JP7054438B2 - 薬品棚 - Google Patents
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Description
ここで、棚板の手前側端部(収容容器の引き出し方向における先端側の端部)には、下方側へ突出する支持部が設けられている。そして、収容容器には、棚板上に載置した状態において奥側となる部分に、上方へ突出する突起部分(ストッパー)が設けられている。
そして、一の棚板に載置された収容容器を手前側へ一定以上引き出すと、この一の棚板と収容容器の上側に位置する棚板の支持部に、収容容器のストッパー部分が当接する。このことにより、収容容器の棚板からの脱落を防止する。
また、本発明の他の様相は、外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、前記容器引出操作によって薬品容器を引き出した際に薬品容器の位置及び/又は姿勢を通常状態から変更して引出時状態に変化させる変位手段を有し、薬品容器が前記引出時状態に変化した場合には、薬品容器と前記脱落阻止部が接触する位置関係となり、薬品容器が通常状態である際には薬品容器と前記脱落阻止部は、接触しない位置関係となるものであり、前記変位手段は、前記棚板部材に形成された隆起部であり、薬品容器が引き出された際に、薬品容器が前記隆起部に乗り上げて薬品容器の位置及び/又は姿勢が変わることを特徴とする薬品棚である。
また、本発明の他の様相は、外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、前記容器引出操作によって薬品容器を引き出した際に薬品容器の位置及び/又は姿勢を通常状態から変更して引出時状態に変化させる変位手段を有し、薬品容器が前記引出時状態に変化した場合には、薬品容器と前記脱落阻止部が接触する位置関係となり、薬品容器が通常状態である際には薬品容器と前記脱落阻止部は、接触しない位置関係となるものであり、前記引出時状態は、通常状態に比べて薬品容器の少なくとも一部が上昇した状態であり、且つ、薬品容器が傾斜した姿勢であることを特徴とする薬品棚である。
また、本発明の他の様相は、外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、前記棚板部材は、薬品容器を載置する載置面を有し、前記脱落阻止部は、載置面の上部側にあって上部側の前記棚板部材又は前記外郭部材から前記載置面側に突出するものであることを特徴とする薬品棚である。
また、本発明の他の様相は、外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、薬品容器は上部側が開口する箱体であり、薬品容器に突出部があり、当該突出部が前記脱落阻止部と当接することを特徴とする薬品棚である。
上記した様相は、複数の前記棚板部材と、前記棚板部材に載置される複数の薬品容器を有することが好ましい。
本発明に関連する発明の一つの様相は、外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものである。
また、本発明に関連する発明の他の一つの様相は、外郭部材と、当該外郭部材に収容された複数の棚板部材と、前記棚板部材に載置される複数の薬品容器を有する薬品棚において、前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものである。
その一方で、棚板部材が外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作では、薬品容器と脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、薬品容器の意図しない脱落を防止できる。
つまり、本様相によると、薬品容器への補填作業の容易化と、単独で引き出した薬品容器の不意の脱落の防止を両立できる。
なお、図1では、作図の都合上、下側の容器収容部8に薬品容器7が載置されていない状態を示し、薬品容器7には、一部にのみ符号を付して他への符号を省略している。
以下の説明では、一つの容器収容部8(上側の容器収容部8)について詳細に説明し、他の重複する説明を省略する。
この容器収容部8は、小型の棚状部分となっている。すなわち、上下方向で離れた位置にある2つの水平板状部分(仕切板部5a,5b)と、左右方向で離れた位置にある2つの立板状部分(外郭部材であり、側壁部3と仕切板部5c)と、背板部4によって囲まれた小型空間に棚板部材10が配されている。そして、複数の棚板部材10が上下方向で間隔を空けて並列しており、容器収容部8の小型空間が棚板部材10によって複数の区画に分割されている。
具体的には、薬品容器7は、それぞれの棚板部材10の上に載置されている。本実施形態では、一つの棚板部材10の上に複数の薬品容器7が載置されており、左右方向(一方の側壁部3から他方の側壁部3へ向かう方向)で並列するように並べられている。
対して、引出位置に配された状態では、棚板部材10の後側の一部分が容器収容部8の小型空間内に位置した状態となり、大部分が小型空間の外側(側壁部3、仕切板部5cの前端よりも手前側)に位置した状態となる。
つまり、棚板部材10は、外郭部材に収容された状態である収納位置に配された状態からの引き出し操作が可能である。なお、ここでいう「外郭部材に収容された状態」とは、棚板部材10が引き出された状態に比べ、棚板部材10のより多くの部分が外郭部材の内側に位置する状態である。
