JP6656640B2 - 梱包箱 - Google Patents

梱包箱 Download PDF

Info

Publication number
JP6656640B2
JP6656640B2 JP2018133567A JP2018133567A JP6656640B2 JP 6656640 B2 JP6656640 B2 JP 6656640B2 JP 2018133567 A JP2018133567 A JP 2018133567A JP 2018133567 A JP2018133567 A JP 2018133567A JP 6656640 B2 JP6656640 B2 JP 6656640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
bottle
hole
inner box
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018133567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020011738A (ja
Inventor
親之 荻野
親之 荻野
Original Assignee
株式会社モストデザイン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社モストデザイン filed Critical 株式会社モストデザイン
Priority to JP2018133567A priority Critical patent/JP6656640B2/ja
Publication of JP2020011738A publication Critical patent/JP2020011738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6656640B2 publication Critical patent/JP6656640B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

本発明は梱包箱に関する。
物品を搬送する際に、組立て式の梱包箱が様々な場面で活用されている。
特開2017-109790号公報
例えば、ワインボトルは、容量が通常のボトルサイズ(750ml)であっても、ワインの製造メーカーなどによって形状が異なる。例えば海外のワインや、スパークリングワインなどにその傾向が見られる。具体的には、ボトル底部の径、高さ、口部や胴部の径(太さ)に、様々なバリエーションがある。ボトルの形状に梱包箱が適合していないと、ボトルが梱包箱にきちんと支持されず、落下など外部からの衝撃に弱くなる。この結果、最悪の場合ボトルが割れる。あるいは、ボトルの自重などによって梱包箱に無理な力がかり、梱包箱が変形あるいは破損する可能性もある。よって、通常、各製造メーカーまたは小売業者などは、必要に応じて(例えば贈答用として販売する場合や輸送する場合)、ボトルの形状に応じた専用の箱(化粧箱など)を用意する。ないしは、ボトル本体に耐衝撃用の補強をほどこし、形状に適合していない箱に詰める。しかし、例えばワインの小売業者などが梱包用の箱を提供するワインボトルの形状ごとに設計することや、それぞれの形状に適合する多種の梱包箱を予め用意しておくことは、現実的でない。また、汎用の梱包箱に補強材を詰め込むとしても、手間がかかる。
本発明は、多様なボトルの形状に対応可能な梱包箱を提供する。
本発明は、一の態様において、ボトルを梱包するための箱であって、外箱と、前記外箱に収容され、前記ボトルの頭部を挿入するための上部穴が設けられた上側内箱体とを有し、
前記上側内箱体の内部には、前記ボトルが侵入できる第1の空間と前記ボトルが侵入できない第2の空間とに仕切る仕切り部材であって、当該ボトルの頭部が接触する底面と、当該上側内箱体の対向する内壁側面に接触する側面とを有し、当該側面は切り離し可能な2つの部材によって構成され、切り離されていない状態および切り離された状態において当該側面は、前記上側内箱体の上面内壁と点で接触し、各部材が切り離されると各部材が切り離されていない状態に比べて当該接触点が互いに離れて前記穴から仕切り部材の底面までの高さが大きくなるような変形を許容する仕切り部材が折り込まれて形成される、梱包箱を提供する。
本発明によれば、多様なボトルの形状に対応する梱包箱が提供される。
(a)は一本のワインボトル900-1が収容された状態の外箱300の外観斜視図、(b)は上側内箱100-2および下側内箱200-2がセットされた状態のワインボトル900-2の外観斜視図、(c)はワインボトル900-2にセットする前の上側内箱100-2および下側内箱200-2を示す図。 外箱300の展開図。 上側内箱100の展開図。 下側内箱200の展開図。 (a)は上側内箱100の外観斜視図、(b)は、折り目L11を切り取ってから組み立てた上側内箱100X-X断面図。 (a)は、切取り線L13を切り離さないまま組み立てたときの上側内箱100のX-X断面図、(b)は切取り線L13を繰り話して組み立てたときの上側内箱100のX-X断面図。 (a)は下部第2穴202が開口している状態の下側内箱200の外観斜視図、(b)は、下側内箱200のY−Y断面図、(c)はフラップ290が折り曲げられる前の状態Y−Y断面図、(d)は、フラップ290の折り曲げられている途中の状態Y−Y断面図。 (e)は、フラップ290の折り曲げが完了した状態Y−Y断面図、(f)は下側内箱200を反転する前の状態を示す図、(g)は反転後の状態を示す図。 外箱300Aの展開図。
