JP2013119397A - プレススルーパック及びプレススルーパック包装体 - Google Patents

プレススルーパック及びプレススルーパック包装体 Download PDF

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Abstract

【課題】携行時や保管時に蓋体が破損するのを容易に防止でき、かつ容易に製造できるPTPを提供する。
【解決手段】基材シートの一方の面に開口し被包装物60を収容する凹部20が形成された容体3と前記凹部20の開口面22を塞ぐ蓋体4とを備え、前記凹部20が形成された領域である収容部10と該収容部10に延設された延設部30とが形成され、前記収容部10と前記延設部30との境界に前記蓋体4を内側にして折り曲げる折曲部40が形成され、前記折曲部40で折り曲げられた際に、前記収容部10と前記延設部30とを係合する係合構造を備えるプレススルーパック2において、前記係合構造は、前記収容部10及び前記延設部30のそれぞれの端部11、31に形成された切込線12、32であることよりなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレススルーパック及びプレススルーパック包装体に関する。
プレススルーパック(以下、PTPということがある)は、樹脂製の基材シートの一方の面に開口する凹部が、基材シートの他方の面に膨出して設けられた容体と、凹部の開口面を覆うアルミ箔等の蓋体とを備え、凹部に被包装物を収容するものである。PTPに収容された被包装物を取り出す際は、凹部の膨出面を指で押して蓋体を破き、被包装物を凹部から取り出す。
PTPは、凹部の膨出面を指で押すことで容易に被包装物を取り出せることから、錠剤やカプセル剤等の薬剤の包装容器として多用されている。
PTPに薬剤を収容したPTP包装体は、用法に応じた薬剤を収容した単位とされるか、又は切り離し線が形成されており、使用者は、用法及び用量に応じて、必要量の薬剤が収容されたPTP包装体を携行できる。このため、PTPには、薬剤の商品名、用法等の表示部が形成されているものの、表示部は、余白の一部や、蓋体に形成されることが多く、表示できる情報が制限されたり、携行時に小分けにすると表示部が失われたり、被包装物を取り出した後に読み取れなくなるという問題がある。
こうした問題に対し、例えば、包装体の耳の部分に、薬剤の詳しい情報を表示した薬剤の包装体が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、PTPは、被包装物が容易に取り出されるように、蓋材の材質が破れやすいものとされている。このため、例えば、特許文献1の発明のPTPを携行すると、凹部の膨出面が不意に押されて、蓋体が破れ被包装物が放出されてしまったり、他の物品との擦れ等によって、蓋体にピンホール等が形成され、凹部内の被包装物が汚染されてしまったりするという問題がある。
こうした問題に対し、PTPを二つ折りにして係合させ、携行時又は保管時における蓋体の破損の防止を図った発明が提案されている。
例えば、PTPに折り畳み線を入れておき、必要に応じて蓋が内側になるように折り曲げ、折り畳み線から離れた端部付近に設けた係合用切込線に、他端を指し込み脆弱な蓋を保護する内容物保護包装体が提案されている(例えば、特許文献2)。
あるいは、被収容物を収容するポケットを有するポケット形成部とポケット形成部から一体にして延び、折り返し部を経て折り返された補強カバー部と補強カバー部をポケット形成部に着脱可能に固定する固定装置とを含むプラスチックシートと、ポケットの開口部を閉塞し、補強カバー部に覆われたシール域を有し、ポケット形成部に貼り合わされたフィルム材とを備える包装容器が提案されている(例えば、特許文献3)。
特開2008−61976号公報 特開2011−42392号公報 国際公開第2011/52422号
しかしながら、特許文献2〜3の発明では、PTPを二つ折りし、係合させる操作が煩雑であるという問題がある。加えて、特許文献3の発明は、補強カバー部の端部を折り曲げて固定装置を形成していているため、固定装置の構造が複雑であり、製造方法が煩雑であるという問題がある。さらに、特許文献2〜3は、用法等を使用者に読み取らせることに対し、全く考慮されていない。
そこで、本発明は、携行時や保管時に蓋体が破損するのを容易に防止でき、かつ容易に製造できるPTPを目的とする。
