JP3109954U - 薬収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薬の飲み忘れ、誤飲を防止し、薬を用法、用量に従って適切に服用する。
【解決手段】 この容器1は本体フレーム10と薬陳列用の第1、第2のトレー11、12とを備える。本体フレーム10は物の収納スペース101、104と上下2段のトレー支持部106、107とを有し、第1、第2のトレー11、12が各トレー支持部106、107に取り外し可能に支持され、薬を載せる面が外部に露出される。第1、第2のトレー11、12の薬を載せる面は合せて8区分に区分され、これら8区分が仕切り部材113(又は組みトレー)により同じ又は異なる大きさの複数の区画に区画される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、薬の服用を適切に行うための薬収納容器に関する。
一般に、薬はその用法、用量に従って服用されることが重要である。特に医師の処方薬はその種類、数量が少なくなく、薬の飲み忘れや、薬の種類や数量を誤って飲んでしまうことがないように、薬の1回分の種類及び数量を日又は曜日ごとに、さらに朝、昼、晩などの時間帯別に分けておくことが好ましい。この薬の仕分けを効率良く行うために、従来から、薬収納容器が提案されており、その一例が特許文献1に記載されている。
同文献1の薬収納容器は、容器本体と、この容器本体の内部に設けられて容器本体内部を少なくとも2つの収納部に区画する仕切部材とからなり、容器本体が上部を開口部とする有底略直方体形状に形成され、仕切部材が、容器本体の内部に立設された状態で収納部を形成する仕切部、及びこの仕切部に連設された、収納部の底面を被覆するための中敷部とを有する。なお、収納部の数は、薬の使用曜日毎に仕分けする場合は7つ設ければよく、時間帯毎に仕分けする場合、例えば朝食後、昼食後、夕食後別に分ける場合は3つ設ければよい。このようにして、各収納部に1回分の薬の種類、数量を収納しておくことにより、薬をその用法、用量に従って適切に服用することができる。
特開2002−114227号公報
しかしながら、上記従来の薬収納容器では、既述のとおり、容器本体が上部を開口部とする有底略直方体形状に形成されているため、薬の収納部が深く、収納部の底部に収納された薬が外部から見えにくい。このような生活動線から薬に目が届きにくい状況では、薬の服用の意識が薄れ、薬の飲み忘れを確実に防止することは難しい。また、収納部が深いと、薬の取り出しも容易でない。
本考案は、このような従来の課題を解決するもので、生活動線から薬に目が届きやすく、薬の取り出しも容易で、薬をその用法、容量に従って、適切に服用することのできる薬収納容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の薬収納容器は、物の収納スペースと上下2段の支持手段とを有する本体フレームと、前記上下2段の支持手段に取り外し可能に支持され、薬を載せる面を外部に露出する薬陳列用の第1、第2のトレーとを備え、前記第1、第2のトレーの薬を載せる面を合せて少なくとも7区分に区分され、これら7区分に同じ又は異なる大きさの複数の区画に区画する区画形成手段を有するものである。この場合、区画形成手段は、各区分を同じ又は異なる大きさに仕切り区画する仕切り部材、又は各区分に嵌め込み区画する同じ又は異なる大きさの組みトレーにより構成されることが好ましい。
本考案の薬収納容器は、上記構成を有し、生活動線から薬に目が届きやすくなり、薬の取り出しも容易で、薬をその用法、用量に従って、適切に服用することができる。
以下、本考案の実施の形態について図1乃至図3を用いて説明する。図1及び図2に本考案の第1の実施の形態を例示している。図1において、薬収納容器1は、本体フレーム10と、薬陳列用の第1、第2のトレー11、12とを備える。なお、この容器1は硬質の紙材、プラスチック材、木材、金属材などにより、又はこれらの材料を組み合わせて形成される。