1.実施例
図1(a)は、ワインボトル(ワインボトル900−1および900-2)を2本収容するためのものである梱包箱10であって、一本のワインボトル900-1が梱包された状態の外箱300の外観斜視図である。なお、説明の便宜上、外箱300の蓋を開けた状態が示されている。同図(b)は、上側内箱100-2および下側内箱200-2がセットされた状態のワインボトル900-2の外観斜視図である。同図(c)は、ワインボトル900-2にセットする前の上側内箱100-2および下側内箱200-2を示す。
なお、上側内箱100-1および上側内箱100−2は同一の部材であり、下側内箱200-1および下側内箱200-2は同一の部材である。以下、両者を区別する必要がない場合は、それぞれ「上側内箱100」および「下側内箱200」と表記する。後述するように、上側内箱100および下側内箱200には異なるサイズのボトルを収容する機能がある。従って、ワインボトル900−1および900−2は同一の形状でも異なる形状やサイズであってもよい。また、ワインボトル900−1および900−2を区別する必要がない場合は、単に、「ワインボトル900」と表記する。
梱包箱10は、外箱300と、外箱300に収容され、ワインボトル900の頭部を挿入するための上部穴101が設けられた上側内箱100と、外箱300に収容され、ワインボトル900の底部を挿入するための下部第1穴201または下部第2穴202が設けられた下側内箱200とを有する。
梱包者は、まず、(b)および(c)に示すように、各ボトルについて、頭部に上側内箱100をセットし底部に下側内箱200をセットし、この状態で外箱300に詰め込む。詰め込まれた状態で、上側内箱100の上部と下側内箱200の下部は、それぞれ外箱300の上部の内壁と外箱300の下部内壁に接することで固定される。換言すると、上側内箱100および下側内箱200は、セットで、一本のワインボトル900を外箱300内部で固定するための部材として機能する。
上側内箱100、下側内箱200、および外箱300は、それぞれ1枚の素材を所定の位置で人や機械が折り曲げるあるいは切り離す(または切り取る)ことができるような加工が施されたものを組み立てることによって製造される。なお、折り等の作業を支援するための加工は省略しても構わない。また、組み立て作業を簡略化にするために一部変形や糊付けなどの加工や施しても構わない。
素材は、例えば、波状に加工した紙を表裏の紙で挟んで接着し、強度を持たせた構造である、いわゆる段ボールシートである。また、素材としては、ワインボトル900のサイズに対応するため及び衝撃吸収効果を発揮させるため、ある程度、形状の自由度(つぶれ等の変形)が許容されることが好ましい。なお、上側内箱100、下側内箱200、外箱300について、素材、断面の構造、厚みその他の特性は、同一であってもよいし異なっていてもよい。
図2は外箱300の展開図(組み立てられる前の状態の図)である。破線は谷折りを、二点鎖線は山折りを意味する。
フラップ391は、フラップ381およびフラップ383を折込んだ状態でスリット392に差し込まれる。同様に、フラップ394は、フラップ382およびフラップ384を折込んだ状態でスリット393に差し込まれる。この結果、外箱300は上部および底部が4重になる。これにより、ワインボトル900の上部および下部から衝撃に対する強度が増す。後述するように、ワインボトル900の側面は上側内箱100および下側内箱200によって支持されるため、外箱300からの力が直接伝わりにくいものの、上部および底部については外箱300に加えられた衝撃が伝わりやすい点を加味し、このように上部および下部の構造を強化している。
図3は上側内箱100の展開図である。上側内箱100は、下面151、上面153、側面(154、152、155、156)と、フラップ(181、183、184、185、186、187、188)と片189を介して接続された仕切り体190とを有する。フラップ188はスリット182に差し込まれる。なお、片を差し込むのではなく、接着材を所定位置に塗布しておき、接着面を合わせることにより箱体形状を維持する加工としてもよい。
下面151には、正方形の四隅が円弧状となっている上部穴101が形成される。これにより、多様なサイズの頭部(首部)のワインボトル900を挿入および支持することができる。直径がr3以上のワインボトル900であれば、上部穴101の縁に必ず接するので、ワインボトル900は少なくとも上部穴101によって支持される。したがって、上側内箱100は、頭部の径がr3以上R3以下のワインボトル900を支持することができる。
加えて、上部穴101近傍の素材が変形することにより、R3以内の径のワインボトル900であれば、無理なく挿入することが可能である。上部穴101の対角線上4か所に切れ込みを入れて置き、R3以上の径のワインボトル900の挿入を容易にするようにしてもよい。
