JPH0449068Y2 - - Google Patents
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- JPH0449068Y2 JPH0449068Y2 JP16902187U JP16902187U JPH0449068Y2 JP H0449068 Y2 JPH0449068 Y2 JP H0449068Y2 JP 16902187 U JP16902187 U JP 16902187U JP 16902187 U JP16902187 U JP 16902187U JP H0449068 Y2 JPH0449068 Y2 JP H0449068Y2
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- JP
- Japan
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- piece
- carton
- panel
- panels
- bent
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 7
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 7
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- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 2
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Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は頭部に開閉自在のいんろう蓋を具えた
カートンに関する。
カートンに関する。
[従来の技術と問題点]
従来よりキヤラメルやチヨコレート等の菓子、
煙草、洗剤、薬剤あるいは調味料等の出入り、保
持を容易とするために、頭部に嵌脱自在とした所
謂いんろう蓋を具えた角筒容器(カートン)が提
案されている。このようないんろうカートンは、
一般にカートン本体の頭部に横割状に切線及びヒ
ンジを設けて、前記ヒンジを軸とする上蓋を開閉
自在に形成し、かつカートン本体の内側に嵌合部
となる内筒ないし内材を配設して二重箱体とな
し、前記上蓋を内筒等に対していんろう式に嵌脱
自在に組合したものとなつている(実公昭40−
31358号、実開昭48−7440号参照)。
煙草、洗剤、薬剤あるいは調味料等の出入り、保
持を容易とするために、頭部に嵌脱自在とした所
謂いんろう蓋を具えた角筒容器(カートン)が提
案されている。このようないんろうカートンは、
一般にカートン本体の頭部に横割状に切線及びヒ
ンジを設けて、前記ヒンジを軸とする上蓋を開閉
自在に形成し、かつカートン本体の内側に嵌合部
となる内筒ないし内材を配設して二重箱体とな
し、前記上蓋を内筒等に対していんろう式に嵌脱
自在に組合したものとなつている(実公昭40−
31358号、実開昭48−7440号参照)。
このようなカートンは従来公報からも知られて
いるように、嵌着部となる内筒等をカートン本体
と一体に連設して組立時にカートン本体の内側に
折曲げて重合貼着するか、あるいは本体とは別体
に形成させた内筒を本体内側に固着するようにし
ていた。しかしながら、前者のカートンは、製函
時に包材を2重巻きして本体とその内側にくる内
筒を成形するために製函が難しく、殊に内筒と本
体とは一連のピースで形成され、側壁面を互いに
固着して拘束しているから、組立時に内筒に歪み
が生じやすいという欠点があつた。他方後者のカ
ートンは、内筒を別体に形成しなければならない
から挿入等の手間がかかるほかに、材料取りに無
駄を生じやすく、打抜加工、自動製函による大量
生産にそぐわないという欠点があつた。
いるように、嵌着部となる内筒等をカートン本体
と一体に連設して組立時にカートン本体の内側に
折曲げて重合貼着するか、あるいは本体とは別体
に形成させた内筒を本体内側に固着するようにし
ていた。しかしながら、前者のカートンは、製函
時に包材を2重巻きして本体とその内側にくる内
筒を成形するために製函が難しく、殊に内筒と本
体とは一連のピースで形成され、側壁面を互いに
固着して拘束しているから、組立時に内筒に歪み
が生じやすいという欠点があつた。他方後者のカ
ートンは、内筒を別体に形成しなければならない
から挿入等の手間がかかるほかに、材料取りに無
駄を生じやすく、打抜加工、自動製函による大量
生産にそぐわないという欠点があつた。