図2に示すように、本体フレーム10は、上面及び正面を開放された略ボックス形に形成されている。この本体フレーム10の底面部及び背面部上部には、物の収納スペース101、104が画設されている。底面部の収納スペース101は、奥側が固定式の(上面開放形の)収納ボックス102で、その前側が上下2段、横4列の引き出し式の収納ボックス103になっている。背面部の収納スペース104はラック105になっており、6つの収納部を有している。特に左右両端の収納部は底部を下げて他の収納部よりも深く形成されている。
本体フレーム10の左右両側面は前側の高さが底面部の引き出し式の収納ボックス103の部分と略同じ高さ又はそれよりも少し高く、後側の高さが背面部及びラック105よりも少し低い高さの段差形状になっている。この段差形状が第1、第2のトレー11、12を支持する上下2段の支持手段をなし、両側面の後側は第1のトレー支持部106で、前側が第2のトレー支持部107になる。なお、これらの側面の両方又は一方に開口状の切欠部が設けられ、この切欠部の間にハンガーとして使用する棒材108が水平方向に向けて架け渡されている。
図1に示すように、第1、第2のトレー11、12は、平面形状が横長の長方形で、本体フレーム10の第1のトレー支持部106間、又は第2のトレー支持部107間の空間を覆い、かつ各トレー支持部106、107よりも外側方に僅かに突出する大きさに形成されている。各トレー11、12の薬を載せる上面(表面)は薬の取り出しを容易にするため波形又は凹凸上に形成され、これらの上面が薬を仕分けするために各トレー11、12を合せて、少なくとも7区分に区分される。この場合、各トレー11、12には、上面の外周縁部に沿って枠状に立ち上がり部111が形成され、さらに両側縁部(長手方向)の各立ち上がり部111間に上面を横方向(長手方向)に向けて4等分するように3本の直線状の立ち上がり部112が形成されて、第1のトレー11の上面が4区分P1、P2、P3、P4に区分され、第2のトレー12の上面が4区分P5、P6、P7、P8に区分され、各トレー11、12を合せて8区分になっている。なお、各立ち上がり部111、112は薬がトレー11、12外部に滑り落ちない程度の高さがあれば十分で、各立ち上がり部111、112間の各区分P1〜P8は従来の薬収納容器の深さに比べて浅く形成される。
これらのトレー11、12には、上面の各区分P1〜P8を同じ又は異なる大きさの複数の区画に区画する区画形成手段が具備されている。ここで区画形成手段に複数の仕切り部材113を備える。この場合、仕切り部材113は、各区分P1〜P8の立ち上がり部111、112と同じ高さで、各区分P1〜P8の縦方向の立ち上がり部112間に配置可能な長さを有する薄い板状に形成される。これらの仕切り部材113は縦方向の各立ち上がり部111、112間、112、112間に突っ張らせた状態に取り付けられてもよく、また、縦方向の各立ち上がり部111、112に所定の間隔で複数の係止溝などの係止手段が設けられて、これらの係止手段に係合させて取り付けられてもよく、さらに、各区分P1〜P8の縦方向の各立ち上がり部111、112に沿ってレール部材が設置されて、このレール部材上にスライド可能に取り付けられてもよく、その取り付けの形式は任意である。また、各トレー11、12の左右両側には下方に向けてストッパー114が突出され、本体フレーム10の各トレー支持部106、107の外側面に係合可能になっている。なお、このストッパー114に代えて、トレー又は本体フレームのいずれか一方にロックピンが垂直方向に突出され、他方にロックピンが係合可能なロック溝(又はロック穴)が設けられ、これらロックピンとロック溝(穴)とを係合させるロック形式に代えてもよい。このようにして、第1、第2のトレー11、12は本体フレーム10の上下2段の各トレー支持部106、107に載せられて、各トレー支持部106、107に取り外し可能に支持され、各トレー11、12の前後の上下2段の配置により、各トレー11、12の薬を載せる(浅い)面は外部に露出される。また、これらのトレー11、12はストッパー114と本体フレーム10の各トレー支持部106、107の外側面との係合により、横方向の移動を規制される。
