JP2022168361A - 緩衝機能付き包装用箱 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022168361000001
【課題】コストの増大を抑えつつ、箱内の医薬品を効果的に保護する。
【解決手段】箱B1はこの箱B1内に医薬品パックを押え保持可能な緩衝機能部2を備える。この緩衝機能部2は、背面板11に、この背面板において接続側の一側縁に対してこの背面板の板面内に入った位置から折り線211を介して、接続側の一側縁を超えて延び、右側面板14に係合可能な押え板21を備え、接着片15は背面板11の表面に押え板21とは非接着にして接着され、箱B1の組み立てにより、右側面板14で押え板21を箱B1内へ押下傾倒し、この押え板21で医薬品パックを押え保持するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、医薬品その他各種の物品を包装するのに使用する緩衝機能付き包装用箱に関する。
一般に、医療機関や調剤薬局で取り扱われる錠剤やカプセル錠などの医療用の医薬品は、複数個ずつが1枚のPTPシートに収納され、このPTPシートが複数枚単位でさらにピロー包装されて、又は結束バンドでひとまとまりにして、包装用箱(個装箱)に包装される。
この種の包装用箱は、例えば特許文献1などに開示されているように、正面部、背面部、左側面部、右側面部をなす相互に平行に連接して形成される4側面板及びその一方の側縁に併せて形成される接着片と、一対のフラップ及び蓋からなり、天面部をなす天蓋及び底面部をなす底蓋とを備え、4側面板の一方の側縁の接着片と他方の側縁とを接着されて構成される。このようにして医薬品を包装する工程において、4側面板が四角柱状に折り曲げられて、その中に医薬品が収納され、底蓋の各部が折り曲げられて接着され、箱の天面開口が天蓋により封止されて、全体として略直方体形状に組み立てられる。かくして医薬品が包装される。
また、従前、この種の医療用の医薬品には、医薬品の名称、服用方法(用法,用量など)、効能、取扱い上の注意など医薬品に関する各種の情報が記載された添付文書が添付され、包装用箱の中に同梱されてきた。この添付文書は例えばA3サイズなどの比較的大きな紙が使用されており、箱の中に入れるために、細長く折り畳まれる。このように折り畳まれた添付文書は比較的厚みのあるものとなる。そして、この添付文書は、細長く折り畳まれた状態で、かつ医薬品を挟み込むような状態で、箱の中に収納される。このようにすることで、この添付文書が箱の中で医薬品を押え保持し、箱外部の衝撃から保護するものとなっていた。ところが、2019年11月の改正薬機法により、この添付文書は電子的な方法による提供が原則とされ、これが2021年8月より施行される。すなわち、添付文書の医薬品への添付は廃止となる。添付文書が包装用の箱の中に同梱されないことで、当然のことながら、従前使用されてきた箱のままでは箱の内部に添付文書の収納分だけ隙間が生じ、医薬品の保護性能が低下する。このため、従前の箱は設計変更の必要がある。
実開平6-53425号公報
前述した従前の包装用箱(個装箱)は、医薬品(複数の錠剤やカプセル錠を密封されたPTPシートが複数枚単位でアルミ包材パックに封入された包装状態の医薬品)全体の大きさ(寸法)に合わせて、箱の大きさ(寸法)を小さくすれば、箱内部の隙間はなくなるものの、この箱の大きさを変更すると、カートナー(パッケージの製函と同時に物品の箱詰めをする機械)の設定調整作業が必要になるばかりでなく、個装箱を複数個単位で入れるまとめ箱、及びまとめ箱を複数個単位で入れる段ボール箱などの大きさも変更する必要があり、医薬品を包装する工程で変更点が広範囲に及び、負担が大きいという問題がある。
また、この種の箱においては、従来から、箱内部に医薬品を保護するための緩衝機能を備えたものが多数提案されているが、多くの場合、箱内部に緩衝機能部を一体的に備えるために、多くの箱材(板紙などの紙材)を使ったり箱材(板紙などの紙材)に複雑な形状を施したりすることから、緩衝機能部を備えていない箱に比べて、コストが増大するという問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種の包装用箱において、箱内に従前の添付文書を差し込むための隙間に相当する空間を残しても、箱内に医薬品を固定できるようにして、箱の大きさを変える必要がなく、箱の大きさを変えることに起因する他への影響をなくすこと、緩衝機能部を極めて簡単な構造にして、緩衝機能部を箱内に箱材を多く使用することも箱材に複雑な形状を施すこともなく設けること、このようにすることで、コストの増大を抑えつつ、箱内の医薬品を効果的に保護すること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