本発明のプレススルーパックは、基材シートの一方の面に開口し被包装物を収容する凹部が形成された容体と前記凹部の開口面を塞ぐ蓋体とを備え、前記凹部が形成された領域である収容部と該収容部に延設された延設部とが形成され、前記収容部と前記延設部との境界に前記蓋体を内側にして折り曲げる折曲部が形成され、前記折曲部で折り曲げられた際に、前記収容部と前記延設部とを係合する係合構造を備えるプレススルーパックにおいて、前記係合構造は、前記収容部及び前記延設部のそれぞれの端部に形成された切込線であることを特徴とする。
前記延設部には、前記容体の露出面から目視で読み取り可能な表示部が形成されていることが好ましい。
本発明のプレススルーパック包装体は、本発明の前記プレススルーパックに、薬剤が収容されたことを特徴とする。
本発明のプレススルーパックによれば、基材シートの一方の面に開口し被包装物を収容する凹部が形成された容体と前記凹部の開口面を塞ぐ蓋体とを備え、前記凹部が形成された領域である収容部と該収容部に延設された延設部とが形成され、前記収容部と前記延設部との境界に前記蓋体を内側にして折り曲げる折曲部が形成され、前記折曲部で折り曲げられた際に、前記収容部と前記延設部とを係合する係合構造を備え、前記係合構造は、前記収容部及び前記延設部のそれぞれの端部に形成された切込線であるため、携行時や保管時に蓋体が破損するのを容易に防止でき、かつ容易に製造できる。
本発明のプレススルーパックによれば、容体の延設部には、表示部が形成されているため、使用者が包装物に関する情報を容易に確認できる。
本発明のプレススルーパック包装体によれば、本発明の前記プレススルーパックに、薬剤が収容されているため、携行時や保管時に、不意に薬剤が放出されたり、薬剤が汚染されたりするのを防止できる。
(a)本発明の一実施形態にかかるプレススルーパック包装体の平面図である。(b)図1(a)のB−B断面図である。 本発明の一実施形態にかかるプレススルーパック包装体の斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるプレススルーパック包装体の側面図である。 本発明の一実施形態にかかるプレススルーパックの平面図である。 本発明の一実施形態にかかるプレススルーパックの平面図である。
本発明の一実施形態にかかるPTP包装体について、以下に図1を参照して説明する。
図1(b)に示すように、PTP包装体1は、被包装物60をPTP2に収容してなるものである。
本実施形態のPTP包装体1は、1回に使用される被包装物60が1包装単位とされたものである。即ち、本実施形態の被包装物は、用法が2個/回のものである。
被包装物60としては、特に限定されず、例えば、錠剤、カプセル剤等の医薬品又は医薬部外品等の薬剤、ガム等の食品等が挙げられる。薬剤の服用時又は食品の喫食時に、表示部50により商品名や用法を確認できるため、PTP2を薬剤や食品の包装材として用いることが好ましく、薬剤の包装材として用いることがより好ましい。
図1(a)、(b)に示すように、PTP2は、基材シートの一方の面に開口し被包装物60を収容する凹部20がこの基材シートの他方の面に膨出して形成された容体3と、凹部20の開口面22を塞ぐ蓋体4とを備え、全体として平面視略矩形とされている。略矩形とは、矩形の他、矩形の頂部を直線や曲線で隅切りした形状を含む概念である。
また、PTP2は、2個の凹部20が形成された領域である収容部10と、収容部10に延設された延設部30とが形成されている。延設部30は、開口面22と略面一なものとされ、収容部10と延設部30との境界には、側端6から側端8にわたる折曲部40が形成されている。即ち、PTP2は、折曲部40により収容部10と延設部30とに区画されている。
本実施形態において、折曲部40は、第一の端部11から第二の端部31までの距離を略二分する位置に形成されている。「略面一」とは、目視にて面一と認識できる状態を意味する。
収容部10には、第一の端部11から折曲部40に向かう第一の切込線12が形成され、延設部30には、第一の端部11と対向する第二の端部31から折曲部40に向かう第二の切込線32が形成されている。本実施形態においては、第一の切込線12と第二の切込線32とで、収容部10と延設部30とを係合する係合構造が構成されている。
また、容体3の延設部30には、表示部50が形成されている。この表示部50は、凹部20の膨出方向から目視できるものである。
容体3を構成する基材シートとしては、被包装物60の種類等を勘案して選択され、例えば、ポリ塩化ビニル、無延伸ポリプロピレン(CPP)等の樹脂製シート、又は樹脂製シートとアルミニウム箔等の金属箔もしくは金属蒸着シートとの積層体等が挙げられる。