[考案の目的]
ここに於て本考案は上記のような従来のものの
問題点を解消すると共に、内容物のバージン性を
確保することが可能ないんろうカートンを提供す
ることを目的とする。すなわち、本考案は角筒状
容器本体の側面パネル上縁にいんろう蓋の嵌合部
となる内材を連設して、その連繋部材上に開封用
切取帯をうもけてなるいんろうカートンを提供せ
んとするものである。
問題点を解消すると共に、内容物のバージン性を
確保することが可能ないんろうカートンを提供す
ることを目的とする。すなわち、本考案は角筒状
容器本体の側面パネル上縁にいんろう蓋の嵌合部
となる内材を連設して、その連繋部材上に開封用
切取帯をうもけてなるいんろうカートンを提供せ
んとするものである。
[問題点を解決するための手段]
上記の目的を達成するため、本考案は、前パネ
ル及び後パネル並びに2枚の側面パネルを4角筒
状に連設して成るカートンにおいて、前記前後両
パネル及び何れか一方の側面パネルにまたがるよ
うに横割状の破断線を設け、かつ前後両パネルの
上縁に頂部蓋片を連設すると共に、前記一方の側
面パネルの上縁に折曲片及び口部片を順次連設
し、また前記折曲片を介して口部片を前後両パネ
ル及び一方の側面パネル上に折曲げて破断線の下
部で互いに固着し、更に前記折曲片を横断する切
離し手段を設けたものである。
ル及び後パネル並びに2枚の側面パネルを4角筒
状に連設して成るカートンにおいて、前記前後両
パネル及び何れか一方の側面パネルにまたがるよ
うに横割状の破断線を設け、かつ前後両パネルの
上縁に頂部蓋片を連設すると共に、前記一方の側
面パネルの上縁に折曲片及び口部片を順次連設
し、また前記折曲片を介して口部片を前後両パネ
ル及び一方の側面パネル上に折曲げて破断線の下
部で互いに固着し、更に前記折曲片を横断する切
離し手段を設けたものである。
[実施例]
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
第4図は本考案の一実施例を示す展開図であつ
て、板紙等からなるブランクシートを図示のよう
に截断して形成する。図中符号1は矩形の前面パ
ネル、3は同じく後面パネル、2と4は側面パネ
ルである。これらのパネル1〜4は第4図に示す
ように折曲自在に一方向に連設すると共に、前面
パネルの端縁には4枚のパネルを角筒状に連設す
るための接合片5を設ける。また前記側面パネル
2とその両側の前後両パネル1と3に対しては、
それらにまたがるように横方向に断続する切線6
を形成する。符号7と9で示すものは、前後両パ
ネル1と3の上下両端縁に連設した頂部蓋片と底
部蓋片、8と10は側面パネル2と4の上下両端
縁に連設した折曲片であり、側面パネル2の上縁
に設けた折曲片8の延長上にT字状をなすよう
に、折曲片8と連続する連繋部12を介して口部
片11を頂部蓋片7,9の上方に形成する。T字
状口部片11の基部には折曲片8又は連繋部12
を横断する方向に帯状の切離し手段を設けるもの
であつて、この切離し手段は例えば所定幅の平行
2条のミシン孔13,13より形成する。一方、
T字状口部片11の上部は接着代14とし、この
接着代14に対応する貼着部15を前記切線6の
下方に位置した前後両パネル1,3及び側面パネ
ル2上に設ける。
て、板紙等からなるブランクシートを図示のよう
に截断して形成する。図中符号1は矩形の前面パ
ネル、3は同じく後面パネル、2と4は側面パネ
ルである。これらのパネル1〜4は第4図に示す
ように折曲自在に一方向に連設すると共に、前面
パネルの端縁には4枚のパネルを角筒状に連設す
るための接合片5を設ける。また前記側面パネル
2とその両側の前後両パネル1と3に対しては、
それらにまたがるように横方向に断続する切線6
を形成する。符号7と9で示すものは、前後両パ
ネル1と3の上下両端縁に連設した頂部蓋片と底
部蓋片、8と10は側面パネル2と4の上下両端
縁に連設した折曲片であり、側面パネル2の上縁
に設けた折曲片8の延長上にT字状をなすよう
に、折曲片8と連続する連繋部12を介して口部
片11を頂部蓋片7,9の上方に形成する。T字
状口部片11の基部には折曲片8又は連繋部12
を横断する方向に帯状の切離し手段を設けるもの
であつて、この切離し手段は例えば所定幅の平行
2条のミシン孔13,13より形成する。一方、
T字状口部片11の上部は接着代14とし、この
接着代14に対応する貼着部15を前記切線6の
下方に位置した前後両パネル1,3及び側面パネ
ル2上に設ける。
以上のように構成されている本考案のカートン
を組立て使用するに際しては、製函工程上で先ず
第5図イ,ロに示されるように、側面パネル2の
