工糸などの嵩高加工糸である。
本発明の嵩高加工糸を製造する場合は、常法の嵩高加工を実施すればよい。例えば、仮撚加工糸の場合は、二対のローラー間にヒータと仮撚スピンドルを設け、連続的に加撚、加熱、解撚を行い捲縮形態が形成される。また、エアジェット加工糸の場合は、少なくとも一方が、本発明で用いられるポリアミド複合繊維と他の糸をフィード差を付けて送り出し、流体噴射ノズルを通過されて複合、捲縮付与することによりフィード差による糸条ループが形成される。
得られたポリアミド芯鞘複合繊維、カバリング弾性糸、嵩高加工糸は、通常の方法で編成あるいは製織して布帛とする。そして、これら布帛は、染色、仕上加工されて製品布帛となる。
この染色は、ポリアミドに通常使われる染料によって通常の方法で行なえばよい。例えば、白色布帛製品とする場合には、蛍光白色染料を用いればよいし、また、着色布帛製品とする場合には酸性染料、反応染料などの有色染料を用いればよい。その染色処理は通常布帛段階で行なわれるが、糸の段階等で行なってもよい。
本発明のポリアミド芯鞘複合繊維、カバリング弾性糸、嵩高加工糸は、優れた不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性、発色性を兼備している。これらの特徴を生かし、例えば、インナーウェア(ランジェリー、ファウンデーション等)や靴下類(ストッキング、パンティストッキング、タイツあるいはソックス等)、スポーツウェア(ウィンドブレーカー、テニスウェア、スキーウェア、トレーニングウェア等)、ボトム、ブラウス、シャツ、帽子、日傘、手袋、カーテン、日除けカバー等様々な用途に好適に使用できる。
以下、実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。
なお、実施例および比較例における各測定値は、次の方法で得たものである。
A.不透明性
カラースタンダード白板上に静置した時の試料のL値(Lw)と黒板上に静置したときの試料のL値(Lb)を、色差計Σ80(日本電色工業(株)製)により測定する。そして、それらL値の差、不透明性を求める。数値が小さいほど、不透明性に優れており、8以下で充分な不透明性を持つと判定した。
B.紫外線遮蔽性
分光光度計(U3400、日立社製)の試料ホルダーに試料を取り付け、測定波長域280〜400nmで透過量を測定する。試料取り付け時と未試料時での透過量から次の算式により、紫外線遮蔽率を求める。数値が大きいほど、紫外線遮蔽性に優れており、90以上で十分な紫外線遮蔽性を持つと判定した。
紫外線遮蔽率(%)={1−(試料片の透過量/未試料時の透過量)}。
C.熱遮蔽性
縦横20cm×20cmの木製の枠に固定した試料(2枚重ね)を置き、試料表面から25cm離れた位置にレフランプ(300W)、試料裏面から25cm離れた位置にサーモカメラ(サーモトレーサー DP−ID TH3100シリーズ、NEC製)を配置する。レフランプの光照射前と5分後の温度と、レフランプの照射を止めて20分後の温度を測定し、その差を求める。数値が小さいほど、熱遮蔽性に優れており、15以下で十分な熱遮蔽性があると判定した。
D.吸放湿性
試料を精練し、油剤を除去した後、その約1gをガラス秤量瓶(風袋重量F)にいれ、乾燥機中110℃2時間の条件で乾燥する。瓶を密封し、デシケータ中で30分間放冷した後、試料の入った秤量瓶の総重量(K)を測定する。次に、20℃65%RHに設定された恒温恒湿槽((株)田葉井製作所製の恒温恒湿槽“レインボー”)に開放状態で入れ、24時間放置する。その後再び密封状態でデシケータ30分間放置後、試料の入った秤量瓶の重量(H)を測定する。引続き、30℃90%RHに設定された恒温恒湿槽に開放状態にした秤量瓶を入れ、24時間後の総重量(S)を同様に測定する。以上の各値から下記式により算出する。数値が大きいほど快適性が優れており、3以上で着用時の快適性があると判定した。
最高吸湿率=[(S−K)/(K−F)]×100(%)
標準吸湿率=[(H−K)/(K−F)]×100(%)
△MR=最高吸湿率−標準吸湿率。
E.発色性
カラースタンダード白板上に静置した時の試料のL値(Lw)を、色差計Σ80(日本電色工業(株)製)により測定する。数値が小さいほど、チョーク状艶消し色調がなく発色性に優れており、25以下で充分な発色性を持つと判定した。
実施例
