JP7055326B2 - 現像廃液処理装置及び処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体や液晶工場における現像廃液から、不純物を除去し、再利用可能な現像液を回収する現像廃液処理装置及び処理方法に関する。
半導体や液晶工場における現像廃液から再利用可能な現像液(水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テトラアルキルアンモニウム等)を回収するには、フォトレジスト等の不純物を除去する必要がある。回収方法としては、前処理として廃液を中和処理してフォトレジストを除去しておき、その後に電気分解処理による精製(特許文献1参照、以下、従来例1と称する。)やイオン交換樹脂による精製(特許文献2参照、以下、従来例2と称する。)を行うことが知られている。
しかしながら、このような前処理でフォトレジストを除去する方法では、フォトレジスト濃度が高い場合や、処理すべき現像廃液が多量である場合には、フォトレジストの分離が困難であるという課題が生じていた。そこで、かかる課題を解消するために、現像廃液を濃縮し、更に冷却晶析を行う方法が提案されている(特許文献3参照、従来例3と称する。)。
再表2006-59760号公報 特開平4-228587号公報 特開平10-53567号公報
上記濃縮・冷却晶析を用いた第3従来例では、中和処理等に比べてフォトレジストの除去が比較的容易であることから、フォトレジスト濃度が高い場合や、処理すべき現像廃液が多量である場合にも適用可能であり、第1従来例、第2従来例の課題は解決される。しかしながら、この第3従来例においては、まだ不純物の除去が十分でなく、現像液として再利用可能な高純度の回収液が得られていないのが現状である。
そこで、前段濃縮・冷却晶析処理に加えて、後段に高度精製処理を行い、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる現像廃液処理装置及び処理方法が要望されていた。
本願発明は、上記課題に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、後段に高度精製処理として冷却晶析処理を行い、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる現像廃液処理装置及び処理方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、現像廃液処理装置であって、現像廃液を濃縮する前段濃縮装置と、前記前段濃縮装置から供給される濃縮液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析装置と、前記前段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する前段固液分離装置と、加熱手段を有し、前記前段固液分離装置から供給される結晶を加熱溶解する溶解装置と、前記溶解装置から供給される溶解液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する後段冷却晶析装置と、前記後段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する後段固液分離装置と、前記後段固液分離装置から供給される結晶を溶解する溶解タンクと、前記後段固液分離装置により結晶が分離・除去された後のろ液を濃縮すると共に、濃縮液を前記後段冷却晶析装置に供給する後段濃縮装置と、前記後段固液分離装置により結晶が分離・除去された後のろ液に含まれる不純物濃度を測定する後段不純物測定手段と、ろ液を前記後段濃縮装置に返送する第1返送ラインと、ろ液を前記前段濃縮装置に返送する第2返送ラインと、前記第2返送ラインに設けられる後段制御弁と、前記後段不純物測定手段の測定結果により、不純物の濃度が設定値未満の場合には前記後段制御弁を閉状態とし、ろ液を前記後段濃縮装置に返送し、不純物の濃度が設定値以上の場合には前記後段制御弁を開状態とし、ろ液の少なくとも一部を前記前段濃縮装置に返送するようにろ液の返送通路を切換える後段切換制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の如く、多重の冷却晶析処理を行うことにより、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる。