上縁に連設した折曲片8を介して口部片11を側
面パネル2ならびに前後両パネル1及び2の上に
折り重ね、接着代14とこれに対応する貼着部1
5とを突き合せて固着する。次に第5図ハ,ニに
示すように接合片5を介して4枚のパネル1〜4
をサツクマシンでサツク貼り(胴貼り)する。
を組立て使用するに際しては、製函工程上で先ず
第5図イ,ロに示されるように、側面パネル2の
上縁に連設した折曲片8を介して口部片11を側
面パネル2ならびに前後両パネル1及び2の上に
折り重ね、接着代14とこれに対応する貼着部1
5とを突き合せて固着する。次に第5図ハ,ニに
示すように接合片5を介して4枚のパネル1〜4
をサツクマシンでサツク貼り(胴貼り)する。
次にこのサツク貼りしたパネル1〜4を起こし
て角筒状に成形し、希望の内容物を収容した後、
底部の折曲片8,10及び蓋片7,9を折曲げて
貼着し、同様にして頂部の折曲片8,10及び蓋
片7,9を折曲げて貼着して封緘すれば組立が完
了する。
て角筒状に成形し、希望の内容物を収容した後、
底部の折曲片8,10及び蓋片7,9を折曲げて
貼着し、同様にして頂部の折曲片8,10及び蓋
片7,9を折曲げて貼着して封緘すれば組立が完
了する。
第1図が組立完成状態の斜視図であり、内容物
を取出すには、第2図に示すように切線6を切り
離していんろう蓋7,9を上方に持上げていんろ
う部分を開被する。いんろう部には、前後両パネ
ル1,3及び両パネルに挟まれた側面パネル2に
口部片11が内設されているため、いんろう蓋
7,9を持上げると、開口面に口部片11のほぼ
上半部ならびに口部片11の連繋部12が露出す
る。連繋部12は折曲片8と口部片11とを連設
しているため、図示のようにいんろう蓋7,9の
開口角度を制限している。
を取出すには、第2図に示すように切線6を切り
離していんろう蓋7,9を上方に持上げていんろ
う部分を開被する。いんろう部には、前後両パネ
ル1,3及び両パネルに挟まれた側面パネル2に
口部片11が内設されているため、いんろう蓋
7,9を持上げると、開口面に口部片11のほぼ
上半部ならびに口部片11の連繋部12が露出す
る。連繋部12は折曲片8と口部片11とを連設
しているため、図示のようにいんろう蓋7,9の
開口角度を制限している。
カートン内から内容物を取出すには、連繋部1
2に設けたミシン孔13,13を利用し、帯状切
離し部を切除すればそれに伴い、いんろう蓋7,
9は前記制度角度を越えて後方へ回動させること
ができる。従つて連繋部12を切除すればいんろ
う蓋の回動が円滑に行われ、直ちに内容品を取出
すことができる。
2に設けたミシン孔13,13を利用し、帯状切
離し部を切除すればそれに伴い、いんろう蓋7,
9は前記制度角度を越えて後方へ回動させること
ができる。従つて連繋部12を切除すればいんろ
う蓋の回動が円滑に行われ、直ちに内容品を取出
すことができる。
なお、使用に際しては、例えば連繋部12の上
面に第2図に示すように宣伝用コピー、美麗な印
刷等を施せば、デイスプレイ効果があり、面白味
が大きいカートンが得られる。
面に第2図に示すように宣伝用コピー、美麗な印
刷等を施せば、デイスプレイ効果があり、面白味
が大きいカートンが得られる。
[考案の効果]
本考案のいんろうカートンは以上の如きのもの
であるから次のような効果を奏する。
であるから次のような効果を奏する。
(1) 従来のいんろうカートンと同様に頂蓋が口部
片に対して嵌脱自在に構成されているから、頻
繁な取出しを行なう菓子、煙草、洗剤等の収容
箱に用いて好適である。
片に対して嵌脱自在に構成されているから、頻
繁な取出しを行なう菓子、煙草、洗剤等の収容
箱に用いて好適である。
(2) 口部片はカートン本体の側面パネルの上縁T
字状に連設されているから、従来型に比較して
包装材料の節減ならびに打抜加工、自動製函が
容易に行える。
字状に連設されているから、従来型に比較して
包装材料の節減ならびに打抜加工、自動製函が
容易に行える。
(3) カートンの開封作業は、破断線を切離した
後、帯状切離し部を切除して行うものであるか
ら、内容品のバージン性保持が確実に行える。
後、帯状切離し部を切除して行うものであるか
ら、内容品のバージン性保持が確実に行える。
以上の通り、本考案はその構成が簡単にして、
包装材料の節減と製函作業の自動化が可能で、廉
価ないんろうカートンを提供できる効果がある。
包装材料の節減と製函作業の自動化が可能で、廉
価ないんろうカートンを提供できる効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示すいんろうカー
