JP3221059U - 病院用薬箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で薬の飲忘れを防止することができ、万一、飲み忘れた
ような場合であっても、何時飲み忘れたかを一見して確認することができ、また、簡易な構成で箸を取り出し易くする病院用薬箱を提供する。
【解決手段】内部を間仕切りによって複数のスペース2に区分した上方開放の病院用薬箱であって、スペース2は、薬を収容する薬収容スペース4と、箸又は箸箱を収容する箸収容スペース6と、に大別され、箸収容スペース6は、構成する底板4eの長手方向の手前側が下方に傾斜し、かつ、この底板4eの奥側に箸枕6e2を備え、さらに、箸収容スペース6を構成する長手方向の壁板4c、4dに凸部7及び凹部8を備え、間仕切りに一週間の曜日と投薬時間帯を明記することによって、服用していない薬を一見して確認できる。
【選択図】図1
ような場合であっても、何時飲み忘れたかを一見して確認することができ、また、簡易な構成で箸を取り出し易くする病院用薬箱を提供する。
【解決手段】内部を間仕切りによって複数のスペース2に区分した上方開放の病院用薬箱であって、スペース2は、薬を収容する薬収容スペース4と、箸又は箸箱を収容する箸収容スペース6と、に大別され、箸収容スペース6は、構成する底板4eの長手方向の手前側が下方に傾斜し、かつ、この底板4eの奥側に箸枕6e2を備え、さらに、箸収容スペース6を構成する長手方向の壁板4c、4dに凸部7及び凹部8を備え、間仕切りに一週間の曜日と投薬時間帯を明記することによって、服用していない薬を一見して確認できる。
【選択図】図1
Description
本考案は、箸又は箸箱を収容できる病院用薬箱に関する。
薬を服用する時間としては、食前、食後、食間等のように、食事をする時間帯と大いに関連があるため、従来から薬の飲み忘れを防止することを目的として、食事の際に使用する箸と関連させた発明や考案が存在する。
文献1に記載の考案は、薬を収納する複数の薬箱と箸箱・箸立てを合体させたもので、薬箱のどれか一つを引き出すことによりロックが外れて箸箱・箸立ての蓋が開き、箸を手にすることができる考案である。
文献1は、薬箱のどれか一つを引き出すことによりロックが外れて箸箱・箸立ての蓋が開くという構造であるため、部品点数の増加や構造上複雑となり、コストがあがることとなる。また、万一、薬を飲み忘れた際、どの投薬時間帯を忘れたのか一見して確認することができない。さらには、直ぐさま箸を取り出すことが困難な場合がある。
そこで、本考案は、簡易な構成で薬の飲忘れを防止することができ、万一、飲み忘れたような場合であっても、何時飲み忘れたかを一見して確認することができる薬箱を提供する。また、簡易な構成で箸を取り出し易くする病院用薬箱を提供する。
請求項1の考案は、内部を間仕切りによって複数のスペースに区分した上方開放の病院用薬箱であって、スペースは、薬を収容する薬収容スペースと、箸又は箸箱を収容する箸収容スペースと、に大別され、箸収容スペースは、構成する底板の長手方向の手前側が下方に傾斜し、かつ、この底板の奥側に箸枕を備え、さらに、前記箸収容スペースを構成する長手方向の壁板に凸部及び凹部を備え、間仕切りに一週間の曜日と投薬時間帯を明記することによって、服用していない薬を一見して確認できることを特徴とした病院用薬箱である。
請求項2の考案は、箸収容スペースの両隣に前記薬収容スペースを配置したことを特徴とした請求項1に記載の病院用薬箱である。
請求項3の考案は、薬収容スペースの底面に丸みが形成されたことを特徴とした請求項1又は請求項2に記載の病院用薬箱である。
請求項4の考案は、薬収容スペースの開口部の四隅にR形状が形成されたことを特徴とした請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の病院用薬箱である。
請求項5の考案は、病院用薬箱の薬箱本体の長手方向の壁面の開口部側に切欠を備えたことを特徴とした請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の病院用薬箱である。
請求項6の考案は、薬収容スペースの前記開口部を封止する封止具を備えたことを特徴とした請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の病院用薬箱である。
