JP7069466B2 - 収納ケース - Google Patents
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Description
(1)本発明の収納ケースは、厚紙又は段ボールで形成された収納ケースであって、前記収納ケースを第1分離体と第2分離体に分離するときに操作される操作部と、前記操作部の操作によって前記収納ケースを前記第1分離体と前記第2分離体に分離可能に破断する破断部と、を備え、前記破断部は、前記第1分離体と前記第2分離体の境目に沿って形成された複数の切れ目線を有し、前記切れ目線のうちの一部の前記切れ目線は、第1切れ目線と前記第1切れ目線に隣接する第2切れ目線が組みになった切れ目線対になっており、前記第2切れ目線が、前記第2切れ目線側の前記第1切れ目線の一方の端部から前記第1切れ目線の形状に従って延長した延長線上に位置しないようにズレて設けられている。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
また、図2は図1に示す状態に組み立てる前の収納ケース1の展開図であり、図2は収納ケース1の状態に組み立て前の板体2を示す平面図でもある。
なお、図1では、収納ケース1内に収容されている物品に関する図示は省略している。
そして、組み立て前の板体2は、図2を見るとわかるように、一対の第1外フラップ11を有する第1板部10と、一対の第2内フラップ21及び継しろ部22を有する第2板部20と、一対の第3内フラップ31を有する第3板部30と、一対の第4外フラップ41を有する第4板部40と、が、第2板体20、第1板体10、第3板体30、及び、第4板体40の順に、一方向に並んで折り曲げ可能に繋がったものになっている。
下壁部12は、外形が長方形状になっており、長辺である対向する一対の第1辺12Aと、短辺である対向する一対の第2辺12Bと、を有している。
そして、一対の第1外フラップ11は、それぞれ下壁部12に対して折り曲げ可能に、下壁部12の対向する第2辺12Bに繋がるように設けられている。
なお、第1外フラップ11と下壁部12との間の境目(点線参照)には、折り曲げが行いやすいように曲げ強度を弱めた折り曲げ線が形成されている。
そして、第2側壁部23は、一対の第1辺23Aのうち第1板部10の下壁部12側の第1辺23A(図2の右側の第1辺23A)が、第1板部10の下壁部12の一対の第1辺12Aのうちの一方の第1辺12A(図2の左側の第1辺12A)に対して折り曲げ可能に繋がっている。
さらに、継しろ部22は、第2側壁部23の一対の第1辺23Aのうち第1板部10の下壁部12の反対側に位置する第1辺23A(図2の左側の第1辺23A)に対して折り曲げ可能に繋がっている。
そして、第3側壁部32は、一対の第1辺32Aのうち第1板部10の下壁部12側の第1辺32A(図2の左側の第1辺32A)が、第1板部10の下壁部12の一対の第1辺12Aのうちの他方の第1辺12A(図2の右側の第1辺12A)に対して折り曲げ可能に繋がっている。
なお、第3側壁部32と第1板部10の下壁部12との間の境目(点線参照)、及び、第3側壁部32と一対の第3内フラップ31のそれぞれとの間の境目(点線参照)には、折り曲げが行いやすいように曲げ強度を弱めた折り曲げ線が形成されている。
上壁部42は、外形が長方形状になっており、長辺である対向する一対の第1辺42Aと、短辺である対向する一対の第2辺42と、を有している。
また、一対の第4外フラップ41は、それぞれ上壁部42に対して折り曲げ可能に、上壁部42の対向する第2辺42Bに繋がるように設けられている。
まず、第1板部10の下壁部12側に立ち上げるように、第2板部20の第2側壁部23及び第3板部30の第3側壁部32を折り曲げる。
なお、図1では、第4側壁SW4側は見えていないが、第4側壁SW4側も第3側壁SW3と同様である。
なお、本実施形態では、取っ手部43は、軽く押圧して開口させるものとしているが、必ずしも、開口しないように塞いでおく必要はなく、初めから第4板部40の一対の第4外フラップ41に開口した状態で形成しておいてもよい。
なお、図3及び図4を主に参照して説明する操作部50及び破断部51は、図2に示す第2板部20においても同様である。
したがって、以下では、第2板部20における説明を省略するが、以下の説明における、第3側壁部32、一対の第3内フラップ31、及び、第2辺32Bを、それぞれ第2側壁部23、一対の第2内フラップ21、及び、第2辺23Bに置き換えるだけである。
なお、傾斜破断部51Aは、操作部50側から第3内フラップ31の第2辺32Bのほぼ中央の位置に至るように設けられている。
なお、この直線破断部51Bは、図1を見るとわかるように、下壁部12を下側に位置させたときに水平方向に第2辺32B(図2参照)側から第3内フラップ31の端の位置まで延在しているので水平破断部という場合もある。