トンの組立斜視図、第2図及び第3図は開封途中
の状態を示すカートンの斜視図、第4図は同上カ
ートンの展開図、第5図イ〜ニは組立過程を示す
説明図、第6図は第1図における−線断面
図、第7図は第3図の−線断面図である。 1……前パネル、2,4……側面パネル、3…
…後パネル、5……接合片、6切線(破断線)、
7,9……蓋片、8,10……折曲片、11……
口部片、12……連繋部、13……ミシン孔、1
4……接着代、15……貼着部。
トンの組立斜視図、第2図及び第3図は開封途中
の状態を示すカートンの斜視図、第4図は同上カ
ートンの展開図、第5図イ〜ニは組立過程を示す
説明図、第6図は第1図における−線断面
図、第7図は第3図の−線断面図である。 1……前パネル、2,4……側面パネル、3…
…後パネル、5……接合片、6切線(破断線)、
7,9……蓋片、8,10……折曲片、11……
口部片、12……連繋部、13……ミシン孔、1
4……接着代、15……貼着部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 前パネル及び後パネル並びに2枚の側面パネ
ルを4角筒状に連設して成るカートンにおい
て、前記前後両パネル及び何れか一方の側面パ
ネルにまたがるように横割状の破断線を設け、
かつ前後両パネルの上縁に頂部蓋片を連設する
と共に、前記一方の側面パネルの上縁に折曲片
及び口部片を順次連設し、また前記折曲片を介
して口部片を前後両パネル及び一方の側面パネ
ル上に折曲げて破断線の下部で互いに固着し、
更に前記折曲片を横断する切離し手段を設けて
なるワンピース型いんろうカートン。 2 切離し手段は平行2条のミシン孔により区画
形成されている実用新案登録請求の範囲第1項
記載のワンピース型いんろうカートン。 3 折曲片及び口部片は展開状態に於て頂部蓋片
の上方に向かつてT字状に連設されている実用
新案登録請求の範囲第1項記載のワンピース型
いんろうカートン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16902187U JPH0449068Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16902187U JPH0449068Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0176415U JPH0176415U (ja) | 1989-05-23 |
JPH0449068Y2 true JPH0449068Y2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=31458713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16902187U Expired JPH0449068Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449068Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002080030A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-19 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 電子レンジ加熱用容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4620273B2 (ja) * | 2001-03-19 | 2011-01-26 | 大日本印刷株式会社 | 表示パネル付き易開封性カートン |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP16902187U patent/JPH0449068Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002080030A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-19 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 電子レンジ加熱用容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0176415U (ja) | 1989-05-23 |
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