なお、ワインボトル900の頭部を無理やり挿入して上部穴101が破損してもはや支持機能を発揮しなくなってしまうような状態にならない限りにおいて、径がR3以上のワインボトル900を挿入してもよい。例えば、一般的なボトルの頭部のサイズに対応して、r3=29mm±Δ、R3=34mm±Δ(Δは例えば1mm)である。
仕切り体190は、仕切り位置(高さ)を決定する片196と片189と、一対の山型形状の片194および片195、片192および片191を含む。片194および片195は、切取り線L12に対して線対称であり、切取り線L12によって互いに切り離されることができるような加工が施されている。例えば、切離し線上の一点のみで接合されている。切取り線L13も切取り線L12と同様の加工が施されて、片192および片191が切離し可能となっている。
折り目L11において、本体から仕切り体190を切り取ることが容易なように、ミシン目が形成されている。
図4は、下側内箱200の展開図である。下側内箱200は、どちらかが底面または上面となる第1面251および第2面255と、側面(254、253、252、256)と、フラップ(220、282、283、284、286、285、289、290)とを有する。フラップ220は、フラップ290が箱体の内部に位置するように、スリット221に差し込まれる。
第1面251およびその反対側の第2面255には、それぞれ下部第1穴201および下部第2穴202が形成されている。下部第1穴201および下部第2穴202は、上部穴101と同様、正方形の四隅が円弧状(換言すると、円の4か所を直線状に切り取った形状)となっている。正方形の一片の長さをr、円の直径をRとすると、R1>r1>R2>r2である。例えば、R1、r1、R2、r2は、それぞれ、89mm±Δ、85mm±Δ、77mm±Δ、75mm±Δである。Δは例えば1mmである。これにより、下部第1穴201および下部第2穴202は、それぞれ少なくとも底部の径がr1〜R1のワインボトル900、少なくとも底部の径がr2〜R2のワインボトル900を挿入・支持することができる。加えて、素材の変形を加味する、底部がR1およびR2以上の径のワインボトルを挿入・支持することができる。下部第2穴202がR2+α(α>r1−R2)のワインボトル900を挿入することができるとすれば、下部第1穴201および下部第2穴202のいずれかを利用することで、下側内箱200は底部の径がr2〜R1+β(βは下部第1穴201の素材変形によって決定される値)であるすべてのワインボトルを挿入・支持することができる。また底部の径がr2以下であるボトルの動きを制御することができる。
図5〜図6を用いて、組み立てられた状態の上側内箱100の構造について詳説する。なお、以下の断面図においては、説明に必要な部分以外は適宜捨象してある。
図5(a)は、上側内箱100の外観斜視図である。図5(b)は、折り目L11で仕切り体190を切り取ってから組み立てた上側内箱100のX-X断面図である。内部の空間V0にワインボトル900の頭部が収容される。上部穴101からの距離が最大h1までのワインボトル900を収容することができる。上部穴101は、変形しない状態で上部穴101の縁の一部にて第1の径(r3)のワインボトル900を支持し、第1の径(r3)以下のワインボトル900の動きを制御する。変形した状態で、第1の径よりも大きい第2の径のワインボトル900を支持する。またR3+β(βは上部穴101の素材変形によって決定される値)の径であるワインボトル900を支持する。このとき、ワインボトル900の頭部の長さがh1と同一ないし実質的に同一であれば、上部穴101に加えて上面153によって支持される。
図5および図6を用いて、折り目L11を切り取らない状態(仕切り体190が存在する状態)で組み立てられた上側内箱100の内部構造をX-X断面図によって説明する。片189および片196はそれぞれ100の内壁に沿うように固定され、片193が内部空間において上面153と平行に固定される。そして、この片193によって、上側内箱100の内部には、ワインボトル900が侵入できる空間V1と侵入できない空間V2とが形成される。
図6(a)は、切取り線L13を切り離さないまま組み立てたときの上側内箱100のX-X断面図である。同図に示すように、空間V1の高さはh2(<h3)となる。すなわち、上部穴101から最大高さh2+β(βは片193の素材変形によって決定される値)までのワインボトル900を収容することができる。片191(片194)および片192(片195)は、接合されている。上面153において頂点P1および頂点P2で接触し、側面において片189および片196で接触することで、片193が紙面下方からの力を受けても、片189、片196、頂点P1、頂点P2において、仕切り体190全体が支持される。よって、ワインボトル900の上部穴101からの高さがワインボトル900とほぼ等しければ、ワインボトル900の頭部は、上部穴101に加えて片193においても支持されることになり、安定性が増す。
図6(b)は、切取り線L13を切り離して組み立てたときの上側内箱100のX-X断面図である。
片191(片194)および片192(片195)は切り離されているので、切取り線L13を中心として左右に移動することができる。よって、上部穴101からの高さがh2以上であるワインボトル900が上部穴101から空間V1にワインボトル900が挿入されて片193に突き当たると、片193が折れ曲がるように変形して(同時に頂点P1,頂点P2の位置がそれぞれ紙面左右方向にずれて)、上部穴101から片193までの高さは片193の中心部(P3)においてh3(>h2)となる。