正面部、背面部、左側面部、右側面部をなす相互に平行に連接して形成される4側面板、及び前記4側面板のうち一端の一側面板の接続側一方の側縁に形成され、前記4側面板のうち他端の一側面板に接続される接着片と、前記4側面板のうち相互に対向する2側面板の端縁にそれぞれ連接して形成される一対のフラップ及び前記2側面板とは別の他の1側面板又は2側面板の端縁に形成される蓋からなり、天面開口を塞ぐ天蓋、及び底面開口を塞ぐ底蓋と、を備え、前記接着片と前記他端の一側面板が接着されて、前記底蓋により前記底面開口を塞ぐとともに前記天蓋により前記天面開口を塞ぐことにより、全体を略直方体形状の箱に組み立てながら、医薬品その他各種の物品を包装する包装用箱において、
前記箱内に物品を押え保持可能な緩衝機能部を備え、
前記緩衝機能部は、
前記他端の一側面板に、当該他端の一側面板において接続側の一側縁に対して当該他端の一側面板の板面内に入った位置から折り線を介して、前記接続側の一側縁を超えて延び、前記一端の一側面板に係合可能な押え板を備え、
前記接着片は前記他端の一側面板の表面に前記押え板とは非接着にして接着され、
前記箱の組み立てにより、前記一端の一側面板で前記押え板を前記箱内へ押下傾倒し、当該押え板で物品を押え保持する、
ことを要旨とする。
この包装用箱は、次のような構成を併せて備えることが好ましい。
(1)他端の一側面板の折り線は当該他端の一側面板の接続側の一側縁と平行に直線的に形成され、押え板は前記折り線から長方形を含む任意の形状に形成される。
(2)4側面板の一端の一側面板と接着片との間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備える。
この場合、押え板の一部に切り取り部を形成するための切り取り線を備え、前記切り取り部に接着片が接着されることが望ましい。
(3)上記(2)に代えて、4側面板の一側面板に又は相互に隣接する複数の側面板間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備える。
(4)上記(2)、(3)に代えて、天蓋及び/又は底蓋に又は前記天蓋及び/又は前記底蓋と前記天蓋及び/又は前記底蓋に隣接する側面板との間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備える。
本発明の緩衝機能付き包装用箱によれば、上記の構成により、次のような本発明独自の格別な効果を奏する。すなわち、この包装用箱では、箱内に物品を押え保持可能な緩衝機能部を備えるので、箱内に従前の添付文書を差し込むための隙間に相当する空間を残しても、箱内に医薬品を固定することができる。これにより、箱の大きさを変える必要がなく、箱の大きさを変えることに起因する他への影響をなくすことができる。また、この緩衝機能部は、他端の一側面板に、この他端の一側面板において接続側の一側縁に対してこの他端の一側面板の板面内に入った位置から折り線を介して、接続側の一側縁を超えて延び、一端の一側面板に係合可能な押え板を備え、接着片は他端の一側面板の表面に押え板とは非接着にして接着され、箱の組み立てにより、一端の一側面板で押え板を箱内へ押下傾倒し、この押え板で物品を押え保持するようにしたので、緩衝機能部は極めて簡単な構造で、緩衝機能部を箱内に箱材を多く使用することも箱材に複雑な形状を施すこともなく設けることができる。したがって、この包装用箱によれば、コストの増大を抑えつつ、箱内の医薬品を効果的に保護することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る緩衝機能付き包装用箱の構成を示す図((a)は箱の全体構成を箱の接着片から一側面板を開封して示す斜視図(b)は箱の内部の構成を底面開口側から示す斜視図) 同包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図) 同包装用箱による医薬品の包装状態を箱の接着片から一側面板を開封して示す図(斜視図) 本発明の第2の実施の形態に係る緩衝機能付き包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図)
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1、図2に第1の実施の形態を示している。図1は緩衝機能付き包装用箱B1の構成を示し、図2は同包装用箱B1の組み立て前のブランクシートP1の構成を示している。なお、この箱B1は医薬品パック(複数個の錠剤又はカプセル錠で1枚のPTPシートに収納され、このPTPシートが複数枚単位でさらにピロー包装されたもの、又は結束バンドでひとまとまりにしたものをいう。以下、同じ。)の包装用として例示している。
