JP7493172B2 - 排水栓装置 - Google Patents

排水栓装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7493172B2
JP7493172B2 JP2020032950A JP2020032950A JP7493172B2 JP 7493172 B2 JP7493172 B2 JP 7493172B2 JP 2020032950 A JP2020032950 A JP 2020032950A JP 2020032950 A JP2020032950 A JP 2020032950A JP 7493172 B2 JP7493172 B2 JP 7493172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
valve body
drain
drain outlet
side member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020032950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021134599A (ja
Inventor
健一 櫻
Original Assignee
丸一株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸一株式会社 filed Critical 丸一株式会社
Priority to JP2020032950A priority Critical patent/JP7493172B2/ja
Publication of JP2021134599A publication Critical patent/JP2021134599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7493172B2 publication Critical patent/JP7493172B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

本発明は、槽体の排水口を開閉する排水栓装置に関するものである。
槽体の排水口を開閉する排水栓装置としては、特許文献1に記載のように、排水口の開閉を行う弁体と、槽体に取り付けられた操作部と、排水口の開口状態を保持するロック機構を備えたものが知られている。
上記排水栓装置のロック機構は、操作部からの指示を受けると、連結された伝達部材を介して弁体を上昇させるとともに、内部に配置されたギアが噛合することによって、排水口の開口状態を保持する。又、再度操作部に対して操作が加えられると上記ギアの噛合が解除され、弁体を下降させる。
このように、排水栓装置のロック機構は操作部の操作に伴い噛合/噛合の解除を行うことによって、操作の都度排水口の開口状態の保持と、当該保持の解除を切り替えることが可能となる。
特開2013-79495号公報
上記ロック機構に対して弁体側からの応力が加わると、内部のギアが破損する恐れがある。
そこで、特許文献1に記載の排水栓装置においては、ロック機構から連続する伝達部材の端部に取り付けられた弁軸内にショックアブソーバスプリングを設け、弁体からの衝撃がロック機構に伝わらない様にしている。このように、排水栓装置においてはロック機構の破損を防止する構造が求められている。
本発明は上記問題に鑑み、ロック機構の破損を防止する排水栓装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の本発明は、弁体によって槽体の排水口を開閉する排水栓装置であって、
前記弁体の昇降操作を行う操作部と、前記昇降操作に伴い進退可能なインナーワイヤを有する伝達部材と、前記排水口の開口状態を保持するロック機構と、前記インナーワイヤの進退に伴い突出可能な内筒を有する筒部と、前記内筒を上方へ向けて付勢するリターンスプリングとを備える操作部側部材と、
前記排水口の開閉を行う前記弁体と、前記弁体を前記排水口へ向けて付勢するスプリングと、前記弁体と連動する昇降部とを備える弁体側部材から成り、
前記昇降部は、
前記内筒の動作によって可動する機構部を有し、
前記機構部は、
前記スプリングによって前記内筒へ向けて付勢された第二歯車と、
前記弁体と接続された第三歯車と、
前記第二歯車と前記第三歯車に対して噛合することによって、前記第二歯車から受けた応力の方向を反転させて前記第三歯車へと伝達する第一歯車と、を備え、
前記内筒は、
前記昇降操作により、前記第二歯車へ向けて突出し、前記第二歯車に当接するとともに、前記第二歯車を下降させ、
前記弁体は、前記機構部の可動に伴い上方より引き上げられることによって前記排水口を開口させ、
前記内筒前記第二歯車と切り離されており、
前記弁体が下降して前記排水口が閉塞された状態において、前記昇降操作が加えられていない状態のまま前記弁体に対して前記排水口を開口させる方向に応力が加えられた際に、前記第二歯車は前記内筒から離間することを特徴とする排水栓装置である。
上記本発明によれば、操作部側部材と弁体側部材が切り離されていることによって、操作部側部材と弁体側部材が連動しない様に構成されており、弁体に対して予期しない応力が加えられた際に操作部側部材に応力が伝達しない。これにより、排水栓装置の破損を防止することが可能となる。
