JP7050254B2 - 排水栓装置 - Google Patents
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Description
従来の排水栓装置としては、伝達部材が端部にレバー状の機構部を有し、操作部の操作に伴い機構部が変位することにより、機構部上に載置された弁体が上昇又は下降する構造のものが知られている。しかし、当該従来の排水栓装置においては、弁体を取り外した際、機構部が排水口内部に突出した状態となってしまう。従って、当該突出した機構部に毛髪等が引っ掛かり、誤作動が生じたり、不衛生であったりという問題が生じていた。又、突出部分は使用者から視認可能であるため、見栄えが悪くなってしまうが、当該突出部分の清掃は非常に困難であった。
又、従来の排水栓装置としては、弁蓋を直接押動することによって弁蓋を上昇又は下降させる形式のものが知られている。当該排水栓装置においては、弁体内部に機構部としてのロック機構が配置されており、弁体を取り外した際には排水配管内部に突出部分が生じず、清掃性が向上するものである。しかし、当該排水栓装置においては、使用者は弁体を上昇又は下降させる都度弁蓋を直接押動しなければ成らない。従って、下降状態にある弁体を上昇させるためには、湯水が張られた槽体内に手を入れる必要があり、非衛生的であった。
弁体の操作を行う操作部と、
一端が操作部に、他端が排水口近傍の配管に接続され、操作部に加えられた排水口側へ操作を伝達する伝達部と、から成る排水栓装置であって、
弁体は、弁蓋を上昇及び/又は下降させ、且つ上端が弁蓋の裏面に取り付けられた内筒と、及び前記内筒の下方が内部に配置される外筒と、から構成される機構部を内部に備え、
伝達部は排水口側端部において作動部を備え、
作動部は、操作部の操作によって変位するとともに、当該変位に基づいて前記内筒下端に当接して機構部を作動させ、機構部の作動後は元の状態に復帰して排水流路の内部には突出しない構成とし、
弁体を排水口から取り出したとき、弁体とともに機構部も排水流路内から取り外されることを特徴とする排水栓装置である。
弁体の操作を行う操作部と、
一端が操作部に、他端が排水口近傍の配管に接続され、操作部に加えられた排水口側へ操作を伝達する伝達部と、から成る排水栓装置であって、
弁体は、弁蓋を上昇及び/又は下降させ、且つ上端が弁蓋の裏面に取り付けられた内筒と、及び前記内筒の下方が内部に配置される外筒と、から構成される機構部を内部に備え、
伝達部は排水口側端部において作動部を備え、
作動部は、操作部の操作によって変位するとともに、当該変位に伴い作動部が内筒の下端に取り付けられた目皿と当接することにより内筒が押し下げられて機構部を作動させ、機構部の作動後は元の状態に復帰して排水流路の内部には突出しない構成とし、
弁体を排水口から取り出したとき、弁体とともに機構部も排水流路内から取り外されることを特徴とする排水栓装置である。
弁体の操作を行う操作部と、
一端が操作部に、他端が排水口近傍の配管に接続され、操作部に加えられた排水口側へ操作を伝達する伝達部と、から成る排水栓装置であって、
弁体は、弁蓋を上昇及び/又は下降させ、且つ上端が弁蓋の裏面に取り付けられた突出部と、
及び前記突出部の下方が内部に配置される外筒と、から構成されて排水流路内に配置される機構部を内部に備え、
側面にギア部を構成した塵芥捕捉用の目皿と、該ギア部の回動に伴い軸方向に上昇する前記突出部と、とを前記機構部に構成すると共に、
伝達部は排水口側端部において前記ギア部と噛合する歯を備えた棒状のラックを有した作動部を備え、
作動部は、操作部の操作によって変位するとともに、当該変位に基づいて前記ギア部を回転させて機構部を作動させ、且つ大きく排水流路内に突出せず、最低限の突出量に抑える構成とし、
弁体を排水口から取り出したとき、弁体とともに機構部も排水流路内から取り外されることを特徴とする排水栓装置である。
請求項3に記載の本発明によれば、機構部によって弁蓋の上昇状態又は下降状態を保持することが可能となる。従って、機構部の作動のために作動部が排水流路内に突出したとしても、機構部の作動後において、作動部が排水流路内に突出し続ける必要がなくなる。従って、作動部を横管部その他の箇所に収納することにより、排水流路を平滑にすることが可能となる。