図1、図2に示すように、緩衝機能付き包装用箱B1(以下、包装用箱B1又は箱B1という場合がある。)は、所謂板紙により形成され、箱B1の正面部、背面部、左側面部、右側面部をなす相互に平行に連接して形成される4側面板(背面板11、左側面板12、正面板13、右側面板14)及びこれら4側面板の一端の一側面板の接続側一方の側縁に併せて形成される接着片15と、これら4側面板のうち相互に対向する2側面板の端縁にそれぞれ連接して形成される一対のフラップ及び当該2側面板とは別の他の2側面板の端縁に形成される外蓋、内蓋からなり、天面開口を塞ぐ天蓋16、及び底面開口を塞ぐ底蓋17とを備えて構成される。
このB1の場合、4側面板は、図2に示すように、左から順に、背面板11、左側面板12、正面板13、右側面板14からなり、これら4側面板の右端の右側面板14に連続して接着片15を有する。背面板11、正面板13はそれぞれ、同じ大きさの縦長の長方形で、左右の側面板12、14はそれぞれ、背面板11、正面板13よりも幅が狭い同じ大きさの縦長の長方形になっている。接着片15は幅が左右の各側面板12、14の幅の3分の1程で、右側面板14の右側縁から縦長の長方形にして延ばされる。なお、この接着片15が、図1に示すように、背面板11の表面において右側面板14側の縁部に糊を介して接続される。
この箱B1の場合、天蓋16は、4側面板11-14の各端縁、この場合、背面板11の上端縁から折り線L5を介して連接され、天面開口10Uの全部を被覆可能な略台形状の外蓋161、正面板13の上端縁から折り線L7を介して連接され、天面開口10Uの一部(天面開口10U全体の5分の4若しくは4分の3程度)を被覆可能な略台形状の内蓋162、左側面板12の上端縁から折り線L6を介して連接され、天面開口10Uを部分的(天面開口10U全体の5分の2程度)を被覆可能な略台形状のフラップ163、右側面板14の上端縁から折り線L8を介して連接され、天面開口10Uを部分的(天面開口10U全体の5分の2程度)を被覆可能な略台形状のフラップ164からなり、天面開口10Uが左右の各フラップ163、164を介して内蓋162及び外蓋161により順次閉じられ、内蓋162に対して外蓋161が糊付けされることで封止される。なお、この場合、背面板11の上端縁の折り線L5は箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。正面板13の上端縁の折り線L7は左側面板12側の略半部がミシン目線131、右側面板14側の略半部がジッパー線132からなる。左側面板12の上端縁の折り線L6は箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。右側面板14の上端縁の折り線L8は正面板13側の4分の3程がジッパー線141、接着片15側の4分の1程が箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。
この箱B1の場合、底蓋17は、4側面板11-14の各端縁、この場合、背面板11の下端縁から折り線L9を介して連接され、底面開口10Dの全部を被覆可能な略台形状の外蓋171、正面板13の下端縁から折り線L11を介して連接され、底面開口10Dの一部(底面開口10D全体の5分の4若しくは4分の3程度)を被覆可能な略台形状の内蓋172、左側面板12の下端縁から折り線L10を介して連接され、底面開口10Dを部分的(底面開口10D全体の5分の2程度)を被覆可能な略台形状のフラップ173、右側面板14の下端縁から折り線L12を介して連接され、底面開口10Dを部分的(底面開口10D全体の5分の2程度)を被覆可能な略台形状のフラップ174からなり、底面開口10Dが各フラップ173、174を介して内蓋172及び外蓋171により順次閉じられ、内蓋172に対して外蓋171が糊付けされることで封止される。なお、この場合、背面板11の下端縁の折り線L9は箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。正面板13の下端縁の折り線L11は左側面板12側の略半部がミシン目線131、右側面板14側の略半部がジッパー線132からなる。左側面板12の下端縁の折り線L10は箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。右側面板14の下端縁の折り線L12は正面板13側の4分の3程がジッパー線141、接着片15側の4分の1程が箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。
このようにして4側面板の一端の接着片15と4側面板の他端の一側面板、この場合、背面板11が接着されて4側面板が接続され、底蓋17により底面開口10Dを塞ぐとともに天蓋16により天面開口10Uを塞ぐことにより、全体を略直方体形状の箱B1に組み立てながら、医薬品を包装するようになっている。