また、上記構成によれば、回収率向上と純度向上の効果を奏する。具体的には以下の通りである。
(1)ろ液を後段濃縮装置に返すことで、回収率を上げることができる。
(2)ただし、ろ液を後段濃縮装置に返す処理を継続すると、後段冷却晶析側における不純物濃度が徐々に高くなる。設定値以上の濃度になった場合には、ろ液を前段濃縮装置に戻すことで、後段の不純物濃度を下げることができ、回収液の純度の向上を図ることができる。
(3)不純物濃度が高い場合、ろ液を外部に排出しても良いが、回収率を下げることになる。ろ液を前段濃縮装置に戻すことで、回収率を下げること無く処理ができる。前段濃縮装置に戻すろ液は、前段冷却晶析側で不純物が大きく低減されているため、前段濃縮装置における不純物量に大きな影響を与えること無く、再度回収処理できる。
請求項2記載の発明は、現像廃液処理装置であって、現像廃液を濃縮する前段濃縮装置と、前記前段濃縮装置から供給される濃縮液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析装置と、前記前段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する前段固液分離装置と、加熱手段を有し、前記前段固液分離装置から供給される結晶を加熱溶解する溶解装置と、前記溶解装置から供給される溶解液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する後段冷却晶析装置と、前記後段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する後段固液分離装置と、前記後段固液分離装置から供給される結晶を溶解する溶解タンクと、前記前段固液分離装置により結晶が分離・除去された後のろ液に含まれる不純物濃度を測定する前段不純物測定手段と、ろ液を前記前段濃縮装置に返送する第3返送ラインと、ろ液を外部に排出する排出ラインと、前記排出ラインに設けられる前段制御弁と、前記前段不純物測定手段の測定結果により、不純物の濃度が設定値未満の場合には前記前段制御弁を閉状態とし、ろ液を前記前段濃縮装置に返送し、不純物の濃度が設定値以上の場合には前記前段制御弁を開状態とし、ろ液の少なくとも一部を外部に排出するようにろ液の返送通路を切換える前段切換制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の如く、多重の冷却晶析処理を行うことにより、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる。
また、上記構成によれば、回収率向上と純度向上の効果を奏する。具体的には以下の通りである。
(1)ろ液を前段濃縮装置に返すことで、回収率を上げることができる。
(2)ただし、ろ液を前段濃縮装置に返す処理を継続すると、前段冷却晶析ユニットにおける不純物濃度が徐々に高くなるため、設定値以上の濃度になった場合には、ろ液を外部に排出することで不純物濃度の上昇を抑制でき、回収液の純度の向上を図ることができる。
本発明の参考となる態様は、現像廃液処理装置であって、現像廃液を濃縮する前段濃縮装置と、前記前段濃縮装置から供給される濃縮液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析装置と、前記前段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する前段固液分離装置と、加熱手段を有し、前記前段固液分離装置から供給される結晶を加熱溶解する溶解装置と、前記溶解装置から供給される溶解液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する後段冷却晶析装置と、前記後段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する後段固液分離装置と、前記後段固液分離装置から供給される結晶を溶解する溶解タンクと、を備え、前記前段濃縮装置は蒸発濃縮装置であり、蒸発濃縮させた際に発生する蒸気を凝縮することで凝縮水を生成し、生成された凝縮水を、溶解水として前記溶解装置と前記溶解タンクの少なくともいずれか一方に供給するように構成されたことを特徴とする。