このように、同一の上側内箱100について、仕切り体190を切り取るか否か、仕切り体190を残して切取り線L13を切り離す場合、仕切り体190を残して切取り線L13を切り離さない場合のいずれかを選択するかに応じて、収容可能な空間の最大高さをh3、h2、h1のいずれかに設定することができる。
また、片191および片192の形状(山の高さや稜線の角度)を調整することで、実現させたいΔh=h3-h2の値を変更することができる。
図7および図8を用いて、組み立てられた状態の下側内箱200について詳説する。
下部第1穴201および下部第2穴202は、上部穴101と同様に、それぞれ、底部がr1からR1程度の径のワインボトル900と、底部がr2からR2程度の径のワインボトル900を挿入して支持することができる形状となっている。すなわち、下部第1穴201および下部第2穴202は、それぞれ、変形しない状態で縁の一部にて第1の径の前記ボトルを支持し、変形した状態で、第1の径よりも大きい第2の径の前記ボトルを支持する。さらに第2の径+β(βは第2の径の素材変形によって決定される値)であるワインボトルを支持することができ、第1の径以下であるボトルの動きを制御することができる。
図7(a)は、下部第2穴202が開口している状態における下側内箱200の外観を示す。図7(b)〜(d)、図8(e)〜(g)はいずれも下側内箱200のY−Y断面図である。
図4で示したように、下側内箱200は、第1の面(第1面251)と当該第1の面の反対側に位置する第2の面(第2面255)とを有し、第1面251および第2面255において、それぞれ、互いに異なる形状の下部第1穴201および下部第2穴202が形成される。下側内箱200は、組み立てられた後の任意のタイミングで、下部第1穴201を下部第2穴202のどちらを使用するのか(換言すると、ワインボトル900の底部を挿入するための開口部として機能させるか)を変更することができる。具体的には、ユーザがフラップ290の折り曲げ方を変更することで実現する。
以下、図7(b)に示すように、下部第2穴202が開口している状態(紙面上方からワインボトル900の底部を挿入してフラップ片292が底面の一部として機能する状態)から、反対側の下部第1穴201が開口している状態に、下側内箱200を変形させる手順について説明する。
図7(c)は、フラップ290が折り曲げられる前の状態であり、矢印は折り曲げ方向を示す。
すなわち、ユーザが下部第1穴201の側(紙面下方側)から指を入れ、フラップ片292を紙面上方向に、かつ側面256に接しているフラップ片291が紙面左方向に展開されるように、力を加える。すると、図7(d)に示すように、フラップ290が折れ曲がった状態で、フラップ片293、フラップ片292、フラップ片291が下側内箱200の内壁から離れる。そのまま力を加え続けると、図8(e)のように、フラップ片291およびフラップ片292は第2面255に接し、フラップ片293は側面252に接した状態が実現する。このとき、下部第2穴202は塞がれ、下部第1穴201は開口する状態となる。この状態からユーザが下側内箱200を持ち上げて紙面上下に反転させると(図8(f))、図8(g)に示すように、下部第1穴201が紙面上方からワインボトル900を挿入する穴として機能する。
このように、下側内箱200において、内部空間に、当該第2の内箱体の内壁に沿って配置することができるように折り曲げ可能なフラップ290が設けられ、フラップ290の折り曲げ方を異ならせることによって、前記第1の下部穴と前記第2の下部穴と選択的に開口させるようになっている。ユーザは内部のフラップ部材の折り曲げ方を変えるだけで、簡単にワインボトル900の底部のサイズに適合するほうの穴を選択することができる。
梱包箱10によれば、ワインボトル900の頭部の太さの多様性については上部穴101の形状によって対応し、ワインボトル900の高さの多様性は仕切り体190のパーツ同士の切離しまたは一部パーツの切落としの選択によって対応し、ワインボトル900の底部の太さの多様性は穴の形状および使用する穴の選択によって対応している。
本発明者は、広く流通しているボトルのサイズは、形状のバリエーションがあるといってもおおよそ一定の範囲に収まっているという知見を得た。上述した具体的数値の例は、この知見に基づき、一般的なBouteille(ブティユ;750ml)タイプのワインボトルに適合するものとして算出されたものである。すなわち、上記数値が適用された梱包箱10を用意すれば、750mlタイプのおおよそすべてのワインボトルを梱包することができる。この結果、従来のように、ワインボトルの形状ごとに異なる箱(に組み立てるために裁断された段ボール部材)を用意する必要がない。
2.変形例
外箱300が収容するビンの本数は2に限られない。たとえば図9に示すように外箱300に変えて外箱300Aを用いることで、一本のみ収容させることができる。この場合においても、上側内箱100および下側内箱200は上述したものと同一である。すなわち、外箱300の形状は収容する本数に応じて決定すればよい。
