JP2023084333A - 排水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンスや清掃のために作動部を取り外した際に止水部材が破損したり、ゴミの噛み込み等によって漏水が生じることのない排水栓装置の提供を課題とする。【解決手段】排水栓装置は排水口12を開閉する栓蓋2と、栓蓋2を昇降させる昇降部6と、昇降部6の昇降動作を作動させる作動部とを備えている。ケーシング5は内部に昇降部6及び接続部7を収納する空間が内部に形成された部材であって、昇降部6はケーシング5によって配管4に対して水密に接続されている。排水栓装置のメンテナンスや清掃の際には、ケーシング5に収納された昇降部6が配管4に水密に接続された状態で、作動部を配管4から分離することができる。これにより、排水栓装置は作動部を配管4から分離させた際における止水部材Pの破損や、漏水を防止することが可能となる。【選択図】図2

Description

本発明は、洗面ボウルやシンク、浴槽等の槽体に形成された排水口の開閉を行う排水栓装置に関するものである。
従来の排水栓装置として、特許文献1のように、操作部に操作が加えられることによって栓蓋が昇降し、槽体の底面に形成された排水口を開閉する構造が知られている。
上記排水栓装置は栓蓋が載置される昇降部と、昇降部に昇降動作を加える作動部(操作部、伝達部)を備え、操作部に加えられた操作が伝達部を介して昇降部に伝達されることで栓蓋を昇降させ、排水口を開閉する。
又、特許文献2に記載の排水栓装置では、作動部は通電により駆動するモータであって、昇降部と作動部はユニット化されて直接的に着脱可能となっている。
特開2019-90267号公報 特開2018-204368号公報
上記特許文献は配管から作動部を取り外すことによってメンテナンスや清掃等が可能となっている。又、昇降部と作動部は連結されており、作動部を取り外すと昇降部も共に管体から分離する構造となっている。
ここで、昇降部と管体はパッキン等の止水部材によって水密に接続されているが、長年の使用により止水部材が劣化していると、着脱の際に当該止水部材が破損する恐れがある。又、昇降部と管体との間には毛髪等のゴミが堆積しやすく、一度取り外した昇降部を取り付ける際に止水部材と管体との間にゴミが噛み込まれると、止水部材による水密な接続が不可能となる恐れがある。
本発明は上記問題に鑑み、メンテナンスや清掃のために作動部を取り外した際に止水部材が破損したり、ゴミの噛み込み等によって漏水が生じることのない排水栓装置の提供を課題とする。
第一の発明は、槽体に形成された排水口から連続する配管と、
前記排水口を開閉する栓蓋と、
前記栓蓋を昇降させる昇降部と、
前記昇降部の昇降動作を作動させる作動部とを備え、
前記昇降部が前記配管に対して水密に接続された状態で前記作動部を前記配管から分離可能であることを特徴とする排水栓装置である。
第二の発明は、前記昇降部を収納するケーシングと、
一部が前記ケーシングから露出し、前記作動部と接続される接続部と、
前記接続部と前記ケーシングとの間に配置される止水部材とを備えることを特徴とする。
第三の発明は、前記作動部は、開閉操作により駆動される駆動部を有する電動作動部又は手動操作により前記昇降部の昇降動作を作動させる手動作動部であって、
前記電動作動部を前記配管に取り付けた場合には前記栓蓋が前記排水口を電動開閉可能な状態となり、前記手動作動部を前記配管に取り付けた場合には前記栓蓋が前記排水口を手動開閉可能な状態となることを特徴とする。
この発明によれば、メンテナンスや清掃のために作動部を取り外した際に止水部材が破損したり、ゴミの噛み込み等によって漏水が生じることを防止することが可能となる。
第一実施形態における排水栓装置の施工状態を示す断面図である。 図1の要部拡大図である。 図2のA-A’断面図である。 第一実施形態における排水栓装置の部材構成を示す斜視図である。 第一実施形態において、手動作動部を取り付けた場合の施工状態を示す断面図である。 第一実施形態における排水栓装置の部材構成を示す斜視図である。 ギア部の構成を示す概略図である。 第二実施形態における排水栓装置を示す断面図である。 図8より作動部を分離させた状態を示す断面図である。 第三実施形態における排水栓装置の構成を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら本発明の排水栓装置を説明する。尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。