次に、この薬収納容器1の使用形態及び使用方法並びにその効果について説明する。図1に示すように、この薬収納容器1の場合、第1、第2のトレー11、12の上面(表面)が8区分P1〜P8に区分されており、これらの区分P1〜P8上に少なくとも1週間分の薬を1日分に分けて収納することができる。この場合、第1、第2のトレー11、12を本体フレーム10から取り外し、各トレー11、12の各区分P1〜P7を、薬の用法、用量に従って、単一の区画又は複数の区画に区画する。薬を1日1回だけ服用する場合は、各区分P1〜P7をそのまま使用し、区分P1〜P7毎に1日分の用量の薬を収納すればよい。薬を1日2回、例えば朝、晩に分けて服用する場合は、各区分P1〜P7を仕切り部材113により2区画に区画し、各区分P1〜P7の区画毎に1日の各1回分の用量の薬を収納すればよい。このとき、朝又は晩のいずれかが他のいずれかよりも薬の種類、数量が多い場合は、各区分P1〜P7を仕切り部材113により大きさの異なる2区画に区画し、大きい区画の方に多くの薬を収納すればよい。薬を1日3回、例えば朝、昼、晩に分けて服用する場合、各区分P1〜P7を仕切り部材113により3区画に区画し、各区分P1〜P7の区画毎に1日の各1回分の用量の薬を収納すればよい。このとき、朝、昼又は晩のいずれかが他のいずれかよりも薬の種類、数量が多い場合は、各区分P1〜P7を仕切り部材113により大きさの異なる3区画に区画し、大きい区画に多くの薬を収納すればよい。薬を1日4回、例えば朝、昼、晩、さらに就寝時に分けて服用する場合も同様である。なお、区分P8は必要に応じて利用すればよく、この区分P8にその他の薬、薬の処方箋、薬の説明書、診察券あるいは小物類などを収納することができる。この場合,区分P8を仕切り部材113により複数の区画に区画してもよい。このようにして、第1、第2のトレー11、12を本体フレーム10の各トレー支持部106、107に載せればよい。
なお、本体フレーム10の各収納スペース101、104を任意に利用することができる。図2に示すように、例えば、背面部側のラック105の各収納部には、液状の薬などビンに詰められた薬を入れることができる。目薬などを収納してもよい。底面部の引き出し式の収納ボックス103に、薬のストックや薬の説明書を保管することができ、また日用品、特に小物類を収納することができる。固定式の収納ボックス102には、少し大きめのビンやプラスチック容器などを入れておくことができ、また長めの日用品を差し込んでおくこともできる。なお、側面のハンガー108を物の吊り下げに利用することができる。
このようにして、この薬収納容器1を屋内の生活動線の傍らに置いておくと、第1、第2のトレー11、12の各区分P1〜P7(必要に応じて区分P8)の、各区画上に各日、各回の薬が陳列され、生活動線から薬に目が届きやすくなり、薬の服用を忘れることがない。薬を服用する場合は、薬を服用する初日から、第1のトレー11の片端の区分P1の1区画から順次服用すれば、薬の用法、用量に従って適切に服用することができる。しかも、薬は浅いトレー11、12に載せられているので、薬の取り出しも容易に行うことができる。
なお、この薬収納容器1は、手入れを容易に行うことができる。各トレー11、12は本体フレーム10から持ち上げるだけで、簡単に取り外せるので、塵埃など汚れが付着しても、各トレー11、12を取り外して汚れを払えばよく、また、必要に応じて雑巾で払拭すればよい。また、本体フレーム10から引き出し式の収納ボックス103を引き出し、これを逆さまに反転すれば、塵埃を容易に除去することができ、必要に応じて雑巾で払拭してもよい。さらに、本体フレーム10から引き出し式の収納ボックス103を取り外せば、背面部のラック105や底面部の固定式の収納ボックス102は上向きの開口になっているので、本体フレーム10ごと逆さまに反転すれば、本体フレーム10からも塵埃などを簡単に除去することができ、必要に応じて雑巾で払拭すればよい。
