JPH08207973A - 紙巻き煙草などの直方体のパック - Google Patents
紙巻き煙草などの直方体のパックInfo
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- JPH08207973A JPH08207973A JP7278051A JP27805195A JPH08207973A JP H08207973 A JPH08207973 A JP H08207973A JP 7278051 A JP7278051 A JP 7278051A JP 27805195 A JP27805195 A JP 27805195A JP H08207973 A JPH08207973 A JP H08207973A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/07—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
- B65D85/08—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular
- B65D85/10—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular for cigarettes
- B65D85/1018—Container formed by a flexible material, i.e. soft-packages
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- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
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- B65D85/1018—Container formed by a flexible material, i.e. soft-packages
- B65D85/1027—Opening devices
Abstract
(57)【要約】
【目的】印刷媒体の外観と構造に関して紙巻き煙草用パ
ックを改良すること 【構成】パックに添付する印刷媒体は、印刷内容をなる
べく広く表示すると同時に、パックの通常の可視面を過
度に遮蔽しないことが必要である。この発明は、角部を
持つように折り曲げた印刷媒体を、パックの一方の側壁
と、後部壁または上部壁の一部に添付することによって
前記のニーズに応える。
ックを改良すること 【構成】パックに添付する印刷媒体は、印刷内容をなる
べく広く表示すると同時に、パックの通常の可視面を過
度に遮蔽しないことが必要である。この発明は、角部を
持つように折り曲げた印刷媒体を、パックの一方の側壁
と、後部壁または上部壁の一部に添付することによって
前記のニーズに応える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、前部壁、後部
壁、幅の狭い両側壁、底部壁、および上部壁を備える紙
巻き煙草等の直方体のパックに関し、前記パックは、セ
ロファンまたはプラスチックフィルムのような透明な材
料からなる外部包装材と、パックに付加された別体のブ
ランクを含む印刷媒体またはクーポンとによって囲まれ
ている。
壁、幅の狭い両側壁、底部壁、および上部壁を備える紙
巻き煙草等の直方体のパックに関し、前記パックは、セ
ロファンまたはプラスチックフィルムのような透明な材
料からなる外部包装材と、パックに付加された別体のブ
ランクを含む印刷媒体またはクーポンとによって囲まれ
ている。
【０００２】
【従来の技術】紙巻き煙草用のパックは、ソフトカート
ンパックまたはヒンジ蓋付きボックス（ヒンジ蓋付きパ
ック）として、前もって設計される。このタイプのパッ
クの構造は、パックの内容物すなわち紙巻き煙草のグル
ープが、紙または錫箔からなる内部ブランクで囲まれて
いる。こうして形成された紙巻き煙草のブロックは、上
部が開いた薄いカードボードまたは紙カートン内に配置
される。外部包装材は通常、セロファンまたはプラスチ
ックフィルムからなっている。パックを開くために、四
方を閉ざされている外部包装材が、引き裂くことによっ
て開くためのストリップを備えており、このストリップ
は通常は上部壁の直下に延在しており、これを前記のよ
うに引き裂くことによって、外部包装材の上部キャップ
を切断することが可能となる。
ンパックまたはヒンジ蓋付きボックス（ヒンジ蓋付きパ
ック）として、前もって設計される。このタイプのパッ
クの構造は、パックの内容物すなわち紙巻き煙草のグル
ープが、紙または錫箔からなる内部ブランクで囲まれて
いる。こうして形成された紙巻き煙草のブロックは、上
部が開いた薄いカードボードまたは紙カートン内に配置
される。外部包装材は通常、セロファンまたはプラスチ
ックフィルムからなっている。パックを開くために、四
