JP2001070404A - プッシュスルーパック(ptp)シートを収納するための台紙 - Google Patents

プッシュスルーパック(ptp)シートを収納するための台紙

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JP2001070404A
JP2001070404A JP18749499A JP18749499A JP2001070404A JP 2001070404 A JP2001070404 A JP 2001070404A JP 18749499 A JP18749499 A JP 18749499A JP 18749499 A JP18749499 A JP 18749499A JP 2001070404 A JP2001070404 A JP 2001070404A
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pack
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Rafuji Zahiiru
ザヒール・ラフジ
Hideki Kato
秀樹 加藤
Tetsuji Matsubayashi
徹至 松林
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61J7/00Devices for administering medicines orally, e.g. spoons; Pill counting devices; Arrangements for time indication or reminder for taking medicine
    • A61J7/04Arrangements for time indication or reminder for taking medicine, e.g. programmed dispensers
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61J1/00Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は錠剤又はカプセルを収容したプッシ
ュスルーパック(PTP)シートを収納する紙又はプラ
スチック製のシートからなり服用法を遵守させるための
台紙を提供する。 【解決手段】 台紙は三つの領域を有するシートからな
り、第2領域2と第3領域3は所定の服用日時に対応し
たマトリックス状に配置した開口部を有し、第2領域及
び第3領域の少なくとも一方に服用日及び/又は服用時
が表示される。PTPシートは第2領域と第3領域に、
開口部に錠剤等の収容部が露出されるように挟まれ収納
される。さらに、指示等の表示がある第1領域は折り曲
げられPTPシートの錠剤等の収容部分を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は錠剤又はカプセルを
収容したプッシュスルーパック(PTP)シートを収納
する紙又はプラスチック製のシートからなり服用法を遵
守させるための台紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、薬のような錠剤製品は、通常
ビンやそれに似た大量容器で販売されるか、または複数
のブリスターシート(中身が見える透明のプラスチック
製シート)又はプッシュスルーパック(PTP)シート
を入れた紙製の箱等で販売されていた。この場合、プラ
スチック製又はフォイル製のシート上に密封状態で形成
された収容部の一つ一つに錠剤が収容されている。PT
Pシートには、通常一列に2個かそれ以上の収容部があ
り、一枚のシート上には少なくとも一列のポケットが形
成されている。薬の適切な使用法に関する指示は、しば
しば、上記のパッケージの外側に印刷されている。しか
し、薬の適切使用をチェックするのは一般的に消費者即
ち患者の責任であり、正しく服用されない場合がある。
さらに、上記タイプのパッケージは構造が単純でなく、
組み立てに複雑な工程を要するために、パッケージング
効率が低く、材料コスト、組み立てコストの点で材料費
も高くつく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
点を解決すべくなされたものである。即ち、本発明は錠
剤またはカプセルを収容したPTPシートを収納し、服
用法を遵守させ製造コストも安いPTPシート収納用台
紙を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】一つの好適な実施態様に