排水栓装置が取り付けられる浴室を示す平面図である。 槽体を示す断面図である。 排水栓装置を示す断面図である。 弁体と弁軸を示す斜視図である。 排水口の閉塞状態を示す断面図である。 ロック機構の動作を示す参考図である。 ロック機構の動作を示す参考図である。 排水口の開口状態を示す断面図である。 下降している弁体に対し、上方へ向けて応力が加えられた状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。
図1に示すように、本実施形態における排水栓装置20が取り付けられる槽体10は、防水パンを備える浴室1に取り付けられている。
浴室1は洗体・洗髪等が行われる洗い場が形成される洗い場パン3と、槽体10が載置される浴槽パン4から成る防水パンが敷設されており、当該防水パンの下方には排水トラップを含む排水配管が配設されている。
又、図3に示すように、浴槽パン4は洗い場パン3側端部において、浴槽パン排水口5が形成されている。
槽体10は底面を形成する底壁部11と、当該底壁部11の周囲から上方に向けて立設された側壁部12を有する箱体である。又、図3に示すように、槽体10は側壁部12の内、洗い場2と隣接する側壁部13下端において飛び出し部15が形成されている。
飛び出し部15は、平面視側壁部12の中央であって、底壁部11と側壁部12が交差する角部において、側壁部12の外側、即ち洗い場2側に向けて形成された凹状の突出部であり、下面16を形成する壁面は底壁部11と段差無く連続している。又、当該下面16には排水口19が形成されているとともに、飛び出し部15の側面17を形成する壁面は、槽体10の側壁部13よりも洗い場2側に突出している。一方、飛び出し部15の上部には排水栓装置20の機構部51を有する昇降部50が配置されており、昇降部50から延設された弁軸55が飛び出し部15の上面18を形成する壁面を貫通し、弁体41と係合している。
排水口19は飛び出し部15の下面16を上下方向に貫通する円形の開口であり、槽体10の底壁部11と飛び出し部15の下面16の内、最も低い位置において形成されている。又、排水口19の上面には弁体41が載置されており、操作部25の操作によって開閉可能となっている。
上記排水口19は側壁部13の内側面よりも洗い場2側、即ち槽体10の外側に配置されており、図1に示すように、平面視において使用者からは目視不可能となっている。又、排水口19の下方には何の部材も取り付けられておらず、槽体10の下方には突出部が一切存在していない。
図3及び図4に示すように、排水栓装置20は操作部25、ロック機構30、伝達部材35を備えた操作部側部材21と、弁体41、昇降部50を備えた弁体側部材40から構成されている。又、操作部側部材21は弁体側部材40と切り離されており、操作部側部材21は弁体側部材40の動作に連動しない。
操作部25は槽体10の縁部より浴室1内に露出するスイッチ部26を有し、当該スイッチ部26に対して押動操作が加えられることによって排水栓装置20を作動させる。
ロック機構30は上端より延設された棒状のロック軸34がスイッチ部26裏面に連結されているとともに、下端には伝達部材35が連結されている。又、ロック機構30は内部に回転ギア31、固定ギア32、傾斜歯33が配置されており、スイッチ部26に対する押動操作に伴い回転ギア31と固定ギア32が噛合/噛合の解除を行うことで、操作の都度排水口19の開口状態の保持と、当該保持の解除を切り替えることが可能となる。回転ギア31はロック軸34に対して、回転可能であるがロック軸34の軸方向には変位不可能となるように取り付けられており、固定ギア32及び傾斜歯33はロック機構30の内側面に形成されている。又、ロック軸34及び回転ギア31はリターンスプリングによってスイッチ部26側に向けて付勢されている。尚、ロック機構30の動作については後述する。
伝達部材35は樹脂製のアウターチューブ36及び金属製のインナーワイヤ37から成るレリースワイヤであって、インナーワイヤ37はアウターチューブ36内を摺動可能となっている。又、伝達部材35は端部に内筒38aと外筒38bから成る筒部38を有しており、内筒38aはインナーワイヤ37の進退に応じて外筒38bから突出可能となっている。
上記操作部側部材21は、上記リターンスプリングによって常に上方へ向けて付勢されている。従って、操作部側部材21の端部である内筒38aは弁体側部材40から離間する方向に向けて変位するように付勢されている。
ここで、上記ロック機構30の動作について詳述する。まず、スイッチ部26に押動操作が加えられると、回転ギア31が固定ギア32間に形成された溝内を摺動し、傾斜歯33によって所定角度回転する。(図5(a))そして、スイッチ部26に対する押動操作が終了し、使用者がスイッチ部26から手を離すと、リターンスプリングの反発によって回転ギア31がやや後退し、固定ギア32と噛合する。(図5(b))この時、回転ギア31と固定ギア32の噛合によって回転ギア31がスイッチ部26側へと変位することが不可能となっており、これによってロック機構30と連結されたインナーワイヤ37及び内筒38aの突出状態が保持される。
次に、再度スイッチ部26に押動操作が加えられると、再び回転ギア31が下降し、傾斜歯33によって所定角度回転することで回転ギア31と固定ギア32の噛合が解除される。(図6(a))そして、使用者がスイッチ部26から手を離すと、リターンスプリングの作用によって上昇した回転ギア31が固定ギア32間に形成された溝内に配置され、インナーワイヤ37を後退させる。(図6(b))