方を閉ざされている外部包装材が、引き裂くことによっ
て開くためのストリップを備えており、このストリップ
は通常は上部壁の直下に延在しており、これを前記のよ
うに引き裂くことによって、外部包装材の上部キャップ
を切断することが可能となる。
【０００３】多くの理由で、別体のブランクから形成さ
れたクーポンまたは印刷媒体が、しばしばそのようなパ
ックに付加される。これらのクーポンまたは印刷媒体
は、広告目的として役立つばかりでなく、種々の競技会
や呼び物の催し等に参加するためにも用いられる。印刷
媒体は通常パックの前部壁または後部壁に接して設けら
れる。
れたクーポンまたは印刷媒体が、しばしばそのようなパ
ックに付加される。これらのクーポンまたは印刷媒体
は、広告目的として役立つばかりでなく、種々の競技会
や呼び物の催し等に参加するためにも用いられる。印刷
媒体は通常パックの前部壁または後部壁に接して設けら
れる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、印刷媒体
（クーポン）の外観と構造に関して前記パックを改良す
ることを目的とする。
（クーポン）の外観と構造に関して前記パックを改良す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のパックは、印刷媒体が、角張った形態に
折り曲げられて、（横断方向の）一方の脚部で一方の側
壁の区域に、また、少なくとも他方の１脚部で、前部壁
または後部壁の区域に延在する点によって規定される。
いずれにせよ、この発明の印刷媒体は、それがパックの
底部壁の区域までは突出しないように設計され、配置さ
れる。さらに、印刷媒体は、直角に折り曲げられるため
に、少なくとも１つのパックの直立縁部の周囲に延在す
るような構造とされる。
に、この発明のパックは、印刷媒体が、角張った形態に
折り曲げられて、（横断方向の）一方の脚部で一方の側
壁の区域に、また、少なくとも他方の１脚部で、前部壁
または後部壁の区域に延在する点によって規定される。
いずれにせよ、この発明の印刷媒体は、それがパックの
底部壁の区域までは突出しないように設計され、配置さ
れる。さらに、印刷媒体は、直角に折り曲げられるため
に、少なくとも１つのパックの直立縁部の周囲に延在す
るような構造とされる。
【０００６】印刷媒体が上記のように設計され、配置さ
れるので、印刷媒体をより大きく設計することが可能と
なる。さらにまた、印刷媒体は、専用される横断方向の
脚部が前記側壁の幅全体に亘って延在するが、他方の脚
部は、前部壁または後部壁の小区域にのみ延在するよう
な構造とすることも可能である。印刷媒体には比較的大
きな表面積が存在するにも拘らず、前記前部壁および後
部壁の外部側面は、こうして消費者によって、その一部
または実質的に前部が探り当てられる。
れるので、印刷媒体をより大きく設計することが可能と
なる。さらにまた、印刷媒体は、専用される横断方向の
脚部が前記側壁の幅全体に亘って延在するが、他方の脚
部は、前部壁または後部壁の小区域にのみ延在するよう
な構造とすることも可能である。印刷媒体には比較的大
きな表面積が存在するにも拘らず、前記前部壁および後
部壁の外部側面は、こうして消費者によって、その一部
または実質的に前部が探り当てられる。
【０００７】印刷媒体をこの発明のような構造とするこ
とによれば、パックの製造および印刷媒体をパックに取
り付ける上でも利点がある。印刷媒体は、外部包装材と
一緒に折り曲げ位置に持ってくることができる。印刷媒
体を外部包装材と重ねて一緒に折り曲げることによっ
て、印刷媒体は、パックの所望位置に強固に固定するこ
とができる。
とによれば、パックの製造および印刷媒体をパックに取
り付ける上でも利点がある。印刷媒体は、外部包装材と
一緒に折り曲げ位置に持ってくることができる。印刷媒
体を外部包装材と重ねて一緒に折り曲げることによっ
て、印刷媒体は、パックの所望位置に強固に固定するこ
とができる。
【０００８】別の提案によれば、印刷媒体は、把持部片
または把持ラグを備えており、これは、パックが閉じた
状態にあるとき、上部壁に接している。外部包装材の上
側部分が切断された後、前記把持部片が露出する。印刷
媒体は、次いで、把持部片の助けを借りて、ヒンジ蓋付
きパックとその外部包装材との間の区域、または、該当
する場合には、内部包装材とソフトカートンの間の区域
から、正確にパックの外へ引っ張り出すことができる。
または把持ラグを備えており、これは、パックが閉じた
状態にあるとき、上部壁に接している。外部包装材の上
側部分が切断された後、前記把持部片が露出する。印刷
媒体は、次いで、把持部片の助けを借りて、ヒンジ蓋付
きパックとその外部包装材との間の区域、または、該当
する場合には、内部包装材とソフトカートンの間の区域
から、正確にパックの外へ引っ張り出すことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照しつつこ
の発明の模範実施例を詳細に説明する。