おいて、台紙は3つの領域を有するシートからなる。第
2領域2と第3領域3はマトリックス状に配置された開
口部を有し、該開口部は所定の日及び/又は所定の日の
服用に対応している。第2領域2と第3領域3は両領域
の境界で折り畳み可能であり、PTPシートを表裏から
挟んで収納することができる。錠剤又はカプセルは領域
上の開口部を通して取り出すことができる。服用の日及
び/又は時を表す表示が第2領域又は第3領域の少なく
とも一方になされる。指示、警告、商標または図等の表
示が第1領域上に表され、第1領域1は第1領域1と第
2領域2又は第3領域3の境界で折り畳まれ、各領域が
折り畳まれると第1領域1は、PTPシート上の1乃至
それ以上の収容部外側に飛び出した部分をカバーする。
【0005】他の好適な実施態様において、台紙は2つ
の領域を有するシートからなる。第2領域14はマトリ
ックス状に配置された開口部を有し、該開口部は所定の
日及び/又は所定の日の服用に対応している。第2領域
14の両側に紙又はプラスチック製の一対のフラップを
第2領域14に連続して設け、フラップ15は第2領域
14との境界で折り畳み可能であり、第2領域14及び
フラップ15はPTPシートを挟んで収納することがで
きる。該フラップはPTPシートを動かないように固定
する固定手段を備えている。錠剤又はカプセルは第2領
域14上の開口部を通して取り出すことができる。服用
の日及び/又は時を表す表示がフラップ15上になさ
れ、指示、警告、商標、または図形等の表示が第1領域
13上に表される。第1領域13は第1領域13と第2
領域14の境界で折り畳み可能である。フラップ15及
び第1領域13が折り畳まれると、第1領域13はPT
Pシート上の1乃至それ以上の収容部の外側に飛び出し
た部分をカバーする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示す台紙は、三つの領域、
即ち第1領域1、第2領域2及び第3領域3を有する紙
又はプラスチック製の単一シート4からなり、1日2
回、5日間のパッケージに対応する。各領域の形状は長
方形に限られず、正方形、半円形、三角形等でも良い。
該三つの領域を有するシートは単1枚の紙製又はプラス
チック製のシートから一度に成形可能である。
【0007】第2領域2及び第3領域3は互いに連続し
ており、第2領域2と第3領域3の境界6で折り畳むこ
とができる。好ましくは、折り畳み線は第2領域2と第
3領域3の境界に溝、ダイカット、部分的切断等により
形成される。第2領域2はPTPシートを確実に収納す
るために、第3領域3に接着剤等により貼りつけられ
る。
【0008】第1領域1は第2領域2又は第3領域3と
連続しており、図4に示すように第1領域1と第2領域
2又は第3領域3の境界7の2本の折り畳み線で折り畳
み可能である。このように折り畳むことにより、厚みの
あるPTPシートを収納することができる。勿論、薄い
PTPシートに対しては折り畳み線は1本でもよいし、
より厚いPTPシートに対しては3本以上あってもよ
い。好ましくは、折り畳み線は、溝、ダイカット、部分
的切断等により形成される。
【0009】第2領域2及び第3領域3はマトリックス
形状に配置された開口部を有し、開口部のそれぞれは所
定の日及び/又は所定の時間における服用に対応してい
る。図1の台紙は5日間にわたっての、朝、夕における
服用に対応したマトリックス形状の開口部を有する。対
応する服用期間は何日間でもよく、また連続した日に限
らず、数日間に1回の服用に対応していてもよい。さら
に、服用時も時間を指定しても、食事前中後等を指定し
てもよい。開口部の数、配置のし方はこれらの服用法に
応じて変わり得る。また、開口部の形状は特定の形状に
限られない。
【0010】第2領域2及び第3領域3の少なくとも一
方に服用日8及び/又は服用時9を示す表示がある。
【0011】開口部を含む表示部は、夕方用、朝用等に
識別され、この識別は色分け、模様、線、領域上に設け
られた段差、領域上に設けられた溝等によりなされる。
【0012】三つの領域を有するシート4は図5及び図
6に示すように直線上に並んでいてもよく、また図1に
示すように一つの領域が他の二つの領域のうちの一つと
のみ並んでいてもよい。
【0013】第2領域2と第3領域3は収容部11に錠
剤又はカプセルを収容したPTPシート10をPTPシ
ート10の表裏から収納することが可能である。第2領
域及び第3領域がPTPシート10を収納したとき、P
TPシート10の錠剤又はカプセル12を収容する収容
部11は開口部5を通して露出され、錠剤又はカプセル
12は開口部5を通して収容部11から取り出すことが
できる。収容部11は開口部5の外側に露出していても
