JP4450961B2 - ポップアップ付き易開封カートン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売促進効果を高め、ポップアップディスプレイとカートンとが一体化されたポップアップ付き易開封カートンに関するものであり、詳しくは通常の自動製函機での量産が可能なポップアップ付き易開封カートンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポップアップディスプレイは組立が簡単なことから飛び出す絵本等にも広く利用されて来ている。一方、カートンにおいても、様々な工夫がパッケージデザイン面で施され、注目度を高めるような手段が講じられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、消費者の注目度を引きつけるには従来の方法では限界があり、より効果的な商品を開発して消費者の注目度を高める手段がカートンに求められている。その中に、ポップアップディスプレイとカートンとが一体化したポップアップ付き易開封カートンがあるが、ポップアップ部分とカートンとが別部分となっており、量産を行う自動製函機での生産が難しく手作業で行うことになり、コストが高くなるという問題がある。
【0004】
本発明は、ポップアップ部分とカートンとが一つのブランクから組み立てられ、また、通常の自動製函機により生産可能であり、量産ができることから低コストであるポップアップディスプレイとカートンを一体化したポップアップ付き易開封カートンを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためになされた本発明は、糊代パネル、天パネル、後パネル、底パネル、前パネル、蓋パネル、蓋下パネルを折れ線を介して順次連設したブランクの各パネルを折り曲げて、前記糊代片と前記前パネルとを貼り合わせ、前記蓋下パネルを内側に折り畳んで前記蓋パネルに重ね合わせ、重ね合わせた前記蓋パネルと前記蓋下パネルを内側に折り畳んで前記天パネルに重ね合わせて前記蓋下パネルと前記天パネルとを部分的に貼り合わせてなり、前記前パネルに摘み片を設け、該摘み片の両端から斜め方向に前記蓋パネルとに跨って二本のジッパーを設け、前記天パネルと前記蓋下パネルに内容物の取り出し口を設けてなる易開封カートンにおいて、ポップアップ部が前記蓋パネルと前記蓋下パネルとの間に折り込まれていることを特徴とするポップアップ付き易開封カートンである。
【0006】
また、前記ポップアップ部が折れ線で連設したポップアップパネルと支え片とからなり、前記ポップアップパネルは、前記蓋下パネルの一方の側辺の一部を45度前記蓋パネル側にカットした形の折れ線で連結し、前記支え片は、前記蓋パネルの同一側の側辺の一部を45度前記蓋下パネル側にカットした形の折れ線で連設していることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、ポップアップ部分とカートンとが一つのブランクから組み立てられ、また、通常の自動製函機により生産可能であり、量産ができることから低コストであるポップアップディスプレイとカートンを一体化したポップアップ付き易開封カートンを得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のポップアップ付き易開封カートンの実施の形態について図面により詳しく説明する。
【0009】
図1は本発明によるポップアップ付き易開封カートンの実施の形態の一実施例を示す斜視図であり、図1−aは、本発明によるポップアップ付き易開封カートンAの開封前の状態を示す斜視図であり、図1−bは、本発明によるポップアップ付き易開封カートンAの開封後のポップアップ部分が立体的に飛び出した状態を示す斜視図である。図で示すように、ポップアップ付き易開封カートンAは、形状が横長の直方体で、ジッパーZによる易開封機能を有するカートンであり、開封蓋Sを開くことにより、ポップアップ部分Pが表出して飛び出す構造となっている。また、開封蓋Sは、通常時には天パネルに設けた内容物の取り出し口Oを塞ぐ形となっている。
【0010】
図2は本発明によるポップアップ付き易開封カートンAのブランクの展開図である。ブランク10は、糊代片11、天パネル12、後パネル13、底パネル14、前パネル15、蓋パネル16、蓋下パネル17を、折れ線a、b、c、d、e、fを介してそれぞれ連設し、天パネル12の両側辺に折れ線gを介して側パネル18、18をそれぞれ連設し、後パネル13の両側辺に折れ線hを介して折り込み片19、19をそれぞれ連設し、底パネル14の両側辺に折れ線iを介して側下パネル20、20をそれぞれ連設し、前パネル15の両側辺に折れ線jを介して折り込み片21、21をそれぞれ連設している。
【0011】
また、蓋下パネル17と天パネル12には、内容物を取り出すための取り出し口Oを設け、この取り出し口Oは、打ち抜いた窓状の開口した形状であってもよいが、開封後に開口可能なように、ミシン目などで設けることができる。また、前パネル15には、摘み片Tを設け、この摘み片Tの両端から斜め方向に蓋パネル17とに跨って二本のジッパーZを設けている。また、この摘み辺Tを差し込む差し込み口Uを、糊代片11に設けている。さらに、蓋下パネル17の角部は、蓋パネル16に設けたジッパーZの位置に合わせて切り欠け部分を設けている。
【0012】
さらにまた、ポップアップ部Pは、ポップアップパネル22と支え片23とからなり、蓋パネル16と蓋下パネル17に跨ってカートン本体に連結されている。このポップアップパネル22は、蓋下パネル17の一方の側辺の一部を45度蓋パネル側にカットした形の折れ線lで連結し、支え片23は、蓋パネル16の同一側の側辺の一部を45度蓋下パネル側にカットした形の折れ線kで連設している。そして、ポップアップパネル22と支え片23とが折れ線mで連設され、この折れ線k、l、mでポップアップ部Pが蓋パネル16と蓋下パネル17の間に折り込まれる。
【0013】
つぎに、図2に示した展開されたブランク10からの本実施の形態のポップアップ付き易開封カートンAを組立てて内容物を充填包装する工程について図を用いて説明する。
【0014】