図3に本考案の第2の実施の形態を例示している。図3において、この薬収納容器2は、第1の実施の形態に比べて小型に構成され、同様に、本体フレーム20と、薬陳列用の第1、第2のトレー21、22とを備える。なお、この容器2も同様に、硬質の紙材、プラスチック材、木材、金属材などにより、又はこれらの材料を組み合わせて形成される。
本体フレーム20は、上面及び正面を開放された略ボックス形に構成されている。この本体フレーム20の底面部及び背面部上部には物の収納スペース201、204が画設されている。底面部の収納スペース201は、奥側が固定式の(上面開放形の)収納ボックスで、その前側が上下2段、横4列の引き出し式の収納ボックス203になっている。背面部の収納スペース204はラック205になっており、4つの収納部を有している。特に左右両端の収納部は底部を下げて他の収納部よりも深く形成されている。
この薬収納容器2の場合、本体フレーム20の左右両側面は背面部のラック205の高さよりも少し低くなっていて、これら側面の上部が第1のトレー支持部206になり、またこの両側面の内側で、底面部の引き出し式の収納ボックス203の部分と略同じ高さ又はそれよりも少し高い位置に水平方向に向けて第2のトレー支持部207としてトレー支持部材が形成され、このようにして第1、第2のトレー21、22を支持する上下2段の支持手段が設けられている。なお、これらの側面の両方又は一方に開口状の切欠部が設けられ、この切欠部の間にハンガーとして使用する棒材が水平方向に向けて架け渡される。
第1のトレー21は平面形状が横長の長方形で、本体フレーム20の第1のトレー支持部206間の空間を覆い、かつ各トレー支持部206よりも外側方に僅かに突出する大きさに形成されている。このトレー21には左右両側に下方に向けてストッパー214が突出され、本体フレーム20の第1のトレー支持部206の外側面に係合可能になっている。なお、このストッパー214は、既述のとおり、ロックピンとロック溝(穴)との係合によるロック形式に代えてもよい。一方、第2のトレー22は平面形状が横長の長方形で、第1のトレー21よりも少し小さく、本体フレーム20の両側面(この場合内側面)間と略同じ又はこれよりも僅かに短い長さで、両側面(内側面)間の空間を覆う大きさに形成されている。第1の実施の形態と同様に、第1、第2のトレー21、22の薬を載せる上面(表面)は、各トレー21、22を合せて少なくとも7区分に区分される。この場合、各トレー11、12は上面の外周縁部に沿って枠状に立ち上がり部211、221が形成され、両側縁部(長手方向)の各立ち上がり部211間、221間に上面を横方向(長手方向)に向けて4等分するように3本の直線状の立ち上がり部212、222が形成されて、各トレー11、12の上面が4区分P1〜P4、P5〜P8に区分され、各トレー11、12を合せて8区分P1〜P8になっている。各立ち上がり部211、212、221、222は薬がトレー外部に滑り落ちない程度の高さがあれば十分で、各立ち上がり部211、212、221、222間の各区分P1〜P8は従来の薬収納容器の深さに比べて浅く形成される。なお、第1のトレー21には、左右方向の片側一方に、4区分とは別に、さらに複数の小区画210が設けられている。