の発明の模範実施例を詳細に説明する。
【００１０】図示した紙巻き煙草のパック１０の模範実
施例は、ソフトカートンパックとして設計されている。
このタイプのパックの基本構造は、紙巻き煙草のグルー
プ１１が内部包装材１２にすっかり囲まれている構造で
ある。内部包装材は通常、紙または錫箔からなる１枚の
ブランクで構成される。現実施例では、内部包装材１２
は、後部壁１３の区域に１つの重なり部１４が形成され
るように、紙巻き煙草のグループ１１を囲んで存在す
る。底部壁１５の区域において、内部包装材１２は、上
部壁１６の区域におけるものと同一の折り曲げ部を備え
ている。前記上部壁１６は、部分的に互いに重なり合っ
て封筒の態様で折り曲げられた台形の端部タブ１７、１
８の様相を呈する。紙巻き煙草のグループ１１は、内部
包装材１２とともに１つのユニットすなわち紙巻き煙草
のブロック１９を形成する。
施例は、ソフトカートンパックとして設計されている。
このタイプのパックの基本構造は、紙巻き煙草のグルー
プ１１が内部包装材１２にすっかり囲まれている構造で
ある。内部包装材は通常、紙または錫箔からなる１枚の
ブランクで構成される。現実施例では、内部包装材１２
は、後部壁１３の区域に１つの重なり部１４が形成され
るように、紙巻き煙草のグループ１１を囲んで存在す
る。底部壁１５の区域において、内部包装材１２は、上
部壁１６の区域におけるものと同一の折り曲げ部を備え
ている。前記上部壁１６は、部分的に互いに重なり合っ
て封筒の態様で折り曲げられた台形の端部タブ１７、１
８の様相を呈する。紙巻き煙草のグループ１１は、内部
包装材１２とともに１つのユニットすなわち紙巻き煙草
のブロック１９を形成する。
【００１１】紙巻き煙草のブロック１９が、パックの内
容物を構成する。パックはここでは、紙または紙と類似
した折り曲げ可能な包装材からなるソフトカートン２０
で構成される。このソフトカートン２０は、大きい表面
積を有する前部壁２１と、これと向き合って、同じ大き
さに設計された後部壁１３ができるように、同様な長方
形の一枚のブランクから形成される。直立した幅の狭い
側壁２２、２３が、前部壁２１と後部壁１３を接続して
いる。底部壁は、ソフトカートン２０用のブランクを折
り曲げることによって形成される。ソフトカートン２０
は、上部壁２１の区域で、上部が開いている。前記カー
トンは、上部壁２１から下に（小）距離を隔てた周辺部
のカートン境界部で終わっている。
容物を構成する。パックはここでは、紙または紙と類似
した折り曲げ可能な包装材からなるソフトカートン２０
で構成される。このソフトカートン２０は、大きい表面
積を有する前部壁２１と、これと向き合って、同じ大き
さに設計された後部壁１３ができるように、同様な長方
形の一枚のブランクから形成される。直立した幅の狭い
側壁２２、２３が、前部壁２１と後部壁１３を接続して
いる。底部壁は、ソフトカートン２０用のブランクを折
り曲げることによって形成される。ソフトカートン２０
は、上部壁２１の区域で、上部が開いている。前記カー
トンは、上部壁２１から下に（小）距離を隔てた周辺部
のカートン境界部で終わっている。
【００１２】上部壁１６は、前部壁２１から、上部壁１
６を経て後部壁１３に至るＵ字状の態様で延在するスト
リップ２４によって閉じた位置に拘束されている。この
ストリップ２４は普通は収入印紙である。
６を経て後部壁１３に至るＵ字状の態様で延在するスト
リップ２４によって閉じた位置に拘束されている。この
ストリップ２４は普通は収入印紙である。
【００１３】この態様で設計されたパックは四方を外部
包装材２５で囲まれている。この外部包装材２５は、透
明材すなわちセロファンまたはプラスチックフィルムか
らなる。外部包装材２５用の１枚のブランクは、側壁２
２の区域に１つの重なり部２６が形成されるように折り
曲げられる。底部壁と上部壁は内部包装材１２に向かっ
て同様に折り曲げられる。
包装材２５で囲まれている。この外部包装材２５は、透
明材すなわちセロファンまたはプラスチックフィルムか
らなる。外部包装材２５用の１枚のブランクは、側壁２
２の区域に１つの重なり部２６が形成されるように折り
曲げられる。底部壁と上部壁は内部包装材１２に向かっ
て同様に折り曲げられる。
【００１４】パックを開くには、先ず第一に、外部包装
材２５を開いて、これを取り除かなければならない。外
部包装材２５は、引き裂いて開くための補助部、すなわ
ち周辺部の引き裂くことによって開くためのストリップ
２７を備えている。前記のストリップは、上部壁１６の
下（小）距離を隔てて延在する。前記の引き裂くことに
よって開くためのストリップ２７は、グリップエンド２
８によって把持し、引っ張ることができ、外部包装材２
５はこの過程において切断される。外部包装体２５の蓋
状の上部は、これに伴って切断され、その結果、パック
の上部が露出する。パックは次ぎに、上部壁１６の区域
で内部包装材１２を引き裂いて開くことによって開放さ
れる。