請求項7の考案は、スペースは、病院用薬箱に対して長手方向の複数の間仕切りと短手方向の複数の間仕切りが格子状に組み合わされて形成され、長手方向の複数の間仕切りが病院用薬箱の高さ方向に交互に段違いで配置されていることを特徴とした請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の病院用薬箱である。
請求項1の考案では、食事と関連する薬と箸を一つの病院用薬箱の中に収容できることによって、食事の前後等に服用する薬の飲み忘れを防止し、万一、服用を忘れた場合は、その服用していない薬を病院内の看護師等が一目で確認することができる。また、箸収容スペースの載置面を傾斜させることによって箸や箸箱を容易に取り出すことができる。
請求項2の考案では、箸収容スペースの両隣に薬収容スペースを配置することによって、病院用薬箱を様々な場所に配置することができ、箸や箸箱を容易に取り出すことができる。
請求項3の考案では、薬収容スペースの底面に丸みを形成することによって、薬収容スペースに収容した薬を取り出し易くすることができる。
請求項4の考案では、薬収容スペースの開口部の四隅をR形状に形成することによって、薬収容スペースの汚れを洗浄し易くすることができる。
請求項5の考案では、薬箱本体の長手方向の壁面の開口部側に切欠を備えることによって、病院用薬箱を水で洗浄した際に乾き易くなる。
請求項6の考案では、封止具で薬収容スペースの開口部を封止することによって、薬を服用しなくてよい時間帯を一見して確認することができる。
請求項7の考案では、長手方向の複数の間仕切りが薬箱の高さ方向に交互に段違いで配置されているため、患者の指の太さに関わらず、薬収容部から薬を取り出しやすくなる。
本考案である病院用薬箱の実施形態の一例を以下説明する。本考案は、食事に関連する薬と箸Sをセットにすることができる病院用薬箱1である。薬と箸Sを一緒にセットし、薬と食事と関連付けることによって食前の薬、食後の薬の飲み忘れを防止することができるが、万一、薬を飲み忘れた場合であっても、いつ服用すべき薬であったかを患者自身や看護師等が一見して確認することができる病院用薬箱1である。
本考案の病院用薬箱1は、主に薬箱本体1aと間仕切り1bとからなり、薬箱本体1aの内部を複数の間仕切り1bによって複数のスペース2に区分した上方開放形状である。薬箱本体1aは、長手方向Xの壁板1a1、1a2と、短手方向の壁板1a3、1a4と、底板1a5で構成されている。
薬箱本体1aや間仕切り1bの大きさは問わないため、病院用薬箱1の載置場所(病院に設置されている床頭台等)を考慮して適宜選択することができる。間仕切り1b自体の幅も適宜選択することができるが、後述のように間仕切り1bの平面に一週間の曜日や投薬時間帯を明記するため、ある程度の幅を設ける必要がある。
また、薬箱本体1aや間仕切り1bの素材は問わないため、どのような素材であってもよい。例えば、薬箱本体1aや間仕切り1bは、樹脂等の一体成形が望ましい。
薬箱本体1aには、患者の名札を入れることができる名札入れ1cを備える構成も考えられる。これにより、病院用薬箱1の取り違いや、薬の誤飲等を防止することができる。
また、薬箱本体1aの底の四隅に足部1dを備える構成あってもよい(図2参照)。これにより、病院用薬箱1を積み上げた際の位置決め、固定等が可能となる。したがって、病院用薬箱1は複数段に積み上げることができ、積み上げた状態で使用することができる。また、不使用時には積み上げて保管することができる。
なお、この足部1dをゴム等とした場合、病院用薬箱1を滑り難くすることもできる。また、底面には、病院用薬箱1を滑り難くするため、滑り止め10を備える構成も考えられる。具体的には、長手方向Xに滑り止め10を備える構成、短手方向Yに滑り止め10を備える構成、長手方向X及び短手方向Yに滑り止め10を備える構成等が考えられる。
薬箱本体1aの長手方向Xの壁板1a1、1a2の開口部1f側に切欠1gを備えている。この切欠1gは、例えば、病院用薬箱1を水で洗浄した後、逆さにして乾かす際に通気を良くするためのものである。したがって、このような効果を奏するのであればどのような大きさ、形状であってもよい。切欠1gは、一箇所のみならず、複数箇所に備える構成であってもよい。
なお、病院用薬箱1は、病院での使用に限らず、薬を使用する場合がある施設、例えば、介護施設、老人施設、宿泊施設等であってもよい。