以下に、本発明の第一実施形態について図1乃至図4を用いて説明する。
図1に示すように、槽体1は上方が開放された凹状の洗面ボウルであって、底面11には排水口12が形成されている。又、槽体1はキャビネットCに載置されている。又、槽体1の縁部には排水口12の開閉操作を行う操作部Sが配置されている。
排水口12は槽体1内の湯水を排水として排出するための開口であって、栓蓋2が昇降することによって開閉可能となっている。
栓蓋2はパッキンが嵌着されたカバー部と、カバー部の下方に接続される軸部と、排水中の毛髪等を捕集する目皿を有する。栓蓋2は昇降部6の直上に配置され、当該昇降部6によって下方から突き上げられることによって昇降し、排水口12を開閉する。
排水口部材3は円筒状の管体であって、槽体1の底面11に穿設された開口に取り付けられている。又、排水口部材3は内部に排水流路を有し、槽体1に取り付けられた状態において、槽体1内の湯水を排出する排水口12を形成する。
配管4は排水口12から連続する管体であって、主管部41と枝管部42を有する。
主管部41は排水口12からの排水が流れる円筒状の縦管部分であり、上端には排水口部材3が接続されている。
枝管部42は主管部41の側面より略水平方向に向けて開口された円筒状の横管部分であって、一端は主管部41に連通するとともに、他端にはケーシング5を介して昇降部6が水密に接続されている。
上記配管4は主管部41の外側面において、枝管部42の上下に螺子孔H1、螺子孔H2が枝管部42と同一方向に向けて開口されており、枝管部42の側方には、螺子孔H3が主管部41の接線方向に向けて開口されている。
ケーシング5は内部に昇降部6及び接続部7を収納する空間が内部に形成された部材であって、一端には枝管部42に挿入される取付口51が開口されており、他端には接続部7が配置される連通口52が開口されている。又、取付口51の外周には止水部材Pが嵌着されており、取付口51と枝管部42は水密に接続されている。
透孔53及び透孔54は螺子孔H1、螺子孔H2と合致する位置に形成された貫通孔であって、ケーシング5の取付口51の上下に開口されている。
螺子孔H4は連通口52の外側において、螺子孔H3と同一方向に向けて開口されている。
上記配管4とケーシング5は、透孔53及び透孔54に対してビス10がそれぞれ挿通された状態で螺子孔H1、螺子孔H2と螺合されることによって接続されている。
昇降部6は栓蓋2を昇降させる棒状であり、一端がケーシング5の取付口51及び枝管部42を介して主管部41の中心に向けて突出しており、他端には接続部7が取り付けられる六角形の開口61を有する。又、昇降部6は操作部Sによって開閉操作が加えられると、栓蓋2を昇降させる昇降動作を行う。第一実施形態においては、昇降部6は開口61を中心に回転することで栓蓋2を押し上げ、排水口12を開口させるとともに、押し上げ時とは反対方向に回転することで栓蓋2を自重により下降させ、排水口12を閉口させる。
接続部7は昇降部6及び作動部8に接続される円筒状であって、作動部8の駆動によって回転するとともに、当該回転を昇降部6へと伝達する。接続部7は昇降部6に接続される凸部71、作動部8に接続される凹部72、止水部材Pが嵌着される溝73を有する。
凸部71は昇降部6側に形成された六角柱状であり、昇降部6の開口61に挿通されている。
凹部72は接続部7の軸方向に向けて凹設され、内側面に作動部8と係合する歯が形成されている。又、凹部72はケーシング5から露出しており、作動部8が接続されている。
溝73は接続部7の外周に形成され、環状の止水部材Pが嵌着されている。
上記接続部7は溝73に嵌着された止水部材Pが接続部7及び連通口52に当接することによって、連通口52を水密な状態としながら、作動部8の動作を受けてケーシング5内で回転可能となっている。
作動部8は操作部Sに加えられた開閉操作により駆動される駆動部81と、駆動部81の動作を制御する制御回路を構成する基板(図示せず)を有し、配管4及びケーシング5に接続されている。又、作動部8は操作部Sとケーブル9によって接続されており、操作部Sに加えられた開閉操作はケーブル9を通じて作動部8へ伝達される。
駆動部81はモータであり、通電によって回転する軸811が突設されている。軸811は基板の指示に基づいて双方向に回転可能であって、ケーシング5から露出する凹部72と係合する歯が形成されている。
透孔82、透孔83は作動部8の外側面において、螺子孔H3及び螺子孔H4にと合致する位置に形成された貫通孔である。