弁体41は排水口19の開閉を行う弁部材であって、後述する昇降部50を介して操作部25からの操作を受けて上下動する。図7に示すように、弁体41は上面に略C字状の係合部42及び着脱の際に使用する取手が形成されており、当該係合部42に弁軸55が係合されている。弁体41は排水栓装置20の作動時において、弁軸55によって上方より引き上げられることによって排水口19を開口するとともに、弁軸55によって上方より押し下げられることによって排水口19を閉塞する。
昇降部50は内部に操作部25からの指示によって可動する機構部51と、機構部51を内部に収納するケーシング60を有し、機構部51は第一歯車52、第二歯車53、第三歯車54、及び弁軸55から構成されている。
第一歯車52はケーシング60に対して回動可能に取り付けられた円形の平歯車であって、第二歯車53と第三歯車54に対して噛合することによって、第二歯車53から受けた応力を反転させて第三歯車54へと伝達する。又、第一歯車52は小径の小歯車52aと大径の大歯車52bが組み合わされた二段歯車であり、小歯車52aには第二歯車53が噛合されており、大歯車52bには第三歯車54が噛合されている。尚、大歯車52bは小歯車52aの1.5倍の歯数となっている。
第二歯車53及び第三歯車54は第一歯車52と噛合する棒状のラックであって、第二歯車53は第一歯車52の操作部25側に配置されているとともに、第三歯車54は第一歯車52の弁体41側に配置されている。又、第二歯車53は上端が上記操作部側部材21の内筒38a端部と当接する位置に配設されているが、係合はしておらず、切り離されている。一方、第三歯車54は下端において弁軸55と嵌合されている。
弁軸55は飛び出し部15の上面18を貫通し、端部が弁体41と係合していると共に、ケーシング60内に配置されたスプリング56によって弁体41を排水口19に押し付ける方向に向けて付勢されている。従って、スプリング56によって、弁軸55と係合されている第三歯車54は排水口19に近接する方向に向けて変位するように付勢されているとともに、第二歯車53は操作部側部材21に近接する方向に向けて変位するように付勢されている。
上記排水栓装置20は以下の様に作動する。
まず、図4に示すように、弁体41が下降状態にある時に、スイッチ部26に対して押動操作が加えられると、インナーワイヤ37がアウターチューブ36内を弁体41側へと摺動する。これにより、筒部38の内筒38aが外筒38bより下方へ向けて突出し、機構部51内において第二歯車53に当接するとともに、第二歯車53を下降させる。そして、第二歯車53の下降に伴い第一歯車52が回転し、第三歯車54を上昇させる。尚、第三歯車54は第一歯車52によって回転数・トルクが調整され、第二歯車53の変位する幅よりも大きく変位する。
上記第三歯車54の上昇に伴い弁軸55が上昇すると、弁軸55によって弁体41が上方より引き上げられて、図8に示すように排水口19が開口する。この時、ロック機構30は内部の回転ギア31と固定ギア32が噛合し、弁体41の上昇状態が保持される。そして、排水口19が開口することによって、槽体10内に貯留されていた湯水は排水口19より浴槽パン4上に直接排出される。尚、浴槽パン4上に排出された排水は浴槽パン排水口5を通じ、洗い場パン3下方に配置された排水トラップを介して下水側へと排出される。
次に、上記弁体41が上昇した状態より再度スイッチ部26に押動操作が加えられると、ロック機構30内部の回転ギア31と固定ギア32の噛合が解除され、リターンスプリングの作用によって操作部25側へとインナーワイヤ37が摺動し、内筒38aが後退する。この時、操作部側部材21より第二歯車53に対して加わっていた応力が消失することによって、スプリング56の反発によって弁軸55が下降するとともに、当該弁軸55によって弁体41が下方へと押し下げられる。下降した弁体41に嵌着されたパッキンが排水口19の周縁に当接することにより、排水口19が再び閉塞され、槽体10内に湯水を貯留することが可能となる。
上記排水栓装置20において、昇降部50は弁軸55が弁体41と係合しているため、閉塞状態にある弁体41に対して上昇する方向に応力が加えられた際、当該弁体41の動作に連動する。即ち、弁体41が上昇すると、第三歯車54も上方へ向けて変位するとともに、第一歯車52によって応力の方向が反転され、第二歯車53が下方へ向けて変位する。
一方、操作部側部材21と弁体側部材40は切り離されているため、操作部側部材21は閉塞状態にある弁体41に対して上昇する方向に応力が加えられても、当該弁体41の動作に連動しない。即ち、弁体41が上昇すると、上記の通り第二歯車53が下方に向けて変位するが、第二歯車53と筒部38は連結されておらず、操作部側部材21と弁体側部材40は切り離されているため、図9に示すように、操作部側部材21の端部である第二歯車53は筒部38より離間し、操作部側部材21に対して応力を伝達しない。