材２５を開いて、これを取り除かなければならない。外
部包装材２５は、引き裂いて開くための補助部、すなわ
ち周辺部の引き裂くことによって開くためのストリップ
２７を備えている。前記のストリップは、上部壁１６の
下（小）距離を隔てて延在する。前記の引き裂くことに
よって開くためのストリップ２７は、グリップエンド２
８によって把持し、引っ張ることができ、外部包装材２
５はこの過程において切断される。外部包装体２５の蓋
状の上部は、これに伴って切断され、その結果、パック
の上部が露出する。パックは次ぎに、上部壁１６の区域
で内部包装材１２を引き裂いて開くことによって開放さ
れる。
【００１５】パックには、どの実施例の場合も、専用の
印刷媒体２９、３０、３１が付与される。前記印刷媒体
は、現実施例の場合は、長方形の一枚のブランクであ
り、少なくとも、その外側に印刷内容を有する。前記の
印刷内容は、情報、広告、または競技会、呼び物の催し
の細部の説明などである。印刷媒体２９、３０、３１
は、設計を異にしても差支えなく、パックの面に接する
ように取り付けてもパックの内部に挿入して取り付けて
も構わない。
印刷媒体２９、３０、３１が付与される。前記印刷媒体
は、現実施例の場合は、長方形の一枚のブランクであ
り、少なくとも、その外側に印刷内容を有する。前記の
印刷内容は、情報、広告、または競技会、呼び物の催し
の細部の説明などである。印刷媒体２９、３０、３１
は、設計を異にしても差支えなく、パックの面に接する
ように取り付けてもパックの内部に挿入して取り付けて
も構わない。
【００１６】図１−７の模範実施例においては、印刷媒
体２９が、外部包装材２５とソフトカートン２０の間に
設けられる。印刷媒体２９は、水平断面で見ると角度が
付けられている。第１の脚部３２が、側壁２３の区域
で、側壁の幅全体に亘って延在している。他方の脚部３
３は、直角に曲がって後部壁１３（または前部壁２１）
の区域に位置する。脚部３３は、後部壁１３よりは幅が
比較的小さくなるように設計される。図７に描かれた模
範実施例においては、脚部３３の幅が後部壁１３のほぼ
半分である。しうたがって、印刷媒体を取り除く前に、
後部壁の可なりの部分が使用者によって明瞭に視認でき
る。
体２９が、外部包装材２５とソフトカートン２０の間に
設けられる。印刷媒体２９は、水平断面で見ると角度が
付けられている。第１の脚部３２が、側壁２３の区域
で、側壁の幅全体に亘って延在している。他方の脚部３
３は、直角に曲がって後部壁１３（または前部壁２１）
の区域に位置する。脚部３３は、後部壁１３よりは幅が
比較的小さくなるように設計される。図７に描かれた模
範実施例においては、脚部３３の幅が後部壁１３のほぼ
半分である。しうたがって、印刷媒体を取り除く前に、
後部壁の可なりの部分が使用者によって明瞭に視認でき
る。
【００１７】印刷媒体２９の相対的な位置は、上部にお
いては、それが上部壁１６の上端まで延在しており、底
部においては、底部壁１５からの比較的大きい距離を維
持している。パックが開かれると、すなわち、外部包装
材２５の上部が、引き裂くことによって開くためのスト
リップ２７によって切断されると、印刷媒体２９の上端
部が露出して、手で掴んでパック外へ引っ張り出すこと
が可能となる。
いては、それが上部壁１６の上端まで延在しており、底
部においては、底部壁１５からの比較的大きい距離を維
持している。パックが開かれると、すなわち、外部包装
材２５の上部が、引き裂くことによって開くためのスト
リップ２７によって切断されると、印刷媒体２９の上端
部が露出して、手で掴んでパック外へ引っ張り出すこと
が可能となる。
【００１８】図２および５に開示された模範実施例の場
合は、印刷媒体３０は、その脚部３４が側壁２３の区域
に延在し、また前記脚部３４と同一幅であるその２つの
脚部３６、３６が前記横断方向の脚部３４と隣り合って
後部壁１３と前部壁２１の両区域に延在する。脚部３
６、３６は、後部壁１３と前部壁２１の幅よりも比較的
小幅に、すなわち単に境界部のストリップとして設計さ
れる。前記パックの壁部は、このようにその殆どが視認
できる。この印刷媒体３０もまた、外部包装材２５の上
部が取り除かれた後、その上端部が掴まれて引っ張られ
ることができるように、外部包装材とパックの間に配置
される。
合は、印刷媒体３０は、その脚部３４が側壁２３の区域
に延在し、また前記脚部３４と同一幅であるその２つの
脚部３６、３６が前記横断方向の脚部３４と隣り合って
後部壁１３と前部壁２１の両区域に延在する。脚部３
６、３６は、後部壁１３と前部壁２１の幅よりも比較的
小幅に、すなわち単に境界部のストリップとして設計さ
れる。前記パックの壁部は、このようにその殆どが視認
できる。この印刷媒体３０もまた、外部包装材２５の上
部が取り除かれた後、その上端部が掴まれて引っ張られ
ることができるように、外部包装材とパックの間に配置
される。
【００１９】図３および図６の印刷媒体３１の実施例で
は、印刷媒体３１を掴んでこれをパック外へ引っ張り出
