JP7050659B2 - 乗用型田植機 - Google Patents

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Description

本発明は、機体の前部に格納した格納位置と、格納位置から前方に移動し地上から操作可能な作業位置とに位置変更可能な人為操作具を備えた乗用型田植機に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に開示されているように、前方へ突出状に配置した使用位置と上方へ立ち上げ状に配置した不使用位置との間で回動自在なアーム体で構成された人為操作具と、走行部に設けられたデフ機構とを備え、アーム体の不使用位置から使用位置への回動動作に連動して、デフ機構がデフロック作動するように構成された乗用型田植機が知られている。
特開2004-121125号公報
特許文献1の乗用型田植機では、アーム体が、デフロック機構の操作軸を回動させる連動アームに、アーム連係ワイヤを介して連係されている。そのため、アーム体を不使用位置から使用位置側に回動させると、アーム体の操作位置に関わらずアーム連係ワイヤが引き操作されて、アーム体の回動動作がデフロック機構の操作軸に伝達される。すなわち、アーム体の回動範囲の不使用位置以外の略全域でデフ機構がデフロック作動するように構成されている。
特許文献1の乗用型田植機のように、連続する単一のアーム体によって人為操作具を構成する場合には、アーム体が大型化するためその成形は容易ではない。
上記実情に鑑み、機体の前部に配置されて畔越え作業時等に用いられる人為操作具を簡易に構成可能な乗用型田植機が望まれている。
本発明に係る乗用型田植機の特徴構成は、機体の前部に格納した格納位置と、前記格納位置から前方に移動し地上から操作可能な作業位置とに位置変更可能な人為操作具を備え、前記人為操作具は、前記機体に取付けられたアーム部を有し、前記アーム部は、長手方向の中途部分において分割され、分割された前記アーム部の端部同士が離間した状態で配置されるとともに、離間した前記アーム部の端部の一方から他方に亘って設けられて当該端部同士を連結する連結部を備えることにある。
本特徴構成によると、人為操作具は、アーム部が長手方向の中途部において分割され、分割された端部同士を連結部によって連結して構成されるので、人為操作具を構成する部材が分割されて小さくなることで部材の成形を容易にすることができる。また、連結部の大きさや形状を変更することで、人為操作具は全体形状を容易に変更することができるので、乗用田植機に機体サイズに応じた人為操作具を簡易に形成することができる。
その結果、機体の前部に配置されて畔越え作業時等に用いられる人為操作具を簡易に構成することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記連結部が、走行時の照準となる照準部材を備えることにある。
本特徴構成によると、人為操作具の連結部が照準部材を備えるので、照準部材による植付走行時の照準合わせが行い易くなる。また、連結部に照準部材を備えることで、連結部を機能的に用いることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記照準部材はランプ部を有し、前記アーム部は筒状体で構成され、前記連結部は中空体で構成されており、前記ランプ部への配線が、前記アーム部の内部から前記連結部の内部を介して前記ランプ部まで延伸されて配置されていることにある。
その結果、照準部材により苗植付作業を精度よく行うことができ、苗植付作業の作業性を更に向上できる。
本発明の他の特徴構成は、前記アーム部は筒状体で構成されており、前記連結部は、中空体で構成され、分割された前記アーム部の端縁の全体を覆うように内面から前記アーム部の内径よりも径方向内側に延出される延出部を有することにある。
人為操作具に備えられた照準部材は、苗載台の苗切れ等を知らせるためにランプ部が搭載されることがある。この場合には、機体から照準部材のランプ部への配線(ハーネス)は、人為操作具のアーム部及び連結部を挿通することになる。ここで、照準部材は、人為操作具のアーム部の軸芯周りに回動して姿勢変更可能に構成される場合がある。照準部材が人為操作具のアーム部の軸芯周りに回動する場合、連結部に隣接するアーム部の端縁が照準部材のランプ部への配線に接触して当該配線(ハーネス)が破損するおそれがある。