上記駆動部81は基板から出力される信号によってその動作が制御されており、図示しないセンサによって検知された排水口12の開閉状態に基づいて軸811の回転方向が決定される。
又、作動部とは配管4及びケーシング5は、透孔82及び透孔83に対してそれぞれビス10が挿通された状態で螺子孔H3、螺子孔H4と螺合されることによって接続されている。
上記排水栓装置において、操作部Sに対して開閉操作が加えられると、以下のようにして排水口12を開閉する。
まず、栓蓋2が下降している状態において、カバー部に嵌着されたパッキンが排水口12の周縁に当接することによって当該排水口12は閉塞され、槽体1は内部に湯水を貯留可能となっている。ここで、操作部Sに開閉操作が加えられると、ケーブル9を通じて駆動部81が駆動され、軸811が回転する。又、軸811の回転は接続部7を通じて昇降部6へと伝達され、昇降部6が開口61を中心に回転する。
上記回転に伴い昇降部6の端部が上方へと変位すると、栓蓋2が突き上げられて上昇し、排水口12が開口される。この時、槽体1に貯留されていた湯水は排水口12より排出され、主管部41を通じて床下配管へと排出される。
栓蓋2が上昇している状態より再度操作部Sに開閉操作が加えられると、栓蓋2の下降時とは反対方向に軸811が回転することによって昇降部6の端部が下方へと変位する。この時、栓蓋2は自重によって下降し、排水口12が閉塞される。
上記排水栓装置において、ケーシング5は主管部41に対して水密に接続されており、連通口52は止水部材Pによって水密となっている。これにより、ケーシング5の内側と外側の空間は止水部材Pによって区画された状態となっており、昇降部6はケーシング5によって配管4に対して水密に接続されている。
ここで、接続部7は一部(凹部72)がケーシング5から露出し、作動部8は接続部7に対し、区画された空間の外側より、凹部72に接続されている。そのため、メンテナンスや清掃の際には、螺子孔H3及び螺子孔H4に螺合されたビス10を取り外すことで、ケーシング5及びケーシング5に収納された昇降部6が配管4に水密に接続された状態で、作動部8を配管4から分離可能となっている。これにより、排水栓装置は作動部8を配管4から分離させた際における止水部材Pの破損や、漏水を防止することが可能となる。
ここで、上記作動部8は操作部Sによる開閉操作により駆動される駆動部81を有する電動作動部であったが、手動操作により昇降部6の昇降動作を作動させる手動作動部であっても良い。この時、電動作動部を配管4に取り付けた場合には栓蓋2が排水口12を電動開閉可能な状態となり、手動作動部を配管に取り付けた場合には栓蓋2が排水口を手動開閉可能な状態となる。このようにすることによって、必要に応じて栓蓋2を電動により昇降させるか手動により昇降させるかを適宜変更となる。又、昇降部6を共通の部材にすることにより、装置の部材点数を削減することが可能となる。
以下に、図5乃至図7を用いて上記手動作動部の一例を示す。尚、手動作動部が取り付けられる場合、操作部Sは押動操作が可能なスイッチを有し、当該押動操作に基づいて栓蓋2を昇降させる。
手動作動部である作動部84はレリースワイヤ85とギア部86を有している。
レリースワイヤ85は筒状のアウターチューブと金属製のインナーワイヤから成り、操作部Sに対して行われた手動操作を受けてアウターチューブ内をインナーワイヤが進退することにより、開閉操作をギア部86へと伝達する。
ギア部86はギア歯が形成された平板状のラックと、ラックと噛合する円形のピニオンから成り、ラックはインナーワイヤに接続されているとともに、ピニオンは接続部7に接続されている。
上記手動開閉部である作動部84は、操作部Sに対して手動操作が行われると、レリースワイヤ85によって当該手動操作がギア部86に伝達される。この時、ギア部86によってインナーワイヤの進退動作が回転動作へと変換され、接続部7を回転させる。
上記回転に伴い昇降部6の端部が上方へ変位すると、栓蓋2が上昇することによって排水口12が開口される。又、接続部7が反対方向に回転すると、昇降部6の端部が下方へと変位し、排水口12が閉塞される。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、上記第一実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第一実施形態において、排水栓装置は電動作動部又は手動作動部を選択して取り付けることによって、電動開閉又は手動開閉の一方のみが可能であった。第二実施形態に係る排水栓装置においては、電動及び手動による栓蓋2の昇降が共に可能となっている。