また、基材シートとしては、例えば、透明もしくは半透明等、外部から被包装物60を視認できるもの、外部から被包装物60を視認できない程度に着色されたもの、あるいは金属箔や金属蒸着シートを有し遮光性を備えるもの等が挙げられ、被包装物60の種類等に応じて適宜選択される。
基材シートの厚さは、基材シートの材質等を勘案して決定され、例えば、50〜100μmとされる。
本実施形態において、蓋体4は、容体3における開口面22が臨む側の面全体を覆うように設けられている。
蓋体4は、破れやすい材質のものが選択され、例えば、アルミニウム箔等の金属箔や、蝋紙等が挙げられる。
蓋体4の厚さは、蓋体4の材質等を勘案して決定され、例えば、10〜100μmとされる。
凹部20は、有底略円筒状とされ、折曲部40に沿って2個並んで形成されている。
凹部20の大きさは、被包装物60の大きさに応じて適宜決定される。
折曲部40は、蓋体4を内側にして、PTP2を折り曲げられるものであればよく、例えば、ミシン目線、罫線等が挙げられ、中でも、ミシン目線が好ましい。ミシン目線であれば、PTP2を折り曲げる操作を繰り返しても、収容部10と延設部30とが切り離されにくいためである。折曲部40は、1本のミシン目線又は罫線等で構成されていてもよく、略平行に並べられた2本以上のミシン目線又は罫線等で構成されていてもよい。
折曲部40をミシン目線とする場合、ミシン目線の形状は特に限定されないが、例えば、PTP2を厚さ方向に貫通して形成された貫通部の長さL1と、任意の貫通部と該任意の貫通部に近接する他の任意の貫通部との間に形成された接続部の長さL2とが、L1:L2=3:1〜2:3であることが好ましい。上記範囲内であれば、PTP2をより折り曲げやすく、かつ収容部10と延設部30とがより切り離されにくくなる。
貫通部の長さL1は、基材シートの厚さや材質等を勘案して適宜決定され、例えば、1〜5mmが好ましい。上記下限値以上であれば、PTP2を折り曲げやすく、上記上限値以下であれば、収容部10と延設部30とが切り離されにくい。
接続部の長さL2は、基材シートの厚さや材質等を勘案して適宜決定され、例えば、0.8mm以上が好ましく、1〜5mmがより好ましい。上記下限値以上であれば、収容部10と延設部30とが切り離されにくく、上記上限値以下であれば、PTP2を折り曲げやすい。
第一の切込線12は、第一の端部11に位置する始端13から終端14に向かう直線であり、仮想線Qと略平行で、かつ仮想線Qと離間して形成されている(図1(a))。仮想線Qは、折曲部40と平面視略直交し、かつ折曲部40の長さを略二分するものである。
第一の切込線12の長さ、即ち、始端13から終端14までの距離は、容体3の材質等を勘案して決定でき、例えば、2〜10mmの範囲で適宜決定される。
第二の切込線32は、第二の端部31に位置する始端33から終端34に向かう直線であり、仮想線Qと略平行で、かつ仮想線Qと離間して形成されている。加えて、第二の切込線32は、仮想線Qを基準として第一の切込線12が形成されている側と反対側に形成されている。即ち、第二の切込線32は、仮想線Qと折曲部40との交点Pを対称点として、第一の切込線12と点対称のものとされている。
第二の切込線32の長さは、第一の切込線12の長さと同様である。
本実施形態の表示部50は、凹部20に収容された被包装物60の商品名、用法及び効能に関する情報が表示されたものである。
表示部50としては、容体3の材質等を勘案して形成されればよく、例えば、容体3の露出面に印字されたものが挙げられる。また、例えば、基材シートが透明又は半透明である場合、容体3と蓋体4との間に形成されたものであってもよい。
本実施形態のPTP包装体1の製造方法の一例について説明する。
まず、開口面22が鉛直上方を臨むように、基材シートに凹部20を形成して容体3とし、容体3の凹部20に被包装物60を収容する。凹部20の形成方法としては、従来公知のPTPの製造方法を用いることができる。
凹部20に被包装物60を収容した後、容体3における開口面22が臨む側の面に蓋体4を設け、開口面22を塞ぐ。容体3に蓋体4を設ける方法としては、容体3と蓋体4とを熱溶着する方法、容体3と蓋体4とを接着剤で接着する方法等、従来公知の方法を用いることができる。
次いで、第一の端部11から第二の端部31までの距離を略二分する位置に折曲部40を形成する。加えて、第一の端部11に第一の切込線12を形成し、第二の端部31に第二の切込線32を形成する。
