JP2017057693A - 遠隔操作式排水栓装置 - Google Patents
遠隔操作式排水栓装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017057693A JP2017057693A JP2015185682A JP2015185682A JP2017057693A JP 2017057693 A JP2017057693 A JP 2017057693A JP 2015185682 A JP2015185682 A JP 2015185682A JP 2015185682 A JP2015185682 A JP 2015185682A JP 2017057693 A JP2017057693 A JP 2017057693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- screw cylinder
- drain plug
- plug device
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 50
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 40
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims abstract description 19
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 58
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 12
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 12
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
Description
ここで、上記特許文献2に記載の遠隔操作式排水栓装置に対し、ウォームホイルと螺子筒との間に砂やゴミ等の汚れが付着した場合、モータの回転により部材が破損する恐れがある。詳述すると、ウォームホイルと螺子筒との間に汚れ等が付着すると、螺子筒がウォームホイルに連動して回動する、所謂供回りが生じる。この場合、本来であれば回動不能となっている螺子筒が無理に回動しようとするため、螺子筒の回動を抑えるガイド部や、螺子筒等、装置の部材が破損してしまう恐れがある。又、螺子筒は回動不能であるため、当該砂やゴミ等の噛み込みが生じた際にはモータに負荷がかかり発熱し、破損する恐れがある。
又、その他にも、センサが故障した場合、モータが同一方向に回転を続けてしまい、螺子筒の端部にウォームホイルが位置するまで螺子筒が上昇又は下降することがある。この時、それ以上上昇又は下降することが不可能となった螺子筒は、ウォームホイルに連動して回動してしまい、部材が破損する恐れがある。
昇降運動によって排水口の開閉を行う弁体と、
弁体の昇降操作を行う操作部から成る遠隔操作式排水栓装置において、
操作部は電気信号に基づき螺子筒を回動させる駆動部と、
螺子筒の回動を進退動作に変換し、弁体を昇降させる動作伝達部と、
螺子筒の回動が動作伝達部の進退に変換されず、動作伝達部が回動する際に作動し、部材の破損を防ぐ破損防止機構を備える遠隔操作式排水栓装置である。
動作伝達部の回動を防止することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作式排水栓装置である。
螺子筒と螺合され、動作伝達部に対して回動可能に配置されたカム部と、
弾性体によってカム部へと付勢され、カム部の回動を抑止する係止部より成ることを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作式排水栓装置である。
請求項2に記載の本発明によれば、破損が生じる原因である、動作伝達部の回動を防止するため、部材の破損を防ぐことができる。
請求項3に記載の本発明によれば、所定以上の応力が加わった際にカム部が回動し、動作伝達部全体が回動してしまうことがなくなる。従って、動作伝達部の回動に伴う部材の破損を防止することができる。
ここで、上記外筒はワイヤ受け2に保持されており、内筒は上端に弁体9が嵌合されている。従って、インナーワイヤ5の摺動に伴い、内筒が外筒から突出することによって、弁体9を昇降させることが可能となっている。
駆動部18は電動操作ボタン16の操作により送信された電気信号に基づいて駆動するモータであって、図3におけるケーシング12の右下部分に配置されており、コードを介して電源(図示せず)、及び基盤17と連結している。基盤17は駆動部18の駆動を制御するものであって、センサ26によって検知された動作伝達部21の位置情報に基づいて駆動部18の回転方向を変更する、一定時間以上駆動部18が動作した際には当該駆動部18の駆動を停止する等の制御を行う。又、駆動部18の出力軸19は六角柱形状を成しており、螺子筒20下端に挿入されている。
螺子筒20は外周に雄螺子が形成された筒状であって、下端において出力軸19の外径と略同一形状の孔を有しており、出力軸19が挿入されている。
動作伝達部21は一端が螺子筒20に螺合されているとともに、支承部23を介して他端に係合部22が形成されている。係合部22は平面視略C字状であって、従動部35と係合している。尚、係合部22は図3に示すように、駆動部18が非駆動時において、従動部35とは干渉しない位置に配置されている。支承部23は内部に破損防止機構が配置され、螺子筒20と後述する手動操作部32を架け渡す様、手動操作部32の手動操作軸34へ向けて延設されている。尚、動作伝達部21は螺子筒20側端部がツマミ部24によって覆われているため、ツマミ部24のスリット25に沿って上下方向にのみ動作可能となっているとともに、その位置情報はセンサ26によって検知されている。ツマミ部24は円筒であって上端が把持可能に形成されているとともに、側面にスリット25が形成されている。尚、ツマミ部24は動作伝達部21の螺子筒20側端部を上方より覆うとともに、スリット25より支承部23が突出するように配置されている。
センサ26は図3におけるケーシング12の右方に配置され、動作伝達部21の位置情報を検知しており、予め設定された位置まで動作伝達部21が上昇又は下降したことを検知した際には、当該情報を基盤17に送信し、駆動部18の駆動を制御させる。
