JP5186247B2 - カード型包装体 - Google Patents

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本発明は、例えば医薬品を収容したPTP(Press Through Package)シートが挟まれるカード型包装体に関し、特に、PTPシートを容易に取出せるカード型包装体に関する。
特許文献1は、一対の厚紙の間にPTPシートが封止されたカード型包装体を開示する。
特許文献1に開示された発明によると、PTPシートに収容された個々の薬剤等の収容物を、容易かつ確実に取出すことができる。
特許文献2は、表面へ複数の凸部を形成した成型シート裏面にシールシートを貼り合わせて各凸部内の収容部を個別密封したPTPシートと、このPTPシートを覆うカバーケースとからなり、カバーケースの表面側で凸部と対応する位置に開口部を形成するとともに、このカバーケースの裏面側で収容部のうち1回に取出される収容部全体と対向する部位ごとに開封部を形成したカード型包装体を開示する。
特許文献2に開示された発明によると、取出し操作や注意事項などの表示領域を十分に確保できるうえ、1回に取出される収容部のみを開封して所定数量の被包装物を正確に取出すことができる。
特開平10−50415号公報 特開2001−46467号公報
しかし、特許文献1および2に開示された発明では、ユーザーがPTPシートを取出して扱いたいとき不便であるという問題点がある。
この点につき具体的に説明する。PTPシートが厚紙に包装されるという構造により、カード型包装体はかさ張る。このため、カード型包装体からPTPシートをユーザが取出し、そのPTPシートを持ち運ぶことがある。その他の理由によりPTPシートが取出されることもある。しかしながら、PTPシートを取出すためにはそれを挟む厚紙を破壊しなければならない。PTPシートを取出すことができるよう厚紙を破壊することが容易ではない。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、PTPシートを容易に取出せるカード型包装体を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のある局面に従うと、カード型包装体は、成形体が収容されたPTPシートが、第1のシートと第2のシートとの間に挟まれてなるものである。第1のシートと第2のシートとは、PTPシートが位置する部分の外側において互いに接着されている。第1のシートと第2のシートとのうち少なくとも一方である開放シートは、機械的強度が周囲に比べ低い線状部分を有する。線状部分が切離されることで、第1のシートと第2のシートとの間からPTPシートを取出すことが可能な開口部が形成される。これにより、第1のシートと第2のシートとがPTPシートが位置する部分の外側において互いに接着されていても、線状部分を容易に切離できる。線状部分が切離されると開口部が形成されるので、PTPシートの取出しは容易になる。その結果、PTPシートを取出すときにおける利便性を向上できる。
また、上述の線状部分は、対向区間と、接続区間とを有していることが望ましい。対向区間は、互いに対向する二つの区間である。接続区間は、対向区間同士を互いに接続する区間である。これにより、対向区間と接続区間とに囲まれた領域に開口部が形成される。その開口部は、線状部分の長さの割に大きなものとなる。
もしくは、上述のPTPシートは、成形体を収容する凸状部を備えていることが望ましい。合わせて、第1のシートは、凸状部を嵌入させる嵌入孔を有することが望ましい。合わせて、接続区間の両端は、各対向区間の他端と接続されていることが望ましい。合わせて、各対向区間の端のうち接続区間に接続されていない方は、接続区間の位置から見て、凸状部の中心より遠い位置にあることが望ましい。これにより、開放シートが切離されると、対向区間のうち、凸状部の中心よりも接続区間に近い部分は切離されることになる。この部分が切離されると、嵌入孔から凸状部を取り外すことは容易になる。
もしくは、上述の開放シートは、線状部分に接続されている開封孔をさらに有することが望ましい。合わせて、対向区間のうち一方の区間の一端と接続区間の一端とは、開封孔を介して交わることが望ましい。合わせて、対向区間のうち他方の区間の一端と接続区間の他端とは、直接交わっていることが望ましい。これにより、開封孔から線状部分を切離することが可能になる。