よい。
【0014】指示、警告、商標又は図等の少なくとも一
つの表示は第1領域1上に示され得る。
【0015】図4に示すように、第1領域1は境界6及
び7のそれぞれで折り畳まれたときに、PTPシート1
0上の一つ以上の収容部の外側に突き出た部分をカバー
する。
【0016】本発明で収納されるPTPシートに収容さ
れる錠剤又はカプセルはいずれの薬剤にも限定されず、
例えば、抗生物質、特にマクロライド系抗生物質等が収
容される。
【0017】PTPシートの収容部11は二つ以上の錠
剤又はカプセルを収容してもよい。
【0018】図7に示す台紙は、二つの領域、即ち第1
領域13及び第2領域14、並びに第2領域14の両側
に延長して設けた一対のフラップ15を有する紙又はプ
ラスチック製の単一シート16からなり、1日2回、5
日間のパッケージに対応する。第1領域13の形状は長
方形に限られない。また、フラップの形状も図7に示し
た形状に限られない。該二つの領域及び一対のフラップ
15を有するシート16は単一枚の紙製又はプラスチッ
ク製のシートから一度に成形可能である。
【0019】第2領域14及び一対のフラップ15は互
いに連続しており、第2領域14とフラップ15の境界
19で折り畳むことができる。好ましくは、折り畳み線
は第2領域14とフラップ15の境界に溝、ダイカッ
ト、部分的切断等により形成される。第2領域14とフ
ラップ15はPTPシートを確実に収納するために、接
着剤等により貼りつけられる。
【0020】第1領域13は第2領域14と連続してお
り、図10に示すように両領域の境界18の2本の折り
畳み線で折り畳み可能である。このように折り畳むこと
により、厚みのあるPTPシートを収納することができ
る。勿論、薄いPTPシートに対しては折り畳み線は1
本でもよいし、より厚いPTPシートに対しては3本以
上あってもよい。好ましくは、折り畳み線は、溝、ダイ
カット、部分的切断等により形成される。
【0021】第2領域14はマトリックス形状に配置さ
れた開口部17を有し、開口部17のそれぞれは所定の
日及び/又は所定の時間における服用に対応している。
図7の台紙は5日間にわたっての、朝、夕における服用
に対応したマトリックス形状の開口部17を有する。対
応する服用期間は何日間でもよく、また連続した日に限
らず、数日間に1回の服用に対応していてもよい。さら
に、服用時も時間を指定しても、食事前中後等を指定し
てもよい。開口部17の数、配置のし方はこれらの服用
法に応じて変わり得る。また、開口部17の形状は特定
の形状に限られない。
【0022】フラップ15に服用日21及び/又は服用
時22を示す表示がある。
【0023】開口部17を含む表示部は、夕方用、朝用
等に識別され、この識別は色分け、模様、線、領域上に
設けられた段差、領域上に設けられた溝等によりなされ
る。
【0024】第2領域14と一対のフラップ15は収容
部11に錠剤又はカプセル12を収容したPTPシート
10を挟んで収納することが可能である。フラップ15
はPTPシート10を挟んだときに、PTPシート10
が動かないようにPTPシート10の外側に突き出た錠
剤等の収容部を固定するための突起、凹凸部等20から
なる固定手段を有する。第2領域14とフラップ15で
PTPシート10を挟んだとき、PTPシート10の錠
剤又はカプセル12を収容する収容部11は開口部17
を通して露出され、錠剤又はカプセル12は開口部17
を通して収容部11から取り出すことができる。収容部
は開口部の外側に突き出すように露出していてもよい。
【0025】フラップ15の前記固定手段は第2領域1
4の開口部17に位置的に対応してフラップ15に設け
られた開口部であってもよい。この場合は、PTPシー
ト10の錠剤等の収容部はフラップに設けられた開口部
を通しても露出される。
【0026】指示、警告、商標又は図等の少なくとも一
つの表示は第1領域13上に示され得る。
【0027】第1領域13は境界18及び19のそれぞ
れで各領域及びフラップ15が折り畳まれたときに、P
TPシート10上の一つ以上の収容部の外側に突き出た
部分をカバーする。
【0028】
【発明の効果】三つの領域を有するシート及び二つの領
域とフラップを有するシートは単1枚の紙製又はプラス
チック製のシートから同時に成形できるため、低いコス
トで効率よく製造することが可能であり、PTPシート
を収納するパッケージを容易に組み立てることができ
る。
【0029】また、消費者即ち患者は本発明に係る台紙
に表示された指示、服用日時の表示に従って、薬剤を正
しく服用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】服用日時を表示してある三つの領域を有する台