図8及び図9に示すように、第二実施形態において、昇降部6は手動操作が行われる操作部Sと、操作部Sに加えられた操作を栓蓋2に伝達するレリースワイヤ85と、作動部8の動作を昇降部6ヘと伝達する接続部7と、操作部Sを収納するケーシング5と、レリースワイヤ85が配設されるとともに配管4の枝管部42に対して水密に接続されるガイドチューブ100から構成されている。又、昇降部6は排水口12から連続する配管4に対して水密に接続されている。
ここで、ケーシング5の外側には駆動部81を有する作動部8が配置されており、接続部7を介して昇降部6の昇降動作を作動させることが可能となっている。又、接続部7は止水部材Pによってケーシング5に対して水密な状態のまま回転可能となっており、ケーシング5の内側と外側の空間は区画された状態となっている。従って、メンテナンスや清掃の際には昇降部6が配管4に水密に接続された状態で、作動部8を配管4から分離することができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について、上記第一実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第一実施形態において、作動部8は排水口12の近傍においてケーシング5を介して配管4に取り付けられていたが、図10に示すように、排水口12から離間した位置に作動部8が配置されていても良い。尚、第三実施形態において、槽体1は浴槽である。
第三実施形態において、昇降部6は接続部7が収納されたケーシング5と、栓蓋2へと動作を伝達するレリースワイヤ85から成る。レリースワイヤ85の一端は排水口12の直下位置に配置されているとともに、他端は浴室の壁面にまで延設されており、接続部7を介して作動部8と接続されている。第三実施形態においては作動部8によってレリースワイヤ85のインナーワイヤが進退することによって栓蓋2を突き上げ、排水口2を開閉する構造となっている。
第三実施形態は上記構成を備えることにより、槽体1の下方の空間が狭隘であっても作動部8を取り付けることが可能となる。
又、第三実施形態に係る排水栓装置は、第一実施形態及び第二実施形態と同様に、昇降部6からは接続部7の一部が露出するとともに、当該接続部7は止水部材(図示せず)によって昇降部6に対して水密な状態のまま回転可能となっている。従って、メンテナンスや清掃の際には昇降部6が配管4に水密に接続された状態で、作動部8を配管4から分離することができる。
本発明の実施形態は以上であるが、本発明の排水栓装置は発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の設計変更を加えても良い。例えば、第一実施形態において、ケーシング5は止水部材Pによって配管4に対して水密に接続されており、昇降部6はケーシング5内に収納されることによって配管4に対して水密に接続されていた。しかし、昇降部6自体に止水部材Pが取り付けられ、配管4に対して直接水密に接続される等、水密とするための構造については何ら制限されるものではない。
又、止水部材Pはゴム等から成るパッキンであったが、液体磁石等パッキンに代わる技術を用いて止水部材Pとしても良い。
又、槽体は洗面ボウルや浴槽に限られるものではなく、流し台のシンク等その他の槽体であっても良い。
又、各実施形態において、電動開閉を行うための操作部は槽体1の縁部や壁面等、自由な位置に配置されても良く、携帯端末によって操作可能であっても良い。
又、各実施形態において、電動開閉を行うための駆動部81はモータであったが、通電により動作するソレノイドであっても良い。又、ソレノイド以外にも、空気圧を用いて動作するコンプレッサ等、駆動部の構造は限定されるものではない。
1 槽体
11 底面
12 排水口
2 栓蓋
3 排水口部材
4 配管
41 主管部
42 枝管部
5 ケーシング
51 取付口
52 連通口
53 透孔
54 透孔
6 昇降部
61 開口
7 接続部
71 凸部
72 凹部
73 溝
8、84 作動部
81 駆動部
811 軸
82、83 透孔
85 レリースワイヤ
86 ギア部
9 ケーブル
10 ビス
100 ガイドチューブ
H1、H2、H3、H4 螺子孔
S 操作部
P 止水部材
本発明は、洗面ボウルやシンク、浴槽等の槽体に形成された排水口の開閉を行う排水栓装置に関するものである。