しかし、本特徴構成によると、アーム部の端縁が連結部に設けられた延出部によって覆われるため、アーム部の端縁と配線(ハーネス)との接触を回避することができる。これにより、照準部材の配線の破損を効果的に防止することができる。
その結果、ランプ部を有する照準部材の耐久性を向上させることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記アーム部は筒状体で構成されており、前記連結部は中空体で構成され、前記アーム部の外側に、分割された前記アーム部の一方の端縁の外面から他方の端縁の外面に亘って配置される補強フレームを備えることにある。
本特徴構成によると、アーム部の外側に、分割されたアーム部の一方の端縁の外面から他方の端縁の外面に亘って配置される補強フレームを備えることで、分割されたアーム部を補強フレームを介して接続することができる。これにより、分割されたアーム部は強固に接続されることになる。
その結果、分割されたアーム部を有する人為操作具の耐久性を向上させることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記機体の後部に植付け部を備え、前記連結部が、前記植付け部を上昇させる植付け部上昇スイッチを備えることにある。
本特徴構成によると、機体の前部が浮き上がろうとする場合に、植付け部上昇スイッチを操作することで、機体の後部に配置された植付け部を上昇させることができる。これにより、機体の前後バランスを効果的に整えることができる。
その結果、人為操作具を用いた乗用型田植機の畦越え作業の作業性を更に向上できる。
本発明の他の特徴構成は、前記植付け部に動力を伝達及び遮断する植付けクラッチを備え、前記植付け部上昇スイッチの操作に伴い、前記植付けクラッチを前記動力の伝達位置に移行させて前記植付け部が作動しつつ上昇するよう構成されていることにある。
本特徴構成によると、乗用田植機が畔越えする際に、植付け部を作動させた状態で上昇させることができる。これにより、乗用田植機は、畔際においても植付け作業を行うことができる。
その結果、人為操作具を用いた乗用型田植機の畦越え作業の作業性を更に向上させることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記連結部が、機体の走行を停止させる機体停止スイッチを備えることにある。
本特徴構成によると、機体停止スイッチを操作することで、地上から人為操作具を操作しながら機体を停止させることができる。これにより、操作具の操作性を更に向上させることができる。
その結果、人為操作具を用いた乗用型田植機の畦越え作業の作業性を更に向上させることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記人為操作具は、当該人為操作具が前記格納位置と前記作業位置との間の複数の位置に保持されるデテント機構を備えることにある。
本特徴構成によると、人為操作具を格納位置から作業位置との間において操作が容易な適正位置に変更した状態で、乗用型田植機の畦越え作業を行うことができる。
その結果、人為操作具を用いた乗用型田植機の畦越え作業の作業性を更に向上させることができる。
乗用型田植機の全体側面図 乗用型田植機の全体平面図 乗用型田植機の全体正面図 人為操作具の側面図 人為操作具の平面図 人為操作具の取付け部拡大図 人為操作具のデテント機構を示す図 人為操作具の要部斜視図 人為操作具の要部分解斜視図 人為操作具の部分断面図 別実施形態1の人為操作具の要部分解斜視図 別実施形態2の人為操作具の要部分解斜視図 別実施形態2の人為操作具の部分断面図 別実施形態2の人為操作具の部分断面図
〔第1実施形態〕
図1~図3に乗用型田植機100が示されている。本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、走行機体1の走行時における前進側の進行方向が「前」であり、後進側の進行方向が「後」である。前後方向での前向き姿勢を基準として右側に相当する方向が「右」であり、左側に相当する方向が「左」である。
[乗用型田植機の全体構成]
図1及び図2に示すように、乗用型田植機100には、左右の前車輪10と、左右の後車輪11と、が設けられている。そして、左右の前車輪10及び左右の後車輪11により、走行機体1が支持されている。
乗用型田植機100には、走行機体1の後部に、リンク機構3及びリンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ2が備えられ、リンク機構3の後部に、苗植付装置4(植付け部の一例)が支持されている。