これらのトレー11、12には、上面の各区分P1〜P8を同じ又は異なる大きさの複数の区画に区画する、第1の実施の形態とは異なる区画形成手段が具備されている。ここで区画形成手段は複数の組みトレー213により構成される。この場合、これらの組みトレー213は、各区分P1〜P8に1つだけ嵌め込まれる単一の組みトレー213と、各区分P1〜P8に複数の組みトレー213を組み合わせて嵌め込まれる組み物の組みトレー213とを有する。単一の組みトレー213は、各トレー21、22の各区分P1〜P8内に嵌め込み可能な平面積を有する矩形状に形成され、その外周に立ち上がり部が設けられている。この場合、4辺の立ち上がり部はすべて各区分P1〜P8の立ち上がり部211、212、221、222と同じ高さにしてもよく、一部の立ち上がり部を把持部として、各区分P1〜P8の立ち上がり部211、212、221、222よりも上方に突出させてもよい。組み物の組みトレー213は2個組み、3個組み、4個組みなどがあり、各種組みの各組みトレー213は各種組みごとに各区分P1〜P8内に嵌め込み可能に、異なる平面積の矩形状に形成され、その外周に、各種組みに拘わらず、同じ高さの立ち上がり部が設けられている。この場合、単一の組みトレー213と同様に、4辺の立ち上がり部をすべて各区分P1〜P8の立ち上がり部211、212、221、222と同じ高さにしてもよく、一部の立ち上がり部を把持部として、各区分P1〜P8の立ち上がり部211、212、221、222よりも上方に突出させてもよい。また、同じ組みの各組みトレー213同士では、同じ平面積を設定してもよく、異なる平面積を設定してもよい。この場合、各組みトレー213に同じ平面積を設定した場合は、各トレー21、22の各区分P1〜P8が同じ大きさの区画に区画され、異なる平面積を設定した場合は、各トレー21、22の各区分P1〜P8が異なる大きさの区画に区画されることになる。なお、各組みトレー213共、薬を載せる上面が薬の取り出しを容易にするために、波形又は凹凸状に形成されることが好ましい。このようにして、第1、第2のトレー21、22は本体フレーム20の上下2段の各トレー支持部206、207に載せられて、各トレー支持部206、207に取り外し可能に支持され、また、各トレー21、22間に所定の間隔が設けられて、各トレー21、22の薬を載せる(浅い)面は外部に露出される。
次に、この薬収納容器2の使用形態及び使用方法並びにその効果について説明する。図3に示すように、この薬収納容器2の場合、第1、第2のトレー21、22の上面(表面)が8区分P1〜P8に区分されており、これらの区分P1〜P8上に少なくとも1週間分の薬を1日分に分けて収納することができる。この場合、第1、第2のトレー21、22を本体フレーム20から取り外し、各トレー21、22の各区分P1〜P7を、薬の用法、用量に従って、単一の区画又は複数の区画に区画する。薬を1日1回だけ服用する場合は、各区分P1〜P7に単一の組みトレー213を嵌め込み、単一の組みトレー213毎に1日分の用量の薬を収納すればよい。薬を1日2回、例えば朝、晩に分けて服用する場合は、各区分P1〜P7に2個組みの組みトレー213を嵌め込み、各区分P1〜P7を2区画に区画し、各区分P1〜P7の組みトレー213毎に1日の各1回分の用量の薬を収納すればよい。このとき、朝又は晩のいずれかが他のいずれかよりも薬の種類、数量が多い場合は、各区分P1〜P7を大きさの異なる組みトレー213により大きさの異なる2区画に区画し、大きい組みトレー213の方に多くの薬を収納すればよい。薬を1日3回、例えば朝、昼、晩に分けて服用する場合は、各区分P1〜P7に3個組みの組みトレー213を嵌め込み、各区分P1〜P7を3区画に区画し、各区分P1〜P7の組みトレー213毎に1日の各1回分の用量の薬を収納すればよい。このとき、朝、昼又は晩のいずれかが他のいずれかよりも薬の種類、数量が多い場合は、各区分P1〜P7を大きさの異なる組みトレー213により大きさの異なる3区画に区画し、大きい組みトレー213の方に多くの薬を収納すればよい。薬を1日4回、例えば朝、昼、晩、さらに就寝時に分けて服用する場合も、4個組みの組みトレー213により同様に行えばよい。なお、区分P8は必要に応じて利用すればよく、この区分P8にその他の薬、薬の処方箋、薬の説明書、診察券あるいは小物類などを収納することができる。この場合、区分P8を組みトレー213により複数の区画に区画してもよい。このようにして、第1、第2のトレー21、22を本体フレーム20の各トレー支持部206、207に載せればよい。