上記の如く、多重の冷却晶析処理を行うことにより、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる。
また、上記構成によれば、凝縮水を溶解水として利用することにより、別途に溶解水を供給することを抑制できる。また、蒸発濃縮装置を適用することで、生成される凝縮水温度が高くなるため、結晶の溶解が容易となる。さらに、濃縮装置が蒸発濃縮装置の場合に、高温の凝縮水を溶解装置に供給すれば、溶解装置において加熱するエネルギーを少なくできる。
本発明の参考となる態様は、現像廃液処理装置であって、現像廃液を濃縮する前段濃縮装置と、前記前段濃縮装置から供給される濃縮液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析装置と、前記前段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する前段固液分離装置と、加熱手段を有し、前記前段固液分離装置から供給される結晶を加熱溶解する溶解装置と、前記溶解装置から供給される溶解液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する後段冷却晶析装置と、前記後段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する後段固液分離装置と、前記後段固液分離装置から供給される結晶を溶解する溶解タンクと、前記後段固液分離装置により結晶が分離・除去された後のろ液を濃縮すると共に、濃縮液を前記後段冷却晶析装置に供給する後段濃縮装置と、を備え、前記後段濃縮装置は蒸発濃縮装置であり、蒸発濃縮させた際に発生する蒸気を凝縮することで凝縮水を生成し、生成された凝縮水を、溶解水として前記溶解装置と前記溶解タンクの少なくともいずれか一方に供給するように構成されたことを特徴とする。
上記の如く、多重の冷却晶析処理を行うことにより、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる。
また、上記構成によれば、凝縮水を溶解水として利用することにより、別途に溶解水を供給することを抑制できる。また、蒸発濃縮装置を適用することで、生成される凝縮水温度が高くなるため、結晶の溶解が容易となる。さらに、濃縮装置が蒸発濃縮装置の場合に、高温の凝縮水を溶解装置に供給すれば、溶解装置において加熱するエネルギーを少なくできる。なお、後段濃縮装置で生成される凝縮水量は少ないが、不純物の含有が極めて低い綺麗な溶液であるので、回収液の純度向上の観点から溶解タンクに供給するのが好ましい。
本発明の別の態様は、現像廃液処理方法であって、現像廃液を濃縮する前段濃縮工程と、前記前段濃縮工程で得られた濃縮液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析工程と、前記前段冷却晶析工程で得られたスラリーから結晶を分離する前段固液分離工程と、前記前段固液分離工程で得られた結晶を加熱溶解する加熱溶解工程と、前記加熱溶解工程で得られた溶解液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する後段冷却晶析工程と、前記後段冷却晶析工程で得られたスラリーから結晶を分離する後段固液分離工程と、前記後段固液分離工程で得られた結晶を溶解する溶解工程と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる。
本発明によれば、多重の冷却晶析処理を行うことにより、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる。
実施の形態に係る現像廃液処理装置の全体構成図。 他の実施の形態に係る現像廃液処理装置の一部の構成を示す部分構成図。
以下、本発明を実施の形態に基づいて詳述する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は実施の形態に係る現像廃液処理装置の全体構成図である。現像廃液処理装置1は、現像廃液から不純物を除去し、再利用可能な現像液(水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH))を回収する装置である。ここで、不純物は、フォトレジスト成分や現像処理の各工程において生じる銅・アルミニウム等の金属類が含まれる。なお、主たる不純物はフォトレジスト成分である。