すために、印刷媒体３１に別体の掴み部片３７が、備え
られている。この構造では、印刷媒体３１は、これまで
に説明を行った諸実施例の場合と同様に、パック自身す
なわちソフトカートン２０と外部包装材２５との間に配
置することができる。しかしながら、印刷媒体３１をパ
ックの内側、すなわち、正確にいえばソフトカートン２
０と内部包装材１２の間に配置することもできる。図３
から判るように、印刷媒体３１は、その掴み部片３７
が、上部でソフトパック２０外へ突出するように、パッ
ク内に配置されている。舌状の掴み部片３７は、現実施
例では半円形の輪郭をなしており、パックが開かれる前
の状態では、上部壁１６の面内に降り曲げられている。
このような配置においては、掴み部片３７は、パックが
開かれる前は外部包装材２５によって覆われている。
は、印刷媒体３１を掴んでこれをパック外へ引っ張り出
すために、印刷媒体３１に別体の掴み部片３７が、備え
られている。この構造では、印刷媒体３１は、これまで
に説明を行った諸実施例の場合と同様に、パック自身す
なわちソフトカートン２０と外部包装材２５との間に配
置することができる。しかしながら、印刷媒体３１をパ
ックの内側、すなわち、正確にいえばソフトカートン２
０と内部包装材１２の間に配置することもできる。図３
から判るように、印刷媒体３１は、その掴み部片３７
が、上部でソフトパック２０外へ突出するように、パッ
ク内に配置されている。舌状の掴み部片３７は、現実施
例では半円形の輪郭をなしており、パックが開かれる前
の状態では、上部壁１６の面内に降り曲げられている。
このような配置においては、掴み部片３７は、パックが
開かれる前は外部包装材２５によって覆われている。
【００２０】印刷媒体２９…３１は、連続ウエブを切断
することによって製造される。この点もまた図３、４の
模範実施例にも当て嵌まる。図から判るように、舌状の
掴み部片３７が、材料ウエブ内で印刷媒体３１に続く横
断方向脚部３４が打ち抜かれる。そうでない場合は、印
刷媒体３１は、図２の印刷媒体３０の外形および構造と
一致する。
することによって製造される。この点もまた図３、４の
模範実施例にも当て嵌まる。図から判るように、舌状の
掴み部片３７が、材料ウエブ内で印刷媒体３１に続く横
断方向脚部３４が打ち抜かれる。そうでない場合は、印
刷媒体３１は、図２の印刷媒体３０の外形および構造と
一致する。
【００２１】パックを製造し、これらに印刷媒体２９…
３１を取り付ける工程は模範的には以下のようである。
それぞれの印刷媒体２９、３０、３１が、どの場合も、
パックおよび／またはパックの内容物の移送方向を横断
する方向の面内で、外部包装材２５、または、ソフトカ
ートン２０用のブランクと一緒に前もって保持されてい
る。次ぎに、パックの内容物が、マウスピースを通過し
て公知の態様でパック内へ押し込まれるが、この態様
は、前記ブランクが、工程内で移送されるブランクと原
理的には同じであり、ブランクはＵ字の形態をなしてパ
ックの周囲またはパックの内容物の周囲に添付される。
現行実施例の場合は、印刷媒体２９、３０、３１は、ブ
ランクと一緒に折り曲げられて、この折り曲げられた角
度を有するために定位置に保持される。この目的のため
に、印刷媒体２９、３０、３１は、もし妥当ならば薄い
カードボード製であってもよく、前もって折り曲げ線３
８、３９を備えていてもよい（図４参照）。
３１を取り付ける工程は模範的には以下のようである。
それぞれの印刷媒体２９、３０、３１が、どの場合も、
パックおよび／またはパックの内容物の移送方向を横断
する方向の面内で、外部包装材２５、または、ソフトカ
ートン２０用のブランクと一緒に前もって保持されてい
る。次ぎに、パックの内容物が、マウスピースを通過し
て公知の態様でパック内へ押し込まれるが、この態様
は、前記ブランクが、工程内で移送されるブランクと原
理的には同じであり、ブランクはＵ字の形態をなしてパ
ックの周囲またはパックの内容物の周囲に添付される。
現行実施例の場合は、印刷媒体２９、３０、３１は、ブ
ランクと一緒に折り曲げられて、この折り曲げられた角
度を有するために定位置に保持される。この目的のため
に、印刷媒体２９、３０、３１は、もし妥当ならば薄い
カードボード製であってもよく、前もって折り曲げ線３
８、３９を備えていてもよい（図４参照）。
【００２２】印刷媒体２９、３０、３１のすべての構造
が、従来構造のヒンジ蓋付きボックスの場合にも使用で
きる。印刷媒体の幾何学的構造は、常に、前記媒体は、
その区域のどの部分も底部壁１５の面には延在すること
がない構造である。印刷媒体２９、３０、３１は、常
に、１つまたは２つのパックの直立縁部の周囲に折り曲
げられる。
が、従来構造のヒンジ蓋付きボックスの場合にも使用で
きる。印刷媒体の幾何学的構造は、常に、前記媒体は、
その区域のどの部分も底部壁１５の面には延在すること
がない構造である。印刷媒体２９、３０、３１は、常
に、１つまたは２つのパックの直立縁部の周囲に折り曲
げられる。
【００２３】