まず、ブランク10の状態から、図3−aに示すように、折り畳まれた状態のポップアップ付き易開封カートンAとする。この工程は、まず、図3−bに示すように、天パネル12を折れ線bで後パネル13側に折り曲げる。つぎに、図3−cに示すように、蓋下パネル17を折れ線fで蓋パネル16側に折り曲げる。この時、ポップアップ部Pであるポップアップパネル22と支え片23とが、折れ線k、l、mで折り曲げられて蓋パネル16と蓋下パネル17の間に折り込まれる。つぎに、図3−dに示すように、折り畳まれた蓋下パネル17、蓋パネル16、そして前パネル15を折れ線dで底パネル14側に折り曲げて糊代片11と前パネル15とを部分的に貼り合わせる。同時に、蓋下パネル17と天パネル12とを部分的に貼り合わせる。この時に、蓋パネル16の一部と天パネル12とを蓋下パネル17の切り欠け部分を通して貼り合わせることが好ましい。このようにして、折り畳まれた状態のポップアップ付き易開封カートンAが作製されるが、この加工は、従来の製函工程で行うことができる。
【0015】
つぎに、従来の所謂カートニングマシーンによって、ポップアップ付き易開封カートンAが組み立てられ、内容物が充填され、密封されるが、まず、折り畳まれた状態から、図4−aに示すように起こされた状態とする。つぎに、図4−bに示すように、一方の側部を形成するが、まず、二つの折り込み片19、21を内側に折り込み、つぎに側下パネル20を内側に折り曲げ、さらに、側パネル18を折り曲げて側下パネル20と接着して固定する。
【0016】
この図4−cに示した状態で、他方の側部側から内容物をカートン内に挿入する。そして、前記の側部の形成と同様に、二つの折り込み片19、21を内側に折り込み、つぎに側下パネル20を内側に折り曲げ、さらに、側パネル18を折り曲げて側下パネル20と接着して固定して、図1に示すように、ポップアップ付き易開封カートンAの組立ておよび内容物の充填包装を終了する。
【0017】
上述のように作製された本発明のポップアップ付き易開封カートンAを実際に使用する時には、まず、前パネル15に設けた摘み片Tを取っ掛かりとしてジッパーZを引き裂くことにより、蓋パネル16の蓋部Sを開封することができる。この蓋部Sを外側に開くことによって、蓋下パネル17の取り出し口Oが表出すると同時にポップアップ部Pが飛び出してくる。つぎに、取り出し口Oのミシン目を引き裂き取り出し口Oを開口して内容物を取り出すことができる。さらに、開封後、蓋部Sの摘み片Tを糊代片11に設けた差し込み口Uに差し込むことによってリクローズすることができる。
【0018】
本発明のポップアップ付き易開封カートンに使用される板紙はカートンサイズにもよるが、コートボール、クラフトボール、マニラボール等広範囲のものが好適に使用できる。坪量についてはカートンブランクサイズに合わせて適宜選択することができる。
【0019】
本発明のポップアップ付き易開封カートンのブランクへの印刷は、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷等いかなる方法を用いてもよい。さらに、印刷面に対して艶出し、箔押し、エンボス等の後加工も自由に行うことができる。
【0020】
本発明によるポップアップ付き易開封カートンは実施例の記載に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、ポップアップ部Pの形状をデザインに合わせて種々の形とすることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、ポップアップ部分とカートンとが一つのブランクから組み立てられ、また、通常の自動製函機により生産可能であり、量産ができることから低コストであるポップアップディスプレイとカートンを一体化したポップアップ付き易開封カートンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるポップアップ付き易開封カートンの実施の形態の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の本発明におけるポップアップ付き易開封カートンのブランクの展開図である。
【図3】本発明におけるポップアップ付き易開封カートンを組み立てる工程を説明する斜視図である。
【図4】本発明におけるポップアップ付き易開封カートンを組み立てて内容物を充填包装する工程を説明する斜視図である。
【符号の説明】
A ポップアップ付き易開封カートン
O 取り出し口
P ポップアップ部
S 蓋部
T 摘み片
U 差し込み口
Z ジッパー
10 ブランク
11 糊代片
12 天パネル
13 後パネル
14 底パネル
15 前パネル
16 蓋パネル
17 蓋下パネル
18 側パネル
19 折り込み片
20 側下パネル
21 折り込み片
22 ポップアップパネル
23 支え片
a〜m 折れ線

Claims (2)

  1. 糊代パネル、天パネル、後パネル、底パネル、前パネル、蓋パネル、蓋下パネルを折れ線を介して順次連設したブランクの各パネルを折り曲げて、前記糊代片と前記前パネルとを貼り合わせ、前記蓋下パネルを内側に折り畳んで前記蓋パネルに重ね合わせ、重ね合わせた前記蓋パネルと前記蓋下パネルを内側に折り畳んで前記天パネルに重ね合わせて前記蓋下パネルと前記天パネルとを部分的に貼り合わせてなり、前記前パネルに摘み片を設け、該摘み片の両端から斜め方向に前記蓋パネルとに跨って二本のジッパーを設け、前記天パネルと前記蓋下パネルに内容物の取り出し口を設けてなる易開封カートンにおいて、
    ポップアップ部が前記蓋パネルと前記蓋下パネルとの間に折り込まれていることを特徴とするポップアップ付き易開封カートン。
  2. 前記ポップアップ部が折れ線で連設したポップアップパネルと支え片とからなり、前記ポップアップパネルは、前記蓋下パネルの一方の側辺の一部を45度前記蓋パネル側にカットした形の折れ線で連結し、前記支え片は、前記蓋パネルの同一側の側辺の一部を45度前記蓋下パネル側にカットした形の折れ線で連設していることを特徴とする請求項1に記載のポップアップ付き易開封カートン。
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