JP2003072739A - 仕掛け付き包装箱 - Google Patents
仕掛け付き包装箱Info
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- JP2003072739A JP2003072739A JP2001260928A JP2001260928A JP2003072739A JP 2003072739 A JP2003072739 A JP 2003072739A JP 2001260928 A JP2001260928 A JP 2001260928A JP 2001260928 A JP2001260928 A JP 2001260928A JP 2003072739 A JP2003072739 A JP 2003072739A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main body
- face sheet
- packaging box
- wall
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が容易で、安価に供給できる仕掛け付き
包装箱を提供する。 【解決手段】 底壁1の周囲に前壁2、後壁6及び一対
の側壁8を立設して本体19を形成し、後壁6の上縁に
連設した蓋20で本体19の上面を開閉する包装箱にお
いて、本体19に設けた上面板3と、蓋2に設けた裏面
板4とを連結し、上面板3と裏面板4の境界端部に、山
折線14に向かう谷折線15に挟まれた折込部分16を
設け、折込部分16の上面板3側から表示板17を延出
し、蓋20を開けると、折り込まれていた表示板17が
飛び出すようにする。
包装箱を提供する。 【解決手段】 底壁1の周囲に前壁2、後壁6及び一対
の側壁8を立設して本体19を形成し、後壁6の上縁に
連設した蓋20で本体19の上面を開閉する包装箱にお
いて、本体19に設けた上面板3と、蓋2に設けた裏面
板4とを連結し、上面板3と裏面板4の境界端部に、山
折線14に向かう谷折線15に挟まれた折込部分16を
設け、折込部分16の上面板3側から表示板17を延出
し、蓋20を開けると、折り込まれていた表示板17が
飛び出すようにする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として子供向
けの菓子箱として使用される仕掛け付きの包装箱に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、菓子箱として、図4に示すよう
に、底壁51の周囲に連設した前壁52、後壁53及び
一対の側壁54を起立させ、前壁52及び後壁53の側
縁から延びる折曲片55を側壁54に貼り付けて本体5
0を形成し、後壁53の上縁に本体50の上面を開閉す
る蓋56を連設すると共に、蓋56の先端縁から差込片
57を、側壁54の上縁から蓋受片58を延出し、差込
片57を前壁52と蓋受片58の間に差し込んで封緘す
るものが使用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、菓子箱にお
いては、子供の興味を惹くため、キャラクターを印刷し
た別の板紙を本体と蓋の間に折り込んで貼り付け、蓋を
開くとキャラクターが飛び出すような仕掛けを設けるこ
とが考えられる。 【0004】しかしながら、このような仕掛けは、手作
業で折り曲げや貼り付けを行わなければならず、生産性
やコスト面で採用が難しいものとなっている。 【0005】そこで、この発明は、製造が容易で、安価
に供給できる仕掛け付きの包装箱を提供することを課題
とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、底壁の周囲に前壁、後壁及び一対の側
壁を立設して本体を形成し、後壁の上縁に連設した蓋で
本体の上面を開閉する包装箱において、前記本体に設け
た上面板と、蓋に設けた裏面板とを連結し、上面板と裏
面板の境界端部に、山折線に向かう谷折線に挟まれた折
込部分を設け、折込部分の上面板側から表示板を延出し
たのである。 【0007】この包装箱は、1枚のブランクから簡単に
組み立てられ、蓋を開けると、折り込まれていた表示板
が飛び出すので、表示板にキャラクター等を描いておく
ことにより、子供の興味を惹きつけることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 【0009】図1に示す板紙製のブランクでは、底壁1
の一端縁に前壁2、上面板3、裏面板4、表面板5及び
後壁6が順次連設され、底壁1の他端縁に継代片7が連
設されている。また、底壁1の両側縁には側壁8及び差
込片9が順次連設され、前壁2及び後壁6の両側縁には
折曲片10がそれぞれ連設されている。 【0010】上面板3には開口部11が形成され、裏面
板4と表面板5の境界中央部には、裏面板4を切り込ん
で差込片12が形成され、前壁2と上面板3の境界中央
部には、スリット状の差込穴13が形成されている。 【0011】上面板3と裏面板4の境界両端部には、山
折線14に向かう45°の谷折線15に挟まれた折込部
分16が設けられ、その上面板3側から表示板17が延
出されている。折込部分16の基部には、折り込みを容
易にするため、貫穴18が形成されている。 【0012】上記のようなブランクを組み立てるには、
底壁1と前壁2の境界を折り曲げると共に、裏面板4と
表面板5の境界を折り曲げ、裏面板4と表面板5とを貼