なお、本体フレーム20の各収納スペース201、204を任意に利用することができることは、第1の実施の形態で説明したとおりである。
このようにしても、この薬収納容器2を屋内の生活動線の傍らに置くだけで、第1、第2のトレー21、22の各区分P1〜P7(必要に応じて区分P8)の、各組みトレー213上に各日、各回の薬が陳列されて、生活動線から薬に目が届きやすくなり、薬の服用を忘れることがない。薬を服用する場合は、薬を服用する初日から、第1のトレー21の片端の区分P1の1区画から順次服用すれば、薬の用法、用量に従って適切に服用することができる。しかも、薬は浅い組みトレー213に載せられており、また各組みトレー213ごと各トレー21、22から取り外せるので、組みトレー213から薬の取り出しを容易に行うことができる。なお、この薬収納容器2の場合も、第1の実施の形態と同様にして、手入れを容易に行うことができる。
なお、第1の実施の形態では、第1、第2のトレー11、12の各区分P1〜P8を仕切り部材113を用いて区画しているが、第2の実施の形態と同様に、組みトレー213を用いて区画してもよく、また第2の実施の形態では、第1、第2のトレー21、22の各区分P1〜P8を組みトレー213を用いて区画しているが、第1の実施の形態と同様に、仕切り部材113を用いて区画してもよく、さらに、各実施の形態共に、各トレーの各区分を仕切り部材と組みトレーを併用して区画してもよい。
本考案の第1の実施の形態における薬収納容器を示す斜視図 同薬収納容器の本体フレームから第1、第2のトレーを取り外した状態を示す斜視図 本考案の第2の実施の形態における薬収納容器を示す斜視図
符号の説明
1 薬収納容器
10 本体フレーム
101 物収納スペース
102 固定式の収納ボックス
103 引き出し式の収納ボックス
104 物収納スペース
105 ラック
106 第1のトレー支持部
107 第2のトレー支持部
108 棒材(ハンガー)
11 第1のトレー
12 第2のトレー
111 立ち上がり部
112 立ち上がり部
113 仕切り部材(区画形成手段)
114 ストッパー
P1〜P8 区分
2 薬収納容器
20 本体フレーム
201 物収納スペース
203 引き出し式の収納ボックス
204 物収納スペース
205 ラック
206 第1のトレー支持部
207 第2のトレー支持部
21 第1のトレー
210 小区画
211 立ち上がり部
212 立ち上がり部
213 組みトレー(区画形成手段)
214 ストッパー
22 第2のトレー
221 立ち上がり部
222 立ち上がり部
P1〜P8 区分

Claims (2)

  1. 物の収納スペースと上下2段の支持手段とを有する本体フレームと、
    前記上下2段の支持手段に取り外し可能に支持され、薬を載せる面を外部に露出する薬陳列用の第1、第2のトレーとを備え、
    前記第1、第2のトレーの薬を載せる面を合せて少なくとも7区分に区分され、これら7区分に同じ又は異なる大きさの複数の区画に区画する区画形成手段を有することを特徴とする薬収納容器。
  2. 区画形成手段は、各区分を同じ又は異なる大きさに仕切り区画する仕切り部材、又は各区分に嵌め込み区画する同じ又は異なる大きさの組みトレーにより構成される請求項1に記載の薬収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108324476A (zh) * 2018-04-19 2018-07-27 南京市海太家具有限公司 一种便携式送药车

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