ε−カプロラクタムに酸化チタンを20重量%添加し、通常の方法で重合し、硫酸相対粘度が2.40の不透明ナイロン6不透明ナイロン組成物に、酸化チタンも他の顔料も全く添加してないブライトナイロン6を所定量混合し、酸化チタン含有量が3重量%、6重量%、12重量%、20重量%に調整した不透明ナイロン6ペレットを得た。
ポリビニルピロリドンとして、イソプロピルアルコールを溶媒として通常の方法で合成されたK値が30のPVP(BASF社製“ルビテック”K30スペシャルグレード)を用いた。このポリビニルピロリドン中のピロリドン含有量は0.02重量%であった。このポリビニルピロリドンを、酸化チタンを含有しないナイロン6に練り込み、ポリビニルピロリドン20重量%のマスタペレットとした。
実施例1
酸化チタン含有量が20重量%の不透明ナイロン6ペレット(不透明層)と、ポリビニルピロリドン7重量%含有した酸化チタンを含まないナイロン6ペレットとポリビニルピロリドンマスタペレットのブレンドナイロン6ペレット(透明層)とを、それぞれ別々に溶融し、特開昭55−80512号公報記載の方法で6分割型複合紡糸口金を用いて、不透明層と透明層の複合比率30/70で溶融複合紡糸し、通常の方法で延伸し、56デシテックス17フィラメントの芯鞘複合繊維糸を得た。
得られた複合繊維横断面における不透明ナイロン層と透明ナイロン層との複合構造は図1(b)である。
実施例2、3及び比較例3
酸化チタン含有量が12重量%、6重量%、3重量%の不透明ナイロン組成物を用いた以外は実施例1と同様に溶融紡糸し、56デシテックス17フィラメントのポリアミド芯鞘複合繊維糸条を得た。
実施例4及び比較例4
酸化チタン0.4重量%、1.5重量%含有したナイロン6を用いた以外は実施例1と同様に溶融紡糸し、56デシテックス17フィラメントのポリアミド芯鞘複合繊維糸条を得た。
実施例5、6及び比較例5
酸化チタンを含まないナイロン6ペレットと、ポリビニルピロリドンマスタペレットをブレンドしながら通常の方法で乾燥した。ポリビニルピロリドン2重量%、3重量%、15重量%、18重量%含有したブレンドナイロン6ペレットを用いた以外は実施例1と同様に溶融紡糸し、56デシテックス17フィラメントのポリアミド芯鞘複合繊維糸条を得た。
実施例7、8
図1(c)、図1(d)の複合繊維横断面となるように8分割型複合紡糸口金を用いた以外は実施例1と同様に溶融紡糸し、56デシテックス17フィラメントのポリアミド芯鞘複合繊維糸条を得た。
実施例9、比較例1、2
複合比率を15/85とし、図1(a)、図3(a)、図(b)の複合横断面となるように複合紡糸口金を用いた以外は実施例1と同様に溶融紡糸し、56デシテックス17フィラメントのポリアミド芯鞘複合繊維糸条を得た。
比較例6
酸化チタンを含まないナイロン6ペレットと、ポリビニルピロリドンマスタペレットをブレンドしながら通常の方法で乾燥した。ポリビニルピロリドン18重量%含有したブレンドナイロン6ペレットを用いた以外は実施例1と同様に溶融紡糸した。しかし、製糸中にポリアミド繊維が膨潤し巻き取り不能であった。
比較例7
複合比率を10/90とした以外は実施例1と同様に溶融紡糸し、56デシテックス17フィラメントのポリアミド芯鞘複合繊維糸条を得た。
比較例8
酸化チタン含有量6重量%の不透明ナイロン6ペレットを溶融紡糸し、通常の方法で延伸し、56デシテックス17フィラメントの単独繊維糸条を得た。
比較例9
酸化チタン6重量%に調整した不透明ナイロン6ペレットとポリビニルピロリドンマスタペレットをブレンドしながら通常の方法で乾燥した。酸化チタン4.5重量%、ポリビニルピロリドン5重量%含有したブレンドペレットを溶融紡糸し、通常の方法で延伸し、56デシテックス17フィラメントの単独繊維糸条を得た。
得られた繊維糸条を、タテ糸およびヨコ糸に用いて、タテ密度112本/インチ、ヨコ密度92本/インチのタフタ織物を製織した。製織したタフタ織物を、精練、180℃×1分で熱セット(中間セット)を行った。この布帛について防透け性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性を評価した。その結果を表1に示した。
続いて、酸性染料(Xylene Fast Blue P)を用い、98℃にて分間染色処理を施した後、190℃で熱セット(仕上げセット)を行った。この織物について発色性を評価した。その結果を表1に示した。