この現像廃液処理装置1は、前段冷却晶析ユニット2aと、前段冷却晶析ユニット2aで回収精製された回収液(後述する図1の溶解装置6aで生成された溶解液に相当)に対して高度精製処理を行う後段冷却晶析ユニット2bとから構成されている。以下、前段冷却晶析ユニット2a及び後段冷却晶析ユニット2bの構成を具体的に説明する。
[前段冷却晶析ユニット2aの構成]
前段冷却晶析ユニット2aは、現像廃液を濃縮する前段濃縮装置3aと、前段濃縮装置3aで濃縮された濃縮液を冷却して溶解度を下げ濃縮液中の溶質を結晶させて結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析装置4aと、前段冷却晶析装置4aから供給されるスラリーから結晶を分離する前段固液分離装置5aと、加熱手段80を有し前段固液分離装置5aから供給される結晶を加熱溶解する溶解装置6aと、前段固液分離装置5aで結晶が分離・除去された後のろ液を貯留する前段ろ液タンク7aと、前段濃縮装置3aで得られた凝縮水を貯留する凝縮水タンク8aを有する。
前段濃縮装置3aは、現像廃液を飽和近くまで濃縮する濃縮装置であれば特に限定されるものではない。前段濃縮装置3aの例としては蒸発濃縮装置を挙げることができる。蒸発濃縮装置の例としては、供給された処理液(現像廃液)を熱源により蒸発させる蒸発缶と、蒸発缶内を低圧にする真空ポンプとを備えた低圧蒸発濃縮装置や、さらに発生蒸気を断熱圧縮する圧縮機を備え、圧縮機により温度と圧力が上昇した蒸気を蒸発缶に戻して処理液を蒸発するための熱源とするように構成された、蒸気圧縮型低圧蒸発濃縮装置を挙げることができる。
前段冷却晶析装置4aとしては、ジャケットや内部コイルによる冷却方式の晶析装置、外部循環冷却式晶析装置などが知られており、特に制限はない。ジャケット式晶析装置は、晶析を行う容器の周囲にジャケットを有し、当該ジャケット内にチラーからの冷水(又は冷媒)を通し、当該容器の壁面を介して冷却するタイプである。内部コイル式晶析装置は、晶析を行う容器内に冷却コイルを配置し、チラーからの冷水(又は冷媒)を冷却コイル内に通し、容器内の溶液を冷却するタイプである。外部循環冷却式晶析装置は、晶析槽とその外部に配置された冷却器とを配管、バルブ等から成る循環路で形成されており、冷却器としては、多管式冷却器が好適に使用される。容器内に撹拌翼やバッフルを具備し、内液が良好に撹拌できるものが好ましい。また、何れのタイプも、混合性の向上のため、内部にドラフトチューブを具備するのが好ましい。
前段固液分離装置5aとしては、遠心分離機、ロータリーバキュームフィルターなどが挙げられる。なお、前段固液分離装置5aには洗浄用冷純水が供給されるようになっており、この結果、分離された結晶が冷純水で洗浄され、過剰な結晶を溶解させることなく結晶に付着している不純物が洗浄除去できる。
溶解装置6aに備えられる加熱手段80としては、加熱蒸気を供給する構成や電気ヒータ等を例示できる。
また、前段ろ液タンク7aには、タンク7内のろ液を前段濃縮部装置3aに返送する第3返送ライン9aが接続されている。第3返送ライン9aにはろ液ポンプ10aが設けられている。なお、第3返送ライン9aには分岐ライン11aが設けられており、第3返送ライン9aの一部と分岐ライン11aとにより、前段ろ液タンク7a内のろ液を循環させる循環ラインが構成されている。また、返送ライン9aには途中で分岐した排出ライン12aが設けられており、この排出ライン12aを通過してろ液が外部に排出されるようになっている。第3返送ライン9aには、ろ液に含まれる不純物(フォトレジスト成分や銅・アルミニウム等の金属類)の濃度を測定する吸光度計(前段不純物測定手段に相当)14aが設けられている。排出ライン12aには前段制御弁13aが設けられている。吸光度計14aの測定結果は制御装置(前段切換制御手段、後段切換制御手段に相当)40に与えられ、測定結果に応じて前段制御弁13aの開閉が制御される。具体的には、測定された不純物濃度が設定値未満の場合はろ液はすべて前段濃縮部装置3aに返送され、不純物濃度が設定値以上の場合はろ液の一部が排出ライン12aより外部に排出される。