梱包箱10をワインボトル以外の収容容器に適用してもよい。すなわち、ボトルの容量、材質、形状、機能(内容物)は問わない。
また、本発明に係る梱包箱は組み立て式でなく、一部または全部が組立てられた状態で利用者に提供されてもよい。要するに、本発明に係る梱包箱は、ボトルを梱包するための箱であって、外箱と、前記外箱に収容され、前記ボトルの頭部を挿入するための上部穴が設けられた第1の内箱体と、前記外箱に収容され、前記ボトルの底部を挿入するための下部穴が設けられた第2の内箱体とを有していればよい。
10・・・梱包箱、100・・・上側内箱、200・・・下側内箱、300・・・外箱、900、900-1、900-2・・・ワインボトル、181、183、184、185、186、187、188、220、282、283、284、285、286、289、290、381、382、383、384、391・・・フラップ、182、221、392、393・・・スリット、L11・・・折り目、101・・・上部穴、L12、L13・・・切取り線、190・・・仕切り体、189、191、192、194、195、193、196・・・片、201・・・下部第1穴、202・・・下部第2穴、291、292、293・・・フラップ片、251・・・第1面、255・・・第2面、253、254、252、256・・・側面

Claims (8)

  1. ボトルを梱包するための箱であって、
    外箱と、
    前記外箱に収容され、前記ボトルの頭部を挿入するための上部穴が設けられた上側内箱体
    を有し、
    前記上側内箱体の内部には、前記ボトルが侵入できる第1の空間と前記ボトルが侵入できない第2の空間とに仕切る仕切り部材であって、当該ボトルの頭部が接触する底面と、当該上側内箱体の対向する内壁側面に接触する側面とを有し、当該側面は切り離し可能な部材によって構成され、切り離されていない状態および切り離された状態において当該側面は、前記上側内箱体の上面内壁と点で接触し、各部材が切り離されると各部材が切り離されていない状態に比べて当該接触点が互いに離れて前記穴から仕切り部材の底面までの高さが大きくなるような変形を許容する仕切り部材が折り込まれて形成される、
    梱包箱。
  2. 前記仕切り部材は、前記切り離し可能な部材が接する内壁側面とは異なる内壁側面に接触する片を含み、当該片は、前記上側内箱体の上側内壁に突き当たるように折り込まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の梱包箱
  3. 記外箱に収容され、前記ボトルの底部を挿入するための下部穴が設けられた下側内箱体を更に有し、
    前記下側内箱体は、第1の面と当該第1の面の反対側の第2の面とを有し、前記第1の面と前記第2の面において、それぞれ、互いに異なる形状の第1の下部穴および第2の下部穴が形成され、
    前記下側内箱体の内部空間には、当該下側内箱体の内壁に沿って配置することができるように折り曲げ可能なフラップ部材が設けられ、前記フラップ部材の折り曲げ方を異ならせることによって、前記第1の下部穴と前記第2の下部穴のうちいずれか一方が選択的に開口され、他方は塞がれて前記ボトルの底部を支持する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の梱包箱
  4. 前記外箱は、前記ボトルの側面が視認されるように開閉する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の梱包箱。
  5. 前記上側内箱体は、前記仕切り部材となるフラップ部を切り取ることができるように
    加工された1枚の素材を折り曲げることによって組み立てられ、
    当該フラップ部が切り取られた状態で組み立てると、前記第2の空間は形成されない、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の梱包箱。
  6. 前記上側内箱体は変形可能な素材で構成され、
    前記上部穴は、変形しない状態で前記上部穴の縁の一部にて第1の径の前記ボトルを支持し、変形した状態で、前記第1の径よりも大きい第2の径の前記ボトルを支持する、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の梱包箱。
  7. 前記下側内箱体は、変形可能な素材で構成され、
    前記下部穴は、変形しない状態で前記下部穴の縁の一部にて第1の径の前記ボトルを支持し、変形した状態で、前記第1の径よりも大きい第2の径の前記ボトルを支持する、
    請求項に記載の梱包箱。
  8. 前記外箱は1枚の素材を折り曲げることによって組み立てられ、前記外箱の上部および底部はそれぞれ前記素材が4重に重ねられる、
    請求項に記載の梱包箱。
JP2018133567A 2018-07-13 2018-07-13 梱包箱 Active JP6656640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133567A JP6656640B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 梱包箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133567A JP6656640B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 梱包箱

