JP3217075U - 薬収納取出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】繋がっているフィルム包装袋を確実かつ容易にミシン目に沿って切り離すことができるようにした薬収納取出器を提供する。【解決手段】薬収納取出器は、凸状の爪部4を有するように容器の周壁の上下方向に向かって切り欠き形成された切欠部3を備える。爪部の一端は、周壁と連設する一方、爪部の先端は垂直方向に向かって直線状に形成され、対向する周壁の一部と重なり合い、又は切欠部を形成する辺6と接触している。爪部は、切欠部の略中央に配設されている。繋がったフィルム包装袋12を巻いた状態で薬収納取出器内に収納し、薬の服用時に切欠部からフィルム包装袋を周壁の外へ取り出し、ミシン目11に沿って切り離す。フィルム包装袋又はミシン目を爪と周壁との間に挟みながら引っ張ることにより、フィルム包装袋を破損することなく、簡単に切り離すことができる。【選択図】図5

Description

本考案は、薬を内包した包装袋を収納し、かつ一包ずつ取り出すための薬収納取出器に関する。
病院や調剤薬局等では、一度に飲む薬の量を一包のフィルム包装袋に内包して患者に渡している。当該フィルム包装袋は、服用する日付が印字されていて、ミシン目を介して一包ずつ繋がっているものがある。そして、服用する際に当該フィルム包装袋を一包切り離す。
近時では、飲み忘れや服用したことを忘れて二重に服用することを防止するため、例えば特許文献1にあるように、薬剤カレンダーのポケットに前記フィルム包装袋を一包ずつ切り離して入れて管理しておくことが行われている。
特開2009−485
しかしながら、薬剤カレンダーの使用に際しては、あらかじめ一度に前記フィルム包装袋を一包ずつ分離し、かつそれぞれ対応するポケットに入れなければならず手間がかかる。また、一日の大半を横になって過ごさなければならない患者にとっては、壁にかけてある薬剤カレンダーのところまで歩いて行くことが困難な場合がある。
一方で、手の届くところに、包装袋をまとめて袋の中に詰めておくと、いちいち袋から取り出して飲んだか否かを確認しなければならず、出し入れを頻繁に繰り返すうちに前記ミシン目が切れて包装袋がバラバラになってしまうことがある。
また、包装袋を切り離す際、ミシン目に沿って上手に上記フィルム包装袋を切り離すことができないことがあり、ときには繋がっていた一方の袋を破損してしまい、その中の薬をこぼしてしまうことがしばしば起きていた。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであって、場所を選ばずに保管でき、かつ繋がっている前記フィルム包装袋を巻いて容器内に保管しながら一見して服用したか否かを確認できるようにするとともに、包装袋を取り出す際には確実かつ容易にミシン目に沿って切り離すことができるようにした薬収納取出器を提供するものである。
上記解題を解決するために、本考案に係る薬収納取出器の第1の特徴は、容器の周壁の上下方向に向かって切り欠き形成された切欠部を備えたことにある。
また、本考案に係る薬収納取出器の第2の特徴は、凸状の爪部が容器の周壁に連設するように前記周壁の上下方向に向かって切り欠き形成された切欠部を備えたことにある。
さらに、本考案に係る薬収納取出器の第3の特徴は、容器の周壁の上下方向に向かって切り欠き形成された切欠部と、当該切欠部の一部を覆うように形成された爪部を備えたことにある。
さらにまた、本考案に係る薬収納取出器の第4の特徴は、前記第2又は3の特徴における前記爪部が、前記周壁と一体形成されていることにある。
また、本考案に係る薬収納取出器の第5の特徴は、前記第2から4までのいずれかの特徴における前記爪部の先端が、垂直方向に向かって直線状に形成されていることにある。
さらに、本考案に係る薬収納取出器の第6の特徴は、前記第2から5までのいずれかの特徴における前記爪部が、前記切欠部の略中央に配設されていることにある。