り合せると共に、継代片7を後壁6に貼り付ける。 【0013】そして、商品の包装に際しては、図2に示
すように、底壁1から前壁2及び後壁6を起こし、筒状
に形成された本体19に商品を収納して、折曲片10を
内側へ折り曲げ、側壁2を閉じ、差込片9を上面板3と
折曲片10の間に差し込む。 【0014】次いで、折込部分16を折り込みつつ、裏
面板4と表面板5とが貼り合わされた蓋20を閉じ、差
込片12を差込穴13に差し込んで封緘する。この状態
において、表示片17は、上面板3と裏面板4の間に重
なり合って収納される。 【0015】このような包装箱は、図3に示すように、
蓋20を開けると、折り込まれていた表示板17が飛び
出すので、表示板17にキャラクター等を描いておくこ
とにより、子供の興味を惹きつけることができる。 【0016】また、製函機を使用して、1枚のブランク
から簡単に組み立てられるので、安価に供給できる。 【0017】 【発明の効果】以上のように、この発明に係る包装箱
は、蓋を開けると、折り込まれていた表示板が飛び出す
ので、表示板にキャラクター等を描いておくことによ
り、子供の興味を惹きつけることができる。 【0018】また、製函機を使用して、1枚のブランク
から簡単に組み立てられるので、安価に供給できる。
けの菓子箱として使用される仕掛け付きの包装箱に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、菓子箱として、図4に示すよう
に、底壁51の周囲に連設した前壁52、後壁53及び
一対の側壁54を起立させ、前壁52及び後壁53の側
縁から延びる折曲片55を側壁54に貼り付けて本体5
0を形成し、後壁53の上縁に本体50の上面を開閉す
る蓋56を連設すると共に、蓋56の先端縁から差込片
57を、側壁54の上縁から蓋受片58を延出し、差込
片57を前壁52と蓋受片58の間に差し込んで封緘す
るものが使用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、菓子箱にお
いては、子供の興味を惹くため、キャラクターを印刷し
た別の板紙を本体と蓋の間に折り込んで貼り付け、蓋を
開くとキャラクターが飛び出すような仕掛けを設けるこ
とが考えられる。 【0004】しかしながら、このような仕掛けは、手作
業で折り曲げや貼り付けを行わなければならず、生産性
やコスト面で採用が難しいものとなっている。 【0005】そこで、この発明は、製造が容易で、安価
に供給できる仕掛け付きの包装箱を提供することを課題
とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、底壁の周囲に前壁、後壁及び一対の側
壁を立設して本体を形成し、後壁の上縁に連設した蓋で
本体の上面を開閉する包装箱において、前記本体に設け
た上面板と、蓋に設けた裏面板とを連結し、上面板と裏
面板の境界端部に、山折線に向かう谷折線に挟まれた折
込部分を設け、折込部分の上面板側から表示板を延出し
たのである。 【0007】この包装箱は、1枚のブランクから簡単に
組み立てられ、蓋を開けると、折り込まれていた表示板
が飛び出すので、表示板にキャラクター等を描いておく
ことにより、子供の興味を惹きつけることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 【0009】図1に示す板紙製のブランクでは、底壁1
の一端縁に前壁2、上面板3、裏面板4、表面板5及び
後壁6が順次連設され、底壁1の他端縁に継代片7が連
設されている。また、底壁1の両側縁には側壁8及び差
込片9が順次連設され、前壁2及び後壁6の両側縁には
折曲片10がそれぞれ連設されている。 【0010】上面板3には開口部11が形成され、裏面
板4と表面板5の境界中央部には、裏面板4を切り込ん
で差込片12が形成され、前壁2と上面板3の境界中央
部には、スリット状の差込穴13が形成されている。 【0011】上面板3と裏面板4の境界両端部には、山
折線14に向かう45°の谷折線15に挟まれた折込部
分16が設けられ、その上面板3側から表示板17が延
出されている。折込部分16の基部には、折り込みを容
易にするため、貫穴18が形成されている。 【0012】上記のようなブランクを組み立てるには、
底壁1と前壁2の境界を折り曲げると共に、裏面板4と
表面板5の境界を折り曲げ、裏面板4と表面板5とを貼
り合せると共に、継代片7を後壁6に貼り付ける。 【0013】そして、商品の包装に際しては、図2に示
すように、底壁1から前壁2及び後壁6を起こし、筒状
に形成された本体19に商品を収納して、折曲片10を
内側へ折り曲げ、側壁2を閉じ、差込片9を上面板3と
折曲片10の間に差し込む。 【0014】次いで、折込部分16を折り込みつつ、裏
面板4と表面板5とが貼り合わされた蓋20を閉じ、差
込片12を差込穴13に差し込んで封緘する。この状態
において、表示片17は、上面板3と裏面板4の間に重
なり合って収納される。 【0015】このような包装箱は、図3に示すように、
蓋20を開けると、折り込まれていた表示板17が飛び
出すので、表示板17にキャラクター等を描いておくこ
とにより、子供の興味を惹きつけることができる。 【0016】また、製函機を使用して、1枚のブランク
から簡単に組み立てられるので、安価に供給できる。 【0017】 【発明の効果】以上のように、この発明に係る包装箱
は、蓋を開けると、折り込まれていた表示板が飛び出す
ので、表示板にキャラクター等を描いておくことによ