具体的には、図4に示すように、傾斜破断部51Aは、収納ケース1(図1参照)の状態のときに、上壁部42側(図4の上側)となる第1方向に凸の円弧形状の第1切れ目線52AAと、第1切れ目線52AAに隣接し、収納ケース1の状態のときに、下壁部12(図4の下側)となる第1方向と反対方向に凸の円弧形状の第2切れ目線52ABと、が組みになった切れ目線対52Aが複数設けられたものになっている。
つまり、第1切れ目線52AAは、一方の端部P1から第1切れ目線52AAの円弧形状に従って延長した延長線L1の方向に切れ目が進展し、第2切れ目線52ABは、他方の端部P2から第2切れ目線52ABの円弧形状に従って延長した延長線L2の方向に切れ目が進展しやすい。
なお、この変形誘導線GLは、この線上に沿って変形が起りやすいように曲げ強度を弱めた部分であり、先に説明した折り曲げ線と類似である。
このため、より一層、収納ケース1(図1参照)を第1分離体1L(図1参照)と第2分離体1U(図1参照)に分離させるときの作業性がよくなる。
上記実施形態では、第1切れ目線52AA及び第2切れ目線52ABは、円弧形状を有するものになっていたが、例えば、くの字形状等の他の形状であってもよく、第2切れ目線52ABが、第2切れ目線52AB側の第1切れ目線52AAの一方の端部P1から第1切れ目線52AAの形状に従って延長した延長線上に位置しないようにズレて設けられていればよい。
しかしながら、収納ケース1(図1参照)が、予期せずして、第1分離体1L(図1参照)と第2分離体1U(図1参照)に分離する事態は、収納されている物品の重量が重い場合に起こりやすいため、飲料を充填したボトル、缶、パック等を収容する飲料用の収納ケースとして、特に、好適である。
1L 第1分離体
1U 第2分離体
2 板体
10 第1板部
11 第1外フラップ
12 下壁部
20 第2板部
21 第2内フラップ
22 継しろ部
23 第2側壁部
30 第3板部
31 第3内フラップ
32 第3側壁部
40 第4板部
41 第4外フラップ
42 上壁部
43 取っ手部
50 操作部
51 破断部
51A 傾斜破断部
51B 直線破断部
52 切れ目線
52A 切れ目線対
52AA 第1切れ目線
52AB 第2切れ目線
GL 変形誘導線
L1、L2 延長線
OP 開口
P1、P2 端部
SW1 第1側壁
SW2 第2側壁
SW3 第3側壁
SW4 第4側壁
Claims (6)
- 厚紙又は段ボールで形成された収納ケースであって、
前記収納ケースを第1分離体と第2分離体に分離するときに操作される操作部と、
前記操作部の操作によって前記収納ケースを前記第1分離体と前記第2分離体に分離可能に破断する破断部と、を備え、
前記破断部は、前記第1分離体と前記第2分離体の境目に沿って形成された複数の切れ目線を有し、
前記切れ目線のうちの一部の前記切れ目線は、第1切れ目線と前記第1切れ目線に隣接する第2切れ目線が組みになった切れ目線対になっており、
前記第2切れ目線が、前記第2切れ目線側の前記第1切れ目線の一方の端部から前記第1切れ目線の形状に従って延長した延長線上に位置しないようにズレて設けられ、
前記操作部を手で掴んで前記第1分離体と前記第2分離体に分離する操作を行う場合に、その操作力が前記第1切れ目線の前記一方の端部から前記第2切れ目線に向かう方に力が掛かる位置に前記操作部が設けられている、ことを特徴とする収納ケース。 - 前記第1切れ目線は、第1方向に凸となる、くの字形状又は円弧形状を有し、
前記第2切れ目線は、前記第1方向と反対方向に凸となる、くの字形状又は円弧形状を有し、
前記第2切れ目線は、前記第1切れ目線の前記一方の端部側となる他方の端部が前記第1切れ目線の前記一方の端部よりも前記第1方向側に位置することを特徴とする請求項1に記載の収納ケース。 - 前記第2切れ目線は、前記第1切れ目線に対して前記第1方向側にズレて設けられていることを特徴とする請求項2に記載の収納ケース。
- 前記破断部は、前記操作部から離れるにつれて前記第1分離体の底部から離れる方向に傾斜する傾斜破断部を備え、
前記傾斜破断部は、前記操作部から離れるにつれて前記第1分離体の底部から離れる方向にズレて設けられた複数の前記切れ目線対を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の収納ケース。 - 前記第2分離体は、前記操作部よりも外側において前記収納ケースの上壁部に近づくように斜め方向に延在する変形誘導線を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の収納ケース。
- 前記第1分離体が前記収納ケースの下側の部分であり、
前記第2分離体が前記収納ケースの上側の部分であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の収納ケース。
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