破損防止機構は図4に示すように、平面視略六角形のナット状のカム部28と、当該カム部28の側面と当接する係止部29、係止部29をカム部28へと付勢する、弾性体としてのスプリング30から成る。カム部28は内周に雌螺子が形成されており、螺子筒20に螺合されている。当該カム部28は動作伝達部21の内部において回動自在に配置されているが、その側面において、スプリング30によって付勢された係止部29が当接しており、回転が抑制されている。
手動操作軸34は手動操作ボタン33裏面に嵌合されており、下端がスラストロック機構37のロック軸38と当接する位置まで延設されている。
従動部35は鍔部36を有する筒状であって、手動操作軸34の中程に形成されている。又、従動部35は動作伝達部21の係合部22内に配置されている。
図3に示す状態より手動操作ボタン33に押動操作が加えられると、図6に示すように、手動操作ボタン33及び手動操作軸34が下降し、スラストロック機構37のロック軸38を押し下げる。当該ロック軸38が押し下げられると、インナーワイヤ5がアウターチューブ4内部を弁体9側へと摺動し、弁体9を上昇させる。この時、スラストロック機構37は回転ギアと固定ギアの噛合により弁体9の上昇状態、及び手動操作ボタン33、手動操作軸34、ロック軸38の下降状態が保持される。従って、使用者は手動操作ボタン33を目視することによっても弁体9の状態を判別することが可能となる。
使用者が再び手動操作ボタン33に押動操作を加えると、ロック軸38が再び押し下げられることによって弁体9の上昇状態の保持が解除され、弁体9の自重及び戻りスプリングによって弁体9が下降する。
図7に示すように、電動操作ボタン16が操作されると、電気信号に基づいて駆動部18が作動し、出力軸19、及び出力軸19が挿入された螺子筒20が回転する。この時、動作伝達部21内部に配置されたカム部28は螺子筒20と螺合されているが、ツマミ部24のスリット25によって動作伝達部21が回動不能となっているため、螺子筒20の回動は動作伝達部21の進退動作に変換される。従って、動作伝達部21は螺子筒20の回動によって下降し、係合部22が従動部35を押し下げることにより手動操作軸34、手動操作ボタン33、及びスラストロック機構37のロック軸38を押し下げる。そして、当該ロック軸38が押し下げられると、インナーワイヤ5がアウターチューブ4内部を弁体9側へと摺動し、弁体9を上昇させるとともに、スラストロック機構37によって弁体9の上昇状態が保持される。
尚、適宜位置まで動作伝達部21が下降した時、センサ26によって動作伝達部21の位置情報が検知される。この時、駆動部18は当該位置情報に基づき逆回転を行い、動作伝達部21を図3に示す元の位置へと復帰させる。一方で、スラストロック機構37は弁体9の上昇状態、及び手動操作ボタン33、手動操作軸34、ロック軸38の下降状態が保持されるため、使用者は手動操作ボタン33を目視することによっても弁体9の状態を判別することが可能となる。
使用者が再び電動操作ボタンを操作すると、駆動部18が再び回転し、ロック軸38が再び押し下げられることによって弁体9の上昇状態の保持が解除され、弁体9の自重及び戻りスプリングによって弁体9が下降する。又、動作伝達部21は適宜位置まで下降した後に、駆動部18が逆回転することによって元の位置に復帰する。
次に、ケーシング12上面より露出しているツマミ部24を把持し、回動させる。この時、ツマミ部24は当該回動によってスリット25による開口位置が周方向に変位するため、スリット25より突出している動作伝達部21はツマミ部24の回動に連動し、図8に示すように、ケーシング12背面に形成された断面視略三角形状の収納部13へと収納される。これにより、動作伝達部21と従動部35の係合が解除される。
上記のように、動作伝達部21が収納部13へと収納された状態においては、動作伝達部21と従動部35の係合が解除されており、手動操作部32と電動操作部15は非干渉状態となる。従って、従動部35は所定の位置まで上昇することが可能となり、使用者は手動操作ボタン33を押動することによって、再び弁体9の昇降操作を行うことが可能となる。
尚、砂噛み等故障の原因が解消された際には、ツマミ部24を再び回動させることによって、動作伝達部21と従動部35が係合し、電動操作部15を通常通り使用することができる。
尚、砂やゴミ等の噛み込みが解消された際には、再び出力軸19と螺子筒20の下端に形成された孔が係合し、螺子筒20を回動させることによって、動作伝達部21が上下動可能となる。
2 ワイヤ受け
3 レリースワイヤ
4 アウターチューブ
5 インナーワイヤ
6 弁軸
9 弁体
10 操作部
11 フランジ
12 ケーシング
13 収納部
14 第一の操作部
15 電動操作部
16 電動操作ボタン
17 基盤
18 駆動部
19 出力軸
20 螺子筒
21 動作伝達部
22 係合部
23 支承部
24 ツマミ部
25 スリット
26 センサ
28 カム部
29 係止部
30 スプリング
31 第二の操作部
32 手動操作部
33 手動操作ボタン
34 手動操作軸
35 従動部
36 鍔部
37 スラストロック機構
38 ロック軸
40 脆弱部
B 槽体
Claims (3)
- 槽体の底部に設けられた排水口と、
昇降運動によって排水口の開閉を行う弁体と、
弁体の昇降操作を行う操作部から成る遠隔操作式排水栓装置において、
操作部は電気信号に基づき螺子筒を回動させる駆動部と、
螺子筒の回動を進退動作に変換し、弁体を昇降させる動作伝達部と、
螺子筒の回動が動作伝達部の進退に変換されず、動作伝達部が回動する際に作動し、部材の破損を防ぐ破損防止機構を備える遠隔操作式排水栓装置。 - 上記破損防止機構は、
動作伝達部の回動を防止することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作式排水栓装置。 - 上記破損防止機構は、
螺子筒と螺合され、動作伝達部に対して回動可能に配置されたカム部と、
弾性体によってカム部へと付勢され、カム部の回動を抑止する係止部より成ることを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作式排水栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015185682A JP6682080B2 (ja) | 2015-09-18 | 2015-09-18 | 遠隔操作式排水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015185682A JP6682080B2 (ja) | 2015-09-18 | 2015-09-18 | 遠隔操作式排水栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017057693A true JP2017057693A (ja) | 2017-03-23 |