請求項2に記載の本発明によれば、作動部が機構部を押し下げることにより機構部を作動させるものであるから、当該機構部の作動時に弁体の外れが生じることを防ぐことができる。又、機構部がロック機構を備える場合においては、弁蓋を直接押動することによっても機構部を作動させる構造を採用することが可能となる。この場合においては、使用者は操作部を使用して弁蓋を昇降させるか、直接弁蓋を押動することによって弁蓋を昇降させるかについて適宜選択することが可能となる。又、伝達部等が故障した場合において、弁蓋を押動することによって弁体を単独で排水栓装置として使用することが可能となる。
請求項4に記載の本発明によれば、作動部の突出部はギア部を回動させる程度に突出するのみで良いため、排水配管内部への突出幅を僅かなものとすることができる。
請求項1乃至請求項3に記載の本発明によれば、弁蓋の上昇及び/又は下降後に作動部が常にもとの状態に復帰することにより、排水流路内を平滑にすることが可能となる。
弁蓋7は周囲にパッキンが嵌着された止水部材であり、排水栓装置の動作に伴い昇降する。尚、弁蓋7が下降状態にある時、パッキンが排水口3の周縁に当接することにより、槽体B内部に湯水を貯留可能とするとともに、弁蓋7が上昇状態にある時には、槽体B内部の湯水を下流側の配管4へと排出させることが可能となる。
内筒9は上端が弁蓋7の裏面に対して着脱可能に嵌合されており、その下端は外筒10下方に形成された窓部13より露出されている。又、内筒9は外筒10の内部において、回転ギア16が回動可能に取り付けられているとともに、弾性体である弁内スプリング19によって下方に向けて付勢されている。
外筒10は上端及び下端に網目状に形成された塵芥補足用の目皿12を備えており、上端側の目皿12は排水栓1の上方に形成された段部に載置されている。外筒10は内部に回転ギア16、固定ギア17、及び噛合部18を備えている。尚、外筒10は下端側の目皿12の上方において切り欠き状の窓部13が開口されており、当該窓部13から露出された内筒9を動かすことによって機構部8を作動させることが可能となっている。
固定ギア17は外筒10の内周に亘って環状に形成された、回転ギア16を回転させる鋸刃状のギア部である。
噛合部18は固定ギア17と対向する位置に形成され、固定ギア17によって回転した回転ギア16が噛合する噛合歯を備えている。
上記ロック機構15は、内筒9が押し上げられた際に回転ギア16が固定ギア17に押し付けられることで回転するとともに、当該回転した回転ギア16が弁内スプリング19の反発によって押し下げられた際に噛合部18が噛み合うことで内筒9の上昇状態を保持する構造となっている。尚、再び内筒9が押し上げられた際には当該回転ギア16が固定ギア17によって再び回転し、噛合部18との噛み合いが解除されることで、内筒9は弁内スプリング19の作用、及び弁蓋7の自重によって下降状態へと復帰する。
アウターチューブ26は中空の樹脂製のチューブ体であり、一端がフランジ部材23に固定され、他端が配管4に固定されている。又、アウターチューブ26は内部にインナーワイヤ27が摺動可能に配置されている。
インナーワイヤ27は金属製の撚り線であり、一端が操作軸22に接続されており、操作軸22と連動してアウターチューブ26内を摺動可能となっているとともに、他端には作動部28が接続されている。従って、インナーワイヤ27は操作部20への操作によって押動部21が下降した際、アウターチューブ26内を排水口3側へ向けて摺動するとともに、押動部21が上昇した際には、アウターチューブ26内を操作部20側へ向けて摺動する。(以降、インナーワイヤ27が排水口3側へと摺動する際には「前進」、操作部20側へと摺動する際には「後退」とする。)
上記作動部28は操作部20に対して操作が加えられていない状態において、その端部が配管4の内部(排水流路内)には突出しておらず、全て横管部5内に収納されている。