なお、本実施形態の薬品棚1では、個別に引き出した薬品容器7の脱落を防止するための脱落阻止部が設けられている。この脱落阻止部については、詳しくは後述する。
したがって、底板部分の上側に位置する分割されたそれぞれの空間は、周囲を立板状部分(本体部分の周壁部分の一部と仕切板)によって囲まれた空間となっている。
つまり、棚板部材10を引出位置に配することで、容器収容部8の小型空間よりも外側に薬品容器7の全体と補填用容器12の大部分が位置した状態となる。この状態とすることで、補填用容器12に収容された薬品を薬品容器7に移し替える作業が容易となる。また、このとき、薬品容器7の下端部分の大部分が棚板部材10と接触した状態であることから、薬品の移し替え作業を行っても、薬品容器7の姿勢を安定した状態に維持できる。
この区画突起部30は、容器底板部20が上方に延びた後に下方へ延びて形成される部分である。より詳細には、区画突起部30の後側部分は、その上端面が前方に向かうにつれて高さが高くなるように湾曲した湾曲面となっている。そして、上端部分が上方に凸となるように丸みを帯びた形状となっており、前側部分が立壁状の部分となっている。
手掛部26は、上方に向かって凸となる窪み部分(凹部)を形成する部分であり、前壁部分25と、前壁部分25の上端と連続して前方へ延びる部分と、下方側へ延びる立板状部分とが連続して窪み部分を形成している。
つまり、手掛部26の一部は、前壁部分25によって形成されており、前壁部分25と、前壁部分25よりも前方に位置する立板状部分の間に窪み部分が形成されている。
ここで、前端側に位置する立板状部分の下端部分は、前壁部分25の下端部分よりも高位置にある。このことから、立板状部分の下方側に作業者が手を差し入れるための隙間が形成されている。また、手掛部26の上端側には、図3(b)で示されるように、山なりに連続する面が形成されている。すなわち、後方側に位置する前方に向かうにつれて高さが高くなる傾斜面と、その前方側に位置する前方に向かうにつれて高さが低くなる傾斜面とが連続している。
すなわち、容器側壁部21の下端面は、その前端側部分に、前方に向かうにつれて上方に向かう傾斜面である下側傾斜面21aが形成されている。
また、容器側壁部21の上端面は、後側の水平面と、前方に向かうにつれて高さが低くなる前側の面とが連続して形成されている。なお、上端面の前側部分では、傾斜角度の異なる2つの傾斜面が連続して一連の面を形成しており、それぞれの傾斜面が前方へ向かうにつれて下り勾配となる傾斜面となっている。
なお、本実施形態の2つの容器側壁部21は、いずれも厚さ方向が左右方向と同方向となる同形の部材であり、側面視で重なる位置に配され、左右方向で離間対向している。
この突出部35の上端部分は、薬品容器7のうちで最も高位置となる部分となる。すなわち、容器側壁部21の上端部分や、容器背板部22のうちで突出部35が形成されていない部分の上端部分よりも高位置に位置している。
つまり、薬品容器7を水平面上に載置したとき、2つの容器側壁部21の下端面の大部分と容器背板部22の下端面が水平面と接触する接触面となり、容器底板部20が水平面と接触しない構造となっている。
容器載置部40aの裏面には、前後方向における中心側近傍となる位置に、補強部材48が取り付けられている。補強部材48は、横断面の形状が略逆ハット状であり、容器載置部40aの左右方向における片側端部近傍から他端側端部近傍までの間で延びている。
立板部41a,42aは、一部が載置板部40よりも上側に位置し、他部が載置板部40の上面よりも下側に位置している。鉤状部41b,42bは、棚板部材10の縁端側から中央側へ延びる平板状部分と、この平板状部分の延び方向における端部を上側へ折り曲げて形成される立板状部分を有する。
なお、棚板側壁部41の溝状部分と棚板背板部42の溝状部分は連続しており(図示しない)、平面視で略コ字状に連続する一連の溝状部分を形成している。
このため、突起部45の上端面は、奥側に隣接する容器載置部40aの上面よりも高位置に位置している。つまり、突起部45は、棚板部材10において、後側(奥側)に隣接する部分よりも上方に盛り上った部分(隆起した部分)を形成している。
傾斜面形成部45aは、その上端面が前方へ向かうにつれて高さの高くなる傾斜面となっている。載置面形成部45bは、その上端面が水平面及び容器載置部40aの上面に対して略平行な面となっている。
なお、ここでいう「略平行」とは、水平面及び容器載置部40aの上面に対して平面部の上端面が完全に平行である場合だけでなく、多少の傾き(プラスマイナス10度程度)を有している場合も含まれることを意味する。また、以下の「略平行」の記載も同様のものとする。
当接板部46aは、厚さ方向が前後方向と同方向となる立板状部分であり、突起部45の後端部分よりも前方であって、容器載置部40aの下面から下方側に離れた位置に形成されている。
具体的には、少なくとも棚板背板部42の手前側の面と、突起部45よりも奥側に位置する容器載置部40aの上面と、突起部45の上面及び前側面を覆うように、シートが貼り付けられた状態となっている。
このシートは、合成皮革、人工皮革、天然皮革等の所謂レザーシートである。つまり、このシートは、布地を基材として合成樹脂を塗布したものや、布地に合成樹脂を含浸させたもの、又は、合成樹脂を含浸させた布地に対してさらに合成樹脂を塗布したものであってもよい。また、動物の皮を原料として形成されるもの(天然皮革)であってもよい。