病院用薬箱1は、薬箱本体1a内を複数枚の間仕切り1bによって区分けされることにより複数のスペース2が形成されることになるが、スペース2の広狭は問わない。すわなち、各スペース2は、どのようなサイズであってもよい。
そして、このスペース2は、薬を収容する薬収容スペース4と、箸S又は箸箱Cを収容する箸収容スペース6と、に大別される。薬収容スペース4には、患者が服用する薬を収容する。また、箸収容スペース6には、患者が食事の際に使用する箸Sを直接収容するか、又は、箸Sを入れた状態の箸箱Cを収容する。
薬収容スペース4と箸収容スペース6はどのような配置関係であってもよいが、図1等で図示するように、薬収容スペース4と薬収容スペース4との間が箸収容スペース6、すなわち、箸収容スペース6の両隣が薬収容スペース4とする配置関係が望ましい。これは、病院に設置されている床頭台は、物を載せる載置部分が狭く、仮に、箸収容スペース6が病院用薬箱1のどちらか片方に配置されているような場合、箸収容スペース6の近傍に物(テレビ等)が存在することがあり、箸収容スペース6から箸S又は箸箱Cを取り出し難くなる場合があるからである。箸収容スペース6が薬収容スペース4と薬収容スペース4との間に配置されている場合、このような問題が生じるおそれは少なくなるといえ、右利きの患者、左利きの患者の区別なく箸収容スペース6から箸S又は箸箱Cを取り出し易くなる。もちろん、箸収容スペース6を薬収容スペース4の間に配置せず、病院用薬箱1の長手方向Xや短手方向Yの端側に配置してもよい。
スペース2は、長手方向Xの複数の間仕切り1bと短手方向Yの複数の間仕切り1bが格子状に組み合わされて形成されているが、長手方向Xの複数の間仕切り1bが病院用薬箱1の高さ方向Zに交互に段違いで配置されていてもよい。すなわち、間仕切り1b高さが低いものと高いものとが混在していてもよい。
間仕切り1bによって区画される箸収容スペース6は、箸Sや箸箱Cを載置する底板6e、その左右である長手方向Xの間仕切り1b(壁板6a、6b)、前後である短手方向Yの間仕切り1b(壁板6c、6d)で構成される上方開口形状である。なお、以下の説明においては、箸収容スペース6の長手方向半分を基準として、その前側を奥側Iとし、後側を手前側Tとする。
箸収容スペース6は、その底板6eの長手方向Xの手前側Tを下方に傾斜した傾斜部6e1としている。傾斜角度は、適宜選択することができる。底板6eに載置した箸Sや箸箱Cの持ち代を押し下げることによって箸Sや箸箱Cが取り出し易くなる角度であればどのような角度であってもよい(図2、図4参照)。
底板6eの奥側Iに箸枕6e2を備えている。箸枕6e2を備えたのは、箸Sを箸収容スペース6に直接入れた際に、箸先側が底板6eに触れないようにするためであるため、このような効果を奏するのであればどのような大きさ、形状であってもよい。例えば、短手方向Yに一本に延びる構成の他、複数の点等で箸枕6e2を構成してもよい。また、素材に関しても適宜選択することができる。薬箱本体1aや間仕切り1bと同じ素材の他、一部(例えば、箸Sの使い代の部分と当設する部分)にゴム等の別素材を介在させてもよい。
箸収容スペース6の長手方向Xの壁板6a、6bの内側の壁面6a1、6b1に凸部7を備えている。凸部7を備えたのは、箸を箸収容スペースに直接入れた際に、箸Sの箸先側が壁面6a1、6b1に触れないようにするためであるため、このような効果を奏するのであればどのような大きさ、形状であってもよい。例えば、上下方向に一本に延びる構成の他、複数の点等で凸部7を構成してもよい。
箸収容スペース6の長手方向Xの壁板6a、6bの平面の一部に凹部8を備えている。この凹部8は、箸Sや箸箱Cを取り出し易くするためのものであるため、このような効果を奏するのであればどのような形状であってもよい。例えば、半円形状、台形状等であってもよい。なお、凹部8の端部については、丸みを帯びた形状とすることが望ましい。
間仕切り1bによって区画される薬収容スペース4は、底板4e、その左右である長手方向の壁板4a、4b、前後である短手方向の壁板4c、4bで構成される上方開口形状である。
薬収容スペース4は、薬を取り出し易くするため、底板4eに丸みが形成されている。このような効果を奏するのであればどのような丸み形状であってもよい。具体的には、側面視U字形状等が挙げられる(図3参照)。なお、底板4eは、病院用薬箱1の薬箱本体1aを構成する底板1a5であってもよい。