そして、図3に示すように、突出した作動部28が窓部13内に挿入されることにより機構部8を作動させる。即ち、当該作動部28が窓部13内に挿入されることにより傾斜面29と内筒9下端が当接し、更に作動部28が挿入されることによって傾斜面29が内筒9を押し上げる。そして、内筒9が外筒10より上方に向けて突出し弁軸14が伸張することにより、弁蓋7を上昇させる。この時、作動部28の下面が弁体6の下端側の目皿12の上面と当接しているため、弁蓋7のみが上昇し、弁体6が排水栓1より弁体6が外れることを防いでいる。
まず、押動部21への操作に伴う内筒9の押し上げによって回転ギア16が固定ギア17に押し付けられ、回転ギア16が所定角度回動する。押動部21への操作が終了すると、機構部8内の弁内スプリング19及び自重により内筒9が下降する。この時、回転ギア16は外筒10の下方に設けられた噛合部18と噛み合い、内筒9の突出状態(弁蓋7の上昇状態)が保持される。
従って、清掃時等に使用者が弁体6を取り外した際、常に排水流路内に突出する部分が存在せず、毛髪等の引っ掛かりを防ぐとともに清掃性が向上する。即ち、本発明において、作動部28はあくまで機構部8を作動させるに留まるものであるため、作動部28は排水流路内に突出し続ける必要がなく、横管部5内に収納することで配管4の内面を平滑にすることができる。
弁蓋7は周囲にパッキンが嵌着された止水部材であり、排水栓装置の動作に伴い昇降する。尚、弁蓋7が下降状態にある時、パッキンが排水口3の周縁に当接することにより、槽体B内部に湯水を貯留可能とするとともに、弁蓋7が上昇状態にある時には、槽体B内部の湯水を下流側の配管4へと排出させることが可能となる。
内筒9は外筒10を上下方向に貫通し、その上端が弁蓋7の裏面に対して着脱可能に嵌合されており、下端には目皿12が取り付けられている。又、内筒9は外筒10の内部において、回転ギア16が取り付けられているとともに弾性体である弁内スプリング19によって上方に向けて付勢されている。
外筒10は上端に網目状に形成された塵芥補足用の目皿12を備えており、内部に回転ギア16、固定ギア17、及び噛合部18を備えている。
固定ギア17は外筒10の内周に亘って環状に形成された、回転ギア16を回転させる鋸刃状の傾斜歯である。
噛合部18は固定ギア17と対向する位置に形成され、固定ギア17によって回転した回転ギア16が噛合する噛合歯を備えている。
上記ロック機構15は内筒9が押し下げられた際に回転ギア16が固定ギア17に押し付けられることで回転するとともに、当該回転した回転ギア16が弁内スプリング19の反発によって押し上げられた際に噛合部18が噛み合うことで内筒9の下降状態を保持する構造となっている。尚、再び内筒9が押し下げられた際には当該回転ギア16が固定ギア17によって再び回転し、噛合部18との噛み合いが解除されることで、内筒9は弁内スプリング19の作用によって上昇状態へと復帰する。
アウターチューブ26は中空の樹脂製のチューブ体であり、一端がフランジ部材23に固定され、他端が配管4に固定されている。又、アウターチューブ26は内部にインナーワイヤ27が摺動可能に配置されている。
インナーワイヤ27は金属製の撚り線であり、一端が操作軸22に接続されており、操作軸22と連動してアウターチューブ26内を摺動可能となっているとともに、他端には作動部28が接続されている。従って、インナーワイヤ27は操作部20への操作によって押動部21が下降した際、アウターチューブ26内を排水口3側へ向けて摺動するとともに、押動部21が上昇した際には、アウターチューブ26内を操作部20側へ向けて摺動する。(以降、インナーワイヤ27が排水口3側へと摺動する際には「前進」、操作部20側へと摺動する際には「後退」とする。)
上記作動部28は操作部20に対して操作が加えられていない状態において、その端部が配管4の内部(排水流路内)には突出しておらず、全て横管部5内に収納されている。
そして、図7に示すように、突出した作動部28の傾斜面29が弁体6下端の目皿12と当接することにより機構部8を作動させる。即ち、作動部28によって内筒9が押し下げられ、弁蓋7を下降させる。