従来の排水栓装置として、特許文献1のように、操作部に操作が加えられることによって栓蓋が昇降し、槽体の底面に形成された排水口を開閉する構造が知られている。
上記排水栓装置は栓蓋が載置される昇降部と、昇降部に昇降動作を加える作動部(操作部、伝達部)を備え、操作部に加えられた操作が伝達部を介して昇降部に伝達されることで栓蓋を昇降させ、排水口を開閉する。
又、特許文献2に記載の排水栓装置では、作動部は通電により駆動するモータであって、昇降部と作動部はユニット化されて直接的に着脱可能となっている。
特開2019-90267号公報 特開2018-204368号公報
上記特許文献は配管から作動部を取り外すことによってメンテナンスや清掃等が可能となっている。又、昇降部と作動部とは連結されており、作動部を取り外すと昇降部も共に管体から分離する構造となっている。
ここで、昇降部と管体とはパッキン等の止水部材によって水密に接続されているが、長年の使用により止水部材が劣化していると、着脱の際に当該止水部材が破損する恐れがある。又、昇降部と管体との間には毛髪等のゴミが堆積しやすく、一度取り外した昇降部を取り付ける際に止水部材と管体との間にゴミが噛み込まれると、止水部材による水密な接続が不可能となる恐れがある。
本発明は上記問題に鑑み、メンテナンスや清掃のために作動部を取り外した際に止水部材が破損したり、ゴミの噛み込み等によって漏水が生じることのない排水栓装置の提供を課題とする。
第一の発明は、槽体に形成された排水口から連続する配管と、
前記排水口を開閉する栓蓋と、
前記栓蓋を昇降させる昇降部と、
前記昇降部の昇降動作を作動させる作動部とを備え、
前記昇降部が前記配管に対して水密に接続された状態で前記作動部を前記配管から分離可能であることを特徴とする排水栓装置である。
第二の発明は、前記昇降部を収納するケーシングと、
一部が前記ケーシングから露出し、前記作動部と接続される接続部と、
前記接続部と前記ケーシングとの間に配置される止水部材とを備えることを特徴とする。
第三の発明は、前記作動部は、開閉操作により駆動される駆動部を有する電動作動部又は手動操作により前記昇降部の昇降動作を作動させる手動作動部であって、
前記電動作動部を前記配管に取り付けた場合には前記栓蓋が前記排水口を電動開閉可能な状態となり、前記手動作動部を前記配管に取り付けた場合には前記栓蓋が前記排水口を手動開閉可能な状態となることを特徴とする。
この発明によれば、メンテナンスや清掃のために作動部を取り外した際に止水部材が破損したり、ゴミの噛み込み等によって漏水が生じることを防止することが可能となる。
第一実施形態における排水栓装置の施工状態を示す断面図である。 図1の要部拡大図である。 図2のA-A’断面図である。 第一実施形態における排水栓装置の部材構成を示す斜視図である。 第一実施形態において、手動作動部を取り付けた場合の施工状態を示す断面図である。 第一実施形態における排水栓装置の部材構成を示す斜視図である。 ギア部の構成を示す概略図である。 第二実施形態における排水栓装置を示す断面図である。 図8より作動部を分離させた状態を示す断面図である。 第三実施形態における排水栓装置の構成を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら本発明の排水栓装置を説明する。尚、以下に記載する説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって発明が制限して理解されるものではない。
以下に、本発明の第一実施形態について図1乃至図4を用いて説明する。
図1に示すように、槽体1は上方が開放された凹状の洗面ボウルであって、底面11には排水口12が形成されている。又、槽体1はキャビネットCに載置されている。又、槽体1の縁部には排水口12の開閉操作を行う操作部Sが配置されている。
排水口12は槽体1内の湯水を排水として排出するための開口であって、栓蓋2が昇降することによって開閉可能となっている。
栓蓋2はパッキンが嵌着されたカバー部と、カバー部の下方に接続される軸部と、排水中の毛髪等を捕集する目皿とを有する。栓蓋2は昇降部6の直上に配置され、当該昇降部6によって下方から突き上げられることによって昇降し、排水口12を開閉する。
排水口部材3は円筒状の管体であって、槽体1の底面11に穿設された開口に取り付けられている。又、排水口部材3は内部に排水流路を有し、槽体1に取り付けられた状態において、槽体1内の湯水を排出する排水口12を形成する。
配管4は排水口12から連続する管体であって、主管部41と枝管部42とを有する。