図1に示すように、走行機体1の前部にエンジン6が搭載されている。ミッションケース7の横側部に静油圧型式の無段変速装置8が連結されており、エンジン6の動力が電動ベルト(図示せず)を介して無段変速装置8に伝達される。
無段変速装置8の動力は、ミッションケース7の内部の副変速装置(図示せず)に伝達され、前輪デフ装置(図示せず)及び前輪支持ケース71の内部の伝動軸(図示せず)を介して、前車輪10に伝達される。
また、図1に示すように、乗用型田植機100は、左右のサイドクラッチ33を備えている。エンジン6の駆動力は、左右のサイドクラッチ33を介して、左右の後車輪11へ伝達される。エンジン6の後部側には、左右の前車輪10を操向操作するステアリングハンドル12や運転座席13などを備えた運転部14が形成されている。
以上で説明した構成により、前車輪10及び左右の後車輪11は、エンジン6の駆動力によって駆動される。
(苗植付装置の構成)
図1及び図2に示すように、苗植付装置4は、機体の走行に伴って整地フロート15が苗植付け箇所を前もって整地する。エンジン6からの作業用動力が動力分配機構16に伝達され、その動力分配機構16からの分配動力で、苗載台17が左右方向に一定ストロークで往復駆動される。また、左右方向に所定間隔を隔てて並設されたロータリ式の各植付機構18が、苗載台17の下端から苗を所定量ずつ取り出して圃場に植付ける植付け作動を行うように構成されている。苗植付装置4は、図2、図3に示すステアリングハンドル12の前進方向右側に配設した植付けレバー88によって操作される。
ミッションケース7の内部に、株間変速装置(図示せず)が設けられており、無段変速装置8と副変速装置との間から分岐した動力が、株間変速装置に伝達される。ミッションケース7の後部に植付けクラッチ88aが設けられている。
株間変速装置に伝達された動力が、植付けクラッチ88aを介して出力されて、苗植付装置4に伝達される。
植付けレバー88により植付けクラッチ88aが伝動状態に操作されると、苗植付装置4に動力が伝達されるのであり、苗載台17が横送り駆動され、回転ケース、植付爪等を備えた植付機構18が苗載台17の下部から苗を取り出して田面に植え付ける。植付けクラッチ88aが遮断状態に操作されると、苗植付装置4への動力が遮断されるのであり、苗載台17及び植付機構18が停止する。
施肥装置5は、作溝器19、繰出機構20、肥料ホッパ21を備える。作溝器19は、各植付け条に対応するように整地フロート15に装備され、機体の走行に伴って施肥溝を形成する。各繰出機構20は肥料ホッパ21内の肥料を所定量ずつ繰り出す。電動ファン22の作動により各繰出機構20にて繰り出された肥料は案内ホース23を介して対応する作溝器19に向けて圧送される。こうして、圃場において植付け苗の横側方箇所に肥料が埋没される。
走行機体1の前部に位置するエンジンボンネット61の左右に、運転部14のステップ62に通じる搭乗ステップ63を形成されている。搭乗ステップ63の機体横側部に予備苗載台64が設けられている。走行機体1の前端部には圃場(地上)から位置変更可能であり揺動操作自在な操作アーム90(人為操作具の一例)が備えられている。操作アーム90の左右中央部に苗植付け作業時に照準となるセンターマスコット96(照準部材の一例)が備えられている。
図2、図3に示すように、ステップ62の右側の搭乗ステップ63にブレーキペダル97と、降車状態で使用する降車操作レバー98とが設けられている。降車操作レバー98は、ブレーキペダル97とは独立してブレーキ操作できるように図示しないブレーキ操作系に連係してある。
図2、図3に示すように、ブレーキペダル97の前方側にロックレバー99が前後揺動自在に取付けられている。ロックレバー99を前方に移動させた状態で、ブレーキペダル97を踏み込み操作すると、ブレーキペダル97に形成した係止杆97aがロックレバー99のロック片99aに係止させることができ、ブレーキペダル97を踏み込み状態に維持させることができる。降車操作レバー98を押し下げ操作して、ロックレバー99を弾性的に降車操作レバー98に向けて(図3において右側)傾倒させて、ロック片99aを降車操作レバー98に係止することによって、降車操作レバー98をロックする状態に維持することができる。降車操作レバー98の連結部98aをブレーキペダル97に連結して、降車操作レバー98とブレーキペダル97とを連動させることもできる。