ここで、保管状態で薬品容器7が配される「所定の位置」とは、補填用容器12が載置される領域と隣接する位置であり、容器載置部40aの前端よりもやや後方側から補填用容器12が載置された領域に至るまでの位置である。つまり、「所定の位置」とは、補填用容器12等の他部材が載置される位置とは異なる位置であり、且つ、突起部45が形成される位置とは異なる位置であって、薬品保管時に薬品容器7が載置される位置でもある。そして、この位置が、薬品容器7が容器引出操作によって引き出される前に載置される位置となっている。
また、「所定の姿勢」とは、容器背板部22の厚さ方向(容器背板部22から前壁部分25に向かう方向)が前後方向と略平行となる姿勢である。
すなわち、薬品容器7の下端部分の一部が突起部45の上方の面に接触し、下端部分のうちで後側の一部が、突起部45の後方に位置する容器載置部40aの上の面と接触する(図5(b)参照)。
そして、薬品容器7の上側に位置する当接板部46aに、薬品容器7の突出部35が後側から接触する。すなわち、薬品容器7を一定以上引き出した状態では、係止部46に突出部35が当接することで、薬品容器7のさらなる手前側への移動が阻止される状態となる。
詳細には、薬品容器7の下面のうち、引き出し方向における基端側の一部のみが、突起部45と接触した状態となるので、突起部45と接触する部分よりも引き出し方向における先端側に位置する部分が、突起部45の上面よりも下方側に位置した状態となる。すなわち、薬品容器7の自重及び内部に収容された薬品の重みにより、引き出し方向における先端側が突起部45の上面よりも下方側に位置した状態となる。
そして、引出時状態では、通常状態に比べて薬品容器7の位置が高位置となり、且つ、底面が水平となる通常状態に比べて全体が傾いた姿勢となる。このことにより、薬品容器7の突出部35と、係止部46(当接板部46a)とが接触可能な位置関係になる。
対して、容器引出操作では、薬品容器7が引出時状態であり、薬品容器7の突出部35と、係止部46が接触しない位置関係となっている。このことから、薬品容器7を一定以上引き出すことで、突出部35と係止部46接触し、薬品容器7の引き出し方向への移動が規制される。
また、突起部45の他、突起部45の後方に位置する容器載置部40aの上にもレザーシートが敷かれている。このことから、薬品容器7を引き出す際に、薬品容器7を棚板部材10に対して擦り動かす(接触させつつ移動させる)ことで生じる音を消音する(または非常に小さくする)ことが可能となる。
ここで、仕切板部5aは、図6で示されるように、その前端側部分に係止部52(脱落防止部)が設けられた略平板状の部材となっている。
そして、係止部52は、本体板部55の前端から下方に延びる立板状部分と、この立板状部分の下端から後方に延びる平板状部分と、平板状部分の後端から上方に延びる立板状の当接板部52aを備えた構造となっている。すなわち、係止部52は、屈曲しつつ延びる板状体となっており、当接板部52aが上記した移動規制手段として機能する部分となっている。
なお、上記した係止部52は、左右方向に延びる長尺状の部分となっており、その長手方向の中心近傍に平板状部分と当接板部52aの一部を欠落させて形成される欠落部52bが形成されている。この欠落部52bによって形成される領域は、他部材(仕切板部5c、図1参照)を配置するための領域となっている。このように、係止部52は、移動規制手段としての機能を発揮可能であれば、適宜形状の異なる部分を設けてもよい。
また、薬品棚1を仕切板部5で内部空間を区画しない棚として、形成される1つの内部空間に棚板部材10を並列配置してもよい。このとき、棚の2つの側壁部分に棚板部材10を取り付けてもよい。
さらに、薬品棚は、下方側に位置する調剤台と一体に形成されたものでもよい。すなわち、他の機能を有する部分と複合的に形成された多目的用具の一部分として形成される棚であってもよい。
また、容器背板部22の一部でなく全域を高く形成し、その上端部分を突出部としてもよい。さらに、突出部は、容器背板部22の上側の他、容器側壁部21の後方側に形成してもよい。つまり、薬品容器の後方側に他よりも高さが高くなる部分が形成されればよい
Claims (8)
- 外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、
前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、
薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、
薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、
前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、
前記容器引出操作によって薬品容器を引き出した際に薬品容器の位置及び/又は姿勢を通常状態から変更して引出時状態に変化させる変位手段を有し、
薬品容器が前記引出時状態に変化した場合には、薬品容器と前記脱落阻止部が接触する位置関係となり、
薬品容器が通常状態である際には薬品容器と前記脱落阻止部は、接触しない位置関係となるものであり、