また、凝縮水タンク8aは、溶解装置6aと後述する溶解タンク6bに接続されており、溶解装置6a及び溶解タンク6bの溶解水として凝縮水が利用されるようになっている。
ここで、本明細書においては、「溶解水」は結晶を溶解するための水を意味し、「溶解液」は結晶が溶解された後の状態である液を意味する。換言すれば、溶解のために溶解装置6aや溶解タンク6bに供給される液を「溶解水」と定義し、溶解装置6aや溶解タンク6bにおいて溶解処理された後の液を「溶解液」と定義する。
なお、溶解装置6aから供給される溶解液は、後述する後段冷却晶析装置4bに与えられるようになっている。
[後段冷却晶析ユニット2bの構成]
後段冷却晶析ユニット2bは、基本的には前段冷却晶析ユニット2aと同様の構成を有しており、前段冷却晶析ユニット2bの各構成部分には対応する数字に添え字bを付して示す。具体的は、後段冷却晶析ユニット2bは、後段濃縮装置3bと、後段冷却晶析装置4bと、後段固液分離装置5bと、溶解タンク6bと、後段ろ液タンク7bと、第1返送ライン9bと、ろ液ポンプ10bと、分岐ライン11bと、吸光度計(後段不純物測定手段に相当)14bとを有する。後段濃縮装置3bの例としては、前段と同様の蒸発濃縮装置を挙げることができる。溶解タンク6bと溶解装置6aとは溶解処理を行う点において共通するが、溶解タンク6bは溶解装置6aに備えられる加熱手段80を有しておらず、一般的な溶解タンクと同様である。また、吸光度計14bの測定結果は制御装置40に与えられ、測定結果に応じて後段制御弁13bの開閉が制御されようになっている。なお、後段冷却晶析ユニット2bでは、ろ液を外部に排出する排出ライン12aに代えて、ろ液を前段濃縮装置3aに返送する第2返送ライン20が設けられている。従って、吸光度計14bによる不純物濃度の測定結果に応じて、後段ろ液タンク7b内のろ液は後段濃縮装置3bにすべて返送されるか、ろ液の一部が前段濃縮装置3aに返送されるようにろ液通路が切換えるように構成されている。
[現像廃液処理装置1]
次いで、現像廃液処理装置1の処理動作について説明する。
先ず、現像廃液は前段濃縮装置3aに供給される。前段濃縮装置3aでは、飽和近くまで濃縮された濃縮液が生成される。この前段濃縮装置3aにおいて低圧蒸発濃縮装置を使用した場合は、低圧蒸発により濃縮液温度が低くなるため、次の冷却晶析に必要なエネルギーを少なくできる。また、蒸気圧縮型蒸発濃縮装置を使用すると、蒸発缶で発生した蒸気を圧縮機により断熱圧縮して高温に持ち上げるので、蒸気加熱の場合に比べてエネルギー効率がよく、さらに省エネルギー化が図られる。なお、前段濃縮装置3aで生成される凝縮水は凝縮水タンク8aに供給される。
次いで、濃縮液は前段冷却式晶析装置4aに供給される。前段冷却式晶析装置4aは、濃縮液を冷却して溶解度を下げ、濃縮液中の溶質(TMAH)を結晶させて析出する。そして、前段冷却式晶析装置4aから結晶化されたTMAHを含むスラリーが前段固液分離装置5aに排出される。
次いで、前段固液分離装置5aにおいて、液と分離されてTMAHの結晶固形物(TMAH・5HO)が取り出される。このTMAHの結晶固形物は冷純水で洗浄され、溶解装置6aに排出される。溶解装置6aでは、結晶固形物(TMAH・5HO)に少量の水(溶解水)を添加して加熱溶解を行い、飽和濃度に近い高温の溶解液を生成する。そして、この溶解装置6aで生成された溶解液は後段冷却晶析装置4bに与えられる。
このように溶解装置6aにおいて加熱溶解を行うのは以下の理由による。即ち、後段冷却晶析ユニット2bにおける後段冷却晶析に先駆けて飽和濃度に近い高温の溶解液とする必要がある。この点に関して、TMAHは前段における濃縮→冷却晶析→固液分離の処理によりTMAH・5HOの結晶となり、TMAH・5HOは63℃以上の加熱で自己水により溶解液となる。そのため、63℃以上で加熱すれば、少量の水を添加するだけで、飽和濃度に近い高温の溶解液が生成できる。したがって、大量の水で結晶を溶解し、再度蒸発濃縮することで飽和に近い溶解液とする必要がなくなる。このような処理により、結晶を溶解し、再度結晶化することで不純物を低減できる。
一方、結晶固形物が分離・除去された後のろ液は、前段ろ液タンク7aに排出される。
なお、溶解装置6aでは、凝縮水タンク8aから供給される凝縮水を溶解水として利用する。このとき、凝縮水は高温のため、溶解装置6aにおいて加熱するエネルギーを少なくできる。