また、上述のPTPシートは、互いに平行な二辺を有することが望ましい。合わせて、線状部分の両端は、PTPシートに対して、平行な二辺の外側にあることが望ましい。これにより、線状部分は、PTPシートの対向する二辺に交差するように設けられるか、PTPシートの対向する二辺とそれらに挟まれた一辺との周囲に設けられることとなる。このような線状部分が設けられると、線状部分が切離された際に開放シートの一部が分離することを防止できる。
また、上述の線状部分の両端は、PTPシートを挟んで相対していることが望ましい。
また、上述の線状部分が、第1のシートと第2のシートとが互いに接着されている部分とPTPシートが位置する部分との間に設けられていることが望ましい。これにより、PTPシートの周囲部分のうち接着されていない部分が切離されることになる。その結果、線状部分が切離された後のPTPシートの取出しは容易になる。
また、上述の第1のシートと第2のシートとのうち少なくとも一方には、成形体の使用方法を示す情報が点字で記載されていることが望ましい。該点字は上述の第1のシートと第2のシートとのうち少なくとも一方に直接記載されていてもよいが、別途製造したあるいは市販の点字シールを貼付することにより形成されていてもよい。
もしくは、上述の成形体の使用方法を示す情報は開放シートに記載されていることが望ましい。
もしくは、上述の線状部分は、対向区間と、接続区間とを有することが望ましい。対向区間は、互いに対向する二つの区間である。接続区間は、対向区間の間を接続する区間である。上述の成形体の使用方法を示す情報が記載されているのは、対向区間と接続区間とにより囲まれた部分の内側であることが望ましい。これにより、線状部分が切離されたことに伴って情報が記載された部分が分離することは防止される。それが防止されるので、線状部分が切離された後も情報を読み取ることが容易になる。
また、上述の開放シートには成形体の使用方法を示す情報が文字で記載されていることが望ましい。合わせて、文字は、線状部分を避けるように、線状部分の隣に記載されていることが望ましい。これにより、線状部分が切離された後、文字が分断されて読みにくくなることが防止される。
また、上述の線状部分は、切れ目の集合体を有することが望ましい。
もしくは、上述の切れ目の集合体は、点線状のミシン目とジッパー加工により形成された切れ目とのうち少なくとも一方有することが望ましい。
また、上述の成形体は医薬品であることが望ましい。
本発明に係るカード型包装体は、PTPシートを容易に取出せる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係るカード型包装体(30)の表面を示す図である。図2は、カード型包装体(30)の裏面を示す図である。図3は、厚紙(40)の裏面を示す図である。
本実施形態に係るカード型包装体(30)は、PTPシート(42)が、その表を覆う第1のシートと裏を覆う第2のシートとの間に挟まれてなるものである。本実施形態においては、図3に示す厚紙(40)の中心から左半分を第1のシートとし、右半分を第2のシートとする。
本実施形態において、第1のシートと第2のシートとは二つ折りにされた1枚の厚紙(40)によって構成されている。厚紙(40)の表面がカード型包装体(30)の表面に表れ、厚紙(40)の裏面がPTPシート(42)に接触するように、厚紙(40)は二つ折りされる。
もちろん、第1のシートと第2のシートとは分離されたシートであってもよい。また、第1のシートと第2のシートとは、厚紙に代わってその他の材質からなるシートであってもよい。
厚紙(40)のうち、第1のシートにあたる部分には、嵌入孔(50)と係合孔(58)とが設けられている。嵌入孔(50)には、PTPシート(42)の凸状部(70)を嵌入させる。係合孔(58)には、PTPシート(42)の回り止め(72)を嵌入させることが好ましい。これにより、第1のシートと第2のシートとの間でPTPシート(42)が回転することは防止される。