さらにまた、本考案に係る薬収納取出器の第7の特徴は、前記第2から6までのいずれかの特徴における前記爪部の先端が、対向する前記周壁の一部と重なり合うこと、又は前記切欠部を形成する辺と接触していることにある。
また、本考案に係る薬収納取出器の第8の特徴は、前記第2から6までのいずれかの特徴における前記爪部が、対向する前記周壁との間に間隙を有することにある。
さらに、本考案に係る薬収納取出器の第9の特徴は、前記第1から8までのいずれかの特徴における前記周壁が透明又は半透明の部材で形成されていることにある。
を特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の薬収納取出器。
さらにまた、本考案に係る薬収納取出器の第10の特徴は、前記第1から9までのいずれかの特徴における前記薬収納取出器が合成樹脂で形成されていることにある。
本考案によれば、薬が内包されたフィルム包装袋を複数繋がった状態で収納し、一見して服用すべき薬が確認できるので、飲み忘れや二重の服用を防止することができるとともに、手元に置きながら必要な分だけを必要なときに取り出し、力を入れることなくきれいに一包ずつ切り離すことができる。
図1は本考案に係る薬収納取出器の実施例1を示す斜視図である。 図2は本考案に係る薬収納取出器の実施例2を示す斜視図である。 図3は実施例2の正面図である。 図4はフィルム包装袋が実施例2の薬収納取出器内に収納されている状態を示した斜視図である。 図5はフィルム包装袋を実施例2の薬収納取出器の爪部と周壁とで挟んでいる状態を示した図である。 図6はフィルム包装袋のミシン目を実施例2の薬収納取出器の爪部と周壁とで挟んでいる状態を示した図である。
以下、図を参照して、本考案の実施形態を説明する。
図1から6は、本考案に係る薬収納取出器の実施の形態を示した図であり、図1は実施例1を、図2から6は実施例2をそれぞれ表している。そのうち図1及び2は蓋を備えた状態の薬収納取出器を、図3から6は便宜的に蓋のない状態での薬収納取出器の例をそれぞれ示している。
図中、1は本考案に係る薬収納取出器である。薬収納取出器1は、病院や調剤薬局等で処方される粉状、粒状又はカプセル状の薬が内包されたフィルム包装袋を収納する容器であり、底部及び周壁2を有している。周壁2の頂部には蓋5が取り付けられる。本実施の形態では、薬収納取出容器1は略筒状に形成されているが、例えば方形状等、その形状は問わない。また、容器1内のフィルム包装袋が見えるように透明又は半透明とし、軽量化を図るためプラスチック等の合成樹脂で形成されていることが望ましい。
また、前記フィルム包装袋は、ミシン目を介して一包ずつ横又は縦に繋がっているものであり、その条件を満たせば、一般の薬局で市販されている薬のアルミ製等の包装袋であってもよい。なお、図4は横に繋がった状態での前記フィルム包装袋が巻いてある状態で薬収納取出器1に収納されている状態を示している。
周壁2は、頂部から底部にかけて上下方向に略長方形状に切り欠き形成された切欠部3を有している。切欠部3は、薬収納取出器1内に収納されている前記フィルム包装袋をそこから取り出すために設けられたものである。すなわち、薬の服用時間に切欠部3よりフィルム包装袋10を引き出して、ミシン目11に沿ってフィルム包装袋12と分離し、患者はフィルム包装袋10の一部を切ってその中の薬を取り出して服用する。一方、フィルム包装袋12は薬収納取出器1内に収納される。薬収納取出器1が透明の部材で形成されていて、フィルム包装袋に服用すべき日時が記されている場合、次に服用すべき薬がいつの分なのか(すなわち、今服用した薬がいつの分であるのか)が一目瞭然となり、薬の飲み忘れや二重服用を防止することができる。
図2から6は本発明の実施例2を示したものである。実施例2は、実施例1の切欠部3の一部を覆うように凸状の爪部4が設けられているものである。爪部4は、切欠辺7側の周壁2から切欠辺6側の周壁2にかけて突出形成されていて、本実施例では爪部4は切欠部3を上部と下部とに分けるように切欠部3の上下方向略中央に形成されている。爪部4は、フィルム包装袋をミシン目に沿って分離するのを容易にするためのものである。