また、この箱B1では、4側面板の一端の一側面板と接着片との間に跨って、この場合、右側面板14と接着片15との間に跨って、開封口10Sを形成するための切り取り線101を備え、開封蓋110が形成される。
この場合、接着片15には接続側一方の側縁部(図2において、右側縁部)の長さ方向(上下方向)中央に指先でつまみ可能な間隔で切り取り線101の一部をなす2本の短い切り込み151が右側面板14に向けて平行に切られて、各切り込み151間につまみ部111が形成される。この接着片15にはさらに、2本の切り込み151に連続的に右側面板14方向で右側面板14の上下の端縁に向けて斜めに切り取り線101の一部をなす2本のジッパー線152が切られて、各ジッパー線152間に接着片15から右側面板14に向けて末広がりの開封蓋110の一部が形成される。そして、この接着片15の2本のジッパー線152に連続的に右側面板14に右側面板14の上下の端縁に向けて斜めに切り取り線101の一部をなす2本のジッパー線142が切られ、右側面板14の上下の端縁に折り線L8としても形成された既述のジッパー線141に繋げられて、各ジッパー線142間、141間の右側面板14の広い範囲に開封蓋110の残部が形成される。このようにして4側面板の一端の右側面板14と接着片15との間に跨って、開封口10Sを形成するための2本の切り取り線101が切られ、開封蓋110が形成される。かくして、接着片15のつまみ部111をつまんで各切り込み151から引き上げることで、開封蓋110が各切り取り線101に沿って切り開かれて、右側面板14と接着片15との間に開封口10Sが開口されるようになっている。
そして、この箱B1においては、箱B1内に医薬品パックを押え保持可能な緩衝機能部2を備える。この緩衝機能部2は、4側面板の他端の一側面板、この場合、背面板11に、この背面板11において接続側の一側縁に対してこの背面板11の板面内に入った位置から折り線211を介して、接続側の一側縁を超えて延び、4側面板の一端の一側面板、この場合、右側面板14に係合可能な押え板21を備える。
この場合、背面板11の折り線211はこの背面板11の接続側の一側縁(図2において、左側縁部)と平行に直線的に形成され、押え板21は折り線211から長方形を含む任意の形状に、この場合は、縦に長い長方形に形成される。なお、折り線211は箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。また、押え板21の上下縁部は切り込み212になっていて背面板11から切り離されている。
また、この場合、押え板21の一部に切り取り部213を形成するための切り取り線214を備える。この押え板21の場合、折り線211の中央から四角形の枠状に切り取り線214が形成されて、この切り取り線214内に四角形の切り取り部213が切り抜き可能に形成される。この切り取り部213に接着片15が接着される。
このようにして、この箱B1では接着片15が4側面板の他端の一側面板の表面、すなわち、背面板11の表面に押え板21とは非接着にして接着される。そして、この箱B1の組み立てにより、4側面板の一端の一側面板、すなわち、右側面板14で押え板21を箱B1内へ押下傾倒し、この押え板21で医薬品パックを押え保持するようになっている。
この箱B1は緩衝機能部2とともに、板紙を打ち抜いて一体に形成された一枚のブランクシートP1からなる。このブランクシートP1は、図2に示すように、次のような構成を有している。
一端に、所定の大きさを有する縦長の長方形で箱B1の背面板11をなす背面板形状部11Pが形成され、この背面板形状部11Pの右側一方の長辺側に、背面板形状部P11と長さ(高さ)が同じで幅が少し小さい長方形で箱B1の左側面板12をなす左側面板形状部12P、背面板形状部11Pと同じ大きさ、形状で箱B1の正面板13をなす正面板形状部13P、左側面板形状部12Pと同じ大きさ、形状で箱B1の右側面板14をなす右側面板形状部14Pが順次、折り線L1、L2、L3を介して連続して形成される。そして、右側面板形状部14Pの右側一方の長辺に縦長の帯状、この場合、この右側一方の長辺を下底とする台形で接着片15をなす接着片形状部15Pが折り線L4を介して連続して形成される。なお、各折り線L1-4は、ブランクシートP1(箱B1)の表面側から裏面側に向けて凹の罫線により、形成される。これら接着片形状部15Pを含む背面板形状部11P、左側面板形状部12P、正面板形状部13P、右側面板形状部14Pにより、4側面板が構成される。