主管部41は排水口12からの排水が流れる円筒状の縦管部分であり、上端には排水口部材3が接続されている。
枝管部42は主管部41の側面より略水平方向に向けて開口された円筒状の横管部分であって、一端は主管部41に連通するとともに、他端にはケーシング5を介して昇降部6が水密に接続されている。
上記配管4は主管部41の外側面において、枝管部42の上下に螺子孔H1、螺子孔H2が枝管部42と同一方向に向けて開口されており、枝管部42の側方には、螺子孔H3が主管部41の接線方向に向けて開口されている。
ケーシング5は内部に昇降部6及び接続部7を収納する空間が内部に形成された部材であって、一端には枝管部42に挿入される取付口51が開口されており、他端には接続部7が配置される連通口52が開口されている。又、取付口51の外周には止水部材Pが嵌着されており、取付口51と枝管部42は水密に接続されている。
透孔53及び透孔54は螺子孔H1、螺子孔H2と合致する位置に形成された貫通孔であって、ケーシング5の取付口51の上下に開口されている。
螺子孔H4は連通口52の外側において、螺子孔H3と同一方向に向けて開口されている。
上記配管4とケーシング5は、透孔53及び透孔54に対してビス10がそれぞれ挿通された状態で螺子孔H1、螺子孔H2と螺合されることによって接続されている。
昇降部6は栓蓋2を昇降させる棒状であり、一端がケーシング5の取付口51及び枝管部42を介して主管部41の中心に向けて突出しており、他端には接続部7が取り付けられる六角形の開口61を有する。又、昇降部6は操作部Sによって開閉操作が加えられると、栓蓋2を昇降させる昇降動作を行う。第一実施形態においては、昇降部6は開口61を中心に回転することで栓蓋2を押し上げ、排水口12を開口させるとともに、押し上げ時とは反対方向に回転することで栓蓋2を自重により下降させ、排水口12を閉口させる。
接続部7は昇降部6及び作動部8に接続される円筒状であって、作動部8の駆動によって回転するとともに、当該回転を昇降部6へと伝達する。接続部7は昇降部6に接続される凸部71、作動部8に接続される凹部72、止水部材Pが嵌着される溝73を有する。
凸部71は昇降部6側に形成された六角柱状であり、昇降部6の開口61に挿通されている。
凹部72は接続部7の軸方向に向けて凹設され、内側面に作動部8と係合する歯が形成されている。又、凹部72はケーシング5から露出しており、作動部8が接続されている。
溝73は接続部7の外周に形成され、環状の止水部材Pが嵌着されている。
上記接続部7は溝73に嵌着された止水部材Pが接続部7及び連通口52に当接することによって、連通口52を水密な状態としながら、作動部8の動作を受けてケーシング5内で回転可能となっている。
作動部8は操作部Sに加えられた開閉操作により駆動される駆動部81と、駆動部81の動作を制御する制御回路を構成する基板(図示せず)とを有し、配管4及びケーシング5に接続されている。又、作動部8は操作部Sとケーブル9とによって接続されており、操作部Sに加えられた開閉操作はケーブル9を通じて作動部8へ伝達される。
駆動部81はモータであり、通電によって回転する軸811が突設されている。軸811は基板の指示に基づいて双方向に回転可能であって、ケーシング5から露出する凹部72と係合する歯が形成されている。
透孔82、透孔83は作動部8の外側面において、螺子孔H3及び螺子孔H4にと合致する位置に形成された貫通孔である。
上記駆動部81は基板から出力される信号によってその動作が制御されており、図示しないセンサによって検知された排水口12の開閉状態に基づいて軸811の回転方向が決定される。
又、作動部とは配管4及びケーシング5は、透孔82及び透孔83に対してそれぞれビス10が挿通された状態で螺子孔H3、螺子孔H4と螺合されることによって接続されている。
上記排水栓装置において、操作部Sに対して開閉操作が加えられると、以下のようにして排水口12を開閉する。
まず、栓蓋2が下降している状態において、カバー部に嵌着されたパッキンが排水口12の周縁に当接することによって当該排水口12は閉塞され、槽体1は内部に湯水を貯留可能となっている。ここで、操作部Sに開閉操作が加えられると、ケーブル9を通じて駆動部81が駆動され、軸811が回転する。又、軸811の回転は接続部7を通じて昇降部6へと伝達され、昇降部6が開口61を中心に回転する。
上記回転に伴い昇降部6の端部が上方へと変位すると、栓蓋2が突き上げられて上昇し、排水口12が開口される。この時、槽体1に貯留されていた湯水は排水口12より排出され、主管部41を通じて床下配管へと排出される。