紙の正面図である。
【図2】錠剤を収容したPTPシートの、三つの領域を
有する台紙への収納を示す透視図である。
【図3】錠剤を収容したPTPシートを収納した、三つ
の領域を有する台紙を示す透視図である。
【図4】錠剤を収容したPTPシートを収納し、折り畳
まれた、三つの領域を有する台紙を横から見た図であ
る。
【図5】三つの領域が横一直線状に並んだ台紙の正面図
である。
【図6】三つの領域が縦一直線状に並んだ台紙の正面図
である。
【図7】二つの領域及び一対のフラップを有する台紙の
正面図である。
【図8】フラップを折り畳んだ状態の、二つの領域及び
一対のフラップを有する台紙の正面図である。
【図9】錠剤を収容したPTPシートを収納した、二つ
の領域及び一対のフラップを有する台紙を示す透視図で
ある。
【図10】錠剤を収容したPTPシートを収納し、折り
畳まれた、二つの領域及び一対のフラップを有する台紙
を横から見た図である。
【符号の説明】
1、13 第1領域 2、14 第2領域 3 第3領域 4 三つの領域よりなるシート 5、17 開口部 6、7、18、19 境界 8、21 服用日表示 9、22 服用時表示 10 PTPシート 11 錠剤又はカプセル収容部 12 錠剤又はカプセル 15 フラップ 16 二つの領域よりなるシート 20 PTPシート固定用突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1領域、第2領域及び第3領域を有す
    る紙又はプラスチックの単一シートよりなる錠剤又はカ
    プセルを収容したプッシュスルーパックシートを収納す
    る台紙であって、第2領域と第3領域は両領域の境界部
    で折り畳み可能で、プッシュスルーパックシートを表裏
    から挟んで収納したときにプッシュスルーパックシート
    の収容部が露出する開口部を有し、該開口部はそれぞれ
    の開口部が所定の日及び/又は所定の時間における投与
    に対応するようにマトリックス状に配置され、服用日及
    び/又は服用時表示が第2領域及び第3領域の少なくと
    も一方に設けられ、少なくとも一つの表示がある第1領
    域は第2領域又は第3領域の一方と連続し、第1領域と
    第2領域又は第3領域との境界部で折り曲げ可能であ
    り、プッシュスルーパックシートが第2領域と第3領域
    の間にプッシュスルーパックシートの表裏から挟まれて
    収納され、各境界が折り畳まれると該プッシュスルーパ
    ックシートの1乃至それ以上の収容部の外側に突き出し
    た部分が第1領域によりカバーされるプッシュスルーパ
    ックシート収納台紙。
  2. 【請求項2】第1領域、第2領域を有する紙又はプラス
    チックの単一シートよりなる錠剤又はカプセルを収容し
    たプッシュスルーパックシートを収納する台紙であっ
    て、第2領域の両側にプッシュスルーパックシートの固
    定手段を有する紙又はプラスチック製の一対のフラップ
    を第2領域に連続して設け、該フラップは第2領域と該
    フラップの境界部で折り畳み可能であり、第2領域は第
    2領域及び該フラップでプッシュスルーパックシートを
    挟んで収納したときにプッシュスルーパックシートの収
    容部が露出する開口部を有し、該開口部はそれぞれの開
    口部が所定の日及び/又は所定の時間における投与に対
    応するようにマトリックス上に配置され、服用日及び/
    又は服用時表示が該フラップ上に設けられ、少なくとも
    一つの表示がある第1領域は第2領域と連続し、第1領
    域と第2領域との境界部で折り畳み可能であり、プッシ
    ュスルーパックシートが第2領域と前記フラップで挟ま
    れて収納され、各境界が折り畳まれると該プッシュスル
    ーパックシートの1乃至それ以上の収容部の外側に突き
    出した部分が第1領域によりカバーされるプッシュスル
    ーパックシート収納台紙。
  3. 【請求項3】 該錠剤又はカプセルがマクロライド系抗
    生物質であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    台紙。
  4. 【請求項4】 プッシュスルーパックシートの錠剤又は
    カプセル収容部に2以上の錠剤又はカプセルが収容され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の台紙。
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