背面板形状部11Pの上側一方の短辺に、天面開口10Uと略同じ大きさの台形で外蓋161をなす外蓋形状部161Pが折り線L5を介して連続して形成される。左側面板形状部12Pの上側一方の短辺に、外蓋形状部161Pの長さの2分の1よりも少し短い台形で左側のフラップ163をなすフラップ形状部163Pが折り線L6を介して連続して形成される。正面板形状部13Pの上側一方の短辺に、外蓋形状部161Pよりも長さが小さい台形で内蓋162をなす内蓋形状部162Pが折り線L7を介して連続して形成される。右側面板形状部14Pの上側一方の短辺にフラップ形状部163Pと略同じ大きさの台形で右側のフラップ164をなすフラップ形状部164Pが折り線L8を介して連続して形成される。なお、各折り線L5、L6は、ブランクシートP1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線により、形成される。折り線L7は左側面板12側の略半部がミシン目線131、右側面板14側の略半部がジッパー線132により、形成される。折り線L8は正面板13側の4分の3程がジッパー線141、接着片15側の4分の1程が箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線により、形成される。これら外蓋形状部161P、内蓋形状部162P、左右のフラップ形状部163P、164Pにより、天蓋16が構成される。
背面板形状部11Pの下側一方の短辺に、底面開口10Dと略同じ大きさの台形で外蓋171をなす外蓋形状部171Pが折り線L9を介して連続して形成される。左側面板形状部12Pの下側一方の短辺に、外蓋形状部171Pの長さの2分の1よりも少し短い台形で左側のフラップ173をなすフラップ形状部173Pが折り線L10を介して連続して形成される。正面板形状部13の下側一方の短辺に、外蓋形状部171Pよりも長さが小さい台形で内蓋172をなす内蓋形状部172Pが折り線L11を介して連続して形成される。右側面板形状部14Pの下側一方の短辺にフラップ形状部173Pと略同じ大きさの台形で右側のフラップ174をなす下フラップ形状部174Pが折り線L12を介して連続して形成される。なお、各折り線L9、L10は、ブランクシートP1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線により、形成される。折り線L11は左側面板12側の略半部がミシン目線131、右側面板14側の略半部がジッパー線132により、形成される。折り線L12は正面板13側の4分の3程がジッパー線141、接着片15側の4分の1程が箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線により、形成される。これら外蓋形状部171P、内蓋形状部172P、左右のフラップ形状部173P、174Pにより、底蓋17が構成される。
右側面板形状部14Pと接着片形状部15Pとの間には、開封口10Sを形成するための切り取り線101が設けられ、開封蓋形状部110Pが形成される。
この場合、接着片形状部15Pには右側一方の長辺の長さ方向(上下方向)中央に指先でつまみ可能な間隔で切り取り線101の一部をなす2本の短い切り込み151が右側面板形状部14Pに向けて平行に切られて、各切り込み151間につまみ部111が形成される。この接着片形状部15Pにはまた、2本の切り込み151に連続的に右側面板形状部14P方向で右側面板形状部14の上側、下側の短辺に向けて斜めに切り取り線101の一部をなす2本のジッパー線152が切られて、各ジッパー線152間に接着片形状部15Pから右側面板形状部14Pに向けて末広がりの開封蓋形状部110の一部が形成される。そして、この接着片形状部15Pの2本のジッパー線152に連続的に右側面板形状部14Pに右側面板形状部14Pの上側、下側の短辺に向けて斜めに切り取り線101の一部をなす2本のジッパー線142が切られ、右側面板形状部14Pの上側、下側の短辺に折り線L8としても形成された既述のジッパー線141に繋げられて、各ジッパー線142間、141間の右側面板形状部14Pの広い範囲に開封蓋形状部110の残部が形成される。このようにして右側面板形状部14Pと接着片形状部15Pとの間に跨って、開封口10Sを形成するための2本の切り取り線101が切られ、開封蓋形状部110Pが形成される。
背面板形状部11Pには、左側の長辺に対してこの背面板形状部11Pの板面内に入った位置から折り線211を介して、左側の長辺を超えて延び、右側面板形状部14Pに係合可能な押え板形状部21Pを備える。
この場合、背面板形状部11Pの折り線211はこの背面板形状部11Pの左側の長辺と平行に直線的に形成され、押え板形状部21Pは折り線211から縦に長い長方形に形成される。なお、折り線211はブランクシートP1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線からなる。また、押え板形状部21Pの上下の各縁部は切り込み212になっていて背面板形状部11Pから切り離される。また、この場合、押え板形状部21Pには、折り線211の中央から四角形の枠状に切り取り線214が切られて、この切り取り線214内に切り取り部形状部213Pが切り抜き可能に形成される。