図4~図7に示すように、走行機体1の前端部に横軸芯P周りで上下揺動自在な操作アーム90が取付けられている。操作アーム90は、パイプ製(筒状体)の握り部91aと、握り部91aを支持する一対の揺動アーム91b、91bとを有するアーム部91を有する。操作アーム90は、握り部91aが長手方向の中途部分において分割されており、分割された握り部91aの端部(端縁)91d,91d同士を連結する連結部92を備える。図1~図3に示す格納位置Aの操作アーム90において、握り部91aは走行機体1の左右方向に延設されており、揺動アーム部91b,91bは走行機体1の上下方向に延設されている。アーム部91の揺動アーム91bは、一端部91cが走行機体1に取付けられている。
操作アーム90において分割された握り部91aの間に連結部92が配置され、連結部92にセンターマスコット96が取付けられている。操作アーム90(一対の揺動アーム91b,91b)は、走行機体1の前部の横軸芯P周りに揺動自在に支持されている。これにより、操作アーム90は、走行機体1の前方に揺動倒伏させることで畦越え走行時の作業位置Dに設定することができ、エンジンボンネット61の側に立ち上げて起立させることで通常走行時の格納位置Aに切換えることができる。
走行機体1に対する操作アーム90の枢支連結部の詳細は、図6及び図7に示す通りである。操作アーム90の揺動アーム91bの一端部91cは、横軸芯Pとなるボルト80を挿通自在な平板部として構成されている。走行機体1の前部には、枢支連結用のフレーム部81が前方へ突設されている。フレーム部81は、左右方向の両端部にボルト80が挿通される。
操作アーム90の一端部(平板部)91cは、フレーム部81と座金83との間に配置され、ボルト80とナット84とによって枢支連結されている。こうして、横軸芯P周りに揺動操作される操作アーム90は、フレーム部81に保持されている。これにより、操作アーム90の一端部(平板部)91cがボルト80やナット84と直接に接触しなくなり、操作アーム90の揺動によってボルト80やナット84が共回りして緩むのを防止することができる。
操作アーム90は、格納位置Aと作業位置Dとの間において複数の位置に保持できるようデテント機構を備えている。フレーム部81の下方には、一端部91cに対向するフランジ部81Aが延設されている。デテント機構は、操作アーム90の一端部91cに揺動範囲において所定間隔で設けられる複数の係合溝Bと、フランジ部81Aに配置され、当該係合溝Bに係合付勢される係合部Cとによって構成される。本実施形態では係合部Cが球体である。係合部Cは、フランジ部81Aに設けられた有底筒状部82にばね体82aとともに配置されており、ばね体82aによって係合溝Bに向けて付勢されている。これにより、操作アーム90は、複数の係合溝Bの1つに係合部Cが選択的に係合するようになり、格納位置Aと作業位置Dとの間の複数の位置において保持可能となる。
図8~図10に示すように、センターマスコット96は、ポール状の本体部96aと、操作アーム90の一対の握り部91aに亘って取付けられる基端部96bと、ランプ96dを内蔵したランプ部96cとを有する。ランプ部96cのランプ96dは苗載台17の苗が切れたときやその他の異常があった場合の情況を知らせるために点灯される。センターマスコット96は全体が樹脂製であり、基端部96bから本体部96aにかけて中空状に形成してあり、本体部96aの先端に設けたランプ部96cへの配線経路が構成されている。走行機体1の内部から操作アーム90のアーム部91に向けて延出された配線(ハーネス)Wは、パイプ製の握り部91aの内部からセンターマスコット96のランプ部96cまで延伸される(図10参照)。
連結部92は、基端部96bを挟むように配置されるパネル部93を有する。パネル部93は、ベース部93aとベース部93aの下側を覆うカバー部93bとを備える。ベース部93aは、一対の握り部91aに取付けられる一対の腕部93cと、一対の腕部93cの間の中間部93dとを有する。カバー部93bは、一対の握り部91aに取付けられる一対の腕部93eと、一対の腕部93eの間の中間部93fとを有する。ベース部93aに、苗植付装置4を上昇させる植付け部上昇スイッチ94と、走行機体1の走行を停止させる機体停止スイッチ95とが配置されている。本実施形態では、ベース部93aにおいて、植付け部上昇スイッチ94が一対の腕部93eの一方側に配置され、機体停止スイッチ95が中間部93fに配置されている。