【発明の効果】この発明によって、印刷媒体をより大き
く設計することが可能となる。さらにまた、印刷媒体
は、専用されるパックの横断方向の脚部が前記側壁の幅
全体に亘って延在するが、他方の脚部は、パックの前部
壁または後部壁の小区域にのみ延在するような構造とす
ることも可能である。印刷媒体には比較的大きな表面積
が存在するにも拘らず、パックの前記前部壁および後部
壁の外部側面は、こうして消費者によって、その一部ま
たは実質的に前部が探り当てられる。
く設計することが可能となる。さらにまた、印刷媒体
は、専用されるパックの横断方向の脚部が前記側壁の幅
全体に亘って延在するが、他方の脚部は、パックの前部
壁または後部壁の小区域にのみ延在するような構造とす
ることも可能である。印刷媒体には比較的大きな表面積
が存在するにも拘らず、パックの前記前部壁および後部
壁の外部側面は、こうして消費者によって、その一部ま
たは実質的に前部が探り当てられる。
【００２４】印刷媒体をこの発明のような構造とするこ
とによれば、パックの製造および印刷媒体をパックに取
り付ける上でも利点がある。印刷媒体は、外部包装材と
一緒に折り曲げ位置に持ってくることができる。印刷媒
体を外部包装材と重ねて一緒に折り曲げることによっ
て、印刷媒体は、パックの所望位置に強固に固定するこ
とができる。かくて、印刷媒体の外観と構造に関してパ
ックを改良することができる。
とによれば、パックの製造および印刷媒体をパックに取
り付ける上でも利点がある。印刷媒体は、外部包装材と
一緒に折り曲げ位置に持ってくることができる。印刷媒
体を外部包装材と重ねて一緒に折り曲げることによっ
て、印刷媒体は、パックの所望位置に強固に固定するこ
とができる。かくて、印刷媒体の外観と構造に関してパ
ックを改良することができる。
【図１】クーポンを有するソフトカートンパックの斜視
図。
図。
【図２】図１とは異なる態様でクーポンを配置したソフ
トカートンパックの同様な斜視図。
トカートンパックの同様な斜視図。
【図３】第３の構造を有するクーポンを備えるソフトカ
ートンパックの同様な斜視図。
ートンパックの同様な斜視図。
【図４】図３のブランクの展開図。
【図５】図２のパックの拡大水平断面図。
【図６】図３のパックの拡大水平断面図。
【図７】図１の模範実施例のパックの同実施例の拡大水
平断面図。
平断面図。
１０…紙巻き煙草，１１…紙巻き煙草のグループ，１２
…内部包装材，１３…後部壁，１５…底部壁，１６…上
部壁，２０…ソフトカートン，２１…前部壁，２２，２
３…側部壁，２５…外部包装材，２９，３０，３１…印
刷媒体，３２…一方の脚部，３３，３５，３６…他方の
脚部，３７…掴み部片。
…内部包装材，１３…後部壁，１５…底部壁，１６…上
部壁，２０…ソフトカートン，２１…前部壁，２２，２
３…側部壁，２５…外部包装材，２９，３０，３１…印
刷媒体，３２…一方の脚部，３３，３５，３６…他方の
脚部，３７…掴み部片。
Claims (4)
- 【請求項１】 印刷媒体(29,30,31)が、角部を有する形
態に折り曲げられて、もっぱら前部壁(21)および／また
は後部壁(13)および、少なくとも一方の側壁(22,23) の
の区域に延在しており、 前記の角部を有する印刷媒体(29,30,31)の一方の脚部(3
2)または横断方向の脚部(34)が、一方の側壁(22,23) の
幅全体を覆っており、他方の脚部(33;35,36)が単に前部
壁(21)または後部壁(13)の小さな副区域のみを覆ってい
る特に、透明材のフィルムからなる外部包装材(25)を有
しており、 パックは、前部壁(21)と底部壁(15)と上部壁(16)とによ
って境界が区分されており、 さらに、印刷媒体またはクーポン(29,30,31)が、パック
と一体化された別体のブランクからなる、 ソフトカートンパックまたはヒンジ蓋付きボックスの形
態をなす紙巻き煙草(10)などのための直方体のパック。 - 【請求項２】 印刷媒体(31)が、一方の側壁(22,23) の
区域における中央の横断方向ウエブ(34)と、前部壁(21)
および後部壁(13)の区域における幅の狭い２つの脚部(3
5,36) と一緒に断面Ｕ字状に折り曲げられている請求項
１記載のパック。 - 【請求項３】 印刷媒体(29,30,31)が、パック、特にソ
フトカートン(20)と、透明材のフィルムからなる外部包
装材(25)との間、またはパック、特にソフトカートン(2
0)と、紙巻き煙草のグループ(11)のための内部包装材(1
2)との間に配置される請求項１または２記載のパック。 - 【請求項４】 外部包装材(25)が取り除かれた後または
パックが開かれた後に露出する掴み部片(37)が、印刷媒
体(31)に、特に、横断方向の脚部(34)または、一方の側
壁(22,23) と接する脚部(32)の区域に設けられており、 前記掴み部片(37)は、パックが閉じているとき上部壁(1
6)の面内に折り曲げられている請求項１または２記載の
