JP2004324061A - 洗面化粧台の排水構造 - Google Patents

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Yasuo Uematsu
靖雄 植松
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

【課題】給水量がオーバ−フロー孔からの排水能力を超えたり、オーバ−フロー孔が詰まっている場合でも、洗面ボールから水が溢れ出ることがないようにできる洗面化粧台の排水構造を提供する。。
【解決手段】底部に排水口3を、上部にオーバ−フロー孔4を形成している洗面ボール2と、前記排水口3及び前記オーバ−フロー孔4からの排水を外部に排水する排水管5と、前記排水口3を密栓する排水栓6とを備えている洗面化粧台1の排水構造において、洗面ボール2のオーバ−フロー孔4近傍に水位センサー9を設け、水位センサー9により所定以上の水位を検出したときに、排水口3が開栓されて、洗面ボール2内の水を排水口3より排水することを特徴とする洗面化粧台の排水構造。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部に排水口を、上部にオーバ−フロー孔を形成している洗面ボールと、前記排水口及び前記オーバ−フロー孔からの排水を外部に排水する排水管と、前記排水口を密栓する排水栓とを備えている洗面化粧台の排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図3に示すような、洗面ボール2を備える洗面化粧台1が知られている。このような洗面化粧台1における排水構造としては、例えば図4に示すように、底部に排水口3を、上部にオーバ−フロー孔4を形成している洗面ボール2と、前記排水口3及び前記オーバ−フロー孔4からの排水を外部に排水する排水管5と、前記排水口3を密栓する排水栓6を備えているのが一般的である。排水栓6は排水栓開閉用ツマミ7の操作により上下して、排水口3を開栓/密栓するようにしている。従来の排水構造では、このようにオーバ−フロー孔4が設けられているため、底部の排水栓6を閉じた状態で蛇口から洗面ボール2に給水を続けても、洗面ボール2から水が溢れ出さないようになっている。
【0003】
そして、排水栓6によって排水口3を開栓/密栓する構造としては、例えば図5に示すように、排水栓6の底部から排水管5内に垂下していて、排水栓開閉用ツマミ7の操作により上下するシャフト8を取り付けておき、排水栓開閉用ツマミ7を操作してシャフト8を昇降させて、排水栓6で排水口3を開栓/密栓する構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−88144号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の洗面化粧台の排水構造では、給水量がオーバ−フロー孔からの排水能力を超えたり、オーバ−フロー孔が詰まっている等の場合には、洗面ボールから水が溢れ出ることがあり、より確実に洗面ボールから水が溢れ出さないようにできる洗面化粧台の排水構造が求められている。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、底部に排水口を、上部にオーバ−フロー孔を形成している洗面ボールと、前記排水口及び前記オーバ−フロー孔からの排水を外部に排水する排水管と、前記排水口を密栓する排水栓とを備えている洗面化粧台の排水構造であって、給水量がオーバ−フロー孔からの排水能力を超えたり、オーバ−フロー孔が詰まっている場合でも、洗面ボールから水が溢れ出ることがないようにできる洗面化粧台の排水構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の洗面化粧台の排水構造は、底部に排水口を、上部にオーバ−フロー孔を形成している洗面ボールと、前記排水口及び前記オーバ−フロー孔からの排水を外部に排水する排水管と、前記排水口を密栓する排水栓とを備えている洗面化粧台の排水構造において、
洗面ボールのオーバ−フロー孔近傍に水位センサーを設け、水位センサーにより所定以上の水位を検出したときに、排水口が開栓されて、洗面ボール内の水を排水口より排水することを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明の洗面化粧台の排水構造は、請求項1記載の洗面化粧台の排水構造において、排水栓の底部に、排水栓の底部から前記排水管内に垂下しており、排水栓開閉用ツマミの操作により上下するシャフトを取り付けると共に該シャフトを下方より押し上げることができる異常時開放用押し上げ棒を、該シャフトの下方に設けており、水位センサーにより所定以上の水位を検出したときには、水位センサーからの信号に基づいて前記異常時開放用押し上げ棒が上方に突出して前記シャフトを押し上げることにより排水口が開栓されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明する。図1は洗面化粧台の排水構造についての実施の形態の一例を説明するための洗面化粧台1の要部断面図であり、図2は図1に示す洗面化粧台1の排水管5付近の要部拡大断面図である。
【0010】
図1に示すように、洗面化粧台1は底部に排水口3を、上部にオーバ−フロー孔4を形成している洗面ボール2と、前記排水口3及び前記オーバ−フロー孔4からの排水を外部に排水する排水管5と、前記排水口3を密栓する排水栓6とを備えている。そして、洗面ボール2のオーバ−フロー孔4の近傍に水位センサー9を設けており、この水位センサー9は制御装置10に接続されている。なお、水位センサー9は、オーバ−フロー孔4より上方位置に設けることが、水位センサー9で検知する水位をオーバ−フロー孔4より高い位置に設定できるので好ましい。
【0011】