本構成により、操作アーム90によって走行機体1の前方から乗用型田植機100を操作する際に、植付け部上昇スイッチ94の操作部94aを押圧することで、苗植付装置4を上昇させることができる。その結果、乗用型田植機100の前後方向の重量バランスを容易に調整することができる。また、走行機体1を停止させたい場合には、機体停止スイッチ95の操作部95aを押圧することで、走行機体1を停止させることができる。
機体停止スイッチ95は、例えば、操作部95aを押圧すると、操作部95aは自動的に押圧状態で保持(ロック)され、操作部95aを再度押圧することで、操作部95aは押圧状態での保持(ロック)が解除されるよう構成してもよい。
図示しないが、植付け部上昇スイッチ94及び機体停止スイッチ95は、例えば、ランプ式又は発光ダイオード式の表示灯が内蔵又は付属され、操作部94a(95a)が押圧されていない状態では表示灯が点灯又は点滅し、操作部94a(95a)が押圧されると表示灯が消灯するように構成してもよい。こうすると、植付け部上昇スイッチ94及び機体停止スイッチ95の操作状況を目視で確認できる。なお、このような表示灯を植付け部上昇スイッチ94及び機体停止スイッチ95の近傍や運転部14に配設する構成を採用してもよく、また、操作部94a(95a)を押圧すると、表示灯が点灯又は点滅するように構成してもよい。
センターマスコット96は、基端部96bと操作アーム90の握り部91aとの間に介装した図示しない摩擦部材によって摩擦保持されている。また、センターマスコット96は、握り部91aの軸芯方向には移動不能であり、本体部96aを起立位置から握り部91aの軸芯周りにパネル部93の中間部(スイッチ配置面)93dとは反対の側に向けて180度の範囲内で回動できるように構成されている。センターマスコット96の回動範囲はパネル部93によって規制される。これにより、センターマスコット96の本体部96aを揺動させても、センターマスコット96の内部空間に導入された配線(ハーネス)Wが断線または捩れることなく接続を維持できるようになっている。
センターマスコット96の基端部96bは、本体部96aの端部に設けられる第1球状基端部96b1と、第1球状基端部96b1に組付けられる第2球状基端部96b2とによって構成される。基端部96bは中空体であって、第1球状基端部96b1及び第2球状基端部96b2の内部には内面から延出されて握り部91aを周方向から覆う第1リブ96eと、握り部91aの端縁の全体を覆うように内面から握り部91aの内径よりも径方向内側に延出する第2リブ96f(延出部の一例)とが設けられている。パイプ製の握り部91aの内部の配線用空間を通して、走行機体1の内部から延出された配線(ハーネス)Wがセンターマスコット96のランプ部96cまで延伸される。ここで、センターマスコット96の配線(ハーネス)Wがは、2つの第2リブ96fに挟まれた領域に配置することができるので、握り部91aの端縁(端部91d)に配線(ハーネス)Wが接することが防止される。
乗用型田植機100の畦越え時においては、前上がり傾斜で前進する走行機体1が推進反力で機体前部が浮き気味になる場合には、操作アーム90を作用姿勢に倒伏させて作用姿勢に切換え、この操作アーム90を押し下げ操作して機体前部の浮き上がりを阻止する。路面が荒れている場合には、握り部91aを握って作業者は走行機体1に先行してその走行機体1を引張りあげるとともに、適宜、降車操作レバー98を押し下げ操作して制動する。機体姿勢が後方に傾いた状態においては、機体バランスを調整するために植付け部上昇スイッチ94を押圧操作して苗植付装置4を上昇させることができる。又、緊急時には機体停止スイッチ95を押圧操作して走行機体1の走行を停止することができる。
〔別実施形態1〕
以下に操作アーム90の別実施形態1を説明する。操作アーム90を除く他の構成は第1実施形態と同じである。図11に示すように、別実施形態1では、操作アーム90において、アーム部91は筒状体で構成されており、連結部92はアーム部91の外側に補強フレーム92aを備える。補強フレーム92aは、分割された握り部91a(アーム部91)の一方の端縁(端部91d)の外面(外周面)から他方の端縁(端部91d)に外面(外周面)に亘って配置されている。補強フレーム92aは、例えば断面半円状の板材で構成されており、握り部91a(アーム部91)の外面の沿う形状である。補強フレーム92aは、両端が例えば握り部91aに溶接されることで保持される。