まず、押動部21への操作に伴う内筒9の押し下げによって回転ギア16が固定ギア17に押し付けられ、回転ギア16が所定角度回転する。押動部21への操作が終了すると、機構部8内の弁内スプリング19によって内筒9が上昇する。この時、回転ギア16が外筒10の上方に設けられた噛合部18と噛み合い、内筒9の下降状態(弁蓋7の上昇状態)が保持される。
従って、清掃時等に使用者が弁体6を取り外した際、常に排水流路内に突出する部分が存在せず、毛髪等の引っ掛かりを防ぐとともに清掃性が向上する。即ち、本発明において、作動部28はあくまで機構部8を作動させるに留まるものであるため、作動部28は排水流路内に突出し続ける必要がなく、横管部5内に収納することで配管4の内面を平滑にすることができる。
ここで、図11に示すように、押動部21への操作が終了すると、作動部28は目皿12上にて変位を終了し、作動部28下面が弁体6下端の目皿12を押し下げた状態のままとなる。従って、弁蓋7は下降状態のまま保持され、排水口3の閉塞状態が維持される。即ち、第三実施形態においては、弁内スプリング19と作動部28の下面によってロック機構15が形成されている。
弁蓋7は周囲にパッキンが嵌着された止水部材であり、排水栓装置の動作に伴い昇降する。尚、弁蓋7が下降状態にある時、パッキンが排水口3の周縁に当接することにより、槽体B内部に湯水を貯留可能とするとともに、弁蓋7が上昇状態にある時には、槽体B内部の湯水を下流側の配管4へと排出させることが可能となる。
内筒9は螺子筒32及び突出部35から構成され、外筒10の内部に配置されている。
螺子筒32は突出部35内に配置される筒状部分と、下端に形成された歯車状のギア部33を有している。筒状部分には螺旋状の溝部34が形成されており、凸部36が当該溝部34内を摺動可能となっている。ここで、螺子筒32の筒状部分は外筒10を貫通しており、ギア部33は外筒10の下端よりも更に下方において露出しているとともに、作動部28と噛合している。
突出部35は外筒10内において、軸方向にのみ進退可能となるよう配置されており、ギア部33の回動に伴い上方に向けて突出する又、突出部35は内部に螺子筒32の溝部34内に配置される凸部36を備えている。
外筒10は内部に上記内筒9を収納する部材であり、排水栓1に対して回動不能となるように取り付けられている。
アウターチューブ26は樹脂製のチューブ体であり、一端がフランジ部材23に固定され、他端が配管4に固定されている。又、アウターチューブ26は内部にインナーワイヤ27が摺動可能に配置されている。
インナーワイヤ27は金属製の撚り線であり、一端が操作軸22に接続されており、操作軸22と連動してアウターチューブ26内を摺動可能となっているとともに、他端には作動部28が接続されている。従って、インナーワイヤ27は操作部20への操作によって押動部21が下降した際、アウターチューブ26内を排水口3側へ向けて摺動するとともに、押動部21が上昇した際には、アウターチューブ26内を操作部20側へ向けて摺動する。(以降、インナーワイヤ27が排水口3側へと摺動する際には「前進」、操作部20側へと摺動する際には「後退」とする。)
上記作動部28は歯のみが配管4の内部(排水流路内)に突出しており、その他の部分は全て横管部5内に収納されている。尚、図14に示すように、弁体6が排水栓1内に配置された状態において、窓部13から露出したギア部33と作動部28は噛合した状態となっており、作動部28の変位に応じてギア部33が回動するよう構成されている。
この時、溝部34内に配置された凸部36は溝部34の回動に伴い回動しようとするが、突出部35は回動不能であるため、ギア部33の回動に伴い凸部36が溝部34内を摺動することによって、突出部35を軸方向に上昇させる。即ち、作動部28の変位に基づいて突出部35が螺子筒32及び外筒10より上方に向けて突出し、図16に示すように、弁軸14が伸張する(弁体6の全高が変動する)ことにより、弁蓋7を上昇させるとともに、突出部35(内筒9)の突出状態(弁蓋7の上昇状態)が保持される。
例えば、第一実施形態においては、作動部28が直接内筒9を押し上げる構造であったが、図17に示すように、作動部28が弁体6下端に形成された駆動部37に当接することによって水平方向の応力が垂直方向の応力へと変換され、内筒9が押し上げられても良い。