かかるブランクシートP1は、接着片形状部15Pが背面板形状部11Pの表面に押え板形状部21Pとは非接着にして接着される。この場合、背面板形状部11Pの表面側で左側一方の長辺の縁部において、押え板形状部21Pの上下両側及び押え板形状部21Pの切り取り部形状部213Pにそれぞれ糊を塗布され、接着片形状部15Pの裏面側が背面板形状部11Pの表面側で左側一方の長辺の縁部に沿って押え板形状部21Pの上から重ね合わせられて、接着片形状部15Pと背面板形状部11Pが接着される。そして、このブランクシートP1は箱B1に組み立て可能に扁平状に折り畳み加工される。この扁平状になった組み立て前の箱B1は段ボールなどで梱包され、製薬会社などのユーザーへ出荷される。
図3に製薬会社で医薬品パックを箱B1に包装した状態を箱B1の接着片15から右側面板14を開封して示している。
製薬会社での医薬品の包装工程では、組み立て前の箱B1が箱形に起こされ、箱B1の天面開口10U又は底面開口10Dのいずれか一方が天蓋16又は底蓋17により閉じられ、閉じられていない他方から医薬品パックが箱B1内部に収納される。この場合、箱B1が箱形に起こされると、背面板11が立ち上げられるともに、押え板21が立ち上げられる。また同時に、背面板11に隣接する右側面板14が背面板11に対して直角方向に立ち上げられるため、背面板11の内側で押え板21は右側面板14の内面により押下され、背面板11の折り線211を支点にして箱B1内に向けて傾動される。この押え板21は、傾動側の端部が右側面板14の内面に弾性的に接した状態で、押え板21の内面を正面板13と左側面板12との間の角部に向けられて、背面板11と右側面板14との間に斜めに傾倒される。このようにして医薬品パックが箱B1の天面開口10U又は底面開口10Dから箱B1内部に収納されると、箱B1内で、押え板21により、医薬品パックが背面部と右側面部との間の角部及びその周辺を上から押え込まれて、この押え板21と箱B1の左側面板12との間に挟持保持される。そして、医薬品パックが箱B1内部に収納されると、箱B1の天面開口10U又は底面開口10Dのいずれか他方、つまり、閉じられていない他方が天蓋16又は底蓋17により閉じられる。箱B1内で医薬品パックは既述のとおり押え板21により弾性的に押え保持されるので、箱B1が外部から衝撃を受けても、箱B1内で医薬品パックはがたつくことがなく、また、箱B1内の医薬品パックに衝撃を受けても、この衝撃は押え板21の弾性作用により吸収され、箱B1内で医薬品パックは効果的に保護される。
なお、この包装用箱B1には、右側面板14と接着片15との間に跨って、開封口10Sを形成するための切り取り線101を備え、開封蓋110が形成されており、この箱B1を開封する際は、接着片15のつまみ部111をつまんで各切り込み151から引き上げることで、開封蓋110が各切り取り線101に沿って切り開かれて、右側面板14と接着片15との間に開封口10Sが開口される。また、この箱B1の場合、図2に示すように、各ジッパー線132が正面板13の半面まで延びていて、正面板13の幅方向中間に折り線L13が付けられているので、開封蓋110は正面板13の幅方向中間まで切り開くことができ、さらに、各ジッパー線132の延長上にミシン目線131が付されているので、開封蓋110は正面板13全域まで切り開くことができる。このようにして箱B1が開封され、右側面板14と接着片15との間、又は正面板13と接着片15との間に形成された開封口10Sから医薬品パックを取り出すことができる。
以上説明したように、この包装用箱B1では、箱B1内に医薬品パックを押え保持可能に緩衝機能部2を備えるので、箱B1内に従前の添付文書を差し込むための隙間に相当する空間を残しても、箱B1内に医薬品パックを固定することができる。これにより、箱B1の大きさを変える必要がなく、箱B1の大きさを変えることに起因する他への影響をなくすことができる。
また、この緩衝機能部2は、背面板11に、この背面板11において接続側の一側縁に対してこの背面板11の板面内に入った位置から折り線211を介して、接続側の一側縁を超えて延び、右側面板14に係合可能な押え板21を備え、接着片15は背面板11の表面に押え板21とは非接着にして接着され、箱B1の組み立てにより、右側面板14で押え板21を箱B1内へ押下傾倒し、この押え板21で医薬品パックを押え保持するようにしたので、緩衝機能部2は極めて簡単な構造で、緩衝機能部2を箱B1内に箱材を多く使用することも箱材に複雑な形状を施すこともなく設けることができる。したがって、この包装用箱B1によれば、コストの増大を抑えつつ、箱B1内の医薬品を効果的に保護することができる。
この箱B1はさらに、次のような利点を有する。