り、子供の興味を惹きつけることができる。 【0018】また、製函機を使用して、1枚のブランク
から簡単に組み立てられるので、安価に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る包装箱のブランクを示す図
【図2】同上の封緘状態を示す斜視図
【図3】同上の開蓋状態を示す斜視図
【図4】従来の包装箱の開蓋状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 底壁
2 前壁
3 上面板
4 裏面板
5 表面板
6 後壁
8 側壁
14 山折線
15 谷折線
16 折込部分
17 表示板
19 本体
20 蓋
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 底壁1の周囲に前壁2、後壁6及び一対
の側壁8を立設して本体19を形成し、後壁6の上縁に
連設した蓋20で本体19の上面を開閉する包装箱にお
いて、本体19に設けた上面板3と、蓋2に設けた裏面
板4とを連結し、上面板3と裏面板4の境界端部に、山
折線14に向かう谷折線15に挟まれた折込部分16を
設け、折込部分16の上面板3側から表示板17を延出
したことを特徴とする仕掛け付き包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260928A JP2003072739A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 仕掛け付き包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260928A JP2003072739A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 仕掛け付き包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003072739A true JP2003072739A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19088048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001260928A Pending JP2003072739A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 仕掛け付き包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003072739A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315692A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Rengo Co Ltd | 立体表示付き包装箱 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0259187A (ja) * | 1988-08-25 | 1990-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レーザトリミング装置およびトリミング方法 |
JPH02129022A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 酸化物超伝導材料 |
JP2002053125A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | ポップアップ付き易開封カートン |
-
2001
- 2001-08-30 JP JP2001260928A patent/JP2003072739A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0259187A (ja) * | 1988-08-25 | 1990-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レーザトリミング装置およびトリミング方法 |
JPH02129022A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 酸化物超伝導材料 |
JP2002053125A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | ポップアップ付き易開封カートン |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315692A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Rengo Co Ltd | 立体表示付き包装箱 |
JP4667115B2 (ja) * | 2005-05-10 | 2011-04-06 | レンゴー株式会社 | 立体表示付き包装箱 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110304 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110315 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110823 |