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020009143A Division JP2020059557A (ja) 2020-01-23 2020-01-23 梱包箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020011738A JP2020011738A (ja) 2020-01-23
JP6656640B2 true JP6656640B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=69168660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018133567A Active JP6656640B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 梱包箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6656640B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2682949A (en) * 1950-09-13 1954-07-06 Atlantic Carton Corp Carton
US3893280A (en) * 1972-06-21 1975-07-08 Burns Biotec Lab Inc Transfer packaging for biologicals
JPS6068019U (ja) * 1983-10-17 1985-05-14 凸版印刷株式会社 汎用中仕切付包装箱
JPS60177082U (ja) * 1984-05-01 1985-11-25 東芝機器株式会社 製品器具の包装装置
JPS62122938A (ja) * 1985-11-14 1987-06-04 有限会社 春日や酒店 耐衝撃性を有する贈答及び配達用ケ−ス
JP3358010B2 (ja) * 1994-05-06 2002-12-16 日本臓器製薬株式会社 包装容器
JP3488444B2 (ja) * 2001-04-20 2004-01-19 株式会社斎藤紙店 瓶用包装箱
JP4600179B2 (ja) * 2005-06-24 2010-12-15 株式会社第一紙行 贈答箱
JP5593155B2 (ja) * 2010-08-06 2014-09-17 武田薬品工業株式会社 包装用箱
JP2016060530A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 大塚包装工業株式会社 物品搬送用梱包具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020011738A (ja) 2020-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5666022B2 (ja) 喫煙品用パッケージ
JP5122977B2 (ja) パッケージ
US7232054B2 (en) Carton structure and sheet material product with indicia keys
JP5619490B2 (ja) 緩衝仕切り付包装用箱
JP6656640B2 (ja) 梱包箱
JP4888810B2 (ja) 包装用容器
JP2020059557A (ja) 梱包箱
JP6733197B2 (ja) 組立箱
JP3881728B2 (ja) 仕切付包装用箱
JP4263064B2 (ja) 吊り下げ販売用の包装箱
JP7276069B2 (ja) 収納箱およびブランクシート
JP7297635B2 (ja) 包装用箱
JP3216959U (ja) 包装容器および包装容器用シート
JP7319814B2 (ja) 包装用箱
JP7235606B2 (ja) 包装用箱
JP7389720B2 (ja) 包装用箱
JP2004182345A (ja) 包装箱
JP5619491B2 (ja) 緩衝機能付包装用箱
JP3881727B2 (ja) 仕切付包装用箱
JP4678040B2 (ja) 組立式梱包箱
JP4999545B2 (ja) 収納ケース
JP3056634U (ja) 中仕切付紙箱
JP3215260U (ja) 緩衝機能付き包装用箱
JP3581126B2 (ja) 包装箱
JP2023084961A (ja) 包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191030

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191030

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6656640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250