Figure 2005325481
表1より明らかなように、本発明におけるポリアミド芯鞘複合繊維は、不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性、発色性に優れている。
本発明の芯鞘複合繊維における繊維複合構造を例示する繊維横断面図である。 本発明の芯鞘複合繊維における繊維複合構造の他の例を示す繊維横断面図であって、請求項3にいう光通過透明層部分の割合の測定方法を説明する。 本発明以外の繊維芯鞘複合構造を例示する繊維横断面図である。 本発明以外の繊維芯鞘複合構造の他の例を示す繊維横断面図である。
符号の説明
1:不透明白色ポリアミドポリマ層、 2:透明ポリアミドポリマ層、3a〜3d:光通過透明層部分

Claims (9)

  1. 白色顔料の含有量が6〜30重量%(対ポリマ)である不透明白色ポリアミドポリマ層と白色顔料の含有量が0〜1重量%、吸湿剤の含有量が3〜15重量%(対ポリマ)である透明ポリアミドポリマ層とからなる複合繊維であって、前記透明ポリアミドポリマ層が前記不透明白色ポリアミドポリマ層によって3層以上に分割されかつ前記透明ポリアミドポリマ層が繊維表面の50%以上を占める繊維横断面複合構造を有するとともに、繊維横断面積全体に対する光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下の要件を満たす複合構造であることを特徴とする不透明性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維。
  2. 前記吸湿剤がポリビニルピロリドンであることを特徴とする請求項1記載の不透明性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維。
  3. 前記白色顔料が酸化チタンであることを特徴とする請求項1または2記載の不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維。
  4. 弾性糸を芯糸として、その周囲を一重または二重にポリアミド繊維を巻き付けるカバリング弾性糸において、前記ポリアミド繊維が、白色顔料の含有量が6〜30重量%(対ポリマ)である不透明白色ポリマ層と白色顔料の含有量が0〜1重量%、吸湿剤の含有量が3〜15重量%(対ポリマ)である透明ポリアミドポリマ層とからなる芯鞘複合繊維であって、前記透明ポリマ層が前記不透明白色ポリアミドポリマ層によって3層以上に分割されかつ前記透明ポリアミドポリマ層が繊維表面の50%以上を占める繊維横断面複合構造を有するとともに、繊維横断面積全体に対する光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下の要件を満たす複合構造であることを特徴とする不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維であることを特徴とするカバリング弾性糸。
  5. 前記吸湿剤がポリビニルピロリドンであることを特徴とする請求項4記載のカバリング弾性糸。
  6. 前記白色顔料が酸化チタンであることを特徴とする請求項4または5記載のカバリング弾性糸。
  7. ポリアミド嵩高加工糸において、白色顔料の含有量が6〜30重量%(対ポリマ)である不透明白色ポリアミドポリマ層と白色顔料の含有量が0〜1重量%、吸湿剤の含有量が3〜15重量%(対ポリマ)である透明ポリアミドポリマ層とからなる芯鞘複合繊維であって、前記透明ポリマ層が前記不透明白色ポリアミドポリマ層によって3層以上に分割されかつ前記透明ポリマ層が繊維表面の50%以上を占める繊維横断面複合構造を有するとともに、繊維横断面積全体に対する光通過透明層部分の割合(χ)が50%以下の要件を満たす複合構造であることを特徴とする不透明性、紫外線遮蔽性、熱遮蔽性、吸放湿性及び発色性に優れたポリアミド芯鞘複合繊維であることを特徴とするポリアミド嵩高加工糸。
  8. 前記吸湿剤がポリビニルピロリドンであることを特徴とする請求項7記載のポリアミド嵩高加工糸。
  9. 前記白色顔料が酸化チタンであることを特徴とする請求項7または8記載のポリアミド嵩高加工糸。
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