爪部4は、図示の例では略正方形状で、その先端部は垂直状に形成されている。また、爪部4の一端は、周壁2の切欠辺7と一体となって連設されていて、先端部は切欠辺6とは固定されておらず、切欠辺6側の周壁2と重なるか、切欠辺6と接触し又は僅かな隙間を開けて接触しないように形成される。本実施例では、爪部4は周壁2と一体形成されているが、例えば略長方形状の切欠部3と爪部4とを別に作成して、爪部4の一端を周壁2と固着して切欠部3の一部を覆うように形成してもよい。また、爪部4の取り付け位置は任意であり、切欠辺6と連設して先端が切欠辺7と対向してもよく、高さも自由である。さらに、爪部4の形状は正方形に限定されず、丸型、三角形等その形状は問わない。
次に、薬収納取出器1の使用方法について説明する。最初に繋がったフィルム包装袋を巻いた状態で薬収納取出器1内に入れて収納し蓋5をする。そして、薬の服用時に切欠部3からフィルム包装袋10を周壁2の外へ取り出し、フィルム包装袋10をフィルム包装袋12からミシン目11に沿って切り離す。
実施例2においては、図3及び図4にあるように、フィルム包装袋12又はミシン目11を爪4と周壁2との間に挟みながらフィルム包装袋10を様々な方向に引っ張ることにより、フィルム包装袋12からフィルム包装袋10を、いずれのフィルム包装袋を破損することなく、簡単に切り離すことができる。なお、図5にあるように、爪4を指で押さえながらフィルム包装袋を引っ張ることにより、よりスムーズにフィルム包装袋10を切り離すことが可能である。
本考案は、薬が内包された包装袋を巻いた状態で収納し、各包装袋を分離するものとして説明したが、ミシン目を有する包装袋であれば、薬以外の他の分野で利用されるものに対しても使用することができる。
1 薬収納取出器
2 周壁
3 切欠部
4 爪部
5 蓋
10、12 フィルム包装袋
11 ミシン目

Claims (10)

  1. 容器の周壁の上下方向に向かって切り欠き形成された切欠部を備えたこと、
    を特徴とする薬収納取出器。
  2. 凸状の爪部が容器の周壁に連設するように前記周壁の上下方向に向かって切り欠き形成された切欠部を備えたこと、
    を特徴とする薬収納取出器。
  3. 容器の周壁の上下方向に向かって切り欠き形成された切欠部と、当該切欠部の一部を覆うように形成された爪部を備えたこと、
    を特徴とする薬収納取出器。
  4. 前記爪部は、前記周壁と一体形成されていること、
    を特徴とする請求項2又は3に記載の薬収納取出器。
  5. 前記爪部の先端は、垂直方向に向かって直線状に形成されていること、
    を特徴とする請求項2から4までのいずれか1項に記載の薬収納取出器。
  6. 前記爪部は、前記切欠部の略中央に配設されていること、
    を特徴とする請求項2から5までのいずれか1項に記載の薬収納取出器。
  7. 前記爪部の先端は、対向する前記周壁の一部と重なり合うこと、又は前記切欠部を形成する辺と接触していること、
    を特徴とする請求項2から6までのいずれか1項に記載の薬収納取出器。
  8. 前記爪部の先端は、対向する前記周壁との間に間隙を有すること、
    を特徴とする請求項2から6までのいずれか1項に記載の薬収納取出器。
  9. 前記周壁は、透明又は半透明の部材で形成されていること、
    を特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の薬収納取出器。
  10. 前記薬収納取出器は、合成樹脂で形成されていること、
    を特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の薬収納取出器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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