JP3164759U - 薬剤収納容器 - Google Patents

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和雄 青山
和雄 青山
石川 和彦
和彦 石川
一昭 石原
一昭 石原
一孝 江口
一孝 江口
寛人 生田
寛人 生田
智也 平田
智也 平田
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Abstract

【課題】簡単な構造の添付書収納部を底部に設け、添付書を簡便に出し入れすることができる調剤台の薬剤収納容器を提供する。【解決手段】この薬剤収納容器1は、調剤台の棚上に設置され、上方を開口した容器本体10の薬剤収納室が、左右の側板2、背面板、前板6、及び底板5により囲まれて形成される。底板5の下側に、空間を介して支持板20を取り付けることにより添付書収納部が形成される。支持板20の両側には凹部22が形成される一方、底板5との間に開口部23が形成され、開口部近傍の底板5の下面に、凹状傾斜面5aが形成される。【選択図】図7

Description

本考案は、病院や薬局などで調剤する際に使用される調剤台の薬剤収納容器に関し、特に薬剤の添付書(説明書)を収納する添付書収納部を設けた薬剤収納容器に関する。
病院や薬局などで調剤する際に使用される調剤台には、複数段の棚が設けられ、それらの棚に、上方を開口した矩形箱型の薬剤収納容器が多数個引き出し可能に設けられている。各薬剤収納容器には、錠剤ブリスターパックなどに入れられた薬剤がそのまま収納され、薬剤師などが調剤する場合、必要な薬剤の収納容器を引き出し、またはその位置の収納容器から、その中の錠剤ブリスターパックなどの薬剤を、必要とする数だけ取り出すように使用される。
一方、薬剤に、期限管理情報や禁忌情報を記した添付書が付されている場合、その添付書を収納するために、薬剤収納容器の底部に、添付書収納部を設けた薬剤収納容器が、下記特許文献1により提案されている。
特許第4409510号公報
この従来の添付書収納部を備えた薬剤収納容器は、容器本体の底部に、引き出しを設けて構成され、その引き出しの奥部に添付書収納部が設けられている。
このため、引き出して使用する薬剤収納容器の場合、引き出し式の容器本体の底部に、さらに引き出しを設ける必要があり、構造が複雑化し、製造コストが高くなる課題があった。
さらに、引き出し式の薬剤収納容器の底部にさらに引き出しを設ける構造のため、調剤台の棚から薬剤収納容器を引き出したい場合、その薬剤収納容器の底部の引き出しを誤って引き出してしまう不具合があり、また、引き出しの奥に収納された添付書は取り出しにくいという課題があった。
本考案は、上記の点に鑑みなされたものであり、簡単な構造の添付書収納部を底部に設け、添付書を簡便に出し入れすることができる調剤台の薬剤収納容器を提供することを目的とする。
本考案の請求項1の薬剤収納容器は、調剤台の棚上に設置され、上方を開口した容器本体の薬剤収納室が、左右の側板、背面板、前板、及び底板により囲まれて形成された薬剤収納容器において、該底板の下側に、空間を介して支持板を取り付けることにより添付書収納部が形成され、該支持板の両側には凹部が形成される一方、該底板との間に開口部が形成され、該開口部近傍の該底板の下面に、凹状傾斜面が形成されたことを特徴とする。
この考案の薬剤収納容器によれば、簡単な構成により、薬剤収納室の底板の下側に添付書収納部を設けることができ、しかも、添付書をその開口部から添付書収納部に容易に挿入でき、また収納部から容易に取り出すことができる。
また、請求項2の薬剤収納容器は、上記請求項1の薬剤収納容器において、上記支持板に複数の係止爪が突設される一方、上記底板に複数の係止孔が設けられ、該各係止爪を該係止孔に嵌入して該支持板を取り付けるように構成することができる。
この考案によれば、薬剤収納容器を製造する際、容器本体及び支持板は各々比較的簡単な成形型により型成形することができ、かつ支持板を簡単に容器の底部に取り付けることができるので、少ない製造コストで安価に薬剤収納容器を製造することができる。
本考案の調剤台の薬剤収納容器によれば、簡単な構造の添付書収納部を底部に設けて、添付書を簡便に出し入れすることができる。
本考案の一実施形態を示す薬剤収納容器の右側面図である。 同薬剤収納容器の平面図である。 図2のIII-III断面図である。 図2のIV-IV断面図である。 図2のV-V断面図である。 係止爪の部分の拡大断面図である。 薬剤収納容器を斜め下方から見た斜視図である。 同薬剤収納容器の分解斜視図である。 薬剤収納容器を収納した調剤台の斜視図である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。薬剤収納容器1は、図9に示すような調剤台Tの上部ユニットで使用される薬剤の収納容器であり、その容器本体10は、図1〜図8に示すように、上部を開口した長方形の箱型に形成され、上方を開口した薬剤収納室13が、左右の側板2,2、背面板4、前板6、及び底板5により囲まれて形成される。
図2に示すように、左右の側板2,2の内側複数個所に縦溝2a,2aが形成され、薬剤収納室13内に仕切り3が任意の位置の縦溝2a,2aに差し込まれるように取り付けられ、主に仕切り3により仕切られた手前の薬剤収納室13に、錠剤ブリスターパックなどの薬剤が取り出し容易に収納される。
図4などに示すように、容器本体10の前部には、錠剤ブリスターパックから分離された端数錠剤収納部11が設けられる。また、この端数錠剤収納部11の下側に把手凹部12が設けられ、使用者が使用する際、下側から把手凹部12に手を入れて引き出すことができる構造となっている。つまり、図4の如く、端数錠剤収納部11は、内前板7から湾曲底板をカード入れ8の上部まで延設するように形成され、その端数錠剤収納部11の湾曲底板の中間部から前板6が下方に突設され、その前板6と湾曲底板とカード入れ8により囲まれた空間に、把手凹部12が形成され、使用者は把手凹部12に手を入れて薬剤収納容器1を引き出して使用する。