厚紙(40)のうち、第2のシートにあたる部分には、通過孔(52)と線状部分(54)と開封孔(56)と点字(60)とが設けられている。なお、第1のシートと第2のシートのうち線状部分(54)が設けられている方を「開放シート」と称する。本実施形態においては、第2のシートが開放シートである。
通過孔(52)は、厚紙(40)の中心で厚紙(40)を二つに折ったとき、嵌入孔(50)に対向する位置に設けられている。凸状部(70)に収容された固形医薬品(錠剤、カプセル剤、丸剤、散剤、顆粒剤、トローチ剤、坐剤等)などの成形体(もちろん、固形医薬品に限らず、うがい薬、医薬部外品、健康食品、菓子などであってもよい。本実施形態においては、固形医薬品(80)が収容されている。)が押し出されるとき、その成形体は通過孔(52)を通過する。
線状部分(54)は、第1のシートと第2のシートとの間からPTPシート(42)を取出す際に切離される部分である。線状部分(54)が切離されると、開放シートに開口部が形成され、PTPシート(42)を取出すことが可能になる。本実施形態においては、線状部分(54)は、点線状のミシン目によって構成されている。また、本実施形態に係る線状部分(54)は、互いに対向する二つの区間(対向区間)とそれらを接続する区間(接続区間)とによって構成されている。開封孔(56)は、線状部分(54)のうち、一方の対向区間の一端と接続区間の一端とに接続されている。他方の対向区間の一端と接続区間の他端とは直接接続されている。また、本実施形態における開封孔(56)は、円の一部を切り欠いた形をしている。ユーザーが開封孔(56)に指を入れることで線状部分(54)は容易に切離される。なお、対向区間の両端のうち、接続区間や開封孔(56)に接続されていない方の端は、接続区間の位置から見て、凸状部(70)の中心よりも遠く、かつ、第1のシートと第2のシートが接着された部分よりも手前にある。
点字(60)は、線状部分(54)によって囲まれた区域に設けられている。これにより、線状部分(54)が切離された後も、点字(60)が設けられた区域は分離しない。
ちなみに、図示されていないが、本実施形態においては、固形医薬品(80)に関する服用上の注意が第1のシートに文字で記載されている。
本実施形態において、厚紙(40)のうち第1のシートにあたる部分の外周と第2のシートにあたる部分の外周とには、糊が塗られている。図3のハッチングは、糊が塗られている領域を示すものである。本実施形態においては、この糊が加熱されることで第1のシートと第2のシートとが接着される。なお、それらの外周のすべてに糊が塗られている必要性は無い。一部に糊が塗られていなくてもよい。
上述したように、本実施形態に係るPTPシート(42)には、凸状部(70)と回り止め(72)とが設けられている。なお、本実施形態においては、PTPシート(42)はプラスチック製、アルミ製または紙製であり、好ましくはプラスチック製である。
凸状部(70)は、固形医薬品を収容する。本実施形態においては、この固形医薬品は医薬品であることとする。回り止め(72)は、凸状部(70)に固形医薬品を収容する際、PTPシート(42)を送出するために用いるほか、第1のシートと第2のシートとの間にPTPシート(42)が挟まれたとき、PTPシート(42)が回転することを防ぐ。
また、本実施形態に係るPTPシート(42)の形状は、互いに平行な2辺を2組有する、矩形に近い形状である。上述した線状部分(54)は、第1のシートと第2のシートとの間にPTPシート(42)が挟まれたとき、この平行な2辺の外側であって上述した接着部分の内側にあたる場所(つまり平行な2辺と接着部分との間)に設けられている。
図4は、本実施形態に係るカード型包装体(30)の断面図である。上述したように、本実施形態に係るカード型包装体(30)は、PTPシート(42)が二つ折りにされた厚紙(40)に挟まれてなるものである。PTPシート(42)には固形医薬品(80)が収容されている。図4は、この状況を示している。
図5は、本実施形態に係るカード型包装体(30)からPTPシート(42)を取出す方法を示す図である。カード型包装体(30)からPTPシート(42)を取出すためには、まず開封孔(56)に指を入れ、線状部分(54)を切離す。そのまま、線状部分(54)がすべて切離されるまで力を加える。線状部分(54)がすべて切離されると、そこを縁とする開口部が開放シートに形成されることとなる。開口部が形成されると、第1のシートと第2のシートとの間からPTPシート(42)を取出す。対向区間の一端は接続区間から見て凸状部(70)の向こう側にあるので、このとき開放シートが取出しの邪魔になることは無い。