(1)背面板11の折り線211は背面板11の接続側の一側縁と平行に直線的に形成され、押え板21は折り線211から長方形に形成されるので、緩衝機能部2を箱B1内に箱材多く使用することも箱材に複雑な形状を施すこともなく設けることができ、コストの増大を抑えつつ、箱内の医薬品を効果的に保護することができるという緩衝機能部2の利点を、顕著に実現することができる。
(2)4側面板の一側面板、この場合、右側面板14と接着片15との間に跨って、開封口10Sを形成するための切り取り線101を備え、開封蓋110を備えるので、箱B1の開封時に、開封口10Sを大きく開口することができ、箱B1からの医薬品パックの取り出しをより容易に行うことができる。また、この場合、押え板21の一部に切り取り部213を形成するための切り取り線214を備え、切り取り部213に接着片15が接着されるので、背面板11に接着片15と接着できない押え板21が設けられていても、接着片15と背面板11との接着箇所を十分に確保して、接着片15と背面板11とを確実に接着して右側面板14と背面板11とを確実に接続することができる。
図4に第2の実施の形態を示している。図4は緩衝機能付き包装用箱B2の組み立て前のブランクシートP2の構成を示している。この包装用箱B2は、第1の実施の形態と概ね共通の構成を備え、第1の実施の形態とは開封形式が異なる。そこで、この実施の形態の説明では、第1の実施の形態と共通の構成については、共通の符号を付してその重複する説明を省略し、第1の実施の形態と異なる点についてのみ新たな符号を付して説明を行う。
この包装用箱B2においては、天蓋16及び底蓋17に開封口を形成するための破断線C1、C2を備える。
この場合、天蓋16の内蓋162とこの内蓋162が連接される正面板13との間の折り線L7上に、底蓋17の内蓋172とこの内蓋172が連接される正面板13との間の折り線L11上に、それぞれ、開封用の破断線C1、C2が形成される。この場合、天蓋16側の開封用の破断線C1は、内蓋162と正面板13との間の折り線L7の中央直下の位置に折り線L7から略台形の溝形にミシン目線c1が付けられ、さらに、その溝形のミシン目線c1の両端から折り線L7の両端まで折り線L7上にミシン目線c2が付けられて形成される。この正面板13上部の溝形のミシン目線c1で囲まれた部分は切り口T1となる。また、この場合、底蓋17側の開封用の切り取り線C2は、内蓋172と正面板13との間の折り線L11の中央直上の位置に折り線L11から略台形の溝形にミシン目線c1が付けられ、さらに、その溝形のミシン目線c1の両端から折り線L11の両端まで折り線L11上にミシン目線c2が付けられて形成される。この正面板13下部の溝形のミシン目c1で囲まれた部分は切り口T2となる。
このようにすると、箱B2を開封する際は、破断線C1で囲まれた部分の切り口T1を押圧して破断すれば天蓋16を開封することができる。この押圧により正面板13の上部から切り離される切り口T1に指を押し付けながら、内蓋162とともに外蓋161を上方に引き上げれば、箱B2の天面開口10Uを開くことができる。かくして天面開口10Uから医薬品パックを取り出すことができる。また、箱B2を廃棄する際は、破断線C2で囲まれた部分の切り口T2を押圧して破断すれば底蓋17を開封することができ、箱B2を解体しやすくすることができる。底蓋17の開封により正面板13の下部から切り離される切り口T2に指を押し付けながら、内蓋172とともに外蓋171を下方に引き下げれば、箱B2の底面開口10Dを開くことができ、箱B1を容易に折り畳むことができる。なお、破断線C1と破断線C2は上記とは反対の使い方ができることは言うまでもない。
なお、上記第1の実施の形態では、4側面板の一端の一側面板(右側面板)と接着片との間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備えるものとしたが、これに代えて、4側面板の一側面板のみに又は4側面板の相互に隣接する複数の側面板間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備えてもよい。このようにしても上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
上記第2の実施の形態では、天蓋及び底蓋に、開封口を形成するための切り取り線を備えるものとしたが、これに代えて、天蓋及び/又は底蓋と天蓋及び/又は底蓋に隣接する側面板との間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備えてもよい。このようにしても上記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