補強フレーム92aは、握り部91a(アーム部91)において周方向の外面の一部に配置されている。図11に示すように、補強フレーム92aは、アーム部91に対して、パネル部93のスイッチ(94,95)の側とは反対の側に配置されている。すなわち、補強フレーム92aは、操作アーム90が格納位置Aのときに、アーム部91の機体前部側に配置されている。こうして、操作アーム90は、分割された握り部91a(アーム部91)が補強フレーム92aを介して接続される。これにより、操作アーム90において分割された握り部91a(アーム部91)は強固に接続されることになる。その結果、分割された握り部91a(アーム部91)を有する操作アーム90の耐久性を向上させることができる。
〔別実施形態2〕
以下に操作アーム90の別実施形態2を説明する。操作アーム90を除く他の構成は第1実施形態と同じである。図12~図14に示すように、別実施形態2においても、別実施形態1と同じく、操作アーム90において、アーム部91は筒状体で構成されており、連結部92はアーム部91の外側に補強フレーム92aを備える。ただし、別実施形態2は、アーム部91に配置される補強フレーム92aの位置が別実施形態1とは異なり、図12に示すように、補強フレーム92aはパネル部93のスイッチ(94,95)の側に配置されている。すなわち、補強フレーム92aは、操作アーム90が格納位置Aのときに、アーム部91の機体後部側に配置されている。
図13及び図14に示されるように、センターマスコット96の基端部96bは、第1球状基端部96b1に対して第2球状基端部96b2がボルトFによって固定されて構成されている。補強フレーム92aは、握り部91a(アーム部91)において周方向の外面の一部に配置されている。図12は、操作アーム90が格納位置Aであって、センターマスコット96が立設した状態を示す。図13は、操作アーム90が作業位置Dのときにセンターマスコット96が操作アーム90の下側に納められた状態を示す。
図13及び図14に示すように、センターマスコット96は握り部91aの軸芯周りの回動範囲Rにおいて回動可能に構成されている。本実施形態では、回動範囲Rが180度未満に設定されている。補強フレーム92aは、センターマスコット96の回動範囲Rに重ならない位置に配置されている。すなわち、補強フレーム92aは、操作アーム90が格納位置Aのときに、握り部91aの軸芯周りの周方向のうち、走行機体1の後方側に配置されている。これにより、握り部91a周りにセンターマスコット96を回動させた場合に、配線(ハーネス)Wが補強フレーム92aに干渉して損傷する不具合を回避することができる。なお、センターマスコット96の回動範囲Rは180度以上に設定してもよい。
〔別実施形態2の変形例〕
図示しないが、別実施形態2の操作アーム90において、センターマスコット96の基端部96bに、第1実施形態に示される、握り部91aの内径よりも径方向内側に延出する第2リブ96f(延出部の一例)を設けて構成してもよい。
〔他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、機体停止スイッチ95によりエンジン6を停止させることで、走行機体1を停止するように構成した例を示したが、異なる停止対象により走行機体1を停止させるように構成してもよい。具体的には、例えば機体停止スイッチ95によりブレーキ装置を機械的又は電気的に制動側に操作するように構成し、走行機体1を停止させるように構成してもよく、例えば機体停止スイッチ95により主クラッチを機械的又は電気的に切り側に操作するように構成し、走行機体1を停止させるように構成してもよい。
(2)上記の実施形態では、植付け部上昇スイッチ94により苗植付装置4を上昇可能に構成する例を示したが、植付け部上昇スイッチ94に代えて、苗植付装置4を上下操作可能にする植付け部操作スイッチを設けてもよい。また、植付け部上昇スイッチ94の操作に伴い、植付けクラッチ88aを動力の伝達位置に移行させて苗植付装置4が作動しつつ上昇するよう構成してもよい。
(3)上記の実施形態では、連結部92に、植付け部上昇スイッチ94と機体停止スイッチ95の両方を備える例を示した。この構成に代えて、連結部92に、植付け部上昇スイッチ94及び機体停止スイッチ95の一方を備えてもよく、植付け部上昇スイッチ94及び機体停止スイッチ95の両方を備えずに構成してもよい。
(4)上記の実施形態では、操作アーム90が一対の揺動アーム91b,91bを有し、一対の揺動アーム91b,91bの一端部91c、91cが夫々走行機体1に取付けられる例を示したが、操作アーム90は、一対の揺動アーム91b,91bの一端部91c、91cが揺動軸部(不図示)を介して連結される構成でもよい。