以上のようにして、本実施形態に係るカード型包装体(30)において、PTPシート(42)を取出す際その作業に手間取る可能性は、従来の包装体よりも少なくなっている。線状部分(54)が設けられていることにより、開口部を容易に形成できるためである。
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよいのはもちろんである。
例えば、線状部分(54)は、必ずしもミシン目でなくとも良い。例えば、ジッパー加工が施された切れ目の集合体であってもよい。その他の種類の切れ目の集合体であっても良い。図6は、線状部分(54)がジッパー加工されている場合の厚紙(40)を裏面から示す図である。第二シートにジッパー加工された切れ目が設けられている。線状部分(54)は、必ずしも切れ目の集合体でなくても良い。凹んだ溝によって構成されていても良いし、レーザー加工などの加熱処理を受けて変質した部分によって構成されていても良い。図7は、線状部分(54)が凹んだ溝によって構成されている場合の厚紙(40)の断面図である。
また、線状部分(54)のうち対向区間の端は開放シートの端に達していてもよい。図8は、対向区間の端が開放シートの端に出している場合の厚紙(40)を裏面から示す図である。
また、線状部分(54)は、必ずしも対向区間と接続区間とによって構成されていなくてもよい。例えば、2本の線によって構成されていてもよい。図9および図10は、線状部分(54)が2本の線によって構成されている場合の厚紙(40)の外観を裏面から示す図である。
また、上述の実施形態においては、開放シートが第2のシートに設けられていたが、開放シートは、第1のシートおよび第2のシートの一方のみに限られない。第1のシートおよび第2のシートの双方が開放シートであってもよい。第1のシートのみが開放シートであってもよい。図11は、第1のシートおよび第2のシートの双方が開放シートである場合の厚紙(40)を裏面から示す図である。図11に示すように線状部分(54)が設けられている場合、封筒の封を切るようにしてPTPシート(42)を取出すことができる。図12は、図11に示すように線状部分(54)が設けられている場合における、線状部分(54)の切離方法を示す図である。ただし、嵌入孔(50)や係合孔(58)などは省略されている。
また、線状部分(54)は、開放シートの一部を取り除くことができるように設けられてもよい。図13および図14は、そのような場合の厚紙(40)を裏側から示す図である。図15は、図14に示すように開放シートの真ん中が取り除かれる場合におけるPTPシート(42)の取出し方法を示す図である。この場合、取り除かれた部分が頂点にくるようにカード型包装体(30)を三つ折りにした後、そこからPTPシート(42)を取出す。
また、開封孔(56)に代えてミミ(90)が線状部分(54)の一部として設けられてもよい。図16は、ミミ(90)を示す図である。
また、開封孔(56)の形状は上述した形状に限られない。図17は、開封孔(56)の他の例を示す図である。図17に示す例の場合、線状部分(54)が互いに平行な2辺によって構成されており、それらの2辺はジッパー加工された切れ目によって構成されている。そして、それらの2辺の両端は、開封孔(56)に接続されており、開封孔(56)は長孔となっている。
また、通過孔(52)に代え、嵌入孔(50)に対向する位置に、ミシン目で形成された楕円などを設けても良い。