JP6682080B2 JP6682080B2 (ja) | 2020-04-15 |
Family
ID=58389419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015185682A Active JP6682080B2 (ja) | 2015-09-18 | 2015-09-18 | 遠隔操作式排水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6682080B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111877A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | 株式会社日本アルファ | 電動操作装置 |
CN111648189A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-09-11 | 郑州市绿荫水利水保技术服务有限公司 | 一种城市水系生态治理用透水铺装系统及装置、方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060036586A (ko) * | 2004-10-26 | 2006-05-02 | 조상익 | 배수장치 |
JP2013019115A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-31 | Toto Ltd | 排水栓装置 |
-
2015
- 2015-09-18 JP JP2015185682A patent/JP6682080B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060036586A (ko) * | 2004-10-26 | 2006-05-02 | 조상익 | 배수장치 |
JP2013019115A (ja) * | 2011-07-07 | 2013-01-31 | Toto Ltd | 排水栓装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111877A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | 株式会社日本アルファ | 電動操作装置 |
JP7212932B2 (ja) | 2019-01-08 | 2023-01-26 | 株式会社日本アルファ | 電動操作装置 |
CN111648189A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-09-11 | 郑州市绿荫水利水保技术服务有限公司 | 一种城市水系生态治理用透水铺装系统及装置、方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6682080B2 (ja) | 2020-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6895614B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP2017057693A (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP2016172961A (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP2013091938A (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP6539819B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP6682069B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP6259974B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP4078012B2 (ja) | 自動排水装置 | |
JP6094950B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP6631779B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP4155828B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP5849714B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP6454842B2 (ja) | 排水装置 | |
JP2018003485A (ja) | 排水栓装置 | |
JP2003247254A (ja) | 排水栓装置 | |
JP6860418B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP6818976B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP2017057561A (ja) | 排水口の止水構造 | |
JP2007284994A (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP7493172B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP7266246B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP5971610B2 (ja) | 排水栓装置の操作部取付け構造 | |
JP5747199B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP6873426B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP2023084333A (ja) | 排水栓装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190823 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6682080 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |