JP2536112Y2 - 開封用切線付包装用箱 - Google Patents
開封用切線付包装用箱Info
- Publication number
- JP2536112Y2 JP2536112Y2 JP1990068147U JP6814790U JP2536112Y2 JP 2536112 Y2 JP2536112 Y2 JP 2536112Y2 JP 1990068147 U JP1990068147 U JP 1990068147U JP 6814790 U JP6814790 U JP 6814790U JP 2536112 Y2 JP2536112 Y2 JP 2536112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- lines
- packaging box
- end portions
- cut lines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は開封手段としての切線(ジッパー)を設けた
包装用箱に関し、詳しくは開封性が良好で、開封後の外
観をも考慮した開封手段を有する包装用箱に関するもの
である。
包装用箱に関し、詳しくは開封性が良好で、開封後の外
観をも考慮した開封手段を有する包装用箱に関するもの
である。
[従来の技術] 紙箱の側板にジッパーを設け、該ジッパーを引剥すこ
とによって紙箱の開封を行なうことは既に知られてお
り、従来の代表的なジッパーは、第4図に示すような断
続する形状の切線11を設けたものである。
とによって紙箱の開封を行なうことは既に知られてお
り、従来の代表的なジッパーは、第4図に示すような断
続する形状の切線11を設けたものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のジッパーでは、第5図に示すよ
うに、ジッパーを開封した時にその開封部の切れ跡が鋸
歯状に残ってしまって外観上美しいとは言えず、また各
切線のつなぎの部分が開封方向に沿っていないために、
紙質によっては途中でジッパーがちぎれてしまい、最後
まで完全に開封出来ないという欠点がある。
うに、ジッパーを開封した時にその開封部の切れ跡が鋸
歯状に残ってしまって外観上美しいとは言えず、また各
切線のつなぎの部分が開封方向に沿っていないために、
紙質によっては途中でジッパーがちぎれてしまい、最後
まで完全に開封出来ないという欠点がある。
また、実開昭55−145425号、同59−83726号、同59−1
93123号、同62−174024号、同63−28628号、実公昭56−
34591号、同62−23697号、同62−44905号、実公平1−1
8520号等の各公報には改良されたジッパー構造が種々開
示されてはいるが、開封性、開封後の外観性が共に良好
であるものは未だ見い出されていない。
93123号、同62−174024号、同63−28628号、実公昭56−
34591号、同62−23697号、同62−44905号、実公平1−1
8520号等の各公報には改良されたジッパー構造が種々開
示されてはいるが、開封性、開封後の外観性が共に良好
であるものは未だ見い出されていない。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたもので、その
目的は、開封性が良好で、しかも開封後の外観性に優れ
た開封用切線付包装用箱を提供することにある。
目的は、開封性が良好で、しかも開封後の外観性に優れ
た開封用切線付包装用箱を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の第1は、側板に
二列の断続する開封用切線を設けた包装用箱において、
前記開封用切線が、容器の底辺に対し、水平方向と斜め
方向とに繋がって設けられ、それぞれの切線の両端部が
中央直線部に対して外側に折れ曲がった形状の切線を折
れ曲がった両端部が互いに外側に向けて上下対称となる
ように断続的に配し、且つ、隣合う切線の端部同志を結
ぶ線が同一直線上に並ぶように形成し、さらに、その隣
合う切線の端部同志を結ぶ線が上下対称となるように配
する構成としたものである。
二列の断続する開封用切線を設けた包装用箱において、
前記開封用切線が、容器の底辺に対し、水平方向と斜め
方向とに繋がって設けられ、それぞれの切線の両端部が
中央直線部に対して外側に折れ曲がった形状の切線を折
れ曲がった両端部が互いに外側に向けて上下対称となる
ように断続的に配し、且つ、隣合う切線の端部同志を結
ぶ線が同一直線上に並ぶように形成し、さらに、その隣
合う切線の端部同志を結ぶ線が上下対称となるように配
する構成としたものである。
[作用] このような構成にあっては、各切線のつなぎの部分が
開封方向に沿っているため、無理なく引剥され、途中で
ちぎれたりすることもなく、開封性が良好である。さら
に開封部の切れ跡の外観が開封方向に沿って略平らに仕
上がるため、外観上が美しく見え、開封後の外観性が優
れたものになる。
開封方向に沿っているため、無理なく引剥され、途中で
ちぎれたりすることもなく、開封性が良好である。さら
に開封部の切れ跡の外観が開封方向に沿って略平らに仕
上がるため、外観上が美しく見え、開封後の外観性が優
れたものになる。
[実施例] 以下、添付図面に基いて、本考案の実施例を詳述す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図はそ
の開封用切線部分の拡大平面図である。
の開封用切線部分の拡大平面図である。
第1図から明らかなように、包装用箱3の側板に二列
の断続する開封用切線1,2が設けられており、この開封
用切線1,2で囲まれる部分を引剥すことにより包装用箱
3の開封を行なう。
の断続する開封用切線1,2が設けられており、この開封
用切線1,2で囲まれる部分を引剥すことにより包装用箱
3の開封を行なう。
開封用切線1,2の構造は、第2図に示す通り、両端部1
b,2bが中央直線部1a,2aに対して外側に折れ曲がった形
状の切線1′,2′を折れ曲がった両端部1b,2bが互いに
外側に向けて上下対称となるように断続的に配されてな
る。
b,2bが中央直線部1a,2aに対して外側に折れ曲がった形
状の切線1′,2′を折れ曲がった両端部1b,2bが互いに
外側に向けて上下対称となるように断続的に配されてな
る。
かかる構造の開封用切線1,2を引剥すと、各切線1′,
2′のつなぎの部分4が開封(引剥し)方向(第2図
中、5で示す)に沿っている、すなわち各切線1′,2′
の両端部1b,2b同志を結ぶ線が開封方向と並行している
ため、つなぎの部分4が開封方向に沿って引剥され、開
封途中でちぎれたりすることもなく、最後まで無理なく
完全に開けることができる。また、第3図に示す如く、
開封部の切れ跡の外観が開封方向に沿って略平らにな
り、外観が美しく仕上がる。
2′のつなぎの部分4が開封(引剥し)方向(第2図
中、5で示す)に沿っている、すなわち各切線1′,2′
の両端部1b,2b同志を結ぶ線が開封方向と並行している
ため、つなぎの部分4が開封方向に沿って引剥され、開
封途中でちぎれたりすることもなく、最後まで無理なく
完全に開けることができる。また、第3図に示す如く、
開封部の切れ跡の外観が開封方向に沿って略平らにな
り、外観が美しく仕上がる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案によれば、各切線
のつなぎの部分が開封方向に沿って引剥されるので、開
封途中でちぎれたりすることがなく、最後まで無理のな
い良好な開封性が得られる。また、開封部の切れ跡の外
観が美しい形に仕上がるため、開封後の外観性にも優れ
た包装用箱が得られる。
のつなぎの部分が開封方向に沿って引剥されるので、開
封途中でちぎれたりすることがなく、最後まで無理のな
い良好な開封性が得られる。また、開封部の切れ跡の外
観が美しい形に仕上がるため、開封後の外観性にも優れ
た包装用箱が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図はその
開封用切線部分の拡大平面図、第3図はその開封後の外
観を示す平面図、第4図は従来の開封用切線の構造を示
す平面図、第5図はその開封後の外観を示す平面図であ
る。 1,2……開封用切線 3……包装用箱 4……つなぎ部分 5……開封方向 11……開封用切線
開封用切線部分の拡大平面図、第3図はその開封後の外
観を示す平面図、第4図は従来の開封用切線の構造を示
す平面図、第5図はその開封後の外観を示す平面図であ
る。 1,2……開封用切線 3……包装用箱 4……つなぎ部分 5……開封方向 11……開封用切線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐田 淳 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−77827(JP,U) 実開 昭54−58335(JP,U) 特公 昭47−29676(JP,B1) 実公 昭39−25466(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】側板に二列の断続する開封用切線を設けた
包装用箱において、前記開封用切線が、容器の底辺に対
し、水平方向と斜め方向とに繋がって設けられ、それぞ
れの切線の両端部が中央直線部に対して外側に折れ曲が
った形状の切線を折れ曲がった両端部が互いに外側に向
けて上下対称となるように断続的に配し、且つ、隣合う
切線の端部同志を結ぶ線が同一直線上に並ぶように形成
し、さらに、その隣合う切線の端部同志を結ぶ線が上下
対称となるように配したことを特徴とする開封用切線付
包装用箱
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990068147U JP2536112Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 開封用切線付包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990068147U JP2536112Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 開封用切線付包装用箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0427715U JPH0427715U (ja) | 1992-03-05 |
JP2536112Y2 true JP2536112Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=31602336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990068147U Expired - Lifetime JP2536112Y2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 開封用切線付包装用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536112Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006036340A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Yukata Package:Kk | シートの切り裂き構造とその作製方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4531506B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2010-08-25 | 大日本印刷株式会社 | カートン用ジッパー |
JP4464461B1 (ja) * | 2009-03-02 | 2010-05-19 | 菱江産業株式会社 | プラスチックシート用切取線、これを備えたプラスチックシート及び包装ケース |
JP5673983B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2015-02-18 | 大日本印刷株式会社 | 両方向に開封可能なジッパー構造及びジッパー構造を備えた箱体 |
JP7069466B2 (ja) * | 2018-02-05 | 2022-05-18 | 日本トーカンパッケージ株式会社 | 収納ケース |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5277827U (ja) * | 1975-12-06 | 1977-06-10 | ||
JPS5458335U (ja) * | 1977-09-30 | 1979-04-23 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP1990068147U patent/JP2536112Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006036340A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Yukata Package:Kk | シートの切り裂き構造とその作製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427715U (ja) | 1992-03-05 |
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