本発明の実施形態に係るカード型包装体の表面を示す図である。 本発明の実施形態に係るカード型包装体の裏面を示す図である。 本発明の実施形態に係る厚紙の裏面を示す図である。 本発明の実施形態に係るカード型包装体の断面図である。 本発明の実施形態に係るカード型包装体からPTPシートを取出す方法を示す図である。 本発明の実施形態の第1の変形例に係る厚紙を示す図である。 本発明の実施形態の第2の変形例に係る厚紙の断面図である。 本発明の実施形態の第3の変形例に係る厚紙を示す図である。 本発明の実施形態の第4の変形例に係る厚紙を示す図である。 本発明の実施形態の第5の変形例に係る厚紙を示す図である。 本発明の実施形態の第6の変形例に係る厚紙を示す図である。 本発明の実施形態の第6の変形例に係る線状部分の切離方法を示す図である。 本発明の実施形態の第7の変形例に係る厚紙を示す図である。 本発明の実施形態の第8の変形例に係る厚紙を示す図である。 本発明の実施形態の第8の変形例に係るPTPシートの取出し方法を示す図である。 本発明の実施形態の第9の変形例に係るミミを示す図である。 本発明の実施形態の第10の変形例に係る開封孔を示す図である。
符号の説明
30 カード型包装体
40 厚紙
42 PTPシート
50 嵌入孔
52 通過孔
54 線状部分
56 開封孔
58 係合孔
60 点字
70 凸状部
72 回り止め
80 固形医薬品
90 ミミ

Claims (13)

  1. 成形体が収容されたPTPシートが、第1のシートと第2のシートとの間に挟まれてなり、
    前記第1のシートと第2のシートとが、前記PTPシートが位置する部分の外側において互いに接着されている、カード型包装体であって、
    前記第1のシートと第2のシートとのうち少なくとも一方である開放シートは、機械的強度が周囲に比べ低い線状部分を有し、
    前記線状部分が切離されることで、前記第1のシートと前記第2のシートとの間から前記PTPシートを取出すことが可能な開口部が形成され
    前記線状部分が、前記第1のシートと第2のシートとが互いに接着されている部分と前記PTPシートが位置する部分との間に設けられている、カード型包装体。
  2. 前記線状部分は、
    互いに対向する二つの対向区間と、
    前記対向区間同士を互いに接続する接続区間とを有している、請求項1に記載のカード型包装体。
  3. 前記PTPシートは、前記成形体を収容する凸状部を備え、
    前記第1のシートは、前記凸状部を嵌入させる嵌入孔を有し、
    前記接続区間の両端は、前記各対向区間の端と接続されており、
    前記各対向区間の端のうち前記接続区間に接続されていない方は、前記接続区間の位置から見て、前記凸状部の中心よりも遠い位置にある、請求項2に記載のカード型包装体。
  4. 前記開放シートは、前記線状部分に接続されている開封孔をさらに有し、
    前記対向区間のうち一方の区間の一端と前記接続区間の一端とは、前記開封孔を介して交わり、
    前記対向区間のうち他方の区間の一端と前記接続区間の他端とは、直接交わっている、請求項2に記載のカード型包装体。
  5. 前記PTPシートは、互いに平行な二辺を有し、
    前記線状部分の両端は、前記PTPシートに対して、前記平行な二辺の外側にある、請求項1に記載のカード型包装体。
  6. 前記線状部分の両端は、前記PTPシートを挟んで相対している、請求項1に記載のカード型包装体。
  7. 前記第1のシートと第2のシートとのうち少なくとも一方には、前記成形体の使用方法を示す情報が点字で記載されている、請求項1に記載のカード型包装体。
  8. 前記成形体の使用方法を示す情報は、前記開放シートに記載されている、請求項に記載のカード型包装体。
  9. 前記線状部分は、
    互いに対向する二つの対向区間と、
    前記対向区間の間を接続する接続区間とを有し、
    前記成形体の使用方法を示す情報が記載されているのは、前記対向区間と接続区間とにより囲まれた部分の内側である、請求項に記載のカード型包装体。
  10. 前記開放シートには成形体の使用方法を示す情報が文字で記載されており、
    前記文字は、前記線状部分を避けるように、前記線状部分の隣に記載されている、請求項1に記載のカード型包装体。
  11. 前記線状部分は、切れ目の集合体を有する、請求項1に記載のカード型包装体。
  12. 前記切れ目の集合体は、点線状のミシン目とジッパー加工により形成された切れ目とのうち少なくとも一方を有する、請求項11に記載のカード型包装体。
  13. 前記成形体は医薬品である、請求項1から12のいずれかに記載のカード型包装体。
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