又、第四実施形態においては回転ギア等から成るロック機構を備えても良い。この場合においては、螺子筒32が回動することロック機構が弁体6の昇降状態を保持する構造とし、作動部28や押動部21は戻りスプリング24によって常に元の状態に復帰するよう構成しても良い。
1 排水栓
2 鍔部
3 排水口
4 配管
5 横管部
6 弁体
7 弁蓋
8 機構部
9 内筒
10 外筒
12 目皿
13 窓部
14 弁軸
15 ロック機構
16 回転ギア
17 固定ギア
18 噛合部
19 弁内スプリング
20 操作部
21 押動部
22 操作軸
23 フランジ部材
24 戻りスプリング
25 伝達部
26 アウターチューブ
27 インナーワイヤ
28 作動部
29 傾斜面
32 螺子筒
33 ギア部
34 溝部
35 突出部
36 凸部
37 駆動部
Claims (4)
- 排水流路の上端に構成される排水口の開閉を行う弁蓋を有する弁体と、
弁体の操作を行う操作部と、
一端が操作部に、他端が排水口近傍の配管に接続され、操作部に加えられた排水口側へ操作を伝達する伝達部と、から成る排水栓装置であって、
弁体は、弁蓋を上昇及び/又は下降させ、且つ上端が弁蓋の裏面に取り付けられた内筒と、及び前記内筒の下方が内部に配置される外筒と、から構成される機構部を内部に備え、
伝達部は排水口側端部において作動部を備え、
作動部は、操作部の操作によって変位するとともに、当該変位に基づいて前記内筒下端に当接して機構部を作動させ、機構部の作動後は元の状態に復帰して排水流路の内部には突出しない構成とし、
弁体を排水口から取り出したとき、弁体とともに機構部も排水流路内から取り外されることを特徴とする排水栓装置。 - 排水流路の上端に構成される排水口の開閉を行うと共に弾性体によって上昇状態となるよう常に上方へ向けて付勢された弁蓋を有する弁体と、
弁体の操作を行う操作部と、
一端が操作部に、他端が排水口近傍の配管に接続され、操作部に加えられた排水口側へ操作を伝達する伝達部と、から成る排水栓装置であって、
弁体は、弁蓋を上昇及び/又は下降させ、且つ上端が弁蓋の裏面に取り付けられた内筒と、及び前記内筒の下方が内部に配置される外筒と、から構成される機構部を内部に備え、
伝達部は排水口側端部において作動部を備え、
作動部は、操作部の操作によって変位するとともに、当該変位に伴い作動部が内筒の下端に取り付けられた目皿と当接することにより内筒が押し下げられて機構部を作動させ、機構部の作動後は元の状態に復帰して排水流路の内部には突出しない構成とし、
弁体を排水口から取り出したとき、弁体とともに機構部も排水流路内から取り外されることを特徴とする排水栓装置。 - 機構部の外筒内部及び内筒外周には、弁蓋の上昇状態又は下降状態を保持するロック機構を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置。
- 排水流路の上端に構成される排水口の開閉を行う弁蓋を有する弁体と、
弁体の操作を行う操作部と、
一端が操作部に、他端が排水口近傍の配管に接続され、操作部に加えられた排水口側へ操作を伝達する伝達部と、から成る排水栓装置であって、
弁体は、弁蓋を上昇及び/又は下降させ、且つ上端が弁蓋の裏面に取り付けられた突出部と、
及び前記突出部の下方が内部に配置される外筒と、から構成されて排水流路内に配置される機構部を内部に備え、
側面にギア部を構成した塵芥捕捉用の目皿と、該ギア部の回動に伴い軸方向に上昇する前記突出部と、とを前記機構部に構成すると共に、
伝達部は排水口側端部において前記ギア部と噛合する歯を備えた棒状のラックを有した作動部を備え、
作動部は、操作部の操作によって変位するとともに、当該変位に基づいて前記ギア部を回転させて機構部を作動させ、且つ大きく排水流路内に突出せず、最低限の突出量に抑える構成とし、
弁体を排水口から取り出したとき、弁体とともに機構部も排水流路内から取り外されることを特徴とする排水栓装置。
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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