以上のように、本発明の排水栓装置20においては、操作部側部材21と弁体側部材40が切り離されていることによって、下降している弁体41に対して上方へ向けて応力が加えられても装置の破損を防止することが可能となる。即ち、もし操作部側部材21と弁体側部材40が連結されていた場合、下降している弁体41に対して上方へ向けて応力が加えられると、第二歯車53と連動して内筒38aが下方へ引き下げられ、インナーワイヤ37やロック機構30に対して予期せぬ応力が加わることで破損の原因となる恐れがあるが、上述の通り、本発明においては操作部側部材21と弁体側部材40が切り離されているため、装置が破損することはない。
尚、上昇状態にある弁体41に対して下降する方向に応力が加えられた場合には、弁体41と弁軸55の係合が解除され、弁体41が装置から分離することによって、破損を防止することができる。
又、操作部側部材21の端部である筒部38は、リターンスプリングによって弁体側部材40から離間する方向に向けて変位するように付勢されているため、弁体側部材40から離間した状態を維持している。従って、弁体41に対して加えられていた応力が消失し、スプリング56の付勢によって弁体41が下降した際に操作部側部材21と弁体側部材40が干渉することはない。
又、第一歯車52によって第二歯車53と第三歯車54間における回転数・トルクが調整されていることにより、スイッチ部26に対する押し込み量が少なくても、第三歯車54を高く上昇させ、排水口19を広く開口し、好適な排水流量を確保することが可能となる。
又、本発明は上方から弁体41を引き上げることよって排水口19を開口する構造となっていることから、槽体10と防水パンとの間のスペースが狭い場合でも取り付けが可能である。即ち、本発明においては弁体41を昇降させるための部材を排水口19の下方に配置する必要がなくなることから、排水口19と防水パンの間のスペースが狭隘な浴室1であっても、排水栓装置20を取り付けることが可能となる。
又、本発明においては、槽体10の側壁部13に対して飛び出し部15が形成されているとともに、当該飛び出し部15の下面16を形成する壁面に排水口19が形成されている。これにより、排水口19や弁体41によって使用者が入浴を阻害することがなくなる。又、伝達部材35や機構部51が槽体10の外側に配置されているため、これらの部材が使用者に干渉することもない。
本発明の実施形態は以上であるが、本発明の排水栓装置は上記実施形態の形状に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の設計変更を加えても良い。例えば、排水口や弁体は必ずしも飛び出し部内に配置されている必要はなく、槽体の底壁部に排水口が形成されており、当該排水口上に弁体が載置されていても良い。
又、上記実施形態において、槽体は浴室内に配置された浴槽であったが、シンクや洗面ボウル等、その他の槽体であっても良い。
又、飛び出し部は槽体と一体に成形しても良く、槽体の成形後にビスや接着等によって別部材が取り付けられることで形成されても良い。
又、操作部は手動操作に基づいて作動する以外に、モータ等の駆動部を用いて作動する電動部を有し、リモコンその他の遠隔操作によって排水口を開閉させる構造であっても良い。
1 浴室
2 洗い場
3 洗い場パン
4 浴槽パン
5 浴槽パン排水口
10 槽体
11 底壁部
12 側壁部
13 側壁部
15 飛び出し部
16 下面
17 側面
18 上面
19 排水口
20 排水栓装置
21 操作部側部材
25 操作部
26 スイッチ部
30 ロック機構
31 回転ギア
32 固定ギア
33 傾斜歯
34 ロック軸
35 伝達部材
36 アウターチューブ
37 インナーワイヤ
38 筒部
38a 内筒
38b 外筒
40 弁体側部材
41 弁体
42 係合部
50 昇降部
51 機構部
52 第一歯車
52a 小歯車
52b 大歯車
53 第二歯車
54 第三歯車
55 弁軸
56 スプリング
60 ケーシング

Claims (1)

  1. 弁体によって槽体の排水口を開閉する排水栓装置であって、
    前記弁体の昇降操作を行う操作部と、前記昇降操作に伴い進退可能なインナーワイヤを有する伝達部材と、前記排水口の開口状態を保持するロック機構と、前記インナーワイヤの進退に伴い突出可能な内筒を有する筒部と、前記内筒を上方へ向けて付勢するリターンスプリングとを備える操作部側部材と、
    前記排水口の開閉を行う前記弁体と、前記弁体を前記排水口へ向けて付勢するスプリングと、前記弁体と連動する昇降部とを備える弁体側部材から成り、
    前記昇降部は、
    前記内筒の動作によって可動する機構部を有し、
    前記機構部は、
    前記スプリングによって前記内筒へ向けて付勢された第二歯車と、
    前記弁体と接続された第三歯車と、
    前記第二歯車と前記第三歯車に対して噛合することによって、前記第二歯車から受けた応力の方向を反転させて前記第三歯車へと伝達する第一歯車と、を備え、
    前記内筒は、
    前記昇降操作により、前記第二歯車へ向けて突出し、前記第二歯車に当接するとともに、前記第二歯車を下降させ、
    前記弁体は、前記機構部の可動に伴い上方より引き上げられることによって前記排水口を開口させ、
    前記内筒前記第二歯車と切り離されており、
    前記弁体が下降して前記排水口が閉塞された状態において、前記昇降操作が加えられていない状態のまま前記弁体に対して前記排水口を開口させる方向に応力が加えられた際に、前記第二歯車は前記内筒から離間することを特徴とする排水栓装置。