パック。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4437782A DE4437782A1 (de) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | Quaderförmige Verpackung für Zigaretten oder dergleichen |
| DE4437782.7 | 1994-10-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08207973A true JPH08207973A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=6531440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7278051A Pending JPH08207973A (ja) | 1994-10-25 | 1995-10-25 | 紙巻き煙草などの直方体のパック |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0709306B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08207973A (ja) |
| DE (2) | DE4437782A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11130173A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-05-18 | Focke & Co Gmbh & Co | 煙草などのパックおよびその製造方法と製造装置 |
| JP2005509573A (ja) * | 2001-11-20 | 2005-04-14 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 内部クーポンを備えたラッピング |
| JP2014500828A (ja) * | 2010-10-27 | 2014-01-16 | ジ・ディ・ソシエタ・ペル・アチオニ | クーポンを有するスライド−オープン式タバコパッケージおよびクーポンを有するスライド−オープン式タバコパッケージを製造するための包装方法および包装機 |
| JP2021523072A (ja) * | 2018-05-18 | 2021-09-02 | ジェイティー インターナショナル エス．エイ．ＪＴ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｓ．Ａ． | 挿入体を有する消費材用容器、及びそのような容器を製造する方法 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19641092A1 (de) * | 1996-10-04 | 1998-04-09 | Martin Dr Finsterwald | Verfahren zum Aufbau einer Kundendaten beinhaltenden Datenbank |
| DE19743120A1 (de) | 1997-09-30 | 1999-04-01 | Focke & Co | Gebindepackung für Zigaretten sowie Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen derselben |
| DE19807438A1 (de) | 1998-02-23 | 1999-08-26 | Focke & Co | (Zigaretten-)Packung |
| DE19820966A1 (de) | 1998-05-12 | 1999-11-18 | Focke & Co | Zigarettenpackung sowie Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen derselben |
| IT1304784B1 (it) † | 1998-12-15 | 2001-03-29 | Gd Spa | Metodo per la realizzazione di pacchetti di sigarette ed impianto perl'attuazione di tale metodo. |
| IT1395707B1 (it) * | 2009-09-17 | 2012-10-19 | Gd Spa | Confezione di articoli da fumo con apertura a scorrimento e relativo metodo di produzione. |
| DE202010002096U1 (de) | 2010-02-09 | 2010-04-22 | Mayr-Melnhof Karton Ag | Verpackung und Zuschnitt zur Herstellung einer Verpackung |