こうして、PTP2に形成された凹部20内に被包装物60が収容されたPTP包装体1が得られる。
次に、本実施形態のPTP包装体1の使用方法の一例について、図1〜3を用いて説明する。
まず、蓋体4を内側とし、第一の端部11と第二の端部31とを重ね合わせるように、PTP包装体1を折曲部40で折り曲げ、収容部10の蓋体4と延設部30の蓋体4とが対向し当接した状態のPTP包装体1aとする(図2)。この段階では、第一の切込線12と第二の切込線32とは互いにずれて位置している。
次いで、第一の切込線12と第二の切込線32とを捻り合わせるようにして、収容部10と延設部30とを係合させる。この際、第一の切込線12の片側に位置する部分(第一の係合片)12aが第二の切込線32に挿入され、第二の切込線32の片側に位置する部分(第二の係合片)32aが第一の切込線12に挿入されて、係合部42が形成される(図3)。
こうして、蓋体4を内側にして二つ折りにされ、係合部42により二つ折りの形態が保持されたPTP包装体1aが得られる。
このPTP包装体1aは、収容部10の蓋体4が延設部30によって覆われているため、携行時や保管時に、蓋体4が破損されにくいものとなっている。加えて、PTP包装体1aは、対向した蓋体4同士の一部又は全部が当接しているため、誤って膨出面24が押されても、被包装物60が凹部20から容易に放出されない。
PTP包装体1aから被包装物を取り出す際には、係合部42の係合を解除し、折曲部40を軸として、第二の端部31を第一の端部11から引き離すように操作して、図1のPTP包装体1の状態とする。
次いで、膨出面24を指で押すと、開口面22を覆っている蓋体4が破れ、被包装物60が凹部20から取り出される。この際、使用者は、膨出面24が形成された面を手前にし、膨出面24を押すため、表示部50を目視で確認できる。加えて、延設部30は、収容部10から切り離されたり、破損されていないため、使用者は、被包装物60を取り出した後にも、表示部50に表示された情報を確認できる。
上述の通り、本実施形態のPTPは、係合構造を備えるため、蓋体を内側にし、折曲部で折り曲げて、収容部と延設部とを対向させた状態を保持できる。このため、携行時又は保管時に、開口面を覆う蓋体が破損するのを防止できる。加えて、携行時に誤って膨出面が押されても、被包装物が凹部から放出されにくい。
本実施形態のPTPは、切込線同士を係合するという容易な操作で、二つ折りの状態を保持できる。加えて、係合構造が端部に形成された切込線で構成されているため、PTPを容易に製造できる。
本実施形態のPTPは、延設部に表示部が形成されているため、使用時に、使用者が被包装物に関する情報を容易に確認できるものである。加えて、本実施形態のPTPは、延設部に表示部が形成されているため、被包装物を取り出す際に表示部が破損され、被包装物の情報を確認できなくなることがない。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
上述の実施形態では、第一及び第二の切込線が、仮想線Qと略平行とされているが、本発明はこれに限定されず、端部を始端とし、互いに係合できるものであれば、第一及び第二の切込線がいかなる形状のものであってもよい。
例えば、図4のPTP102のように、第一の切込線112が仮想線Qと交差する直線であり、第二の切込線132が仮想線Qと交差する直線であってもよい。なお、第一の切込線112と第二の切込線132とは、交点Pを対称点として点対称のものとされている。
また、例えば、図5のPTP202のように、第一の切込線212が仮想線Qと交差するジグザグ状のものであり、第二の切込線232が仮想線Qと交差するジグザグ状のものであってもよい。なお、第一の切込線212と第二の切込線232とは、交点Pを対称点として点対称のものとされている。
あるいは、切込線が、略円弧状のものであってもよい。
ただし、切込線としては、収容部と延設部とをより容易に係合し、かつPTP包装体が二つ折りにされた状態を容易に維持する観点から、仮想線Qと交差する直線又はジグザグ線が好ましい。
加えて、第一の切込線と第二の切込線とは、略同等の形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。