JP2020032950A 2020-02-28 2020-02-28 排水栓装置 Active JP7493172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020032950A JP7493172B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 排水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020032950A JP7493172B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 排水栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021134599A JP2021134599A (ja) 2021-09-13
JP7493172B2 true JP7493172B2 (ja) 2024-05-31

Family

ID=77660599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020032950A Active JP7493172B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 排水栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7493172B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057687A (ja) 2007-08-29 2009-03-19 Maruichi Kk 遠隔操作式排水栓装置
JP2013079495A (ja) 2011-09-30 2013-05-02 Maruichi Corp 遠隔操作式排水栓装置の回転カム機構
JP2015071896A (ja) 2013-10-03 2015-04-16 株式会社日本アルファ 操作装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057687A (ja) 2007-08-29 2009-03-19 Maruichi Kk 遠隔操作式排水栓装置
JP2013079495A (ja) 2011-09-30 2013-05-02 Maruichi Corp 遠隔操作式排水栓装置の回転カム機構
JP2015071896A (ja) 2013-10-03 2015-04-16 株式会社日本アルファ 操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021134599A (ja) 2021-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5412632B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置とその施工方法
JP7493172B2 (ja) 排水栓装置
US10190296B2 (en) Plumbing apparatus
JP5641290B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP2017115556A (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP7475595B2 (ja) 排水栓装置
JP7403099B2 (ja) 排水栓装置及び排水栓装置の組み立て方法
JP2013079495A (ja) 遠隔操作式排水栓装置の回転カム機構
JP2007284994A (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP7475606B2 (ja) 配管構造
JP6682080B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP6682069B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP2004308141A (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP7050254B2 (ja) 排水栓装置
JP2022071911A (ja) 排水栓装置
JP2021085296A (ja) 排水器の取付構造
JP2017057561A (ja) 排水口の止水構造
JP3458307B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP7498925B2 (ja) 排水栓装置
JP2020084574A (ja) 排水装置
JP7498924B2 (ja) 排水栓装置
JP2004068327A (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JP4941982B2 (ja) オーバーフロー口の開閉構造
JP2021181678A (ja) 配管構造
JP7266231B2 (ja) 排水栓装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7493172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150