図4などに示すように、容器本体10の最前部にカード入れ8が上部を開口して形成され、カード入れ8には、薬剤の名称カードや管理カードが挿入される。また、カード入れ8の上部には注意事項などのシールを張るためのシールスペースが設けられている。さらに、図7のように、容器本体10の一方の側板2の外側面に、バーコードシールを貼着するためのシール貼着凹部17が形成されている。
さらに、容器本体10の底部には、薬剤に添付される添付書(薬剤に関する各種情報を記載したもの)を収納するための添付書収納部16が形成される。この添付書収納部16は、底板5の下側に空間を介して支持板20を取り付けることにより形成される。図5,7に示すように、支持板20は底板5より少し小形の板から形成され、その左右両側には略半円形の凹部22、22が形成される。また、支持板20を底板5の下面に取り付けた状態で、支持板20と底板5との間の一方に開口部23が形成され、その開口部23近傍の底板5の下面に、凹状傾斜面5aが形成されている。
この底板5の下面の凹状傾斜面5aは、図5に示すように、添付書を添付書収納部16に挿入する際、または添付書収納部16から添付書を取り出す際、添付書を出し入れし易いように傾斜した曲面で形成され、出し入れする添付書の端部が当らないようにしている。また、支持板20の左右両側に設けられた凹部22,22も、添付書を出し入れし易くするものである。
図8に示すように、支持板20は、その四隅の係止爪21を係止孔15に差し込み嵌め込むようにして、容器本体10の底板5の下面に、取り付けられる。支持板20の前端部と後端部には上方に向けてリブが突設されると共に、その四隅に係止爪21が上方に向けて突設されている。一方、容器本体10の底板5の下面には、支持板20の前端部と後端部に対応した位置に、リブ14が設けられると共に、係止爪21に対応した四隅に、係止孔15が係止部15a(図6)を設けて形成されている。
これにより、容器本体10と支持板20とを例えば合成樹脂の型成形により別個に成形し、図7,8のように、組み付ける際には、別個に成形された支持板20を、容器本体10の底板5に押し付けて、その四隅の係止爪21を底板5側の係止孔15に差し込むことにより、支持板20を容器本体10の底部に取り付ける。これにより、薬剤収納容器1の容器本体10の底板5の下側に、添付書収納部16を簡単に形成することができ、容器本体10と支持板20とを合成樹脂の型成形により別個に成形できるので、比較的簡単な成形型を使用して容器本体10と支持板20を製造することができる。添付書収納部16は、図5に示すように、差し込まれた添付書を保持することができるように、薄い空間として容器本体10の底部に形成され、薬剤収納容器1をコンパクトに構成することができる。
なお、容器本体10及び支持板20は、無色透明または有色透明のポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などの透明合成樹脂により成形され、収納された薬剤などを外部から確認できるようになっている。
次に、上記構成の薬剤収納容器1の使用態様を説明すると、薬剤収納容器1は、図9に示すような調剤台の上部ユニットに収納されて使用される。調剤台の上部ユニットは、下部ユニットの上に設置され、内部には複数の棚板が設けられている。薬剤収納容器1は、図9に示すように、その上部ユニット内の各棚板上に引き出し可能に収納される。
錠剤ブリスターパックなどを薬剤収納容器1に収納する場合、その名称カードを付した薬剤収納容器1を棚から引き出し、薬剤収納室13にその錠剤ブリスターパックを入れるが、錠剤ブリスターパックに添付書(錠剤の説明書)が添付されている場合、その薬剤収納容器1を手前に引き出し、図5に示す如く、容器本体10の底部右側に設けた開口部23から、添付書を斜めに差し込み、支持板20内の添付書収納部16に収納する。
このとき、容器本体10の底板5の下面における開口部23近傍に、傾斜した凹状傾斜面5aが設けてあるため、図5のように、添付書を開口部23から添付書収納部16内に斜めに差し込むと、添付書が傾斜した凹状傾斜面5aに沿って添付書収納部16内に進入し、狭い添付書収納部16内であっても容易に添付書を挿入することができる。
また、調剤時に、添付書を見たい場合、薬剤収納容器1を引き出して、容器本体10の底部から添付書を取り出すことになるが、図7に示すように、支持板20の側部両側に凹部22が設けられているので、底部の開口部23から添付書の縁部を持って簡単に添付書を添付書収納部16から取り出すことができる。
1 薬剤収納容器
2 側板
4 背面板
5 底板
5a 凹状傾斜面
6 前板
7 内前板
10 容器本体
11 端数錠剤収納部
12 把手凹部
13 薬剤収納室
14 リブ
15 係止孔
15a 係止部
16 添付書収納部
20 支持板
21 係止爪
22 凹部
23 開口部
T 調剤台

Claims (2)

  1. 調剤台の棚上に設置され、上方を開口した容器本体の薬剤収納室が、左右の側板、背面板、前板、及び底板により囲まれて形成された薬剤収納容器において、
    該底板の下側に、空間を介して支持板を取り付けることにより添付書収納部が形成され、該支持板の両側には凹部が形成される一方、該底板との間に開口部が形成され、該開口部近傍の該底板の下面に、凹状傾斜面が形成されたことを特徴とする薬剤収納容器。
  2. 前記支持板に複数の係止爪が突設される一方、前記底板に複数の係止孔が設けられ、該各係止爪を該係止孔に嵌入して該支持板が該底板の下面に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の薬剤収納容器。
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