上述の実施形態では、第一の切込線と第二の切込線とが、折曲部を挟んで対向する端部に形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、第一の切込線と第二の切込線とは、折曲部で折り曲げられた際に、収容部と延設部とを係合できるものであればよく、例えば、折曲部の両端側の端部(図1(a)の側端6又は側端8)に形成されていてもよい。ただし、切込線同士を係合させやすくさせる点で、第一の切込線と第二の切込線とは、折曲部40を挟んで対向する端部に形成されていることが好ましい。
上述の実施形態では、収容部と延設部とには、それぞれ1ずつ切込線が形成されているが、本発明はこれに限定されず、収容部と延設部とに、それぞれ2以上の切込線が形成されていてもよいし、収容部に形成された切込線の数と延設部に形成された切込線の数とが異なるものであってもよい。
上述の実施形態では、PTPは平面視略矩形とされているが、本発明はこれに限定されず、例えば、平面視真円形、平面視楕円形等の平面視略円形であってもよいし、矩形以外の平面視略多角形であってもよい。
上述の実施形態では、凹部が有底略円筒状とされているが、凹部の形状は、被包装物の形状に応じて選択できる。例えば、凹部の形状が、有底略多角筒状とされていてもよい。
上述の実施形態では、1個のPTPに2個の凹部が形成されているが、本発明はこれに限定されず、1個のPTPに形成される凹部が1個でもよいし、3個以上であってもよい。
また、上述の実施形態では、2個の凹部が、折曲部に沿って並べられているが、本発明はこれに限定されず、1以上の凹部が折曲部に沿って並べられて列とされ、この列が第一の端部から折曲部に向かう方向に2列以上形成されていてもよい。
上述の実施形態では、1回に使用される数量の被包装物が1包装単位としてPTPで包装されている。しかしながら、本発明は、これに限定されず、例えば、1回に使用される数量毎に切り離し可能とされていてもよいし、2回以上の使用分が1包装単位としてPTPで包装されていてもよい。
上述の実施形態では、容体の延設部に表示部が形成されているが、本発明はこれに限定されず、延設部に表示部が形成されていなくてもよい。
あるいは、表示部は、蓋体の延設部に形成されていてもよい。
ただし、使用者に対し、被包装物に関する情報を容易に確認させたり、使用上の注意を喚起したりする観点から、表示部は、容体の延設部に形成されていることが好ましい。
本実施形態の表示部は、被包装物の商品名、用法及び効能に関する情報が表示されたものであるが、本発明はこれに限定されず、表示部は、例えば、使用期限、消費期限、賞味期限等を表示したものであってもよいし、注意表示を表示したものであってもよい。
上述の実施形態では、蓋体が、容体における開口面が臨む側の面全体を覆うように設けられているが、蓋体は、開口面を覆うものであればよく、容体における開口面が形成された面の一部を覆うように設けられていてもよい。
1、1a プレススルーパック包装体
2、102、202 プレススルーパック
3 容体
4 蓋体
6、8 側端
10 収容部
11 第一の端部
12、112、212 第一の切込線
20 凹部
22 開口面
24 膨出面
30 延設部
31 第二の端部
32、132、232 第二の切込線
40 折曲部
42 係合部
50 表示部

Claims (3)

  1. 基材シートの一方の面に開口し被包装物を収容する凹部が形成された容体と前記凹部の開口面を塞ぐ蓋体とを備え、前記凹部が形成された領域である収容部と該収容部に延設された延設部とが形成され、前記収容部と前記延設部との境界に前記蓋体を内側にして折り曲げる折曲部が形成され、前記折曲部で折り曲げられた際に、前記収容部と前記延設部とを係合する係合構造を備えるプレススルーパックにおいて、
    前記係合構造は、前記収容部及び前記延設部のそれぞれの端部に形成された切込線であることを特徴とするプレススルーパック。
  2. 前記容体の前記延設部には、表示部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプレススルーパック。
  3. 請求項1又は2に記載のプレススルーパックに、薬剤が収容されたことを特徴とするプレススルーパック包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016120053A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社Uacj Ptp包装体

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