一方、前段ろ液タンク7a内のろ液は、吸光度計14aにより不純物濃度が測定されており、不純物濃度が設定値未満の場合は前段制御弁13aが閉状態に維持され、ろ液タンク7a内のろ液はすべて前段濃縮装置3aに返送される。不純物濃度が設定値以上の場合は前段制御弁13aが開状態となり、ろ液タンク7a内のろ液の一部が外部に排出される。これにより、前段冷却晶析ユニット2a内での不純物濃度の上昇を抑制し、溶解装置6aからの溶解液(前段冷却晶析ユニット2aの回収液に相当)の純度を向上することができる。
次いで、後段冷却晶析ユニット2bにおいて以下の処理が行われる。具体的には、溶解装置6aから供給される溶解液が後段冷却晶析装置4bに供給され、後段冷却晶析装置4bにおいて冷却晶析処理され、後段固液分離装置5bにおいて結晶分離処理(TMAHの結晶固形物の冷純水による洗浄処理を含む)され、溶解タンク6bにおいて結晶に水(溶解水)を加えることで溶解処理が行われ、溶解タンク6bから最終品として回収TMAH液が回収される。このように前段冷却晶析及び後段冷却晶析の多重冷却晶析処理を行う構成とすることにより、現像液として再利用可能な高純度を備えた回収TMAH液が得られることになる。
一方、後段固液分離装置5bで結晶固形物が分離・除去された後のろ液は、後段ろ液タンク7bに排出され、更に後段濃縮装置3bに返送され濃縮処理される。次いで後段冷却晶析装置4bにおいて、後段濃縮装置3bからの再濃縮液と溶解装置6aからの溶解液とが混合されて後段冷却晶析装置4bに供給され、後段冷却晶析装置4bにおいて冷却晶析処理される。このような構成により、回収率が向上する。
なお、後段濃縮装置3bで生成された凝縮水は、前段濃縮装置3aで生成された凝縮水と同様に、凝縮水タンク8aに供給されるようになっている。
後段冷却晶析ユニット2bの処理が前段冷却晶析ユニット2aの処理と異なる点は以下の通りである。即ち、後段ろ液タンク7bから返送されるろ液における不純物濃度が設定値未満の場合は後段制御弁13bが閉状態に維持され、後段ろ液タンク7b内のろ液はすべて後段濃縮装置3bに返送される。そして、不純物濃度が設定値以上となると、後段制御弁13bが開状態となり、後段ろ液タンク7b内のろ液の一部が前段濃縮装置3aに返送される。これにより、最終品としての回収液の純度を向上することができる。
(その他の事項)
(1)上記実施の形態では、前段濃縮装置3aで生成された凝縮水はすべて凝縮水タンク8aに供給されるようなっていたが、図2に示すように、凝縮水供給ラインL10の途中で分岐する分岐ラインL11を設け、この分岐ラインL11に予熱器50及び冷却器51を設けるように構成してもよい。このような図2の構成により、凝縮水の一部は予熱器50を通過して現像廃液と熱交換され、現像廃液が予熱されることになる。また、凝縮水は予熱器50及び冷却器51を通過することにより冷却され、この冷却された凝縮水は前段固液分離装置5a及び後段固液分離装置5bの少なくとも一方に供給し、結晶洗浄水として利用することが可能となる。
(2)上記実施の形態では、前段濃縮装置3aで生成された凝縮水は、溶解水として溶解装置6a及び溶解タンク6bの両者に供給するように構成し、後段濃縮装置3bで生成された濃縮水は、溶解水として溶解装置タンク6a及び溶解タンク6bの両者に供給するように構成されていた。しかし、前段濃縮装置3aで生成された濃縮水は、溶解装置6a及び溶解タンク6bのいずれか一方にのみ供給するように構成して、後段濃縮装置3bで生成された濃縮水は、溶解装置6a及び溶解タンク6bのいずれか一方にのみ供給するように構成してもよい。
更に、凝縮水を溶解水として利用する構成としては、前段濃縮装置3aのみ又は後段濃縮装置3bのみであってもよい。
なお、後段濃縮装置3bで生成された凝縮水は量は少ないが、不純物の含有が極めて低い綺麗な水であるので、回収液の純度向上の観点から溶解タンク6bに供給するのが好ましい。
(3)上記実施の形態では、ろ液の不純物濃度測定については吸光度計により吸光度を測定するように構成したが、これに限定されずその他の方法で測定してもよい。
(4)上記実施の形態における加熱装置6aに代えて、溶解タンク(加熱手段80を有さない)を使用し、当該溶解タンクで生成した溶解液を後段濃縮装置3bに供給するように構成してもよい。