薬収容スペース4の開口部4fの四隅にR形状4f1が形成される(図1参照)。このR形状4f1は、汚れを洗浄し易くするためのものであるため、このような効果を奏するのであればどのような大きさであってもよい。
間仕切り1b、具体的には、薬収容スペース4を構成する壁板6bの平面、薬箱本体1aを構成する壁板1a4側の間仕切り1bの平面等に、一週間の曜日と投薬時間帯を明記する。図1では壁板6bの平面に一週間の曜日を、壁板1a4側の間仕切り1bの平面に投薬時間帯を明記している。なお、薬収容スペース4の各壁面4a〜4d、壁板1a4、壁板1a4に別部材を設けて、その別部材の平面等に投薬時間帯を明記してもよい。
例えば、一週間の曜日としては、薬収容スペース4に相当する箇所の壁板6bの平面に「日」、「月」、「火」、「水」、「木」、「金」、「土」を明記する。投薬時間帯としては、壁板1a4側の間仕切り1bの平面に、例えば、朝食を表す「朝」、昼食を表す「昼」、夕食を表す「夕」や、食事の前に服用する意味の「前」、食事の後に服用する意味の「後」を明記する。なお、「前」に変えて「食前」、「後」に変えて「食後」と明記してもよいことは勿論である。
これらの組合せによって、薬収容スペース4に収容されている薬がどの曜日のどの投薬時間帯に服用する薬であるかが明確となり、万一、薬を服用していない場合は、その服用していない曜日の投薬時間帯の薬を一見して確認することができる。
各スペース2を一番右の第一列(A列)、第二列目及び第三列目(B列)、箸収容スペース6(C列)、第四列(D列)に区分けして説明する(図1参照)。
A列には主にはその他の薬(例えば、就寝前に服用する薬)を収容する。図1では、壁板1a4側の間仕切り1bの平面に「他」の表示を行っている。また、B列及びC列には主に食前又は食後に服用する薬を収容する。そして、これら投薬時間帯の表示を「日」から「土」の曜日と組み合わせることによって、どの曜日のどの投薬時間帯に服用する薬かが一見して確認することができる。なお、A列からD列の組合せは任意であり、また、それぞれの列の数も任意である。
病院用薬箱1の手前側から見た図5からわかるように、A列(その他に服用する薬を入れる薬収容スペース4)及びC列(箸収容スペース6)の底側は、底上げした状態となった複数の底上部1hを形成している。これらの底上部1hは、底から見ると空洞となっている。底上部1hの隅部に丸み1h1を形成することによって、病院用薬箱1を洗浄し易くすることができる(図2参照)。
A列のスペースは、その他、例えば就寝前のような服用する薬が少ない場合を考慮して、他の列のスペースよりも浅く狭くする構成でもよい。この構成によれば、少ない薬を容易に取り出すことができる。逆に言うと、B列やD列のスペースは、就寝前等に服用する薬よりも多い場合があるので、B列やD列のスペースはA列のスペースよりも深く広くする構成であってもよい。この構成によれば、より多くの薬を収容することができる。
底上部1hを形成することによって、さらに箸Sや箸箱Cを取り出し易くなり、また、底上部1hを空洞とすることによって、材料費を抑えることができる。
図6で図示した封止具9を薬収容スペース4の開口部4fに備えることもできる。この封止具9の本体部9aの平面に、例えば、「お薬なし」、「お薬服用なし」、「服用なし」等と表示して、その封止具9によって開口部4fを封止すれば、封止された薬収容スペース4には薬を服用する必要がないということが一見して確認できる。
封止具9は、薬収容スペース4の開口部4cを封止することができればどのような大きさ、形状であってもよい。例えば、薬収容スペース4の開口部4fに適合する大きさで、略コの字形状とすることが考えられる。ここで、略コの字形状の封止具9の構成としては、本体部9aと、この本体部9aから直角に立設した係止部9bとからなり、係止部9bの先端に切り込み9cを設ける。そして、この切り込み9cを利用して薬収容スペース4の開口部4cに係止することによって薬収容スペース4の開口部4fを封止することができる。
1:病院用薬箱
1a:薬箱本体
1a1:壁板
1a2:壁板
1a3:壁板
1a4:壁板
1a5:底板
1b:間仕切り
1c:名札入れ
1d:足部
1f:開口部
1g:切欠
1h:底上部
1h1:丸み
2:スペース
4:薬収容スペース
4a壁面
4b壁面
4c:壁板
4d:壁板
4e:底板
4f:開口部
4f1:R形状