オーバ−フロー孔4には排水パイプ21の一方の端部が接続され、この排水パイプ21の他方の端部は排水管5に取り付けた環状中空部材22に接続されている。また、環状中空部材22の内部空間は排水管5の内部空間と、排水管5に設けられた開口孔23で連通されるようにしている。
【0012】
そして、図2に示すように、排水栓6の底部に、排水栓6の底部から排水管5内に垂下しており、排水栓開閉用ツマミ7の操作により上下するシャフト8を取り付けている。図2に示すケーブル12内には、図1に示す排水栓開閉用ツマミ7と一端が接続されているワイヤー13が収容されている。そして、シャフト8の下端にはカバー部材11が固着されている。このカバー部材11の下方にはカバー部材11を押圧してシャフト8を上下させるシャフト押し上げ棒14を備えている。シャフト押し上げ棒14は、配水管5に形成した段部16に内外に連通して鉛直に固定された筒状のホルダー17内に上下スライド自在に挿設されており、上端部がホルダー17上端から突出して、カバー部材11に当接している。また、ケーブル12はホルダー17の下端部に連結されていて、ホルダー17内にて、ワイヤー13の先端がシャフト押し上げ棒14の下端に突き当たっている。
【0013】
一方、カバー部材11の下方には異常時開放用押し上げ棒18が、配水管5を貫通して設けられており、モーター19で回動する円板カム20に異常時開放用押し上げ棒18の下端は当接している。モーター19は制御装置10によって駆動の制御が行われる。
【0014】
上述の洗面化粧台の排水構造の動作について説明する。水位センサー9で検知される水位が、所定水位より低い通常の状態では、排水栓開閉用ツマミ7を押し下げると、これと連動してワイヤー13がシャフト押し上げ棒14を押し上げ、同時にシャフト押し上げ棒14がシャフト8を押し上げて排水栓6が上昇して、開栓される。逆に、排水栓開閉用ツマミ7を引き上げると、ワイヤー13及びシャフト押し上げ棒14が上記と逆の動きをしてシャフト8が下降し、排水栓6が排水口3に当接して、閉栓状態となる。
【0015】
排水口3を排水栓6で閉栓している状態で、蛇口30から洗面ボール2内に水を供給し、水位センサー9で検知される水位が所定水位以上に高くなったときには、水位センサー9からの信号に基づいて、制御装置10によりモータ19を駆動して、円板カム20が所定位置まで回動し、異常時開放用押し上げ棒18を上方に突出させてシャフト8を押し上げる。シャフト8が押し上げられると排水栓6が上昇して、開栓される。その後、水位センサー9で検知される水位が所定水位より低くなったときには、水位センサー9からの信号に基づいて、制御装置10によりモータ19を駆動して、円板カム20が所定位置まで回動し、異常時開放用押し上げ棒18を下降させて異常時開放用押し上げ棒18によるシャフト8への押圧を解除して、通常の状態に戻るようにする。なお、オーバ−フロー孔4から水をオーバーフローさせた状態にして洗面化粧台を使用する場合も考えられるので、水位センサー9で検知する所定水位は、オーバ−フロー孔4より高い位置に設定しておくことが好ましい。
【0016】
上述した洗面化粧台の排水構造によれば、給水量がオーバ−フロー孔4からの排水能力を超えたり、オーバ−フロー孔4が詰まっている場合でも、洗面ボール2から水が溢れ出ないようにすることができる。
【0017】
上記の実施形態ではモータ19を駆動して、円板カム20を所定位置まで回動させて、異常時開放用押し上げ棒18を上方に突出させるようにしたが、電磁石を用いて異常時開放用押し上げ棒18を上下動するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
請求項1及び請求項2に係る発明の洗面化粧台の排水構造によれば、給水量がオーバ−フロー孔からの排水能力を超えたり、オーバ−フロー孔が詰まっている場合でも、洗面ボールから水が溢れ出ないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための洗面化粧台1の要部断面図である。
【図2】図1に示す洗面化粧台1の排水管5付近の要部拡大断面図である。
【図3】洗面化粧台1を示す正面図である。
【図4】従来の洗面化粧台の排水構造を示す要部断面図である。
【図5】従来の洗面化粧台の排水構造を説明するための排水管付近の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 洗面化粧台
2 洗面ボール
3 排水口
4 オーバーフロー孔
5 排水管
6 排水栓
7 排水栓開閉用ツマミ
8 シャフト
9 水位センサ
10 制御部
11 カバー部材
12 ケーブル
13 ワイヤー
14 シャフト押し上げ棒
16 段部
17 ホルダー
18 異常時開放用押し上げ棒
19 モータ
20 円板カム
21 排水パイプ
22 中空環状部材
23 開口孔
30 蛇口

Claims (2)

  1. 底部に排水口を、上部にオーバ−フロー孔を形成している洗面ボールと、前記排水口及び前記オーバ−フロー孔からの排水を外部に排水する排水管と、前記排水口を密栓する排水栓とを備えている洗面化粧台の排水構造において、
    洗面ボールのオーバ−フロー孔近傍に水位センサーを設け、水位センサーにより所定以上の水位を検出したときに、排水口が開栓されて、洗面ボール内の水を排水口より排水することを特徴とする洗面化粧台の排水構造。
  2. 排水栓の底部に、排水栓の底部から前記排水管内に垂下しており、排水栓開閉用ツマミの操作により上下するシャフトを取り付けると共に該シャフトを下方より押し上げることができる異常時開放用押し上げ棒を、該シャフトの下方に設けており、水位センサーにより所定以上の水位を検出したときには、水位センサーからの信号に基づいて前記異常時開放用押し上げ棒が上方に突出して前記シャフトを押し上げることにより排水口が開栓されることを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台の排水構造。
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