本発明は、後段に高度精製処理として濃縮・冷却晶析処理を行い、現像液として再利用可能な高純度の回収液を得ることができる現像廃液処理装置及び処理方法に適用することが可能である。
1:現像廃液処理装置 2a:前段冷却晶析ユニット
2b:後段冷却晶析ユニット 3a:前段濃縮装置
3b:後段濃縮装置 4a:前段冷却晶析装置
4b:後段冷却晶析装置 5a:前段固液分離装置
5b:後段固液分離装置 6a:溶解装置
6b:溶解タンク 8a:凝縮水タンク
9a:第3返送ライン 9b:第1返送ライン
12a:排出ライン 13a:前段制御弁
13b:後段制御弁
14a:吸光度計(前段不純物測定手段)
14b:吸光度計(後段不純物測定手段)
20:第2返送ライン
40:制御装置(前段切換制御手段、後段切換制御手段)
80:加熱手段

Claims (2)

  1. 現像廃液を濃縮する前段濃縮装置と、
    前記前段濃縮装置から供給される濃縮液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析装置と、
    前記前段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する前段固液分離装置と、
    加熱手段を有し、前記前段固液分離装置から供給される結晶を加熱溶解する溶解装置と、
    前記溶解装置から供給される溶解液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する後段冷却晶析装置と、
    前記後段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する後段固液分離装置と、
    前記後段固液分離装置から供給される結晶を溶解する溶解タンクと、
    前記後段固液分離装置により結晶が分離・除去された後のろ液を濃縮すると共に、濃縮液を前記後段冷却晶析装置に供給する後段濃縮装置と、
    前記後段固液分離装置により結晶が分離・除去された後のろ液に含まれる不純物濃度を測定する後段不純物測定手段と、
    ろ液を前記後段濃縮装置に返送する第1返送ラインと、
    ろ液を前記前段濃縮装置に返送する第2返送ラインと、
    前記第2返送ラインに設けられる後段制御弁と、
    前記後段不純物測定手段の測定結果により、不純物の濃度が設定値未満の場合には前記後段制御弁を閉状態とし、ろ液を前記後段濃縮装置に返送し、不純物の濃度が設定値以上の場合には前記後段制御弁を開状態とし、ろ液の少なくとも一部を前記前段濃縮装置に返送するようにろ液の返送通路を切換える後段切換制御手段と、
    を備えたことを特徴とする現像廃液処理装置。
  2. 現像廃液を濃縮する前段濃縮装置と、
    前記前段濃縮装置から供給される濃縮液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する前段冷却晶析装置と、
    前記前段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する前段固液分離装置と、
    加熱手段を有し、前記前段固液分離装置から供給される結晶を加熱溶解する溶解装置と、
    前記溶解装置から供給される溶解液を冷却晶析し、結晶が析出したスラリーを生成する後段冷却晶析装置と、
    前記後段冷却晶析装置から供給されるスラリーから結晶を分離する後段固液分離装置と、
    前記後段固液分離装置から供給される結晶を溶解する溶解タンクと、
    前記前段固液分離装置により結晶が分離・除去された後のろ液に含まれる不純物濃度を測定する前段不純物測定手段と、
    ろ液を前記前段濃縮装置に返送する第3返送ラインと、
    ろ液を外部に排出する排出ラインと、
    前記排出ラインに設けられる前段制御弁と、
    前記前段不純物測定手段の測定結果により、不純物の濃度が設定値未満の場合には前記前段制御弁を閉状態とし、ろ液を前記前段濃縮装置に返送し、不純物の濃度が設定値以上の場合には前記前段制御弁を開状態とし、ろ液の少なくとも一部を外部に排出するようにろ液の返送通路を切換える前段切換制御手段と、
    を備えたことを特徴とする現像廃液処理装置。
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