6:箸収容スペース
6a:壁板
6a1:壁面
6b:壁板
6b1:壁面
6c:壁板
6d:壁板
6e:底板
6e1:傾斜部
6e2:箸枕
7:凸部
8:凹部
9:封止具
9a:本体部
9b:係止部
9c:切り込み
10:滑り止め
X:長手方向
Y:短手方向
Z:高さ方向
I:奥側
T:手前側
S:箸
C:箸箱
1a:薬箱本体
1a1:壁板
1a2:壁板
1a3:壁板
1a4:壁板
1a5:底板
1b:間仕切り
1c:名札入れ
1d:足部
1f:開口部
1g:切欠
1h:底上部
1h1:丸み
2:スペース
4:薬収容スペース
4a壁面
4b壁面
4c:壁板
4d:壁板
4e:底板
4f:開口部
4f1:R形状
6:箸収容スペース
6a:壁板
6a1:壁面
6b:壁板
6b1:壁面
6c:壁板
6d:壁板
6e:底板
6e1:傾斜部
6e2:箸枕
7:凸部
8:凹部
9:封止具
9a:本体部
9b:係止部
9c:切り込み
10:滑り止め
X:長手方向
Y:短手方向
Z:高さ方向
I:奥側
T:手前側
S:箸
C:箸箱
Claims (7)
- 内部を間仕切りによって複数のスペースに区分した上方開放の病院用薬箱であって、
前記スペースは、薬を収容する薬収容スペースと、箸又は箸箱を収容する箸収容スペースと、に大別され、
前記箸収容スペースは、構成する底板の長手方向の手前側が下方に傾斜し、かつ、この底板の奥側に箸枕を備え、
さらに、前記箸収容スペースを構成する長手方向の壁板に凸部及び凹部を備え、
前記間仕切りに一週間の曜日と投薬時間帯を明記することによって、服用していない薬を一見して確認できることを特徴とした病院用薬箱。
- 前記箸収容スペースの両隣に前記薬収容スペースを配置したことを特徴とした請求項1に記載の病院用薬箱。
- 前記薬収容スペースの底面に丸みが形成されたことを特徴とした請求項1又は請求項2に記載の病院用薬箱。
- 前記薬収容スペースの開口部の四隅にR形状が形成されたことを特徴とした請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の病院用薬箱。
- 前記病院用薬箱の薬箱本体の長手方向の壁面の開口部側に切欠を備えたことを特徴とした請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の病院用薬箱。
- 前記薬収容スペースの前記開口部を封止する封止具を備えたことを特徴とした請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の病院用薬箱。
- 前記スペースは、前記病院用薬箱に対して長手方向の複数の間仕切りと短手方向の複数の間仕切りが格子状に組み合わされて形成され、
長手方向の複数の前記間仕切りが前記病院用薬箱の高さ方向に交互に段違いで配置されていることを特徴とした請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の病院用薬箱。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000316U JP3221059U (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 病院用薬箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000316U JP3221059U (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 病院用薬箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3221059U true JP3221059U (ja) | 2019-04-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019000316U Expired - Fee Related JP3221059U (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 病院用薬箱 |
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2019
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