| DE202010002095U1 (de) | 2010-02-09 | 2010-04-22 | Mayr-Melnhof Karton Ag | Verpackung und Zuschnitt zur Herstellung einer Verpackung |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1452692A (en) * | 1918-12-19 | 1923-04-24 | Lazaga Ignacio | Machine for packaging articles |
| US3132028A (en) * | 1961-11-06 | 1964-05-05 | Nashua Corp | Method for packaging an article of food |
| US3311281A (en) * | 1965-10-23 | 1967-03-28 | Downingtown Paper Company | Tubular carton with coupon and display tab |
| DE7630671U1 (de) * | 1976-09-30 | 1977-08-04 | Schwering & Hasse Zigarenfabri | Klarsichtschachtel fuer Zigarren Zigarillos oder dgl |
| JPH0248391Y2 (ja) * | 1985-04-30 | 1990-12-19 | ||
| GB8525040D0 (en) * | 1985-10-10 | 1985-11-13 | Molins Plc | Packing machines |
| JP2791715B2 (ja) * | 1990-02-13 | 1998-08-27 | 富士写真フイルム株式会社 | カセット収納方法及びインデックスカード |
| DE4237523A1 (de) * | 1992-11-06 | 1994-05-11 | Focke & Co | Klappschachtel für insbesondere Zigaretten |
-
1994
- 1994-10-25 DE DE4437782A patent/DE4437782A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-09-26 EP EP95115105A patent/EP0709306B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-09-26 DE DE59500308T patent/DE59500308D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-25 JP JP7278051A patent/JPH08207973A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11130173A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-05-18 | Focke & Co Gmbh & Co | 煙草などのパックおよびその製造方法と製造装置 |
| JP2005509573A (ja) * | 2001-11-20 | 2005-04-14 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | 内部クーポンを備えたラッピング |
| JP2014500828A (ja) * | 2010-10-27 | 2014-01-16 | ジ・ディ・ソシエタ・ペル・アチオニ | クーポンを有するスライド−オープン式タバコパッケージおよびクーポンを有するスライド−オープン式タバコパッケージを製造するための包装方法および包装機 |
| JP2021523072A (ja) * | 2018-05-18 | 2021-09-02 | ジェイティー インターナショナル エス．エイ．ＪＴ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｓ．Ａ． | 挿入体を有する消費材用容器、及びそのような容器を製造する方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0709306B1 (de) | 1997-06-11 |
| DE4437782A1 (de) | 1996-05-02 |
| EP0709306A1 (de) | 1996-05-01 |
| DE59500308D1 (de) | 1997-07-17 |
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