上記各実施の形態では、箱内に押え板が一連の板にして設けられているが、押え板は複数に分割されて、複数の分割押え板により構成されてもよい。このようにしても上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
上記各実施の形態では、箱は天蓋、底蓋が一対のフラップ、内蓋、外蓋からなる所謂4枚フラップの形式として例示しているが、箱は天蓋、底蓋が一対のフラップ、蓋からなる所謂3枚フラップの形式であってもよい。3枚フラップの形式であっても、緩衝機能部を上記各実施の形態と同様に適用でき、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
上記各実施の形態では、箱を医薬品を包装するものとして例示しているが、箱は医薬品の他各種の物品を包装するものとしてもよく、緩衝機能部を上記各実施の形態と同様に備えることで、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
B1、B2 緩衝機能付き包装用箱(包装用箱、箱)
10U 天面開口
10D 底面開口
10S 開封口
101 切り取り線
110 開封蓋
111 つまみ部
11 背面板
12 左側面板
13 正面板
131 ミシン目線
132 シッパー線
14 右側面板
141 ジッパー線
142 ジッパー線
15 接着片
151 切り込み
152 ジッパー線
16 天蓋
161 外蓋
162 内蓋
163 フラップ
164 フラップ
17 底蓋
171 外蓋
172 内蓋
173 フラップ
174 フラップ
2 緩衝機能部
21 押え板
211 折り線
212 切り込み
213 切り取り部
214 切り取り線
P1、P2 ブランクシート
11P 背面板形状部
110P 開封蓋形状部
12P 左側面板形状部
13P 正面板形状部
14P 右側面板形状部
15P 接着片形状部
161P 外蓋形状部
162P 内蓋形状部
163P フラップ形状部
164P フラップ形状部
171P 外蓋形状部
172P 内蓋形状部
173P フラップ形状部
174P フラップ形状部
21P 押え板形状部
C1 破断線
C2 破断線
c1 ミシン目線
c2 ミシン目線
T1 切り口
T2 切り口
L1-L13 折り線

Claims (6)

  1. 正面部、背面部、左側面部、右側面部をなす相互に平行に連接して形成される4側面板、及び前記4側面板のうち一端の一側面板の接続側一方の側縁に形成され、前記4側面板のうち他端の一側面板に接続される接着片と、前記4側面板のうち相互に対向する2側面板の端縁にそれぞれ連接して形成される一対のフラップ及び前記2側面板とは別の他の1側面板又は2側面板の端縁に形成される蓋からなり、天面開口を塞ぐ天蓋、及び底面開口を塞ぐ底蓋と、を備え、前記接着片と前記他端の一側面板が接着されて、前記底蓋により前記底面開口を塞ぐとともに前記天蓋により前記天面開口を塞ぐことにより、全体を略直方体形状の箱に組み立てながら、医薬品その他各種の物品を包装する包装用箱において、
    前記箱内に物品を押え保持可能な緩衝機能部を備え、
    前記緩衝機能部は、
    前記他端の一側面板に、当該他端の一側面板において接続側の一側縁に対して当該他端の一側面板の板面内に入った位置から折り線を介して、前記接続側の一側縁を超えて延び、前記一端の一側面板に係合可能な押え板を備え、
    前記接着片は前記他端の一側面板の表面に前記押え板とは非接着にして接着され、
    前記箱の組み立てにより、前記一端の一側面板で前記押え板を前記箱内へ押下傾倒し、当該押え板で物品を押え保持する、
    ことを特徴とする緩衝機能付き包装用箱。
  2. 他端の一側面板の折り線は当該他端の一側面板の接続側の一側縁と平行に直線的に形成され、押え板は前記折り線から長方形を含む任意の形状に形成される請求項1に記載の緩衝機能付き包装用箱。
  3. 4側面板の一端の一側面板と接着片との間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備える請求項1又は2に記載の緩衝機能付き包装用箱。
  4. 押え板の一部に切り取り部を形成するための切り取り線を備え、前記切り取り部に接着片が接着される請求項3に記載の緩衝機能付き包装用箱。
  5. 4側面板の一側面板に又は相互に隣接する複数の側面板間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備える請求項1又は2に記載の緩衝機能付き包装用箱。
  6. 天蓋及び/又は底蓋に又は前記天蓋及び/又は前記底蓋と前記天蓋及び/又は前記底蓋に隣接する側面板との間に跨って、開封口を形成するための切り取り線を備える請求項1又は2に記載の緩衝機能付き包装用箱。
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