変位手段によって前記引出時状態に変化している状態においては、薬品容器が障害物となって前記棚板部材を引き出す操作が不能または困難となることを特徴とする薬品棚。 - 外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、
前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、
薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、
薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、
前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、
前記容器引出操作によって薬品容器を引き出した際に薬品容器の位置及び/又は姿勢を通常状態から変更して引出時状態に変化させる変位手段を有し、
薬品容器が前記引出時状態に変化した場合には、薬品容器と前記脱落阻止部が接触する位置関係となり、
薬品容器が通常状態である際には薬品容器と前記脱落阻止部は、接触しない位置関係となるものであり、
前記変位手段は、前記棚板部材に形成された隆起部であり、薬品容器が引き出された際に、薬品容器が前記隆起部に乗り上げて薬品容器の位置及び/又は姿勢が変わることを特徴とする薬品棚。 - 外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、
前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、
薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、
薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、
前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、
前記容器引出操作によって薬品容器を引き出した際に薬品容器の位置及び/又は姿勢を通常状態から変更して引出時状態に変化させる変位手段を有し、
薬品容器が前記引出時状態に変化した場合には、薬品容器と前記脱落阻止部が接触する位置関係となり、
薬品容器が通常状態である際には薬品容器と前記脱落阻止部は、接触しない位置関係となるものであり、
前記引出時状態は、通常状態に比べて薬品容器の少なくとも一部が上昇した状態であり、且つ、薬品容器が傾斜した姿勢であることを特徴とする薬品棚。 - 外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、
前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、
薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、
薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、
前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、
前記棚板部材は、薬品容器を載置する載置面を有し、前記脱落阻止部は、載置面の上部側にあって上部側の前記棚板部材又は前記外郭部材から前記載置面側に突出するものであることを特徴とする薬品棚。 - 外郭部材と、当該外郭部材に収容された棚板部材を有し、前記棚板部材に薬品容器が載置される薬品棚において、
前記棚板部材が前記外郭部材に収容された状態で薬品容器を引き出す容器引出操作と、薬品容器を前記棚板部材の所定の位置に載置した状態で前記棚板部材を引き出す棚板引出操作が可能であり、
薬品容器と接触して薬品容器の脱落を阻止する脱落阻止部を有し、
薬品容器が前記容器引出操作によって引き出された際には薬品容器と前記脱落阻止部が接触して引き出し方向への移動が規制され、
前記棚板引出操作によって前記棚板部材を引き出す際には、薬品容器と前記脱落阻止部は接触せずに引き出し方向への移動が規制されないものであり、
薬品容器は上部側が開口する箱体であり、薬品容器に突出部があり、当該突出部が前記脱落阻止部と当接することを特徴とする薬品棚。 - 前記棚板引出操作の際に薬品容器が載置される位置は、薬品の保管時に薬品容器が載置される位置であり、前記棚板部材の引き出し方向における先端側となる位置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の薬品棚。
- 前記棚板部材は、薬品容器を載置する載置面を有し、
前記載置面には、シート体が敷かれており、
前記シート体は、布地及び合成樹脂を主たる原料とする、又は、天然皮革を主たる原料とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の薬品棚。 - 複数の前記棚板部材と、前記棚板部材に載置される複数の薬品容器を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の薬品棚。
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JP2019111034A (ja) | 2019-07-11 |
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