(5)上記の実施形態では、操作アーム90に備えられるデテント機構として、アーム部91の一端部91cに複数の係合溝Bを設け、走行機体1のフレーム部81に設けられた有底筒状部82に係合部Cを収容する例を示したが、デテント機構は上記構成に限定されない。デテント機構は、アーム部91の一端部91cに係合部を設け、フレーム部81に別途設けられた部材に係合部に係合する複数の係合溝を設けて構成してもよく、操作アーム90が格納位置Aと作業位置Dとの間において複数の位置に保持可能な構成であれば、他の構成であってもよい。
(6)操作アーム90の揺動軸芯位置には、不図示の摩擦保持機構を設け、人為操作力で摩擦保持力に抗して操作アーム90を揺動可能に構成するとともに、摩擦保持機構によって揺動設定位置で姿勢が保持されるように構成してもよい。
その他、格納位置Aと作業位置Dとの間に中間位置を設定し、例えば、この中間位置と作業位置Dとの間において前輪デフ機構がデフロック状態となるように構成してもよい。
上記の実施形態においては、4条植え仕様の苗植付装置4を備えた乗用型田植機100を例に示したが、異なる植付条仕様の苗植付装置4を備えた乗用型田植機においても同様に適用できる。
1 :走行機体(機体)
4 :苗植付装置(植付け部)
88 :植付けレバー
88a :植付けクラッチ
90 :操作アーム(人為操作具)
91 :アーム部
91c :一端部
91d :端部(端縁)
92 :連結部
92a :補強フレーム
93 :パネル部
94 :植付け部上昇スイッチ
95 :機体停止スイッチ
96 :センターマスコット(照準部材)
96a :本体部
96b :基端部
96b1 :第1球状基端部
96b2 :第2球状基端部
96c :ランプ部
96d :ランプ
96e :第1リブ
96f :第2リブ(延出部)
A :格納位置
B :係合溝(デテント機構)
C :係合部(デテント機構)
D :作業位置
R :回動範囲
W :配線(ハーネス)

Claims (9)

  1. 機体の前部に格納した格納位置と、前記格納位置から前方に移動し地上から操作可能な作業位置とに位置変更可能な人為操作具を備え、
    前記人為操作具は、前記機体に取付けられたアーム部を有し、
    前記アーム部は、長手方向の中途部分において分割され、分割された前記アーム部の端部同士が離間した状態で配置されるとともに、離間した前記アーム部の端部の一方から他方に亘って設けられて当該端部同士を連結する連結部を備える乗用型田植機。
  2. 前記連結部が、走行時の照準となる照準部材を備える請求項1に記載の乗用型田植機。
  3. 前記照準部材はランプ部を有し、
    前記アーム部は筒状体で構成され、前記連結部は中空体で構成されており、
    前記ランプ部への配線が、前記アーム部の内部から前記連結部の内部を介して前記ランプ部まで延伸されて配置されている請求項2に記載の乗用型田植機。
  4. 前記アーム部は筒状体で構成されており、
    前記連結部は、中空体で構成され、分割された前記アーム部の端縁の全体を覆うように内面から前記アーム部の内径よりも径方向内側に延出される延出部を有する請求項1~3のいずれか一項に記載の乗用型田植機。
  5. 前記アーム部は筒状体で構成されており、
    前記連結部は中空体で構成され、前記アーム部の外側に、分割された前記アーム部の一方の端縁の外面から他方の端縁の外面に亘って配置される補強フレームを備える請求項1~のいずれか一項に記載の乗用型田植機。
  6. 前記機体の後部に植付け部を備え、
    前記連結部が、前記植付け部を上昇させる植付け部上昇スイッチを備える請求項1~のいずれか一項に記載の乗用型田植機。
  7. 前記植付け部に動力を伝達及び遮断する植付けクラッチを備え、
    前記植付け部上昇スイッチの操作に伴い、前記植付けクラッチを前記動力の伝達位置に移行させて前記植付け部が作動しつつ上昇するよう構成されている請求項に記載の乗用型田植機。
  8. 前記連結部が、前記機体の走行を停止させる機体停止スイッチを備える請求項1~のいずれか一項に記載の乗用型田植機。
  9. 前記人為操作具は、当該人為操作具が前記格納位置と前記作業位置との間の複数の位置に保持されるデテント機構を備える請求項1~のいずれか一項に記載の乗用型田植機。
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