栓蓋2が上昇している状態より再度操作部Sに開閉操作が加えられると、栓蓋2の下降時とは反対方向に軸811が回転することによって昇降部6の端部が下方へと変位する。この時、栓蓋2は自重によって下降し、排水口12が閉塞される。
上記排水栓装置において、ケーシング5は主管部41に対して水密に接続されており、連通口52は止水部材Pによって水密となっている。これにより、ケーシング5の内側と外側の空間は止水部材Pによって区画された状態となっており、昇降部6はケーシング5によって配管4に対して水密に接続されている。
ここで、接続部7は一部(凹部72)がケーシング5から露出し、作動部8は接続部7に対し、区画された空間の外側より、凹部72に接続されている。そのため、メンテナンスや清掃の際には、螺子孔H3及び螺子孔H4に螺合されたビス10を取り外すことで、ケーシング5及びケーシング5に収納された昇降部6が配管4に水密に接続された状態で、作動部8を配管4から分離可能となっている。これにより、排水栓装置は作動部8を配管4から分離させた際における止水部材Pの破損や、漏水を防止することが可能となる。
ここで、上記作動部8は操作部Sによる開閉操作により駆動される駆動部81を有する電動作動部であったが、手動操作により昇降部6の昇降動作を作動させる手動作動部であっても良い。この時、電動作動部を配管4に取り付けた場合には栓蓋2が排水口12を電動開閉可能な状態となり、手動作動部を配管に取り付けた場合には栓蓋2が排水口を手動開閉可能な状態となる。このようにすることによって、必要に応じて栓蓋2を電動により昇降させるか手動により昇降させるかを適宜変更となる。又、昇降部6を共通の部材にすることにより、装置の部材点数を削減することが可能となる。
以下に、図5乃至図7を用いて上記手動作動部の一例を示す。尚、手動作動部が取り付けられる場合、操作部Sは押動操作が可能なスイッチを有し、当該押動操作に基づいて栓蓋2を昇降させる。
手動作動部である作動部84はレリースワイヤ85とギア部86を有している。
レリースワイヤ85は筒状のアウターチューブと金属製のインナーワイヤから成り、操作部Sに対して行われた手動操作を受けてアウターチューブ内をインナーワイヤが進退することにより、開閉操作をギア部86へと伝達する。
ギア部86はギア歯が形成された平板状のラックと、ラックと噛合する円形のピニオンから成り、ラックはインナーワイヤに接続されているとともに、ピニオンは接続部7に接続されている。
上記手動開閉部である作動部84は、操作部Sに対して手動操作が行われると、レリースワイヤ85によって当該手動操作がギア部86に伝達される。この時、ギア部86によってインナーワイヤの進退動作が回転動作へと変換され、接続部7を回転させる。
上記回転に伴い昇降部6の端部が上方へ変位すると、栓蓋2が上昇することによって排水口12が開口される。又、接続部7が反対方向に回転すると、昇降部6の端部が下方へと変位し、排水口12が閉塞される。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、上記第一実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第一実施形態において、排水栓装置は電動作動部又は手動作動部を選択して取り付けることによって、電動開閉又は手動開閉の一方のみが可能であった。第二実施形態に係る排水栓装置においては、電動及び手動による栓蓋2の昇降が共に可能となっている。
図8及び図9に示すように、第二実施形態において、昇降部6は手動操作が行われる操作部Sと、操作部Sに加えられた操作を栓蓋2に伝達するレリースワイヤ85と、作動部8の動作を昇降部6ヘと伝達する接続部7と、操作部Sを収納するケーシング5と、レリースワイヤ85が配設されるとともに配管4の枝管部42に対して水密に接続されるガイドチューブ100から構成されている。又、昇降部6は排水口12から連続する配管4に対して水密に接続されている。
ここで、ケーシング5の外側には駆動部81を有する作動部8が配置されており、接続部7を介して昇降部6の昇降動作を作動させることが可能となっている。又、接続部7は止水部材Pによってケーシング5に対して水密な状態のまま回転可能となっており、ケーシング5の内側と外側の空間は区画された状態となっている。従って、メンテナンスや清掃の際には昇降部6が配管4に水密に接続された状態で、作動部8を配管4から分離することができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について、上記第一実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第一実施形態において、作動部8は排水口12の近傍においてケーシング5を介して配管4に取り付けられていたが、図10に示すように、排水口12から離間した位置に作動部8が配置されていても良い。尚、第三実施形態において、槽体1は浴槽である。
第三実施形態において、昇降部6は接続部7が収納されたケーシング5と、栓蓋2へと動作を伝達するレリースワイヤ85から成る。レリースワイヤ85の一端は排水口12の直下位置に配置されているとともに、他端は浴室の壁面にまで延設されており、接続部7を介して作動部8と接続されている。第三実施形態においては作動部8によってレリースワイヤ85のインナーワイヤが進退することによって栓蓋2を突き上げ、排水口2を開閉する構造となっている。
第三実施形態は上記構成を備えることにより、槽体1の下方の空間が狭隘であっても作動部8を取り付けることが可能となる。
又、第三実施形態に係る排水栓装置は、第一実施形態及び第二実施形態と同様に、昇降部6からは接続部7の一部が露出するとともに、当該接続部7は止水部材(図示せず)によって昇降部6に対して水密な状態のまま回転可能となっている。従って、メンテナンスや清掃の際には昇降部6が配管4に水密に接続された状態で、作動部8を配管4から分離することができる。
本発明の実施形態は以上であるが、本発明の排水栓装置は発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の設計変更を加えても良い。例えば、第一実施形態において、ケーシング5は止水部材Pによって配管4に対して水密に接続されており、昇降部6はケーシング5内に収納されることによって配管4に対して水密に接続されていた。しかし、昇降部6自体に止水部材Pが取り付けられ、配管4に対して直接水密に接続される等、水密とするための構造については何ら制限されるものではない。
又、止水部材Pはゴム等から成るパッキンであったが、液体磁石等パッキンに代わる技術を用いて止水部材Pとしても良い。
又、槽体は洗面ボウルや浴槽に限られるものではなく、流し台のシンク等その他の槽体であっても良い。
又、各実施形態において、電動開閉を行うための操作部は槽体1の縁部や壁面等、自由な位置に配置されても良く、携帯端末によって操作可能であっても良い。
又、各実施形態において、電動開閉を行うための駆動部81はモータであったが、通電により動作するソレノイドであっても良い。又、ソレノイド以外にも、空気圧を用いて動作するコンプレッサ等、駆動部の構造は限定されるものではない。
1 槽体
11 底面
12 排水口
2 栓蓋
3 排水口部材
4 配管
41 主管部
42 枝管部
5 ケーシング
51 取付口
52 連通口
53 透孔
54 透孔
6 昇降部
61 開口
7 接続部
71 凸部
72 凹部
73 溝
8、84 作動部
81 駆動部
811 軸
82、83 透孔
85 レリースワイヤ
86 ギア部
9 ケーブル
10 ビス
100 ガイドチューブ
H1、H2、H3、H4 螺子孔
S 操作部
P 止水部材

Claims (3)

  1. 槽体に形成された排水口から連続する配管と、
    前記排水口を開閉する栓蓋と、
    前記栓蓋を昇降させる昇降部と、
    前記昇降部の昇降動作を作動させる作動部とを備え、
    前記昇降部が前記配管に対して水密に接続された状態で前記作動部を前記配管から分離可能であることを特徴とする排水栓装置。
  2. 前記昇降部を収納するケーシングと、
    一部が前記ケーシングから露出し、前記作動部と接続される接続部と、
    前記接続部と前記ケーシングとの間に配置される止水部材とを備えることを特徴とする請求項1に記載の排水栓装置。
  3. 前記作動部は、開閉操作により駆動される駆動部を有する電動作動部又は手動操作により前記昇降部の昇降動作を作動させる手動作動部であって、
    前記電動作動部を前記配管に取り付けた場合には前記栓蓋が前記排水口を電動開閉可能な状態となり、前記手動作動部を前記配管に取り付けた場合には前記栓蓋が前記排水口を手動開閉可能な状態となることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置。
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